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小学校算数/4学年
0
9002
300708
300196
2026-06-24T13:42:39Z
~2026-33496-09
91689
/* 分数の種類 */
300708
wikitext
text/x-wiki
== 大きな数 ==
3年生まででは、千万の位についてまで学びましたが、それより大きい数について学びましょう。
=== 億(おく) ===
次の数字を読んでみましょう。
どんな数でも、10倍すると、位が1つ上がり、右はしに0を1こつけた数になりますね。千万を10倍した数を、 <big>'''一億'''</big> (いちおく)といいます。
次の数を読みましょう。
128734906
答えは、'''{{ruby|一億|いちおく}} {{ruby|二千八百七十三万|にせんはっぴゃくななじゅうさんまん}} {{ruby|四千九百六|よんせんきゅうしゃくろく}}'''です。
100000000が 1億 です。 1 のうしろに 0 が 8個 あります。
一億の次は、十億、百億、千億です。
=== 兆(ちょう) ===
千億の十倍は、何かを考えてみましょう。千億を10倍すると、位がひとつ上がり、 '''<big>'''一兆'''</big>'''(いっちょう)という数になります。億の位の次は、兆の位になるのです。
1000000000000 が 1兆 です。 1 のうしろに 0 が 12個 あります。
一兆の次は、十兆、百兆、千兆です。
=== 整数を作ろう ===
0、1、2、3、4、5、6、7、8、9の10この数を使って、一番大きい整数を作りましょう。一番大きい整数を作るには、大きい数からじゅんにならべましょう。答えは、'''9876543210'''です。
0、1、2、3、4、5、6、7、8の9つの数を使って、一番小さい整数を作りましょう。しかし、「012345678」ではありません。'''0は、一番左はしにつけることはできません。'''そのため、0は、左から2番目につけて、答えは、'''102345678'''となります。
=== 兆から先のくらい ===
1兆に1000をかけた数は 1000兆(せんちょう) です。
1兆に10000をかけた数は 1京(いっけい) と いいます。
10000000000000000 が 1京 です。1京は 1 のうしろに 0 が 16個 あります。
小学校の算数では、ふつうは 1000兆の位までの数字しか、つかいません。
さらにそのさきは、つぎのようになっています。
:1の後ろに0が20個で 1垓(1がい) です。
:1の後ろに0が24個で 1𥝱(1じょ) です。
:1の後ろに0が28個で 1穣(1じょう) です。
:1の後ろに0が32個で 1溝(1こう) です。
:1の後ろに0が36個で 1澗(1かん) です。
:1の後ろに0が40個で 1正(1せい) です。
:1の後ろに0が44個で 1載(1さい) です。
:1の後ろに0が48個で 1極(1ごく) です。
:1の後ろに0が52個は 1恒河沙(1ごうがしゃ) です。
:1の後ろに0が56個で 1阿僧祇(1あそうぎ) です。
:1の後ろに0が60個で 1那由他(1なゆた) です。
:1の後ろに0が64個で 1不可思議(1ふかしぎ) です。
:1の後ろに0が68個で 無量大数(むりょうたいすう) です。
小学校の算数の計算では、ふつうは、「垓」や「𥝱」や「無量大数」などの大きな位(くらい)は、使いません。
小学校の算数では、億(おく)や兆(ちょう)の使い方を、おぼえてください。
== わり算の筆算 ==
{{節stub}}
*たてる
*かける
*ひく
*おろす
たとえば48かける3は十の位の4を3でわり、商1を十の位にたてる。3と1をかける。4から3をひく。 1の位の8をおろす。18を3でわり、商6を1のくらいにたてる。 3と6をかける。18から18をひく。 答えは16です。こうやって筆算をします。
== 計算のきまり ==
今までに、たし算・ひき算・かけ算・わり算の4つを勉強しました。ここでは、それらがまざった式の計算について学習しましょう。
このような計算は、下のようなじゅんばんで計算するのがきまりです。
# かっこが式にある場合はかっこの中を先に計算
# かけ算・わり算
# たし算・ひき算
また、同じじゅんいにあるものは式の左にあるものから計算することになっています。
では、次の計算をしてみましょう。
* <math>\begin{matrix}2+5\times(8\div2-3)\times4-1\end{matrix}</math>
この式にはかっこがあるのでかっこの中身を先に計算します。またかっこの中にある式の計算のじゅんばんも上にある通りです。まずはかっこの中にあるわり算から計算します。<math>8\div2=4</math> なので、このような式になります。
<math>\begin{matrix}2+5\times(4-3)\times4-1\end{matrix}</math>
まだ かっこの中には 式があるので 次はその部分を 計算します。 <math>\begin{matrix}4-3=1\end{matrix}</math> です。 このように かっこの 中身を 全て 計算すること を '''かっこを外す''' と言います。
<math>\begin{matrix}2+5\times1\times4-1\end{matrix}</math>
これで かっこを 外すことが できました。 たし算 と かけ算 が のこっていますが 上のじゅんばんを 見ると つぎ に やるのは かけ算 です。
左から 計算 するので、 まずは <math>5\times1=5</math> を計算します。
<math>\begin{matrix}2+5\times4-1\end{matrix}</math>
つぎはさっき計算しなかった かけ算 の <math>5\times4=20</math> を 計算します。
<math>\begin{matrix}2+20-1\end{matrix}</math>
これで かけ算が すべて終わりました。 のこり は たし算 ですが、 これも 同じように 左から 計算します。<math>\begin{matrix}2+20=22\end{matrix}</math>です。
<math>\begin{matrix}22-1=21\end{matrix}</math>
最後に のこった式を 計算します。 すると 答えの 21が 出てきました。
たし算・ひき算・かけ算・わり算が まじった式を計算する場合は このように行います。
{{コラム|4つの4|
「4つの4」とは、4つの4と計算記号を使って いろいろな数を作るパズルです。
たとえば、答えが0になる式には、<br>
<math>4 + 4 - 4 - 4</math><br>
<math>4 \times 4 - 4 \times 4</math><br>
<math>(4 -4 )\times (4-4)</math><br>
などがあります。
このようにして、答えが1から9になる式を作ってみましょう。<br>
考えてみた後、答えを見てください。 [[小学校算数/4学年/4つの4の答え|4つの4の答え]]
}}
== 小数 ==
{{節stub}}
みなさんは、「1.5」や「0.3」のような数を見たことをありますか?このように、「.」がつく数について学習しましょう。
0.1 や 0.5 や 4.8 のような数を <big>小数</big> (しょうすう)といいます。真ん中の「.」を、 <big>小数点</big>(しょうすうてん) といいます。小数点の右の数字を「小数第1位」(しょうすう だい いちい)や「<math>\frac{1}{10}</math>の位」(じゅうぶんのいちのくらい)と、いいます。
0 や 1 や 10 などのような数を、つまり 小数では ない 数を、 <big>整数</big> (せいすう)と いいます。
たとえば 3563 は整数です。たとえば 100.01 は整数では、ありません。
=== 小数×整数===
=== 小数÷整数===
== 分数 ==
分数は例えば<math>\frac{1}{2}</math>(にぶんのいち)や<math>1 \frac{2}{3}</math>(いちとさんぶんのに)があります。
===分数の種類===
分数の種類には、大きく分けて3通りあります。
; 真分数(しんぶんすう)
: 分母よりも分子の数が小さい分数です。
: たとえば <math>\frac 2 3</math> とか <math>\frac 3 4</math> とか <math>\frac 5 7</math> のようなものです。
; 仮分数(かぶんすう)
: 分母と分子の数字が同じであるか、分子の数が分母より大きい分数のことです。
: たとえば <math>\frac 2 2</math> とか <math>\frac 7 4</math> とか <math>\frac 9 5</math> のようなものがあります。
; 帯分数(たいぶんすう)
: 整数と真分数の和を表します。真分数の左に整数がついたものです。
: たとえば <math>1 \frac 1 2</math>(<math>1 +\frac 1 2</math>) とか <math>3 \frac 1 4</math> とか <math>4 \frac 3 5</math> のようなものがあります。
{{clear}}
また、分度器で角度をはかるのでせいかくにはかるようにしましょう。
=== 分数のたし算とひき算 ===
==== 分母が同じ計算 ====
* 分数の計算の考え方
:<math>\frac{5}{7}+\frac{3}{7}=</math>
を計算しましょう。
分数の足し算は、つぎのように、考えて、計算します。
つぎの図を、見てください。
分母が同じ場合の、分数の、足し算 :
: [[File:Fraction sum1.svg]]
:[[File:fraction sum2.svg]]
よって、
:<math>\frac{5}{7}+\frac{3}{7}=\frac{8}{7}</math>(=<math>1\frac{1}{7}</math>)
です。
* 分数の引き算の例 :
:<math>\frac{5}{7}-\frac{3}{7}=</math>
を計算すると、どうでしょうか。
: [[File:Fraction diff.svg]]
よって、
:<math>\frac{5}{7}-\frac{3}{7}=\frac{2}{7}</math>
です。
次のたし算の問題を解いてみましょう。
* ジュースがパックに、<math>\frac{3}{5}</math>L、ペットボトルに<math>\frac{4}{5}</math>L入っています。合わせて何リットルありますか。
式は<math>\frac{3}{5} + \frac{4}{5}</math>となります。
計算のしかたを考えてみましょう。
<math>\frac{3}{5}</math>は<math>\frac{1}{5}</math>の3こ分、<math>\frac{4}{5}</math>は<math>\frac{1}{5}</math>の4こ分です。
したがって、<math>\frac{1}{5}</math>が(3+4=7) より7こ分あります。
<math>\frac{1}{5}</math>が7こ集まると、<math>\frac{7}{5}</math>となります。
なので、'''<math>\frac{3}{5} + \frac{4}{5} = \frac{7}{5}</math>'''となります。答えは<math>\frac{7}{5}</math>Lです。
答えを<math> 1\ \frac{2}{5}</math>Lと{{ruby|帯|たい}}分数に直してもかまいません。
次のひき算の問題を解いてみましょう。
*ジュースが<math>\frac{7}{6}</math>Lあります。<math>\frac{2}{6}</math>L飲むと、残りは何Lですか。
式は<math>\frac{7}{6} - \frac{2}{6}</math>となります。
計算のしかたを考えてみましょう。
<math>\frac{7}{6}</math>は<math>\frac{1}{6}</math>が7個、<math>\frac{2}{6}</math>は<math>\frac{1}{6}</math>が2こ分です。
したがって、<math>\frac{1}{6}</math>が(7-2=5)より5こ分あります。
<math>\frac{1}{6}</math>が5こ集まると、<math>\frac{5}{6}</math>となります。
なので、'''<math>\frac{7}{6} - \frac{2}{6} = \frac{5}{6}</math>'''となります。答えは<math>\frac{5}{6}</math>Lです。
==== 分母が違う計算 ====
<!-- 通分が必要な分数の和差について --->
{{節stub}}
== 数のはんい ==
数のはんいの表し方には「以上」「以下」「未満」があります。
=== {{ruby|以上|いじょう}} ===
:'''その数と{{ruby|等|ひと|しい}}か、その数よりも大きいことを {{ruby|以上|いじょう}} といいます。'''
:たとえば、「5以上」といえば、5, 6, 7, 8, 9...のように、5と5より大きい数をさします。
=== {{ruby|以下|いか}} ===
:'''その数と{{ruby|等|ひと|しい}}か、その数よりも小さいことを {{ruby|以下|いか}} といいます。'''
:たとえば、「5以下」といえば、5, 4, 3, 2, 1...のように、5と5より小さい数をさします。
=== {{ruby|未満|みまん}} ===
:'''ある数よりも小さい場合、その数の 未満(みまん) である、というふうに言います。'''
:たとえば、「5未満」といえば、'''5は数えずに'''4, 3, 2, 1...のように、5より小さい数をさします。
== がい数 ==
*{{ruby|東京|とうきょう}}23区の人口は 9272740人 です<small>(2015({{ruby|平成|へいせい}}27)年10月1日の {{ruby|国勢調査|こくせいちょうさ}} による)</small>
この数は人口をくわしく知りたい時には{{ruby|便利|べんり}}ですが、およそ何人かを知りたいときには{{ruby|不便|ふべん}}です。
そこで、数を分かりやすくするために およその数 について考えてみましょう。
およその数のことを '''がい数''' といいます。
=== 切り上げ(きりあげ)と 切り捨て(きりすて) ===
ある位を見た時に、 '''その数字の1つ上の位に1を足して、それ以下の数字を全て0にする''' ことを '''切り上げ''' (きりあげ)といいます。
また、逆に '''その数字の位以下の数字を全て0にする''' ことを '''切り捨て''' (きりすて)といいます。
では東京23区の人口を一万の位で切り上げたり切り捨ててみましょう。一万の位で切り上げる場合は1つ上の位である十万の位に1を足して、一万の位以下の全ての位を0にします。例えばこの場合は 9300000人 となります。
同じように一万の位で切り捨ててみると、一万の位以下の全ての位を0にすればいいので、 9200000人 となります。
=== 四捨五入 ===
ある位を見た時に、 '''その数字が0~4の場合は切り捨てて、5~9の場合は切り上げる''' ことを <big>四捨五入</big> (ししゃ ごにゅう)といいます。また、概数(がいすう)と言われるものは ほとんどの場合は 四捨五入のことを指します。
では、東京23区の人口を、千の位と一万の位で四捨五入してみましょう。
千の位の数字は「2」です。つまり、この場合は切り捨てればよいのです。すると、 9270000人 となります。
また、一万の位の数字は「7」です。つまり、この場合は切り上げればよいのです。すると、 9300000人 となります。
==== 四捨五入の位 ====
問題では「一万の位'''で'''四捨五入」や「千の位'''まで'''四捨五入」、「上から1けたまでのがい数」という書かれ方をよくします。この時、四捨五入をする位が少し違ってきます。
例えば、「一万の位'''で'''四捨五入」の「で」の場合、その位(ここでは一万の位)で四捨五入をします。
一方で、「千の位'''まで'''四捨五入」の「まで」の場合、その1つ下の位(ここでは百の位)で四捨五入をします。
さらに、「上から1けたまでのがい数」という場合は指定された1つ下の位(ここでは上から2けた目の位)で四捨五入をします。
*まとめ
「で」とついている場合は指定された位で四捨五入します。また「まで」となっている場合は指定された位の1つ下の位で四捨五入します。
=== がい算 ===
四捨五入やがい数をつかって、おおよその計算をすることを がい算 といいます。
たとえば
:4187603 + 2705626 = 6893229
を、十万未満の位は、四捨五入で計算した場合、
:4200000 + 2700000 = 6900000
に、なります。だいたい同じ数字になりましたね。
これはがい算を、したことになります。
がい算は、べつに足し算だけでは、ありません。引き算でもかけ算でもわり算でも、四捨五入や切り上げ・切り捨てなどをしてがい数を使って計算していればがい算です。
== 図形 ==
=== 角とその大きさ ===
[[File:Protractor mk.png|250px|right|分度器]]
角の大きさは、{{ruby|分度器|ぶんどき}}を使ってはかることができます。
:角の大きさの{{Ruby|単位|たんい}}は「<math>^\circ</math>」とかき、「{{Ruby|度|ど}}」とよみます。一回転したときの角の大きさは<math>360^\circ</math>です。
:<math>90^\circ</math>の角の大きさを'''直角'''といいます。
:三角じょうぎの角度
=== 面積 ===
[[File:Rectangle 4x5.svg|right|250px]]
'''{{ruby|面積|めんせき}}'''は、物の広さを表すものです。しかし、いままでの単位では、どうやって表せばいいかわかりません。
そこで、1辺が1cmの正方形の面積を'''1cm<sup>2</sup>'''(1平方センチメートル)とします。
面積は、1辺1cmの正方形がいくつ分かで表します。
たて4cm、よこ5cmの長方形の面積を考えてみましょう。
1辺が1cmの正方形がたてに4つ、よこに5つしきつめられているので、
:<math> 4\times 5 = 20 </math>より、20cm<sup>2</sup>です。
このように、長方形の面積は、 '''たて×横''' で、{{ruby|求|もと}}められます(「横×たて」でもかまいません)。
また、正方形はたてと横が同じ長さなので、面積は'''1{{ruby|辺|ぺん}}×1辺'''で、求められます。
{{-}}
----
=== 垂直・平行と四角形 ===
==== 垂直と平行 ====
===== 垂直 =====
2本の直線でできる角が直角であるとき、その2本の直線は'''{{ruby|垂直|すいちょく}}である'''といいます。
<br clear="all" />
[[File:垂直説明.png|thumb|left|120px|垂直]]
===== 平行 =====
2本の直線が1本の直線に垂直なとき、その2本の直線は'''{{ruby|平行|へいこう}}である'''といいます。
左の図で2本の黒の直線は平行になっています。また、平行な2本の直線は交わりません。
[[File:平行説明.png|thumb|left|120px|平行]]
<br clear="all" />
[[File:Isosceles trapezoid definition.svg|thumb|left|120px|台形]]
==== いろいろな四角形 ====
===== 台形 =====
向かい合った1組の{{ruby|辺|へん}}が平行な四角形を、'''{{ruby|台形|だいけい}}'''といいます。
左の図で、上の辺と下の辺は平行になっています。
<br clear="all" />
[[Image:Parallelogram.svg|thumb|left|120px|平行四辺形]]
===== 平行四辺形 =====
向かい合った2組の辺が平行な四角形を、'''{{ruby|平行四辺形|へいこうしへんけい}}'''といいます。
平行四辺形の、向かい合った辺の長さは等しくなっています。
また、向かい合った角の大きさも等しくなっています。となり合った角の角度をたすと、180°になります。
<br clear="all" />
[[File:Rhombus definition2.svg|thumb|left|120px|ひし形]]
[[File:Rhombus definition.svg|thumb|right|120px|ひし形]]
===== ひし形 =====
4つの辺の長さがみな等しい四角形を、'''ひし形'''(ひしがた)といいます。
ひし形の、向かい合った辺は平行で、向かい合った角の大きさは等しくなっています(右の図を見てください)。
<br clear="all" />
[[File:Diagonal (PSF).png|thumb|left|120px|対角線]]
==== 四角形の対角線 ====
向かい合った頂点をつないだ直線を、'''対角線'''(たいかくせん)といいます。左の図では、ABが対角線になっています。
四角形の対角線の数は2本です。
<br clear="all" />
{{-}}
== 直方体と立方体 ==
{{-}}
[[File:Balk geometrie.png|thumb|left|180px|直方体]]
** 直方体
**:ふでばこのような同じ大きさの長方形でかこまれた立体を <big>直方体</big> (ちょくほうたい)といいます。
{{-}}
立方体や直方体は、正方形や長方形で、かこまれています。
立方体や直方体をかこんでいる、図形のことを '''{{ruby|面|めん}}''' といいます。
たとえば立方体の面は6個あって、6個とも、面は、すべて、正方形です。
直方体には、{{Ruby|頂点|ちょうてん}}が 8個 あります。(数えてみてください。)
直方体には、辺が 12本 あります。(数えてみてください。)
[[Image:QuaderNetz.svg|thumb|直方体の展開図のうちの一つ]]
直方体の展開図は11種類あります。
<!--展開図とは?-->
{{-}}
[[File:Cube Animation.gif|thumb|right|80px|立方体]]
** 立方体
**:さいころのような、すべての面が同じ大きさの正方形である立体を <big>立方体</big> (りっぽうたい)と言います。
*見取図
*立体全体のおおよその形がわかるように書いた図を '''{{ruby|見取図|みとりず}}''' といいます。
* 展開図
立体を辺にそって、つながったまま、切り開いたものを <big>展開図</big>(てんかいず) といいます。
立方体の展開図は、次の11種類です。
[[File:Planificacao cubo.gif|Planificacao cubo.gif]]
== 計算の答え ==
=== {{ruby|和|わ}} ===
たし算の答えのことを {{ruby|和|わ}} といいます。
=== {{ruby|差|さ}} ===
ひき算の答えのことを {{ruby|差|さ}} といいます。
=== {{ruby|積|せき}} ===
かけ算の答えのことを {{ruby|積|せき}} といいます。
=== {{ruby|商|しょう}} ===
わり算の答えのことを {{ruby|商|しょう}} といいます。
:たとえば、13÷3=4あまり1 となりますが、このときの商は4です。あまりの1は商ではありません。
== 折れ線グラフ ==
[[ファイル:Ladakhtemp2.svg|thumb|600px|1年間の気温の、折れ線グラフの例。月平均で最低気温と最高気温が示されている。<br>Jは1月のこと、Fは2月のこと、Mは3月、・・・、Dは12月。<br>Month とは、1月や2月などの「月」のこと。<br>Temparature とは「温度」のこと。]]
右のグラフのように、数を折れ線でつないだものを <big>{{ruby|折|お}}れ線グラフ</big>という。
{| class="wikitable" style="text-align:center"
|+ ある国での、ある年の月平均気温。 (℃)
! 月 !! 最高気温 !! 最低気温
|-
! 1月(J)
| ー8 || ー14
|-
! 2月(F)
| ー5 || ー12
|-
! 3月(M)
| 0 || ー6
|-
! 4月(A)
| 6 || ー1
|-
! 5月(M)
| 10 || 3
|-
! 6月(J)
| 14 || 7
|-
! 7月(J)
| 17 || 10
|-
! 8月(A)
| 17 || 10
|-
! 9月(S)
| 13 || 5
|-
! 10月(O)
| 7 || ー1
|-
! 11月(N)
| 1 || ー7
|-
! 12月(D)
| ー5 || ー11
|-
|}
上の表で、0℃よりも、ひくい、氷点下の温度は、マイナス「ー」で、あらわした。
{{clear}}
折れ線グラフにすると、かわっていくようすが、わかりやすい。
折れ線が右上がりの場合は、{{ruby|増|ふ}}えていく場合である。折れ線が右下がりの場合は、{{ruby|減|へ}}っていく(へっていく)場合である。
折れ線が平らな場合は、増えも減りもせず、かわらない場合である。
{{clear}}
{{clear}}
== 算数ドリル ==
今までに習った知しきを使って、問題をもっとたくさんときたい人は、<br>「4年生のための算数ドリル」のページを見に行ってください。<br>
下の「4年生のための算数ドリル」の文字をおすと、<br>見ているページがドリルのぺージにかわります。
* [[算数演習 小学校4年生|4年生のための算数ドリル]]
[[Category:小学校算数|4かくねん]]
iy42cdp5pjnh1t9pnvrfkkhz2fwnrvq
ガリア戦記 第7巻
0
12163
300741
300575
2026-06-25T11:34:20Z
Linguae
449
/* 23節 */ 修整
300741
wikitext
text/x-wiki
[[Category:ガリア戦記|7]] [[Category:ガリア戦記 第7巻|*]]
[[ガリア戦記]]> '''第7巻''' >[[ガリア戦記 第7巻/注解|注解]]
<div style="text-align:center">
<span style="font-size:20px; font-weight:bold; font-variant-caps: petite-caps; color:white; background: rgb(47,94,255);background: linear-gradient(180deg, rgba(47,94,255,1) 0%, rgba(24,56,255,1) 50%, rgba(0,8,255,1) 100%);"> C IVLII CAESARIS COMMENTARIORVM BELLI GALLICI </span>
<span style="font-size:40px; font-weight:bold; color:white; background: rgb(47,94,255);background: linear-gradient(180deg, rgba(47,94,255,1) 0%, rgba(24,56,255,1) 50%, rgba(0,8,255,1) 100%);"> LIBER SEPTIMVS </span>
</div>
[[画像:Gaule -52.png|thumb|right|150px|ガリア戦記 第7巻の情勢図(BC52年)。<br>黄色の領域がローマ領。桃色が同盟部族領。]]
{| id="toc" style="align:left;clear:all;" align="left" cellpadding="5"
! style="background:#ccccff; text-align:left;" colspan="2" | ガリア戦記 第7巻 目次
|-
| style="text-align:right; font-size: 0.86em;"|
'''[[#カルヌーテース族の蜂起|カルヌーテース族の蜂起]]''':<br />
'''[[#ウェルキンゲトリークスとガッリア同盟軍の蜂起|ウェルキンゲトリークスとガッリア同盟軍の蜂起]]''':<br />
<br />
'''[[#アウァーリクム攻略戦|アウァーリクム攻略戦]]''':<br />
<br />
<br />
'''[[#ゲルゴウィア攻略戦、ハエドゥイー族の離反|ゲルゴウィア攻略戦、ハエドゥイー族の離反]]''':<br />
<br />
<br />
'''[[#ラビエーヌスのルテティア遠征|ラビエーヌスのルテティア遠征]]''':<br />
'''[[#ガッリア戦乱の拡大|ガッリア戦乱の拡大]]''':<br />
'''[[#アレスィア攻囲戦|アレスィア攻囲戦]]''':<br />
<br />
<br />
'''[[#ガッリア同盟軍主力の降伏|ガッリア同盟軍主力の降伏]]''':<br />
<br />
<br />
| style="text-align:left; font-size: 0.86em;"|
[[#1節|01節]] |
[[#2節|02節]] |
[[#3節|03節]] <br />
[[#4節|04節]] |
[[#5節|05節]] |
[[#6節|06節]] |
[[#7節|07節]] |
[[#8節|08節]] |
[[#9節|09節]] |
[[#10節|10節]] <br />
[[#11節|11節]] |
[[#12節|12節]] |
[[#13節|13節]] <br />
[[#14節|14節]] |
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[[#20節|20節]] <br />
[[#21節|21節]] |
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[[#24節|24節]] |
[[#25節|25節]] |
[[#26節|26節]] |
[[#27節|27節]] |
[[#28節|28節]] |
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[[#30節|30節]] <br />
[[#31節|31節]] <br />
[[#32節|32節]] |
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[[#40節|40節]] <br />
[[#41節|41節]] |
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[[#50節|50節]] <br />
[[#51節|51節]] |
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[[#56節|56節]] <br />
[[#57節|57節]] |
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[[#62節|62節]] <br />
[[#63節|63節]] |
[[#64節|64節]] |
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[[#67節|67節]] <br />
[[#68節|68節]] |
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[[#70節|70節]] <br />
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[[#80節|80節]] <br />
[[#81節|81節]] |
[[#82節|82節]] |
[[#83節|83節]] |
[[#84節|84節]] |
[[#85節|85節]] |
[[#86節|86節]] |
[[#87節|87節]] |
[[#88節|88節]] <br />
[[#89節|89節]] |
[[#90節|90節]] <br />
[[#脚注|脚注]]<br />
[[#参考リンク|参考リンク]]<br />
|}
<br style="clear:both;" />
__notoc__
==カルヌーテース族の蜂起==
===1節===
*<span style="background-color:#ffd;">[[/注解/1節]] {{進捗|00%|2025-10-26}}</span>
[[画像:Maccari-Cicero.jpg|thumb|right|250px|[[w:カティリナ弾劾演説|カティリーナ弾劾演説]]をする[[w:マルクス・トゥッリウス・キケロ|キケロー]](左中央)(チェザレ・マッカリによる19世紀のフレスコ画)。[[w:プブリウス・クロディウス・プルケル|クローディウス]]はこれを越権行為であるとして、カエサルの政敵となっていたキケローを一時的に亡命へ追い込み、ついにはキケローの友人ミローの配下によって殺害された。]]
[[画像:Pompei_Magnus_Antiquarium.jpg|thumb|right|250px|[[w:グナエウス・ポンペイウス|グナエウス・ポンペイウス]]の胸像。クローディウス殺害に伴う騒乱を収拾するべく、[[w:元老院|元老院]]によりポンペイウスが単独の[[w:執政官|執政官]]に選出され、首都ローマと本土イタリアを制圧した。一方、カエサルも属州で新たに徴兵して兵力を増した。元老院派はカエサルの勢力が強大になることを恐れて、カエサル自身から将兵を取り上げて召還すべきと主張したが、ポンペイウスは不和を避けて宥和を図った。]]
:
;首都ローマの政情不安、ガッリア人領袖たちの謀計
*<!--❶--><sup>(1)</sup> [[wikt:en:quietus#Latin|Quieta]] [[wikt:en:Gallia#Latin|Gallia]],
**[[w:ガリア|ガッリア]]が鎮定されると、
*Caesar, ut [[wikt:en:constituerat|constituerat]],
**カエサルは、定めていたように、
*in [[wikt:en:Italia#Latin|Italiam]] ad [[wikt:en:conventus#Noun|conventus]] [[wikt:en:agendus#Latin|agendos]] [[wikt:en:proficiscitur|proficiscitur]].
**イタリアに、巡回裁判を行なうために出発する。
**:<span style="color:#009900;font-family:Times New Roman;">(訳注:ここでいうイタリアとは、カエサルの属州であった<br> [[w:ガリア・キサルピナ|ガッリア・キサルピーナ]]を指す。<br> カエサルは、巡回裁判を除けば、おもに[[w:ラヴェンナ|ラウェンナ]]に<br> 滞在していたと考えられる。[[内乱記_第1巻#5節|『内乱記』第1巻5節]]を参照。)</span>
:
*[[wikt:en:ibi#Latin|Ibi]] [[wikt:en:cognoscit|cognoscit]] de <P.> [[wikt:en:Clodius#Latin|Clodii]] [[wikt:en:caedes#Latin|caede]],
**そこで[[w:プブリウス・クロディウス・プルケル|プーブリウス・クローディウス]]の殺害について知って、
**:<span style="color:#009900;font-family:Times New Roman;">(訳注:クローディウスは護民官を務めた<ruby><rb>[[w:ポプラレス|民衆派]]</rb><rp>(</rp><rt>ポプラレス</rt><rp>)</rp></ruby> の政治家で、<br> カエサルから恩義を受けていた。<br> かの弁論家[[w:マルクス・トゥッリウス・キケロ|キケロー]]やその友人ティトゥス・ミロー [[w:la:Titus_Annius_Milo|Milo]] ら<br> <ruby><rb>[[w:オプティマテス|元老院派]]</rb><rp>(</rp><rt>オプティマテス</rt><rp>)</rp></ruby> と激しく対立し、ミローの配下によって殺害された。)</span>
**:<span style="color:#009900;font-family:Times New Roman;">(訳注:<P.> ([[wikt:en:Publius#Latin|Publii]]) 「プーブリウスの」は ρ系写本にのみ記されている。)</span>
*<de> <u>senatus</u>que <u>consulto</u> [[wikt:en:certior#Latin|certior]] [[wikt:en:factus#Participle|factus]], ut omnes [[wikt:en:iunior#Latin|iuniores]] Italiae [[wikt:en:coniurarent|coniurarent]],
**イタリアの全青年に<small>(新兵として)</small>宣誓するようにとの元老院決議について知らされて、
**:<span style="color:#009900;font-family:Times New Roman;">(訳注:この事態を収拾すべく元老院派の[[w:グナエウス・ポンペイウス|ポンペイウス]]が単独の執政官<br> (''[[w:de:Consul sine collega|consul sine collega]]'')に選任されて本土イタリアを掌握した。)</span>
**:<span style="color:#009900;font-family:Times New Roman;">(訳注:<de> は現存する写本にはなく、近世以降に挿入提案されたもの。)</span>
**:<span style="color:#009900;font-family:Times New Roman;">(訳注: [[wikt:en:senatus_consultum#Latin|senātūs cōnsultum]] ([[wikt:en:ultimus#Latin|ultimum]]) 「[[w:セナトゥス・コンスルトゥム・ウルティムム|元老院(の最終)決議]]」<br> ; dē [[wikt:en:senatus_consulto#Latin|senātūs cōnsultō]] 「元老院決議について」)</span>
*<u>dilectum</u> [[wikt:en:totus#Latin|tota]] [[wikt:en:provincia#Latin|provincia]] habere [[wikt:en:instituo#Latin|instituit]].
**<small>(カエサルは)</small>属州<small>〔ガッリア・キサルピーナ〕</small>全体での徴集をすることを決定する。
**:<span style="color:#009900;font-family:Times New Roman;">(訳注:[[wikt:en:dilectus#Noun|dilectum]] は、[[wikt:en:delectus#Noun_2|delectum]] と表記している校訂版もある。)</span>
:
*<!--❷--><sup>(2)</sup> Eae res in Galliam [[wikt:en:transalpinus#Latin|Transalpinam]] celeriter [[wikt:en:perferuntur|perferuntur]].
**その状況は、[[w:ガリア・ナルボネンシス|ガッリア・トラーンサルピーナ]]<small>〔アルプスの向こう側のガッリア〕</small>に速やかに報知された。
:
*[[wikt:en:addunt|Addunt]] ipsi et [[wikt:en:adfingunt|adfingunt]] [[wikt:en:rumor#Latin|rumoribus]] [[wikt:en:Galli#Latin|Galli]],
**[[w:ガリア人|ガッリア人]]たち自身が風評に想像して付け加えたのは、
*quod res [[wikt:en:poscere|poscere]] [[wikt:en:videbatur|videbatur]]:
**事態が要求すると思われていたことで、
*[[wikt:en:retineri|retineri]] <u>urbano</u> [[wikt:en:motus#Noun_2|motu]] Caesarem
**カエサルは、都<small>〔[[w:ローマ|ローマ市]]〕</small>の騒乱に束縛されて、
**:<span style="color:#009900;font-family:Times New Roman;">(訳注:[[wikt:en:urbanus#Adjective|urbānus]] は「都市の」「都会の」と訳されるが、<br> とりわけ「首都[[w:ローマ|ローマ市]]の」を意味する。)</span>
*neque in [[wikt:en:tantus#Latin|tantis]] [[wikt:en:dissensio#Latin|dissensionibus]] ad [[wikt:en:exercitus#Noun|exercitum]] venire posse.
**これほどの対立においては、軍隊のもとへ来ることができない、<br>ということである。
:
*<!--❸--><sup>(3)</sup> Hac [[wikt:en:impulsus#Participle|impulsi]] [[wikt:en:occasio#Latin|occasione]],
**このような好機に刺激されて、
*qui iam ante se [[wikt:en:populus#Noun|populi]] Romani [[wikt:en:imperium#Latin|imperio]] [[wikt:en:subiectus#Latin|subiectos]] [[wikt:en:dolerent|dolerent]],
**すでに以前から自分たちがローマ国民の支配に服属させられているのを悲嘆している者たちは、
*[[wikt:en:libere#Adverb_2|liberius]] atque [[wikt:en:audacter#Latin|audacius]] de bello [[wikt:en:consilium#Latin|consilia]] [[wikt:en:inire|inire]] [[wikt:en:incipiunt|incipiunt]].
**より自由に、かつ、より向こう見ずに、戦争について謀議に取りかかり始める。
:
[[画像:Brennus_mg_9724.jpg|thumb|right|250px|[[w:ブレンヌス|ブレンヌス]]の胸像。BC4世紀([[w:紀元前387年|387年]])に、ローマ軍を破って、ローマ市を占領した。アッコーと同じセノネース族の族長だったとされている。]]
*<!--❹--><sup>(4)</sup> [[wikt:en:indictus#Latin|Indictis]] inter se principes Galliae [[wikt:en:concilium#Latin|conciliis]] [[wikt:en:silvestris#Latin|silvestribus]] ac [[wikt:en:remotus#Latin|remotis]] locis
**ガッリアの領袖たちは、森林や人里離れた場所での会合を互いに申し合わせて、
*[[wikt:en:queruntur|queruntur]] de [[wikt:en:Acco#Latin|Acconis]] [[wikt:en:mors#Latin|morte]];
**アッコーの死について嘆く。
**:<span style="color:#009900;font-family:Times New Roman;">(訳注:[[ガリア戦記 第6巻#44節|第6巻44節]]を参照。)</span>
*<u>posse</u> hunc [[wikt:en:casus#Latin|casum]] ad ipsos [[wikt:en:recidere#Verb_4|recidere]] [[wikt:en:demonstrant#Latin|demonstrant]];
**彼<small>〔アッコー〕</small>の結末が彼ら自身へ降りかかりうることを説く。
**:<span style="color:#009900;font-family:Times New Roman;">(訳注:[[wikt:en:posse#Verb|posse]] の位置は、<br> α系写本では hunc の前だが、<br> β系写本では hunc casum ad ipsos recidere <u>posse</u> demonstrant <br> となっている。)</span>
:
*<!--❺--><sup>(5)</sup> [[wikt:en:miserantur|miserantur]] [[wikt:en:communis#Latin|communem]] Galliae [[wikt:en:fortuna#Latin|fortunam]];
**ガッリア共通の境遇をあわれむ。
*omnibus [[wikt:en:pollicitatio#Latin|pollicitationibus]] ac [[wikt:en:praemium#Latin|praemiis]] [[wikt:en:deposcunt|deposcunt]]
**<small>(以下の者たちを)</small>あらゆる約束と恩賞によって求める。
*qui [[wikt:en:bellum#Latin|belli]] <u>initia</u> [[wikt:en:faciant|faciant]] et sui [[wikt:en:caput#Latin|capitis]] [[wikt:en:periculum#Latin|periculo]] Galliam in [[wikt:en:libertas#Latin|libertatem]] [[wikt:en:vindicent|vindicent]].
**戦端を開いて、自らを危険にさらしても、ガッリアを解放する者たちを。
**:<span style="color:#009900;font-family:Times New Roman;">(訳注:~ in libertatem vindicare;~を解放する)</span>
**:<span style="color:#009900;font-family:Times New Roman;">(訳注:下線部は、α系写本では [[wikt:en:initia#Latin|initia]] (複数形) だが、<br> β系写本では [[wikt:en:initium#Latin|initium]] (単数形) となっている。)</span>
:
*<!--❻--><sup>(6)</sup> In primis [[wikt:en:ratio#Latin|rationem]] esse [[wikt:en:habendus#Latin|habendam]] [[wikt:en:dicunt|dicunt]],
**とりわけ、<small>(以下のような)</small>方策を採るべきであると述べる。
**:<span style="color:#009900;font-family:Times New Roman;">(訳注:[[wikt:en:in_primis#Latin|in primis]] は、[[wikt:en:inprimis#Adverb|
inprimis]] と表記している校訂版もある。)</span>
*[[wikt:en:priusquam#Latin|prius quam]] eorum [[wikt:en:clandestinus#Latin|clandestina]] consilia [[wikt:en:efferantur|efferantur]],
**彼らの秘密の計画が漏らされるより前に、
**:<span style="color:#009900;font-family:Times New Roman;">(訳注:反ローマの挙兵のはかりごとが漏れる前に)</span>
*ut Caesar ab [[wikt:en:exercitus#Noun|exercitu]] [[wikt:en:intercludatur|intercludatur]].
**カエサルが軍隊から切り離されるように、と。
:
*<!--❼--><sup>(7)</sup> Id esse [[wikt:en:facilis#Latin|facile]],
**それは容易なことである。
*quod neque legiones [[wikt:en:audeant|audeant]] [[wikt:en:absens#Latin|absente]] [[wikt:en:imperator#Latin|imperatore]] ex [[wikt:en:hiberna#Noun|hibernis]] [[wikt:en:egredi|egredi]],
**というのは、[[w:ローマ軍団|諸軍団]]は将軍<small>〔カエサル〕</small>が不在のときにあえて冬営から出て行こうとはしないし、
*neque [[wikt:en:imperator#Latin|imperator]] sine [[wikt:en:praesidium#Latin|praesidio]] ad legiones [[wikt:en:pervenire#Latin|pervenire]] [[wikt:en:possit|possit]].
**将軍は護衛なしに諸軍団のところへ到着することはできないのだから。
: <!-- [[wikt:en:| -->
*<!--❽--><sup>(8)</sup> [[wikt:en:postremo#Adverb|Postremo]] in [[wikt:en:acies#Latin|acie]] <u>praestare</u> [[wikt:en:interfici|interfici]],
**結局のところ、戦列において討ち死にする方がましである。
**:<span style="color:#009900;">(訳注:[[wikt:en:praestare|praestare]] ~ [[wikt:en:quam#Adverb|quam]] …「…よりも~がより優る」)</span>
*<u>quam</u> non [[wikt:en:vetus#Latin|veterem]] belli [[wikt:en:gloria#Latin|gloriam]] [[wikt:en:libertas#Latin|libertatem]]<nowiki>que</nowiki> quam a [[wikt:en:maior#Noun|maioribus]] [[wikt:en:acceperint|acceperint]], [[wikt:en:recuperare#Latin|recuperare]].
**先祖から受け継いだかつての戦争の栄誉および自由を取り戻さないことよりは。
<!--
<span style="color:#009900;"></span>
<small></small>
**:<span style="color:#009900;">(訳注:
**:<span style="color:#009900;font-family:Times New Roman;">(訳注:
-->
===2節===
[[画像:Chartres_1.jpg|thumb|right|320px|カルヌーテース族([[w:la:Carnutes|Carnutes]])の名を残す現在の[[w:シャルトル|シャルトル]]([[w:en:Chartres|Chartres]])の象徴である[[w:シャルトル大聖堂|シャルトル大聖堂]]([[w:世界遺産|世界遺産]])。[[ガリア戦記 第6巻#13節|第6巻13節]]⑩項で既述のように、カルヌーテース族の土地はガッリアの中心・聖地と見なされていた。ガッリアがキリスト教化されると、[[w:司教|司教座]]が置かれて、宗教的中心地となった。]]
*<span style="background-color:#ffd;">[[/注解/2節]] {{進捗|00%|2025-11-05}}</span>
;ガッリア諸部族の会合で、カルヌーテース族が開戦動議
:
*<!--❶--><sup>(1)</sup> His rebus [[wikt:en:agitatus#Latin|agitatis]],
**これらの事柄が論議されて、
*[[wikt:en:profiteor#Latin|profitentur]] [[wikt:en:Carnutes#Latin|Carnutes]],
**カルヌーテース族の者が公言したことには、
*se [[wikt:en:nullus#Determiner|nullum]] [[wikt:en:periculum#Latin|periculum]] [[wikt:en:communis#Latin|communis]] [[wikt:en:salus#Latin|salutis]] causa [[wikt:en:recusare#Latin|recusare]],
**<small>(ガッリア)</small>共通の安全のためにはいかなる危険をも辞さない、
*[[wikt:en:princeps#Latin|principes]]<nowiki>que</nowiki> ex omnibus bellum [[wikt:en:facturus#Latin|facturos]] [[wikt:en:pollicentur|pollicentur]];
**かつ<small>(ガッリア方)</small>総勢の先鋒として戦争を遂行するであろうと約束する。
:
*<!--❷--><sup>(2)</sup> et, [[wikt:en:quoniam#Latin|quoniam]] in [[wikt:en:praesentia#Noun|praesentia]] [[wikt:en:obses#Latin|obsidibus]] [[wikt:en:cavere#Verb_2|cavere]] inter se non [[wikt:en:possint|possint]],
**目下のところ、人質により互いに保証し合うことはできなかったので、
*ne res [[wikt:en:efferatur|efferatur]],
**事が漏らされないように、
*<u>ut</u> [[wikt:en:ius_iurandum#Latin|iure iurando]] ac [[wikt:en:fides#Latin|fide]] [[wikt:en:sanciatur|sanciatur]], [[wikt:en:petunt|petunt]],
**誓約と信義でもって批准するように求める。
**:<span style="color:#009900;font-family:Times New Roman;">(訳注:下線部は、写本ST<sup>c</sup> では ut だが、<br> 写本 T<sup>1</sup>・ρ系では at 、<br> 写本BMLNV・χ系では aut となっている。)</span>
*[[wikt:en:conlatus#Latin|conlatis]] [[wikt:en:militaris#Adjective|militaribus]] [[wikt:en:signum#Latin|signis]],
**軍旗が運び集められて、
*[[wikt:en:quo#Etymology_2_2|quo]] [[wikt:en:mos#Latin|more]] eorum [[wikt:en:gravissimus#Latin|gravissima]] [[wikt:en:caerimonia#Latin|caerimonia]] [[wikt:en:continetur|continetur]],
**それは彼らの慣習で最も荘重な<ruby><rb>神聖儀式</rb><rp>(</rp><rt>カエリモーニア</rt><rp>)</rp></ruby>として保たれているのだが、
*ne [[wikt:en:factus#Latin|facto]] [[wikt:en:initium#Latin|initio]] belli ab reliquis [[wikt:en:deserantur|deserantur]].
**開戦したら、ほかの<small>(部族の)</small>者たちから見放されないように、ということである。
: <!-- [[wikt:en:| -->
*<!--❸--><sup>(3)</sup> Tum [[wikt:en:conlaudatus#Latin|conlaudatis]] [[wikt:en:Carnutes#Latin|Carnutibus]],
**それから、カルヌーテース族が賞賛されて、
*[[wikt:en:datus#Participle|dato]] [[wikt:en:ius_iurandum#Latin|iure iurando]] ab omnibus, qui [[wikt:en:aderant|aderant]],
**訪れていたすべての者たちによって誓約が交わされて、
*[[wikt:en:tempus#Latin|tempore]] eius rei [[wikt:en:constitutus#Participle|constituto]]
**その事の時期を決定すると、
*ab [[wikt:en:concilium#Latin|concilio]] [[wikt:en:disceditur|disceditur]].
**<small>(ガッリアの領袖たちは)</small>会合から立ち去る。
<!--
<span style="color:#009900;"></span>
<small></small>
**:<span style="color:#009900;">(訳注:
**:<span style="color:#009900;font-family:Times New Roman;">(訳注:
-->
===3節===
[[画像:Cathédrale_Sainte-Croix_d'Orléans_2008_PD_16.JPG|thumb|right|280px|ケナブム(Cenabum)すなわち現在の[[w:オルレアン|オルレアン]]の聖十字架大聖堂。ここもカルヌーテース族の[[w:オッピドゥム|城塞都市]]で、ガッリアの[[w:ドルイド|ドルイド]]たちが集まる聖地だったという。ローマの[[w:ルキウス・ドミティウス・アウレリアヌス|アウレリアヌス帝]](Aurelianus)によって再建されたのでアウレリアヌスの都市(アウレリアヌム [[w:la:Aurelianum|Aurelianum]])と改称され、オルレアン(Orléans)と転訛した。キリスト教化によってここにも[[w:司教|司教座]]が置かれて、布教の中心地になった。]]
*<span style="background-color:#ffd;">[[/注解/3節]] {{進捗|00%|2025-11-17}}</span>
;カルヌーテース族がケナブム進駐
:
*<!--❶--><sup>(1)</sup> [[wikt:en:ubi#Latin|Ubi]] ea dies venit,
**その日が来ると、
*[[wikt:en:Carnutes#Latin|Carnutes]],
**カルヌーテース族は、
*Cotuato et Conconnetodumno [[wikt:en:dux#Latin|ducibus]], [[wikt:en:desperatus#Latin|desperatis]] hominibus,
**捨て身覚悟の連中であるコトゥアトゥスとコンコンネトドゥムヌスを指導者として、
**:<span style="color:#009900;font-family:Times New Roman;">(訳注:ガリア語では、<br> コトゥアトス ''[[w:fr:Cotuatos|Cotuatos]]''、<br> コンコンネトドゥムノス ''[[w:fr:Conconnetodumnos|Conconnetodumnos]]''。)</span>
*<u>Cenabum</u> [[wikt:en:signum#Latin|signo]] [[wikt:en:datus#Participle|dato]] [[wikt:en:concurrunt|concurrunt]]
**号令が発せられるとともに<u>ケナブム</u>に襲来する。
**:<span style="color:#009900;font-family:Times New Roman;">(訳注:ケナブムは、現在の[[w:オルレアン|オルレアン]]。)</span>
**:<span style="color:#009900;font-family:Times New Roman;">(訳注:[[wikt:fr:Cenabum|Cenabum]] はケルト語風の読みで、''[[ガリア戦記/注解編/写本と校訂版#Vossius|Vossius]]'' による修正提案。<br> 写本では genabim, genebim, genebin などとなっている。<br> ⇒ [[wikt:en:Genabum#Latin|Genabum]])</span>
*[[wikt:en:civis#Latin|cives]]<nowiki>que</nowiki> [[wikt:en:Romanus#Adjective|Romanos]], qui [[wikt:en:negotiandi|negotiandi]] causa [[wikt:en:ibi#Latin|ibi]] [[wikt:en:constiterant|constiterant]],
**そこには、商いを営むためにローマ市民たちが滞在していて、
*in his [[wikt:en:Gaius#Latin|Gaium]] [[wikt:en:Fufius#Latin|Fufium]] Citam, [[wikt:en:honestus#Latin|honestum]] [[wikt:en:eques#Latin|equitem]] [[wikt:en:Romanus#Adjective|Romanum]],
**彼らの中には、気高いローマ人[[w:エクィテス|騎士]]ガーイウス・フーフィウス・キタがいて
*qui rei [[wikt:en:frumentarius#Latin|frumentariae]] [[wikt:en:iussus#Noun|iussu]] Caesaris [[wikt:en:praeerat|praeerat]],
**カエサルの指図により糧秣調達を統率していたが、
*[[wikt:en:interficiunt|interficiunt]] [[wikt:en:bonum#Noun_2|bona]]<nowiki>que</nowiki> eorum [[wikt:en:diripiunt|diripiunt]].
**<small>(カルヌーテース勢は彼らローマ市民たちを)</small>殺害して、彼らの財産を略奪する。
:
*<!--❷--><sup>(2)</sup> Celeriter ad omnes Galliae [[wikt:en:civitas#Latin|civitates]] [[wikt:en:fama#Latin|fama]] [[wikt:en:perfertur|perfertur]].
**速やかに全ガッリア部族のもとへ、評判が報知される。
*Nam, <u>ubique</u> [[wikt:en:maior#Latin|maior]] atque [[wikt:en:inlustrior|inlustrior]] [[wikt:en:incidit#Etymology_1|incidit]] res,
**なぜなら、より重大でより目立った事態が起こればどこであろうが、
**:<span style="color:#009900;font-family:Times New Roman;">(訳注:下線部は、主要写本ω の大半では [[wikt:en:ubique#Latin|ubique]] だが、写本STでは [[wikt:en:ubi#Latin|ubi]] 、<br> さらに [[wikt:en:ubicumque#Latin|ubicumque]] という異読もあり、<br> ''[[ガリア戦記/注解編/写本と校訂版#Schneider,K.E.Chr.|Chr. Schneider]]'' は ubi quae と修正提案している。)</span>
*[[wikt:en:clamor#Latin|clamore]] per [[wikt:en:ager#Latin|agros]] [[wikt:en:regio#Latin|regiones]]<nowiki>que</nowiki> [[wikt:en:significant#Latin|significant]];
**耕地や<small>(集落の)</small>区域を介して、大声で呼びかける。
*<u>hinc</u> [[wikt:en:alius#Latin|alii]] [[wikt:en:deinceps#Latin|deinceps]] [[wikt:en:excipiunt|excipiunt]]
**ここから、別の者たちが続けて引き受けて、
**:<span style="color:#009900;font-family:Times New Roman;">(訳注:下線部は、α系写本の大半では [[wikt:en:hanc#Latin|hanc]] だが、<br> β系写本では [[wikt:en:hinc#Latin|hinc]] 「ここから」、<br> 写本Sでは [[wikt:en:hunc|hunc]] となっている。)</span>
*et [[wikt:en:proximus#Noun|proximis]] [[wikt:en:tradunt|tradunt]];
**近隣の者たちへ伝える。
*ut tum [[wikt:en:accidit#Etymology_1|accidit]].
**そのときにも<small>(同様のことが)</small>起こったのである。
: <!-- [[wikt:en:| -->
*<!--❸--><sup>(3)</sup> Nam, quae <u>Cenabi</u> [[wikt:en:oriens#Latin|oriente]] [[wikt:en:sol#Latin|sole]] gesta essent,
**ケナブムで日が昇るときになされていたこと<small>〔襲撃〕</small>が、
**:<span style="color:#009900;font-family:Times New Roman;">(訳注:Cenabi はケルト語風の読みで、''[[ガリア戦記/注解編/写本と校訂版#Vossius|Vossius]]'' による修正提案。<br> 主要写本ω では genabi となっている。 ⇒ [[wikt:en:Genabum#Latin|Genabum]])</span>
**:<span style="color:#009900;font-family:Times New Roman;">(訳注:[[wikt:en:gestus#Latin|gesta]] [[wikt:en:essent#Etymology_1|essent]] は [[wikt:en:gero#Latin|gerō]] の3人称・複数・過去完了・受動・接続法。)</span>
*ante [[wikt:en:primus#Latin|primam]] [[wikt:en:confectus#Latin|confectam]] [[wikt:en:vigilia#Latin|vigiliam]]
**第一夜警時の終わる前頃には
**:<span style="color:#009900;">(訳注:第一夜警時は、日の入から真夜中までの時間帯の前半「宵の口」。<br> [[古代ローマの不定時法#夜警時|#夜警時]] を参照。)</span>
*in finibus [[wikt:en:Arverni#Latin|Arvernorum]] audita sunt,
**アルウェルニー族の領土において聞かれた。
**:<span style="color:#009900;font-family:Times New Roman;">(訳注:[[wikt:en:auditus#Latin|audita]] [[wikt:en:sunt#Latin|sunt]] は [[wikt:en:audio#Latin|audiō]] の3人称・複数・完了・受動・直説法)</span>
*[[wikt:en:qui#Latin|quod]] [[wikt:en:spatium#Latin|spatium]] est [[wikt:en:mille#Latin|milium]] [[wikt:en:passus#Etymology_2|passuum]] circiter [[wikt:en:centum#Latin|centum]] [[wikt:en:sexaginta#Latin|sexaginta]](CLX).
**約160ローママイルもの隔たりがあったのに。
**:<span style="color:#009900;font-family:Times New Roman;">(訳注:1[[ガイウス・ユリウス・カエサルの著作/通貨・計量単位#ミーッレ・パッスーム、ミーリア(ローママイル)|ローママイル]]は約1.48 kmで、160マイルは約240 km)</span>
<!--
<span style="color:#009900;"></span>
<small></small>
**:<span style="color:#009900;">(訳注:
**:<span style="color:#009900;font-family:Times New Roman;">(訳注:
-->
==ウェルキンゲトリークスとガッリア同盟軍の蜂起==
===4節===
[[画像:Vercingetorix stater CdM.jpg|thumb|right|200px|“<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">(VERCIN)GETORIXS</span>”の名と横顔が刻まれた金貨。]]
[[画像:Vercingétorix_par_Millet.jpg|thumb|right|250px|[[w:ウェルキンゲトリクス|ウェルキンゲトリークス]]の立像(フランスのアリーズ=サント=レーヌ <small>[[w:fr:Alise-Sainte-Reine|Alise-Sainte-Reine]]</small>)。<br>近代[[w:ナショナリズム|ナショナリズム]]の高揚とともに[[w:フランス|フランス]]国民が自らを古代[[w:ガリア人|ガッリア人]]の末裔と見なすようになると([[w:ガリア起源説|ガッリア起源説]])、ガッリア諸部族を率いて[[w:古代ローマ|古代ローマ]]と戦った彼は「'''フランス最初の英雄'''」として祀り上げられた。[[w:フランス第二帝政|第二帝政]]期に皇帝[[w:ナポレオン3世|ナポレオン3世]]の命により[[w:アレシアの戦い|アレスィア古戦場]]の発掘調査が実施され、[[w:1865年|1865年]]にはその地に彫刻家エメ・ミレ([[w:fr:Aimé Millet|Aimé Millet]])による高さ7メートルの銅像が建立された。<br>([[w:fr:Vercingétorix_(statue_d'Aimé_Millet)|fr:La statue de Vercingétorix]])]]
[[画像:Statue-vercingetorix-jaude-clermont.jpg|thumb|right|250px|[[w:ウェルキンゲトリクス|ウェルキンゲトリークス]]の騎馬像([[w:fr:Statue équestre de Vercingétorix (Frédéric Auguste Bartholdi)|fr]])。彼の出身地ゲルゴウィアの近く、[[w:クレルモン=フェラン|クレルモン=フェラン市]]中央広場に建つ。[[w:1903年|1903年]]に、[[w:自由の女神像 (ニューヨーク)|自由の女神像]]の作者として著名な彫刻家[[w:フレデリク・バルトルディ|フレデリク・オーギュスト・バルトルディ]]によって建立された。[[w:フランス語|フランス語]]で「我は皆の自由のために武器を取った」« J’ai pris les armes pour la liberté de tous » と刻まれている。]]
*<span style="background-color:#ffd;">[[/注解/4節]] {{進捗|00%|2025-11-24}}</span>
;アルウェルニー族のウェルキンゲトリークスが挙兵、ガッリア諸部族同盟軍を指揮する
:
*<!--❶--><sup>(1)</sup> [[wikt:en:similis#Latin|Simili]] [[wikt:en:ratio#Latin|ratione]] ibi
**そこ<small>〔アルウェルニー族領〕</small>でも同様のやり方によって、
*[[wikt:en:Vercingetorix#Latin|Vercingetorix]],
**[[w:ウェルキンゲトリクス|ウェルキンゲトリークス]]という、
**:<span style="color:#009900;font-family:Times New Roman;">(訳注:ガリア語 [[wikt:en:Reconstruction:Gaulish/Werkingetorix|*Werkingetorīx]] は「戦士たちの最高の王」という意味で、<br> ガッリア同盟軍の最高司令官にふさわしい呼び名である。<br> 《[[ガリア戦記/ガリア語の名前#Vercingetorix|'''ガリア語の名前'''#Vercingetorix]]》 を参照せよ。)</span>
*[[wikt:fr:Celtillus|Celtilli]] filius, [[wikt:en:Arvernus#Latin|Arvernus]],
**ケルティッルスの息子で[[w:アルウェルニ族|アルウェルニー族]]の者で、
**:<span style="color:#009900;font-family:Times New Roman;">(訳注:''[[w:en:Celtillus|Celtillus]]'' はガリア語で「小さなケルト人」という意味だと解される。)</span>
*[[wikt:en:summus#Adjective|summae]] [[wikt:en:potentia#Latin|potentiae]] [[wikt:en:adulescens#Noun|adulescens]],
**最高の影響力のある青年が、
*cuius [[wikt:en:pater#Latin|pater]] [[wikt:en:principatus#Latin|principatum]] Galliae [[wikt:en:totus#Etymology_1|totius]] [[wikt:en:obtinuerat|obtinuerat]]
**──その父<small>〔ケルティッルス〕</small>はガッリア全体の主導権を占めていたが、
*et ob eam causam, quod [[wikt:en:regnum#Latin|regnum]] [[wikt:en:adpetebat|adpetebat]], ab [[wikt:en:civitas#Latin|civitate]] erat [[wikt:en:interfectus#Latin|interfectus]],
**王位を求めたという理由により、部族の者によって誅殺されていたのであるが、──
*[[wikt:en:convocatus#Latin|convocatis]] suis [[wikt:en:cliens#Latin|clientibus]]
**自らの庇護者たちを招集して、
*facile [[wikt:en:incendit|incendit]].
**容易に焚き付けた。
:
*<!--❷--><sup>(2)</sup> [[wikt:en:cognitus#Participle|Cognito]] eius [[wikt:en:consilium#Latin|consilio]]
**彼の計画を知ると、
*ad [[wikt:en:arma#Latin|arma]] [[wikt:en:concurritur|concurritur]].
**<small>(人々は)</small>武器のもとへ群がり集まった。
*[[wikt:en:prohibetur|Prohibetur]] ab [[wikt:fr:Gobannitio|Gobannitione]], [[wikt:en:patruus#Latin|patruo]] suo, [[wikt:en:reliquus#Latin|reliquis]]<nowiki>que</nowiki> [[wikt:en:princeps#Noun_3|principibus]],
**彼の<small>(父方の)</small>おじゴバンニティオやほかの領袖たちにより妨げられた。
**:<span style="color:#009900;font-family:Times New Roman;">(訳注:''[[w:fr:Gobannitio|Gobannitio]]'' は「鍛冶屋」か「鍛冶の神」に由来する名前と解される。)</span>
*qui hanc [[wikt:en:temptandus#Latin|temptandam]] [[wikt:en:fortuna#Latin|fortunam]] non [[wikt:en:existimabant|existimabant]];
**その者たちは、このような運命を試すべきとは考えていなかったのだ。
*[[wikt:en:expellitur|expellitur]] ex [[wikt:en:oppidum#Latin|oppido]] [[wikt:en:Gergovia#Latin|Gergovia]];
**<small>(ウェルキンゲトリークスは)</small>城塞都市ゲルゴウィアから追放される。
:
*<!--❸--><sup>(3)</sup> non [[wikt:en:destitit|destitit]] tamen
**しかしながら<small>(彼は計画を)</small>取り止めず、
*atque in agris habet [[wikt:en:dilectus#Noun|dilectum]] [[wikt:en:egens#Latin|egentium]] ac [[wikt:en:perditor#Noun|perditorum]].
**野に貧窮者たちやならず者たちを徴集する。
:
*Hac [[wikt:en:coactus#Latin|coacta]] [[wikt:en:manus#Latin|manu]],
**こうした手勢が集められ、
*[[wikt:en:quoscumque|quoscumque]] [[wikt:en:adit#Latin|adit]] ex civitate,
**部族のうちで<small>(彼が)</small>会った者は誰であれ、
*ad suam [[wikt:en:sententia#Latin|sententiam]] [[wikt:en:perducit|perducit]];
**自らの意図に引き込んだ。
:
*<!--❹--><sup>(4)</sup> [[wikt:en:hortatur|hortatur]] ut [[wikt:en:communis#Latin|communis]] [[wikt:en:libertas#Latin|libertatis]] causa [[wikt:en:arma#Latin|arma]] [[wikt:en:capiant|capiant]],
**<small>(ガッリア)</small>共通の自由のために武器を取るように鼓舞した。
*[[wikt:en:magnus#Latin|magnis]]<nowiki>que</nowiki> [[wikt:en:coactus#Latin|coactis]] [[wikt:en:copia#Latin|copiis]]
**大軍勢が集められて、
*[[wikt:en:adversarius#Latin|adversarios]] suos, a quibus paulo ante erat [[wikt:en:eiectus#Latin|eiectus]],
**少し前に<small>(彼をゲルゴウィアから)</small>放逐したところの敵対者たちを、
*[[wikt:en:expellit|expellit]] ex civitate.
**部族から追放する。
*[[wikt:en:rex#Latin|Rex]] ab suis [[wikt:en:appellatur|appellatur]].
**<small>(ウェルキンゲトリークスは)</small>配下の者たちから王と呼ばれている。
:
*<!--❺--><sup>(5)</sup> [[wikt:en:dimittit|Dimittit]] [[wikt:en:quoque#Latin|quoque]] [[wikt:en:versus#Adverb|versus]] [[wikt:en:legatio#Latin|legationes]];
**<small>(ウェルキンゲトリークスは)</small>あらゆる方向へ使節団を派遣して、
*[[wikt:en:obtestatur|obtestatur]] ut in [[wikt:en:fides#Latin|fide]] [[wikt:en:maneant|maneant]].
**誓約に留まるようにと、懇願する。
:
*<!--❻--><sup>(6)</sup> Celeriter sibi
**速やかに、自分たち<small>〔アルウェルニー族〕</small>に対して
*[[wikt:en:Senones#Latin|Senones]], [[wikt:en:Parisii#Latin|Parisios]], [[wikt:en:Pictones#Latin|Pictones]], [[wikt:en:Cadurci#Latin|Cadurcos]], <u>Turonos</u>, [[wikt:en:Aulerci#Latin|Aulercos]], [[wikt:en:Lemovices#Latin|Lemovices]], <u>Andes</u>
**セノネース族、パリースィイー族、ピクトネース族、カドゥルキー族、<br><u>トゥロニイー族</u>、アウレルキー族、レモウィーケース族、アンデース族、
**:<span style="color:#009900;font-family:Times New Roman;">(訳注:下線部のトゥロニイー族 ''[[w:Turoni|Turoni]]'' は、トゥロネース族 ''[[wikt:en:Turones#Latin|Turonēs]]'' ともいう。)</span>
**:<span style="color:#009900;font-family:Times New Roman;">(訳注:二つ目の下線部は、α系写本では [[wikt:en:Andi#Latin|Andos]]「アンディー族」だが、<br> ''[[ガリア戦記/注解編/写本と校訂版#Glareanus|Glareanus]]'' は、[[wikt:en:Andes#Latin|Andēs]]「アンデース族」と修正提案し、<br> これは別名「アンデカーウィー族」''[[wikt:en:Andecavi#Latin|Andecāvī]]'' ともいう。)</span>
*reliquosque omnes, qui [[wikt:en:Oceanus#Latin|Oceanum]] [[wikt:en:adtingunt|adtingunt]], [[wikt:en:adiungit|adiungit]];
**および<ruby><rb>大洋<span style="color:#009900;">〔[[w:大西洋|大西洋]]〕</span></rb><rp>(</rp><rt>オーケアヌス</rt><rp>)</rp></ruby>に接するほかの全部族を、加盟させる。
*omnium [[wikt:en:consensus#Latin|consensu]]
**すべての者たちの同意により、
*ad eum [[wikt:en:defertur|defertur]] [[wikt:en:imperium#Latin|imperium]].
**彼<small>〔ウェルキンゲトリークス〕</small>に<small>(諸部族の)</small>軍勢指揮権が譲り渡される。
:
*<!--❼--><sup>(7)</sup> Qua [[wikt:en:oblatus#Latin|oblata]] [[wikt:en:potestas#Latin|potestate]]
**<small>(ウェルキンゲトリークスは)</small>その権限が任されると、
*omnibus his civitatibus [[wikt:en:obses#Latin|obsides]] [[wikt:en:imperat|imperat]],
**これらすべての部族に人質<small>(の供出)</small>を命令して、
*[[wikt:en:certus#Latin|certum]] numerum [[wikt:en:miles#Latin|militum]] ad se celeriter [[wikt:en:adduci#Latin|adduci]] [[wikt:en:iubet#Latin|iubet]],
**兵の一定の数が自分のもとへ速やかに動員されることを命じる。
:
*<!--❽--><sup>(8)</sup> [[wikt:en:arma#Latin|armorum]] [[wikt:en:quantum#Latin|quantum]] [[wikt:en:quisque#Latin|quaeque]] civitas [[wikt:en:domi#Latin|domi]] [[wikt:en:quisque#Latin|quodque]] ante tempus [[wikt:en:efficiat|efficiat]], [[wikt:en:constituit#Latin|constituit]];
**おのおのの部族が本国で、武器のどれほどをその時期の前に生産するかを、決定した。
*in primis [[wikt:en:equitatus#Latin|equitatui]] [[wikt:en:studet|studet]].
**とりわけ、[[w:騎兵|騎兵隊]]を熱心に求めた。
: <!-- [[wikt:en:| -->
*<!--❾--><sup>(9)</sup> Summae diligentiae summam [[wikt:en:imperium#Latin|imperii]] [[wikt:en:severitas#Latin|severitatem]] addit;
**<small></small>(ウェルキンゲトリークスは)最高の入念さに、命令の最高の厳格さを付け加える。
*magnitudine [[wikt:en:supplicium#Latin|supplicii]] [[wikt:en:dubitans#Latin|dubitantes]] cogit.
**重大な刑罰をふんぎりが付かぬ者たちへ強いる。
: <!-- [[wikt:en:| -->
*<!--❿--><sup>(10)</sup> Nam maiore commisso delicto <u>igni</u> atque omnibus tormentis necat,
**すなわち、より重大な違反を犯したら、火とあらゆる拷問によって誅殺した。
*leviore de causa auribus desectis aut singulis effossis oculis domum remittit,
**より軽微な場合については、両耳を切り取り、あるいは眼を一つずつ繰り抜いて、郷里へ送還する。
*ut sint reliquis documento et magnitudine poenae perterreant alios.
**ほかの者たちへの警告となり、懲罰の重大さが別の者たちを畏怖させるようにである。
<!--
<span style="color:#009900;"></span>
<small></small>
**:<span style="color:#009900;">(訳注:
**:<span style="color:#009900;font-family:Times New Roman;">(訳注:
-->
===5節===
*<span style="background-color:#ffd;">[[/注解/5節]] {{進捗|00%|2025-12-14}}</span>
;ビトゥリゲース族が、ガッリア同盟軍に寝返る
:
*<!--❶--><sup>(1)</sup> His [[wikt:en:supplicium#Latin|suppliciis]] celeriter [[wikt:en:coactus#Latin|coacto]] [[wikt:en:exercitus#Noun|exercitu]],
**<small>(ウェルキンゲトリークスは)</small>これらの刑罰により速やかに軍隊を徴集して、
**:<span style="color:#009900;font-family:Times New Roman;">(訳注:「軍隊」と訳される [[wikt:en:exercitus#Noun|exercitus]] には「鍛えられて規律がある」という意味合いがあり、<br> これまでカエサルがガッリア人の軍勢をこのように表現したことはまれであった。)</span>
*[[wikt:en:Lucterius#Latin|Lucterium]] [[wikt:en:Cadurcus#Latin|Cadurcum]], [[wikt:en:summus#Latin|summae]] hominem [[wikt:en:audacia#Latin|audaciae]],
**この上なく豪胆な人物であるカドゥルキー族のルクテリウスを
*cum parte [[wikt:en:copiarum#Noun_2|copiarum]] in [[wikt:en:Ruteni#Latin|Rutenos]] [[wikt:en:mittit|mittit]];
**軍勢の一部とともにルテーニー族のところに遣わす。
*ipse in [[wikt:en:Bituriges#Latin|Bituriges]] [[wikt:en:proficiscitur|proficiscitur]].
**<small>(ウェルキンゲトリークス)</small>自身はビトゥリゲース族のところに出発する。
:
; ビトゥリゲース族が、ハエドゥイー族に、対ウェルキンゲトリークスのための援兵を依頼
*<!--❷--><sup>(2)</sup> Eius [[wikt:en:adventus#Latin|adventu]]
**彼<small>〔ウェルキンゲトリークス〕</small>の到来により、
*[[wikt:en:Bituriges#Latin|Bituriges]] ad [[wikt:en:Aeduos|Haeduos]], quorum erant in [[wikt:en:fides#Latin|fide]],
**ビトゥリゲース族は、彼らが庇護下にあった[[w:ハエドゥイ族|ハエドゥイー族]]のもとへ、
*[[wikt:en:legatus#Latin|legatos]] [[wikt:en:mittunt|mittunt]] [[wikt:en:subsidium#Latin|subsidium]] [[wikt:en:rogatum#Verb|rogatum]],
**使節たちを、<small>(ハエドゥイー族からの)</small>援兵を依頼するために派遣する。
*[[wikt:en:quo#Adverb|quo]] [[wikt:en:facile#Latin|facilius]] hostium copias [[wikt:en:sustinere|sustinere]] [[wikt:en:possint|possint]].
**それにより、敵の軍勢をより容易に持ちこたえることができるようにということであった。
:
; ハエドゥイー族が、ビトゥリゲース族に対して援兵を派兵
*<!--❸--><sup>(3)</sup> [[wikt:en:Aedui#Latin|Haedui]] de [[wikt:en:consilium#Latin|consilio]] [[wikt:en:legatus#Latin|legatorum]], quos Caesar ad [[wikt:en:exercitus#Noun|exercitum]] [[wikt:en:reliquerat|reliquerat]],
**[[w:ハエドゥイ族|ハエドゥイー族]]は、カエサルが軍隊のもとへ残していた<ruby><rb>[[w:レガトゥス|総督副官]]</rb><rp>(</rp><rt>レーガートゥス</rt><rp>)</rp></ruby>たちの助言により、
*copias [[wikt:en:equitatus#Noun|equitatus]] [[wikt:en:peditatus#Latin|peditatus]]<nowiki>que</nowiki> [[wikt:en:subsidium#Latin|subsidio]] [[wikt:en:Bituriges#Latin|Biturigibus]] [[wikt:en:mittunt|mittunt]].
**[[w:騎兵|騎兵隊]]と[[w:歩兵|歩兵隊]]の軍勢をビトゥリゲース族に対する援兵として派遣する。
:
; ハエドゥイー族の援兵が、ビトゥリゲース族の寝返りを怖れて、途中で逃げ帰ってしまう
*<!--❹--><sup>(4)</sup> Qui cum ad flumen [[wikt:en:Liger#Latin|Ligerim]] [[wikt:en:venissent|venissent]], quod [[wikt:en:Bituriges#Latin|Bituriges]] ab [[wikt:en:Aeduis|Haeduis]] [[wikt:en:dividit#Latin|dividit]],
**その者たち<small>〔援兵〕</small>は、ビトゥリゲース族を[[w:ハエドゥイ族|ハエドゥイー族]]から分け隔てるリゲル川のたもとへやって来たときに、
**:<span style="color:#009900;font-family:Times New Roman;">(訳注:リゲル川 [[w:la:Liger|Liger]] は、現在の[[w:ロワール川|ロワール川]]。<br> 本書に登場するビトゥリゲース・クビ族 ''[[w:en:Bituriges Cubi|Bituriges Cubi]]'' は、<br> ロワール川西岸の[[w:シェール県|シェール県]]の辺りに居住していた。<br> 対して、[[w:ハエドゥイ族|ハエドゥイー族]]は、<br> ロワール川東岸の[[w:ニエーヴル県|ニエーヴル県]]の辺りに居住していた。)</span>
[[画像:Map of Eduens people-fr.svg|thumb|right|250px|[[w:ハエドゥイ族|ハエドゥイー族]]を軸とするガッリアの合従連衡(<small>フランス語表記</small>)。赤い部分がハエドゥイー族(Eduens)、桃色・茶色の部分が同盟部族、灰色の部分が敵対する[[w:アルウェルニ族|アルウェルニー族]](Arvernes)とセクアニ族(Sequanes)の領域である。茶色のビトゥリゲース族(Bituriges)と赤いハエドゥイー族(Eduens)の境界に沿ってリゲル川([[w:ロワール川|ロワール川]])が流れていることが見て取れる。川の西岸はビトゥリゲース族とアルウェルニー族の勢力圏になっている。]]
*paucos dies ibi [[wikt:en:moratus#Participle|morati]]
**わずかな日々をそこでぐずぐずして、
*neque flumen [[wikt:en:transire#Latin|transire]] [[wikt:en:ausus#Participle|ausi]] [[wikt:en:domus#Latin|domum]] [[wikt:en:revertuntur|revertuntur]]
**川をあえて渡らずに、故国に引き返す。
:
*<!--❺--><sup>(5)</sup> [[wikt:en:legatus#Latin|legatis]]<nowiki>que</nowiki> nostris [[wikt:en:renuntiant|renuntiant]]
**<small>(ハエドゥイー族の援兵たちが)</small>我が方<small>〔ローマ方〕</small>の<ruby><rb>[[w:レガトゥス|総督副官]]</rb><rp>(</rp><rt>レーガートゥス</rt><rp>)</rp></ruby>たちに報告したことには、
*se [[wikt:en:Bituriges#Latin|Biturigum]] [[wikt:en:perfidia#Latin|perfidiam]] [[wikt:en:veritus#Latin|veritos]] [[wikt:en:revertisse|revertisse]],
**自分たち<small>〔援兵〕</small>は、ビトゥリゲース族の寝返りを恐れて引き返した。
*quibus id [[wikt:en:consilium#Latin|consilii]] fuisse [[wikt:en:cognoverint|cognoverint]],
**彼らには、以下のような謀計があったことを探知したのだ。
*ut, si flumen [[wikt:en:transissent#Latin|transissent]], una ex parte ipsi, altera [[wikt:en:Arverni#Latin|Arverni]] se [[wikt:en:circumsisterent|circumsisterent]].
**もし川を渡ったら、一方から<small>(ビトゥリゲース族)</small>自身が、他方から[[w:アルウェルニ族|アルウェルニー族]]が自分たちを包囲するというものだ、と。
:
*<!--❻--><sup>(6)</sup> Id ea<span style="background-color:#ffa;">[[wikt:la:-ne|ne]]</span> de causa, quam [[wikt:en:legatus#Latin|legatis]] <u>pronuntiarunt</u>,
**そのことは<small>(援兵たちが)</small><ruby><rb>[[w:レガトゥス|総督副官]]</rb><rp>(</rp><rt>レーガートゥス</rt><rp>)</rp></ruby>たちに報告した理由によって<small>(なしたのか?)</small>
**:<span style="color:#009900;font-family:Times New Roman;">(訳注:[[wikt:en:-ne#Latin|-ne]] ~ [[wikt:en:an#Latin|an]] …;~であるか、あるいは…であるか。)</span>
**:<span style="color:#009900;font-family:Times New Roman;">(訳注:下線部の [[wikt:en:pronuntiarunt|pronuntiarunt]]<sub> (直接法・完了形)</sub> は古い印刷本 ''[[ガリア戦記/注解編/写本と校訂版#クリティカル・アパラトゥスとその略号|edd.vett.]]'' の記述で、<br> α系写本では [[wikt:en:pronuntiarint|pronuntiarint]]<sub> (接続法・完了形)</sub> だが、<br> β系写本では [[wikt:en:pronuntiaverint|pronuntia<u>ve</u>rint]]<sub> (接続法・完了形)</sub> となっている。)</span>
*<span style="background-color:#ffa;">[[wikt:la:an|an]]</span> [[wikt:en:perfidia#Latin|perfidia]] [[wikt:en:adductus#Latin|adducti]] [[wikt:en:fecerint|fecerint]],
**あるいは<small>(ビドゥリゲース族の)</small>寝返りに動かされて、なしたのか?
*[[wikt:en:quod#Conjunction|quod]] [[wikt:en:nihil#Latin|nihil]] nobis [[wikt:en:constat#Latin|constat]],
**我々<small>〔ローマ人〕</small>には何ら定かではないので、
*non [[wikt:en:videtur|videtur]] pro [[wikt:en:certus#Latin|certo]] esse <u>proponendum</u>.
**確言するべきであるとは思われない。
**:<span style="color:#009900;font-family:Times New Roman;">(訳注:~ pro certo ponere;~を確かであると主張する)</span>
**:<span style="color:#009900;font-family:Times New Roman;">(訳注:下線部は、α系写本では [[wikt:en:proponendum|<u>pro</u>ponendum]] だが、<br> β系写本では [[wikt:en:ponendum|ponendum]] となっている。)</span>
: <!-- [[wikt:en:| -->
; ビトゥリゲース族が、ローマ人やハエドゥイー族から離反して、アルウェルニー族と同盟してしまう
*<!--❼--><sup>(7)</sup> [[wikt:en:Bituriges#Latin|Bituriges]] eorum [[wikt:en:discessus#Noun|discessu]]
**ビトゥリゲース族は、彼ら<small>〔援兵〕</small>の撤収により、
*[[wikt:en:statim#Latin|statim]] <u>se</u> cum [[wikt:en:Arverni#Latin|Arvernis]] <u>coniunguntur</u>.
**ただちに[[w:アルウェルニ族|アルウェルニー族]]と<small>(同盟を)</small>結んだ。
**:<span style="color:#009900;font-family:Times New Roman;">(訳注:下線部は、α系写本では [[wikt:en:iunguntur|iunguntur]] だが、<br> β系写本では se ~ [[wikt:en:coniungunt|coniungunt]] となっている。)</span>
<!--
<span style="color:#009900;"></span>
<small></small>
**:<span style="color:#009900;">(訳注:
**:<span style="color:#009900;font-family:Times New Roman;">(訳注:
-->
===6節===
*<span style="background-color:#ffd;">[[/注解/6節]] {{進捗|00%|2025-12-15}}</span>
[[画像:Warsaw Royal Castle GM (12).JPG|thumb|right|200px|[[w:グナエウス・ポンペイウス|グナエウス・ポンペイウス]]の立像([[w:ワルシャワ歴史地区|ワルシャワ王宮]])。彼は首都の騒乱を鎮めるために単独の[[w:執政官|執政官]]として大権を与えられ、イタリアの徴兵権を得た。[[w:三頭政治|三頭政治]]後のこの混乱期に、彼はカエサルの政敵たちからこぞって支持されたが、危機に瀕していたカエサルを打倒する絶好の機会を見送った。これは重大な逸機であり、数年後にポンペイウスにとって致命的な結果をもたらすことになる。]]
;諸軍団と分断されて苦慮するカエサル
:
*<!--❶--><sup>(1)</sup> His rebus in Italiam Caesari [[wikt:en:nuntiatus#Latin|nuntiatis]],
**これらの事情がイタリアにいるカエサルへ知らされると、
**:<span style="color:#009900;font-family:Times New Roman;">(訳注:ここでいうイタリアとは、<br> カエサルの属州[[w:ガリア・キサルピナ|ガッリア・キサルピーナ]]のことである。)</span>
*cum iam ille [[wikt:en:urbanus#Latin|urbanas]] res [[wikt:en:virtus#Latin|virtute]] [[wikt:en:Gnaei#Latin|Gnaei]]<sub> ([[wikt:en:Cn.#Latin|Cn.]])</sub> [[wikt:en:Pompeius#Proper_noun|Pompei]] [[wikt:en:commodior#Latin|commodiorem]] in [[wikt:en:status#Noun_11|statum]] [[wikt:en:pervenisse#Latin|pervenisse]] [[wikt:en:intellegeret|intellegeret]],
**彼は、もはや都<small>〔[[w:ローマ|ローマ市]]〕</small>の事態は[[w:グナエウス・ポンペイウス|グナエウス・ポンペイウス]]の果断さによってより相応な状態に至ったと認識したので、
*in [[wikt:en:Gallia_transalpina#Latin|Transalpinam Galliam]] [[wikt:en:profectus#Latin|profectus]] est.
**ガッリア・トラーンサルピーナ<small>〔アルプスの向こう側のガッリア〕</small>に出発した。
**:<span style="color:#009900;font-family:Times New Roman;">(訳注:[[#1節|1節]]②項で言及された Galliam Transalpinam は<br> アルプスの西側「長髪のガッリア」全般を指すと思われるが、<br> ここではどちらかといえば<br> ガッリア南部のローマ属州ガッリア・トラーンサルピーナ<br> すなわち後の[[w:ガリア・ナルボネンシス|ガッリア・ナルボーネーンスィス]]を指す。)</span>
:
*<!--❷--><sup>(2)</sup> [[wikt:en:eo#Adverb|Eo]] cum [[wikt:en:venisset|venisset]],
**<small>(カエサルが)</small>そこに来たときに、
*magna [[wikt:en:difficultas#Latin|difficultate]] [[wikt:en:adficiebatur|adficiebatur]], qua [[wikt:en:ratio#Latin|ratione]] ad [[wikt:en:exercitus#Noun|exercitum]] [[wikt:en:pervenire#Latin|pervenire]] [[wikt:en:posset#Latin|posset]].
**どのような方策で軍隊のもとへ到達することができるか、という大きな困難に苦悩させられていた。
:
*<!--❸--><sup>(3)</sup> Nam, si [[wikt:en:legio#Latin|legiones]] in [[wikt:en:provincia#Latin|provinciam]] [[wikt:en:arcesseret|arcesseret]],
**なぜなら、もし、諸[[w:ローマ軍団|軍団]]を属州<small>〔ガッリア・トラーンサルピーナ〕</small>に呼び寄せるのならば、
*se [[wikt:en:absens#Latin|absente]] in [[wikt:en:iter#Latin|itinere]] [[wikt:en:proelium#Latin|proelio]] [[wikt:en:dimicaturus#Latin|dimicaturas]] [[wikt:en:intellegebat|intellegebat]];
**自分<small>〔カエサル〕</small>が不在のままで、行軍中に戦闘を闘うことになるであろうと理解していた。
: <!-- [[wikt:en:| -->
*<!--❹--><sup>(4)</sup> si ipse ad exercitum [[wikt:en:contenderet|contenderet]],
**もし<small>(カエサル)</small>自身が<small>(大部隊の護衛なしで)</small>軍隊のもとへ急いで行くのならば、
*<u>ne</u> iis <u>quidem</u> eo tempore qui quieti [[wikt:en:viderentur|viderentur]],
**そのときには、中立を保っていると見られる者たちでさえも、
**:<span style="color:#009900;font-family:Times New Roman;">(訳注:[[wikt:en:iis#Latin|iis]] はβ系写本の記述で、α系写本では [[wikt:en:his#Latin|his]] となっている。)</span>
**:<span style="color:#009900;font-family:Times New Roman;">(訳注:[[wikt:en:ne quidem|ne ~ quidem]]「~でさえ…ない」)</span>
**:<span style="color:#009900;font-family:Times New Roman;">(訳注:[[wikt:en:quietus#Latin|quietus, quieti]]「平和的な、中立的な」)</span>
*suam [[wikt:en:salus#Latin|salutem]] [[wikt:en:recte#Latin|recte]] [[wikt:en:committi|committi]] [[wikt:en:videbat|videbat]].
**自分の身の安全を良く託されるとは思えなかったのだ。
**:<span style="color:#009900;font-family:Times New Roman;">(訳注:前年まで、すなわち第6巻までの戦争は主としてガッリア北部・中部などで闘われていたので、<br> [[ガリア戦記 第6巻#44節|第6巻44節]]で既述のように、ローマ諸軍団はガッリア北部・中部周辺に冬営させられていた。<br> 今回は軍団が駐留していないガッリア中南部を中心に反乱が起こったので、<br> カエサルと諸軍団は分断された。<br> そのため、カエサルが大部隊の護衛なしで北上すれば、<br> 同盟部族にさえ寝首を掻かれる怖れがあったのである。)
<!--
<span style="color:#009900;"></span>
<small></small>
**:<span style="color:#009900;">(訳注:
**:<span style="color:#009900;font-family:Times New Roman;">(訳注:
-->
===7節===
*<span style="background-color:#ffd;">[[/注解/7節]] {{進捗|00%|2025-12-19}}</span>
;ルクテリウスとカエサルのナルボーをめぐる駆け引き
[[画像:Narbonne_panorama.jpg|thumb|right|300px|'''ナルボー'''(Narbo)すなわち現在の[[w:ナルボンヌ|ナルボンヌ市]](Narbonne)の街並み。ローマ人が[[w:ドミティア街道|ドミティア街道]]の拠点として植民市'''コロニア・ナルボー・マルティウス'''(Colonia Narbo Martius)を建設し、後には[[w:ローマ内戦 (紀元前49年-紀元前45年)|ローマ内乱]]のときにもカエサル派の根拠地となった。その重要性から帝政期には州都に昇格し、[[w:属州|属州]]名も[[w:ガリア・ナルボネンシス|ガッリア・ナルボネンスィス]]に改められたほどである。]]
[[画像:Via_domitia_map600x600_(1).png|thumb|right|200px|[[w:ドミティア街道|ドミティア街道]](Via Domitia)の経路。ローマ人によってイタリアと[[w:ヒスパニア|ヒスパーニア]]を結ぶ重要な街道として整備された。本節でカエサル側の軍勢が往復したのもこの街道である。]]
:
; カドゥルキー族のルクテリウスが、ルテーニー族を同盟に引き入れる
*<!--❶--><sup>(1)</sup> [[wikt:en:interim#Latin|Interim]] [[wikt:en:Lucterius#Latin|Lucterius]] [[wikt:en:Cadurcus#Latin|Cadurcus]]
**その間に、カドゥルキー族のルクテリウスが
*in [[wikt:en:Ruteni#Latin|Rutenos]] [[wikt:en:missus#Participle|missus]]
**ルテーニー族のところに遣わされて、
**:<span style="color:#009900;font-family:Times New Roman;">(訳注:[[#5節|5節]]の冒頭で述べられた。<br> ルテーニー族 ''[[w:en:Ruteni|Ruteni]]'' は現在の[[w:アヴェロン県|アヴェロン県]]の<br> [[w:ロデーズ|ロデーズ]]辺りにいたとされる。)</span>
*eam [[wikt:en:civitas#Latin|civitatem]] [[wikt:en:Arverni#Latin|Arvernis]] [[wikt:en:conciliat|conciliat]].
**その部族に[[w:アルウェルニ族|アルウェルニー族]]との仲を取り持つ。
:
; ルクテリウスが、ローマ属州内の拠点都市ナルボーを目指す
*<!--❷--><sup>(2)</sup> [[wikt:en:progressus#Participle|Progressus]] in [[wikt:en:Nitiobriges#Latin|Nitiobriges]] et [[wikt:en:Gabali#Latin|Gabalos]]
**<small>(彼は)</small>ニティオブリゲース族とガバリー族のところに進んで行き、
**:<span style="color:#009900;font-family:Times New Roman;">(訳注:ニティオブリゲース族<br> またはニティオブロゲース族 ''[[w:en:Nitiobroges|Nitiobroges]]'' は<br> 現在の[[w:ロット=エ=ガロンヌ県|ロット=エ=ガロンヌ県]][[w:アジャン|アジャン]]辺り、<br> ガバリー族 ''[[w:en:Gabali|Gabali]]'' は現在の[[w:ロゼール県|ロゼール県]]辺りにいたらしい。)</span>
*ab [[wikt:en:uterque#Latin|utrisque]] [[wikt:en:obses#Latin|obsides]] [[wikt:en:accipit|accipit]]
**双方から人質たちを受け取って、
*et, magna [[wikt:en:coactus#Latin|coacta]] [[wikt:en:manus#Latin|manu]],
**多くの手勢を徴集すると、
*in [[wikt:en:provincia#Latin|provinciam]] [[wikt:en:Narbo#Latin|Narbonem]] [[wikt:en:versus#Latin|versus]] [[wikt:en:eruptio#Latin|eruptionem]] facere [[wikt:en:contendit|contendit]].
**<small>(ローマ人の)</small>[[w:属州|属州]]内のナルボーに向かって出撃することを急ぐ。
**:<span style="color:#009900;font-family:Times New Roman;">(訳注:ナルボー [[w:la:Narbo|Narbo]] は、ローマ人が建設した地中海岸の植民市で、<br> ヒスパーニアとイタリアを結ぶ拠点であった。<br> 現在の[[w:ナルボンヌ|ナルボンヌ]]。)</span>
:
; カエサルもナルボーを目指す
*<!--❸--><sup>(3)</sup> Qua re [[wikt:en:untiatus#Latin|nuntiata]]
**その事を報告されると、
*Caesar omnibus [[wikt:en:consilium#Latin|consiliis]] [[wikt:en:antevertendus#Latin|antevertendum]] <span style="color:#009900;font-size:8pt;">(esse)</span> [[wikt:en:existimavit|existimavit]], ut [[wikt:en:Narbo#Latin|Narbonem]] [[wikt:en:proficisceretur|proficisceretur]].
**カエサルは、ナルボーに出発することを、あらゆる計画に先立ってするべきであると考えた。
:
*<!--❹--><sup>(4)</sup> [[wikt:en:eo#Adverb|Eo]] cum [[wikt:en:venisset|venisset]],
**<small>(カエサルは)</small>そこへやって来ると、
*[[wikt:en:timens#Latin|timentes]] [[wikt:en:confirmat#Latin|confirmat]],
**<ruby><rb>怖気</rb><rp>(</rp><rt>おじけ</rt><rp>)</rp></ruby>ている者たちを元気付けて、
*[[wikt:en:praesidium#Latin|praesidia]]
**守備隊を
*in [[wikt:en:Ruteni#Latin|Rutenis]] [[wikt:en:provincialis#Latin|provincialibus]], [[wikt:en:Volcae#Latin|Volcis]] [[wikt:en:Arecomici#Latin|Arecomicis]], [[wikt:en:Tolosates#Latin|Tolosatibus]]
**属州側のルテーニー族、[[w:ウォルカエ族|ウォルカエ]]・アレコミキー族、トローサーテース族<small>(らの領内)</small>に、
**:<span style="color:#009900;font-family:Times New Roman;">(訳注:上述のように、属州外の<u>ルテーニー族</u>は[[w:アルウェルニ族|アルウェルニー族]]と結んでいる。)</span>
**:<span style="color:#009900;font-family:Times New Roman;">(訳注:[[w:ウォルカエ族|ウォルカエ族]]は、西側に住むテクトサゲース族 ''[[w:en:Tectosages|Tectosages]]'' と<br> 東側に住むアレコミキー族 ''[[w:en:Arecomici|Arecomici]]'' の2支族に分かれていた。)</span>
**:<span style="color:#009900;font-family:Times New Roman;">(訳注:トローサーテース族 ''[[w:fr:Tolosates|Tolosates]]'' は、ウォルカエ・テクトサゲース族の分派とされ、<br> 現在の[[w:トゥールーズ|トゥールーズ]]の近くにいたと考えられている。)</span>
*[[wikt:en:circum#Preposition|circum]]<nowiki>que</nowiki> [[wikt:en:Narbo#Latin|Narbonem]], quae [[wikt:en:locum#Latin|loca]] hostibus erant [[wikt:en:finitimus#Latin|finitima]],
**および敵方に隣接した地である[[w:ナルボンヌ|ナルボー]]周辺に
*[[wikt:en:constituit#Latin|constituit]];
**駐留させる。
:
*<!--❺--><sup>(5)</sup> partem [[wikt:en:copiae#Noun_2|copiarum]] ex [[wikt:en:provincia#Latin|provincia]]
**属州<small>〔ガッリア・トラーンサルピーナ〕</small>からの軍勢の一部、
*[[wikt:en:supplementum#Latin|supplementum]]<nowiki>que</nowiki>, quod ex Italia [[wikt:en:adduxerat|adduxerat]],
**およびイタリアから率いて来た補充兵を
**:<span style="color:#009900;font-family:Times New Roman;">(訳注:後者の補充兵 supplementum は、[[#1節|1節]]で既述のように、<br> [[w:ガリア・キサルピナ|ガッリア・キサルピーナ]]で徴募された軍団兵であろう。)</span>
*in [[wikt:en:Helvii#Latin|Helvios]], qui fines [[wikt:en:Arverni#Latin|Arvernorum]] [[wikt:en:contingunt|contingunt]],
**[[w:アルウェルニ族|アルウェルニー族]]の領土に接しているヘルウィイー族のところに
*[[wikt:en:convenire#Latin|convenire]] [[wikt:en:iubet#Latin|iubet]].
**集結することを命じる。
<!--
<span style="color:#009900;"></span>
<small></small>
**:<span style="color:#009900;">(訳注:
**:<span style="color:#009900;font-family:Times New Roman;">(訳注:
-->
===8節===
*<span style="background-color:#ffd;">[[/注解/8節]] {{進捗|00%|2026-01-03}}</span>
[[画像:Carte-cevennes-france.png|thumb|right|200px|フランスにおける[[w:中央高地 (フランス)|中央高地]](Massif Central)とセヴェンヌ山地(Cévennes)の位置]]
[[画像:Col_de_legal.jpeg|thumb|right|200px|[[w:雪|雪]]に覆われた[[w:オーヴェルニュ地域圏|オーヴェルニュ高地]]。オーヴェルニュ(Auvergne)の名は[[w:アルウェルニ族|アルウェルニー族]](Arverni)に由来する。]]
[[画像:Causse_Mejean_Evening.jpg|thumb|right|200px|城壁のように続くケウェンナ(セヴェンヌ)山地の断崖]]
[[画像:France_Massif_central.jpg|thumb|right|200px|[[w:アルウェルニ族|アルウェルニー族]]の勢力圏であった[[w:中央高地 (フランス)|中央高地]](Massif Central)の領域(着色部分)。平野の多いフランスにおいて山塊としてそびえ立つ。]]
:
;カエサルがケウェンナ山地を越えてアルウェルニー族の領内へ突入
*<!--❶--><sup>(1)</sup> His rebus [[wikt:en:comparatus#Latin|comparatis]],
**これらの事が整えられて、
*[[wikt:en:repressus#Latin|represso]] iam [[wikt:en:Lucterius#Latin|Lucterio]] et [[wikt:en:remotus#Latin|remoto]],
**<small>(カドゥルキー族の)</small>ルクテリウスはすでに押し留められ、遠ざけられた。
*quod [[wikt:en:intrare#Latin|intrare]] intra [[wikt:en:praesidium#Latin|praesidia]] [[wikt:en:periculosus#Latin|periculosum]] [[wikt:en:putabat|putabat]],
**──というのは<small>(ローマ人の)</small>守備の範囲内に踏み込むことは危険なことであると<small>(ルクテリウスが)</small>見なしていたからであるが、──
*in [[wikt:en:Helvii#Latin|Helvios]] [[wikt:en:proficiscitur|proficiscitur]].
**<small>(そこで、カエサルは)</small>ヘルウィイー族のところに出発する。
:
; カエサルが、アルウェルニー族の要害ケウェンナ山を越える
*<!--❷--><sup>(2)</sup> <u>Etsi</u> mons <u>Cevenna</u>, qui [[wikt:en:Arverni#Latin|Arvernos]] ab [[wikt:en:Helvii#Latin|Helviis]] [[wikt:en:discludit|discludit]],
**[[w:アルウェルニ族|アルウェルニー族]]をヘルウィイー族から隔てている<u>ケウェンナ山</u>は、
**:<span style="color:#009900;font-family:Times New Roman;">(訳注:山の名は写本によって Cebenna または Cevenna となっており、<br> [[w:ガイウス・プリニウス・セクンドゥス|大プリーニウス]]が記した [[wikt:en:Cebenna#Latin|Cebenna]] がガリア語に近いようである。<br> 現在名はセヴェンヌ山地 Cévennes と呼ばれ、<br> [[w:中央高地 (フランス)|フランス中央高地]](Massif Central)の南東部にそそり立っている。)</span>
**:<span style="color:#009900;font-family:Times New Roman;">(訳注:[[wikt:en:etsi#Latin|etsi]] ~ [[wikt:en:tamen#Latin|tamen]] …「~としても、にもかかわらず…」)</span>
**:<span style="color:#009900;font-family:Times New Roman;">(訳注:[[wikt:en:mons#Latin|mons]] は β系写本の記述で、α系写本にはない。)</span>
*[[wikt:en:durissimus#Latin|durissimo]] tempore anni
**最も厳しい時季に
*[[wikt:en:altissimus#Latin|altissima]] [[wikt:en:nix#Latin|nive]] iter [[wikt:en:impediebat|impediebat]],
**豪[[w:雪|雪]]によって道を閉ざしていたのであるが、
*<u>tamen</u> [[wikt:en:discussus#Latin|discussa]] [[wikt:en:nix#Latin|nive]] sex in [[wikt:en:altitudo#Latin|altitudinem]] [[wikt:en:pes#Latin|pedum]]
**にもかかわらず<small>(カエサル勢は)</small>深さ6<u>ペース</u>の雪を粉砕して、
**:<span style="color:#009900;font-family:Times New Roman;">(訳注:1[[ガイウス・ユリウス・カエサルの著作/通貨・計量単位#ペース|ペース]]は約29.6cmで、6ペースは約1.8メートル弱。)</span>
*atque ita [[wikt:en:via#Latin|viis]] [[wikt:en:patefactus#Latin|patefactis]] [[wikt:en:summus#Latin|summo]] [[wikt:en:miles#Latin|militum]] <u>sudore</u>
**このように兵士たちの最大の努力によって道が開かれて、
**:<span style="color:#009900;font-family:Times New Roman;">(訳注:下線部は、α系写本では [[wikt:en:sudor#Latin|sudore]]「汗」だが、<br> β系写本では [[wikt:en:labor#Latin|labore]]「労苦」 となっている。)</span>
*ad fines [[wikt:en:Arverni#Latin|Arvernorum]] [[wikt:en:pervenit#Latin|pervenit]].
**[[w:アルウェルニ族|アルウェルニー族]]の領土へ到達した。
:
; アルウェルニー族が、カエサルの奇襲に周章狼狽する
*<!--❸--><sup>(3)</sup> Quibus [[wikt:en:oppressus#Latin|oppressis]] [[wikt:en:inopinans#Latin|inopinantibus]],
**<small>(アルウェルニー族は)</small>彼らに対する<small>(カエサルの)</small>攻撃を予期していなかったが、
*quod se <u>Cevenna</u> ut [[wikt:en:murus#Latin|muro]] [[wikt:en:munitus#Latin|munitos]] [[wikt:en:existimabant|existimabant]],
**──というのは、自分たちは<u>ケウェンナ</u>を壁として防御されていると考えていたからであり、
*ac <u>ne</u> [[wikt:en:singularis#Latin|singulari]] <u>quidem</u> [[wikt:en:umquam#Latin|umquam]] homini eo tempore anni [[wikt:en:semita#Latin|semitae]] [[wikt:en:patuerant|patuerant]],
**かつ、その時季には、個人にとってさえも、小道はかつて開かれていなかったからであるが、──
**:<span style="color:#009900;font-family:Times New Roman;">(訳注:[[wikt:en:ne quidem|ne ~ quidem]]「~でさえ…ない」)</span>
*[[wikt:en:eques#Latin|equitibus]] [[wikt:en:imperat|imperat]],
**<small>(カエサルは)</small>騎兵たちに命令する。
*ut, [[wikt:en:quam#Adverb|quam]] [[wikt:en:late#Latin|latissime]] [[wikt:en:possint|possint]], [[wikt:en:vagentur|vagentur]]
**できるだけ広く動き回り、
*et [[wikt:en:quam#Adverb|quam]] maximum hostibus [[wikt:en:terror#Latin|terrorem]] [[wikt:en:inferant|inferant]].
**敵たちに最大限の恐怖を引き起こすように、と。
:
; ウェルキンゲトリークスが、ビトゥリゲース族のもとから軍勢を取って返す
*<!--❹--><sup>(4)</sup> Celeriter haec [[wikt:en:fama#Latin|fama]] ac <u>nuntiis</u>
**これらのことは速やかに風評や伝令たちによって、
**:<span style="color:#009900;font-family:Times New Roman;">(訳注:下線部は、主要写本ω では [[wikt:en:nuntii#Latin|nuntii]] だが、<br> ''[[ガリア戦記/注解編/写本と校訂版#Manutius|Manutius]]'' が [[wikt:en:nuntiis#Etymology_1|nuntiis]] と修正提案している。)</span>
*ad [[wikt:en:Vercingetorix#Latin|Vercingetorigem]] [[wikt:en:perferuntur|perferuntur]];
**[[w:ウェルキンゲトリクス|ウェルキンゲトリークス]]のもとへ報知される。
*quem [[wikt:en:perterritus#Latin|perterriti]] omnes [[wikt:en:Arverni#Latin|Arverni]] [[wikt:en:circumsistunt|circumsistunt]] atque [[wikt:en:obsecrant|obsecrant]],
**彼<small>〔ウェルキンゲトリークス〕</small>を、脅かされている[[w:アルウェルニ族|アルウェルニー族]]の皆が取り巻いて、嘆願する。
*ut suis [[wikt:en:fortuna#Latin|fortunis]] [[wikt:en:consulat#Latin|consulat]],
**自分たち<small>〔アルウェルニー族〕</small>の境遇に配慮してくれるように、
*<u>neve</u> ab hostibus <u>diripiantur</u>,
**自分たち<small>〔アルウェルニー族〕</small>が敵<small>〔ローマ人〕</small>によって略奪されることを許容しないように、
**:<span style="color:#009900;font-family:Times New Roman;">(訳注:この行は、α系写本では [[wikt:en:neve#Latin|neve]] ab hostibus [[wikt:en:diripiantur|diripiantur]] <br> β系写本では [[wikt:en:neu#Latin|neu]] se ab hostibus [[wikt:en:diripi|diripi]] [[wikt:en:patiatur|patiatur]] となっている。)</span>
*[[wikt:en:praesertim#Latin|praesertim]] cum [[wikt:en:videat|videat]] [[wikt:en:omnis#Latin|omne]] ad se bellum [[wikt:en:translatus#Participle|translatum]].
**とりわけ、すべての戦争が自分たちへ向けられると<small>(彼が)</small>見なしているのであるから
**:<span style="color:#009900;font-family:Times New Roman;">(訳注:praesertim cum ~;とりわけ~であるから)</span>
: <!-- [[wikt:en:| -->
*<!--❺--><sup>(5)</sup> Quorum ille [[wikt:en:prex#Latin|precibus]] [[wikt:en:permotus#Latin|permotus]]
**彼<small>〔ウェルキンゲトリークス〕</small>は、その者たちの懇願に揺り動かされて、
*[[wikt:en:castra#Latin|castra]] ex [[wikt:en:Bituriges#Latin|Biturigibus]] [[wikt:en:movet|movet]] in [[wikt:en:Arverni#Latin|Arveruos]] [[wikt:en:versus#Latin|versus]].
**陣営をビトゥリゲース族のところから[[w:アルウェルニ族|アルウェルニー族]]のところに向けて行軍する。
**:<span style="color:#009900;font-family:Times New Roman;">(訳注:castra movet 「陣営を動かす」=「行軍する」)</span>
**:<span style="color:#009900;font-family:Times New Roman;">(訳注:現在の[[w:ブールジュ|ブールジュ]]辺りから[[w:クレルモン=フェラン|クレルモン=フェラン]]辺りに南下したようである。)</span>
<!--
<span style="color:#009900;"></span>
<small></small>
**:<span style="color:#009900;">(訳注:
**:<span style="color:#009900;font-family:Times New Roman;">(訳注:
-->
===9節===
*<span style="background-color:#ffd;">[[/注解/9節]] {{進捗|00%|2026-01-12}}</span>
;カエサルが北上して諸軍団と合流するが、同盟軍はゴルゴビナ攻略をめざす
:
*<!--❶--><sup>(1)</sup> At Caesar, [[wikt:en:biduum#Latin|biduum]] in his locis [[wikt:en:moratus#Participle|moratus]],
**それに対して、カエサルは2日間、この地に留まった。
*quod haec de [[wikt:en:Vercingetorix#Latin|Vercingetorige]] usu ventura [[wikt:en:opinio#Latin|opinione]] [[wikt:en:praeceperat|praeceperat]],
**──というのは、[[w:ウェルキンゲトリクス|ウェルキンゲトリークス]]についてこれ<small>〔陣営の移動〕</small>が起こると予想をしていたからだが、──
**:<span style="color:#009900;font-family:Times New Roman;">(訳注:usu venire 「起こる」→ usu [[wikt:en:venturus#Latin|ventūra]] (esse) 「起こるであろう」)</span>
*per causam [[wikt:en:supplementum#Latin|supplementi]] [[wikt:en:equitatus#Noun|equitatus]]<nowiki>que</nowiki> [[wikt:en:cogendus#Latin|cogendi]]
**補充兵と騎兵隊を徴集するためという口実のもとに、
**:<span style="color:#009900;font-family:Times New Roman;">(訳注:per causam 「口実のもとに」)</span>
*ab [[wikt:en:exercitus#Noun|exercitu]] [[wikt:en:discedit|discedit]];
**軍隊から離れる。
:
*<!--❷--><sup>(2)</sup> [[wikt:en:Brutus#Latin|Brutum]] [[wikt:en:adulescens#Noun|adulescentem]] his copiis [[wikt:en:praeficit|praeficit]];
**<small>(カエサルは)</small><u>青年ブルートゥス</u>にこの軍勢を指揮させる。
**:<span style="color:#009900;font-family:Times New Roman;">(訳注:青年ブルートゥスとは、<br> [[w:デキムス・ユニウス・ブルトゥス・アルビヌス|デキムス・ブルートゥス]](<small>[[w:la:Decimus_Iunius_Brutus_Albinus|Decimus Iunius Brutus Albinus]]</small>)のことで、<br> [[ガリア戦記 第3巻#14節|第3巻14節]]でカエサルの艦隊を指揮した。)</span>
*hunc [[wikt:en:monet#Latin|monet]], ut in omnes partes [[wikt:en:eques#Latin|equites]] quam [[wikt:en:late#Latin|latissime]] [[wikt:en:pervagentur|pervagentur]]:
**彼には、[[w:騎兵|騎兵]]たちがあらゆる方面にできるだけ広く駆け回るようにと、忠告する。
*<u>daturum</u> se <u>operam</u>, ne longius [[wikt:en:triduum#Latin|triduo]] ab [[wikt:en:castra#Latin|castris]] [[wikt:en:absit#Latin|absit]].
**自分<small>〔カエサル〕</small>は、3日間より長く陣営から離れないように、努力をするであろう、と。
**:<span style="color:#009900;font-family:Times New Roman;">(訳注:[[wikt:en:opera#Latin|operam]] dare 「努力をする」→ operam [[wikt:en:daturus#Latin|datūrum]] (esse) 「努力をするであろう」)</span>
[[画像:Image-Vienne-Cropped.jpg|thumb|right|300px|'''ウィエンナ'''(Vienna)すなわち現在のヴィエンヌ(Vienne)。ロダヌス川(現[[w:ローヌ川|ローヌ川]])のほとりにある当地は、南仏[[w:プロヴァンス|プロヴァンス地方]]と北仏[[w:ブルゴーニュ地域圏|ブルゴーニュ地方]]を結ぶ交通の要衝として、古代ローマ時代から栄え、今もローマ時代の遺跡が多く残る。]]
:
; カエサルが、急いでウィエンナへ北進する
*<!--❸--><sup>(3)</sup> His [[wikt:en:constitutus#Participle|constitutis]] rebus,
**これらの事を決定すると、
*<u>omnibus</u> suis [[wikt:en:inopinans#Latin|inopinantibus]],
**配下の皆が予期しないほど、
**:<span style="color:#009900;font-family:Times New Roman;">(訳注:omnibus は β系写本の記述で、<br> α系写本にはない。)</span>
*quam [[wikt:en:maximus#Latin|maximis]] potest [[wikt:en:iter#Latin|itineribus]],
**できるかぎりの強行軍で、
*[[wikt:en:Vienna#Etymology_1|Viennam]] [[wikt:en:pervenit#Latin|pervenit]].
**<u>ウィエンナ</u>に到着する。
**:<span style="color:#009900;font-family:Times New Roman;">(訳注:ウィエンナ [[w:la:Vienna|Vienna]] は、<br> 現在の[[w:ヴィエンヌ (イゼール県)|ヴィエンヌ]] ''[[w:en:Vienne, Isère|Vienne]]'')</span>
:
; カエサルが、ハエドゥイー族領を抜けて、2個軍団が冬営するリンゴネース族領へ向けて北上する
*<!--❹--><sup>(4)</sup> [[wikt:en:ibi#Latin|Ibi]] [[wikt:en:nactus#Latin|nactus]] [[wikt:en:recens#Latin|recentem]] [[wikt:en:equitatus#Latin|equitatum]], quem [[wikt:en:multus#Latin|multis]] ante diebus eo [[wikt:en:praemiserat|praemiserat]],
**そこで、何日も前にそこに先遣していたまだ新兵の騎兵隊を得て、
[[画像:Langres_FR_(march_2008).jpg|thumb|right|300px|リンゴネース族(Lingones)の名を残す[[w:ラングル|ラングル]](Langres)の街の雪景色]]
*neque [[wikt:en:diurnus#Latin|diurno]] neque [[wikt:en:nocturnus#Latin|nocturno]] itinere [[wikt:en:intermissus#Latin|intermisso]]
**昼間も夜間も行軍を中断せずに、
*per fines [[wikt:en:Aedui#Latin|Haeduorum]]
**[[w:ハエドゥイ族|ハエドゥイー族]]の領土を通って、
*in [[wikt:en:Lingones#Latin|Lingones]] [[wikt:en:contendit|contendit]],
**<u>リンゴネース族のところ</u>に急いだ。
**:<span style="color:#009900;font-family:Times New Roman;">(訳注:リンゴネース族 [[w:la:Lingones|Lingones]] の首邑は<br> 現在の[[w:ラングル|ラングル]] ''[[w:en:Langres|Langres]]'' で、<br> ローマ時代には [[w:la:Andematunnum|Andematunnum]] と呼ばれたが、<br> ''[[wikt:fr:Lingones|Lingones]]'' の転訛が ''[[wikt:fr:Langres|Langres]]'' である。)</span>
*[[wikt:en:ubi#Latin|ubi]] [[wikt:en:duo#Latin|duae]] [[wikt:en:legio#Latin|legiones]] [[wikt:en:hiemabant|hiemabant]],
**そこには、2個[[w:ローマ軍団|軍団]]が冬営していた。
*ut, si [[wikt:en:aliquis#Latin|quid]] etiam de sua [[wikt:en:salus#Latin|salute]] ab [[wikt:en:Aedui#Latin|Haeduis]] [[wikt:en:iniretur|iniretur]] [[wikt:en:consilium#Latin|consilii]], [[wikt:en:celeritas#Latin|celeritate]] [[wikt:en:praecurreret|praecurreret]].
**もし<small>(カエサル)</small>自らの安全についてさえ、ハエドゥイー族により何らかの謀計が始められても、速やかに凌駕するように。
:
; カエサルが、リンゴネース族領の軍団冬営地へ到着して、諸軍団へ集結を指令する
*<!--❺--><sup>(5)</sup> [[wikt:en:eo#Adverb|Eo]] cum [[wikt:en:pervenisset|pervenisset]],
**<small>(カエサルは)</small>そこへ到着したときに、
*ad reliquas [[wikt:en:legio#Latin|legiones]] [[wikt:en:mittit|mittit]]
**残りの軍団のもとへ<small>(伝令を)</small>遣わす。
*<u>prius</u>que omnes in unum locum [[wikt:en:cogit|cogit]], <u>quam</u> de eius [[wikt:en:adventus#Latin|adventu]] [[wikt:en:Arverni#Latin|Arvernis]] [[wikt:en:nuntiari|nuntiari]] [[wikt:en:posset#Latin|posset]].
**彼の到着について[[w:アルウェルニ族|アルウェルニー族]]に知らされ得るより早く、総勢が一か所に集結するように、と。
**:<span style="color:#009900;font-family:Times New Roman;">(訳注:[[wikt:en:priusquam#Latin|prius ~ quam]] …;…より早く~)</span>
: <!-- [[wikt:en:| -->
; ウェルキンゲトリークスが、ボイイー族がいるゴルゴビナの攻略を企図する
*<!--❻--><sup>(6)</sup> Hac re [[wikt:en:cognitus#Participle|cognita]],
**この事を知ると、
*[[wikt:en:Vercingetorix#Latin|Vercingetorix]] rursus in [[wikt:en:Bituriges#Latin|Bituriges]] [[wikt:en:exercitus#Noun|exercitum]] [[wikt:en:reducit|reducit]]
**[[w:ウェルキンゲトリクス|ウェルキンゲトリークス]]は再びビトゥリゲース族のところに軍隊を連れ戻して、
*atque [[wikt:en:inde#Latin|inde]] [[wikt:en:profectus#Participle_2|profectus]] Gorgobinam, [[wikt:en:Boii#Latin|Boiorum]] [[wikt:en:oppidum#Latin|oppidum]],
**そこから、[[w:ボイイ族|ボイイー族]]の城塞都市であるゴルゴビナへ出発した。
**:<span style="color:#009900;font-family:Times New Roman;">(訳注:ゴルゴビナ ''[[w:en:Gorgobina|Gorgobina]]'' は、現在の候補地としては、<br> [[w:ニエーヴル県|ニエーヴル県]]のサン=パリズ=ル=シャテル<small>([[w:en:Saint-Parize-le-Châtel|Saint-Parize-le-Châtel]])</small><br> [[w:アンドル=エ=ロワール県|アンドル=エ=ロワール県]]のラ・ゲルシュ([[w:en:La Guerche|La Guerche]])<br> あるいは、[[w:シェール県|シェール県]]のサン=サテュル([[w:fr:Saint-Satur|Saint-Satur]])などが挙げられている。)</span>
*quos ibi [[wikt:en:helvetico|Helvetico]] [[wikt:en:proelium#Latin|proelio]] [[wikt:en:victus#Participle|victos]]
**──[[w:ヘルウェティイ族|ヘルウェーティイー族]]の戦闘で打ち負かされた彼らをそこに、
**:<span style="color:#009900;font-family:Times New Roman;">(訳注:ボイイー族はヘルウェーティイー族とともにガッリアに移動して、カエサルに敗れていた。第1巻28節~29節を参照。)</span>
*Caesar [[wikt:en:conlocaverat#Latin|conlocaverat]] [[wikt:en:Aedui#Latin|Haeduis]]<nowiki>que</nowiki> [[wikt:en:adtribuerat#Latin|adtribuerat]],
**カエサルは宿営させ、ハエドゥイー族<small>(の庇護)</small>に委ねていたのだが、──
*[[wikt:en:oppugnare#Latin|oppugnare]] [[wikt:en:instituit#Latin|instituit]].
**<small>(ウェルキンゲトリークスはゴルゴビナの)</small>攻略を決意した。
<!--
<span style="color:#009900;"></span>
<small></small>
**:<span style="color:#009900;">(訳注:
**:<span style="color:#009900;font-family:Times New Roman;">(訳注:
-->
===10節===
[[画像:Caesar's_campaign_to_Agedincum_in_52BC.png|thumb|right|250px|前節までのカエサルの[[w:ナルボンヌ|ナルボー]]からアゲディンクムへの進路(青線)および[[w:ウェルキンゲトリクス|ウェルキンゲトリークス]]の進路(赤線)。青字名は親ローマ部族、赤字名は反ローマ部族。カエサルは[[w:アルウェルニ族|アルウェルニー族]]の本拠ゲルゴウィアを突くと見せかけてウェルキンゲトリークスを引き寄せ、その間に[[w:ブルゴーニュ地域圏|ブルゴーニュ]]に冬営していた諸軍団と合流できた。これに対して、ウェルキンゲトリークスはボイイー族を攻めようとする。]]
*<span style="background-color:#ffd;">[[/注解/10節]] {{進捗|00%|2026-01-16}}</span>
;カエサルがアゲディンクムを発って、ボイイー族支援に向かう
:
; カエサルが抱えることになった「大きな困難」とは?
*<!--❶--><sup>(1)</sup> Magnam haec res Caesari [[wikt:en:difficultas#Latin|difficultatem]] ad [[wikt:en:consilium#Latin|consilium]] [[wikt:en:capiendus#Latin|capiendum]] [[wikt:en:adferebat|adferebat]]<!--:-->,
**この事態は、カエサルが作戦を立てるためには、大きな困難を引き起こしていた。
**:<span style="color:#009900;font-family:Times New Roman;">(訳注:haec res 「この事態」とは、<br> ウェルキンゲトリークスが<br> ハエドゥイー族の庇護下にあったボイイー族を攻めること。)</span>
**:<span style="color:#009900;font-family:Times New Roman;">(訳注:magnam ~ difficultatem 「大きな困難を」)</span>
*si reliquam partem [[wikt:en:hiems#Latin|hiemis]] uno loco [[wikt:en:legio#Latin|legiones]] [[wikt:en:contineret|contineret]],
**もし、冬の残りの期間に、諸[[w:ローマ軍団|軍団]]を1か所に留めておくならば、
**:<span style="color:#009900;font-family:Times New Roman;">(訳注:前節で述べられたように、<br> カエサルはリンゴネース族の軍団冬営地に着いたときに、<br> 諸軍団に1か所に集結するべく伝令を遣わしていた。)</span>
*ne, [[wikt:en:stipendiarius#Latin|stipendiariis]] [[wikt:en:Haedui#Latin|Haeduorum]] [[wikt:en:expugnatus#Latin|expugnatis]], [[wikt:en:cunctus#Latin|cuncta]] Gallia [[wikt:en:deficeret|deficeret]],
**[[w:ハエドゥイ族|ハエドゥイー族]]の朝貢国が攻略されて、ガッリア全体が背くのではないか?
**:<span style="color:#009900;font-family:Times New Roman;">(訳注:「ハエドゥイー族の朝貢国」とは、ボイイー族のこと。)</span>
*quod [[wikt:en:nullus#Determiner|nullum]] amicis in eo [[wikt:en:praesidium#Latin|praesidium]] <u>videret positum esse</u>;
**──というのは、彼<small>〔カエサル〕</small>においては、友邦に対するいかなる守備隊も置かれていないと<small>(ガッリアが)</small>見るからである──。
**:<span style="color:#009900;font-family:Times New Roman;">(訳注:下線部は、<br> [[ガリア戦記/注解編/写本と校訂版#写本の系図|α系写本]]のうち、χ系・M・B・S写本などでは [[wikt:en:videret|videret]] [[wikt:en:positus#Latin|positum]] esse 、<br> α系写本のうち、写本M・L・Nなどでは [[wikt:en:videretur|videretur]] positum esse 、<br> β系写本では、positum videret となっている。)</span>
*si [[wikt:en:mature#Adverb|maturius]] ex [[wikt:en:hiberna#Noun|hibernis]] [[wikt:en:educeret|educeret]],
**もし、尚早に冬営地から<small>(諸軍団を)</small>進発させれば、
*ne ab re [[wikt:en:frumentarius#Latin|frumentaria]] [[wikt:en:durus#Latin|duris]] [[wikt:en:subvectio#Latin|subvectionibus]] [[wikt:en:laboraret|laboraret]].
**<small>(降雪時期の)</small>糧秣供給の厄介な輸送によって苦労するのではないか?
:
*<!--❷--><sup>(2)</sup> <u>Praestare</u> [[wikt:en:visus#Participle|visum]] est tamen omnes [[wikt:en:difficultas#Latin|difficultates]] [[wikt:en:perpeti#Verb|perpeti]],
**しかしながら、あらゆる困難に耐えることの方が<u>優っている</u>ように見える。
**:<span style="color:#009900;font-family:Times New Roman;">(訳注:[[wikt:en:praestare|praestare]] ~ [[wikt:en:quam#Adverb|quam]] …「…よりも~が優る」)</span>
*<u>quam</u> [[wikt:en:tantus#Latin|tanta]] [[wikt:en:contumelia#Latin|contumelia]] [[wikt:en:acceptus#Latin|accepta]] omnium suorum [[wikt:en:voluntas#Latin|voluntates]] [[wikt:en:alienare#Latin|alienare]].
**これほどの恥辱を受けて、配下の皆の意欲を遠ざけてしまう<u>よりは</u>。
:
*<!--❸--><sup>(3)</sup> Itaque [[wikt:en:cohortatus#Latin|cohortatus]] [[wikt:en:Haedui#Latin|Haeduos]] de [[wikt:en:supportandus#Latin|supportando]] [[wikt:en:commeatus#Noun|commeatu]],
**こうして、<small>(カエサルは)</small>ハエドゥイー族に軍需物資の輸送について、激励して、
*[[wikt:en:praemittit|praemittit]] ad [[wikt:en:Boii#Latin|Boios]], qui de suo [[wikt:en:adventus#Latin|adventu]] [[wikt:en:doceant|doceant]]
**[[w:ボイイ族|ボイイー族]]のもとへ、<small>(カエサル)</small>自らの到着について知らせるための者たちを先遣して、
*[[wikt:en:hortentur|hortentur]]<nowiki>que</nowiki> ut in [[wikt:en:fides#Latin|fide]] [[wikt:en:maneant|maneant]] atque hostium [[wikt:en:impetus#Latin|impetum]] magno animo [[wikt:en:sustineant|sustineant]].
**<small>(カエサルへの)</small>信義に留まって、敵たちの襲撃に大いなる決意をもって持ちこたえるように、と激励させた。
[[画像:Aqueduc2.jpg|thumb|right|250px|アゲディンクム、すなわちセノネース族(Senones)の名を残す現在の[[w:サンス|サーンス]](Sens)に建てられたローマ時代の[[w:水道橋|水道橋]]遺跡。]]
: <!-- [[wikt:en:| -->
*<!--❹--><sup>(4)</sup> Duabus [[wikt:en:Agedincum#Latin|Agedinci]] legionibus atque [[wikt:en:impedimentum#Latin|impedimentis]] [[wikt:en:totus#Latin|totius]] [[wikt:en:exercitus#Noun|exercitus]] [[wikt:en:relictus#Latin|relictis]],
**アゲディンクムに、2個軍団および軍隊全体の輜重を残すと、
**:<span style="color:#009900;font-family:Times New Roman;">(訳注:アゲディンクムは敵対するセノネース族の首邑だが、<br> [[ガリア戦記 第6巻#44節|第6巻44節]]で6個軍団を冬営させていた。<br> 現在の[[w:サンス|サーンス]]。)</span>
*ad [[wikt:en:Boii#Latin|Boios]] [[wikt:en:proficiscitur|proficiscitur]].
**[[w:ボイイ族|ボイイー族]]のもとへ出発した。
<!--
<span style="color:#009900;"></span>
<small></small>
**:<span style="color:#009900;">(訳注:
**:<span style="color:#009900;font-family:Times New Roman;">(訳注:
-->
===11節===
[[画像:France_-_Loiret_-_Montargis_-_Passerelle_vers_l'écluse.JPG|thumb|right|250px|ウェッラウノドゥーヌムの候補地の一つであるモンタルジ(Montargis)の運河沿いの景観。セノネース族の城塞都市ウェッラウノドゥーヌム(Vellaunodunum)が現在のどの地点に当たるのか定説はない。アゲディンクム(現在の[[w:サンス|サーンス]])とケナブム(現在の[[w:オルレアン|オルレアン]])の中間地点であると考えられることから、モンタルジ([[w:en:Montargis|Montargis]])、ボーヌ=ラ=ロランド([[w:en:Beaune-la-Rolande|Beaune-la-Rolande]])やシャトー=ランドン([[w:en:Château-Landon|Château-Landon]])などが候補地に挙げられている。]]
*<span style="background-color:#ffd;">[[/注解/11節]] {{進捗|00%|2026-02-02}}</span>
;セノネース族のウェッラウノドゥーヌムを降し、カルヌーテース族のケナブムを攻略
:
*<!--❶--><sup>(1)</sup> [[wikt:en:alter#Latin|Altero]] die
**<small>(カエサルは出発して)</small>翌日に、
*cum ad [[wikt:en:oppidum#Latin|oppidum]] [[wikt:en:Senones#Latin|Senonum]] [[wikt:en:Vellaunodunum#Latin|Vellaunodunum]] [[wikt:en:venisset|venisset]],
**セノネース族の城塞都市ウェッラウノドゥーヌムへやって来たときに、
*ne [[wikt:en:aliquem|quem]] post se hostem [[wikt:en:relinqueret|relinqueret]],
**自らの後方に何らかの敵を残しておかないように、
*[[wikt:en:quo#Latin|quo]] [[wikt:en:expeditior#Latin|expeditiore]] re [[wikt:en:frumentarius#Adjective|frumentaria]] [[wikt:en:uteretur|uteretur]],
**そのことにより、妨げなく糧秣供給を享受するように、
*[[wikt:en:oppugnare#Latin|oppugnare]] [[wikt:en:instituit#Latin|instituit]]
**<small>(同市の)</small>攻囲を決めて、
*<u>idque</u> [[wikt:en:biduum#Latin|biduo]] [[wikt:en:circumvallavit|circumvallavit]];
**それ<small>〔城塞都市〕</small>を2日間で<small>(塁壁で)</small>囲んだ。
**:<span style="color:#009900;font-family:Times New Roman;">(訳注:下線部は、α系写本では [[wikt:en:id#Latin|id]]<nowiki>que</nowiki> だが、<br> β系写本では [[wikt:en:eo#Etymology_4|eo]]<nowiki>que</nowiki> となっている。)</span>
:
; セノネース族の城塞都市ウェッラウノドゥーヌムが降伏する
*<!--❷--><sup>(2)</sup> [[wikt:en:tertius#Latin|tertio]] die
**3日目に、
*[[wikt:en:missus#Participle|missis]] ex [[wikt:en:oppidum#Latin|oppido]] [[wikt:en:legatus#Noun|legatis]] de [[wikt:en:deditio#Latin|deditione]],
**城塞都市から降伏についての使節たちが遣わされて来て、
*[[wikt:en:arma#Latin|arma]] [[wikt:en:conferri|conferri]],
**武器が運び集められること、
*[[wikt:en:iumentum#Latin|iumenta]] [[wikt:en:produci#Latin|produci]],
**役畜が引き渡されること、
*[[wikt:en:sescenti#Latin|sescentos]] [[wikt:en:obses#Latin|obsides]] [[wikt:en:dari#Latin|dari]] [[wikt:en:iubet#Latin|iubet]].
**600名の人質が供出されることを<small>(カエサルが)</small>命じる。
:
; ウェッラウノドゥーヌムに副官トレボーニスと守備隊を残し、カエサル自身はケナブムへ向かう
*<!--❸--><sup>(3)</sup> Ea qui [[wikt:en:conficeret|conficeret]],
**それらのことを成就するための者として、
*[[wikt:en:Gaius#Latin|Gaium]] [[wikt:en:Trebonius#Latin|Trebonium]] [[wikt:en:legatus#Latin|legatum]] [[wikt:en:relinquit|relinquit]].
**<ruby><rb>[[w:レガトゥス|総督副官]]</rb><rp>(</rp><rt>レーガートゥス</rt><rp>)</rp></ruby> [[w:ガイウス・トレボニウス|ガーイウス・トレボーニウス]]を<small>(ウェッラウノドゥーヌムに)</small>残留させる。
**:<span style="color:#009900;font-family:Times New Roman;">(訳注:[[w:la:Gaius Trebonius|Gaius Trebonius]] は、カエサルの副官の一人。)</span>
*Ipse, ut quam primum iter <u>faceret</u><ref>faceret はα系写本の表記で、β系写本では conficeret となっている。</ref>,
**<small>(カエサル)</small>自身は、できるだけ素早く<small>(ゴルゴビナへの)</small>行軍を成就するように、
**:<span style="color:#009900;font-family:Times New Roman;">(訳注:[[wikt:en:quam#Adverb|quam]] [[wikt:en:primum#Latin|primum]] 〜「できるだけ素早く〜」)</span>
**:<span style="color:#009900;font-family:Times New Roman;">(訳注:下線部は、α系写本では [[wikt:en:faceret|faceret]] だが、<br> β系写本では [[wikt:en:conficeret|conficeret]] となっている。)</span>
*[[wikt:en:Genabum#Latin|Cenabum]] [[wikt:en:Carnutes#Latin|Carnutum]] [[wikt:en:proficiscitur|proficiscitur]];
**カルヌーテース族のケナブムに出発する。
**:<span style="color:#009900;font-family:Times New Roman;">(訳注:ケナブム Cenabum はケルト語風の読みで、現在の[[w:オルレアン|オルレアン]]。)</span>
:
*<!--❹--><sup>(4)</sup> qui tum primum [[wikt:en:adlatus#Latin|adlato]] [[wikt:en:nuntium#Latin|nuntio]] de [[wikt:en:oppugnatio#Latin|oppugnatione]] [[wikt:en:Vellaunodunum#Latin|Vellaunoduni]],
**そのとき彼ら<small>〔カルヌーテース族〕</small>は、当初はウェッラウノドゥーヌムの攻囲についての報告をもたらされて、
*cum [[wikt:en:longe#Latin|longius]] eam rem <u>ductum</u> [[wikt:en:iri#Latin|iri]] [[wikt:en:existimarent|existimarent]],
**その事・軍事作戦はより長く引き延ばされて行われると考えていたので、
**:<span style="color:#009900;font-family:Times New Roman;">(訳注:[[wikt:en:ductus#Noun_2|ductus]] は、軍事的な指揮・作戦などを表す。[[#62節]]も同様。)</span>
*[[wikt:en:praesidium#Latin|praesidium]] [[wikt:en:Genabum#Latin|Cenabi]] [[wikt:en:tuendus#Latin|tuendi]] causa, quod eo [[wikt:en:mitterent|mitterent]], [[wikt:en:comparabant|comparabant]].
**ケナブムを固守するために、守備隊をそこへ派遣することを準備していた。
:
; カエサルが、カルヌーテース族の城塞都市ケナブムの攻囲を翌日に延期する
*<!--❺--><sup>(5)</sup> [[wikt:en:huc#Latin|Huc]] [[wikt:en:biduum#Latin|biduo]] [[wikt:en:pervenit#Etymology_1|pervenit]].
**<small>(カエサルは)</small>ここ<small>〔ケナブム〕</small>へ2日間で到着する。
*[[wikt:en:castra#Latin|Castris]] ante oppidum [[wikt:en:positus#Participle|positis]],
**城塞都市の前に陣営を設置したが、
*[[wikt:en:dies#Latin|diei]] [[wikt:en:tempus#Latin|tempore]] [[wikt:en:exclusus#Latin|exclusus]]
**日の時刻<small>〔夕刻〕</small>によって妨げられたので、
*in posterum [[wikt:en:oppugnatio#Latin|oppugnationem]] [[wikt:en:differt|differt]],
**翌日に攻囲を延期する。
**:<span style="color:#009900;font-family:Times New Roman;">(訳注:in posterum = in [[wikt:en:posterus#Latin|posterum]] [[wikt:en:diem#Latin|diem]]「翌日に」)</span>
*[[wikt:en:quisque#Latin|quaeque]] ad eam rem [[wikt:en:usus#Latin|usui]] [[wikt:en:sint#Latin|sint]],
**その事<small>〔攻囲〕</small>に有益になることは何であれ、
*[[wikt:en:miles#Latin|militibus]] [[wikt:en:imperat|imperat]];
**兵士たちに命令する。
[[画像:Orleans.jpg|thumb|right|400px|ケナブム(Cenabum)すなわち現在の[[w:オルレアン|オルレアン]](Orléans)を流れるリゲル川(現在の[[w:ロワール川|ロワール川]])の景観。左が北岸のオルレアン聖十字架大聖堂、右がジョージ5世橋と思われる。]]
:
*<!--❻--><sup>(6)</sup> et, quod oppidum [[wikt:en:Genabum#Latin|Cenabum]] [[wikt:en:pons#Latin|pons]] [[wikt:en:flumen#Latin|fluminis]] [[wikt:en:Liger#Latin|Ligeris]] [[wikt:en:contingebat|contingebat]],
**城塞都市ケナブムには、リゲル川の橋が接していたので、
**:<span style="color:#009900;font-family:Times New Roman;">(訳注:リゲル川は、現在の[[w:ロワール川|ロワール川]]。)</span>
*[[wikt:en:veritus#Latin|veritus]] ne [[wikt:en:noctu#Adverb|noctu]] ex oppido [[wikt:en:profugerent|profugerent]],
**夜間に城塞都市から<small>(敵勢が)</small>逃亡するのではないかと恐れて、
*[[wikt:en:duo#Latin|duas]] legiones in [[wikt:en:arma#Latin|armis]] [[wikt:en:excubare|excubare]] [[wikt:en:iubet#Latin|iubet]].
**<small>(カエサルは)</small>2個[[w:ローマ軍団|軍団]]に武装して寝ずの番をすることを命じる。
:
; ケナブムの住民たちが退避し始める
*<!--❼--><sup>(7)</sup> [[wikt:en:Genabensis#Noun|Cenabenses]] paulo ante mediam noctem
**ケナブムの人々は、真夜中の少し前に
*[[wikt:en:silentium#Latin|silentio]] ex oppido [[wikt:en:egressus#Participle|egressi]]
**沈黙のうちに城塞都市から出て、
*flumen [[wikt:en:transire#Latin|transire]] [[wikt:en:coeperunt|coeperunt]].
**川を渡り始めた。
:
; カエサルの諸軍団がケナブムを制圧する
*<!--❽--><sup>(8)</sup> Qua re per [[wikt:en:explorator#Latin|exploratores]] [[wikt:en:nuntiatus#Latin|nuntiata]]
**その事が偵察者たちによって報告されると、
*Caesar legiones, quas [[wikt:en:expeditus#Latin|expeditas]] esse [[wikt:en:iusserat|iusserat]]
**カエサルは、戦備を整えることを命じていた諸軍団を、
*[[wikt:en:porta#Latin|portis]] [[wikt:en:incensus#Participle|incensis]]
**<small>(ケナブムの)</small>城門を焼き打ちさせた後で、
*[[wikt:en:intromittit|intromittit]] atque oppido [[wikt:en:potitur|potitur]],
**<small>(軍団を)</small>送り込み、城塞都市を占領させて、
*[[wikt:en:perpaucus#Latin|perpaucis]] ex hostium numero [[wikt:en:desideratus#Latin|desideratis]] [[wikt:en:quin#Latin|quin]] [[wikt:en:cunctus#Latin|cuncti]] [[wikt:en:caperentur#Etymology_1|caperentur]],
**敵のうちからわずかな数を取り逃がしたが、むしろ皆がことごとく捕らえられた。
*quod [[wikt:en:pons#Latin|pontis]] atque [[wikt:en:iter#Latin|itinerum]] [[wikt:en:angustia#Latin|angustiae]] <u>multitudinis</u> fugam [[wikt:en:intercluserant|intercluserant]].
**──というのは、橋や道の狭さが、大勢の逃亡をさえぎったからである。──
**:<span style="color:#009900;font-family:Times New Roman;">(訳注:下線部は、α系写本では [[wikt:en:multitudinis|multitudinis]]<sub> (単数・属格)</sub> だが、<br> β系写本では [[wikt:en:multitudini|multitudini]]<sub> (単数・与格)</sub> となっている。)</span>
: <!-- [[wikt:en:| -->
; カエサル勢がケナブムを略奪・焼き討ち。リゲル川を渡ってビトゥリゲース族領へ達する
*<!--❾--><sup>(9)</sup> Oppidum [[wikt:en:diripit|diripit]] atque [[wikt:en:incendit|incendit]],
**<small>(カエサルは)</small>城塞都市を略奪し、焼き討ちして、
*[[wikt:en:praeda#Latin|praedam]] militibus [[wikt:en:donat#Latin|donat]],
**略奪品を兵士たちに与える。
*[[wikt:en:exercitus#Noun|exercitum]] <u>Ligerem</u> [[wikt:en:traducit|traducit]]
***軍隊にリゲル川を渡らせて、
**:<span style="color:#009900;font-family:Times New Roman;">(訳注:下線部は、α系写本では [[wikt:en:Ligerem|Ligerem]] だが、<br> β系写本では Ligerim となっている。)</span>
*atque in [[wikt:en:Bituriges#Latin|Biturigum]] fines [[wikt:en:pervenit#Etymology_1|pervenit]].
*ビトゥリゲース族の領土に到達する。
<!--
<span style="color:#009900;"></span>
<small></small>
**:<span style="color:#009900;">(訳注:
**:<span style="color:#009900;font-family:Times New Roman;">(訳注:
-->
===12節===
[[画像:Sancerre.jpg|thumb|right|250px|ビトゥリゲース族の城塞都市があったと考えられる[[w:サンセール|サンセール]]([[w:en:Sancerre|Sancerre]])の街並み。カエサルがケナブム(現[[w:オルレアン|オルレアン]])からリゲル川(現[[w:ロワール川|ロワール川]])沿いに当初の目的地であったゴルゴビナへ向かい、後にアウァーリクム(現[[w:ブールジュ|ブールジュ]])へ右折したと見なせば、この地がノウィオドゥーヌムであったとも考えられる。街の名 Sancerre の意味が「カエサルに捧げられた」であるという説もある。現在は[[w:ロワールワイン|ロワールワイン]]の産地として有名で、辛口の白ワインなどの銘柄「Sancerre」にもなっている。]]
[[画像:Neung-sur-Beuvron_église_Saint-Denis_1.jpg|thumb|right|250px|城塞都市ノウィオドゥーヌム(Noviodunum)の所在地として現在有力視されている[[w:ロワール=エ=シェール県|ロワール=エ=シェール県]]のヌン=スュル=ブーヴロン([[w:en:Neung-sur-Beuvron|Neung-sur-Beuvron]])のサン=ドニ教会。カエサルは当初の目的地であったボイイー族のゴルゴビナへは真っ直ぐ向かわずに大きく迂回しており、ケナブム(現[[w:オルレアン|オルレアン]])の南方約45kmにあるこの地点(Beuvron川沿いのNeung)がノウィオドゥーヌムであると推定されている。上空からは、ガッリア時代の城塞都市跡の輪郭が見て取れるという。しかしながら、ボイイ族からは遠い位置にある。]]
*<span style="background-color:#ffd;">[[/注解/12節]] {{進捗|00%|2026-02-02}}</span>
;ビトゥリゲース族のノウィオドゥーヌムを降すが、敵の騎兵が来援
:
*<!--❶--><sup>(1)</sup> [[wikt:en:Vercingetorix#Latin|Vercingetorix]], ubi de Caesaris [[wikt:en:adventus#Latin|adventu]] [[wikt:en:cognovit#Latin|cognovit]],
**[[w:ウェルキンゲトリクス|ウェルキンゲトリークス]]は、カエサルの到来について知るや否や、
*[[wikt:en:oppugnatio#Latin|oppugnatione]] <u>destitit</u>
**<small>(ボイイー族の城塞都市ゴルゴビナの)</small>攻略を取り止めて、
**:<span style="color:#009900;font-family:Times New Roman;">(訳注:下線部は、<br> α系写本では [[wikt:en:destitit|destitit]]<sub> (完了形)</sub> だが、<br> β系写本や印刷本では [[wikt:en:desistit#Latin|desistit]]<sub> (現在形)</sub> となっている。)</span>
*atque [[wikt:en:obviam#Adverb|obviam]] Caesari [[wikt:en:proficiscitur|proficiscitur]].
**カエサルの方に向かって進発する。
:
*<!--❷--><sup>(2)</sup> Ille oppidum [[wikt:en:Biturigēs|Biturigum]] [[wikt:en:positus#Latin|positum]] in via [[wikt:en:Noviodunum#Latin|Noviodunum]] [[wikt:en:oppugnare#Latin|oppugnare]] [[wikt:en:instituerat|instituerat]].
**彼<small>〔カエサル〕</small>は、途中に位置しているビトゥリゲース族の[[w:オッピドゥム|城塞都市]]ノウィオドゥーヌムの攻略を決めていた。
**:<span style="color:#009900;font-family:Times New Roman;">(訳注:どこへの途中なのか明記されていないため、その解釈により場所についての解釈が変わるようである。)</span>
:
; カエサルの城塞都市ノウィオドゥーヌムへの降伏条件
*<!--❸--><sup>(3)</sup> [[wikt:en:qui#Determiner|Quo]] ex oppido
**その城塞都市から
*cum legati ad eum [[wikt:en:venissent|venissent]] [[wikt:en:oratum#Verb|oratum]] ut sibi [[wikt:en:ignosceret|ignosceret]] suaeque vitae [[wikt:en:consuleret|consuleret]],
**使節たちが彼<small>〔カエサル〕</small>のもとへ、自分たちを容赦して生命を助けるように嘆願するために、やって来たときに、
*ut celeritate reliquas res [[wikt:en:conficeret|conficeret]], [[wikt:en:qui#Determiner|qua]] [[wikt:en:pleraque#Latin|pleraque]] erat [[wikt:en:consecutus#Latin|consecutus]],
**<small>(カエサルは)</small>多くのことを実行してきた迅速さによって、ほかの事を成し遂げるために、
*arma [[wikt:en:conferri|conferri]],
**武具が運び集められること、
*[[wikt:en:quus#Latin|equos]] [[wikt:en:produci#Verb_2|produci]],
**馬匹が引き渡されること、
*obsides [[wikt:en:dari#Latin|dari]] [[wikt:en:iubet#Latin|iubet]].
**人質が供出されること、を命じる。
:
*<!--❹--><sup>(4)</sup> Parte iam obsidum [[wikt:en:traditus#Participle|tradita]],
**すでに人質の一部が移送されて、
*cum [[wikt:en:reliqua#Latin|reliqua]] [[wikt:en:administrarentur|administrarentur]],
**残り<small>(の人質たち)</small>が処置されていたときに、
*[[wikt:en:centurio#Latin|centurionibus]] et paucis [[wikt:en:miles#Latin|militibus]] [[wikt:en:intromissus#Latin|intromissis]], qui arma [[wikt:en:iumentum#Latin|iumenta]]<nowiki>que</nowiki> [[wikt:en:conquirerent|conquirerent]],
**<ruby><rb>[[w:ケントゥリオ|百人隊長]]</rb><rp>(</rp><rt>ケントゥリオ</rt><rp>)</rp></ruby>たちや若干の兵士たちが、武器や[[w:使役動物|役畜]]を探し集めるべく<small>(城塞都市の中に)</small>送り込まれていたのだが、
*[[wikt:en:equitatus#Noun|equitatus]] hostium procul [[wikt:en:visus#Latin|visus]] est, qui [[wikt:en:agmen#Latin|agmen]] [[wikt:en:Vercingetorix#Latin|Vercingetorigis]] [[wikt:en:antecesserat|antecesserat]].
**ウェルキンゲトリークスの隊列に先行していた敵の[[w:騎兵|騎兵隊]]が遠くに望見された。
:
; ウェルキンゲトリークスの来援に気づいた城塞の者たちが、籠城に転じる
*<!--❺--><sup>(5)</sup> Quem [[wikt:en:simulatque|simulatque]] [[wikt:en:oppidanus#Noun|oppidani]] [[wikt:en:conspexerunt|conspexerunt]] atque in [[wikt:en:spes#Latin|spem]] [[wikt:en:auxilium#Latin|auxilii]] [[wikt:en:venerunt|venerunt]],
**それ<small></small>を城塞都市の者たちが視認して、救援の希望を抱くや否や、
*[[wikt:en:clamor#Latin|clamore]] [[wikt:en:sublatus#Etymology_1|sublato]]
**雄叫びを上げて、
*arma capere,
**武具を取ること、
*portas [[wikt:en:claudere#Etymology_1|claudere]],
**城門を閉じること、
*[[wikt:en:murus#Latin|murum]] [[wikt:en:complere|complere]] [[wikt:en:coeperunt|coeperunt]].
**城壁を<small>(兵で)</small>満たすこと、を始めた。
**:<span style="color:#009900;font-family:Times New Roman;">(訳注:sublato は [[wikt:en:tollo|tollo]] の分詞)</span>
: <!-- [[wikt:en:| -->
; 城塞民たちの心変わりに感づいたローマ人の将兵たちが城外に撤収する
*<!--❻--><sup>(6)</sup> [[wikt:en:centurio#Latin|Centuriones]] in oppido,
**城塞都市の中の<small>(カエサルの配下の)</small>百人隊長たちは、
*cum ex [[wikt:en:significatio#Latin|significatione]] Gallorum [[wikt:en:novus#Latin|novi]] [[wikt:en:aliquis#Latin|aliquid]] ab iis [[wikt:en:iniri#Latin|iniri]] consilii [[wikt:en:intellexissent|intellexissent]],
**ガッリア人たちの兆候から、彼らによる何らかの新たな謀りごとが始められていると察知していたので、
*[[wikt:en:gladius#Latin|gladiis]] [[wikt:en:destrictus#Latin|destrictis]]
**<ruby><rb>[[w:グラディウス (武器)|長剣]]</rb><rp>(</rp><rt>グラディウス</rt><rp>)</rp></ruby> を抜いて、
*portas [[wikt:en:occupaverunt|occupaverunt]]
**城門を占拠して、
*suosque omnes [[wikt:en:incolumis#Latin|incolumes]] [[wikt:en:receperunt|receperunt]].
**配下たち皆を無傷なままで退却させた。
<!--
<span style="color:#009900;"></span>
<small></small>
**:<span style="color:#009900;">(訳注:
**:<span style="color:#009900;font-family:Times New Roman;">(訳注:
-->
===13節===
*<span style="background-color:#ffd;">[[/注解/13節]] {{進捗|00%|2026-02-15}}</span>
[[画像:Caesar's_campaign_to_Noviodunum_in_52BC.png|thumb|right|250px|ノウィオドゥーヌムに至るカエサルの進路(青線)および[[w:ウェルキンゲトリクス|ウェルキンゲトリークス]]の進路(赤線)。青字名は親ローマ部族、赤字名は反ローマ部族。カエサルはアゲディンクムを発してからウェッラウノドゥーヌム、ケナブム、ノウィオドゥーヌムを続けて降し、ボイイー族のゴルゴビナ攻略を諦めたウェルキンゲトリークスもノウィオドゥーヌム来援に駆けつけて来た。ここに、初めて両軍が騎兵戦で激突することになった。]]
;同盟軍の騎兵を撃退、城塞都市を再び降して、アウァーリクム攻めに向かう
:
; カエサルが、騎兵戦の切り札としてゲルマーニア騎兵を繰り出す
*<!--❶--><sup>(1)</sup> Caesar ex castris [[wikt:en:equitatus#Latin|equitatum]] [[wikt:en:educi#Latin|educi]] [[wikt:en:iubet#Latin|iubet]],
**カエサルは、陣営から[[w:騎兵|騎兵隊]]を進発させることを命じて、
*<u>[[wikt:en:proelium#Latin|proelium]]</u> [[wikt:en:equester#Latin|equestre]] [[wikt:en:committit|committit]];
**<small>(ウェルキンゲトリークス勢と)</small>騎兵戦を交える。
**:<span style="color:#009900;font-family:Times New Roman;">(訳注:下線部は、<br> α系写本では proelium だが、<br> β系写本では proelium<u>que</u> となっている。)</span>
*[[wikt:en:laborans#Latin|laborantibus]] iam suis
**配下の者たちがすでに苦戦していたときに、
*[[wikt:en:Germanus#Adjective|Germanos]] [[wikt:en:eques#Latin|equites]] circiter CCCC([[wikt:en:quadringentos|quadringentos]]) [[wikt:en:submittit|submittit]],
**<small>(カエサルは)</small>[[w:ゲルマニア|ゲルマーニア]]人の騎兵たち約400騎を救援に派遣する。
*quos ab [[wikt:en:initium#Latin|initio]] <u>habere [[wikt:en:secum#Latin|secum]]</u> [[wikt:en:instituerat|instituerat]].
**その者らは<small>(戦いの)</small>当初から自分のそばに保持すると決めていたものであった。
**:<span style="color:#009900;font-family:Times New Roman;">(訳注:下線部は、<br> χ系・B・M・S写本では habere secum だが、<br> β系・L・N写本では secum habere となっている。)</span>
:
; ゲルマーニア騎兵が、ウェルキンゲトリークス配下の騎兵を一蹴する
*<!--❷--><sup>(2)</sup> Eorum [[wikt:en:impetus#Latin|impetum]] [[wikt:en:Galli#Latin|Galli]] [[wikt:en:sustineo#Latin|sustinere]] non [[wikt:en:potuerunt|potuerunt]]
**彼ら<small>〔ゲルマーニア人騎兵〕</small>の突撃に<small>(敵側の)</small>ガッリア人たちは持ちこたえることができず、
*atque in fugam [[wikt:en:coniectus#Participle|coniecti]]
**敗走に追いやられて、
*multis [[wikt:en:amissus#Latin|amissis]]
**大勢の者を失い、
*se ad [[wikt:en:agmen#Latin|agmen]] [[wikt:en:receperunt|receperunt]].
**<small>(後方にいたウェルキンゲトリークスの)</small>隊列に退却した。
:
; 城塞都市ノウィオドゥーヌムがカエサルの軍門に降る
*Quibus [[wikt:en:profligatus#Latin|profligatis]],
**彼ら<small>〔ウェルキンゲトリークスの騎兵隊〕</small>が制圧されると、
*rursus [[wikt:en:oppidanus#Noun|oppidani]] [[wikt:en:perterritus#Latin|perterriti]]
**[[w:オッピドゥム|城塞都市]]<small>〔ノウィオドゥーヌム〕</small>の者たちは再び怖れをなして、
*[[wikt:en:comprehensus#Latin|comprehensos]] eos, quorum [[wikt:en:opera#Latin|opera]] [[wikt:en:plebs#Latin|plebem]] [[wikt:en:concitatus#Latin|concitatam]] [[wikt:en:existimabant|existimabant]],
**その働きかけによって民衆を扇動したと<small>(城塞の民が)</small>考えていたところの者たちを拘束して、
*ad Caesarem [[wikt:en:perduxerunt|perduxerunt]]
**カエサルのもとへ連行して、
*seseque ei [[wikt:en:dediderunt|dediderunt]].
**自分たちも彼<small>〔カエサル〕</small>に降伏した。
: <!-- [[wikt:en:| -->
; カエサルが、ビトゥリゲース族の城塞都市アウァーリクムを目指す
*<!--❸--><sup>(3)</sup> Quibus rebus [[wikt:en:confectus#Latin|confectis]],
**それらの事が成し遂げられると、
*Caesar ad oppidum [[wikt:en:Avaricum#Latin|Avaricum]],
**カエサルは、[[w:オッピドゥム|城塞都市]]アウァーリクムへ、
*quod erat [[wikt:en:maximus#Latin|maximum]] [[wikt:en:munitissimus#Latin|munitissimum]]<nowiki>que</nowiki> in finibus [[wikt:en:Bituriges#Latin|Biturigum]] atque [[wikt:en:ager#Latin|agri]] [[wikt:en:fertilissimus#Latin|fertilissima]] [[wikt:en:regio#Latin|regione]],
**──それはビトゥリゲース族の領土で耕地の最も肥沃な地方にあり、最大かつ最も要塞化されていたが、──
*[[wikt:en:profectus#Etymology_3|profectus]] est,
**<small>(そこへ)</small>出発した。
*quod eo oppido [[wikt:en:receptus#Latin|recepto]]
**──というのは、その城塞都市を獲得することで、
*[[wikt:en:civitas#Latin|civitatem]] [[wikt:en:Bituriges#Latin|Biturigum]] se in [[wikt:en:potestas#Latin|potestatem]] [[wikt:en:redacturus#Latin|redacturum]] [[wikt:en:confidebat|confidebat]].
**ビトゥリゲースの部族国家を<small>(カエサルの)</small>隷下に引き戻すであろうと、確信していたからである──。
<!--
<span style="color:#009900;"></span>
<small></small>
**:<span style="color:#009900;">(訳注:
**:<span style="color:#009900;font-family:Times New Roman;">(訳注:
-->
==アウァーリクム攻略戦==
===14節===
*<span style="background-color:#ffd;">[[/注解/14節]] {{進捗|00%|2026-03-08}}</span>
;ウェルキンゲトリークスが兵站妨害と焦土戦術を決断
:
*<!--❶--><sup>(1)</sup> [[wikt:en:Vercingetorix#Latin|Vercingetorix]] tot [[wikt:en:continuus#Latin|continuis]] [[wikt:en:incommodum#Latin|incommodis]] [[wikt:en:Vellaunodunum#Latin|Vellaunoduni]], [[wikt:en:Genabum#Latin|Cenabi]], [[wikt:en:Noviodunum#Latin|Novioduni]] [[wikt:en:acceptus#Latin|acceptis]]
**[[w:ウェルキンゲトリクス|ウェルキンゲトリークス]]は、ウェッラウノドゥーヌム、ケナブム、ノウィオドゥーヌムと、このような多くの引き続く敗北をこうむると、
*suos ad [[wikt:en:concilium#Latin|concilium]] [[wikt:en:convocat#Latin|convocat]].
**麾下の者たちを会合へ召集する。
: <!-- [[wikt:en:| -->
; ウェルキンゲトリークスが、ローマ勢の糧道を断つことを提言
*<!--❷--><sup>(2)</sup> [[wikt:en:docet|Docet]] longe alia ratione esse bellum [[wikt:en:gerendus#Latin|gerendum]] atque antea [[wikt:en:gestus#Participle|gestum]] sit.
**以前に遂行されていたのとはまったく別の作戦で戦争が遂行されるべきである、と説く。
*Omnibus [[wikt:en:modus#Latin|modis]] huic rei studendum, ut [[wikt:en:pabulatio#Latin|pabulatione]] et [[wikt:en:commeatus#Noun|commeatu]] Romani [[wikt:en:prohibeantur|prohibeantur]].
**ローマ人たちが[[w:糧秣|糧秣]]徴発と物資輸送を妨げられるべく、この事をあらゆる方法で追求するべきだ。
:
*<!--❸--><sup>(3)</sup> Id esse facile,
**そのことは、容易である。
*quod [[wikt:en:equitatus#Latin|equitatu]] ipsi [[wikt:en:abundent#Latin|abundent]]
**というのは<small>(我々ガッリア勢)</small>自身は[[w:騎兵|騎兵隊]]がたくさんおり、
*et quod anni tempore [[wikt:en:subleventur|subleventur]].
**<small>(冬という)</small>時季に支えられているのだから。
:
; ローマ人が穀物倉に群がるところを騎兵で襲撃するべし
*<!--❹--><sup>(4)</sup> [[wikt:en:pabulum#Latin|Pabulum]] [[wikt:en:secari|secari]] non posse;
**<small>(この時季には)</small><ruby><rb>[[w:秣|秣]]</rb><rp>(</rp><rt>まぐさ</rt><rp>)</rp></ruby> は刈り取られることができない。
*[[wikt:en:necessario#Adverb|necessario]] [[wikt:en:dispersus#Latin|dispersos]] hostes ex [[wikt:en:aedificium#Latin|aedificiis]] [[wikt:en:petere|petere]];
**敵たち<small>〔ローマ勢〕</small>はやむなく分散して、家屋から<small>(糧秣を)</small>求める。
**:<span style="color:#009900;font-family:Times New Roman;">(訳注:ほとんどの会話が間接話法を採る本書で、<br> ローマ勢が「敵」hostes と表現されることは極めてまれである。)</span>
*hos omnes [[wikt:en:cotidie#Latin|cotidie]] ab [[wikt:en:eques#Latin|equitibus]] <u>deleri</u> posse.
**これら皆を日々に<small>(ガッリア側の)</small>騎兵隊によって壊滅させることができる。
**:<span style="color:#009900;font-family:Times New Roman;">(訳注:下線部は、β系写本では [[wikt:en:deleri|deleri]]「滅ぼされる」だが、<br> α系写本では [[wikt:en:diligi#Latin|diligi]]「分断される」となっている。)</span>
:
; 焦土戦術をもって、ローマ人と軍馬を飢えさせるべし
*<!--❺--><sup>(5)</sup> Praeterea [[wikt:en:salus#Latin|salutis]] causa rei [[wikt:en:familiaris#Adjective|familiaris]] [[wikt:en:commodum#Latin|commoda]] [[wikt:en:neglegendus#Latin|neglegenda]];
**さらに<small>(同盟諸部族に共通の)</small>安全のために、私有資産の利益はなおざりにされるべきだ。
*[[wikt:en:vicus#Latin|vicos]] atque [[wikt:en:aedificium#Latin|aedificia]] [[wikt:en:incendi#Verb_2|incendi]] [[wikt:en:oportet#Latin|oportere]]
**<small>(以下のような領域の)</small>村々や建物は焼かれるべきだ。
*hoc spatio ab Boia quoque versus, quo [[wikt:en:pabulandi#Verb|pabulandi]] causa [[wikt:en:adire#Latin|adire]] posse [[wikt:en:videantur|videantur]].
**[[w:ボイイ族|ボイイー族]]のところから四方八方へ糧秣徴発するために赴くことができると思われる領域では。
**:<span style="color:#009900;font-family:Times New Roman;">(訳注:主要写本ω にある ab Boia「ボイイー族のところから」は、<br> 現代では「街道から」ab via と修正読みされることが多い。)</span>
**:<span style="color:#009900;font-family:Times New Roman;">(訳注:[[wikt:en:quoque#Latin|quōque]] [[wikt:en:versus#Adverb|versus]] = [[wikt:en:quisque#Latin|quōquō]] versus「あらゆる方向へ」)</span>
[[画像:Eglise_saint_parize_le_chatel.jpg|thumb|right|250px|ボイイ族(Boii)の領内であったと思われる現在のサン=パリーズ=ル=シャテルの教会。ボイイー族の首邑ゴルゴビナは、[[w:ニエーヴル県|ニエーヴル県]]のサン=パリーズ=ル=シャテル([[w:en:Saint-Parize-le-Châtel|Saint-Parize-le-Châtel]])あるいは[[w:シェール県|シェール県]]のラ・ゲルシュ=スュル=ローボワ([[w:en:La Guerche-sur-l'Aubois|La Guerche-sur-l'Aubois]])の近辺にあったと推定されている。]]
:
*<!--❻--><sup>(6)</sup> Harum ipsis rerum copiam [[wikt:en:suppeto#Latin|suppetere]],
**<small>(ガッリア勢)</small>自身には、これらの物は、豊富に貯えてある。
*quod quorum in finibus bellum [[wikt:en:geratur|geratur]], eorum [[wikt:en:ops#Noun_4|opibus]] [[wikt:en:subleventur|subleventur]];
**──というのは、戦争が遂行される領土内の者たちの、彼らの助力に支えられているからだ。──
:
*<!--❼--><sup>(7)</sup> Romanos <u>aut</u> [[wikt:en:inopia#Latin|inopiam]] non [[wikt:en:laturus#Latin|laturos]] <span style="color:#009900;">(esse)</span>
**ローマ人たちは、あるいは<small>(糧食の)</small>欠乏に耐えられないであろうし、
**:<span style="color:#009900;font-family:Times New Roman;">(訳注:[[wikt:en:aut#Latin|aut]] ~ aut …「あるいは~あるいは…」)</span>
*<u>aut</u> magno <u>cum</u> periculo longius <u>ab</u> castris [[wikt:en:processurus#Latin|processuros]] <span style="color:#009900;">(esse)</span>;
**あるいは大きな危険とともに陣営からより遠くに進み出るであろう。
**:<span style="color:#009900;font-family:Times New Roman;">(訳注:cum は、ρ系写本・写本Tの記述で、<br> α系写本・写本Vにはない。)</span>
**:<span style="color:#009900;font-family:Times New Roman;">(訳注:ab は、α系・ρ系写本・写本Vの記述で、写本Tでは a となっている。)</span>
:
*<!--❽--><sup>(8)</sup> neque [[wikt:en:interesse#Latin|interesse]], ipsos<u>ne</u> [[wikt:en:interficiant|interficiant]], [[wikt:en:impedimentum#Latin|impedimentis]]<u><nowiki>ne</nowiki></u> [[wikt:en:exuant|exuant]],
**<small>(ローマ人の)</small>当人たちを殺戮するか、輜重を奪い取るか、<small>(どちらであろうが)</small>違いはない。
**:<span style="color:#009900;font-family:Times New Roman;">(訳注:[[wikt:en:-ne#Latin|-ne]] は疑問小辞。~ -ne, … -ne 「~か、…か」)</span>
*quibus [[wikt:en:amissus#Latin|amissis]] bellum [[wikt:en:geri#Latin|geri]] non [[wikt:en:possit|possit]].
**それら<small>〔輜重〕</small>を失えば、戦争を遂行することができないのだから。
:
*<!--❾--><sup>(9)</sup> Praeterea oppida [[wikt:en:incendi#Verb_2|incendi]] [[wikt:en:oportet#Latin|oportere]],
**さらに、<small>(以下のような)</small>[[w:オッピドゥム|城塞都市]]は焼かれなければならない。
*quae non [[wikt:en:munitio#Latin|munitione]] et loci natura <u>ab omni</u> sint <u>periculo</u> [[wikt:en:tutus#Latin|tuta]],
**防塁や地勢によってあらゆる危険から守られていない<small>(城塞都市は)</small>。
**:<span style="color:#009900;font-family:Times New Roman;">(訳注:ab [[wikt:en:omni#Latin|omni]] [[wikt:en:periculum#Latin|periculo]] 「あらゆる危険から」)</span>
*<u>neu</u> suis sint ad <u>detrectandam</u> [[wikt:en:militia#Latin|militiam]] [[wikt:en:receptaculum#Latin|receptacula]]
**麾下の者たちにとっては<small>(城塞都市が)</small>[[w:兵役逃れ|兵役を忌避すること]]のための隠れ場所になることがないように、
**:<span style="color:#009900;font-family:Times New Roman;">(訳注:[[wikt:en:neu#Latin|neu]] は α系写本の記述で、β系写本では [[wikt:en:ne#Latin|ne]] となっている。)</span>
**:<span style="color:#009900;font-family:Times New Roman;">(訳注:[[wikt:en:detrectandam|detrectandam]] は α系・ρ系写本の表記で、π系写本では [[wikt:en:detractandam|detractandam]] となっている。)</span>
*neu [[wikt:en:Romani#Latin|Romanis]] [[wikt:en:propositus#Latin|proposita]] ad [[wikt:en:copia#Latin|copiam]] [[wikt:en:commeatus#Noun|commeatus]] [[wikt:en:praeda#Latin|praedam]]<nowiki>que</nowiki> [[wikt:en:tollendus#Latin|tollendam]],
**ローマ人たちにとって<small>(城塞都市が)</small>豊富な物資や戦利品を奪うための置き場所ともならないように。
:
*<!--❿--><sup>(10)</sup> Haec si [[wikt:en:gravis#Latin|gravia]] aut [[wikt:en:acerbus#Latin|acerba]] [[wikt:en:videantur|videantur]],
**もし、これら<small>(の作戦)</small>が厳しい、または苦しいと見えるとしても、
*multo illa [[wikt:en:graviter#Latin|gravius]] <u>aestimare</u>, [[wikt:en:liber#Noun_6|liberos]], [[wikt:en:coniunx#Latin|coniuges]] in [[wikt:en:servitus#Latin|servitutem]] [[wikt:en:abstrahi|abstrahi]], ipsos [[wikt:en:interfici|interfici]];
**それより、子供や配偶者たちが奴隷状態で連れ去られ、自身が殺されることの方が、はるかに厳しいと判断されるべきだ。
**:<span style="color:#009900;font-family:Times New Roman;">(訳注:下線部は、α系写本では [[wikt:en:aestimare|aestimare]] だが、 <br> β系写本では [[wikt:en:aestimari|aestimari]] [[wikt:en:debere|debere]] となっている。)</span>
*quae sit [[wikt:en:necesse#Latin|necesse]] [[wikt:en:accido#Etymology_1|accidere]] [[wikt:en:victus#Participle|victis]].
**それらのことは、打ち負かされた者たちには、起こることが必然なのである。
<!--
<span style="color:#009900;"></span>
<small></small>
**:<span style="color:#009900;">(訳注:
**:<span style="color:#009900;font-family:Times New Roman;">(訳注:
-->
===15節===
[[画像:Bourges_-_002_-_Low_Res.jpg|thumb|right|300px|'''アウァーリクム'''(Avaricum)すなわちビトゥリゲース族(Bituriges)の名を残すともいわれる現在の[[w:ブールジュ|ブールジュ]](Bourges)の[[w:サン=テチエンヌ大聖堂 (ブールジュ)|サン=テティエンヌ大聖堂]]([[w:世界遺産|世界遺産]])。この街はガッリア時代からこの地方の中心的な城塞都市であり、現代ではそれほど大都会ではないが、世界遺産の大聖堂や音楽祭などで広く知られている。]]
[[画像:Bourges.JPG|thumb|right|300px|アウァーリクムすなわち[[w:ブールジュ|ブールジュ]]の大聖堂から眺めた街並み。'''ビトゥリゲース族'''はかつてはイタリア北部に移住したこともある強大な部族で、この当時はブルディガラ(Burdigala:現在の[[w:ボルドー|ボルドー]])周辺にいたビトゥリゲース・ウィウィスキ族(Bituriges Vivisci)およびアウァーリクム周辺にいた'''ビトゥリゲース・クビ族'''(Bituriges Cubi)の二派に分かれていた。『ガリア戦記』に登場するのはビトゥリゲース・クビ族の方である。]]
*<span style="background-color:#ffd;">[[/注解/15節]] {{進捗|00%|2026-03-08}}</span>
;焦土戦術開始、しかしアウァーリクムの防衛を決定
:
; 焦土戦術として、ビトゥリゲース族の街々が焼かれる
*<!--❶--><sup>(1)</sup> Omnium [[wikt:en:consensus#Latin|consensu]]
**<small>(会合の参加者)</small>全員の合意により
*hac [[wikt:en:sententia#Latin|sententia]] [[wikt:en:probatus#Latin|probata]],
**<small>(ウェルキンゲトリークスの)</small>この意向が承認されると、
*uno die [[wikt:en:amplius|amplius]] [[wikt:en:viginti|viginti]]<sub> (XX)</sub> [[wikt:en:urbs#Latin|urbes]] [[wikt:en:Bituriges#Latin|Biturigum]] [[wikt:en:incenduntur|incenduntur]].
**一日で、20より多いビトゥリゲース族の街々が焼かれる。
:
; ほかの諸部族の街々も焼かれる
*<!--❷--><sup>(2)</sup> Hoc idem fit in reliquis [[wikt:en:civitas#Latin|civitatibus]]:
**これと同じことが、ほかの諸部族でも行なわれて、
*in omnibus partibus
**あらゆる方面において、
*[[wikt:en:incendium#Latin|incendia]] [[wikt:en:conspiciuntur|conspiciuntur]];
**炎上が望見される。
*quae <u>etsi</u> magno cum [[wikt:en:dolor#Latin|dolore]] omnes [[wikt:en:ferebant|ferebant]],
**それらの皆が大きな悲嘆とともに耐えていたとしても、
*<u>tamen</u> hoc sibi [[wikt:en:solacium#Latin|solacii]] [[wikt:en:proponebant|proponebant]],
**しかし、自分らにとっての<small>(以下の)</small>慰めを抱いていた。
**:<span style="color:#009900;font-family:Times New Roman;">(訳注:[[wikt:en:etsi#Latin|etsi]] ~ [[wikt:en:tamen#Latin|tamen]] …<br> 「~としても、にもかかわらず…」)</span>
*quod se prope [[wikt:en:exploratus#Latin|explorata]] [[wikt:en:victoria#Latin|victoria]]
**勝利はほぼ確実なものとされて、
*celeriter [[wikt:en:amissus#Latin|amissa]] [[wikt:en:reciperaturus#Latin|reciperaturos]] <span style="color:#009900;">(esse)</span>
**失ったものを速やかに回復するであろう、
*[[wikt:en:confidebant|confidebant]].
**と確信していたことである。
:
; アウァーリクムは、焦土戦術か、それとも防衛すべきか?
*<!--❸--><sup>(3)</sup> [[wikt:en:deliberatur|Deliberatur]] de [[wikt:en:Avaricum#Latin|Avarico]] in [[wikt:en:communis#Latin|communi]] [[wikt:en:concilium#Latin|concilio]], [[wikt:en:incendi#Latin|incendi]] <u>placeret</u> an [[wikt:en:defendi#Latin|defendi]].
**合同の会合において、アウァーリクムについて (も) 焼き討ちが良いか、あるいは防衛か、が吟味される。
**:<span style="color:#009900;font-family:Times New Roman;">(訳注:下線部は、α系写本では [[wikt:en:placeret|placeret]]<sub> (接続法・未完了過去)</sub> だが、<br> β系写本では [[wikt:en:placeat|placeat]]<sub> (接続法・現在)</sub> となっている。)</span>
:
; ビトゥリゲース族が、要害であるアウァーリクムの防衛を懇願する
*<!--❹--><sup>(4)</sup> [[wikt:en:procumbunt|Procumbunt]] omnibus Gallis ad pedes [[wikt:en:Bituriges#Latin|Bituriges]],
**<small>(会合に参加していた)</small>すべてのガッリア人の足元へ、ビトゥリゲース族の者たちはひれ伏す。
*ne [[wikt:en:pulcherrimus#Latin|pulcherrimam]] prope <u>[[wikt:en:totus#Latin|totius]] Galliae</u> [[wikt:en:urbs#Latin|urbem]], quae <u>et</u> [[wikt:en:praesidium#Latin|praesidio]] et [[wikt:en:ornamentum#Latin|ornamento]] sit [[wikt:en:civitas#Latin|civitati]],
**ほぼ全ガッリアの街々で最も美しいもの、部族にとっては要害でも誉れでもあるものを、
**:<span style="color:#009900;font-family:Times New Roman;">(訳注:totius Galliae は α系写本の語順で、β系写本では Galliae totius となっている。)</span>
**:<span style="color:#009900;font-family:Times New Roman;">(訳注:et は β系写本にはあるが、α系写本にはない。)</span>
*suis manibus [[wikt:en:succendo#Latin|succendere]] [[wikt:en:cogerentur|cogerentur]];
**自分たちの手で燃やすことを強いられないように、と(懇願した)。
**:<span style="color:#009900;font-family:Times New Roman;">(訳注:ne ~ cogerentur;~を強いられないように)</span>
:
; アウァーリクムの地の利
*<!--❺--><sup>(5)</sup> facile se loci natura [[wikt:en:defensurus#Latin|defensuros]] [[wikt:en:dicunt|dicunt]],
**自分たちは<small>(アウァーリクムを)</small>地勢によって容易に防衛するだろう、と述べる。
*quod prope ex omnibus partibus [[wikt:en:flumen#Latin|flumine]] et [[wikt:en:palus#Latin|palude]] [[wikt:en:circumdatus#Latin|circumdata]]
**というのは<small>(アウァーリクムは)</small>ほぼあらゆる方向から川や沼地で囲まれており、
*unum habeat et [[wikt:en:perangustus#Latin|perangustum]] [[wikt:en:aditus#Latin|aditum]].
**一つだけ、非常に狭い進入路を持っているからだ。
[[画像:Bourges_2.JPG|thumb|right|300px|アウァーリクムすなわち[[w:ブールジュ|ブールジュ]]の大聖堂から眺めた沼地。イェーヴル川([[w:fr:Yèvre (Cher)|fr:Yèvre]])と沼地は、カエサルが書いたようにガッリア時代からこの街を囲んでいる。]]
:
; アウァーリクムの防衛が認められる
*<!--❻--><sup>(6)</sup> [[wikt:en:datur#Latin|Datur]] [[wikt:en:petens#Latin|petentibus]] [[wikt:en:venia#Latin|venia]]
**<small>(アウァーリクムの防衛を)</small>求める者たちに許可が与えられる。
*[[wikt:en:dissuadens#Latin|dissuadente]] primo [[wikt:en:Vercingetorix#Latin|Vercingetorige]],
**[[w:ウェルキンゲトリクス|ウェルキンゲトリークス]]は当初は思い止まらせていたが、
*post [[wikt:en:concedens#Latin|concedente]] et [[wikt:en:prex#Latin|precibus]] ipsorum et [[wikt:en:misericordia#Latin|misericordia]] [[wikt:en:vulgus#Latin|vulgi]].
**後には、彼ら当人の懇願にも、民衆への哀れみにも、譲歩した。
*[[wikt:en:defensor#Latin|Defensores]] [[wikt:en:oppidum#Latin|oppido]] [[wikt:en:idoneus#Latin|idonei]] [[wikt:en:deliguntur|deliguntur]].
**城塞都市の適切な防衛者たちが選ばれる。
<!--
<span style="color:#009900;"></span>
<small></small>
**:<span style="color:#009900;">(訳注:
**:<span style="color:#009900;font-family:Times New Roman;">(訳注:
-->
===16節===
*<span style="background-color:#ffd;">[[/注解/16節]] {{進捗|00%|2026-03-22}}</span>
;アウァーリクムをめぐる両軍の駆け引き
:
; ウェルキンゲトリークスが、アウァーリクムから16マイル離れたところに宿営する
*<!--❶--><sup>(1)</sup> [[wikt:en:Vercingetorix#Latin|Vercingetorix]] [[wikt:en:minor#Latin|minoribus]] Caesarem [[wikt:en:iter#Latin|itineribus]] [[wikt:en:subsequitur|subsequitur]]
**[[w:ウェルキンゲトリクス|ウェルキンゲトリークス]]は、カエサルを緩やかな行軍で追尾して、
*et locum [[wikt:en:castra#Latin|castris]] [[wikt:en:eligit#Latin|deligit]] [[wikt:en:palus#Latin|paludibus]] [[wikt:en:silva#Latin|silvis]]<nowiki>que</nowiki> [[wikt:en:munitus#Latin|munitum]]
**沼地や森林で防御された地点を陣営のために選んだ。
*ab [[wikt:en:Avaricum#Latin|Avarico]] longe milia passuum [[wikt:en:sedecim#Latin|sedecim]]<sub> (XVI)</sub>.
**アウァーリクムから16<u>ローママイル</u>隔たっていた。
**:<span style="color:#009900;font-family:Times New Roman;">(訳注:1[[ガイウス・ユリウス・カエサルの著作/通貨・計量単位#ミーッレ・パッスーム、ミーリア(ローママイル)|ローママイル]]は約1.48 kmで、16マイルは約24 km)</span>
:
; ウェルキンゲトリークスが、斥候を放ってアウァーリクムを探り、部下たちに指図する
*<!--❷--><sup>(2)</sup> Ibi per [[wikt:en:certus#Latin|certos]] [[wikt:en:explorator#Latin|exploratores]]
**そこで、一定の斥候たちを通して、
*in [[wikt:en:singulus#Latin|singula]] diei tempora, quae ad [[wikt:en:Avaricum#Latin|Avaricum]] <u>agerentur</u>, [[wikt:en:cognoscebat|cognoscebat]]
**日中の毎時、アウァーリクム近傍で行なわれていることを探知して、
**:<span style="color:#009900;font-family:Times New Roman;">(訳注:下線部は、α系写本では [[wikt:en:agerentur|agerentur]] だが、<br> β系写本では [[wikt:en:gererentur|gererentur]] となっている。)</span>
*et, [[wikt:en:quis#Latin|quid]] [[wikt:en:fieri#Latin|fieri]] [[wikt:en:vellet#Latin|vellet]], [[wikt:en:imperabat|imperabat]].
**<small>(彼自身が)</small>なされることを欲していることを<small>(麾下の者たちに)</small>命令していた。
:
; ウェルキンゲトリークスとローマ勢の糧秣調達をめぐる攻防
*<!--❸--><sup>(3)</sup> Omnes nostras [[wikt:en:pabulatio#Latin|pabulationes]] [[wikt:en:frumentatio#Latin|frumentationes]]<nowiki>que</nowiki> [[wikt:en:observabat|observabat]]
**我が方<small>〔ローマ勢〕</small>の[[w:糧秣|秣や糧食]]の徴発の一部始終を注視していて、
*[[wikt:en:dispersus#Latin|dispersos]]<nowiki>que</nowiki>, cum longius necessario [[wikt:en:procederent|procederent]], [[wikt:en:adoriebatur|adoriebatur]]
**<small>(ローマ勢が)</small>分散して、やむを得ずにはるか遠くに進み出たときに、<small>(ガッリア勢が)</small>襲いかかって、
*[[wikt:en:magnus#Latin|magno]]<nowiki>que</nowiki> [[wikt:en:incommodum#Latin|incommodo]] [[wikt:en:adficiebat|adficiebat]],
**<small>(ローマ勢に)</small>大きな損害を与えていた。
*[[wikt:en:etsi#Latin|etsi]], quantum [[wikt:en:ratio#Latin|ratione]] [[wikt:en:provideri|provideri]] [[wikt:en:poterat|poterat]], ab nostris [[wikt:en:occurrebatur|occurrebatur]],
**とはいえ、できるかぎり用心する判断により<small>(敵の襲撃を)</small>我が方<small>〔ローマ勢〕</small>によって阻止していた。
*ut [[wikt:en:incertus#Latin|incertis]] temporibus [[wikt:en:diversus#Latin|diversis]]<nowiki>que</nowiki> itineribus [[wikt:en:iretur|iretur]].
**不確定な時間帯にまったく別々の道を行き来するというように。
<!--
<span style="color:#009900;"></span>
<small></small>
**:<span style="color:#009900;">(訳注:
**:<span style="color:#009900;font-family:Times New Roman;">(訳注:
-->
===17節===
[[画像:Carte_du_Cher.svg|thumb|right|250px|アウァーリクム、すなわち現在の[[w:ブールジュ|ブールジュ市]](Bourges)のあるフランス・[[w:シェール県|シェール県]]の地図。中心にブールジュがあり、右下(南東)のラ・ゲルシュ=スュル=ローボワ([[w:en:La Guerche-sur-l'Aubois|La Guerche-sur-l'Aubois]])の近辺にボイイー族の首邑ゴルゴビナ(Gorgobina)があったと推定されている。右(東)隣の[[w:ニエーヴル県|ニエーヴル県]](Nièvre)が[[w:ハエドゥイ族|ハエドゥイー族]]の版図であった。]]
*<span style="background-color:#ffd;">[[/注解/17節]] {{進捗|00%|2026-03-28}}</span>
;アウァーリクム攻囲に取りかかるローマ軍の糧秣欠乏
:
; カエサルが、アウァーリクム攻囲のための堡塁工事に着手
*<!--❶--><sup>(1)</sup> [[wikt:en:castra#Latin|Castris]] ad eam partem [[wikt:en:oppidum#Latin|oppidi]] [[wikt:en:positus#Participle|positis]] Caesar,
**カエサルは、[[w:オッピドゥム|城塞都市]]の<small>(以下に述べるような)</small>方面に陣営を設置して、
*quae [[wikt:en:intermissus#Latin|intermissa]] a flumine et a <u>paludibus</u>
**──<small>(その方面は)</small>川や沼地により<small>(外部から)</small>遮断されて、
**:<span style="color:#009900;font-family:Times New Roman;">(訳注:下線部は、α系写本では [[wikt:en:paludibus|paludibus]] だが、<br> β系写本では [[wikt:en:palude#Latin|palude]] となっている。)</span>
*[[wikt:en:aditus#Noun_3|aditum]], ut supra [[wikt:en:diximus#Latin|diximus]], [[wikt:en:angustus#Latin|angustum]] [[wikt:en:habebat|habebat]],
**<u>前に述べたように</u>、狭い進入路を持っているというものであるが、──
**:<span style="color:#009900;font-family:Times New Roman;">(訳注:[[#15節|15節]]⑤項では、<br> ほぼあらゆる方向から川や沼地で囲まれており、<br> 一つだけ、非常に狭い進入路を持っている、<br> と言及された。)</span>
*[[wikt:en:agger#Latin|aggerem]] [[wikt:en:apparare#Latin|apparare]],
**<small>(さらに)</small><ruby><rb>[[w:土塁|土塁]]</rb><rp>(</rp><rt>アッゲル</rt><rp>)</rp></ruby> を装備すること、
*[[wikt:en:vinea#Latin|vineas]] [[wikt:en:ago#Latin|agere]],
**<ruby><rb>[[w:ウィネア|工作小屋]]</rb><rp>(</rp><rt>ウィネア</rt><rp>)</rp></ruby> を駆動すること、
*[[wikt:en:turris#Latin|turres]] duas [[wikt:en:constituo#Latin|constituere]] [[wikt:en:coepit|coepit]];
**2つの<ruby><rb>[[w:攻城塔|攻城櫓]]</rb><rp>(</rp><rt>トゥッリス</rt><rp>)</rp></ruby> を建てること、を始めた。
*nam [[wikt:en:circumvallo#Latin|circumvallare]] loci natura [[wikt:en:prohibebat|prohibebat]].
**なぜなら<small>(城塞都市を)</small>堡塁で囲むことを地勢が妨げていたからだ。
<div style="text-align:center;">
{|
|-
|[[画像:Caesar's Gallic war; (Allen and Greenough's ed.) (1898) (14781415375).jpg|thumb|right|350px|城壁(図中の左端)を攻略するために築かれた<ruby><rb>土塁</rb><rp>(</rp><rt>アッゲル</rt><rp>)</rp></ruby> の復元画([[ガリア戦記_第2巻#12節|第2巻12節]]で既出)。左上には、両軍の<ruby><rb>[[w:攻城塔|攻城櫓]]</rb><rp>(</rp><rt>トゥッリス</rt><rp>)</rp></ruby>が描かれている。]]
|[[画像:Bender - Vinea.JPG|thumb|right|350px|<ruby><rb>工作小屋</rb><rp>(</rp><rt>ウィネア</rt><rp>)</rp></ruby> [[wikt:en:vinea|vinea]] の復元画([[ガリア戦記_第2巻#12節|第2巻12節]]で既出)。敵の矢玉などから身を守りながら城壁に近づくために用いられたと考えられている。]]
|}
</div>
:
; カエサルが、同盟者であるボイイー族やハエドゥイー族に、糧秣徴発を促す
*<!--❷--><sup>(2)</sup> De re [[wikt:en:frumentarius#Adjective|frumentaria]]
**<small>(カエサルは)</small>[[w:糧秣|糧秣]]調達について、
*[[wikt:en:Boii#Latin|Boios]] atque [[wikt:en:Haedui#Latin|Haeduos]] [[wikt:en:adhortari|adhortari]] non [[wikt:en:destitit|destitit]];
**[[w:ボイイ族|ボイイー族]]や[[w:ハエドゥイ族|ハエドゥイー族]]を鼓舞することを止めなかった。
*quorum [[wikt:en:alter#Latin|alteri]], quod [[wikt:en:nullus#Determiner|nullo]] [[wikt:en:studium#Latin|studio]] [[wikt:en:agebant|agebant]], non multum [[wikt:en:adiuvabant|adiuvabant]],
**彼らのうち一方<small>〔ハエドゥイー族〕</small>は、何らの努力を行なわなかったので、あまり助けにならなかった。
*[[wikt:en:alter#Latin|alteri]] non magnis [[wikt:en:facultas#Latin|facultatibus]], quod [[wikt:en:civitas#Latin|civitas]] erat [[wikt:en:exiguus#Latin|exigua]] et [[wikt:en:infirmus#Latin|infirma]],
**他方<small>〔ボイイー族〕</small>は、貧弱かつ無力な部族であったので、大した貯えもなく、
*celeriter quod [[wikt:en:habuerunt|habuerunt]] [[wikt:en:consumpserunt|consumpserunt]].
**早々と持っていたものを消費し切ってしまった。
:
; 糧秣の欠乏が続くが、ローマの将兵たちが耐え抜く
*<!--❸--><sup>(3)</sup> [[wikt:en:summus#Latin|Summa]] [[wikt:en:difficultas#Latin|difficultate]] rei [[wikt:en:frumentarius#Adjective|frumentariae]] [[wikt:en:adfectus#Latin|adfecto]] [[wikt:en:exercitus#Noun|exercitu]]
**<small>(ローマ人の)</small>軍隊は糧秣調達の大いなる困難さに苦悩させられながらも、
*[[wikt:en:tenuitas#Latin|tenuitate]] [[wikt:en:Boii#Latin|Boiorum]],
**──<small>(その困難は)</small>ボイイー族の微力さ、
*[[wikt:en:indiligentia#Latin|indiligentia]] [[wikt:en:Haedui#Latin|Haeduorum]],
**ハエドゥイー族の怠慢、
*[[wikt:en:incendium#Latin|incendiis]] [[wikt:en:aedificium#Latin|aedificiorum]],
**<small>(敵勢による)</small>家屋の焼き打ちによるものであったが、──
*usque eo ut [[wikt:en:complures#Determiner|complures]] dies [[wikt:en:frumentum#Latin|frumento]] [[wikt:en:miles#Latin|milites]] [[wikt:en:caruerint|caruerint]]
**かなりの日々にわたって兵士たちは糧食を欠くまでになり、
**:<span style="color:#009900;font-family:Times New Roman;">(訳注:[[wikt:en:usque#Latin|usque]] eo ut ~「~まで」)</span>
*et [[wikt:en:pecus#Latin|pecore]] ex [[wikt:en:longinquior#Latin|longinquioribus]] [[wikt:en:vicus#Latin|vicis]] [[wikt:en:adactus#Latin|adacto]]
**かなり遠方の村々から家畜を駆り立てたので
*[[wikt:en:extremus#Latin|extremam]] [[wikt:en:fames#Latin|famem]] [[wikt:en:sustentarent|sustentarent]],
**極限の飢えに耐え通すまでになったのであるが、
*[[wikt:en:nullus#Determiner|nulla]] tamen <u>vox est ab iis</u> [[wikt:en:auditus#Latin|audita]] populi Romani [[wikt:en:maiestas#Latin|maiestate]] et [[wikt:en:superior#Latin|superioribus]] [[wikt:en:victoria#Latin|victoriis]] [[wikt:en:indignus#Latin|indigna]].
**しかしながら、ローマ人民の威厳やかつての勝利にふさわしからぬ声は、彼らから何ら聞かれなかった。
**:<span style="color:#009900;font-family:Times New Roman;">(訳注:下線部は、α系写本では [[wikt:en:vox#Latin|vox]] est <u>ab</u> iis だが、<br> β系写本では <u>ex</u> iis vox est となっている。)</span>
:
; ローマ人将兵たちがカエサルに攻囲の継続を訴える
*<!--❹--><sup>(4)</sup> [[wikt:en:quin#Latin|Quin]] etiam Caesar cum in [[wikt:en:opus#Latin|opere]] [[wikt:en:singulus#Latin|singulas]] [[wikt:en:legio#Latin|legiones]] [[wikt:en:appellaret|appellaret]],
**いやそればかりか、カエサルが作業中のそれぞれの[[w:ローマ軍団|軍団]]に呼びかけたとき、
*et, si [[wikt:en:acerbe#Latin|acerbius]] [[wikt:en:inopia#Latin|inopiam]] [[wikt:en:ferrent#Latin|ferrent]], se [[wikt:en:dimissurus#Latin|dimissurum]] <span style="color:#009900;"><sub>(esse)</sub></span> [[wikt:en:oppugnatio#Latin|oppugnationem]] [[wikt:en:diceret|diceret]],
**もし、とても過酷に欠乏に耐えているのならば、自分は攻囲を放棄するであろう、とカエサルが言っていたときに、
:
*<!--❺--><sup>(5)</sup> [[wikt:en:universi#Latin|universi]] ab eo, ne id [[wikt:en:faceret|faceret]], [[wikt:en:petebant|petebant]] :
**<small>(各軍団の)</small>一同は、彼<small>〔カエサル〕</small>に、それ<small>〔攻囲の放棄〕</small>をしないように求めていた。
*sic se complures annos illo [[wikt:en:imperans#Latin|imperante]] [[wikt:en:meruisse|meruisse]],
**自分たちは<small>(以下のように)</small>幾年にもわたって彼<small>〔カエサル〕</small>の麾下で努めてきた。
**:<span style="color:#009900;font-family:Times New Roman;">(訳注:sic ~ ut …「…のように~である」)</span>
*ut [[wikt:en:nullus#Determiner|nullam]] [[wikt:en:ignominia#Latin|ignominiam]] [[wikt:en:acciperent|acciperent]], <u>nusquam incepta</u> re [[wikt:en:discederent|discederent]]:
**何ら不名誉を蒙ってないし、事<small>〔戦役〕</small>が完遂されないまま<small>(戦列を)</small>離脱することは決してなかったのだ。
**:<span style="color:#009900;font-family:Times New Roman;">(訳注:下線部は、α系写本では [[wikt:en:nusquam#Latin|nusquam]] [[wikt:en:inceptus#Latin|incepta]] だが、<br> β系写本では [[wikt:en:numquam#Latin|numquam]] [[wikt:en:infectus#Adjective|infecta]] となっている。)</span>
:
*<!--❻--><sup>(6)</sup> hoc se [[wikt:en:ignominia#Latin|ignominiae]] <u>loco [[wikt:en:laturus#Latin|laturos]]</u> <span style="color:#009900;"><sub>(esse)</sub></span>, si [[wikt:en:inceptus#Latin|inceptam]] [[wikt:en:oppugnatio#Latin|oppugnationem]] [[wikt:en:reliquissent|reliquissent]];
**もし<small>(自分たちが)</small>着手した攻囲を放棄してしまったならば、自分たちはこの状態を不名誉と見なすであろう。
**:<span style="color:#009900;font-family:Times New Roman;">(訳注:下線部は、β系写本では loco laturos の語順だが、<br> α系写本では laturos loco の語順となっている。)</span>
:
*<!--❼--><sup>(7)</sup> <u>praestare</u> omnes [[wikt:en:perferre|perferre]] [[wikt:en:acerbitas#Latin|acerbitates]],
**あらゆる厳しさに持ちこたえることは<small>(以下のこと)</small>よりましである。
**:<span style="color:#009900;">(訳注:[[wikt:en:praestare|praestare]] ~ [[wikt:en:quam#Adverb|quam]] …「…よりも~がより優る」)</span>
*<u>quam</u> non [[wikt:en:civis#Latin|civibus]] Romanis, qui [[wikt:en:Genabum#Latin|Cenabi]] [[wikt:en:perfidia#Latin|perfidia]] Gallorum [[wikt:en:interissent|interissent]], [[wikt:en:parentarent|parentarent]].
**ケナブムでガッリア人たちの不義により滅びたローマ市民たちの仇討ちをしないよりも。
**:<span style="color:#009900;font-family:Times New Roman;">(訳注:[[#3節|3節]]①項を参照。仇討ちをしないのなら、苦しむ方がましである、の意)</span>
:
*<!--❽--><sup>(8)</sup> Haec [[wikt:en:idem#Latin|eadem]] [[wikt:en:centurio#Latin|centurionibus]] [[wikt:en:tribunus#Latin|tribunis]]<nowiki>que</nowiki> [[wikt:en:miles#Latin|militum]]
**これらと同じことを、<ruby><rb>[[w:ケントゥリオ|百人隊長]]</rb><rp>(</rp><rt>ケントゥリオ</rt><rp>)</rp></ruby>たちや<ruby><rb>[[w:トリブヌス・ミリトゥム|兵士長官]]</rb><rp>(</rp><rt>トリブヌス・ミリトゥム</rt><rp>)</rp></ruby>たちに、
*[[wikt:en:mandabant|mandabant]], ut per eos ad Caesarem [[wikt:en:deferrentur|deferrentur]].
**彼らを通じてカエサルに申し立てるように、依頼していた。
<!--
<span style="color:#009900;"></span>
<small></small>
**:<span style="color:#009900;">(訳注:
**:<span style="color:#009900;font-family:Times New Roman;">(訳注:
-->
===18節===
*<span style="background-color:#ffd;">[[/注解/18節]] {{進捗|00%|2026-04-13}}</span>
;カエサルがウェルキンゲトリークス不在の敵陣へ迫る
:
; カエサルは、ウェルキンゲトリークスが糧秣の欠乏によりローマ勢の糧秣徴発隊を襲撃に向かったと知る
*<!--❶--><sup>(1)</sup> Cum iam [[wikt:en:murus#Latin|muro]] [[wikt:en:turris#Latin|turres]] [[wikt:en:adpropinquassent#Latin|adpropinquassent]],
**すでに<small>(アウァーリクムの)</small>城壁に<small>(ローマ勢の)</small>[[w:攻城塔|攻城櫓]]が近づいていた際に、
*ex [[wikt:en:captivus#Noun|captivis]] Caesar [[wikt:en:cognovit#Latin|cognovit]],
**カエサルは、捕虜たちから<small>(以下のことを)</small>知った。
*[[wikt:en:Vercingetorix#Latin|Vercingetorigem]], [[wikt:en:consumptus#Latin|consumpto]] [[wikt:en:pabulum#Latin|pabulo]],
**[[w:ウェルキンゲトリクス|ウェルキンゲトリークス]]は[[w:糧秣|糧秣]]を消費し切ると、
*castra [[wikt:en:movisse#Latin|movisse]] propius [[wikt:en:Avaricum#Latin|Avaricum]],
**陣営をアウァーリクムのより近くに移動させて、
*atque ipsum cum [[wikt:en:equitatus#Latin|equitatu]] [[wikt:en:expeditus#Noun|expeditis]]<nowiki>que</nowiki>, qui inter [[wikt:en:eques#Latin|equites]] [[wikt:en:proeliari#Verb|proeliari]] [[wikt:en:consuessent#Latin|consuessent]],
**彼自身は、[[w:騎兵|騎兵]]隊、および騎兵たちの間で争闘することに習熟していた[[w:軽装歩兵|軽装歩兵]]たちとともに、
*<u>insidiarum</u> causa eo [[wikt:en:profectus#Etymology_3|profectum]], quo nostros postero die [[wikt:en:pabulatum#Verb|pabulatum]] [[wikt:en:venturus#Latin|venturos]] [[wikt:en:arbitraretur#Latin|arbitraretur]].
**我が方<small>〔ローマ勢〕</small>が翌日に糧秣徴発にやって来るであろうと思われるところで待ち伏せするために、出発した、と。
**:<span style="color:#009900;font-family:Times New Roman;">(訳注:下線部は、α系写本では [[wikt:en:insidiarum|insidiarum]] だが、<br> β系写本では [[wikt:en:insidiandi#Latin|insidiandi]] となっている。)</span>
[[画像:AVARICUM Battaglia 52 aC.png|thumb|right|300px|アウァーリクム攻略戦の布陣図(<small>イタリア語</small>)。中央がアウァーリクム(AVARICUM)、右下の赤枠内がカエサルと8個軍団の陣営、赤い矢印の先端がローマ軍の土塁。左上の楕円形がウェルキンゲトリークスが移動させた陣営。]]
[[画像:Funerary chariot in the archeological museum of Strasbourg.jpg|thumb|right|300px|[[w:ハルシュタット文化|ハルシュタット文化]]の墳墓の副葬品として発掘された '''四輪荷馬車''' のレプリカ(仏ストラスブール考古学博物館)。]]
:
*<!--❷--><sup>(2)</sup> Quibus rebus [[wikt:en:cognitus#Participle|cognitis]]
**<small>(カエサルは)</small>それらの事情を知るや、
*media nocte [[wikt:en:silentium#Latin|silentio]] [[wikt:en:profectus#Etymology_3|profectus]]
**真夜中の静けさのうちに出発して、
*ad hostium castra [[wikt:en:mane#Adverb_2|mane]] [[wikt:en:pervenit#Etymology_2|pervenit]].
**敵の陣営の辺りへ朝方に到着した。
:
*<!--❸--><sup>(3)</sup> Illi, celeriter per [[wikt:en:explorator#Latin|exploratores]] [[wikt:en:adventus#Latin|adventu]] Caesaris [[wikt:en:cognitus#Participle|cognito]]
**あの者たちは、速やかに斥候たちを通じてカエサルの到来を知るや、
*<u>carros</u> [[wikt:en:impedimentum#Latin|impedimenta]]<nowiki>que</nowiki> sua in [[wikt:en:artior#Latin|artiores]] [[wikt:en:silva#Latin|silvas]] [[wikt:en:abdiderunt#Latin|abdiderunt]],
**自分たちの<u>四輪荷馬車</u>と[[w:輜重|輜重]]をとても深い森の中に隠して、
**:<span style="color:#009900;font-family:Times New Roman;">(訳注:四輪荷馬車 [[wikt:en:carrus#Latin|carrus]] は、例えば右の画像のものを参照。)</span>
*copias omnes in loco [[wikt:en:editus#Latin|edito]] atque [[wikt:en:apertus#Latin|aperto]] [[wikt:en:instruxerunt#Latin|instruxerunt]].
**全軍勢を高くそびえて開けている場所に配置した。
:
*<!--❹--><sup>(4)</sup> Qua re [[wikt:en:nuntiatus#Latin|nuntiata]]
**その事を報告されて、
*Caesar celeriter [[wikt:en:sarcina#Latin|sarcinas]] [[wikt:en:conferri#Latin|conferri]],
**カエサルは速やかに<small>(兵士たちの)</small>[[w:背嚢|背嚢]]が運び集められること、
*[[wikt:en:arma#Latin|arma]] [[wikt:en:expediri#Latin|expediri]] [[wikt:en:iussit#Verb|iussit]].
**武具が<small>(すぐ使えるように)</small>整えられることを命じた。
<!--
<span style="color:#009900;"></span>
<small></small>
**:<span style="color:#009900;">(訳注:
**:<span style="color:#009900;font-family:Times New Roman;">(訳注:
-->
===19節===
*<span style="background-color:#ffd;">[[/注解/19節]] {{進捗|00%|2026-04-20}}</span>
;丘の上のガッリア勢と沼沢を挟んで対峙する
:
; ガッリア勢の陣営の地勢
*<!--❶--><sup>(1)</sup> [[wikt:en:collis#Latin|Collis]] erat <u>leniter</u> ab [[wikt:en:infimus#Latin|infimo]] [[wikt:en:adclivis#Latin|adclivis]].
**<small>(ガッリア勢がいる)</small>丘陵はふもとから緩やかに、登り坂になっていた。
**:<span style="color:#009900;font-family:Times New Roman;">(訳注:下線部は、β系・χ系・B・M・S・N<sup>c</sup> 写本では [[wikt:en:leviter#Latin|leviter]] 、<br> L・N写本では [[wikt:en:breviter#Latin|breviter]] だが、<br> より劣った写本 ''[[ガリア戦記/注解編/写本と校訂版#クリティカル・アパラトゥスとその略号|codd.deter.]]'' では [[wikt:en:leniter#Latin|leniter]] となっている。
*Hunc ex omnibus fere partibus [[wikt:en:palus#Latin|palus]] [[wikt:en:difficilis#Latin|difficilis]] atque [[wikt:en:impeditus#Latin|impedita]] [[wikt:en:cingebat#Latin|cingebat]]
**これ<small>〔丘陵〕</small>を、ほぼすべての方角から、不便で通りにくい沼地が取り巻いていて、
*non [[wikt:en:latior#Latin|latior]] [[wikt:en:pes#Latin|pedibus]] [[wikt:en:quinquaginta#Latin|quinquaginta]].
**<small>(その沼地は)</small>50<u>[[w:ペース (長さ)|ペース]]</u>より幅広くなかった。
**:<span style="color:#009900;font-family:Times New Roman;">(訳注:1[[ガイウス・ユリウス・カエサルの著作/通貨・計量単位#ペース|ペース]]は約29.6cmで、50ペースは約15メートル弱。)</span>
:
; 丘の周囲を部族ごとに分かれて守備している
*<!--❷--><sup>(2)</sup> Hoc se [[wikt:en:collis#Latin|colle]] [[wikt:en:interruptus#Latin|interruptis]] [[wikt:en:pons#Latin|pontibus]]
**この丘陵において、橋梁を破却すると、
*Galli [[wikt:en:fiducia#Latin|fiducia]] loci [[wikt:en:continebant#Latin|continebant]]
**ガッリア人たちは、地勢を頼りに留まっていて、
*[[wikt:en:generatim#Latin|generatim]]<nowiki>que</nowiki> [[wikt:en:distributus#Latin|distributi]] in civitates
**<small>(軍勢を)</small>諸部族の種族ごとに分けて配置させて、
*omnia [[wikt:en:vadum#Latin|vada]] ac [[wikt:en:saltus#Etymology_2|saltus]] eius [[wikt:en:palus#Latin|paludis]] <u>certis custodiis</u> [[wikt:en:obtinebant#Latin|obtinebant]],
**その沼地の、すべての浅瀬や隘路を <u>一定の護衛兵たちによって</u> 占領していた。
**:<span style="color:#009900;font-family:Times New Roman;">(訳注:下線部の [[wikt:en:certus#Latin|certis]] [[wikt:en:custodia#Latin|custodiis]] は β系写本の記述で、α系写本にはない。)</span>
*<u>sic</u> animo [[wikt:en:paratus#Latin|parati]] <u>ut</u>, si eam [[wikt:en:palus#Latin|paludem]] Romani [[wikt:en:perrumpo#Latin|perrumpere]] [[wikt:en:conarentur#Latin|conarentur]], [[wikt:en:haesitans#Latin|haesitantes]] [[wikt:en:premerent#Latin|premerent]] ex loco [[wikt:en:superior#Latin|superiore]];
**もしローマ勢がその沼地を強行突破せんと試みたならば、ぐずぐずしている者らを高地から圧倒する心積もりであった。
**:<span style="color:#009900;font-family:Times New Roman;">(訳注:[[wikt:en:sic#Latin|sīc]] ~, [[wikt:en:ut#Latin|ut]] ・・・「…であるように~である」)</span>
:
; 両軍は互角か?
*<!--❸--><sup>(3)</sup> ut, qui [[wikt:en:propinquitas#Latin|propinquitatem]] loci [[wikt:en:videret#Latin|videret]],
**<small>(両軍の)</small>陣地が近接していることを見た者は、
*[[wikt:en:paratus#Latin|paratos]] prope [[wikt:en:aequus#Latin|aequo]] <u>Marte</u> ad [[wikt:en:dimicandum#Latin|dimicandum]] [[wikt:en:existimaret#Latin|existimaret]],
**<small>(ガッリア勢がローマ勢に対して)</small>ほぼ互角の戦い<small>(の条件)</small>で闘うつもりでいると考えただろう。
**:<span style="color:#009900;font-family:Times New Roman;">(訳注:下線部は、[[wikt:en:Mars#Proper_noun_22|Mars]]「戦争の神マールス」ではなく、<br> [[wikt:en:Mars#Noun_4|Mars]]「戦争、闘い」そのものを指す。)</span>
; ガッリア勢は不利なのに虚勢を張っているのか?
*qui [[wikt:en:iniquitas#Latin|iniquitatem]] [[wikt:en:condicio#Latin|condicionis]] [[wikt:en:perspiceret#Latin|perspiceret]],
**<small>(ガッリア勢の)</small>条件の不利なことを見通した者は、
*[[wikt:en:inanis#Latin|inani]] [[wikt:en:simulatio#Latin|simulatione]] sese [[wikt:en:ostentare#Latin|ostentare]] [[wikt:en:cognosceret#Latin|cognosceret]].
**<small>(ガッリア勢が)</small>虚栄の見せかけで己を誇示していることを、理解しただろう。
:
; カエサルが、至近距離の敵への攻撃にいきり立つ将兵らを教え諭す
*<!--❹--><sup>(4)</sup> [[wikt:en:indignans#Latin|Indignantes]] [[wikt:en:miles#Latin|milites]] Gaesar,
**カエサルは<small>(ガッリア勢の誇示に)</small>憤慨している兵士たちに、
*quod [[wikt:en:conspectus#Noun_2|conspectum]] suum hostes <u>perferre</u> [[wikt:en:possent#Latin|possent]] [[wikt:en:tantulus#Latin|tantulo]] [[wikt:en:spatium#Latin|spatio]] [[wikt:en:interiectus#Latin|interiecto]],
**──というのも、これほどのわずかな距離しか介在してないのに、敵勢が自分らを<small>(平然と)</small>見据えていられるためだが──
**:<span style="color:#009900;font-family:Times New Roman;">(訳注:下線部は、α系写本では [[wikt:en:perferre#Latin|perferre]] だが、β系写本では [[wikt:en:ferre#Latin|ferre]] となっている。)</span>
*et signum proelii [[wikt:en:exposcens#Latin|exposcentes]] [[wikt:en:edocet#Latin|edocet]],
**および戦闘の合図を熱心に求めている者たちに対して<small>(以下のように)</small>説く。
*[[wikt:en:quantus#Latin|quanto]] [[wikt:en:detrimentum#Latin|detrimento]] et [[wikt:en:quot#Latin|quot]] [[wikt:en:vir#Latin|virorum]] [[wikt:en:fortis#Latin|fortium]] [[wikt:en:mors#Latin|morte]] [[wikt:en:necesse#Adverb|necesse]] sit [[wikt:en:constare#Latin|constare]] [[wikt:en:victoria#Latin|victoriam]];
**勝利を確実にすることが、どれほどの損害と、どれほど多くの勇敢な<ruby><rb>兵士</rb><rp>(</rp><rt>ウィル</rt><rp>)</rp></ruby>たちの死を必要とするか、を。
: <!-- [[wikt:en:| -->
; 多くのローマ兵が死に瀕すれば、カエサル自身が戦争犯罪で弾劾されるだろう
*<!--❺--><sup>(5)</sup> quos cum <u>sic</u> [[wikt:en:animus#Latin|animo]] [[wikt:en:paratus#Latin|paratos]] [[wikt:en:videat#Latin|videat]], <u>ut</u> [[wikt:en:nullus#Determiner|nullum]] pro sua [[wikt:en:laus#Latin|laude]] [[wikt:en:periculum#Latin|periculum]] [[wikt:en:recusent#Latin|recusent]],
**彼ら<small>〔兵士たち〕</small>が己の賞賛のためにいかなる危険をも辞さない心積もりであると<small>(カエサルは)</small>見て取ったので、
**:<span style="color:#009900;font-family:Times New Roman;">(訳注:[[wikt:en:sic#Latin|sīc]] ~, [[wikt:en:ut#Latin|ut]] ・・・「…であるように~である」)</span>
**:<span style="color:#009900;font-family:Times New Roman;">(訳注:pro sua laude 「自らの賞賛のために」は、「カエサルの賞賛のために」と解することもできる。<br> しかし、共和制国家に忠誠を誓っているはずの兵士らが、カエサル個人のために命を投げ出そうとする記述は、<br> 野心家カエサルが軍隊を私兵化しようとしている野望をさらけ出すことになり、政敵たちを利することになる。)</span>
*[[wikt:en:summus#Latin|summae]] se [[wikt:en:iniquitas#Latin|iniquitatis]] [[wikt:en:condemnari#Latin|condemnari]] [[wikt:en:debere#Latin|debere]], [[wikt:en:nisi#Conjunction|nisi]] eorum [[wikt:en:vita#Latin|vitam]] sua [[wikt:en:salus#Latin|salute]] [[wikt:en:habeat#Latin|habeat]] [[wikt:en:carior#Latin|cariorem]].
**<small></small>彼ら<small>〔兵士〕</small>の生命を己<small>〔カエサル〕</small>の安全より貴重と思わない限り、自分<small>〔カエサル〕</small>は極度の不正のために告発されるに違いない。
**:<span style="color:#009900;font-family:Times New Roman;">(訳注:すでにサビーヌスら多くのローマ市民が戦死しており、ここでさらに多くのローマ市民を死なせることは、<br> カエサルから軍隊を取り上げることを主張していた政敵たちから厳しく糾弾されることになったであろう。)</span>
: <!-- [[wikt:en:| -->
*<!--❻--><sup>(6)</sup> Sic [[wikt:en:miles#Latin|milites]] [[wikt:en:consolatus#Latin|consolatus]]
**<small>(カエサルは)</small>このように兵士たちを<ruby><rb>宥</rb><rp>(</rp><rt>なだ</rt><rp>)</rp></ruby>めて、
*eodem die [[wikt:en:reducit#Latin|reducit]] in castra
**同日に陣営の中に連れ戻して、
*[[wikt:en:reliquus#Latin|reliqua]]<nowiki>que</nowiki> quae ad [[wikt:en:oppugnatio#Latin|oppugnationem]] <u>[[wikt:en:pertinebant#Latin|pertinebant]] [[wikt:en:oppidum#Latin|oppidi]]</u> [[wikt:en:administrare#Latin|administrare]] [[wikt:en:instituit#Latin|instituit]].
**城塞都市<small>〔アウァーリクム〕</small>の攻略に関わっているほかのことに従事することを決めた。
**:<span style="color:#009900;font-family:Times New Roman;">(訳注:下線部は、χ系・B・M・S写本では pertinebant oppidi の語順だが、<br> L・N・β系写本では oppidi pertinebant の語順となっている。)</span>
<!--
<span style="color:#009900;"></span>
<small></small>
**:<span style="color:#009900;">(訳注:
**:<span style="color:#009900;font-family:Times New Roman;">(訳注:
-->
===20節===
*<span style="background-color:#ffd;">[[/注解/20節]] {{進捗|00%|2026-05-04}}</span>
;ウェルキンゲトリークスが味方に弁明し、捕虜に問い質す
:
*<!--❶--><sup>(1)</sup> [[wikt:en:Vercingetorix#Latin|Vercingetorix]], cum ad suos [[wikt:en:redisset#Latin|redisset]], [[wikt:en:proditio#Latin|proditionis]] [[wikt:en:insimulatus#Latin|insimulatus]],
**[[w:ウェルキンゲトリクス|ウェルキンゲトリークス]]は、味方のもとに戻った際に、<small>(以下のことで)</small>裏切りだと非難されていた。
**:<span style="color:#009900;font-family:Times New Roman;">(訳注:以下、[[wikt:en:quod#Conjunction|quod]] ~ で箇条書き。)</span>
*quod [[wikt:en:castra#Latin|castra]] [[wikt:en:propius#Latin|propius]] [[wikt:en:Romani#Latin|Romanos]] [[wikt:en:movisset#Latin|movisset]],
**陣営をローマ人たちのより近くに移動させていたこと、
*quod cum omni [[wikt:en:equitatus#Noun|equitatu]] [[wikt:en:discessisset#Latin|discessisset]],
**全[[w:騎兵|騎兵隊]]とともに<small>(陣営を)</small>離れていたこと、
*quod sine [[wikt:en:imperium#Latin|imperio]] [[wikt:en:tantus#Latin|tantas]] [[wikt:en:copiae#Latin|copias]] [[wikt:en:reliquisset#Latin|reliquisset]],
**司令権<small>(を持つ者)</small>なしに、これほど多くの軍勢を置き去りにしていたこと、
*quod eius [[wikt:en:discessus#Noun|discessu]] [[wikt:en:Romani#Latin|Romani]] [[wikt:en:tantus#Latin|tanta]] [[wikt:en:opportunitas#Latin|opportunitate]] et [[wikt:en:celeritas#Latin|celeritate]] [[wikt:en:venissent#Latin|venissent]];
**彼<small>〔ウェルキンゲトリークス〕</small>の退去によりローマ人がこれほどの好機とこれほどの迅速さでやって来ていたこと、である。
:
*<!--❷--><sup>(2)</sup> non haec omnia [[wikt:en:fortuito#Latin|fortuito]] aut sine [[wikt:en:consilium#Latin|consilio]] [[wikt:en:accido#Etymology_1|accidere]] [[wikt:en:potuisse#Latin|potuisse]];
**──これらすべてが偶然に、あるいは謀りごとなしに起こることはあり得なかったのだ。
*[[wikt:en:regnum#Latin|regnum]] illum Galliae <u>malle</u> Caesaris [[wikt:en:concessus#Noun|concessu]] <u>quam</u> ipsorum habere [[wikt:en:beneficium#Latin|beneficio]]
**彼<small>〔ウェルキンゲトリークス〕</small>は<small>(ガッリア人)</small>自身の厚遇を得ることよりもむしろカエサルの許しにより[[w:ガリア|ガッリア]]の王権<small>(を持つこと)</small>を好んでいるのだ。──
**:<span style="color:#009900;font-family:Times New Roman;">(訳注:[[wikt:en:malle#Latin|malle]] ~ quam …「…よりも、むしろ~を好む(選ぶ)」)</span>
**:<span style="color:#009900;">(訳注:ウェルキンゲトリークスが王権を望むあまり、同盟部族の生命をカエサルに売り渡したということである。)</span>
[[画像:Vercingetorix_stater_n2_CdM_alternate.jpg|thumb|right|250px|[[w:ウェルキンゲトリクス|ウェルキンゲトリークス]]の横顔が刻まれたガッリアの金貨(パリの[[w:ビブリオテーク・ナショナル|仏国立図書館]]貨幣部蔵)]]
:
; ━━ウェルキンゲトリークスの弁明が始まる━━
*<!--❸--><sup>(3)</sup> [[wikt:en:talis#Latin|tali]] [[wikt:en:modus#Latin|modo]] [[wikt:en:accusatus#Latin|accusatus]]
**こんな風に非難されて、
*ad haec [[wikt:en:respondit#Latin|respondit]]:
**<small>(ウェルキンゲトリークスは)</small>これらのことへ答えた。
*Quod [[wikt:en:castra#Latin|castra]] [[wikt:en:movisset#Latin|movisset]],
**陣営を移動させていたことは、
*[[wikt:en:factus#Latin|factum]] [[wikt:en:inopia#Latin|inopia]] [[wikt:en:pabulum#Latin|pabuli]],
**[[w:糧秣|糧秣]]の欠乏によりなされたのであり、
*etiam ipsis [[wikt:en:hortans#Latin|hortantibus]];
**<small>(ガッリア人たち)</small>自身が熱心に勧めることさえしているのだ。
*quod [[wikt:en:propius#Latin|propius]] [[wikt:en:Romani#Latin|Romanos]] [[wikt:en:accessisset#Latin|accessisset]],
**ローマ人たちのより近くに近寄っていたことは、
*[[wikt:en:persuasus#Latin|persuasum]] loci [[wikt:en:opportunitas#Latin|opportunitate]], qui se <u>ipsum</u> [[wikt:en:munitio#Latin|munitione]] [[wikt:en:defenderet#Latin|defenderet]];
**<small>(移動先の丘陵が)</small>それ自体を<small>(沼地という天然の)</small>要害により守っているという地の利に納得させられたのだ。
**:<span style="color:#009900;font-family:Times New Roman;">(訳注:上記の se <u>ipsum</u> munitione defenderet 「そのものを防御物によって守る」は主要写本 ω の記述で、<br>''[[ガリア戦記/注解編/写本と校訂版#Bentley,_Thomas|Th. Bentley]]'' は se <u>ipse sine</u> munitione defenderet 「そのものが防御物なしで守る」と修正提案している。)</span>
:
; 騎兵は、湿地帯での任務に適していない
*<!--❹--><sup>(4)</sup> [[wikt:en:eques#Latin|equitum]] vero [[wikt:en:opera#Latin|operam]]
**騎兵たちの働きはまさに、
*neque in loco [[wikt:en:paluster#Latin|palustri]] [[wikt:en:desiderari#Latin|desiderari]] [[wikt:en:debuisse#Latin|debuisse]]
**沼沢地において望まれるべきものではなかったし、
**:<span style="color:#009900;">(訳注:湿地・沼地では、ぬかるみに馬の足が取られるため、<br> 騎兵の長所である機動力が著しく低下し、<br> 速さを活かした偵察・突撃・迂回・追撃などがし難くなる。)</span>
*et [[wikt:en:illic#Adverb|illic]] fuisse [[wikt:en:utilis#Latin|utilem]], quo sint [[wikt:en:profectus#Participle_2|profecti]].
**<small>(騎兵たちが)</small>発って行ったところにおいては有効だったのだ。
**:<span style="color:#009900;font-family:Times New Roman;">(訳注:[[#16節|16節]]冒頭の説明によれば、<br> ウェルキンゲトリークスが最初に宿営した場所は、<br> アウァーリクムから16マイル離れ、沼地や森林に守られていた。<br> [[#19節|19節]]では、より近い、沼地に囲まれたゆるやかな丘陵に移動したという。<br> この移動前後の地勢の優劣を、カエサルは必ずしも明瞭に説明していない。)</span>
:
; 兵は拙速を尊ぶ
*<!--❺--><sup>(5)</sup> [[wikt:en:summa#Latin|Summam]] [[wikt:en:imperium#Latin|imperii]]
**<small>(軍勢の)</small>最高司令権は、
*se [[wikt:en:consulto#Adverb|consulto]] [[wikt:en:nullus#Latin|nulli]] [[wikt:en:discedens#Latin|discedentem]] [[wikt:en:tradidisse#Latin|tradidisse]],
**<small>(ウェルキンゲトリークス)</small>自らが意図的に、立ち去るに当たって、誰にも委託しなかった。
*[[wikt:en:ne#Latin|ne]] is [[wikt:en:multitudo#Latin|multitudinis]] [[wikt:en:studium#Latin|studio]] ad [[wikt:en:dimicandus#Latin|dimicandum]] [[wikt:en:impelleretur#Latin|impelleretur]];
**その者が大勢の熱意によって<small>(ローマ人と)</small>闘うことに駆り立てられないように、である。
*cui rei <u>propter animi [[wikt:en:mollities#Latin|mollitiem]]</u> [[wikt:en:studere#Latin|studere]] omnes [[wikt:en:videret#Latin|videret]],
**その事<small>〔闘って決着を付けること〕</small>を、<u>心の柔弱さのゆえに</u>、皆が求めたがっている。
**:<span style="color:#009900;font-family:Times New Roman;">(訳注:「心の柔弱さのゆえに、闘いがしたくなる」というのは、<br> 一見すると奇妙に感じられるが、ここでの柔弱さ([[wikt:en:mollities#Latin|mollities]])とは、<br> 長期の攻囲戦の労苦や疲弊に持ちこたえる忍耐力のなさを指し、<br> 長い苦難から逃避するために早期決戦を志向する心理を意味すると考えられる。)</span>
*quod [[wikt:en:diutius#Latin|diutius]] [[wikt:en:labor#Latin|laborem]] ferre non [[wikt:en:possent#Latin|possent]].
**──というのは、<small>(兵は)</small>より長く<small>(攻囲戦の)</small>労苦に耐えることができないからだ──。
**:<span style="color:#009900;"> (訳注:[[w:孫子 (書物)|孫子]]に曰く「兵は拙速を聞くも、未だ巧の久しきを<ruby><rb>睹</rb><rp>(</rp><rt>み</rt><rp>)</rp></ruby>ざるなり」<ref>[[wikt:en:故に兵は拙速を聞くも、未だ巧の久しきを睹ざるなり|故に兵は拙速を聞くも、未だ巧の久しきを睹ざるなり]]
「戦争というものは、拙劣に短期決戦を挑んだ事例は聞くが、巧妙に長期戦を続けた事例は聞かない」の意。長い戦争は人々を消耗させ、疲弊させてしまう。</ref>)</span>
:
; ローマ人は、闘わずに退却したではないか
*<!--❻--><sup>(6)</sup> Romani si [[wikt:en:casu#Latin|casu]] [[wikt:en:intervenerint#Latin|intervenerint]], [[wikt:en:fortuna#Latin|fortunae]],
**もしローマ人たちが偶然に現われたのならば、命運に<small>(感謝するべきであり)</small>、
*si [[wikt:en:alicuius#Latin|alicuius]] [[wikt:en:indicium#Latin|indicio]] [[wikt:en:vocatus#Latin|vocati]], huic [[wikt:en:habendus#Latin|habendam]] [[wikt:en:gratia#Latin|gratiam]],
**もし<small>(ローマ人たちが)</small>何者かの申し立てに呼ばれて来たのならば、その者に感謝するべきだ。
*quod <u>et</u> [[wikt:en:paucitas#Latin|paucitatem]] eorum ex loco [[wikt:en:superior#Latin|superiore]] [[wikt:en:cognosco#Latin|cognoscere]]
**──というのは、より高い位置から彼ら<small>〔ローマ人〕</small>の少なさを知ることも、
*<u>et</u> [[wikt:en:virtus#Latin|virtutem]] [[wikt:en:despicio#Latin|despicere]] [[wikt:en:potuerint#Latin|potuerint]],
**<small>(ローマ人の)</small>武勇とやらを見下すこともできたのだから。
**:<span style="color:#009900;font-family:Times New Roman;">(訳注:et ~ et …「~も…も」)</span>
*qui [[wikt:en:dimico#Latin|dimicare]] non [[wikt:en:ausus#Participle|ausi]]
**彼ら<small>〔ローマ人〕</small>は闘うことをあえてせずに、
*[[wikt:en:turpiter#Latin|turpiter]] se in castra [[wikt:en:receperint#Latin|receperint]].
**見苦しくも陣営に退却したのだ──。
:
; ガッリア人が勝つのだから、カエサルに寝返るはずがない
*<!--❼--><sup>(7)</sup> [[wikt:en:imperium#Latin|Imperium]] se <u>ab</u> Caesare per [[wikt:en:proditio#Latin|proditionem]] [[wikt:en:nullus#Latin|nullum]] [[wikt:en:desidero#Latin|desiderare]],
**自分<small>〔ウェルキンゲトリークス〕</small>は、カエサルから裏切りを通じて、どのような司令権も望んではいない。
**:<span style="color:#009900;font-family:Times New Roman;">(訳注:上の (2) 項では、味方のガッリア人たちは、ウェルキンゲトリークスが<br> カエサルにより [[wikt:en:regnum#Latin|regnum]](王権、支配権)を得ようとしていると非難したのに対し、<br> 彼は [[wikt:en:imperium#Latin|imperium]](軍隊司令権、または支配権)という言葉を巧妙に引きずって答えている。<br> もちろん、言葉を変えたのは、筆者カエサル自身であろう。)</span>
**:<span style="color:#009900;font-family:Times New Roman;">(訳注:ab はα系写本の記述で、β系写本では a となっている。)</span>
*quod habere [[wikt:en:victoria#Latin|victoria]] [[wikt:en:posset#Latin|posset]],
**<small>(支配権は、ローマ人に対する)</small>勝利によって得られるものであり、
*quae iam esset sibi atque omnibus [[wikt:en:Galli#Latin|Gallis]] [[wikt:en:exploratus#Latin|explorata]];
**<small>(勝利は)</small>もはや自分とすべてのガッリア人にとって確実なものとされているのだ。
*quin etiam ipsis <u>remittere</u>,
**いやそればかりか<small>(以下の様であれば、ガッリア人たち)</small>自身に<small>(司令官職を)</small>返還しているだろう。
**:<span style="color:#009900;font-family:Times New Roman;">(訳注:下線部の [[wikt:en:remitto#Latin|remittere]] は、写本Sの記述および ''[[ガリア戦記/注解編/写本と校訂版#Stephanus_(Estienne)|Stephanus]]'' や ''[[ガリア戦記/注解編/写本と校訂版#Vascosanus|Vascosanus]]'' による修正提案で、<br> β系・χ系写本・写本B・M・L・N では [[wikt:en:remitteret#Latin|remitteret]] となっている。)</span>
*si sibi <u>magis</u> [[wikt:en:honor#Latin|honorem]] [[wikt:en:tribuo#Latin|tribuere]], <u>quam</u> ab se [[wikt:en:salus#Latin|salutem]] [[wikt:en:accipio#Latin|accipere]] [[wikt:en:videantur#Latin|videantur]].
**もし<small>(ガッリア人が)</small>自分から安全を受け取っているよりも、むしろ顕職を自分に授けていると思っているのならば、だが。
**:<span style="color:#009900;font-family:Times New Roman;">(訳注:[[wikt:en:magis#Latin|magis]] ~, quam …「…というよりは、むしろ~」)</span>
:
; 捕虜のローマ人たちに訊いてみなさい
*<!--❽--><sup>(8)</sup> <!--▲直接話法--><span style="background-color:#e8e8ff;"> <span style="color:#009900;">«</span> Haec ut [[wikt:en:intellegatis#Latin|intellegatis]], <span style="color:#009900;">»</span> </span> [[wikt:en:inquit#Latin|inquit]], <!--▲直接話法--><span style="background-color:#e8e8ff;"> <span style="color:#009900;">«</span> a me [[wikt:en:sincere#Latin|sincere]] [[wikt:en:pronuntiari#Latin|pronuntiari]], [[wikt:en:audite#Latin|audite]] [[wikt:en:Romanus#Adjective|Romanos]] [[wikt:en:miles#Latin|milites]]. <span style="color:#009900;">»</span> </span>
**「これらは諸君が理解しているように、私により率直に示された。ローマ兵たちに聞いてみよ」と言った。
**:<span style="color:#009900;font-family:Times New Roman;">(訳注:<!--▲直接話法--><span style="background-color:#e8e8ff;"> <span style="color:#009900;">«</span> ~ <span style="color:#009900;">»</span> </span> の箇所は、直接話法で記されている。)</span>
:
*<!--❾--><sup>(9)</sup> [[wikt:en:producit#Latin|Producit]] [[wikt:en:servus#Latin|servos]], quos in [[wikt:en:pabulatio#Latin|pabulatione]] paucis ante diebus [[wikt:en:exceperat#Latin|exceperat]] et [[wikt:en:fames#Latin|fame]] [[wikt:en:vinculum#Latin|vinculis]]<nowiki>que</nowiki> [[wikt:en:excruciaverat#Latin|excruciaverat]].
**数日前に糧秣徴発しているのを<small>(彼が)</small>ひっ捕らえて、飢えと鎖で拷問していたところの奴隷たちを引き出す。
**:<span style="color:#009900;">(訳注:[[wikt:en:calo#Noun_5|cālō]] カーロー(軍属奴隷)と呼ばれる輜重や陣営を管理する奴隷たちのことであろう。)</span>
:
*<!--❿--><sup>(10)</sup> Hi iam ante [[wikt:en:edoctus#Latin|edocti]], quae [[wikt:en:interrogatus#Latin|interrogati]] [[wikt:en:pronuntiarent#Latin|pronuntiarent]],
**彼ら<small>〔奴隷〕</small>は、すでに前もって<small>(ガッリア勢から)</small>訊問された際に語ることを<small>(ローマ人から)</small>教え込まれており、
**:<span style="color:#009900;">(訳注:カエサルは奴隷たちが誰に教え込まれたのか明記していないため、<br> ウェルキンゲトリークスに教え込まれたと訳している場合もある。)</span>
*[[wikt:en:miles#Latin|milites]] se esse [[wikt:en:legionarius#Latin|legionarios]] [[wikt:en:dicunt#Latin|dicunt]];
**自分たちは[[w:軍団兵|軍団兵]]であると言った。
**:<span style="color:#009900;">(訳注:糧秣徴発に出かけていた者は、たとえ軍団兵でも軽装であったであろうが、<br> 奴隷たちは、もともと戦争で捕虜になったガッリア人たち等であったと考えられるので、<br> 地中海人種のローマ人とは容易に見分けが付きそうなものではある。)</span>
*[[wikt:en:fames#Latin|fame]] <u>et</u> [[wikt:en:inopia#Noun_2|inopia]] [[wikt:en:adductus#Latin|adductos]] [[wikt:en:clam#Latin|clam]] ex castris [[wikt:en:exisse#Latin|exisse]], si [[wikt:en:aliquis#Latin|quid]] [[wikt:en:frumentum#Latin|frumenti]] aut [[wikt:en:pecus#Latin|pecoris]] in agris [[wikt:en:reperio#Latin|reperire]] [[wikt:en:possent#Latin|possent]];
**<small>(奴隷たち曰く)</small>飢えと欠乏に動かされて、何か穀物または家畜が野に見出せないかと、ひそかに陣営から抜け出した。
**:<span style="color:#009900;font-family:Times New Roman;">(訳注:et はα系写本の記述で、β系写本では atque となっている。)</span>
:
*<!--⓫--><sup>(11)</sup> [[wikt:en:similis#Latin|simili]] omnem [[wikt:en:exercitus#Noun|exercitum]] [[wikt:en:inopia#Noun_2|inopia]] [[wikt:en:premi#Latin|premi]],
**<small>(ローマ人の)</small>全軍隊が同様の欠乏に悩まされて、
*<u>nec</u> iam [[wikt:en:vis#Latin|vires]] [[wikt:en:sufficio#Latin|sufficere]] [[wikt:en:quisquam#Latin|cuiusquam]] <u>nec</u> ferre [[wikt:en:opus#Latin|operis]] [[wikt:en:labor#Latin|laborem]] posse;
**もはや<small>(兵士の)</small>誰もが十分な能力がなく、<small>(城攻めの)</small>作業の労苦に耐えることができない。
**:<span style="color:#009900;font-family:Times New Roman;">(訳注:nec ~ nec …「~でもなく、…でもない」)</span>
*itaque [[wikt:en:statuisse#Latin|statuisse]] [[wikt:en:imperator#Latin|imperatorem]], si [[wikt:en:nihil#Latin|nihil]] in [[wikt:en:oppugnatio#Latin|oppugnatione]] oppidi <u>profecissent</u>, [[wikt:en:triduum#Latin|triduo]] [[wikt:en:exercitus#Noun|exercitum]] [[wikt:en:deduco#Latin|deducere]].
**こうして将軍<small>〔カエサル〕</small>は、もし城塞都市の攻略において何ら得られないならば、3日間で軍隊を連れ帰ると決めた。
**:<span style="color:#009900;font-family:Times New Roman;">(訳注:下線部は、写本S・L・Nでは [[wikt:en:profecissent#Latin|profecissent]]<sub> (3人称・<u>複数</u>・過去完了・接続法)</sub> だが、<br> β系写本では [[wikt:en:profecisset#Latin|profecisset]]<sub> (3人称・<u>単数</u>・過去完了・接続法)</sub> となっており、<br> χ系および写本B・Mでは proficissent という綴りになっている。)</span>
: <!-- [[wikt:en:| -->
*<!--⓬--><sup>(12)</sup> <!--▲直接話法--><span style="background-color:#e8e8ff;"> <span style="color:#009900;">«</span> Haec, <span style="color:#009900;">»</span> </span> [[wikt:en:inquit#Latin|inquit]], <!--▲直接話法--><span style="background-color:#e8e8ff;"> <span style="color:#009900;">«</span> a me, <span style="color:#009900;">»</span> </span> [[wikt:en:Vercingetorix#Latin|Vercingetorix]],
**「これぞ」「私によって」とウェルキンゲトリークスは言った。
**:<span style="color:#009900;font-family:Times New Roman;">(訳注:以下、<!--▲直接話法--><span style="background-color:#e8e8ff;"> <span style="color:#009900;">«</span> ~ <span style="color:#009900;">»</span> </span> の箇所は、直接話法で記されている。)</span>
*<!--▲直接話法--><span style="background-color:#e8e8ff;"> <span style="color:#009900;">«</span> [[wikt:en:beneficium#Latin|beneficia]] [[wikt:en:habetis#Latin|habetis]], quem [[wikt:en:proditio#Latin|proditionis]] [[wikt:en:insimulatis#Verb|insimulatis]];
**「裏切りだと諸君が糾弾している<small>(私という)</small>者のおかげで得ているのだ。
*<!--➡直接話法--><span style="background-color:#e8e8ff;"> cuius [[wikt:en:opera#Latin|opera]] sine [[wikt:en:vester#Latin|vestro]] [[wikt:en:sanguis#Latin|sanguine]]
**その<small>(私という)</small>者の尽力により、諸君らの流血なしに、
*<!--➡直接話法--><span style="background-color:#e8e8ff;"> tantum [[wikt:en:exercitus#Noun|exercitum]] [[wikt:en:victor#Latin|victorem]] [[wikt:en:fames#Latin|fame]] <u>paene</u> [[wikt:en:consumptus#Latin|consumptum]] [[wikt:en:videtis#Latin|videtis]];
**これほどの軍隊の勝利者<small>〔ローマ人〕</small>を飢えにより、ほとんど滅ぼしたのを諸君は見ているのだ。
**:<span style="color:#009900;font-family:Times New Roman;">(訳注:paene は β系写本の記述で、α系写本にはない。)</span>
*<!--➡直接話法--><span style="background-color:#e8e8ff;"> quem [[wikt:en:turpiter#Latin|turpiter]] se ex <u>hac</u> fuga [[wikt:en:recipiens#Latin|recipientem]]
**彼ら<small>〔ローマ人〕</small>が見苦しくもこのような逃亡から退却したところを、
**:<span style="color:#009900;font-family:Times New Roman;">(訳注:hac は β系写本の記述で、α系写本にはない。)</span>
*<!--➡直接話法--><span style="background-color:#e8e8ff;"> ne [[wikt:en:aliqua#Pronoun|qua]] [[wikt:en:civitas#Latin|civitas]] suis finibus [[wikt:en:recipiat#Latin|recipiat]],
**<small>(それらの退却したローマ人を)</small>どの部族も自らの領土に受け入れないように、
*<!--➡直接話法--><span style="background-color:#e8e8ff;"> a me [[wikt:en:provisus#Latin|provisum]] est. <span style="color:#009900;">»</span> </span>
**私<small>〔ウェルキンゲトリークス〕</small>により、手配された。」
<!--
<span style="color:#009900;"></span>
<small></small>
**:<span style="color:#009900;">(訳注:
**:<span style="color:#009900;font-family:Times New Roman;">(訳注:
-->
===21節===
*<span style="background-color:#ffd;">[[/注解/21節]] {{進捗|00%|2026-05-10}}</span>
;ウェルキンゲトリークスの誠心とアウァーリクムの重要性を確認
:
*<!--❶--><sup>(1)</sup> [[wikt:en:conclamat#Latin|Conclamat]] omnis [[wikt:en:multitudo#Latin|multitudo]]
**群集すべてが雄叫びを上げて、
*et suo [[wikt:en:mos#Latin|more]] [[wikt:en:arma#Latin|armis]] [[wikt:en:concrepat#Latin|concrepat]],
**自分たちの慣習で武具を打ち鳴らす。
*quod facere in eo [[wikt:en:consuerunt#Verb_2|consuerunt]], cuius [[wikt:en:oratio#Latin|orationem]] [[wikt:en:adprobant#Latin|adprobant]];
**<small>(演説した)</small>その者の雄弁に賛同したら、その者に対してそれをすることが常であったのだ。
*summum esse [[wikt:en:Vercingetorix#Latin|Vercingetorigem]] [[wikt:en:dux#Latin|ducem]],
**[[w:ウェルキンゲトリクス|ウェルキンゲトリークス]]は最高の将帥であり、
*<u>nec</u> de eius [[wikt:en:fides#Latin|fide]] [[wikt:en:dubitandus#Latin|dubitandum]],
**彼の信義については疑念を抱くべきではなく、
**:<span style="color:#009900;font-family:Times New Roman;">(訳注:[[wikt:en:nec#Latin|nec]] ~, nec …「~でもないし、…でもない」)</span>
*<u>nec</u> [[wikt:en:maior#Latin|maiore]] [[wikt:en:ratio#Latin|ratione]] bellum [[wikt:en:administrari#Latin|administrari]] posse.
**これ以上の作戦で戦争を指導することはできない<small>(と、叫んで武具を打ち鳴らす)</small>。
:
*<!--❷--><sup>(2)</sup> [[wikt:en:statuunt#Latin|Statuunt]], ut decem<sub> (X)</sub> milia hominum [[wikt:en:delectus#Latin|delecta]] ex omnibus [[wikt:en:copiae#Latin|copiis]] in oppidum <u>mittantur</u>,
**<small>(彼らは)</small>すべての軍勢から選り抜かれた兵員1万を<small>(アウァーリクムの)</small>[[w:オッピドゥム|城塞都市]]の中に派遣すると決定する。
**:<span style="color:#009900;font-family:Times New Roman;">(訳注:下線部は、α系写本では [[wikt:en:mittantur#Latin|mittantur]] だが、<br> β系写本では [[wikt:en:submittantur#Latin|submittantur]] となっている。)</span>
:
*<!--❸--><sup>(3)</sup> nec [[wikt:en:solus#Latin|solis]] [[wikt:en:Bituriges#Latin|Biturigibus]] [[wikt:en:communis#Latin|communem]] [[wikt:en:salus#Latin|salutem]] [[wikt:en:committendus#Latin|committendam]] [[wikt:en:censent#Latin|censent]],
**<small>(ガッリア)</small>共通の安全をビトゥリゲース族だけに託すべきではないと考える。
*quod <u>penes eos</u>, si id oppidum [[wikt:en:retinuissent#Latin|retinuissent]],
**というのは、<u>彼らのもとで</u>、その城塞都市を維持したか否かが、
**:<span style="color:#009900;font-family:Times New Roman;">(訳注:下線部は、<br> 主要写本ω では [[wikt:en:penes#Latin|penes]] eos 「彼らのもとで」だが、<br> オックスフォード写本 ''[[ガリア戦記/注解編/写本と校訂版#Codex_Oxoniensis_Andino|codd. Andino. Oxon.]]'' や ''[[ガリア戦記/注解編/写本と校訂版#Aldus|Aldus]]'' は paene in eo 「ほぼそのことにおいて」としている。)</span>
*[[wikt:en:summa#Latin|summam]] victoriae [[wikt:en:consto#Latin|constare]] [[wikt:en:intellegebant#Latin|intellegebant]].
**勝利の天王山を確かなものにすること、を理解していたからである。
<!--
<span style="color:#009900;"></span>
<small></small>
**:<span style="color:#009900;">(訳注:
**:<span style="color:#009900;font-family:Times New Roman;">(訳注:
-->
===22節===
*<span style="background-color:#ffd;">[[/注解/22節]] {{進捗|00%|2026-06-01}}</span>
;アウァーリクムの籠城ガッリア勢が坑道戦で攻防に努める
:
*<!--❶--><sup>(1)</sup> [[wikt:en:singularis#Latin|Singulari]] [[wikt:en:miles#Latin|militum]] nostrorum [[wikt:en:virtus#Latin|virtuti]]
**我が方<small>〔ローマ勢〕</small>の兵士の卓越した武勇に、
*[[wikt:en:consilium#Latin|consilia]] [[wikt:en:quisque#Latin|cuiusque]] [[wikt:en:modus#Latin|modi]] [[wikt:en:Galli#Latin|Gallorum]] [[wikt:en:occurrebant#Latin|occurrebant]],
**<small>(敵勢は)</small>ガッリア人のあらゆる流儀の方策で抗戦していた。
*ut est summae [[wikt:en:genus#Latin|genus]] [[wikt:en:sollertia#Latin|sollertiae]]
**確かに<small>(ガッリア人は)</small>このうえなく器用な種族であり、
*atque ad [[wikt:en:omnia#Noun|omnia]] [[wikt:en:imitandus#Latin|imitanda]] et [[wikt:en:efficiendus#Latin|efficienda]], quae ab [[wikt:en:quisque#Latin|quoque]] [[wikt:en:traduntur#Latin|traduntur]], [[wikt:en:aptissimus#Latin|aptissimum]].
**誰かによって教えられることすべてを模倣すること、造り出すことにとても適しているのだ。
:
; 鉄鉱山の土地柄で、坑道戦を展開する
*<!--❷--><sup>(2)</sup> Nam <u>et</u> [[wikt:en:laqueus#Latin|laqueis]] [[wikt:en:falx#Latin|falces]] [[wikt:en:avertebant#Latin|avertebant]],
**すなわち、輪縄で<small>(ローマ勢の)</small>破城鎌をそらし、
**:<span style="color:#009900;font-family:Times New Roman;">(訳注:et ~, et …「~でもあり、…でもある」)</span>
**:<span style="color:#009900;font-family:Times New Roman;">(訳注:破城鎌([[w:en:Falx|falx]])については、右図や[[ガリア戦記 第5巻#42節|第5巻42節]]を参照)</span>
[[画像:Falx_bgiu.png|thumb|right|250px|破城鎌([[w:en:Falx|falx]])の想像画(再掲)]]
[[画像:Doura_Europos_tunnel.jpg|thumb|right|250px|ローマ支配下の城砦跡に残る[[w:坑道|坑道]]の例(シリアの[[w:ドゥラ・エウロポス|ドゥラ・エウロポス]]遺跡)。[[w:サーサーン朝|サーサーン朝]]軍が[[w:坑道戦|坑道戦]]のために掘削したと考えられている。]]
*quas, cum [[wikt:en:destinaverant#Latin|destinaverant]],
**それを縛り付けておいてから、
*[[wikt:en:tormentum#Latin|tormentis]] [[wikt:en:introrsus#Latin|introrsus]] [[wikt:en:reducebant#Latin|reducebant]],
**巻揚げ機で<small>(城塞都市の)</small>内部に引き込んでいたし、
*<u>et</u> [[wikt:en:agger#Latin|aggerem]] [[wikt:en:cuniculus#Latin|cuniculis]] [[wikt:en:subtrahebant#Latin|subtrahebant]],
**<small>(ローマ勢の)</small><ruby><rb>[[w:アッゲル|土塁]]</rb><rp>(</rp><rt>アッゲル</rt><rp>)</rp></ruby> を[[w:坑道|坑道]]によって陥没させたりもした。
*<u>eo</u> [[wikt:en:scienter#Latin|scientius]]
**<small>(以下の理由により、彼らはそのことに)</small>より習熟しているのだ。
**:<span style="color:#009900;font-family:Times New Roman;">(訳注:[[wikt:en:eo#Pronoun_5|eō]] ~ [[wikt:en:quod#Conjunction|quod]] …「…という理由で~」)</span>
*<u>quod</u> apud eos magnae sunt [[wikt:en:ferraria#Latin|ferrariae]]
**──というのも、彼らのもとには多くの[[w:鉄鉱石|鉄鉱]]山があり、
*atque [[wikt:en:omnis#Latin|omne]] [[wikt:en:genus#Latin|genus]] [[wikt:en:cuniculus#Latin|cuniculorum]] [[wikt:en:notus#Latin|notum]]
**坑道のあらゆる類いが知られていて
*atque [[wikt:en:usitatus#Latin|usitatum]] est.
**慣れていただけに<small>(習熟しているのだ)</small>。──
:
; アウァーリクムの全周に防御のための櫓を建てる
*<!--❸--><sup>(3)</sup> [[wikt:en:totus#Latin|Totum]] autem [[wikt:en:murus#Latin|murum]] ex omni parte
**他方で、城壁の全体をあらゆる方向から、
*[[wikt:en:turris#Latin|turribus]] [[wikt:en:contabulaverant#Latin|contabulaverant]]
**<ruby><rb>[[w:攻城塔|攻城櫓]]</rb><rp>(</rp><rt>トゥッリス</rt><rp>)</rp></ruby>を<small>(何層にも)</small>構築しておいて、
**:<span style="color:#009900;font-family:Times New Roman;">(訳注:動詞 [[wikt:en:contabulo#Latin|contabulare]] は「板張りする」。[[内乱記_第2巻#9節|『内乱記』第2巻9節]]には [[wikt:en:contabulatio#Latin|contabulatio]]「床板張り」という単語が出て来る。)</span>
*atque has [[wikt:en:corium#Latin|coriis]] [[wikt:en:intexerant#Latin|intexerant]].
**これらを皮革で覆っていた。
:
*<!--❹--><sup>(4)</sup> Tum [[wikt:en:creber#Latin|crebris]] [[wikt:en:diurnus#Latin|diurnis]] [[wikt:en:nocturnus#Latin|nocturnis]]<nowiki>que</nowiki> [[wikt:en:eruptio#Latin|eruptionibus]]
**それから、たびたび昼間も夜間も出撃して、
*aut [[wikt:en:agger#Latin|aggeri]] [[wikt:en:ignis#Latin|ignem]] [[wikt:en:inferebant#Latin|inferebant]]
**あるいは土塁に火災を引き起こしたり、
*aut [[wikt:en:miles#Latin|milites]] [[wikt:en:occupatus#Latin|occupatos]] in [[wikt:en:opus#Latin|opere]] [[wikt:en:adoriebantur#Latin|adoriebantur]],
**あるいは工事に従事している<small>(ローマ人)</small>兵士たちを襲撃したりした。
[[画像:University_of_Queensland_Pitch_drop_experiment-white_bg.jpg|thumb|right|200px|<ruby><rb>[[w:ピッチ (樹脂)|樹脂]]</rb><rp>(</rp><rt>ピッチ</rt><rp>)</rp></ruby>の滴下実験の様子(豪州[[w:クイーンズランド大学|クイーンズランド大学]])。[[w:木材|木材]]を密閉加熱すると[[w:木炭|木炭]]が得られるが、その残り物から[[w:乾留液#木タール|木タール]]を[[w:蒸留|蒸留]]させた残り<ruby><rb>滓</rb><rp>(</rp><rt>かす</rt><rp>)</rp></ruby>がピッチである。樹木から得られるピッチは、黒色で[[w:粘度|粘っこく]]、高温で燃焼する。中世ヨーロッパでは城砦の防衛に使用され、城壁に近づく敵の上から熱したピッチを注いで焼死させたりしたという([[w:fr:Poix (matière)|fr:poix]])。]]
*et nostrarum [[wikt:en:turris#Latin|turrium]] [[wikt:en:altitudo#Latin|altitudinem]],
**我が方<small>〔ローマ勢〕</small>の[[w:攻城塔|攻城櫓]]の高さを、
*[[wikt:en:quantum#Latin|quantum]] has [[wikt:en:cotidianus#Latin|cotidianus]] agger [[wikt:en:expresserat#Latin|expresserat]],
**毎日のようにこれらを<small>(ローマ側の)</small>土塁が押し出した分だけ、
*[[wikt:en:commissus#Latin|commissis]] suarum [[wikt:en:turris#Latin|turrium]] [[wikt:en:malus#Noun_5|malis]] [[wikt:en:adaequabant#Latin|adaequabant]],
**自分たち<small>〔ガッリア勢〕</small>の櫓を、柱を組み立てることにより、<small>(ローマ側の櫓の高さと)</small>等しくしようとした。
:
*<!--❺--><sup>(5)</sup> et [[wikt:en:apertus#Latin|apertos]] [[wikt:en:cuniculus#Latin|cuniculos]]
**<small>(ローマ勢が掘削した)</small>坑道の露出したところを
*[[wikt:en:praeustus#Latin|praeusta]] et [[wikt:en:praeacutus#Latin|praeacuta]] [[wikt:en:materia#Latin|materia]]
**先端を焼いて尖らせた木材や、
*et [[wikt:en:pix#Latin|pice]] [[wikt:en:fervefactus#Latin|fervefacta]]
**熱した<ruby><rb>[[w:ピッチ (樹脂)|樹脂]]</rb><rp>(</rp><rt>ピッチ</rt><rp>)</rp></ruby>や、
**:<span style="color:#009900;font-family:Times New Roman;">(訳注:pix は<ruby><rb>[[w:歴青|瀝青]]</rb><rp>(</rp><rt>れきせい</rt><rp>)</rp></ruby>と訳されることもあるが、とくに[[w:ピッチ (樹脂)|ピッチ]]を指す<ref>[https://kotobank.jp/word/%E6%9C%A8%E3%81%9F%E3%83%BC%E3%82%8B-3173189 木タール] などを蒸留したあとに残る黒色の物質。</ref>。<br> [[w:歴青|瀝青]]は「ビチューメン」ともいい、ラテン語の [[wikt:en:bitumen#Latin|bitūmen]] に由来する。<br> [[w:ピッチ (樹脂)|ピッチ]]([[w:en:Pitch (resin)|Pitch]])は、ラテン語の [[wikt:en:pix#Latin|pix]] に由来する。)</span>
*et [[wikt:en:maximus#Latin|maximi]] [[wikt:en:pondus#Latin|ponderis]] [[wikt:en:saxum#Latin|saxis]] [[wikt:en:morabantur#Etymology_1|morabantur]]
**たいへんな重さの岩石で、<small>(ローマ勢の掘削を)</small>滞らせたり、
*[[wikt:en:moenia#Latin|moenibus]]<nowiki>que</nowiki> [[wikt:en:adpropinquo#Latin|adpropinquare]] [[wikt:en:prohibebant#Latin|prohibebant]].
**<small>(ローマ勢が)</small>城壁に接近することを<small>(ガッリア勢が)</small>妨げたりしていた。
<!--
<span style="color:#009900;"></span>
<small></small>
**:<span style="color:#009900;">(訳注:
**:<span style="color:#009900;font-family:Times New Roman;">(訳注:
-->
===23節===
{{Commons|Category:Murus gallicus|Murus gallicus}}
[[画像:Murus gallicus de Lyon Fourvière - Maquette de Nicolas Hirsch - Service Archéologique de la Ville de Lyon - Détail structure.jpg|thumb|right|300px|ガッリア式城壁の[[w:ジオラマ|ジオラマ]](仏[[w:リヨン|リヨン市]]考古学局)。木材を約60cmの間隔で並べる。]]
[[画像:2018 Rheinisches Landesmuseum Trier, Keltischer Wehrmauer.jpg|thumb|right|300px|同じく城壁のジオラマ(独[[w:トリーア|トリーア市]])。]]
[[画像:Keltenmauer.gif|thumb|right|300px|ガッリア式城壁の構成図(上が側面、中が上面、下が前面)。木材を水平な井桁状に並べて[[w:釘|釘]]で緊結し、土砂で覆って何層にも重ね、前面には石をはめ込む。井桁状の骨組によって[[w:破城槌|破城槌]]など横からの力(水平荷重)に耐えられるように工夫されている。]]
[[画像:Bibracte_murus_gallicus1.jpg|thumb|right|300px|ガッリア式城壁の[[w:ジオラマ|ジオラマ]](仏[[w:ビブラクテ|ビブラクテ]]遺跡のケルト文明博物館)。この構造形式はカエサルの記述から「[[w:ムルス・ガリクス|ムルス・ガリクス]](ガッリア壁)」と呼ばれるが、ガッリアに限らず、[[w:鉄器時代|鉄器時代]]末期すなわちBC1世紀頃の後期[[w:ラ・テーヌ文化|ラ・テーヌ文化]]が及んだ各地に遺構として残る。木材どうしを緊結するために数百トンもの[[w:鉄|鉄]]の[[w:釘|釘]]を用いているのが大きな特徴で、[[w:鉄#製錬|製鉄]]・[[w:鋳造|鋳造]]技術の発達を示す。]]
*<span style="background-color:#ffd;">[[/注解/23節]] {{進捗|00%|2026-06-14}}</span>
;ガッリア式城壁の構造
: <!-- [[wikt:en:| -->
*<!--❶--><sup>(1)</sup> [[wikt:en:murus#Latin|Muri]] autem omnes [[wikt:en:Gallicus#Latin|Gallici]] hac fere [[wikt:en:forma#Latin|forma]] sunt.
**ところで、ガッリアの城壁のすべては、ほぼ以下のような形態である。
:
*<u>Trabes</u> derectae perpetuae in longitudinem paribus intervallis,
**<small>(城壁の)</small>長さにおいて等間隔で、<u>木材</u>が垂直に続けて、
**:<span style="color:#009900;">(訳注:trabes は、とくに梁のような水平材を指していると思われる。)</span>
*distantes inter se binos pedes, in solo [[wikt:en:conlocantur#Latin|conlocantur]].
**互いに2<u>ペース</u>隔たって、地面に配置される。
**:<span style="color:#009900;font-family:Times New Roman;">(訳注:1[[ガイウス・ユリウス・カエサルの著作/通貨・計量単位#ペース|ペース]]は約29.6cmで、2ペースは約60 cm弱。)</span>
: <!-- [[wikt:en:| -->
*<!--❷--><sup>(2)</sup> Hae revinciuntur introrsus et multo aggere vestiuntur;
**これら<small>〔木材〕</small>は、内側で緊結されて、多くの土砂で覆われる。
**:<span style="color:#009900;">(訳注:明瞭な説明ではないが、水平材が井桁状に並べられて、釘で固定されたようである。右の画像のジオラマを参照。)</span>
*ea autem, quae diximus, intervalla grandibus in fronte saxis <u>efferciuntur</u>.
**さらに、前述した<small>(2ペースの)</small>間隔には、前面に大きな石塊が詰め込まれる。
**:<span style="color:#009900;font-family:Times New Roman;">(訳注:下線部は、ρ系写本・写本V では [[wikt:en:efferciuntur#Latin|efferciuntur]] と表記され、<br> α系写本・写本T では [[wikt:en:effarciuntur#Latin|effarciuntur]] と表記されるが、<br> [[w:母音弱化|母音弱化]]の語形である前者の方が、<br> 共和制末期のカエサルが用いたと考えられる。)</span>
: <!-- [[wikt:en:| -->
*<!--❸--><sup>(3)</sup> His [[wikt:en:conlocatus#Latin|conlocatis]] et coagmentatis alius insuper ordo additur,
**これらが配置されて組み合わされると、上に別の層が付け加えられる。
*ut idem illud intervallum servetur, neque inter se contingant trabes,
**その同じ<small>(2ペースの)</small>間隔は保たれて、かつ木材が互いに接触しないように。
**:<span style="color:#009900;">(訳注:上下の層の水平材どうしが接触しないように、互い違いに並べているようである。)</span>
*sed paribus intermissae spatiis singulae singulis saxis interiectis arte contineantur.
**けれども、等間隔で間をあけられたそれぞれ<small>(の木材)</small>は、それぞれ石塊を間に置かれて、緊密に連結される。
: <!-- [[wikt:en:| -->
*<!--❹--><sup>(4)</sup> Sic deinceps omne opus contexitur, dum iusta muri altitudo expleatur.
**このように、城壁の高さが十分に満たされるまで、続けて工作物すべてが埋められる。
: <!-- [[wikt:en:| -->
*<!--❺--><sup>(5)</sup> Hoc cum in speciem varietatemque opus deforme non est alternis trabibus ac saxis,
**これは、工作物が交互の木材と石塊によって、外観の多様さにおいて不格好ではなく、
*quae rectis lineis suos ordines servant,
**それら<small>(の木材と石塊)</small>が真っ直ぐな列でその層を保っているのであるが、
*tum ad utilitatem et defensionem urbium summam habet opportunitatem,
**同様に、都市の防御の有益性のためにも、きわめて好都合となっている。
**:<span style="color:#009900;">(訳注:cum ~ tum …「~と同様に…」。)</span>
*quod et ab incendio [[w:la:Lapis|lapis]] et ab ariete materia defendit,
**というのは、石が火災から、材木が[[w:破城槌|破城槌]]から、防護しており、
*quae perpetuis trabibus pedes quadragenos plerumque introrsus revincta
**それらは、たいてい40<u>ペース</u>の続く木材<small>〔梁〕</small>によって内部で緊結されており、
**:<span style="color:#009900;font-family:Times New Roman;">(訳注:1[[ガイウス・ユリウス・カエサルの著作/通貨・計量単位#ペース|ペース]]は約29.6cmで、40ペースは約12メートル。)</span>
*neque perrumpi neque distrahi potest.
**突破されることも、引きはがされることもできないのである。
:
:
:
:
<!--
<span style="color:#009900;"></span>
<small></small>
**:<span style="color:#009900;">(訳注:
**:<span style="color:#009900;font-family:Times New Roman;">(訳注:
-->
===24節===
[[画像:Avaricum_westpoint_july_2006.jpg|thumb|right|330px|[[w:アウァリクム包囲戦|アウァーリクム攻略戦]]の[[w:ジオラマ|ジオラマ]]([[w:陸軍士官学校 (アメリカ合衆国)|米国陸軍士官学校]]博物館)。ローマ軍の<ruby><rb>[[w:アッゲル|土塁]]</rb><rp>(</rp><rt>アッゲル</rt><rp>)</rp></ruby>は、城壁(奥)の手前に材木と土砂を積み重ねた構築物が築き上げられ、左右の土手道をそれぞれ4層の[[w:攻城塔|攻城櫓]]が城壁に迫る。土塁の周辺には<ruby><rb>[[w:ウィネア|工作小屋]]</rb><rp>(</rp><rt>ウィネア</rt><rp>)</rp></ruby>(vinea)を多数つないだ通路(坑道)が延びている。手前には2台の<ruby><rb>投射機</rb><rp>(</rp><rt>スコルピオ</rt><rp>)</rp></ruby>が見える。]]
*<span style="background-color:#ffd;">[[/注解/24節]] {{進捗|00%|2026-06-15}}</span>
;ローマ勢が徹夜の土塁工事、籠城ガッリア勢の攻勢
: <!-- [[wikt:en:| -->
; ローマ勢が、25日間で大がかりな攻城設備を構築する
*<!--❶--><sup>(1)</sup> His tot rebus impedita oppugnatione milites,
**これら多くの事情により攻略が妨げられて、兵士たちは、
*cum toto tempore <u>luto</u> frigore et [[wikt:en:adsiduus#Latin|adsiduis]] imbribus <u>tardarentur</u>,
**常時、泥土、寒さと絶え間ない雨によって遅らせられていたが、
**:<span style="color:#009900;font-family:Times New Roman;">(訳注:下線部の luto は、β系写本の記述で、<br> α系写本にはない。)</span>
**:<span style="color:#009900;font-family:Times New Roman;">(訳注:下線部の二つ目は、<br> χ系・β系写本では [[wikt:en:tardarentur#Latin|tardarentur]] だが、<br> 写本B・M・Sでは traderentur、<br> 写本L・Nでは terrerentur などとなっている。)</span>
*tamen continenti labore omnia haec superaverunt
**しかしながら、持続する労役によってこれらすべてに打ち克って、
*et diebus XXV<small> (quinque et viginti)</small>
**25日間で、
*[[wikt:en:agger#Latin|aggerem]] latum pedes CCCXXX<small> (trecenti triginta)</small>, altum pedes LXXX<small> (octoginta)</small> [[wikt:en:exstruxerunt#Latin|exstruxerunt]].
**幅330<u>ペース</u>、高さ80<u>ペース</u>の<ruby><rb>[[w:アッゲル|土塁]]</rb><rp>(</rp><rt>アッゲル</rt><rp>)</rp></ruby>を築き上げた。
**:<span style="color:#009900;font-family:Times New Roman;">(訳注:1[[ガイウス・ユリウス・カエサルの著作/通貨・計量単位#ペース|ペース]]は約29.6cmで、幅330ペースは約98メートル。高さ80ペースは約24メートル。)</span>
: <!-- [[wikt:en:| -->
*<!--❷--><sup>(2)</sup> Cum is murum hostium paene contingeret,
**それが敵の城壁にほとんど接しようとしたとき、
*et Caesar ad opus consuetudine excubaret
**かつ、カエサルが習慣により作業のそばで寝ずにいて、
*militesque hortaretur, ne quod omnino tempus ab opere intermitteretur,
**いかなる時にも作業がまったく中断されないように、兵士たちを励ましていたときに、
*paulo ante tertiam vigiliam est animadversum fumare aggerem,
**第三夜警時の少し前に、土塁に煙が上がっていることが気付かれた。
*quem cuniculo hostes succenderant;
**<small>(その煙は)</small>[[w:坑道|坑道]]によって敵たちが焼き打ちしたものである。
: <!-- [[wikt:en:| -->
*<!--❸--><sup>(3)</sup> eodemque tempore toto muro clamore sublato,
**同じ時に<small>(アウァーリクムの)</small>城壁全体で雄叫びが上がって、
*duabus portis ab utroque latere turrium eruptio fiebat.
**二つの城門より、<small>(ローマ勢の)</small>[[w:攻城塔|攻城櫓]]の両方の側面から<small>(ガッリア勢による)</small>突撃がなされた。
: <!-- [[wikt:en:| -->
*<!--❹--><sup>(4)</sup> Alii faces atque aridam <u>materiam</u> de muro in aggerem eminus iaciebant,
**他の者たちは、<ruby><rb>[[w:たいまつ|松明]]</rb><rp>(</rp><rt>たいまつ</rt><rp>)</rp></ruby>および乾いた材木を、城壁から土塁に、遠くから投げ込んで、
**:<span style="color:#009900;font-family:Times New Roman;">(訳注:下線部は、β系写本では [[wikt:en:materiam#Latin|materiam]] だが、<br> α系写本では [[wikt:en:materiem#Latin|materiem]] となっている。<br> 文法学者[[w:カエサレアのプリスキアヌス|プリスキアーヌス]]は、カエサルの文法書 "De Analogia" について materiam と引用している。)</span>
*picem reliquasque res, quibus ignis excitari potest, fundebant,
**<ruby><rb>[[w:ピッチ (樹脂)|樹脂]]</rb><rp>(</rp><rt>ピッチ</rt><rp>)</rp></ruby>や、火を燃え立たせられるほかのもの<small>〔可燃物〕</small>を注ぎ込んだ。
*ut, quo primum <u>curreretur</u> aut cui rei ferretur auxilium,
**それで、まずどこに駆け付けるのか、あるいはどの事態に支援がなされるのか、
**:<span style="color:#009900;font-family:Times New Roman;">(訳注:下線部は、α系写本では [[wikt:en:curreretur#Latin|curreretur]] だが、<br> β系写本では [[wikt:en:occurreretur#Latin|occurreretur]] となっている。)</span>
*vix ratio iniri posset.
**<small>(ローマ兵には)</small>ほとんど分別され得なかった。
: <!-- [[wikt:en:| -->
*<!--❺--><sup>(5)</sup> Tamen, quod instituto Caesaris <u>semper duae</u> legiones pro castris excubabant
**しかしながら、カエサルの定めにより常に2個[[w:ローマ軍団|軍団]]が陣営の前に寝ずの番をしていたので、
**:<span style="color:#009900;font-family:Times New Roman;">(訳注:下線部は、α系写本の語順では semper duae だが、<br> β系写本の語順では duae semper となっている。)</span>
*pluresque partitis temporibus erant in opere,
**かつ、より多くの者たちが時間を割り当てられて作業していたので、
*celeriter factum est,
**<small>(防戦は)</small>速やかになされた。
*ut <u>alii</u> eruptionibus resisterent,
**ある者たちは<small>(ガッリア勢の)</small>突撃に抵抗し、
**:<span style="color:#009900;font-family:Times New Roman;">(訳注:alii ~ alii …「~する者もいれば、…する者もいる。」)</span>
*<u>alii</u> turres reducerent aggeremque interscinderent,
**別のある者たちは[[w:攻城塔|攻城櫓]]を引き戻し、土塁を<small>(城壁側から)</small>切り離した。
*omnis vero ex castris multitudo ad restinguendum concurreret.
**さらに陣営から大勢の皆で消火するために急ぎ集まった。
<!--
<span style="color:#009900;"></span>
<small></small>
**:<span style="color:#009900;">(訳注:
**:<span style="color:#009900;font-family:Times New Roman;">(訳注:
-->
===25節===
'''籠城ガッリア勢が必死の防戦'''
: <!-- [[wikt:en:| -->
*① Cum in omnibus locis consumpta iam reliqua parte noctis pugnaretur,
**すでに夜の残りの部分が費やされても、あらゆる場所において戦われていたとき、
*semperque hostibus spes victoriae redintegraretur,
**かつ、敵たちは常に勝利の希望を新たにして、
*eo magis, quod deustos pluteos turrium videbant nec facile adire apertos ad auxiliandum animadvertebant,
**[[w:攻城塔|攻城櫓]]の障壁が焼かれたのを見て、露出した者たちが救援のために容易に近づけないのに気付いたのでなおさらだったが、
**:<span style="color:#009900;">(訳注:eo ~, quod …「…であればあるほど、ますます~」)</span>
*semperque ipsi recentes defessis succederent
**常に彼ら自身は新たな者たちが疲れ果てた者たちに交代しており、
*omnemque Galliae salutem in illo vestigio temporis positam arbitrarentur,
**ガッリアのすべての安全が、その瞬間に置かれていると思われていたときに、
*accidit inspectantibus nobis, quod dignum memoria visum praetereundum non existimavimus.
**我が方(ローマ勢)の見ているところで起こった、記録に値すると思われることを顧みずにおくべきではないと考えた。
[[画像:048_Conrad_Cichorius,_Die_Reliefs_der_Traianssäule,_Tafel_XLVIII_(Ausschnitt 01).jpg|thumb|right|250px|<ruby><rb>[[w:スコルピオ|投射機]]</rb><rp>(</rp><rt>スコルピオ</rt><rp>)</rp></ruby>を操作する[[w:ダキア人|ダキア人]]の彫刻([[w:トラヤヌスの記念柱|トラヤヌス帝の記念柱]]に刻まれた[[w:レリーフ|レリーフ]])]]
[[画像:Balliste_fireing.jpg|thumb|right|250px|<ruby><rb>[[w:スコルピオ|投射機]]</rb><rp>(</rp><rt>スコルピオ</rt><rp>)</rp></ruby>([[w:en:Scorpio (dart-thrower)|Scorpio]])の現代における復元]]
: <!-- [[wikt:en:| -->
*② Quidam ante portam oppidi Gallus, qui<ref>qui はβ系写本の記述で、α系写本にはない。</ref>
**城塞都市のその門の前に、(1人の)ガッリア人が、
*per manus sebi ac picis traditas glebas in ignem e regione turris proiciebat,
**手づてに渡された獣脂や<ruby><rb>[[w:ピッチ (樹脂)|樹脂]]</rb><rp>(</rp><rt>ピッチ</rt><rp>)</rp></ruby>の塊を、攻城櫓に向けて、火炎の中に投げ込んだが、
*scorpione ab latere dextro traiectus exanimatusque concidit.
**<ruby><rb>[[w:スコルピオ|投射機]]</rb><rp>(</rp><rt>スコルピオ</rt><rp>)</rp></ruby>で右の横腹を射られて、息絶えて倒れた。
: <!-- [[wikt:en:| -->
*③ Hunc ex proximis unus iacentem transgressus eodem illo munere fungebatur.
**彼が倒れているのを、すぐ近くの者たちのうちの1人が乗り越えて、その同じ任務を果たした。
: <!-- [[wikt:en:| -->
*④ Eadem ratione ictu scorpionis exanimato alteri successit tertius et tertio quartus,
**同じやり方で投射機の射撃で息絶えさせられた第2の者に第3の者が交代し、第3の者に第4の者が代わった。
*nec prius ille est a propugnatoribus vacuus relictus locus
**その場は、防戦者たちによって空にしておかれなかった。
**:<span style="color:#009900;">(訳注:nec prius ~ quam …「…までは~でない」)</span>
*quam restincto aggere atque omni ex parte submotis hostibus finis est pugnandi factus.
**<ruby><rb>[[w:アッゲル|土塁]]</rb><rp>(</rp><rt>アッゲル</rt><rp>)</rp></ruby>が鎮火されて、そのすべての方面で敵たちが撃退されて、戦いに決着が付けられるまでは。
===26節===
'''アウァーリクム脱出の企て、女たちの絶叫'''
: <!-- [[wikt:en:| -->
*① Omnia experti Galli, quod res nulla successerat,
**ガッリア人たちはあらゆることを企てたが、何ら事が成功しなかったので、
*postero die consilium ceperunt ex oppido profugere,
**(戦いの夜が明けて)翌日には、(アウァーリクムの)城塞都市から退避する計画を立てた。
*hortante et iubente [[w:la:Vercingetorix|Vercingetorige]].
**[[w:ウェルキンゲトリクス|ウェルキンゲトリークス]]によって促され、命じられたものであった。
: <!-- [[wikt:en:| -->
*② Id silentio noctis conati non magna iactura suorum sese effecturos sperabant,
**それを夜の静けさのうちに試みても、味方に大きな犠牲もなく、自分たちは成し遂げるだろうと期待した。
*propterea quod neque longe ab oppido castra Vercingetorigis aberant,
**それというのも、(アウァーリクムの)城塞都市からウェルキンゲトリークスの陣営はあまり離れていなかったし、
*et palus, quae perpetua<ref>, quae perpetua はα系写本の記述で、β系写本では perpetua, quae となっている。</ref> intercedebat, Romanos ad insequendum tardabat.
**沼地も絶え間なく介在していて、ローマ人たちの追跡を遅らせた。
**:<span style="color:#009900;">(訳注:neque ~ et …「~ではなく、…である」)</span>
: <!-- [[wikt:en:| -->
*③ Iamque hoc<ref>hoc と校訂されているが、たいていの写本ωでは haec となっている。</ref> facere noctu apparabant,
**すでに、これを実行することを夜間に準備していた。
*cum matres familiae repente in publicum procurrerunt
**そのときに家庭の母親たちが不意に公の場に走り出て来て、
*flentesque proiectae ad pedes suorum omnibus precibus petierunt,
**泣きながら、身内のものたちの足元に(身を)投げ出して、あらゆる懇願でもって頼んだ。
*ne se et communes liberos hostibus ad supplicium dederent,
**自分たちと(身内に)共通の子供たちを敵に処刑されることのために引き渡さないで。
*quos<ref>quos はα系写本の記述で、β系写本では quas となっている。</ref> ad capiendam fugam naturae et virium infirmitas impediret.
**それらの者たちが逃げるためには、性質や体力の弱さが、妨げるのだ。
: <!-- [[wikt:en:| -->
*④ Ubi eos in sententia perstare viderunt,
**彼ら(男たちが)意向に固執していると(女たちは)見て取ったときに、
*quod plerumque in summo periculo timor misericordiam non recipit,
**というのは、たいていは最高の危険においては、怖れが同情を受け入れないものであるが、
*conclamare et significare de fuga Romanis coeperunt.
**(女たちは)叫び声を上げて、ローマ人たちに(男たちの)逃亡について知らしめ始めた。
: <!-- [[wikt:en:| -->
*⑤ Quo timore perterriti Galli,
**それによって、怖れに脅かされたガッリア人たちは、
*ne ab equitatu Romanorum viae praeoccuparentur, consilio destiterunt.
**ローマ人の[[w:騎兵|騎兵隊]]によって道を先取されないように、計画を取り止めた。
===27節===
'''ローマ軍が大雨の中で城壁を占拠'''
: <!-- [[wikt:en:| -->
*① Postero die Caesar promota turri perfectisque operibus, quae facere instituerat,
**翌日にカエサルは、(後退していた)[[w:攻城塔|攻城櫓]](の1基)が前進させられて、実施を定めていた作業が成し遂げられると、
*magno coorto imbre<ref>imbre はα系写本の記述だが、β系写本では imbri となっている。</ref> non inutilem hanc ad capiendum consilium tempestatem arbitratus est,<ref>arbitratus est, はα系写本の記述だが、β系写本では arbitratus, となっている。</ref>
**大雨が急に起こったが、作戦計画を立てるために、この天候は不利ではないと思われた。
*quod paulo incautius custodias in muro dispositas videbat,
**というのは、(アウァーリクムの)城壁に配備された守備兵たちが少しより油断していると見ていたのだ。
*suosque<ref>suosque はα系写本の記述だが、β系写本では suos quoque となっている。</ref> languidius in opere versari iussit et quid fieri vellet ostendit.
**配下の者たちには緩慢に作業に従事することを命じて、何がなされることを欲しているかを示した。
[[画像:Avaricum_westpoint_july_2006.jpg|thumb|right|300px|[[w:アウァリクム包囲戦|アウァーリクム攻略戦]]の[[w:ジオラマ|ジオラマ]](再掲;[[w:陸軍士官学校 (アメリカ合衆国)|米国陸軍士官学校]]博物館)。ローマ軍の<ruby><rb>[[w:アッゲル|土塁]]</rb><rp>(</rp><rt>アッゲル</rt><rp>)</rp></ruby>の周辺には、<ruby><rb>[[w:ウィネア|工作小屋]]</rb><rp>(</rp><rt>ウィネア</rt><rp>)</rp></ruby>(vinea)の両端を開いて多数つないだ廊下状の通路(坑道)が延びている。]]
: <!-- [[wikt:en:| -->
*② Legionibusque intra vineas in occulto expeditis,
**[[w:ローマ軍団|諸軍団]]が<ruby><rb>[[w:ウィネア|工作小屋]]</rb><rp>(</rp><rt>ウィネア</rt><rp>)</rp></ruby>の内側でひそかに戦備を整えており、
*cohortatus ut aliquando pro tantis laboribus fructum victoriae perciperent,
**やっと、これほどの労苦の見合う勝利の報酬を我がものとするように激励した。
*iis qui primi murum ascendissent, praemia proposuit militibusque signum dedit.
**一番乗りとして城壁に登った者たちには、恩賞を約束して、兵士たちに号令を発した。
*Illi subito ex omnibus partibus evolaverunt murumque celeriter compleverunt.
**彼ら(ローマ軍団兵)は不意にあらゆる方面から飛び出して、速やかに城壁を満たしたのだ。
===28節===
'''ローマ軍がアウァーリクムの市民4万人を大虐殺'''
: <!-- [[wikt:en:| -->
*① Hostes re nova perterriti, muro turribusque deiecti
**敵たち(籠城ガッリア勢)は新たな事態に脅かされて、(ローマ兵によって)城壁や櫓から追いやられて、
*in foro ac locis patentioribus cuneatim constiterunt
**<ruby><rb>広場</rb><rp>(</rp><rt>フォルム</rt><rp>)</rp></ruby>や開けた場所に楔状に留まった。
*hoc animo, ut, si qua ex parte obviam contra veniretur, acie instructa depugnarent.
**もし、どの方向から相対して対抗して来られても、戦列を整えて決戦しようという心積もりでいたのだ。
: <!-- [[wikt:en:| -->
*② Ubi neminem in aequum locum sese demittere, sed toto undique muro circumfundi viderunt,
**(ローマ兵が)誰も平らな所に降りて来ず、しかし城壁全体の至る所で取り囲まれたことを見たときに、
*veriti, ne omnino spes fugae tolleretur,
**(籠城ガッリア勢は)逃亡のあらゆる希望を奪われないかと怖れて、
*abiectis armis ultimas oppidi partes continenti impetu petiverunt,
**武器を投げ捨てて、城塞都市の(ローマ勢から)最も遠くの方面を絶え間ない殺到によって求めた。
: <!-- [[wikt:en:| -->
*③ parsque ibi, cum angusto exitu portarum se ipsi premerent, a militibus,
**ある一部の者たちはそこで、城門の狭い出口で自分たちで押し合っていたので、(軍団の)兵士たちによって(殺され)、
*pars iam egressa portis ab equitibus est interfecta.
**別の一部の者たちはすでに城門を出ていたが、(ローマ側の)[[w:騎兵|騎兵]]たちによって虐殺された。
: <!-- [[wikt:en:| -->
*④ Nec fuit quisquam, qui praedae studeret.
**(ローマ勢には)略奪品を熱心に求める何者もいなかった。
*Sic et Cenabi<ref>Cenabi は、α系写本では Genabi 、T・V写本では Cenabensi などとなっている。</ref> caede et labore operis incitati
**このように、ケナブムの(ローマ市民の)殺害にも、(攻城)作業の労苦にも煽られて
**:<span style="color:#009900;">(訳注:カルヌーテース族によるローマ市民の殺害については[[#3節|3節]]を参照。)</span>
*non aetate confectis, non mulieribus, non infantibus pepercerunt.
**(ローマ勢は)年老いた者たちにも、妻女たちにも、幼児たちにも(虐殺することを)思いとどまらなかった。
**:<span style="color:#009900;">(訳注:ビトゥリゲース族はローマ市民の殺害には関与しておらず、報復される対象とするのは的外れである。</span>
**:<span style="color:#009900;">ましてや非戦闘員である老人・女性・子供たちまで殺戮するのは、戦争の狂気というしかない。)</span>
: <!-- [[wikt:en:| -->
*⑤ Denique ex omni eo<ref>eo はβ系写本の記述で、α系写本にはない。</ref> numero, qui fuit circiter milium XL(quadraginta),
**ついには、約40000名もいたすべての人員のうち、
*vix DCCC(octingenti), qui primo clamore audito se ex oppido eiecerunt<ref>eiecerunt はα系写本の記述で、β系写本では eiecerant となっている。</ref>,
**やっと800名が、はじめにどよめきを聞いて、城塞都市から急ぎ出ていたので、
*incolumes ad [[w:la:Vercingetorix|Vercingetorigem]] pervenerunt.
**無傷のままで[[w:ウェルキンゲトリクス|ウェルキンゲトリークス]]のところへ到着した。
: <!-- [[wikt:en:| -->
*⑥ Quos ille multa iam nocte silentio<ref>silentio はα系写本の記述で、β系写本にはない。</ref> sic<ref>sic はβ系写本の記述で、α系写本にはない。</ref> ex fuga excepit,
**その者たちを彼は、すでに夜も更けた静けさのうちに、逃亡から迎え入れた。
*veritus ne qua in castris ex eorum concursu et misericordia vulgi seditio oreretur<ref>oreretur は一部の写本の記述で、ほかの写本では oriretur となっている。</ref>,
**彼らの駆け込みや兵たちの同情から、陣営の中で何らかの騒動が生じないように怖れて、
*ut procul in via dispositis familiaribus suis principibusque civitatum
**(陣営の)遠くから途中で、自らの郎党たちや部族の領袖たちを配備して、
*disparandos deducendosque ad suos curaret,
**(敗走者たちを)味方のところへ分けて連れて行くようにさせた。
*quae cuique civitati pars castrorum ab initio obvenerat.
**陣営の各部分は、おのおのの部族にはじめから与えられていたのだ。
===29節===
[[画像:Vercingetorix stater CdM.jpg|thumb|right|250px|[[w:ウェルキンゲトリクス|ウェルキンゲトリークス]]の横顔が刻まれたガリアの金貨(パリの[[w:ビブリオテーク・ナショナル|仏国立図書館]]貨幣部蔵)]]
'''ウェルキンゲトリークスが演説で味方を鼓舞する'''
: <!-- [[wikt:en:| -->
*① Postero die concilio convocato consolatus cohortatusque est,
**(ウェルキンゲトリークスは)翌日に会合を召集して、(味方の者たちを)慰めて激励した。
*ne se admodum animo demitterent,
**あまり気を落とさないように、
*ne<ref>ne はα系写本の記述で、β系写本では neve となっている。</ref> perturbarentur incommodo.
**敗北により取り乱さないように、と。
: <!-- [[wikt:en:| -->
*② Non virtute neque in acie vicisse Romanos,
**ローマ人たちが勝ったのは、武勇においてでも、(野戦の)戦場においてでもなく、
*sed artificio quodam et scientia oppugnationis,
**ある種の技巧および攻城戦の知識によるものであって、
*cuius rei fuerint ipsi imperiti.
**その事柄に(ガッリア勢)自身は通じていなかったのだ。
**:<span style="color:#009900;">(訳注:[[ガリア戦記 第5巻#42節|第5巻42節]]では、ネルウィイ族らガッリア北部のベルガエ勢はローマ人の攻城術をまねていた。)</span>
: <!-- [[wikt:en:| -->
*③ Errare, si qui in bello omnes secundos rerum proventus exspectent.
**戦争においては、誰であれ万事、順調な成功を期待するのならば、誤りである。
: <!-- [[wikt:en:| -->
*④ Sibi numquam placuisse Avaricum defendi,
**自分にとっては、アウァーリクムが防衛されることは決して気に入らなかった。
*cuius rei testes ipsos haberet;
**その事情の証人は(諸君ら)自身である。
*sed factum imprudentia Biturigum et nimia obsequentia reliquorum, uti hoc incommodum acciperetur.
**だが、ビトゥリゲース族の軽率さとほかの者たちが過度に意のままに従ったことにより、この敗北を蒙るようになったのだ。
: <!-- [[wikt:en:| -->
*⑤ Id tamen se celeriter maioribus commodis sanaturum.
**しかしながら、それを自分が速やかに大いなる勝利によって埋め合わせよう。
: <!-- [[wikt:en:| -->
*⑥ Nam quae ab reliquis Gallis civitates dissentirent,
**一方、(ウェルキンゲトリークスら)ほかのガッリア人たちとは意見を相異する諸部族、
*has sua diligentia adiuncturum atque unum consilium totius Galliae effecturum,
**彼らを自分の入念さにより加盟させるだろうし、全ガッリアの計画を一つにするだろう。
*cuius consensui ne orbis quidem terrarum possit obsistere;
**その協定には、全世界でさえ邪魔することはできない。
**:<span style="color:#009900;font-family:Times New Roman;">(訳注:[[wikt:en:ne quidem|ne ~ quidem]]「~でさえ…ない」)</span>
**:<span style="color:#009900;">(訳注:orbis terrarum「全世界」)</span>
*idque se prope iam effectum habere.
**それを自分は、ほとんどすでに成し遂げたと思う。
: <!-- [[wikt:en:| -->
*⑦ Interea aequum esse ab iis communis salutis causa impetrari,
**その間に(ガッリア)共通の安全のために、彼ら(ガッリア人たち)により(以下のように)遂げられることが好都合である。
*ut castra munire instituerent,
**陣営を防御することを実施するように、
*quo facilius repentinos hostium impetus sustinerent<ref>sustinerent はα系写本の記述で、β系写本では sustinere possent となっている。</ref>.
**それにより、敵たち(ローマ人)の予期せぬ襲撃により容易に持ちこたえられるように。
===30節===
'''ガッリア勢がウェルキンゲトリークスに心服し、希望を抱く'''
: <!-- [[wikt:en:| -->
*① Fuit haec oratio non ingrata Gallis,
**この演説は、ガッリア人たちには満更不快でもなかった。
*et maxime, quod ipse animo non defecerat tanto accepto incommodo
**というのは、とりわけ(ウェルキンゲトリークス)自身がこれほどの敗北を蒙っても気を落とさず、
*neque se<ref>se は写本にない記述だが、後の刊本で挿入された。</ref> in occultum abdiderat et conspectum multitudinis fugerat,
**秘密の場所に隠れたり、大勢の見ているところを逃れることがなかったからである。
: <!-- [[wikt:en:| -->
*② plusque animo providere et praesentire existimabatur,
**(ウェルキンゲトリークスは)より多くのことを心に予見したり予感していると考えられた。
*quod re integra primo incendendum Avaricum, post deserendum censuerat.
**というのは、事態が定まらないのに、始めはアウァーリクムを焼かれるべきと、後には放棄するべきと考慮していたからだ。
: <!-- [[wikt:en:| -->
*③ Itaque ut reliquorum imperatorum res adversae auctoritatem minuunt,
**こうして、ほかの将軍なら逆境が(彼の)影響力を減ずるのに、
*sic huius ex contrario dignitas incommodo accepto in dies augebatur.
**反対に彼の威厳は、敗北を蒙っても、日々において増されたのだ。
: <!-- [[wikt:en:| -->
*④ Simul in spem veniebant eius adfirmatione de reliquis adiungendis civitatibus;
**同時に、彼の断言によって(彼らは)ほかの諸部族を加盟させることについて希望を抱いた。
*primumque eo tempore Galli castra munire instituerunt,
**そのときに初めて、ガッリア人たちは陣営を防御することを実施した。
*et sic sunt<ref>写本(ω)では sunt という記述だが、erant と修正する校訂版もある。</ref> animo consternati<ref>写本(ω)では consternati という記述だが、現代の校訂版では confirmati と修正されている。</ref>, homines insueti laboris,
**(陣営の防御という)努力に慣れていない人々が気持ちを駆り立てられた。
*ut omnia quae imperarentur sibi patienda et perferenda<ref>et perferenda はβ系写本の記述で、α系写本にはない。</ref> existimarent.
**自分たちにとって、命令されたことすべてを耐えるべきであり、成就するべきであると考えたほどであった。
===31節===
'''ウェルキンゲトリークスがほかの諸部族を勧誘し、兵力を補充する'''
: <!-- [[wikt:en:| -->
*① Nec minus quam est pollicitus [[w:la:Vercingetorix|Vercingetorix]] animo laborabat, ut reliquas civitates adiungeret,
**[[w:ウェルキンゲトリクス|ウェルキンゲトリークス]]は、約束したことに劣らず、ほかの諸部族を加盟させるように心から努力した。
*atque earum principes donis pollicitationibusque<ref>earum principes donis pollicitationibusque はβ系写本の記述で、α系写本では eas donis pollicitationibus となっている。</ref> adliciebat.
**その領袖たちに贈物を約束して、誘い込もうとした。
: <!-- [[wikt:en:| -->
*② Huic rei idoneos homines deligebat,
**この事に適切な人物たちを(ウェルキンゲトリークスは)選び出して、
*quorum quisque aut oratione subdola aut amicitia facillime capere<ref>capere はχ・L写本の記述で、β系写本では capi となっている。</ref> posset.
**その者たちのおのおのは、巧妙な演説により、あるいは友情により、かなり容易に(同盟者を)得ることができた。
: <!-- [[wikt:en:| -->
*③ Qui [[w:la:Avaricum Biturigum|Avarico]] expugnato refugerant, armandos vestiendosque curat;
**(ウェルキンゲトリークスは)[[w:アウァリクム|アウァーリクム]]が攻略されて逃げて来た者たちに、武装させ、服を着るようにさせた。
: <!-- [[wikt:en:| -->
*④ simul, ut deminutae copiae redintegrarentur,
**同時に、減り衰えた軍勢が補完されるように、
*imperat certum numerum militum civitatibus, quem et quam ante diem in castra adduci velit,
**諸部族に、兵の一定の数をどれほど、かつ、どの日の前までに陣営に連れて来ることを欲するかを命令し、
*sagittariosque omnes, quorum erat permagnus numerus in Gallia<ref>numerus in Gallia はα系写本の記述で、β系写本では in Gallia numerus となっている。</ref>, conquiri et ad se mitti iubet.
**ガッリアにかなり多数がいた弓兵のすべてを、徴集して自分のところへ派遣することを命じた。
*His rebus celeriter id, quod Avarici deperierat, expletur.
**これらの事により、速やかに、アウァーリクムで壊滅していたそれ(らの軍勢)が補充された。
: <!-- [[wikt:en:| -->
*⑤ Interim Teutomatus, Olloviconis filius, rex Nitiobrogum,
**その間に、オッロウィコの息子で、ニティオブロゲス族の王であるテウトマトゥスが、
*cuius pater ab senatu nostro amicus erat appellatus,
**その父(オッロウィコ)は、我が方(ローマ)の[[w:元老院 (ローマ)|元老院]]から友人と呼ばれていたのだが、
*cum magno equitum suorum numero et quos ex Aquitania conduxerat ad eum pervenit.
**自らの騎兵の多数および[[w:アクィタニア|アクィタニア]]から募っていた者たちとともに、彼(ウェルキンゲトリークス)のところへ到着した。
==ゲルゴウィア攻略戦、ハエドゥイー族の離反==
===32節===
'''ハエドゥイー族内紛の危機'''
*① Caesar [[w:la:Avaricum Biturigum|Avarici]] complures dies commoratus
**カエサルは、[[w:アウァリクム|アウァーリクム]]に幾日も留まって、
*summamque ibi copiam frumenti et reliqui commeatus nactus
**そこでかなり多量の糧食やほかの必需品を手に入れて、
*exercitum ex labore atque inopia refecit.
**軍隊を労苦や欠乏から回復させた。
*② Iam prope hieme confecta,
**すでに、ほぼ冬は過ぎ去り、
*cum ipso anni tempore ad gerendum bellum vocaretur et ad hostem proficisci constituisset,
**(カエサルが)まさにその時季に戦争を遂行することに呼び寄せられて、敵の方へ発つことを決意していたときに、
*sive eum ex paludibus silvisque elicere sive obsidione premere posset,
**あるいは(敵を)沼地や森林から誘い出せるか、あるいは包囲により圧倒することができるか、というときに、
**:<span style="color:#009900;">(訳注:sive ~ sive …「あるいは~、あるいは…」)</span>
*legati ad eum principes [[w:la:Haedui|Haeduorum]] veniunt oratum,
**[[w:ハエドゥイ族|ハエドゥイー族]]の領袖たちが使節として彼(カエサル)のところへ頼みにやって来た。
*ut maxime necessario tempore civitati subveniat;
**きわめて緊急の時に、部族を助けてくれるように、と。
*③ Summo esse in periculo rem,
**事態は最大の危機にある。
**:<span style="color:#009900;">(訳注:以下は、ハエドゥイー族の救援要請(間接話法)である。)</span>
*quod, cum singuli magistratus antiquitus creari atque regiam potestatem annum<ref>annum はα系写本の記述で、β系写本では annuam となっている。</ref> obtinere consuessent,
**というのは、昔から一人ずつの統領が選出されて、一年ごとに支配権力に就くことが常であったのに、
**:<span style="color:#009900;">(訳注:[[ガリア戦記 第1巻#16節|第1巻16節]]によれば、ウェルゴブレトゥス Vergobretus という最高官職が毎年選ばれて大権を司る。)</span>
*duo magistratum gerant et se uterque eorum legibus creatum esse<ref>creatum esse はα系写本の記述で、β系写本では creatum となっている。</ref> dicat.
**2名が統領を司り、彼らの双方ともに自分は法により(=合法的に)選出されたのであると言っているのだ。
*④ Horum esse alterum Convictolitavem, florentem et inlustrem adulescentem,
**彼らの一方は、[[w:コンウィクトリタウィス|コンウィクトリタウィス]]で、声望があり、秀でた青年である。
*alterum Cotum, antiquissima familia natum
**他方は、[[w:コトゥス|コトゥス]]で、とても古くからの家系に生まれて、
*atque ipsum hominem summae potentiae et magnae cognationis,
**自身も最大勢力と多くの縁戚関係をもつ人物であり、
*cuius frater Valetiacus proximo anno eundem magistratum gesserit.
**その兄弟[[w:ウァレティアクス|ウァレティアクス]]は前年に同じ統領を司っていたのである。
*Civitatem esse omnem in armis;
**部族は皆が武装している。
*divisum senatum, divisum populum, suas<ref>suas は中世までの写本(ω)で、近世の写本(ς)では in suas となっている。</ref> cuiusque eorum clientelas.
**評議会も分裂し、民衆も分裂し、彼ら(2名)の(それぞれの)庇護民となっている。
*Quodsi diutius alatur controversia, fore uti pars cum parte civitatis confligat;
**もしこれ以上、紛争が進められれば、部族の派閥と派閥が激突することになるであろう。
*Id ne accidat, positum in eius diligentia atque auctoritate.
**それが起こらないかは、彼(カエサル)の入念さと影響力にかかっている。
===33節===
'''カエサルがハエドゥイー族の権力をコンウィクトリタウィスに与える'''
*① Caesar, etsi a bello atque hoste discedere detrimentosum esse existimabat,
**カエサルは、戦争および敵から離れることが非常に不利であると考えていたのではあるが、
*tamen non ignorans, quanta ex dissensionibus incommoda oriri consuessent,
**しかしながら、不和からどれほどの災厄が生じることが常であるか、知らないではなかったし、
**:<span style="color:#009900;">(訳注:etsi ~, tamen …「~ではあるが、しかしながら…」)</span>
*ne tanta et tam coniuncta populo Romano civitas,
**これほど大きく、これほどローマ人民と協同している(ハエドゥイーの)部族が、
*quam ipse semper aluisset omnibusque rebus ornasset,
**彼らのことを(カエサル)自身は常に助成して、かつあらゆる事柄で敬意を表していたのだが、
*ad vim atque arma descenderet,
**(彼らが内紛という)暴力や戦乱に沈み込まないように、
*atque ea pars, quae minus sibi confideret, auxilia a [[w:la:Vercingetorix|Vercingetorige]] arcesseret,
**かつ、自分たちが劣勢だと確信している(ハエドゥイーの)一派が[[w:ウェルキンゲトリクス|ウェルキンゲトリークス]]の支援を招かないように、
**:<span style="color:#009900;">(訳注:ne ~ civitas, ~ descenderet, ~ arcesseret「~部族が、~沈まないように、~招かないように」)</span>
[[画像:FR-58-Decize29.JPG|thumb|right|250px|デケティア([[w:la:Decetia|Decetia]])すなわち現在のドスィーズ([[w:fr:Decize|Decize]])の景観。[[w:ハエドゥイ族|ハエドゥイー族]]の版図であった[[w:ニエーヴル県|ニエーヴル県]]の南部にあり、リゲル川(現[[w:ロワール川|ロワール川]])のほとりに位置している。]]
*huic rei praevertendum existimavit et,
**この事態を(戦争よりも)優先されるべきと考えた。
*② quod legibus [[w:la:Haedui|Haeduorum]] iis, qui summum magistratum obtinerent, excedere ex finibus non liceret,
**[[w:ハエドゥイ族|ハエドゥイー族]]の法により、最高の官職に就いている者は領土から出て行くことを許されないので、
*ne quid de iure aut de legibus eorum deminuisse videretur,
**(カエサルが)彼らの法令あるいは法制について何ら軽視したとは思われないように、
*ipse in Haeduos proficisci statuit
**自身がハエドゥイー族のところに出発することを決心した。
*senatumque omnem et quos inter controversia esset ad se [[w:la:Decetia|Decetiam]] evocavit.
**かつ、評議会の全員、および紛争が介在しているところの者たちをデケティアの自分のところへ呼び出した。
*③ Cum prope omnis civitas eo convenisset, docereturque
**部族のほぼすべての(主だった)者たちがそこに集まったときに、(以下のことが)報知された。
*paucis clam convocatis alio loco, alio tempore atque oportuerit, fratrem a fratre renuntiatum,
**わずかな者が密かに、あるべきはずとは別の場所、別の時に呼び集められて、兄により弟(の就位)が告げられたというのだ。
**:<span style="color:#009900;">(訳注:前年に統領であった兄ウァレティアクスによって弟コトゥスの統領への就位が告げられたということであろう。)</span>
*cum leges duo<ref>duo はχ・B・M・S・β系写本の記述で、L・N写本では duos となっている。</ref> ex una familia vivo utroque non solum magistratus creari vetarent, sed etiam in senatu esse prohiberent,
**法は、一つの家族から2名が双方とも存命中に、統領に選出されるのを禁じるだけでなく、評議会にいることも禁止しているのに。
*Cotum imperium deponere coegit,
**(カエサルは)[[w:コトゥス|コトゥス]]に支配権を放棄することを強要した。
*Convictolitavem, qui per sacerdotes more civitatis intermissis magistratibus esset creatus,
**[[w:コンウィクトリタウィス|コンウィクトリタウィス]]は、統領が空位になったときに、部族の規則により、祭司を通じて選出されたので、
**:<span style="color:#009900;">(訳注:ここでいう祭司 sacerdos が[[ガリア戦記 第6巻#13節|第6巻13節]]以下で説明された[[w:ドルイド|ドルイド]]と同じか否かは不詳である。)</span>
*potestatem obtinere iussit.
**(カエサルは彼に)権力の座に就くことを命じた。
===34節===
'''ハエドゥイー族を動員し、ローマ軍をカエサルとラビエーヌスの二隊に分散'''
*① Hoc decreto interposito cohortatus Haeduos, ut
**この決定により仲裁して、(カエサルは)[[w:ハエドゥイ族|ハエドゥイー族]]に以下のように励ました。
*controversiarum ac dissensionis obliviscerentur
**(部族内部の)紛争や不和を忘れるように、
*atque omnibus omissis his rebus huic bello servirent
**かつ、これらすべての事情を度外視して、この(ウェルキンゲトリークスとの)戦争に尽くすように、
*eaque, quae meruissent, praemia ab se devicta Gallia exspectarent
**ガッリアが征服されたときには(彼らが)受けるに値する自分(カエサル)からの恩賞を期待するように、
*equitatumque omnem et peditum milia X(decem) sibi celeriter mitterent,
**(ハエドゥイー族の)騎兵隊のすべてと歩兵1万名を自分(カエサル)に速やかに派遣するように、
*quae in praesidiis rei frumentariae causa disponeret,
**それらは糧食供給のために守備隊として分けて置くものである、と。
[[画像:Brioude pont.JPEG|thumb|right|250px|エラウェル川([[w:la:Elaver|Elaver]])こと現在の[[w:アリエ川|アリエ川]](Allier)。ハエドゥイー族領の境辺りでリゲル川([[w:la:Liger|Liger]])こと現[[w:ロワール川|ロワール川]]([[w:fr:Loire (fleuve)|Loire]])に合流する。]]
*② exercitum in duas partes divisit:
**(カエサルは)軍隊を二つの方面軍に分けた。
*quattuor legiones in Senones Parisiosque [[w:la:Titus Labienus|Labieno]] ducendas dedit,
**4個[[w:ローマ軍団|軍団]]をセノネース族やパリスィイ族のところに率いて行くべく[[w:ティトゥス・ラビエヌス|ラビエーヌス]]に委ねた。
**:<span style="color:#009900;">(訳注:ラビエーヌスのこの遠征については[[#57節|57節]]~62節で述べられる。)</span>
*sex ipse in Arvernos ad oppidum [[w:la:Gergovia|Gergoviam]] secundum flumen [[w:la:Elaver|Elaver]] duxit;
**6個を(カエサル)自身がアルウェルニー族のところの城塞都市ゲルゴウィアへエラウェル川に沿って率いて行った。
**:<span style="color:#009900;">(訳注:エラウェル川 Elaver は現在の[[w:アリエ川|アリエ川]] Allier である。)</span>
*equitatus partem illi attribuit, partem sibi reliquit.
**騎兵隊の一部は彼(ラビエーヌス)に割り当てて、(残りの)部分は自分のもとに残した。
*③ Qua re cognita [[w:la:Vercingetorix|Vercingetorix]] omnibus interruptis eius fluminis pontibus
**その事を知って、[[w:ウェルキンゲトリクス|ウェルキンゲトリークス]]はその川のすべての橋を破却しながら、
*ab altera fluminis parte iter facere coepit.
**川の別の側を行軍し始めた。
===35節===
'''カエサルが陽動によってエラウェル川に架橋、渡河する'''
*① Cum uterque utrimque exisset exercitus<ref>utrimque exisset exercitus はα系写本の記述で、β系写本では utrique esset exercitui となっている。</ref>, in conspectu, fereque e regione castris castra ponebant<ref>ponebant はα系写本の記述で、β系写本では poneret となっている。</ref>,
**(ガッリア勢とローマ勢の)軍隊の双方が互いに視界にあって、ほぼ真向かいに互いの陣営を設置したときに、
*dispositis exploratoribus, necubi effecto ponte Romani copias traducerent,
**(ウェルキンゲトリークスは)ローマ人の軍勢がどこにも橋を造って渡河しないように、偵察者たちを分けて置き、
*erat in magnis Caesaris<ref>Caesaris はα系写本などの記述で、π系写本などでは Caesari となっている。</ref> difficultatibus res,
**カエサルにとって事態は大きな困難になっていた。
*ne maiorem aestatis partem flumine impediretur,
**夏の大部分(の対岸の敵との交戦)が川により妨げられるのではないか、
*quod non fere ante autumnum [[w:la:Elaver|Elaver]] vado transiri solet.
**というのは、[[w:アリエ川|エラウェル川]]は秋の前はほとんど浅瀬を渡らない習わしであったからだ。
*② Itaque, ne id accideret, silvestri loco castris positis
**こうして、それが生じないように、森林地帯に陣営を設置した。
*e regione unius eorum pontium, quos [[w:la:Vercingetorix|Vercingetorix]] rescindendos curaverat,
**[[w:ウェルキンゲトリクス|ウェルキンゲトリークス]]が切り裂かれるように手配していたところの橋の一つの真向かいに。
*postero die cum duabus legionibus in occulto restitit;
**翌日に、2個[[w:ローマ軍団|軍団]]とともに密かなところに留まった。
*③ reliquas copias cum omnibus impedimentis, ut consueverat, misit,
**残りの軍勢(=4個軍団)をすべての輜重とともに、通常のように、出発させた。
*captis<ref>写本(ω)では captis となっているが、Herald Fuchs の校訂版(1932年)では sic collocatis という記述が提案されている。etc.</ref> quibusdam cohortibus, uti numerus legionum constare videretur.
**軍団の数を保っていると(敵から)見られるように、いくつかの<ruby><rb>[[w:コホルス|歩兵大隊]]</rb><rp>(</rp><rt>コホルス</rt><rp>)</rp></ruby>を含ませていた。
*④ His quam longissime possent egredi<ref>egredi はα系写本の記述で、β系写本では progredi となっている。</ref> iussis,
**彼ら(4個軍団)には、できる限り遠くまで前進することを命じた。
*cum iam ex diei tempore coniecturam ceperat<ref>ceperat はα系写本の記述で、β系写本では caperet となっている。</ref> in castra perventum,
**すでに、日の時刻から(彼らが)宿営地に到達したと(カエサルが)推測をしたときに、
*isdem sublicis, quarum pars inferior integra remanebat, pontem reficere coepit.
**(前述の)同じ橋杭は、そのより下方の部分が損なわれないで残っていたので、橋を修復し始めた。
*⑤ Celeriter effecto opere
**速やかに工事が成し遂げられて、
*legionibusque traductis et loco castris idoneo delecto
**(2個)軍団が渡河させられて、陣営に適切な地点を選んで、
*reliquas copias revocavit.
**残りの軍勢(=4個軍団)を呼び戻した。
*⑥ Vercingetorix re cognita,
**ウェルキンゲトリークスは事態を知って、
*ne contra suam voluntatem dimicare cogeretur,
**自らの意向に反して(ローマ勢と)争闘することを強いられないように、
*magnis itineribus antecessit.
**強行軍で(ゲルゴウィアに向けて)先行した。
===36節===
[[画像:FR-63-Gergovie.JPG|thumb|right|300px|[[w:ゲルゴウィア|ゲルゴウィア]]([[w:la:Gergovia|Gergovia]])すなわち現在のジェルゴヴィ高地([[w:fr:Plateau de Gergovie|Plateau de Gergovie]])の[[w:ピュイ=ド=ドーム県|ピュイ=ド=ドーム県]]県道978号(D978)からの眺望。19世紀の[[w:ウジェーヌ・ストッフェル|ウジェーヌ・ストッフェル]]大佐(colonel Eugène Stoffel)の発掘調査によって、城砦やローマ軍の溝の遺構などが発見され、当地がゲルゴウィアの古戦場だと確認された。]]
[[画像:Siège_GergovieI_-52.png|thumb|right|300px|ゲルゴウィアにおける両軍の布陣図。山の頂にある城塞都市に隣接してガッリア諸部族の陣営(黄色部分)、右方にローマ軍の大きな陣営(赤色部分)と左下にローマ軍の小さな陣営(赤色部分)が見える。推定される位置関係は19世紀の[[w:ウジェーヌ・ストッフェル|ストッフェル]]大佐の発掘調査に依拠しており、小陣営があった地点は現在のラ・ロシュ=ブランシュ([[w:fr:La Roche-Blanche (Puy-de-Dôme)|La Roche-Blanche]])だと考えられている。]]
'''両軍がゲルゴウィアの要衝に陣営を築く'''
*① Caesar ex eo loco quintis castris [[w:la:Gergovia|Gergoviam]] pervenit
**カエサルは(渡河した)その地点から5回目の宿営で[[w:ゲルゴウィア|ゲルゴウィア]]に到着した。
*equestrique eo die proelio levi facto,
**(到着した)その日に(ガッリア勢と)軽微な[[w:騎兵|騎兵]]戦を闘って、
*perspecto urbis situ, quae posita in altissimo monte omnes aditus difficiles habebat,
**山の非常に高いところに位置し、すべての接近路を困難なものとしている(ゲルゴウィアの)町の地勢を認識して、
*de expugnatione<ref>expugnatione はα系写本の記述で、β系写本では oppugnatione となっている。</ref> desperavit,
**(拙速に突撃するような)攻略については断念して、
*de obsessione non prius agendum constituit, quam rem frumentariam expedisset.
**糧食調達の整備をするより前には、攻囲について行なうべきでないと決心した。
*② At [[w:la:Vercingetorix|Vercingetorix]], castris prope oppidum in monte<ref>in monte はβ系写本の記述で、α系写本にはない。</ref> positis,
**それに対して、[[w:ウェルキンゲトリクス|ウェルキンゲトリークス]]は、山中の城塞都市の近くに陣営を設置して、
*mediocribus circum se intervallis separatim singularum civitatium<ref>civitatium はB・M・L・N写本の記述で、χ・S・β系写本では civitatum となっている。</ref> copias conlocaverat
**自陣の周りに、適切な間隔で個々の部族の軍勢を別々に駐屯させて、
*atque omnibus eius iugi collibus occupatis, qua despici poterat,
**その尾根のうち(山麓を)見下ろすことができたすべての丘陵を占有して、
*horribilem speciem praebebat;
**恐ろしげな姿を現わした。
*③ principesque earum civitatium<ref>civitatium はA・Q・B・M・L・N写本の記述で、Q・S・β系写本では civitatum となっている。</ref>, quos sibi ad consilium capiendum delegerat,
**(ウェルキンゲトリークス)自らが作戦を立てるために選び出していた諸部族の領袖たちに
*prima luce cotidie ad se convenire iubebat,
**毎日、夜明けに自分のところへ集まることを命じた。
*seu quid communicandum, seu quid administrandum videretur,
**何らかのことを伝達・協議するのか、あるいは何らかのことを指導するのだと思われる。
**:<span style="color:#009900;">(訳注:seu ~ seu …「あるいは~、あるいは…」)</span>
*④ neque ullum fere diem intermittebat, quin equestri proelio interiectis sagittariis,
**騎兵戦に弓兵を介在させることを、ほとんどどの日も中断せずに、
*quid in quoque esset animi ac virtutis suorum, perspiceretur<ref>perspiceretur はα系写本の記述で、T写本では perspiceret、β系写本では periclitaretur となっている。</ref>.
**どのような心構えや武勇が、配下の者たちのおのおのにあるかを、吟味した。
*⑤ Erat e regione oppidi collis sub ipsis radicibus montis
**山のその麓の下方に、城塞都市の真向かいに、丘陵があって、
*egregie munitus atque ex omni parte circumcisus;
**あらゆる方面から周囲が険しくて、(その地形により)すばらしく護られていた。
*quem si tenerent nostri, et aquae magna parte et pabulatione libera prohibituri hostes videbantur.
**もし、それを我が方(ローマ勢)が占めれば、水源の大半と自由な糧秣徴発から敵たちを妨げるであろうと思われた。
*⑥ Sed is locus praesidio ab his, non nimis firmo, tenebatur.
**だが、その地点は、彼ら(ガッリア勢)により、大して強力ではない守備隊で占められていた。
*⑦ Tamen silentio noctis Caesar ex castris egressus,
**にもかかわらず(昼間ではなく)夜の静けさのうちに、カエサルは陣営から出撃して、
*priusquam subsidio ex oppido veniri posset,
**城塞都市(のそばの陣営)から援兵に来られるより前に、
*deiecto praesidio potitus loco duas ibi legiones conlocavit
**守備隊を追い出して、地点を占拠して、そこに2個[[w:ローマ軍団|軍団]]を駐屯させた。
*fossamque duplicem duodenum pedum a maioribus castris ad minora perduxit,
**12[[w:ペース (長さ)|ペース]](=約3.6mの幅)の二重の堀を、より大きな陣営から(この丘陵の)より小さな陣営へ至らしめた。
*ut tuto ab repentino hostium incursu singuli commeare possent.
**敵たちの不意の襲撃から安全に、1人1人が往来することができるように。
===37節===
'''ハエドゥイー族のコンウィクトリタウィスがガッリア同盟軍に内応する'''
*① Dum haec ad [[w:la:Gergovia|Gergoviam]] geruntur,
**これらがゲルゴウィアのところでなされている間に、
*Convictolitavis [[w:la:Haedui|Haeduus]],
**[[w:ハエドゥイ族|ハエドゥイー族]]のコンウィクトリタウィスは、
*cui magistratum adiudicatum a Caesare demonstravimus,
**その者はカエサルによって統領として承認されたと([[#33節|33節]]で)既述したが、
*sollicitatus ab Arvernis pecunia cum quibusdam adulescentibus conloquitur,
**[[w:アルウェルニ族|アルウェルニー族]]により金銭でそそのかされて、ある若者たちと談判した。
*quorum erat princeps Litaviccus atque eius fratres,
**その者たちの領袖は[[w:リタウィックス|リタウィックス]]とその兄弟たちであり、
*amplissima familia nati adulescentes.
**とても強大な一族に生まれた若者たちだった。
*② Cum his praemium communicat
**彼らとともに(アルウェルニー族からの)報酬を共有して、
*hortaturque, ut se liberos et imperio natos meminerint.
**自分たちが自由民で支配層の生まれであるのを思い起こせ、と鼓舞した。
*③ Unam esse Haeduorum civitatem, quae certissimam Galliae victoriam distineat<ref>distineat はM・N・π・R写本などの記述で、Q・U写本などでは destineat 、A・B・S写本などでは dedistineat などとなっている。</ref>;
**ハエドゥイーの部族国家は、ガッリアの至極確実な勝利を阻んでいる唯一のものであり、
*eius auctoritate reliquas contineri;
**その声望により、ほかの(同盟部族の)ものたちが(ローマ側に)保持されているが、
*qua traducta locum consistendi Romanis in Gallia non fore.
**それが(ガッリア勢に)引き入れられることによって、ガッリアにおいてローマ人が留まり続ける場はないであろう。
*④ Esse nonnullo se Caesaris beneficio adfectum,
**自分はカエサルの少なからぬ恩義をかけられているが、
*sic tamen, ut iustissimam apud eum causam obtinuerit;
**しかし、彼(カエサル)のもとで至極合法的な理由を手に入れたまでであり、
*sed plus communi libertati tribuere.
**しかし、(ガッリアの)共通の自由に従うことの方がより大きい。
*⑤ Cur enim potius Haedui de suo iure et de legibus ad Caesarem disceptatorem quam Romani ad Haeduos veniant?
**なぜ実際、ハエドゥイー族は自らの法令や法制について、ローマ人がハエドゥイー族へ来るよりむしろ、カエサルを仲裁者とするのか?
*⑥ Celeriter adulescentibus et oratione magistratus et praemio deductis,
**若者たちは速やかに、統領の演説と報酬によって導き入れられた。
*cum se vel principes eius consilii fore profiterentur,
**自分たちがその謀計の首謀者にすらなろうと申し出たときに、
*ratio perficiendi quaerebatur,
**(謀計を)成し遂げる方法が求められた。
*quod civitatem temere ad suscipiendum bellum adduci posse non confidebant.
**というのは、部族がむやみに(ローマ人との)戦争実行へ動かされることができるとは確信していなかったからだ。
*⑦ Placuit, ut Litaviccus decem illis milibus, quae Caesari ad bellum mitterentur, praeficeretur atque ea ducenda curaret,
**リタウィックスに、カエサルに戦争のために派遣されるあの(歩兵)1万名を指揮させ率いさせるのが良いとされた。
**:<span style="color:#009900;">(訳注:歩兵1万名については[[#34節|34節]]を参照。)</span>
*fratresque eius ad Caesarem praecurrerent.
**彼の兄弟たちは、カエサルのところへ先立って行った。
*Reliqua qua ratione agi placeat constituunt.
**残りのことが、どのようなやり方で行なわれるのが良いかが決められた。
===38節===
'''リタウィックスの鼓舞でハエドゥイー族の歩兵1万が挙兵する'''
*① Litaviccus accepto exercitu
**リタウィックスは(1万名の)歩兵隊を受け取って、
*cum milia passuum circiter XXX(triginta)<ref>XXX(triginta) はα系写本の記述で、β系写本では XL(quadraginta) となっている。</ref> ab<ref>ab は写本(ω)の記述であるが、モイゼル(Henricus Meusel)は a を提案している。</ref> [[w:la:Gergovia|Gergovia]] abesset,
**[[w:ゲルゴウィア|ゲルゴウィア]]から約30[[w:ローママイル|ローママイル]](=45km弱)離れたところに来たときに、
*convocatis subito militibus lacrimans,
**兵士たちを突然に呼び集めて、泣きながら、
*② "Quo proficiscimur," inquit, "milites?
**「兵士らよ、どこへ我々は進むのか?」と言った。
*Omnis noster equitatus, omnis nobilitas interiit;
**「我が方(ハエドゥイー族)のすべての[[w:騎兵|騎兵隊]]とすべての高貴な者たちは滅んだ。
*principes civitatis, [[w:la:Eporedorix|Eporedorix]] et Viridomarus,
**部族の領袖たち、エポレドリクスとウィリドマルスは、
*insimulati proditionis ab Romanis indicta causa interfecti sunt.
**裏切りの罪を着せられて、ローマ人たちによって、弁解の余地なく殺されてしまったのだ。
**:<span style="color:#009900;">(訳注:indicta causa「弁解の余地なく」)</span>
*③ Haec ab ipsis<ref>ipsis はα系写本の記述で、β系写本では his となっている。</ref> cognoscite, qui ex ipsa caede fugerunt;
**これは、その虐殺から逃げて来た当人たちから聞き知ってくれ。
*nam ego fratribus atque omnibus meis propinquis interfectis
**なぜなら、私は、兄弟たちやすべての我が親族たちが殺されて
*dolore prohibeor, quae gesta sunt, pronuntiare."
**悲嘆により、なされたことを物語ることを妨げられているからだ。」
*④ Producuntur hi<ref>hi はφ・β系写本の記述で、A写本では ii 、Q写本では hii となっている。</ref>, quos ille edocuerat quae dici vellet,
**彼(リタウィックス)が言って欲しいことを教え込んでいた者たちが連れ出されて来て、
*atque eadem, quae Litaviccus pronuntiaverat, multitudini exponunt:
**リタウィックスが物語ったのと同じことを群衆に説明した。
*⑤ multos<ref>multos はα系写本の記述で、β系写本では omnes となっている。</ref> equites [[w:la:Haedui|Haeduorum]] interfectos, quod conlocuti cum Arvernis dicerentur;
**ハエドゥイー族の多くの騎兵たちは、アルウェルニー族と談判したと言われたので、殺された、と。
*ipsos se inter multitudinem militum occultasse atque ex media caede fugisse.
**(彼ら)自身は、兵士ら多数の間に身を隠して、虐殺の最中から逃げて来たのだ、と。
*⑥ Conclamant Haedui et Litaviccum obsecrant, ut sibi consulat.
**ハエドゥイー族の者たちは叫び声を上げて、リタウィックスに、自分たちに(どうするべきか)助言するように懇願した。
*"Quasi vero" inquit ille "consilii sit res, ac non necesse sit
**彼は言った「実にあたかも、事態が協議するべきというかのようだ。(協議する)必要はないのだ。
*nobis Gergoviam contendere et cum Arvernis nosmet coniungere.
**我々にとって、ゲルゴウィアに急行して、アルウェルニー族と我々が合流することは。
*⑦ An dubitamus, quin nefario facinore admisso Romani iam ad nos interficiendos concurrant?
**非道の悪行を犯したローマ人がもはや我々を殺戮するために襲いかかって来ることを疑うのかね?
*⑧ Proinde, si quid in nobis animi est,
**それゆえに、もし我々に何らかの心構えがあるならば、
*persequamur eorum mortem, qui indignissime interierunt,
**とても不面目に滅びた者たちの死に仇討ちしようではないか。
*atque hos latrones interficiamus."
**かの略奪者たち(ローマ人)を誅殺しようではないか。」
*Ostendit cives Romanos, qui eius praesidii fiducia una erant<ref>erant は写本(ω)の記述であるが、モムゼン(Mommsen)らは ierant を提案している。</ref>:
**(リタウィックスは)彼の護衛を信頼して一緒にいたローマ市民たちを示した。
*⑨ Continuo<ref>Continuo はβ系写本の記述で、α系写本にはない。</ref> magnum numerum frumenti commeatusque diripit,
**ただちに、(ローマ市民たちの)糧食や必需品の多数を略奪して、
*ipsos crudeliter excruciatos interficit.
**当人たちを残酷に拷問して殺した。
*⑩ Nuntios tota civitate Haeduorum dimittit,
**ハエドゥイー族の伝令たちを、部族全体にわたって遣わして、
*in<ref>in はβ系写本の記述だが、α系写本にはない。</ref> eodem mendacio de caede equitum et principum permovet<ref>permovet はL・N写本の記述だが、B写本では permanet 、χ・M・S・β系写本などでは permonet となっている。</ref>;
**騎兵や領袖たちの虐殺について、同じ嘘によって扇動した。
*hortatur ut simili ratione atque ipse fecerit suas iniurias persequantur.
**(リタウィックス)自身がしたのと同様のやり方で、自分たちの(受けた)無法に仇討ちするようにと鼓舞した。
===39節===
'''エポレドリクスがハエドゥイー勢1万の寝返りをカエサルに知らせる'''
*① [[w:la:Eporedorix|Eporedorix]] [[w:la:Haedui|Haeduus]], summo loco natus adulescens et summae domi potentiae,
**[[w:ハエドゥイ族|ハエドゥイー族]]の[[w:エポレドリクス|エポレドリクス]]は、最高の身分に生まれた青年で、本国で最高の権勢にあった。
*et una Viridomarus, pari aetate et gratia, sed genere dispari,
**とともに、[[w:ウィリドマルス|ウィリドマルス]]も、同じ年輩で、同様に敬意を受けていたが、異なる階級であった。
*quem Caesar ab Diviciaco sibi traditum ex humili loco ad summam dignitatem perduxerat,
**カエサルは彼を[[w:ディウィキアクス|ディウィキアクス]]により託されて、低い身分から最高の地位へと引き立てていた。
**:<span style="color:#009900;">(訳注:ディウィキアクスはかつてローマに援助を求めた有力者で、カエサルに殺されたドゥムノリクスの兄弟。)</span>
*in equitum numero convenerant nominatim ab eo evocati.
**(その2人は)彼(カエサル)から名指しで呼び出されて、[[w:騎兵|騎兵]]として(ローマの陣中に)一緒に来ていた。
*② His erat inter se de principatu contentio
**彼ら(2人)には、互いに指揮官の座についての競争があって、
*et in illa magistratuum controversia
**あの統領をめぐる紛争においても
**:<span style="color:#009900;">([[#32節|32節]]~33節を参照。)</span>
*alter pro Convictolitavi, alter pro Coto summis opibus pugnaverant<ref>pugnaverant はα系写本の記述で、β系写本では pugnaverat となっている。</ref>.
**一方は[[w:コンウィクトリタウィス|コンウィクトリタウィス]]のために、他方は[[w:コトゥス|コトゥス]]のために、最大限の助力で奮闘していた。
*③ Ex his Eporedorix cognito Litavicci consilio
**彼らのうちエポレドリクスが[[w:リタウィックス|リタウィックス]]の謀計を知って、
*media fere nocte rem ad Caesarem defert;
**ほぼ真夜中に、事情をカエサルのところへ報知した。
*orat ne patiatur civitatem pravis adulescentium consiliis ab amicitia populi Romani deficere;
**(ハエドゥイーの)部族が青年たちのゆがんだ謀計によってローマ人民の友好から背くことを容認しないように懇願した。
*quod futurum provideat, si se tot hominum milia cum hostibus coniunxerint,
**もし、このように多くの幾千もの同胞が敵たちと協同するならば、(上記の)ことが生じると用心するように、と。
*quorum salutem neque propinqui neglegere,
**(寝返った1万の歩兵たちの)縁者たちは彼らの身の安全をなおざりにすることはないし、
*neque civitas levi momento aestimare posset.
**部族が(寝返った歩兵たちの)影響力を軽く評価できない、と。
===40節===
'''カエサルが4個軍団を率いてハエドゥイー勢1万を制止し、リタウィックスは逃亡'''
*① Magna adfectus sollicitudine hoc nuntio Caesar,
**この知らせにより、大きな不安を感じたカエサルは、
*quod semper [[w:la:Haedui|Haeduorum]] civitati praecipue indulserat,
**常に[[w:ハエドゥイ族|ハエドゥイーの部族]]にとくに気遣っていたので、
*nulla interposita dubitatione legiones expeditas quattuor equitatumque omnem ex castris educit;
**何らためらいを差しはさまずに、戦備を整えた4個[[w:ローマ軍団|軍団]]と[[w:騎兵|騎兵隊]]すべてを陣営から進発させた。
*② nec fuit spatium tali tempore ad contrahenda castra,
**このような情勢で、陣営を縮小するための余地はなかった。
**:<span style="color:#009900;"> (訳注:[[#36節|36節]]で、カエサルはゲルゴウィアの大きな陣営および敵に近い小さな陣営を6個軍団で守っていた。)</span>
*quod res posita in celeritate videbatur;
**というのは、事態は迅速さにかかっていると思われたからだ。
*C.(Gaium) Fabium legatum cum legionibus duabus castris praesidio relinquit.
**総督副官[[w:ガイウス・ファビウス|ガイウス・ファビウス]]を2個軍団とともに陣営の守備に残しておいた。
*③ Fratres Litavicci cum comprehendi iussisset,
**(カエサルは)リタウィックスの兄弟たちを拘束することを命じていたのだが、
*paulo ante reperit ad hostes fugisse.
**少し前に(ゲルゴウィアの)敵たちのところへ去ったことを探り出した。
*④ Adhortatus milites ne necessario tempore itineris labore permoveantur,
**(カエサルは)緊急の時に、行軍の労苦により乱されないように、兵士たちを激励して、
*cupidissimis omnibus progressus milia passuum [[w:la:Viginti quinque|XXV]] agmen Haeduorum conspicatus<ref>conspicatus はα系写本の記述で、β系写本では conspicatur となっている。</ref>
**皆がとても熱中していたので、25[[w:|ローママイル]](約37km)進んで、ハエドゥイー族の隊列を視認した。
*immisso equitatu iter eorum moratur atque impedit
**騎兵隊を突進させて、彼ら(ハエドゥイー勢)の行軍を妨げて、停止させた。
*interdicitque omnibus ne quemquam interficiant.
**(ハエドゥイー勢を)誰一人殺さないように(ローマ勢の)皆に禁じた。
*⑤ [[w:la:Eporedorix|Eporedorigem]] et Viridomarum, quos illi interfectos existimabant,
**彼ら(ハエドゥイー勢)が、殺されたものと考えていた者たち、[[w:エポレドリクス|エポレドリクス]]と[[w:ウィリドマルス|ウィリドマルス]]に、
*inter equites versari suosque appellare iubet.
**(ハエドゥイー勢の)騎兵たちの間を歩き回って、味方に呼びかけることを命じた。
*⑥ His cognitis et Litavicci fraude perspecta Haedui manus tendere,
**彼ら(2人)に気付いて、リタウィックスのごまかしを見通して、ハエドゥイー族の者たちは手を差し出して、
*deditionem significare et proiectis armis mortem deprecari incipiunt.
**降伏の意を表して、武器を投げ出して、死を赦免されることを求め始めた。
*⑦ Litaviccus cum suis clientibus,
**[[w:リタウィックス|リタウィックス]]は、配下の子分たちとともに、
*quibus more Gallorum nefas est etiam in extrema fortuna deserere patronos,
**ガッリア人の風習では、最悪の境遇にあってさえも(子分が自分の)親分を見捨てることは非道であったので、
*[[w:la:Gergovia|Gergoviam]] profugit.
**(親分・子分ともども)[[w:ゲルゴウィア|ゲルゴウィア]]に逃れた。
===41節===
'''副官ファビウスの報告:ゲルゴウィアの敵勢がローマ陣営に襲来'''
*① Caesar nuntiis ad civitatem [[w:la:Haedui|Haeduorum]] missis,
**カエサルは伝令たちを[[w:ハエドゥイ族|ハエドゥイー]]の部族(当局)に遣わして、
*qui suo beneficio conservatos docerent quos iure belli interficere potuisset,
**彼ら(伝令)に、戦時の権限により殺せた者たち(歩兵1万)は(カエサル)自らの恩恵により許されたのだ、と説かせた。
*tribusque horis noctis exercitui ad quietem datis castra ad [[w:la:Gergovia|Gergoviam]] movit.
**(カエサルは)夜の3時間を軍隊に休息のために与えて、陣営を引き払ってゲルゴウィアの方へ向かった。
**:<span style="color:#009900;">(訳注:古代ローマの不定時法では、夏季の夜の3時間は、現在の定時法の3時間よりかなり短い。)</span>
*② Medio fere itinere equites a Fabio missi,
**(ゲルゴウィアへの)道程のほぼ中間のところで、ファビウスから[[w:騎兵|騎兵]]たちが遣わされて来て、
*quanto res in periculo fuerit, exponunt.
**事態がどれほどの危機にあるか、を打ち明けた。
*Summis copiis castra oppugnata demonstrant,
**(ガッリア勢の)最大級の軍勢により(ローマ勢の)陣営が攻撃された、と説明した。
*cum crebro integri defessis succederent
**そのときに(ガッリア勢は)たびたび新たな者たちが疲労した者たちに交代していたが、
*nostrosque adsiduo labore defatigarent,
**我が方(ローマ勢)は絶え間ない労苦により疲れ果てていた。
*quibus propter magnitudinem castrorum perpetuo esset isdem in vallo permanendum.
**彼ら(ローマ勢)にとり、陣営の大きさのために、同じ者たちが防柵の中に留まらざるを得なかった。
**:<span style="color:#009900;">(訳注:カエサルは[[#40節|40節]]②項で「陣営を縮小するための余地はなかった」とあらかじめ弁解している。)</span>
*③ Multitudine sagittarum atque omnis generis<ref>omnis generis はα系写本の記述で、β系写本では omni genere となっている。</ref> telorum multos vulneratos;
**(ガッリア勢からの)矢の多数と飛び道具のあらゆる類いによって(ローマ勢の)多くのものが傷つけられた。
*ad haec sustinenda magno usui fuisse tormenta.
**これに持ちこたえるために、投石器が大いに役立った。
*④ Fabium discessu eorum duabus relictis portis obstruere ceteras
**ファビウスは、彼ら(ガッリア勢)が退却すると、2つの門を残して、ほか(の門)を閉鎖した。
*pluteosque vallo addere et se in posterum diem similemque casum apparare<ref>similemque casum apparare はα系写本の記述で、β系写本では similem ad casum parare となっている。</ref>.
**胸壁を防柵を付け加えて、翌日における似たような状況に備えた。
*⑤ His rebus cognitis Caesar
**これらの事態を知って、カエサルは、
*summo studio militum ante ortum solis in castra pervenit.
**兵士たちの最大級の努力によって、日の出の前に(ゲルゴウィアの)陣営に到着した。
===42節===
'''ハエドゥイー族の者たちが反ローマ暴動を引き起こす'''
*① Dum haec ad [[w:la:Gergovia|Gergoviam]] geruntur,
**これらがゲルゴウィアの辺りでなされている間に、
*[[w:la:Haedui|Haedui]] primis nuntiis ab Litavicco acceptis
**[[w:ハエドゥイ族|ハエドゥイー族]]の者たちは、[[w:リタウィックス|リタウィックス]]からの最初の知らせを受け取ったが、
*nullum sibi ad cognoscendum spatium relinquunt.
**自分たちには(この知らせを)調べるための余地を何ら残さなかった。
*② Impellit alios avaritia, alios iracundia et temeritas
**ある者たちを貪欲さが、ある者たちを激しやすさや無分別が駆り立てた。
*─ quae maxime illi hominum generi est innata ─ ut levem auditionem habeant pro re comperta.
**あの種族の人々はとりわけ、軽率な風聞を確認された事として見なすように、生まれついているのだ。
*③ Bona civium Romanorum diripiunt, caedes faciunt, in servitutem abstrahunt.
**(ハエドゥイー族の者たちは)ローマ市民たちの財産を略奪し、殺戮を行なって、隷属状態に引きずり込んだ。
*④ Adiuvat rem proclinatam Convictolitavis
**(さらに)傾いた事態を[[w:コンウィクトリタウィス|コンウィクトリタウィス]]が助長して、
*plebemque ad furorem impellit, ut facinore admisso ad sanitatem reverti pudeat.
**民衆を狂暴さへと、悪行を犯して冷静さへ引き返すことを恥と思うように、駆り立てた。
*⑤ M.(Marcum) Aristium tribunum militum iter ad legionem facientem
**<ruby><rb>[[w:トリブヌス・ミリトゥム|兵士長官]]</rb><rp>(</rp><rt>トリブヌス・ミリトゥム</rt><rp>)</rp></ruby>であるマルクス・アリスティウスが[[w:ローマ軍団|軍団]]のところへ旅しているところを
*fide data ex oppido [[w:la:Cabillonum|Cavillono]] educunt;
**(安全の)保証を与えて、城塞都市カウィッロヌムから連れ出した。
**:<span style="color:#009900;">(訳注:カウィッロヌム Cavillonum はカビッロヌム Cabillonum とも綴り、現在の[[w:シャロン=スュル=ソーヌ|シャロン=スュル=ソーヌ]])</span>
*idem facere cogunt eos, qui negotiandi causa ibi constiterant.
**そこに商売をするために定住していた(ローマ人の)者たちにも同じことをするように強要した。
*⑥ Hos continuo <in><ref>in は写本にないが、近世の活字本から挿入されている。</ref> itinere adorti omnibus impedimentis exuunt;
**直ちに彼らを途中で襲撃して、すべての手荷物を奪い取った。
*repugnantes diem noctemque obsident;
**抵抗する者たちを昼夜にわたって包囲した。
*multis utrimque interfectis
**(ハエドゥイー族とローマ人の)双方とも多くの者たちが殺されて、
*maiorem multitudinem armatorum<ref>armatorum はα系写本の記述で、β系写本では ad arma となっている。</ref> concitant.
**(ハエドゥイー族の)より多くの群衆を武装へと扇動した。
===43節===
'''ハエドゥイー族当局がカエサルに屈服。ガッリア大動乱の予感'''
*① Interim nuntio adlato omnes eorum milites in potestate Caesaris teneri,
**その間に、彼ら(ハエドゥイー族)の兵士すべてがカエサルの権力下で支配されているという知らせがもたらされて、
*concurrunt ad Aristium,
**(ハエドゥイー族当局の者たちは)アリスティウスのところへ急ぎ集まって、
*nihil publico factum consilio demonstrant;
**(ローマ市民に対する襲撃は)何ら公けに企てがなされたものではないと説明した。
*② quaestionem de bonis direptis decernunt,
**(部族当局は、ローマ市民から)略奪された財産についての究明を決定して、
*Litavicci fratrumque bona publicant,
**リタウィックスと兄弟たちの財産を没収し、
*legatos ad Caesarem sui purgandi gratia mittunt.
**カエサルのところへ使節たちを、自分たちを赦免することのために遣わした。
*③ Haec faciunt reciperandorum<ref>reciperandorum はα系写本の記述で、β系写本では recuperandorum となっている。</ref> suorum causa;
**これらを、配下の者たち(=歩兵1万名)を取り戻すために行なったのだ。
*sed contaminati facinore et capti compendio ex direptis bonis,
**しかし(彼らは)悪行に汚染されていて、略奪した財産の利得にとらわれており、
*quod ea res ad multos pertinebat, timore<ref>timore はα系写本の記述で、β系写本では et timore となっている。</ref> poenae exterriti
**その事に多くの者たちが関与していたので、懲罰の恐れに脅かされて、
*consilia clam de bello inire incipiunt
**ひそかに戦争の謀計に取りかかり始めて、
*civitatesque reliquas legationibus sollicitant.
**ほかの諸部族を使節派遣によって、そそのかした。
*④ Quae tametsi Caesar intellegebat, tamen quam mitissime potest legatos appellat;
**カエサルはそのようなことを認識していたけれども、(ハエドゥイー族の)使節たちにできるだけ平静に話しかけた。
*nihil se propter inscientiam levitatemque vulgi gravius de civitate iudicare
**自分は(ハエドゥイー族の)民衆の無知や軽率さのために、部族を何ら厳重に裁断することはない、と。
*neque de sua in [[w:la:Haedui|Haeduos]] benevolentia deminuere.
**自分のハエドゥイー族に対する好意を減ずることはない、と。
*⑤ Ipse maiorem Galliae motum exspectans,
**(カエサル)自身は、ガッリアのより大きな動乱を予期しており、
*ne ab omnibus civitatibus circumsisteretur,
**すべての部族によって包囲されることがないように、
*consilia inibat, quemadmodum ab<ref>ab はχ系写本の記述で、φ系写本では a となっており、β系写本にはない。</ref> [[w:la:Gergovia|Gergovia]] discederet ac rursus omnem exercitum contraheret,
**どのようにゲルゴウィアから撤退して再び軍隊全体を集結するか、策定に取りかかった。
*ne profectio nata ab<ref>ab はα系写本の記述で、β系写本では a となっている。</ref> timore defectionis similis<ref>similis はα系写本の記述で、β系写本では similisque となっている。</ref> fugae videretur.
**(諸部族の)背反の恐れから生じた出発が、逃亡同然と見られないように。
===44節===
'''ゲルゴウィアの急所の尾根'''
[[画像:Plateau_of_Gergovia.jpg|thumb|center|900px|ゲルゴウィア([[w:la:Gergovia|Gergovia]])すなわち現在のジェルゴヴィ高地([[w:fr:Plateau de Gergovie|Plateau de Gergovie]])の全景(南方のル・クレスト [[w:fr:Le Crest|Le Crest]] から撮影)。<br>画像中央の右下に、ローマ勢が占領して小さい方の陣営を築いていたと推定されているラ・ロシュ=ブランシュ([[w:fr:La Roche-Blanche (Puy-de-Dôme)|La Roche-Blanche]])の丘陵が見える。<br>本節①項で言及されているのは画像の左端に写る丘陵と思われ、尾根伝いにほぼ平坦なゲルゴウィアの山頂(画像中央)に続いている。<br>これらの位置関係の推定は、19世紀の[[w:ウジェーヌ・ストッフェル|ウジェーヌ・ストッフェル]]大佐(colonel Eugène Stoffel)の発掘調査に依拠したものである。]]
[[画像:La_Roche_Blanche.JPG|thumb|right|300px|ローマ勢が占領して小さい方の陣営を築いていたと推定されているラ・ロシュ=ブランシュ([[w:fr:La Roche-Blanche (Puy-de-Dôme)|La Roche-Blanche]])の丘陵]]
*① Haec cogitanti accidere visa est facultas bene rei gerendae<ref>rei gerendae はα系写本の記述で、β系写本では gerendae rei となっている。</ref>.
**(カエサルが)これらを考慮しているときに、事をうまく行なえる可能性が生じたと思われた。
*Nam cum in minora castra operis perspiciendi causa venisset,
**すなわち、(ローマ勢の)小さい方の陣営に、作業を視察するためにやって来たときに、
*animadvertit collem qui ab hostibus tenebatur nudatum hominibus,
**敵たちによって占められていた丘陵が、無人にされているのに気付いた。
*qui superioribus diebus vix prae multitudine cerni poterat.
**それは、前日には、(ガッリア勢の)大勢の者たちのためにほとんど見分けが付けられないものだった。
*② Admiratus quaerit ex perfugis causam,
**(カエサルは)驚いて、(ゲルゴウィアからの)[[w:脱走兵|脱走兵]]たちに理由を尋ねた。
*quorum magnus ad eum cotidie numerus confluebat.
**その者たちの多数は、毎日、彼(カエサル)のところへ群がり集まっていたのだ。
**:<span style="color:#009900;">(訳注:[[#14節|14節]]⑨項で既述のように、ガッリア勢は[[w:兵役逃れ|兵役忌避]]の多さに悩まされていた。)</span>
*③ Constabat inter omnes
**(脱走兵たち)皆の間では同じ意見であった。
*─ quod iam ipse Caesar per exploratores cognoverat ─
**─ すでにカエサル自身が偵察者たちを通して知っていたことであったが ─
*dorsum esse eius iugi prope aequum, sed silvestre<ref>silvestre はβ系写本の記述で、α系写本では hunc silvestrem となっている。</ref> et angustum,
**その尾根の背面はほぼ平地で、しかし森林におおわれて狭く、
*qua esset aditus ad alteram partem oppidi<ref>partem oppidi はα系写本の記述で、β系写本では oppidi partem となっている。</ref>;
**それによって城塞都市の別の方面への出入口となっている、と。
*④ vehementer huic illos loco<ref>vehementer huic illos loco はα系写本の記述で、β系写本では huic loco vehementer illos となっている。</ref> timere nec iam aliter sentire,
**この地帯を彼ら(ガッリア勢)が極度に恐れ、すでに感じていたことには、
*uno colle ab Romanis occupato, si alterum amisissent,
**ローマ人によって一つの丘陵が占領されているので、もしもう一方をも失ったならば、
*quin paene circumvallati atque omni exitu et pabulatione interclusi viderentur;
**(ゲルゴウィアが)ほとんど包囲されて、あらゆる出口と糧秣徴発を阻まれると思われたのである。
*ad hunc muniendum locum<ref>locum はβ系写本の記述で、α系写本にはない。</ref> omnes a [[w:la:Vercingetorix|Vercingetorige]] evocatos.
**この地帯の辺りを防御するために、[[w:ウェルキンゲトリクス|ウェルキンゲトリークス]]により総勢が召集されていたのだ、と。
===45節===
'''ローマ勢の陽動部隊が敵を引き付け、本隊が敵の本陣を目指す'''
*① Hac re cognita Caesar mittit complures equitum turmas eodem<ref>eodem はβ系写本の記述で、α系写本では eisdem などとなっており、またモイゼル(Meusel)は eo de と解釈している。</ref> media nocte;
**この事を知って、カエサルは多数の[[w:騎兵|騎兵]]<ruby><rb>小隊</rb><rp>(</rp><rt>トゥルマ</rt><rp>)</rp></ruby>を同じところに真夜中に派遣した。
**:<span style="color:#009900;"> (訳注:騎兵小隊 turma は、ローマの同盟部族などからなる騎兵の単位で、30騎ほどからなるとされている。)</span>
*imperat his<ref>his はβ系写本の記述で、α系写本にはない。</ref> ut paulo tumultuosius omnibus locis vagarentur<ref>vagarentur はα系写本の記述で、β系写本では pervagentur となっている。</ref>.
**彼らには、いくらか騒々しく、あらゆる場所を動き回るように命令した。
*② Prima luce magnum numerum impedimentorum ex castris mulorumque produci deque his stramenta detrahi
**夜明けに、陣営から多数の荷馬や[[w:ラバ|ラバ]]を連れ出して、これらから[[w:鞍|荷鞍]]を取り去って、
*mulionesque cum cassidibus equitum specie ac simulatione collibus circumvehi iubet.
**ラバ引きの者たちを鉄兜とともに、騎兵の外見と真似をさせて、丘々を乗り回すことを命じた。
*③ His paucos addit equites, qui latius ostentationis causa vagarentur<ref>vagarentur はα系写本の記述で、β系写本では vagentur となっている。</ref>.
**彼らに少数の騎兵を付き添わせて、より広く見せびらかすために動き回らせた。
*Longo circuitu easdem omnes iubet petere regiones.
**(ラバ引きと騎兵の)皆には、長く迂回して、同じ一帯を目指すことを命じた。
*④ Haec procul ex oppido videbantur, ut erat a Gergovia despectus in castra,
**これらは<ruby><rb>[[w:オッピドゥム|城塞都市]]</rb><rp>(</rp><rt>オッピドゥム</rt><rp>)</rp></ruby>から遠くに望見され、ゲルゴウィアから(ローマ勢の)陣営が眺められたほどであったが、
*neque tanto spatio certi quid esset explorari poterat.
**これほどの距離のために(ガッリア勢からは)何ごとか確かなことは探り出されなかった。
*⑤ Legionem unam eodem iugo mittit
**(カエサルは)1個[[w:ローマ軍団|軍団]]を同じ尾根に派遣して、
*et paulum progressam inferiore constituit loco silvisque occultat.
**いくらか前進させて低い場所に駐留させ、森林に隠した。
*⑥ Augetur Gallis suspicio
**(これらを見た)ガッリア人には疑念が増されて、
*atque omnes illo ad munitionem copiae traducuntur.
**軍勢のすべてがあそこ(=無人にしていた急所の丘陵)へ防御のために移動した。
*⑦ Vacua castra hostium Caesar conspicatus
**カエサルは敵たちの(ゲルゴウィア山頂の)陣営が空であると気付いて、
*tectis insignibus suorum occultatisque signis militaribus
**配下の者たちの標章を覆い隠し、軍旗を隠して、
*raros milites, ne ex oppido animadverterentur, ex maioribus castris in minora traducit
**兵士たちをまばらに、城塞都市から気付かれないように、大きい方の陣営から小さい方に移動させた。
*legatisque, quos singulis legionibus praefecerat, quid fieri velit, ostendit;
**個々の軍団を指揮させていた<ruby><rb>[[w:レガトゥス|副官]]</rb><rp>(</rp><rt>レガトゥス</rt><rp>)</rp></ruby>たちに、何がなされることを欲しているかを示した。
*⑧ in primis monet ut contineant milites,
**第一に、兵士たちを抑え留めるように戒めた。
*ne studio pugnandi aut spe praedae longius progrediantur;
**(兵士たちが)戦うことの熱意、あるいは略奪の希望により、より遠くまで進み出ないように、と。
*⑨ quid iniquitas loci habeat incommodi proponit;
**地勢の不利がどれほど敗北を生じるかを示した。
*hoc una celeritate posse vitari<ref>vitari はβ系写本の記述で、α系写本では mutari となっている。</ref>;
**迅速さのみがこれを避けることができる。
*occasionis esse rem, non proelii.
**事の成否は、戦闘にではなく、好機にかかっている。
*⑩ His rebus expositis signum dat
**これらの事柄を説明して、(副官たちに進軍の)号令を出した。
*et ab dextra parte alio ascensu eodem tempore Haeduos mittit.
**右の方面からは、別の登り道を(ローマ軍本隊と)同時に[[w:ハエドゥイ族|ハエドゥイー族]](の騎兵)を派遣した。
===46節===
'''ローマ軍の本隊が防壁を越えて、敵陣の一部を占拠'''
*① Oppidi murus ab<ref>ab はB・M・L・N写本の記述で、β系写本では a となっている。</ref> planitie atque initio ascensus recta regione,
**(ゲルゴウィアの)<ruby><rb>[[w:オッピドゥム|城塞都市]]</rb><rp>(</rp><rt>オッピドゥム</rt><rp>)</rp></ruby>の城壁は、平地や登り道の始まりから真っ直ぐに(=直線距離で)、
*si nullus amfractus<ref>amfractus はα系写本の記述で、β系写本では anfractus となっている。</ref> intercederet, mille CC(mille ducenti)<ref>mille CC(=1200) はα系写本の記述で、β系写本では CC(=200)となっている。</ref> passus aberat;
**もし何らの湾曲が間になければ、1200[[w:パッスス|パッスス]](=約1.8km)離れていた。
*② quicquid huc circuitus ad molliendum clivum accesserat<ref>accesserat は写本(ω)の記述だが、オットー・ゼール [[w:de:Otto Seel|Otto Seel]] の校訂では accesserit としている。</ref>,
**ここに(山の斜面の)傾斜を緩和するために、何らかの回り道が付け加わっていて、
*id spatium itineris augebat.
**その道のりの距離を増していた。
*③ A medio fere colle in longitudinem, ut natura montis ferebat,
**丘陵のほぼ真ん中から、山の地形が作り出したかのように、長きにわたって、
*ex grandibus saxis sex pedum murum qui nostrum<ref>nostrum は中世の写本(ω)の記述だが、近世の版では nostrorum となっている。</ref> impetum tardaret,
**大きな石垣からなる6[[w:ペース (長さ)|ペース]](=約1.8m)もの、我が方(ローマ勢)の突進を遅らせる防壁を、
*praeduxerant Galli,
**ガッリア人は引いて来ており、
*atque inferiore omni spatio vacuo relicto
**(その石垣の防壁)より下方のすべての空間は人気なく残されていて、
*superiorem partem collis usque ad murum oppidi densissimis castris compleverant.
**丘陵のより上方の部分を、城塞都市の城壁の方へ続けざまに、とても密集した(各部族ごとの)陣営で満たしていた。
*④ Milites dato signo celeriter ad munitionem perveniunt
**(ローマ人の)兵士たちは号令を与えられて、速やかに(石垣の)防壁のところへ到達して、
*eamque transgressi trinis castris potiuntur;
**それを越えて行って、3つの(部族ごとの)陣営を占拠した。
*⑤ ac tanta fuit in castris capiendis<ref>castris capiendis はα系写本の記述で、β系写本では capiendis castris となっている。</ref> celeritas,
**(3つの)陣営を奪取することにおいて、これほどにも迅速さがあったので、
*ut Teutomatus, rex Nitiobrogum, subito in tabernaculo oppressus,
**その結果、[[w:ニティオブロゲス族|ニティオブロゲス族]]の王[[w:テウトマトゥス|テウトマトゥス]]は、[[w:テント|天幕]]において突然に襲われて、
*ut meridie conquieverat, superiore corporis parte nudata<ref>nudata はα系写本の記述で、β系写本では nuda となっている。</ref>
**昼寝をしていたが、上半身は裸のままで、
*vulnerato equo vix se ex manibus praedantium militum eriperet.
**傷付けられた馬によって、略奪している(ローマ人)兵士の手から、やっと自らを救い出した。
===47節===
'''血気にはやるローマ兵たちの猪突猛進、ガッリア女たちの命乞い'''
*① Consecutus id quod animo proposuerat
**心に決めていたことを達成したので、
*Caesar receptui cani iussit
**カエサルは退却ラッパを吹くことを命じた。
*legionique decimae, quacum erat, contionatus signa constituit.
**彼とともにいた[[w:第10軍団エクェストリス|第10軍団]]に呼びかけて、軍旗を停止した。
**:<span style="color:#009900;">(訳注:第10軍団はガッリア戦争初期からの最古参の軍団。軍旗を停止するとは、進軍を止めること。)</span>
*② Ac<ref>ac はα系写本の記述で、β系写本では at となっている。</ref> reliquarum legionum milites non exaudito<ref>exaudito はα系写本の記述で、β系写本では audito となっている。</ref> sono tubae,
**ほかの[[w:ローマ軍団|軍団]]の兵士たちは、ラッパの響きを聞き取れなかった。
*quod satis magna valles intercedebat,
**というのは、十分に大きな峡谷が間にあったからである。
*tamen ab<ref>ab はα系写本の記述で、β系写本では a となっている。</ref> tribunis militum legatisque, ut erat a Caesare praeceptum, retinebantur;
**しかしながら、<ruby><rb>[[w:トリブヌス・ミリトゥム|兵士長官]]</rb><rp>(</rp><rt>トリブヌス・ミリトゥム</rt><rp>)</rp></ruby>たちや<ruby><rb>[[w:レガトゥス|総督副官]]</rb><rp>(</rp><rt>レガトゥス</rt><rp>)</rp></ruby>たちにより、カエサルから指図されていたように、制止されていた。
*③ Sed elati spe celeris victoriae et hostium fuga et superiorum temporum secundis proeliis
**だが(兵士たちは)迅速な勝利の希望や、敵たちの逃亡や、それ以前のときの順調な戦闘により、高慢になっていて、
*nihil adeo arduum sibi esse existimaverunt<ref>esse existimaverunt はα系写本の記述で、β系写本では existimabant となっている。</ref>, quod non virtute consequi possent,
**自分たちにとって、武勇で達することができないほどの困難なものはまったく何もない、と考えており、
*neque finem prius sequendi fecerunt quam muro oppidi portisque adpropinquarunt.
**(ゲルゴウィアの)城塞都市の城壁や城門に近付くまでは、追及を終結させなかった。
*④ Tum vero ex omnibus urbis partibus orto clamore,
**すると、まさに(ゲルゴウィアの)町のあらゆる方面から叫び声が発せられて、
*qui longius aberant, repentino tumultu perterriti,
**(城内の)遠い方に離れていた者たちは、予期せぬ騒ぎに脅えており、
*cum hostem intra portas esse existimarent,
**敵(=ローマ人)が城門の内側にいると考えたので、
*sese ex oppido eiecerunt.
**城塞都市から急ぎ出た。
*⑤ Matres familiae de muro vestem argentumque iactabant
**家庭の母親たちは、城壁から衣類や貨幣をたびたび投げやった。
*et pectore nudo prominentes passis manibus obtestabantur Romanos,
**そして胸を裸にして(城壁の上に)進み出て、手を伸ばしてローマ人たちに哀願した。
*ut sibi parcerent
**自分たちを容赦するように、
*neu, sicut Avarici fecissent, ne a mulieribus quidem atque infantibus abstinerent;
**(ローマ人が)アウァーリクムでしたように女たちや子供たちでさえも赦免しないことのないように、と。
**:<span style="color:#009900;font-family:Times New Roman;">(訳注:[[wikt:en:ne quidem|ne ~ quidem]]「~でさえ…ない」)</span>
**:<span style="color:#009900;">(訳注:ローマ人がアウァーリクムでした行為については、[[#28節|28節]]④項を参照。)</span>
*⑥ nonnullae de muris<ref>muris はα系写本の記述で、β系写本では mure となっている。</ref> per manus demissae sese militibus tradebant.
**少なからぬ者たちは、城壁から手で降ろされて、(ローマ人)兵士たちに身を任せた。
[[画像:Gergovie_mur_pano2.jpg|thumb|center|700px|ゲルゴウィア([[w:la:Gergovia|Gergovia]])すなわち現在のジェルゴヴィ高地([[w:fr:Plateau de Gergovie|Plateau de Gergovie]])で発掘された城壁の遺構。]]
*⑦ L.(Lucius) Fabius centurio legionis VIII(octavae),
**[[w:第8軍団アウグスタ|第8軍団]]の<ruby><rb>[[w:ケントゥリオ|百人隊長]]</rb><rp>(</rp><rt>ケントゥリオ</rt><rp>)</rp></ruby>であるルキウス・ファビウスは、
*quem inter suos eo die dixisse constabat
**配下の者たちの間で、その日、(以下のように)言ったことが知られていた。
*excitari se Avaricensibus praemiis neque commissurum, ut prius quisquam murum ascenderet,
**自分はアウァーリクムの恩賞に奮い立たせられて、何者かが(自分)より早く城壁を登るようなことは生じさせない、と。
*tres suos nactus manipulares
**(ファビウスは)同じ隊の兵士である3人の配下と遭遇して、
**:<span style="color:#009900;">(訳注:manipulares は「[[w:マニプルス|歩兵中隊]]の」とも解されるが、ここでは「同じ隊の兵士」という意味であろう。)</span>
*atque ab his sublevatus murum ascendit,
**彼らによって持ち上げられて城壁を登った。
*hos<ref>hos はα系写本の記述で、π系写本では eos 、ρ系写本では eo となっている。</ref> ipse rursus singulos exceptans in murum extulit.
**彼らは(ファビウス)自身が再び1人ずつ引き出して、城壁に導き上げた。
===48節===
'''ガッリア勢が城塞都市に引き返して、防戦に努める'''
*① Interim hi<ref>hi はα系・π系・R写本の記述で、U写本では ii となっている。</ref> qui ad alteram partem oppidi, ut supra demonstravimus, munitionis causa convenerant,
**その間に、前に述べたように、<ruby><rb>[[w:オッピドゥム|城塞都市]]</rb><rp>(</rp><rt>オッピドゥム</rt><rp>)</rp></ruby>の別の方面へ、防御のために集結していた(ガッリア勢の)者たちは、
**:<span style="color:#009900;">(訳注:[[#45節|45節]]⑥項で述べられている。)</span>
*primo exaudito clamore,
**初めに叫び声を聞き取り、
*inde etiam crebris nuntiis incitati oppidum ab Romanis teneri,
**さらに、城塞都市がローマ人たちによって占領されたという頻繁な知らせにさえも駆り立てられて、
*praemissis equitibus magno concursu<ref>concursu はα系写本の記述で、β系写本では cursu となっている。</ref> eo contenderunt.
**[[w:騎兵|騎兵]]たちを先遣して、(歩兵たちも)駆けに駆けて、そこ(=城塞都市)へ急いだ。
[[画像:Auvergne_Gaul_coin_CdM.jpg|thumb|right|300px|[[w:アルウェルニ族|アルウェルニー族]]の兵士が刻まれた貨幣([[w:ビブリオテーク・ナショナル|仏国立図書館]]貨幣部所蔵)]]
*② Eorum ut quisque primus venerat,
**彼らの(城塞都市に)到着した者から順々に
**:<span style="color:#009900;">(訳注:quisque primus「最初の者ごとに;順々に」)</span>
*sub muro consistebat suorumque pugnantium numerum augebat.
**城壁の下に陣取って、味方の戦う者たちの数を増した。
*③ Quorum cum magna multitudo convenisset,
**その者たちの大群集が集結したときに、
*matres familiae quae paulo ante Romanis de muro manus tendebant,
**少し前にはローマ人たちに城壁から手を差し出していた家庭の母親たちが
*suos obtestari
**味方に哀願して、
*et more Gallico passum capillum ostentare liberosque in conspectum proferre coeperunt.
**ガッリアの風習により、髪を広げて示し、子供たちを(男たちの)眼前に運び始めた。
*④ Erat Romanis nec loco nec numero aequa contentio;
**ローマ人たちにとっては、地の利でも(兵の)数でも、対等な闘いはなかった。
*simul et cursu et spatio pugnae defatigati
**と同時に、戦いの疾走や時間(の長さ)に疲弊させられていて、
*non facile recentes atque integros sustinebant.
**(ガッリア勢の)新来かつ無傷の者たちに、容易に持ちこたえられなかった。
===49節===
'''カエサルが劣勢の自軍に副官セクスティウスを増援する'''
*① Caesar cum iniquo loco pugnari hostiumque augeri copias videret,
**カエサルは(戦闘が自軍に)不利な場所で戦われていること、かつ敵方の軍勢が増やされていることを見たので、
*praemetuens suis
**配下の者たちを気遣って、
*ad T.(Titum) Sextium legatum, quem minoribus castris praesidio reliquerat, misit,
**小さい方の陣営に守備として残しておいた<ruby><rb>[[w:レガトゥス|総督副官]]</rb><rp>(</rp><rt>レガトゥス</rt><rp>)</rp></ruby>ティトゥス・セクスティウスのところへ(伝令を)遣わして、
**:<span style="color:#009900;">(訳注:セクスティウスについては、すでに副官として[[ガリア戦記 第6巻#1節|第6巻1節]]で言及されている。)</span>
*ut cohortes ex castris celeriter educeret
**陣営から(いくつかの)<ruby><rb>[[w:コホルス|歩兵大隊]]</rb><rp>(</rp><rt>コホルス</rt><rp>)</rp></ruby>を速やかに進発させるように、
*et sub infimo colle ab dextro latere hostium constitueret,
**かつ丘陵のふもとの下方で、敵方の右の側面に布陣するように、と。
*② ut, si nostros loco depulsos vidisset, quominus libere hostes insequerentur terreret.
**もし我が方が(戦闘の)場所から追いやられたのを見たら、敵方が自由に追撃することにならぬよう脅かすためである。
*③ Ipse paulum ex eo loco cum legione progressus, ubi constiterat,
**(カエサル)自身は、停止していた場所から、軍団とともに少し前進して、
**:<span style="color:#009900;">([[#47節|47節]]①項で既述のように、カエサルとともに停止していたのは[[w:第10軍団エクェストリス|第10軍団]]である。)</span>
*eventum pugnae exspectabat.
**戦いの決着を待っていた。
===50節===
'''激戦の末、敗勢に陥るローマ軍'''
*① Cum acerrime comminus pugnaretur, hostes loco et numero, nostri virtute confiderent,
**(両軍により)激烈に格闘して戦われていて、敵方は地の利と(兵の)数を、我が方(ローマ軍)が武勇を頼りとしていたときに、
*subito sunt Haedui visi ab latere nostris aperto,
**突如として、我が方にとって開けた側面(=右側)から、[[w:ハエドゥイ族|ハエドゥイー族]]の者たち(の姿)が見られた。
**:<span style="color:#009900;">(訳注:「開けた側面から」ab latere aperto とは、兵士の[[w:スクトゥム|長盾]]で覆われていない右側を指す。)</span>
*quos Caesar ab dextra parte alio ascensu manus distinendae causa miserat.
**カエサルがその者たちを右の方面から別の登り道により(敵の)部隊を分散しておくために派遣していたのだ。
**:<span style="color:#009900;">(訳注:この事は、[[#45節|45節]]⑩項で述べられている。)</span>
*② Hi similitudine armorum vehementer nostros perterruerunt,
**彼らの武具が(ガッリア勢のものと)似ていることが、我が方(の兵士たち)を極度に怖れさせた。
*ac tametsi dextris humeris<ref>humeris が写本(ω)の記述であるが、umeris とするのも一般的となっている。</ref> exsertis animadvertebantur, quod insigne pactum<ref>pactum はHellerによる修正提案で、写本(ω)では pacatum となっており、研究者たちにより他の修正も提案されている。</ref> esse consuerat,
**(ハエドゥイー勢は)右の肩を脱いでいるのが視認され、その印は(味方として)定められているのが常であったが、
*tamen id ipsum sui fallendi causa milites ab hostibus factum existimabant.
**けれども(ローマ人の)兵士たちは、それ自体が自分たちを欺くために、敵方によりなされたと考えたのだ。
[[画像:Dorf_La_Roche_Blanche.JPG|thumb|right|300px|ゲルゴウィア([[w:la:Gergovia|Gergovia]])すなわち現在のジェルゴヴィ高地([[w:fr:Plateau_de_Gergovie|Plateau de Gergovie]])の遠景(南方のル・クレスト [[w:fr:Le_Crest|Le Crest]] から撮影)。画像中央がローマ軍が小さい方の陣営を設置していたと推定されているラ・ロシュ=ブランシュ([[w:fr:La_Roche-Blanche_(Puy-de-Dôme)|La Roche Blanche]])の丘陵で、山頂からこの丘陵の辺りが激戦地だったと思われる。現在は山麓にかけて住宅地が広がっている。]]
*③ Eodem tempore L.(Lucius) Fabius centurio quique una murum ascenderant,
**同じ時に、<ruby><rb>[[w:ケントゥリオ|百人隊長]]</rb><rp>(</rp><rt>ケントゥリオ</rt><rp>)</rp></ruby>ルキウス・ファビウスおよび一緒に城壁を登っていた者たちは、
**:<span style="color:#009900;">(訳注:ファビウスらについては、[[#47節|47節]]⑦項で述べられている。)</span>
*circumventi atque interfecti de<ref>de はβ系写本の記述で、α系写本にはない。</ref> muro praecipitabantur.
**(ガッリア勢に)取り囲まれ、殺害されて、城壁から突き落とされた。
*④ M.(Marcus) Petronius, eiusdem legionis centurio,
**同じ[[w:ローマ軍団|軍団]]の百人隊長マルクス・ペトロニウスは、
**:<span style="color:#009900;">(訳注:ファビウスと同じ軍団とは、[[#47節|47節]]⑦項で述べられているように[[w:第8軍団アウグスタ|第8軍団]]である。)</span>
*cum portas<ref>portas は写本(ω)の記述だが、portam と単数形にする修正も提案されている。</ref> excidere conatus esset,
**城門を突き破って出ることを試みていたときに、
*a multitudine oppressus ac sibi desperans multis iam vulneribus acceptis,
**(敵の)大勢によって圧倒されて、すでに多くの傷を受けて自分に絶望しており、
*manipularibus suis, qui illum secuti erant<ref>secuti erant はα系写本の記述で、β系写本では erant secuti となっている。</ref>,
**彼に付き従っていた同じ隊の配下の者たちに、
*"quoniam" inquit "me una vobiscum servare non possum,
**曰く「私と諸君を一緒に救うことはできないのだから、
*vestrae quidem certe vitae prospiciam, quos cupiditate gloriae adductus in periculum deduxi.
**せめて、栄誉の欲に引き寄せられて危険に引きずり込んでしまった諸君の生命にはきっと見通しを与えるであろう。
*⑤ Vos data facultate vobis consulite."
**諸君は(生き延びる)可能性が与えられているから、諸君(自身)を助けたまえ。」
*Simul in medios hostes inrupit duobusque interfectis reliquos a porta paulum submovit.
**と同時に、敵方の真ん中に押し入って、2名を殺害して、ほかの者たちを城門からいくらか退けた。
*⑥ Conantibus auxiliari suis
**(ペトロニウスは自分の)支援を試みる配下の者たちに、
*"frustra" inquit "meae vitae subvenire conamini, quem iam sanguis viresque deficiunt.
**曰く「もはや血も活力も尽き果てた私の生命を助けることを試みているのは無益だ。
*Proinde abite, dum est facultas, vosque ad legionem recipite."
**ゆえに(生き延びる)可能性がある間に立ち去れ。諸君は軍団のところへ退却せよ。」
*Ita pugnans post paulum<ref>paulum はα系・ρ系写本の記述で、π系写本では paululum となっており、paulo という修正提案もされている。</ref> concidit ac suis saluti fuit.
**こうして(ペトロニウスは)戦って少し後で斃れ、配下の者たちにとっては救いとなった。
===51節===
[[画像:Monument_gergovie_fr.jpg|thumb|right|290px|[[w:ゲルゴウィアの戦い|ゲルゴウィア戦勝]]記念碑。[[w:1903年|1903年]]に[[w:クレルモン=フェラン|クレルモン=フェラン市]]出身の建築家ジャン・テラール([[w:fr:Jean Teillard|Jean Teillard]])が、侵略者カエサルを撃退した郷土の英雄[[w:ウェルキンゲトリクス|ウェルキンゲトリークス]]に捧げるためにジェルゴヴィ高地([[w:fr:Plateau_de_Gergovie|Plateau de Gergovie]])に建立したものである。]]
[[画像:Plaque_Napoléon_III_Gergovie.jpg|thumb|right|300px|[[w:ゲルゴウィアの戦い|ゲルゴウィア]]の地に残る銘板。フランス語で「[[w:ナポレオン3世|ナポレオン3世]]は、1862年のゲルゴウィアの[[w:オッピドゥム|城塞都市]](跡)訪問の結果、メルドーニュ(Merdogne)の住民たちの要求に対して、1865年1月11日の政令によって、彼らの村にジェルゴヴィ([[w:fr:Gergovie|Gergovie]])の名を与えることを決定した。」<!-- «A la suite de sa visite sur l'oppidum de Gergovia en 1862, Napoléon III, à la demande des habitants de Merdogne, décida d'attribuer à leur village le nom de Gergovie, par décret du 11 janvier 1865.»-->]]
'''カエサルが一敗地に塗れる'''
*① Nostri cum undique premerentur,
**我が方(ローマ軍)は、至る所で圧倒されたので、
*XLVI(sex et quadraginta)<ref>XLVI はα系写本の記述で、β系写本では sex et XL となっている(どちらも46)。</ref> centurionibus amissis deiecti sunt loco.
**46名の<ruby><rb>[[w:ケントゥリオ|百人隊長]]</rb><rp>(</rp><rt>ケントゥリオ</rt><rp>)</rp></ruby> を失い、(激戦の)場所から追いやられた。
*Sed intolerantius Gallos insequentes
**けれども、容赦なく追撃して来るガッリア人たちを
*legio decima tardavit, quae pro subsidio paulo aequiore loco constiterat.
**予備部隊(もしくは要撃部隊)として、いくらか平らな所に陣取っていた[[w:第10軍団エクェストリス|第10軍団]]が妨げた。
**:<span style="color:#009900;">(訳注:[[#47節|47節]]①項で既述のように、第10軍団はカエサルとともに待機していた。)</span>
*② Hanc rursus XIII(tertiae decimae) legionis cohortes exceperunt,
**これ(=第10軍団)をさらに、第13軍団の諸<ruby><rb>[[w:コホルス|大隊]]</rb><rp>(</rp><rt>コホルス</rt><rp>)</rp></ruby>が支えた。
*quae ex castris minoribus eductae cum T.(Tito) Sextio legato ceperant locum<ref>ceperant locum はα系写本の記述で、β系写本では locum ceperant となっている。</ref> superiorem.
**それらは<ruby><rb>[[w:レガトゥス|総督副官]]</rb><rp>(</rp><rt>レガトゥス</rt><rp>)</rp></ruby>ティトゥス・セクスティウスとともに小さい方の陣営から進発してより高い所を占めていたのだ。
**:<span style="color:#009900;">(訳注:[[#49節|49節]]を参照。)</span>
*③ Legiones ubi primum planitiem attigerunt,
**諸[[w:ローマ軍団|軍団]]は、平野に達するや否や、
*infestis contra hostes signis constiterunt.
**敵方に抗して戦備を整えて陣取った。
*④ [[w:la:Vercingetorix|Vercingetorix]] ab radicibus collis suos intra munitiones reduxit.
**[[w:ウェルキンゲトリクス|ウェルキンゲトリークス]]は、配下の者たちを丘陵の麓から(ゲルゴウィアの)防備の内側に連れ戻した。
*Eo die milites sunt paulo minus [[wikt:la:Septingenti|septingenti]] desiderati.
**その日、(ローマ軍は)700名よりいくらか少ない兵士を失った。
<br>
:<span style="color:#009900;">(訳注:カエサルとウェルキンゲトリークスは、たびたび交えた騎兵戦ではカエサルが勝っているが、</span>
:<span style="color:#009900;">両軍の主力部隊である歩兵どうしが激突したこの戦闘は、地の利もあって、ウェルキンゲトリークスが完勝した。</span>
:<span style="color:#009900;">カエサルは第8軍団など古参の部隊を投入しながら、歴戦の百人隊長と兵士たちを多く失った。)</span>
===52節===
'''敗軍の将カエサルが兵士たちを責める'''
*① Postero die Caesar contione advocata
**翌日にカエサルは(兵士たちの)集会を召集して、
*temeritatem cupiditatemque militum<ref>cupiditatemque militum はα系写本の記述で、β系写本では militum cupiditatemque となっている。</ref> reprehendit,
**兵士たちの無思慮や功名心をとがめた。
*quod sibi ipsi iudicavissent, quo procedendum aut quid agendum videretur,
**というのは、どこへ進み出るべきか、あるいは何がなされるべきと思われるのか、自分たちに対し自分たちで判断してしまったからだ。
*neque signo recipiendi dato constitissent
**退却することの合図を与えられても留まりもせず、
*neque ab<ref>ab はα系写本の記述で、β系写本では a となっている。</ref> tribunis militum legatisque retineri potuissent.
**<ruby><rb>[[w:トリブヌス・ミリトゥム|兵士長官]]</rb><rp>(</rp><rt>トリブヌス・ミリトゥム</rt><rp>)</rp></ruby>や<ruby><rb>[[w:レガトゥス|総督副官]]たち</rb><rp>(</rp><rt>レガトゥス</rt><rp>)</rp></ruby>により制止されることもできなかったからだ。
*② Exposuit quid iniquitas loci posset, quod<ref>quod は写本(ω)では quid となっているが、近世以降の校訂者たちは quod と修正提案している。</ref> ipse ad [[w:la:Avaricum Biturigum|Avaricum]] sensisset,
**地の利のなさがどれほど影響するのか、(カエサル)自身がアウァーリクムで判断したことを説明した。
*cum sine duce et sine equitatu deprehensis hostibus
**将帥もなく騎兵隊もない敵たちを探し当てたときに、
**:<span style="color:#009900;">(訳注:[[#18節|18節]]~[[#19節|19節]]を参照。そのときガッリア勢は、ウェルキンゲトリークスが騎兵隊を連れて出て不在であった。)</span>
*exploratam victoriam dimisisset,
**確実であった勝利を諦めたのだ。
*ne parvum modo detrimentum in contentione propter iniquitatem loci accideret.
**地の利のなさのために、闘いにおいてほんのわずかな損害も生じないように(勝利を諦めたのだ)。
*③ Quanto opere<ref>Quanto opere はα系写本の記述で、β系写本では Quantopere となっている。</ref> eorum animi magnitudinem admiraretur,
**彼ら(兵士たち)の大胆さに(カエサルが)驚嘆すればするほど、
**:<span style="color:#009900;">(訳注:quanto opere ~ tanto opere …/quantopere ~ tantopere …「~すればするほど、ますます…」)</span>
*quos non castrorum munitiones, non altitudo montis, non murus oppidi tardare potuisset,
**彼らのことを(ガッリア勢の)陣営の防備も、山の高さも、[[w:オッピドゥム|城塞都市]]の城壁も妨げることができなかったのではあるが、
*tanto opere<ref>tanto opere はα系・T・ρ系写本の記述で、V写本では tantopere となっている。</ref> licentiam arrogantiamque reprehendere,
**それだけにますます(兵士たちの)勝手気ままさや高慢さを(カエサルは)非難する(と言った)。
*quod plus se quam imperatorem de victoria atque exitu rerum sentire existimarent;
**というのは、自分たちが将軍(カエサル)よりも勝利と事の結末についてよく判断していると考えていたからだ。
*④ nec<ref>nec はα系写本の記述で、β系写本では non となっている。</ref> minus se ab<ref>ab はα系写本の記述で、β系写本では in となっている。</ref> milite modestiam et continentiam quam virtutem atque animi magnitudinem desiderare.
**自分(カエサル)は兵士たちに、武勇や大胆さよりも、慎重さや自制心を望んでいるのだ。
*:<span style="color:#009900;">(訳注:カエサルは兵士たちを上のように責めたが、兵士たちを統制できなかった責任は最高司令官にある。)</span>
===53節===
'''カエサルとローマ軍がゲルゴウィアから撤退'''
*① Hac habita contione et ad extremam orationem confirmatis militibus,
**(カエサルは)このような熱弁を振るって、演説の最後に、兵士たちを元気付けた。
*ne ob hanc causam animo permoverentur
**このような理由のために心をかき乱されないように、
*neu, quod iniquitas loci attulisset, id virtuti hostium tribuerent,
**かつ、地の利のなさが引き起こしたことを、敵方の武勇に転嫁しないように、と。
*eadem de profectione cogitans, quae ante senserat,
**(ゲルゴウィアからの)出発については、以前から判断していたのと同じことを考えていて、
**:<span style="color:#009900;">(訳注:[[#43節|43節]]⑤項を参照。ゲルゴウィアからの撤退が敗走同然に見られないようにと、考えていたのであろう。)</span>
*legiones ex castris eduxit aciemque idoneo loco constituit.
**諸[[w:ローマ軍団|軍団]]を陣営から進発させて、適切な場所に戦列を整えた。
*② Cum [[w:la:Vercingetorix|Vercingetorix]] nihilo minus < intra munitiones remaneret neque > in aequum locum descenderet,
**[[w:ウェルキンゲトリクス|ウェルキンゲトリークス]]が、防備の内側に留まったばかりか、平らな場所に降りてこなかったので、
**:<span style="color:#009900;">(訳注:< intra munitiones remaneret neque > は、写本になく、近代に挿入提案された修正案の一つ。)</span>
*levi facto equestri proelio, atque secundo, in castra exercitum reduxit.
**軽微な騎兵戦を行なって、順調のうちに軍隊を陣営に連れ戻した。
*③ Cum hoc idem postero die fecisset,
**翌日もこれと同じことを行なって、
*satis ad Gallicam ostentationem minuendam militumque animos confirmandos factum existimans
**ガッリア人の誇示を弱めること、および(ローマ人)兵士の心を強固にすることが十分になされたと考えたので、
*in [[w:la:Haedui|Haeduos]] movit castra.
**[[w:ハエドゥイ族|ハエドゥイー族]]のところに陣営を移(すために出発)した。
*④ Ne tum quidem insecutis hostibus
**そのとき、敵方は決して追撃して来なかったので、
**:<span style="color:#009900;font-family:Times New Roman;">(訳注:[[wikt:en:ne quidem|ne ~ quidem]]「~でさえ…ない」)</span>
*tertio die ad flumen [[w:la:Elaver|Elaver]] pontes<ref>pontes はα系写本の記述で、β系写本では pontem となっている。</ref> reficit<ref>reficit はχ系・B・M・L・N写本の記述で、S写本では refecit となっている。</ref> eoque exercitum<ref>eoque exercitum はα系写本の記述で、β系写本では exercitumque となっている。</ref> traducit<ref>traducit はα系写本の記述で、β系写本では traduxit となっている。</ref>.
**3日目にはエラウェル川(=現在の[[w:アリエ川|アリエ川]])のところで橋を再建して、そこで軍隊を渡らせた。
===54節===
'''ハエドゥイー族のエポレドリクスとウィリドマルスらがカエサルのもとから立ち去る'''
*① Ibi a Viridomaro atque [[w:la:Eporedorix|Eporedorige]] [[w:la:Haedui|Haeduis]] appellatus discit
**そこで(カエサルが)[[w:ハエドゥイ族|ハエドゥイー族]]の[[w:ウィリドマルス|ウィリドマルス]]と[[w:エポレドリクス|エポレドリクス]]から話しかけられて知ったことには、
**:<span style="color:#009900;">(訳注:[[#39節|39節]]~[[#40節|40節]]を参照。ウィリドマルスとエポレドリクスはカエサルの軍勢に従軍していたと思われる。)</span>
*cum omni equitatu Litaviccum ad sollicitandos Haeduos profectum;
**[[w:リタウィックス|リタウィックス]]がすべての騎兵隊とともに、ハエドゥイー族の者たちをそそのかすために出発したという。
**:<span style="color:#009900;">(訳注:[[#40節|40節]]を参照。リタウィックスは謀計が破れたので、ゲルゴウィアに逃れていた。)</span>
*opus esse ipsos antecedere ad confirmandam civitatem.
**部族の支持を固めるために、(彼ら)自身が(リタウィックスより)先行することが必須であるというのだ。
*② Etsi multis iam rebus perfidiam Haeduorum<ref>perfidiam Haeduorum はα系写本の記述で、β系写本では Haeduorum perfidiam となっている。</ref> Caesar<ref>Caesar はβ系写本の記述で、α系写本にはない。</ref> perspectam habebat
**カエサルは、すでに多くの事により、ハエドゥイー族の背信行為を目にして来ており、
**:<span style="color:#009900;">(訳注:Etsi ~, tamen …「~としても、しかしながら…」)</span>
*atque horum discessu admaturari defectionem civitatis existimabat,
**この者たちが(カエサルのもとから)立ち去ることで、(ハエドゥイー)部族の背反が一層促進されると考えていたのだが、
*tamen eos retinendos non censuit<ref>censuit はπ系写本の記述で、α系・ρ系写本では constituit となっている。</ref>,
**しかしながら、彼ら(2人)を束縛するべきではないと考慮した。
*ne aut inferre iniuriam videretur aut dare<ref>dare はα系写本の記述で、β系写本では daret となっている。</ref> timoris aliquam<ref>timoris aliquam はα系写本の記述で、β系写本では aliquam timoris となっている。</ref> suspicionem.
**(カエサルが)無法行為を起こすと思われないように、あるいは(彼らを)怖れているという何らかの疑念を与えないように。
*③ Discedentibus his breviter sua in Haeduos merita exposuit,
**(カエサルは)立ち去る彼らに、ハエドゥイー族における自分の功績を手短に説明した。
*quos et quam humiles accepisset, compulsos in oppida, multatos agris,
**彼らが、どれほど無力であったのを引き受けたことか、[[w:オッピドゥム|城塞都市]]に押し込められ、耕地を台無しにされて、
**:<span style="color:#009900;">(訳注:et ~, et …「~でもあり、…でもある。」)</span>
*omnibus ereptis sociis<ref>sociis「同盟者たち」 はβ系写本の記述で、α系写本では copiis「軍勢」となっている。</ref>, imposito stipendio, obsidibus summa cum contumelia extortis,
**すべての同盟者たちを奪い取られ、貢物を課せられて、たいへんな侮辱とともに人質をもぎ取られていたことか。
*④ et quam in fortunam quamque in amplitudinem deduxisset,
**かつ、どれほどの境遇に、どれほどの高位に(カエサルが)引き上げもしたことか。
*ut non solum in pristinum statum redissent,
**その結果(ハエドゥイー族は)かつての地位に戻っただけでなく、
*sed omnium temporum dignitatem et gratiam antecessisse viderentur.
**(以前の)あらゆる時期の品格や信望をも越えていると思われる。
*His datis mandatis eos ab se dimisit.
**このような訓示を与えて、彼ら(2人)を自分のもとから送り出した。
===55節===
'''エポレドリクスとウィリドマルスらがローマの拠点ノウィオドゥーヌムで寝返る'''
[[画像:Nevers_-_Vue_depuis_la_rive_sud_de_la_Loire.jpg|thumb|center|700px|ノウィオドゥーヌム([[w:la:Nivernum|Noviodunum]])=現・[[w:ヌヴェール|ヌヴェール]]([[w:fr:Nevers|Nevers]])における、リゲル川([[w:la:Liger|Liger]])=現・[[w:ロワール川|ロワール川]]([[w:fr:Loire (fleuve)|Loire]])の岸辺の景観]]
*① [[w:la:Nivernum|Noviodunum]] erat oppidum [[w:la:Haedui|Haeduorum]] ad ripas [[w:la:Liger|Ligeris]] opportuno loco positum.
**ノウィオドゥーヌムは、[[w:ハエドゥイ族|ハエドゥイー族]]の[[w:オッピドゥム|城塞都市]]で、リゲル川(現[[w:ロワール川|ロワール川]])岸の好都合な所に位置していた。
**:<span style="color:#009900;">(訳注:『ガリア戦記』には同名の都市が計3か所載っているが、こちらは現在の[[w:ヌヴェール|ヌヴェール]] Nevers である。<br> 「[[ガリア戦記/ガリア語の名前#Nouio-dūnon|ガリア語の名前 #Nouio-dūnon]]」を参照せよ。)</span>
*② Huc Caesar omnes obsides Galliae, frumentum, pecuniam publicam,
**ここに、カエサルは、ガッリアのすべての人質たちや、糧食、公金、
*suorum atque exercitus impedimentorum magnam partem contulerat;
**および自分と軍隊の[[w:輜重|輜重]]の大部分を運び集めていた。
*③ huc magnum numerum equorum huius belli causa in [[w:la:Italia|Italia]] atque [[w:la:Hispania|Hispania]] coemptum miserat.
**ここに、この戦争のためにイタリアと[[w:ヒスパニア|ヒスパニア]]から買い集めた馬匹の多数を送っておいた。
*④ Eo cum [[w:la:Eporedorix|Eporedorix]] Viridomarusque venissent et de statu civitatis cognovissent,
**そこに、[[w:エポレドリクス|エポレドリクス]]と[[w:ウィリドマルス|ウィリドマルス]]がやって来て、(以下のような)部族の情勢について察知したときに、
[[画像:Bibracte333_crop.JPG|thumb|right|400px|[[w:ビブラクテ|ビブラクテ]]の[[w:オッピドゥム|城塞都市]]跡に整備された城壁の遺構]]
*Litaviccum [[w:la:Bibracte|Bibracti]] ab Haeduis receptum,
**(すなわち)リタウィックスが、ハエドゥイー族の者たちによって[[w:ビブラクテ|ビブラクテ]]に迎え入れられ、
*─ quod est oppidum apud eos maximae auctoritatis ─,
**それ(ビブラクテ)は彼ら(ハエドゥイー族)のもとで最大の影響力を持つ城塞都市であるが、
*Convictolitavem<ref>Convictolitavem はβ系・N写本の記述で、χ系・B・M・S・L写本では Convictolitabim となっている。</ref> magistratum magnamque partem senatus ad eum convenisse,
**統領コンウィクトリタウィスと評議会の大半の者たちが彼(リタウィックス)のもとへ参集し、
*legatos ad [[w:la:Vercingetorix|Vercingetorigem]] de pace et<ref>et は α系・U写本の記述で、π系・R写本では et de となっている。</ref> amicitia concilianda publice missos,
**[[w:ウェルキンゲトリクス|ウェルキンゲトリークス]]のところへ和平と友好を仲介するべく公けに使節たちが遣わされた(ことを知った)ので、
*non praetermittendum instans<ref>instans はβ系写本の記述で、α系写本にはない。</ref> tantum commodum existimaverunt.
**(エポレドリクスとウィリドマルスは)眼前にあるこれほどの好機を放置するべきではないと考えたのだ。
*⑤ Itaque interfectis Novioduni custodibus quique eo negotiandi aut itineris<ref>aut itineris はβ系写本の記述で、α系写本にはない。</ref> causa convenerant,
**こうして(2人は)ノウィオドゥーヌムの(ローマ側の)番兵たちや商用や旅行のために来訪していた者たちを殺害し、
*pecuniam atque equos inter se partiti sunt;
**金銭および馬匹を互いに分け合った。
*⑥ obsides civitatum Bibracte ad magistratum deducendos curaverunt;
**(ガッリアの)部族の人質たちをビブラクテの統領のところへ連れて行くように手配した。
*⑦ oppidum, quod a<ref>a はα系写本の記述で、β系写本では ab となっている。</ref> se teneri non posse iudicabant,
**(ノウィオドゥーヌムの)城塞都市は、自分たちによって固守することはできないと判断したので、
*ne cui esset usui Romanis, incenderunt;
**ローマ人たちの有益になることがないように、焼き打ちした。
*⑧ frumenti quod subito potuerunt navibus avexerunt,
**糧食のうち、急いで(運ぶことが)できるものを船団で運び去って、
*reliquum flumine atque incendio corruperunt.
**残りのものを川(に流すこと)により、および焼き打ちにより、役立たないようにした。
*⑨ Ipsi ex finitimis regionibus copias cogere,
**(彼ら)自身は、近隣の地方から軍勢を徴集して、
*praesidia custodiasque ad ripas Ligeris disponere
**リゲルの川岸のたもとへ守備隊や番兵を分配して、
*equitatumque omnibus locis iniciendi timoris causa ostentare coeperunt,
**(ローマ人に)恐怖(の感情)を起こさせるために、[[w:騎兵|騎兵隊]]に誇示をさせ始めた。
*si ab re frumentaria Romanos excludere
**もし、ローマ人たちが糧食調達することを阻止するなら、
*† aut adductos inopia in provincia<ref>in provincia は、α系写本では ex provincia「属州から」、β系写本では provincia となっているが、コンスタン Constans やクロッツ A.Klotz らにより in provincia「属州に」と修正提案されている。</ref> expellere<ref>expellere「駆逐する」 はα系写本の記述で、β系写本では excludere「阻止する、妨げる」 となっている。</ref> † possent.
**あるいは(糧食などの)欠乏により、属州に駆逐することができるなら、と。
**:<span style="color:#009900;">(訳注:† ~ † は、写本の文章が崩れて校訂者を迷わせていることを表す記号。修正提案されている。)</span>
*⑩ Quam ad spem multum eos adiuvabat,
**そのような希望へ、彼らを大いに励まし助けたのは、
*quod Liger ex nivibus creverat,
**リゲル川(の水位)が雪水により増したことで、
*ut omnino vado non posse transiri videretur.
**すべての浅瀬が渡らせられることができないと思われたのである。
===56節===
'''カエサルが属州へは戻らず、増水したリゲル川の渡河を敢行'''
*① Quibus rebus cognitis Caesar maturandum sibi censuit,
**それらの事態を知ると、カエサルは自らにとって(以下のことを)急ぐべきだと考慮した。
*si esset in perficiendis pontibus periclitandum,
**もし、橋を造り上げる最中に(敵勢と闘うという)危険を冒すのであれば、
*ut prius, quam essent maiores eo coactae copiae, dimicaret.
**そこに(敵方の)より多くの軍勢が集結するよりも早く闘うように(急ぐべきだと)。
*② Nam ut commutato consilio iter in provinciam converteret,
**なぜなら、作戦を変更して、属州([[w:ガリア・ナルボネンシス|ガッリア・トラーンサルピーナ]])に進路を方向転換するようにと、
*ne metu quidem<ref>ne metu quidem はα系写本の記述で、β系写本では nemo tunc quidem 、そのほか近代の校訂者によって修正提案が行なわれている。</ref> necessario faciendum<ref>faciendum はβ系写本の記述で、α系写本では faciundum となっている。</ref> existimabat;
**(ガッリア勢への)怖れによって行なうことは決して必要ではない、と考えたのだ。
**:<span style="color:#009900;font-family:Times New Roman;">(訳注:[[wikt:en:ne quidem|ne ~ quidem]]「~でさえ…ない」)</span>
*cum infamia atque indignitas rei
**(属州に撤退するという)事の不名誉や恥辱が、
**:<span style="color:#009900;">(訳注:cum ~ tum …「~であるのと同様に特に…である」)</span>
*et oppositus mons Cevenna<ref>Cevenna はχ系・U写本の記述で、π系・R写本の記述では Cebenna、φ系写本では Cevennae となっている。</ref> viarumque difficultas impediebat,
**およびケウェンナ山地が相対して道の(通行の)困難なことが、(属州への撤退を)妨げていたし、
**:<span style="color:#009900;">(訳注:ケウェンナ山地 mons Cevenna は現在のセヴェンヌ山地。[[#8節|8節]]を参照。)</span>
*tum maxime quod abiuncto [[w:la:Titus_Labienus|Labieno]] atque iis legionibus, quas una miserat, vehementer timebat.
**同様に、とりわけ[[w:ティトゥス・ラビエヌス|ラビエーヌス]]と一緒に派遣していた諸[[w:ローマ軍団|軍団]]から遠ざけられて、非常に心配してもいたのだ。
*③ Itaque admodum magnis diurnis nocturnisque itineribus confectis
**こうして、昼間も夜間も非常な強行軍を成し遂げて、
*contra omnium opinionem ad [[w:la:Liger|Ligerem]]<ref>Ligerem はα系写本の記述で、β系写本では Ligerim となっている。</ref> venit
**皆の予想に反して、リゲル川(=現[[w:ロワール川|ロワール川]])の辺りにやって来た。
*④ vadoque per equites invento pro rei necessitate opportuno,
**事態の緊急性に見合う好都合な浅瀬を、[[w:騎兵|騎兵]]たちを通じて見出して、
*ut brachia modo atque humeri<ref>humeri はA・φ系・ρ系写本の記述で、Q写本では umeri となっている。</ref> ad sustinenda arma liberi ab aqua esse possent,
**やっと腕と肩を、武器を差し上げるために、水から自由になることができた。
*disposito equitatu, qui vim fluminis refringeret,
**川の流れの圧力を妨げるべく、騎兵隊を分けて置いて、
*atque hostibus primo aspectu perturbatis,
**敵方は(ローマ勢を)初めに一見するや狼狽していたので、
*⑤ incolumem exercitum traduxit
**(カエサルは)軍隊を無傷のまま渡河させた。
*frumentumque in agris et pecoris copiam nactus
**耕地の穀物、および大量の家畜を獲得して、
*repleto his rebus exercitu
**これらの物を軍隊に補充して、
*iter in Senones facere instituit.
**セノネース族のところに行軍することを決めた。
**:<span style="color:#009900;">(訳注:セノネース族の方面には、副官ラビエーヌスと4個軍団を派遣していた。)</span>
==ラビエーヌスのルテティア遠征==
===57節===
'''副官ラビエーヌスがルテティア制圧に向かう'''
*① Dum haec apud Caesarem geruntur,
**これらがカエサルのもとで遂行されている間に、
*[[w:la:Titus Labienus|Labienus]] eo supplemento, quod nuper ex Italia venerat,
**[[w:ティトゥス・ラビエヌス|ラビエーヌス]]は、最近イタリアから来ていた補充兵(予備兵)を
**:<span style="color:#009900;">(訳注:[[#34節|34節]]で既述のようにラビエーヌスはカエサルから4個軍団とともにガッリア北部の制圧を委ねられていた。</span>
**:<span style="color:#009900;">また、[[#1節|1節]]で既述のようにカエサルはイタリア(属州[[w:ガリア・キサルピナ|ガッリア・キサルピーナ]])で部隊を徴兵していた。)</span>
*relicto [[w:la:Agedincum|Agedinci]], ut esset impedimentis praesidio,
**アゲディンクムに、[[w:輜重|輜重]]にとっての守備隊となるように、残留させて、
**:<span style="color:#009900;">(訳注:[[#10節|10節]]で既述のように、カエサルはアゲディンクム(現在の[[w:サンス|サンス]])に全軍の輜重を残していた。)</span>
*cum quattuor legionibus Luteciam<ref>Luteciam はα系写本の記述で、π系写本では Luceciam 、ρ系写本では Lucetiam となっている。[[ガリア戦記 第6巻#3節|第6巻3節]]では Lutetia(m) とも綴られている。</ref> proficiscitur.
**4個軍団とともに[[w:ルテティア|ルテティア]]に出発した。
**:<span style="color:#009900;">(訳注:ルテティア Lutetia は写本ではルテキア Lutetia とも綴られる。[[ガリア戦記 第6巻#3節|第6巻3節]]を参照。)</span>
*Id est oppidum Parisiorum, quod positum est<ref>quod positum est はα系写本の記述で、β系写本では単に positum となっている。</ref> in insula fluminis [[w:la:Sequana|Sequanae]].
**それ(ルテティア)は[[w:パリシイ族|パリスィイ族]]の<ruby><rb>[[w:オッピドゥム|城塞都市]]</rb><rp>(</rp><rt>オッピドゥム</rt><rp>)</rp></ruby>で、セクアナ川(=現[[w:セーヌ川|セーヌ川]])の中洲に位置している。
*② Cuius adventu ab hostibus cognito
**彼(ラビエーヌス)の到来が敵方により知られると、
*magnae ex finitimis civitatibus copiae convenerunt.
**近隣の諸部族から大軍勢が集結していた。
*③ Summa imperii traditur Camulogeno Aulerco,
**(北部ガッリア勢の)最高司令権は、[[w:アウレルキ族|アウレルキ族]]の[[w:カムロゲヌス|カムロゲヌス]]に託された。
*qui prope confectus aetate
**その者はかなり年老いていたが、
*tamen propter singularem scientiam rei militaris ad eum est honorem evocatus.
**けれども、彼の卓越した軍事の知識のために、顕職に召集されたのだ。
*④ Is cum animadvertisset perpetuam esse paludem,
**彼(カムロゲヌス)は、沼地が絶え間なくあることに気付いていたので、
*quae influeret in Sequanam atque illum omnem locum magnopere impediret,
**それはセクアナ(川)に流れ込み、かの一帯すべてを大いに近付きにくくしていたので、
*hic consedit nostrosque transitu prohibere instituit.
**ここに陣取って、我が方(ローマ勢)が渡河するのを妨げることに決めた。
===58節===
'''ラビエーヌスがメトロセドゥムを陥落させ、ルテティアのガッリア勢と対峙'''
*① [[w:la:Titus Labienus|Labienus]] primo vineas agere, cratibus atque aggere paludem explere
**[[w:ティトゥス・ラビエヌス|ラビエーヌス]]は初めに、<ruby><rb>[[w:ウィネア|工作小屋]]</rb><rp>(</rp><rt>ウィネア</rt><rp>)</rp></ruby>を駆ること、柴や土砂で沼地を埋め立てること、
*atque iter munire conabatur.
**および道を築くこと、を試みた。
*② Postquam id difficilius confieri<ref>confieri はχ系・β系写本の記述で、Q写本では confici となっている。</ref> animadvertit,
**それが成し遂げられることが困難だと気付いた後で、
*silentio e castris tertia vigilia egressus
**(敵に知られないように)静けさのうちに第三夜警時に陣営から進発して、
*eodem, quo venerat, itinere Metlosedum<ref>Metlosedum はコンスタン L.-A. Constans による修正で、π系・U写本では Metiosedum 、α系・ρ系写本では Mellodunum などとなっており、写本により表記がさまざまである。</ref> pervenit.
**やって来たのと同じ道程により、メトロセドゥムに到達した。
**:<span style="color:#009900;">(訳注:メトロセドゥム Metlosedum は、写本によりメティオセドゥム Metiosedum とも綴られ、</span>
**:<span style="color:#009900;">後にはメロドゥーヌム [[w:la:Melodunum|Melodunum]] として知られる。現在の[[w:ムラン|ムラン]] [[w:fr:Melun|Melun]] である。)</span>
*③ Id est oppidum [[w:la:Senones|Senonum]] in insula [[w:la:Sequana|Sequanae]] positum, ut paulo ante de [[w:la:Lutetia|Lutecia]] diximus.
**それはセノネース族の城塞都市で、少し前に[[w:ルテティア|ルテティア]]について述べたように、セクアナ川の[[w:中州|中州]]に位置している。
**:<span style="color:#009900;">(訳注:ルテティアすなわち現在の[[w:パリ|パリ]]の中心部に[[w:シテ島|シテ島]]や[[w:サン=ルイ島|サン=ルイ島]]という[[w:セーヌ川|セーヌ川]]の中州があるように、</span>
**:<span style="color:#009900;">現在のムランの中心部にもサン=テティエンヌ島 [[w:fr:Île Saint-Étienne|Île Saint-Étienne]] というセーヌ川の中州がある。)</span>
*④ Deprensis<ref>deprensis という語形はα系写本の記述で、β系写本では deprehensis となっている。</ref> navibus circiter quinquaginta celeriterque coniunctis
**約50隻の船を探し出して、速やかに結び合わせて(舟橋として)、
*atque eo militibus iniectis
**そこに兵士たちを投入して、
*et rei novitate perterritis oppidanis,
**事の新奇さに<ruby><rb>[[w:オッピドゥム|城塞都市]]</rb><rp>(</rp><rt>オッピドゥム</rt><rp>)</rp></ruby>の者たちは脅えて、
*quorum magna pars erat ad bellum evocata,
**彼ら(住民)の大部分は戦争へ徴集されていた(ため不在であった)ので、
*sine contentione oppido potitur.
**(ラビエーヌスは)闘うことなしに(中州にあるメトロセドゥムの)城塞都市を掌握した。
*⑤ Refecto ponte, quem superioribus diebus hostes resciderant, exercitum traducit
**それ以前の日々に敵方が破却していた橋を再建して、軍隊を(中州から対岸へ)渡らせて、
*et secundo flumine ad Luteciam iter facere coepit.
**川に沿ってルテティアの方へ行軍を始めた。
*⑥ Hostes re cognita ab iis, qui Metlosedo<ref>Metlosedo はコンスタン L.-A. Constans による修正で、β系・S写本では Metiosedo 、χ系写本では Melloduno 、B・M・L・N写本では Ametlodone(あるいは Ametclodone)などとなっている。</ref> fugerant,
**敵方は、メトロセドゥムから逃げて来た者たちから事態を知って、
*Luteciam incendi pontesque eius oppidi rescindi iubent;
**ルテティアを焼打ちすること、その城塞都市の橋を破却すること、を命じた。
*ipsi profecti a palude ad ripas<ref>ad ripas はχ系・B・M・L・N写本の記述で、S・Vおよびρ系写本では in ripas 、T写本では in ripa となっている。</ref> Sequanae
**彼ら自身は、沼地からセクアナの川岸へ出発して、
*e regione Luteciae contra Labieni castra considunt.
**ルテティア(の対岸)に向かってラビエーヌスの陣営に対抗して陣取った。
===59節===
'''ガッリア諸部族が迫り、ラビエーヌスが作戦変更を決断'''
*① Iam Caesar a [[w:la:Gergovia|Gergovia]] discessisse audiebatur,
**すでに、カエサルが[[w:ゲルゴウィア|ゲルゴウィア]]から撤退したことが聞かれていたし、
*iam de [[w:la:Haedui|Haeduorum]] defectione et secundo Galliae motu rumores adferebantur,
**もはや、[[w:ハエドゥイ族|ハエドゥイー族]]の背反や、ガッリアの動乱の順調さについての噂がもたらされていた。
*Gallique in conloquiis
**(当地の)ガッリア人たちは会話の中で、
*interclusum itinere et [[w:la:Liger|Ligeri]] Caesarem inopia frumenti coactum in provinciam contendisse confirmabant.
**カエサルが行軍やリゲル(渡河)を遮られて、糧食の欠乏により属州([[w:ガリア・ナルボネンシス|ガッリア・トラーンサルピーナ]])に急ぐことを強いられた、と確言した。
*② Bellovaci autem defectione Haeduorum cognita,
**一方で、ベッロウァキ族もハエドゥイー族の背反を知って、
**:<span style="color:#009900;">(訳注:ベッロウァキ族は、ハエドゥイー族の仲介によりカエサルに降伏していた。[[ガリア戦記 第2巻#14節|第2巻14節]]~15節を参照。)</span>
*qui iam<ref>qui iam は古典学者 ニコラエス・ハインシウス1世 [[w:en:Nikolaes_Heinsius_the_Elder|Nikolaes Heinsius the Elder]] による修正提案で、χ系・S・β系写本では qui 、B・M・L・N写本では quia となっている。</ref> ante erant per se infideles,
**彼ら自身もすでに以前から(カエサルやローマ人に)忠誠的でなかったが、
*manus cogere atque aperte bellum parare coeperunt.
**手勢を徴集して、公けに戦争を準備することを始めた。
*③ Tum [[w:la:Titus Labienus|Labienus]] tanta rerum commutatione
**そこで、[[w:ティトゥス・ラビエヌス|ラビエーヌス]]はこれほどの事態の変動により、
*longe aliud sibi capiendum consilium, atque antea senserat, intellegebat,
**自分にとって、以前に判断していたのとはまったく別の作戦が立てられるべきだ、と考えた。
**:<span style="color:#009900;">(訳注:aliud ~ atque …「…とは別の~」)</span>
*④ neque iam, ut aliquid adquireret proelioque hostes lacesseret,
**もはや、何らかのものを獲得したり、敵方に戦闘を挑むようにではなく、
**:<span style="color:#009900;">(訳注:neque ut ~, sed ut …「~ようにではなく、…ように」)</span>
*sed ut incolumem exercitum Agedincum reduceret, cogitabat.
**軍隊を無傷のままでアゲディンクム(=現[[w:サンス|サンス]])に連れ戻すように、と考えた。
**:<span style="color:#009900;">(訳注:アゲディンクムには輜重と守備隊が残されていた。[[#10節|10節]]・[[#57節|57節]]を参照。)</span>
*⑤ Namque altera ex parte Bellovaci,
**実際、一方の側からはベッロウァキ族が、
*quae civitas in Gallia maximam habet opinionem virtutis, instabant,
**ガッリアにおいて武勇に最大の評判を持つその部族が、迫りつつあった。
*alteram Camulogenus parato atque instructo exercitu tenebat:
**他方からは、カムロゲヌスが軍隊を準備し、整列させて、進んでいた。
*tum legiones a praesidio atque impedimentis interclusas
**そのとき、(ラビエーヌス麾下の)諸軍団は(アゲディンクムにいる)守備隊や輜重から遮られて、
*maximum flumen distinebat.
**とても大きな(セクアナ)川が阻んでいた。
*⑥ Tantis subito difficultatibus obiectis
**突然に、これほどの困難が投げ出されたので、
*ab animi virtute auxilium petendum videbat.
**武勇の心構えに救いを求めるべきだと(ラビエーヌスは)思った。
===60節===
'''ラビエーヌスが陽動戦術に努める'''
*① Itaque<ref>Itaque はS・β系写本の記述で、α系写本にはない。</ref> sub vesperum consilio convocato
**こうして([[w:ティトゥス・ラビエヌス|ラビエーヌス]]は)夕方に会議を召集して、
*cohortatus, ut ea, quae imperasset, diligenter industrieque administrarent,
**(彼が)命令したことを入念かつ勤勉に従事するように鼓舞した。
*naves, quas [[w:la:Melodunum|Metlosedo]]<ref>Metlosedo はコンスタン L.-A. Constans による修正で、χ系・S・β系写本では Metiosedo 、B・M写本では ameclodone 、L・N写本では a mellodone 、<i>etc</i>. となっている。</ref> deduxerat, singulas equitibus Romanis attribuit,
**[[w:ムラン|メトロセドゥム]]から引いて来ていた船団を、ローマ人騎士たち1人ずつに配分して、
*et prima confecta vigilia IIII(quattuor) milia passuum secundo flumine silentio progredi
**第一夜警時が終わる頃に、4ローママイル(6km弱)下流に静けさのうちに進発すること、
*ibique se exspectari<ref>exspectari はα系・T・ρ系写本の記述で、S・V写本では exspectare などとなっている。</ref> iubet.
**かつ、そこで自分(ラビエーヌス)を待つことを命じた。
*② Quinque cohortes, quas minime firmas ad dimicandum esse existimabat,
**(白兵戦を)闘うためにはあまり強くないと(ラビエーヌスが)考えていた5個<ruby><rb>[[w:コホルス|歩兵大隊]]</rb><rp>(</rp><rt>コホルス</rt><rp>)</rp></ruby>
*castris praesidio relinquit;
**陣営にとっての守備隊として残留させた。
*quinque eiusdem legionis reliquas
**同じ軍団の残りの5個(歩兵大隊)を
*de media nocte cum omnibus impedimentis adverso flumine magno tumultu proficisci imperat.
**真夜中から、すべての[[w:輜重|輜重]]とともに、上流の方に大きな喧騒でもって出発することを命令した。
*④ Conquirit etiam lintres;
**小舟さえも探し集めて、
*has magno sonitu remorum incitatas in eandem partem mittit.
**これらを大きな音とともに[[w:櫂|櫂]]を駆って、同じ方面に派遣した。
*Ipse post paulo silentio egressus cum tribus legionibus
**(ラビエーヌス)自身は、少し後で静けさのうちに3個[[w:ローマ軍団|軍団]]とともに進発して、
*eum locum petit, quo naves appelli iusserat.
**船団が停められることを命じていた地点へ行った。
===61節===
'''ラビエーヌスの陽動により、敵将カムロゲヌスが兵力を分散'''
*① Eo cum esset ventum,
**(ラビエーヌスの軍勢が)そこにやって来たときに、
*exploratores hostium, ut omni fluminis parte erant dispositi,
**敵方の偵察者たちが(セクアナ)川の至る所に分けて置かれていたが、
*inopinantes, quod magna subito erat coorta tempestas,
**突然に大きな嵐が生じたので(ローマ勢の襲撃を)予期していなかった者たちは、
*ab<ref>ab はχ系・B・M・L・N写本の記述で、S・β系写本では a となっている。</ref> nostris opprimuntur;
**我が方(ローマ勢)によって不意を襲われたのだ。
*② exercitus equitatusque equitibus Romanis administrantibus, quos ei negotio praefecerat,
**歩兵隊と騎兵隊が、(ラビエーヌスが)任務を指揮させていたローマ人騎士たちの指導により、
*celeriter transmittitur.
**速やかに(セクアナ川を)渡らせられた。
*③ Uno fere tempore sub lucem hostibus nuntiatur
**夜明け前のほぼ一時に(以下のことが)敵方に報知された。
*in castris Romanorum praeter consuetudinem tumultuari
**ローマ人の陣営において、通例に反して、騒がれていること、
*et magnum ire agmen adverso flumine
**大きな隊列が上流の方へ行軍していること、
*sonitumque remorum in eadem parte exaudiri
**(船を漕ぐ)櫂の音が同じ方面で聞き取られたこと、
*et paulo infra milites navibus transportari.
**少し下流で兵士たちが船で(セクアナ川を)渡されたこと、である。
*④ Quibus rebus auditis,
**それらの事態が聞かれて、
*quod existimabant tribus locis transire legiones atque omnes perturbatos defectione [[w:la:Haedui|Haeduorum]] fugam parare,
**(ローマ勢の)諸軍団が3か所で渡河したこと、[[w:ハエドゥイ族|ハエドゥイー族]]の背反により総勢が取り乱して逃亡を準備していること、を考えたので、
*suas quoque copias in tres partes distribuerunt.
**自分たちの軍勢をも3方面に分配した。
*⑤ Nam praesidio e regione castrorum relicto
**すなわち(一隊がローマ勢の)陣営の真向かいに守備隊として残され、
*et parva manu Metlosedum<ref>Metlosedum はQ写本の記述で、χ系・β系写本では Metiosedum 、などとなっている。</ref> versus missa,
**(別の)わずかな手勢が[[w:ムラン|メトロセドゥム]]の方面へ派遣され、
*quae tantum progrediatur<ref>progrediatur はα系写本の記述で、Q・S・β系写本では progrederetur となっている。</ref>, quantum naves processissent,
**(ローマ勢の)船団が進み出るだけ、(ガッリア兵も)前進するようにした。
*reliquas copias contra Labienum duxerunt.
**残りを軍勢をラビエーヌスに対して(カムロゲヌス自身が)率いて行った。
===62節===
'''ラビエーヌスがカムロゲヌス麾下のガッリア勢を各個撃破して、カエサルと合流'''
*① Prima luce et nostri omnes erant transportati
**夜明けに、我が方(ローマ勢)は総勢が(セクアナ川の左岸に)渡されていたし、
*et hostium acies cernebatur.
**敵方の戦列も見分けられた。
*② [[w:la:Titus Labienus|Labienus]] milites cohortatus,
**[[w:ティトゥス・ラビエヌス|ラビエーヌス]]は兵士たちを(以下のように)鼓舞した。
*ut suae pristinae virtutis et tot<ref>tot はS・β系写本の記述で、α系写本にはない。</ref> secundissimorum proeliorum retinerent memoriam<ref>retinerent memoriam はχ系・B・M・L・N写本の記述で、S・β系写本では memoriam retinerent となっている。</ref>
**自分たちのかつての武勇とこのようにとてもうまくいっている諸戦闘を記憶に留めるように、
*atque ipsum Caesarem, cuius ductu saepe numero hostes superassent, praesentem adesse existimarent,
**かつ、その指揮によって何度もしばしば敵方を打ち破って来たカエサル当人が目下居合わせていると考えるように、と。
*dat signum proelii.
**(それから)戦闘の号令を発した。
*③ Primo concursu ab dextro cornu, ubi septima legio constiterat,
**最初の激突は、[[w:第7軍団クラウディア・ピア・フィデリス|第7軍団]]が布陣していた(ローマ軍の)右翼からで、
*hostes pelluntur atque in fugam coniciuntur;
**敵方は撃退されて、逃亡に追いやられた。
*④ ab sinistro, quem locum duodecima legio tenebat,
**第12軍団が場所を占めていた左翼からは、
*cum primi ordines hostium transfixi pilis<ref>pilis はβ系写本の記述で、α系写本では telis となっている。</ref> concidissent,
**敵方の最前列(の兵たち)が投げ槍で突き通されて斃れたのだが、
*tamen acerrime reliqui resistebant
**けれども残りの者たちがとても激烈に抵抗していて、
*nec dabat suspicionem fugae quisquam.
**誰も逃亡の予兆を示さなかった。
*⑤ Ipse dux hostium Camulogenus suis aderat atque eos cohortabatur.
**敵方の将帥カムロゲヌス自身は、麾下の者たちに居合わせて、彼らを激励していた。
*⑥ At<ref>cohortabatur. At はχ系写本などの記述で、別の写本では記述が異なる。</ref> incerto nunc etiam<ref>nunc etiam はB・M・L・N写本の記述で、χ系・S・β系写本では etiamnunc となっている。</ref> exitu victoriae,
**勝敗の帰趨は今もなお不確実だったが、
*cum septimae legionis tribunis esset nuntiatum, quae in sinistro cornu gererentur,
**第7軍団の<ruby><rb>[[w:トリブヌス・ミリトゥム|兵士長官]]</rb><rp>(</rp><rt>トリブヌス・ミリトゥム</rt><rp>)</rp></ruby>たちに、左翼で<ruby><rb>出来</rb><rp>(</rp><rt>しゅったい</rt><rp>)</rp></ruby>したことが報告されたときに、
*post tergum hostium legionem ostenderunt signaque intulerunt.
**敵方の背後に(第7)軍団を差し向けて、軍旗を進めた(=進撃した)。
*⑦ Ne eo quidem tempore quisquam loco cessit,
**その時でさえ、(ガッリア勢の)誰も(戦闘の)場から退却しなかった
**:<span style="color:#009900;font-family:Times New Roman;">(訳注:[[wikt:en:ne quidem|ne ~ quidem]]「~でさえ…ない」)</span>
*sed circumventi omnes interfectique sunt.
**けれども、総勢が包囲されて(ローマ軍により)殺戮された。
*Eandem fortunam tulit Camulogenus.
**同じ不幸をカムロゲヌスも蒙った。
*⑧ At ii<ref>ii はχ系写本の記述で、他の写本では記述が異なる。</ref>, qui praesidio contra castra Labieni erant relicti,
**これに対して、ラビエーヌスの陣営に対して守備隊として残されていた(ガッリア勢の)者たちは、
*cum proelium commissum audissent, subsidio suis ierunt collemque ceperunt,
**(両軍が)戦闘を交えているのを聞き付けたので、味方の援兵として出て行って、丘陵を占めていたが、
*neque nostrorum militum victorum impetum sustinere potuerunt.
**勝勢の我が方(ローマ軍)の兵士たちの突撃を持ちこたえることができなかった。
*⑨ Sic cum suis fugientibus permixti,
**このようにして、敗走している味方と混じり合ったときに、
*quos non silvae montesque texerunt, ab equitatu sunt interfecti.
**森林や山岳が覆い隠すことのなかったその者たちは、(ローマ側の)騎兵隊によって殺戮された。
*⑩ Hoc negotio confecto Labienus revertitur Agedincum,
**この戦役が成し遂げられると、ラビエーヌスは[[w:サンス|アゲディンクム]]に引き返した。
*ubi impedimenta totius exercitus relicta erant;
**そこには軍隊全体の[[w:輜重|輜重]]が残されていたのだ。
*inde die Ⅲ.<ref>inde die Ⅲ. は近代の校訂者による修正提案で、Q・M・S・N・β系写本では単に inde 、他の写本では別の記述になっている。</ref> cum omnibus copiis ad Caesarem pervenit.
**そこから3日目(=2日後)にすべての軍勢とともにカエサルのところへ到着した。
==ガッリア戦乱の拡大==
===63節===
'''ハエドゥイー族がウェルキンゲトリークスに主導権争いを挑む'''
*① Defectione [[w:la:Haedui|Haeduorum]] cognita bellum augetur.
**[[w:ハエドゥイ族|ハエドゥイー族]]の背反が知られて、戦乱は拡大された。
*② Legationes in omnes partes circummittuntur;
**(ハエドゥイー族らにより)使節たちがあらゆる方面に遣わされまくり、
*quantum gratia, auctoritate, pecunia valent, ad sollicitandas civitates nituntur;
**信望、勢力や金銭によってできる限り、諸部族をそそのかすことに努めた。
**:<span style="color:#009900;">(訳注:quantum ~ valere「~によってできる限り」)</span>
*③ nacti obsides, quos Caesar apud eos deposuerat,
**カエサルが彼ら(ハエドゥイー族)のもとに預けて置いた人質たちを手に入れて、
*horum supplicio dubitantes territant.
**彼ら(人質たち)の処刑(を示唆すること)によって、決心がつかぬ者たちを恐れさせた。
*④ Petunt a [[w:la:Vercingetorix|Vercingetorige]] Haedui, ut ad se veniat rationesque belli gerendi communicet;
**ハエドゥイー族は、[[w:ウェルキンゲトリクス|ウェルキンゲトリークス]]に、自分たちのところへ来て戦争遂行の戦略を協議するように要求した。
*re impetrata contendunt, ut ipsis summa imperii tradatur.
**その事が成し遂げられると、(ハエドゥイー族)自身に最高司令権が委ねられるように頑張った。
*Et re<ref>et re は近代の校訂者による修正提案で、β系写本では re 、α系写本では et rem となっている。</ref> in controversiam deducta totius Galliae concilium [[w:la:Bibracte|Bibracte]] indicitur.
**その事が論争の状態に置かれて、[[w:ビブラクテ|ビブラクテ]]でのガッリア全体の会合が公示された。
*Eodem conveniunt<ref>Eodem conveniunt はα系写本の記述で、β系写本では単に conveniunt 、etc.となっている。</ref> undique frequentes.
**同じところに至る所からたくさんの者たちが集まって来た。
*⑥ Multitudinis suffragiis res permittitur;
**(最高司令権の)事は衆人の票決に任せられて、
*ad unum omnes Vercingetorigem probant imperatorem.
**衆議一決により、ウェルキンゲトリークスを将軍(最高司令官)として承認した。
**:<span style="color:#009900;">(訳注:ad unum omnes「最後の一人に至るまですべて」)</span>
*⑦ Ab hoc concilio Remi, Lingones, Treveri afuerunt,
**この会合へは、[[w:レミ族|レーミー族]]、リンゴネス族、トレウェリ族が不在であった。
*illi quod amicitiam Romanorum sequebantur,
**前者(レーミー族とリンゴネス族)は、ローマ人との友好を遵守したので(不在であった)。
*Treveri quod aberant longius et ab<ref>ab はα系写本の記述で、β系写本では a となっている。</ref> [[w:la:Germani|Germanis]] premebantur,
**トレウェリ族は、はるか遠くに離れており、[[w:ゲルマニア|ゲルマニア]]人により圧迫されていた。
*quae fuit causa quare toto abessent bello
**それが、何ゆえに(ウェルキンゲトリークスによる)戦争全体に関与しなかったかの理由であり、
*et neutris auxilia mitterent.
**(ウェルキンゲトリークスとカエサルの)どちら側にも援軍を派遣しなかった。
*⑧ Magno dolore Haedui ferunt se deiectos principatu,
**ハエドゥイー族は、自分たちが盟主の座から遠ざけられて、とても憤懣やるかたなかったし、
*queruntur fortunae commutationem
**境遇の変わりようを嘆いて、
*et Caesaris indulgentiam in se<ref>indulgentiam in se はα系写本の記述で、β系写本では in se indulgentiam となっている。</ref> requirunt
**カエサルの自分たちへの寛大さを惜しんだ。
*neque tamen suscepto bello suum consilium ab reliquis separare audent.
**けれども戦争を引き受けてしまったので、あえて自分たちの作戦計画をほか(の諸部族)と異にしなかった。
*⑨ Inviti summae spei adulescentes Eporedorix et Viridomarus Vercingetorigi parent.
**たいへんな野心を持つ青年たち[[w:エポレドリクス|エポレドリクス]]と[[w:ウィリドマルス|ウィリドマルス]]は、意に反してウェルキンゲトリークスに服従した。
===64節===
'''ウェルキンゲトリークスがガッリア諸部族の誘降・服従を謀る'''
*① Ipse<ref>ipse はα系写本の記述で、β系写本では ille となっている。</ref> imperat reliquis civitatibus obsides denique ei rei constituit diem;
**(ウェルキンゲトリークス)自身は、ほかの諸部族に人質(の供出)を命令して、のみならずその事の期日を決めた。
*huc omnes equites, [[wikt:la:quindecim|XV(quindecim)]] milia numero, celeriter convenire iubet.
**そこに、1万5000名の数のすべての[[w:騎兵|騎兵]]に、速やかに集結することを命じた。
*② Peditatu quem antea habuerit se fore contentum dicit
**(歩兵については)自分は、以前から持っていた[[w:歩兵|歩兵隊]]で満足するであろうと言った。
*neque fortunam temptaturum aut in acie<ref>in acie はα系写本の記述で、β系写本では単に acie となっている。</ref> dimicaturum,
**(歩兵で)武運を試すことはしないであろうし、あるいは野戦で(白兵戦を)闘うこともないであろう、と。
*sed quoniam abundet equitatu,
**しかし、騎兵隊は豊富であるから、
*perfacile esse factu frumentationibus pabulationibusque Romanos prohibere;
**ローマ人たちの糧食・糧秣徴発を妨げることは、とても容易である、と。
*③ aequo modo animo sua ipsi frumenta corrumpant aedificiaque incendant,
**ただ平静な心で、自分たちの穀物を自身で傷めて、(穀物の)建屋を焼打ちするように。
*qua rei familiaris iactura perpetuum imperium libertatemque se consequi videant.
**資産の犠牲により、永久の領有権と自由を自分たちが獲得することを思え、と。
*④ His constitutis rebus
**これらの事が決定されると、
*[[w:la:Haedui|Haeduis]] Segusiavisque, qui sunt finitimi provinciae, decem milia peditum imperat;
**[[w:ハエドゥイ族|ハエドゥイー族]]および(ローマ人の)属州に隣接するセグスィアウィ族には1万の歩兵(の供出)を命令していたが、
*huc addit equites [[wikt:la:octingenti|octingentos]].
**この中に、800騎の騎兵たち(の供出)を付け加えた。
*⑤ His praeficit fratrem Eporedorigis bellumque inferri<ref>inferri はα系写本の記述で、β系写本では inferre となっている。</ref> Allobrogibus iubet.
**彼らをエポレドリクスの兄弟に指揮させて、アッロブロゲス族に戦争をしかけることを命じた。
*⑥ Altera ex parte Gabalos proximosque <u>[[wikt:en:pagus#Latin|pagos]]</u> Arvernorum in Helvios,
**別の方面から、ガバリ族および近隣のアルウェルニー族の諸<u>郷</u>に、ヘルウィイ族のところに(攻め入るように)、
**:<span style="color:#009900;font-family:Times New Roman;">(訳注:''pagus'' (郷) はここでは、部族の領土の農村区画を指す行政用語<ref name="pagus">''[[w:en:Pagus]]'' 等を参照。</ref>。)</span>
*item Rutenos Cadurcosque ad fines Volcarum Arecomicorum depopulandos mittit.
**同様に、ルテーニー族およびカドゥルキー族に、ウォルカエ・アレコミキ族の領土を荒らしまわるべく派遣した。
*⑦ Nihilo minus clandestinis nuntiis legationibusque Allobrogas<ref>Allobrogas はα系写本の記述で、β系写本では Allobroges となっている。</ref> sollicitat,
**それにもかかわらず、隠密に伝令たちや使節たちにより、アッロブロゲス族を(蜂起を)そそのかした。
*quorum mentes nondum ab<ref>ab はβ系写本の記述で、α系写本では ab となっている。</ref> superiore bello resedisse sperabat.
**彼ら(アッロブロゲス族)の心がかつての戦争からまだ静まっていないことを期待したのだ。
**:<span style="color:#009900;">(訳注:アッロブロゲス族は、BC61年にローマに反旗を翻し、翌BC60年に鎮圧されていた。[[ガリア戦記 第1巻#6節|第1巻6節]]を参照。)</span>
*⑧ Horum principibus pecunias,
**彼らの領袖たちに金銭を(約束し)、
*civitati autem imperium totius provinciae pollicetur.
**さらに部族には(カエサル統治下の)属州全体の支配権をも約束したのだ。
===65節===
'''カエサルと同盟諸部族の防戦。ゲルマニア騎兵を呼び寄せる'''
*① Ad hos omnes casus provisa erant praesidia cohortium duarum et viginti,
**これらすべての出来事に対して、(カエサルは)22個<ruby><rb>[[w:コホルス|歩兵大隊]]</rb><rp>(</rp><rt>コホルス</rt><rp>)</rp></ruby>からなる守備隊を用意していた。
*quae ex ipsa coacta<ref>coacta はχ系・β系写本の記述で、φ系写本にはない。</ref> provincia ab L.(Lucio) Caesare legato
**それらは、<ruby><rb>[[w:レガトゥス|総督副官]]</rb><rp>(</rp><rt>レガトゥス</rt><rp>)</rp></ruby>ルキウス・カエサルによって属州全体から徴集されたもので、
**:<span style="color:#009900;">(訳注:ここでいう属州とは、[[w:ガリア・ナルボネンシス|ガッリア・トラーンサルピーナ]]を指すと思われる。</span>
**:<span style="color:#009900;">ルキウス・ユリウス・カエサル4世 [[w:en:Lucius Julius Caesar IV|Lucius Julius Caesar IV]] は本書の著者カエサルと4代前の高祖父を共有する元執政官。[[w:en:Julii Caesares|Julii Caesares]] を参照。)</span>
*ad omnes partes opponebantur.
**あらゆる方面に対して配置された。
*② Helvii sua sponte cum finitimis proelio congressi pelluntur
**[[w:ヘルウィイ族|ヘルウィイ族]]は、自分たちの意思により、近隣(の諸部族)と戦闘で争って撃退され、
**:<span style="color:#009900;">(訳注:この部族については[[#7節|7節]]~8節を参照。)</span>
*et C.(Gaio) Valerio Domnotauro<ref>Domnotauro はS・L・N写本の記述で、A・B・N写本では Donnotauro 、χ系・π系写本では Donotauro となっており、ρ系写本には記述がない。</ref>, Caburi filio, principe civitatis,
**カブルスの息子で、部族の領袖であるガイウス・ウァレリウス・ドムノタウルス
**:<span style="color:#009900;">(訳注:彼は、ローマとの友好により、ローマ人風の名前を与えられていたのであろう。)</span>
*compluribusque aliis interfectis intra oppida ac muros<ref>ac muros はα系写本の記述で、β系写本では murosque となっている。</ref> compelluntur.
**および他のかなりの者たちが殺戮されて、<ruby><rb>[[w:オッピドゥム|城塞都市]]</rb><rp>(</rp><rt>オッピドゥム</rt><rp>)</rp></ruby>と城壁の内側に追い込まれた。
*③ Allobroges crebris ad [[w:la:Rhodanus|Rhodanum]] dispositis praesidiis
**[[w:アッロブロゲス族|アッロブロゲス族]]は、ロダヌス(=現[[w:ローヌ川|ローヌ川]])のところへ密に守備隊を分け置いて、
*magna cum cura et diligentia suos fines tuentur.
**たいへんな注意と入念さにより、自分たちの領土を守った。
*④ Caesar quod hostes equitatu superiores esse intellegebat
**カエサルは、敵方が[[w:騎兵|騎兵隊]]で(自軍より)優っていると認識していたので、
*et interclusis omnibus itineribus nulla re ex provincia atque Italia sublevari poterat,
**かつ、すべての道が遮られて、属州やイタリアから何ら支援されることができなかったので、
**:<span style="color:#009900;">(訳注:属州 provincia とはガッリア・トラーンサルピーナ、イタリア Italia とは[[w:ガリア・キサルピナ|ガッリア・キサルピーナ]]のことであろう。)</span>
*trans [[w:la:Rhenus|Rhenum]] in [[wikt:la:Germania|Germaniam]] mittit ad eas civitates, quas superioribus annis pacaverat,
**レヌス(=現[[w:ライン川|ライン川]])の向こう側の[[w:ゲルマニア|ゲルマニア]]に、先年に平定していた諸部族のところへ(使節を)遣わした。
**:<span style="color:#009900;">(訳注:ゲルマニア遠征や平定については、[[ガリア戦記 第4巻#16節|第4巻16節]]~19節、[[ガリア戦記 第6巻#9節|第6巻9節]]~10節を参照。)</span>
*equitesque ab his arcessit et levis armaturae pedites,
**彼らから、騎兵たち、および[[w:ウェリテス|軽い武装の歩兵]]たちを呼び寄せた。
*qui inter eos proeliari consuerant.
**その者ら(軽装歩兵)は、彼ら(騎兵)の間で戦闘することが常であったのだ。
*⑤ Eorum adventu, quod minus idoneis equis utebantur,
**彼ら(ゲルマニア騎兵)が到着すると、(戦闘に)あまり適していない馬を使役していたので、
**:<span style="color:#009900;">(訳注:ゲルマニア人の馬の使用については、[[ガリア戦記 第4巻#2節|第4巻2節]]を参照。)</span>
*a tribunis militum reliquisque equitibus Romanis atque evocatis equos sumit
**<ruby><rb>[[w:トリブヌス・ミリトゥム|兵士長官]]</rb><rp>(</rp><rt>トリブヌス・ミリトゥム</rt><rp>)</rp></ruby>たちやほかのローマ人騎士たちや<ruby><rb>再徴集兵</rb><rp>(</rp><rt>エウォカティ</rt><rp>)</rp></ruby>たちから、馬匹を取り上げて、
*[[w:la:Germani|Germanis]]que distribuit.
**ゲルマニア人たちに分配した。
===66節===
'''属州へと南下するカエサル、迎え撃とうとするウェルキンゲトリークス'''
*① Interea dum haec geruntur,
**その間に、これらが出来している間に、
*hostium copiae ex Arvernis
**敵方の(歩兵の)軍勢が(滞陣していたゲルゴウィアの)[[w:アルウェルニ族|アルウェルニー族]]のところから、
*equitesque qui toti Galliae erant imperati conveniunt.
**および全ガッリアの命令されていた[[w:騎兵|騎兵]]たちが、(ウェルキンゲトリークスのところに)集結して来た。
*② Magno horum coacto numero,
**これらの(ガッリア兵の)多数が徴集されて、
*cum Caesar in Sequanos per extremos Lingonum fines iter faceret,
**カエサルが、[[w:セクアニ族|セクアニ族]]のところに(向かって)[[w:リンゴネス族|リンゴネス族]]の領土の外縁を通って行軍していたときに、
**:<span style="color:#009900;">(訳注:属州へは、リンゴネス族と後述のマンドゥビイ族の間を通ってセクアニ族領を通らねばならなかった。)</span>
*quo facilius subsidium provinciae ferri<ref>ferri はα系写本の記述で、β系写本では ferre となっている。</ref> posset,
**(それは)属州(ガッリア・トラーンサルピーナ)に援兵をより容易にもたらせるようにするためであったが、
*circiter milia passuum X(decem) ab Romanis trinis castris [[w:la:Vercingetorix|Vercingetorix]] consedit
**[[w:ウェルキンゲトリクス|ウェルキンゲトリークス]]は、ローマ人たちから約10ローママイル(15km)のところに、3つの陣営にて陣取った。
*③ convocatisque ad concilium praefectis equitum
**(ウェルキンゲトリークスは)騎兵の指揮官たちを会合へ召集して、
*venisse tempus victoriae demonstrat;
**勝利の時が来たと、明言した。
*fugere in provinciam Romanos Galliaque excedere.
**ローマ人たちは属州に逃亡して、ガッリアから立ち退きつつある、と。
*④ Id sibi ad praesentem obtinendam libertatem satis esse;
**それは、自分たちにとって目下のところ、自由を維持するためには十分であるが、
*ad reliqui temporis pacem atque otium parum profici;
**将来の平和と平穏は不充分にしか得られない。
*maioribus enim coactis copiis reversuros
**なぜなら(ローマ人たちは)より大きな軍勢を徴集して(ガッリアに)戻って来るであろうし、
*neque finem bellandi facturos.
**戦争することに結末をつけることはないであろう。
*Proinde agmine impeditos adorirentur<ref>adorirentur はA・β系写本の記述で、M・L・N写本では adoriantur 、S写本では adorantur 、Q・B・M写本ではadorientur となっている。</ref>.
**それゆえに、(ローマ勢の)行軍によって重荷となっている(輜重隊の)者たちを襲撃するのだ。
*⑤ Si pedites suis auxilium ferant atque in eo morentur, iter facere<ref>facere はα系写本の記述で、β系写本では confici となっている。</ref> non posse;
**もし(ローマ勢の)歩兵たちが味方を支援し、そのことで滞留するならば、(属州へ)行軍することはできない。
*si ─id quod magis futurum confidat─
**もし、─(我は)むしろそうなるであろうと期待することであるが─
*relictis impedimentis suae saluti consulant,
**(ローマ歩兵たちが)[[w:輜重|輜重]]を残して、自分たちの身の安全に意を用いるならば、
*et usu rerum necessariarum et dignitate spoliatum iri.
**必需品の使用や(ローマ人としての)品格をはぎ取られることになる。
*⑥ Nam de equitibus hostium,
**なぜなら、敵方の騎兵については
**<span style="color:#009900;">:(訳注:著者カエサルはここでは、間接話法でありながら、ローマ勢について hostium「敵方の」と表現している。)</span>
*quin nemo eorum progredi modo extra agmen audeat,
**彼ら(ローマ騎兵)のうち誰も、<ruby><rb>行軍縦隊</rb><rp>(</rp><rt>アグメン</rt><rp>)</rp></ruby>の外にすら、あえて進み出ようとしないこと、
*et ipsos quidem non<ref>et ipsos quidem non はα系写本の記述で、β系写本では ne ipsos quidem となっている。</ref> debere dubitare.
**(そのことを、諸君ら)自身は決して疑念を持つことなかれ。
**:<span style="color:#009900;font-family:Times New Roman;">(訳注:[[wikt:en:ne quidem|ne ~ quidem]]「~でさえ…ない」)</span>
*Id quo maiore faciant animo,
**それ(=輜重隊への襲撃)を、より大胆な心構えで実行してもらうために、
*copias se omnes pro castris habiturum et terrori hostibus futurum.
**自分(ウェルキンゲトリークス)が軍勢すべてを陣営の前に保持しておくであろうし、敵方の心胆を寒からしめるであろう。
*⑦ Conclamant equites
**(ガッリア勢の)騎兵たちは(以下のように)叫んだ。
*sanctissimo iure iurando confirmari oportere,
**最も神聖な誓約によって確証されなければならぬ。
*ne tecto recipiatur, ne ad liberos, ne ad parentes, ad<ref>ne ad …, ne ad …, ad が写本(ω)の記述であるが、モイゼル Meusel は ne ad …, ad …, ad と修正提案をしている。</ref> uxorem aditum habeat,
**(以下の者は)家に迎え入れられたり、子供たちや親たちや妻女たちのところへ近づくことがないように。
*qui non bis per agmen hostium perequitasset<ref>perequitasset はα系写本の記述で、β系写本では perequitarit となっている。</ref>.
**敵方(ローマ勢)の隊列を越えて(往復の)2度、騎馬で駆け抜けることがなかった者は。
**:<span style="color:#009900;">(訳注:敵中突破と生還を成し遂げなかった騎兵は、復員してはならない、と誓約したのである。)</span>
===67節===
'''カエサル麾下のゲルマニア騎兵がウェルキンゲトリークスを一蹴'''
*① Probata re atque omnibus iure iurando adactis
**これが賛同されて、(ガッリア騎兵の)皆が誓約させられて、
*postero die in tres partes distributo equitatu
**翌日に、[[w:騎兵|騎兵隊]]を3つの分隊に分配した。
*duae se acies ab duobus lateribus ostendunt,
**2隊は(ローマ勢の左右)2つの側面から<ruby><rb>戦闘隊形</rb><rp>(</rp><rt>アキエス</rt><rp>)</rp></ruby>として現われた。
*una a<ref>a はβ系写本の記述で、α系写本にはない。</ref> primo agmine iter impedire coepit.
**1隊は(ローマ勢の)前衛から行軍を妨げ始めた。
*② Qua re nuntiata
**その事が報告されて、
*Caesar suum quoque equitatum tripertito divisum contra hostem ire iubet.
**カエサルは麾下の騎兵隊おのおのを3つに配分して、敵に対して向かって行くことを命じた。
*Pugnatur una omnibus in partibus.
**(騎兵戦が)同時にすべての方面で戦われた。
*③ Consistit agmen;
**(ローマ勢の)<ruby><rb>行軍縦隊</rb><rp>(</rp><rt>アグメン</rt><rp>)</rp></ruby>は一歩も引かなかった。
*impedimenta intra legiones recipiuntur.
**[[w:輜重|輜重]]は諸[[w:ローマ軍団|軍団]]の内側に後退した。
*④ Si qua in parte nostri laborare aut gravius premi videbantur,
**もし、我が方(ローマ勢)のある部隊が苦戦したり、またはひどく押されぎみだと思われたならば、
*eo signa inferri Caesar aciemque constitui<ref>constitui はα系写本の記述で、β系写本では converti 、T写本では conferri となっている。</ref> iubebat;
**カエサルはそこに進撃して戦列を組織することを命じた。
**:<span style="color:#009900;">(訳注:signa inferre「軍旗を進める、進撃する」)</span>
*quae res et hostes ad insequendum tardabat et nostros spe auxilii confirmabat.
**その事が、敵方が追撃して来るのを遅らせもしたし、我が方が支援の希望により元気付けられもした。
*⑤ Tandem Germani ab dextro latere summum iugum nacti hostes loco depellunt,
**ついに、ゲルマニア人(騎兵)たちが右の側面から尾根の頂きを掌握して、敵方をその場から追いやった。
*fugientes usque ad flumen,
**逃亡する(ガッリア騎兵の)者たちを川の辺りまで(追って)、
*ubi [[w:la:Vercingetorix|Vercingetorix]] cum pedestribus copiis consederat,
**そこには[[w:ウェルキンゲトリクス|ウェルキンゲトリークス]]が[[w:歩兵|歩兵]]の軍勢とともに陣取っていたのだが、
*persecuntur<ref>persecuntur はα系写本の記述で、β系写本では persequuntur となっている。</ref> compluresque interficiunt.
**(ゲルマニア騎兵が敵を川辺まで)追撃して、かなりの者たちを殺戮した。
*⑥ Qua re animadversa
**その事が(敵方に)気付かれて、
*reliqui ne circumirentur<ref>circumirentur はA・φ系写本の記述で、Q・β系写本では circumvenirentur となっている。</ref> veriti se fugae mandant.
**(ガッリア勢の)残りの者たちは、包囲されないようにと怖れて、逃亡に身を任せた。
*Omnibus locis fit caedes.
**(こうしてローマ方により)あらゆる場所で虐殺が行なわれた。
*⑦ Tres nobilissimi [[w:la:Haedui|Haedui]] capti ad Caesarem perducuntur:
**[[w:ハエドゥイ族|ハエドゥイー族]]の3人の高位の貴族が捕らえられて、カエサルのところへ連行されて来た。
*Cotus, praefectus equitum, qui controversiam cum Convictolitavi proximis comitiis habuerat,
**コトゥスは騎兵指揮官で、最近の会議でコンウィクトリタウィスと(統領の座をめぐって)係争した。
**:<span style="color:#009900;">(訳注:[[#32節|32節]]~33節を参照。)</span>
*et Cavarillus, qui post defectionem Litavicci pedestribus copiis praefuerat,
**カウァリッルスは、リタウィックスの背反の後に、歩兵の軍勢を指揮していた。
*et Eporedorix, quo duce ante adventum Caesaris Haedui cum Sequanis bello contenderant.
**エポレドリクスは、カエサルの到来以前にハエドゥイー族の将帥としてセクアニ族と戦争を闘っていた。
**:<span style="color:#009900;">(訳注:この人物は、ウィリドマルスとともにカエサルを裏切ったエポレドリクスとは同名異人である。)</span>
==アレスィア攻囲戦==
===68節===
[[画像:Alésia.jpg|thumb|right|300px|[[w:アレシアの戦い|アレスィア古戦場]]であるとほぼ確実視されている仏アリーズ=サント=レーヌ村([[w:fr:Alise-Sainte-Reine|Alise-Sainte-Reine]])近郊のオソワ山(Mont Auxois)という丘陵の西端にある[[w:ウェルキンゲトリクス|ウェルキンゲトリークス]]像(<small>[[w:fr:Vercingétorix_(statue d'Aimé Millet)|Statue de Vercingétorix]]</small>)。<small>[http://maps.google.co.jp/?ie=UTF8&ll=47.538579,4.490544&spn=0.001172,0.002401&t=h&z=19&brcurrent=3,0x0:0x0,1 Googleマップ]</small>の航空写真にもこの巨像が写っている。<br>当地はフランス東部[[w:ブルゴーニュ地域圏|ブルゴーニュ地方]][[w:コート=ドール県|コート=ドール県]](<small>[[w:fr:Côte-d'Or|Côte-d'Or]]</small>)のオソワ地域(<small>[[w:fr:Auxois (région)|L'Auxois]]</small>)にあり、県都[[w:ディジョン|ディジョン]]市街から西北西へ約4.5kmの地点に位置する。ディジョン方面から県道905号(D905)を北西に進んで行くと、ヴナレ=レ=ローム(<small>[[w:fr:Venarey-les-Laumes|Venarey-les-Laumes]]</small>)から東の郊外にかけて古戦場跡が広がる。<br>オソワ(Auxois)という地域名・山名は、ラテン語の Alesiensis pagus「アレスィア郷」が転訛し、アリーズ(Alise)の名もアレスィア(Alesia)に由来すると考えられている。サント=レーヌ([[w:fr:Sainte Reine|Sainte Reine]] 聖レグニア)とはこの地でAD252年に殉教したキリスト教徒ガッリア人女性で、カトリック教会から聖人に列せられている。]]
'''ウェルキンゲトリークスがアレスィア入城、カエサルは攻囲を決断'''
*① Fugato omni equitatu
**すべての[[w:騎兵|騎兵隊]]が逃げてしまったので、
*[[w:la:Vercingetorix|Vercingetorix]] copias suas<ref>suas はβ系写本の記述で、α系写本にはない。</ref>, ut pro castris conlocaverat, reduxit
**[[w:ウェルキンゲトリクス|ウェルキンゲトリークス]]は、陣営の前に配置するようにしていた麾下の(歩兵の)軍勢を呼び戻して、
*protinusque [[w:la:Alesia|Alesiam]], quod est oppidum Mandubiorum, iter facere coepit
**すぐに、マンドゥビイ族の<ruby><rb>[[w:オッピドゥム|城塞都市]]</rb><rp>(</rp><rt>オッピドゥム</rt><rp>)</rp></ruby>である[[w:アレシア|アレスィア]]へ行軍し始めた。
*celeriterque impedimenta ex castris educi et se subsequi iussit.
**かつ、速やかに陣営から[[w:輜重|輜重]]を進発させること、および自分に追随すること、を命じた。
*② Caesar impedimentis in proximum collem deductis,
**カエサルは、輜重を近隣の丘陵に移させて、
*duabus legionibus praesidio relictis,
**2個[[w:ローマ軍団|軍団]]を(輜重の)守備隊として(その丘陵に)残留させた。
*secutus quantum diei tempus est passum,
**日中の時間が許される限り(ガッリア勢を)追跡して、
*circiter tribus milibus hostium ex novissimo agmine interfectis
**敵方の後衛のうちから約3000人を殺戮して、
*altero die ad Alesiam castra fecit.
**翌日には、アレスィアの辺りに陣営を張った。
*③ Perspecto urbis situ
**(アレスィアの)都市の地勢を吟味して、
*perterritisque hostibus, quod equitatu, qua maxime parte exercitus confidebant, erant pulsi,
**敵方は、部隊の大部分において頼りにしていた騎兵隊が撃退されていたので、怖れおののいていたから、
*adhortatus ad laborem milites circumvallare instituit.
**(カエサルは)兵士たちを労役に駆り立てて、(敵陣を)[[w:堡塁|堡塁]]で囲むことを決断した。
===69節===
[[画像:Alise2.jpg|thumb|right|300px|[[w:アレシア|アレスィア]]にあったローマ時代の[[w:フォルム|フォルム]](広場)や[[w:バシリカ|バシリカ]](教会堂)などと思われる遺跡([http://maps.google.co.jp/?ie=UTF8&t=h&brcurrent=3,0x0:0x0,1&ll=47.539477,4.5008&spn=0.002343,0.004801&z=18 Googleマップ]の航空写真を参照)。現在、オソワ山(Mont Auxois)と呼ばれているこの丘陵は、頂きが平坦な台地状になっており、その中央のさらに高い所に[[w:オッピドゥム|オッピドゥム]](城塞都市)があったと思われる。<br>上の画像からは、同等の高さの丘陵が周囲を取り巻いていることが見て取れる。<br>『ガリア戦記』に書かれたアレスィアの所在地については諸説があって永らく不明であったが、ゲルゴウィアと同様に19世紀のウジェーヌ・ストッフェル大佐(colonel Eugène Stoffel)の発掘調査によってローマ軍の遺構などが発見され、地勢もカエサルの記述にかなり合っていると見なされて、オソワ山とその中腹にあるアリーズ=サント=レーヌが有力視されることになった。]]
'''アレスィアの地勢、ローマ軍の攻囲線'''
*① Ipsum erat oppidum [[w:la:Alesia|Alesia]] in colle summo admodum edito loco,
**[[w:アレシア|アレスィア]]の<ruby><rb>[[w:オッピドゥム|城塞都市]]</rb><rp>(</rp><rt>オッピドゥム</rt><rp>)</rp></ruby>そのものは、丘陵の頂きにおいて、ひときわ高い地点にあって、
*ut nisi obsidione expugnari non posse videretur.
**攻囲(包囲)以外には攻略されることができないと思われた。
*② Cuius collis radices duo duabus ex partibus flumina subluebant.
**その丘陵のふもとを2つの方面から、2つの川が流れていた。
*③ Ante id<ref>id はα系写本の記述で、β系写本にはない。</ref> oppidum planities circiter milia passuum Ⅲ(tria) in longitudinem patebat;
**その城塞都市の前に、約3ローママイル(4.5km)の間隔で、平地が広がっていた。
*④ reliquis ex omnibus partibus colles mediocri interiecto spatio
**ほかのすべての方面からは(いくつかの)丘陵が適度な空間を置いており、
*pari altitudinis fastigio oppidum cingebant.
**同等の高さの頂上で(アレスィアの)城塞都市を取り巻いていた。
*⑤ Sub muro, quae pars collis ad orientem solem spectabat,
**(アレスィアの)丘陵の日が昇る方(=東方)へ面していた部分の城壁の下には、
*hunc omnem locum copiae Gallorum compleverant
**このすべての場所を、ガッリア人たちの軍勢が満たしていて、
*fossamque et maceriam sex in altitudinem pedum praeduxerant.
**堀、および高さ6[[w:ペース (長さ)|ペース]](約1.8m)の防壁を前に引いていた。
**:<span style="color:#009900;">(訳注:[[wikt:en:maceria|maceria]] は、軍事用語としては、立てこもるための城壁<ref><i>muraille (pour se retrancher)</i>(ラルース社の羅仏辞典 <small>“Dictionnaire MaxiPoche Plus latin-français et français-latin”</small> を参照)</ref>を指す。)</span>
*⑥ Eius munitionis quae ab Romanis instituebatur circuitus XI<ref>XI はα系写本の記述で、β系写本では X となっている。</ref> milia passuum tenebat.
**ローマ人たちによって建てられようとしていた塁壁の周囲は、11ローママイル(約16km)を占めていた。
**:<span style="color:#009900;">(訳注:α系写本では 11マイル=約16km、β系写本では 10マイル=約15km となっている。)</span>
*⑦ Castra opportunis locis erant posita
**(ローマ勢の)陣営は(戦略上)都合良い地点に設置されていて、
**:<span style="color:#009900;">(訳注:歩兵・騎兵の陣営が計8か所に置かれていたようである。)</span>
*ibique<ref>ibique はα系写本の記述で、β系写本では itemque となっている。</ref> castella XXIII(viginti tria) facta,
**同じく23基の砦が造られた。
*quibus in castellis interdiu stationes ponebantur,
**それらの砦には、昼間は、歩哨たちが置かれて、
*ne qua subito eruptio fieret;
**不意に何らかの突撃がなされないようにした。
*haec eadem noctu excubitoribus ac firmis praesidiis tenebantur.
**この同じところが、夜間は、寝ずの番兵および強力な守備隊により固守された。
===70節===
'''カエサル麾下のゲルマニア騎兵が、再びガッリア騎兵を虐殺'''
*① Opere instituto
**(ローマ人により)[[w:堡塁|堡塁]]が建てられだして、
*fit equestre proelium in ea planitie,
**かの平地において[[w:騎兵|騎兵]]戦がなされた。
*quam intermissam collibus tria milia passuum in longitudinem patere supra demonstravimus.
**それ(平地)は(周囲の)丘陵から3ローママイル(約4.5km)の間隔を空けて広がっていることを、[[#69節|前]]に述べた。
*Summa vi ab utrisque contenditur.
**(騎兵戦は)双方の主力によって闘われた。
*② Laborantibus nostris Caesar Germanos submittit
**苦戦している我が方(ローマ騎兵)に対して、カエサルは[[w:ゲルマニア|ゲルマニア]]人(騎兵)を援けに派遣した。
*legionesque pro castris constituit, ne qua subito inruptio ab hostium peditatu fiat.
**諸[[w:ローマ軍団|軍団]]を陣営の前に駐留させて、不意に何らかの突入が敵方の[[w:歩兵|歩兵隊]]によってなされないようにした。
*③ Praesidio legionum addito nostris animus augetur;
**軍団の守備が加わって、我が方(ローマ勢の)勇気が増された。
*hostes in fugam coniecti se ipsi multitudine impediunt
**敵方(の騎兵)は敗走に追いやられて、彼ら自身が自分たち(の敗走)を大勢であることにより妨げた。
*atque angustioribus portis relictis coacervantur<ref>coacervantur は近世の写本(ς)の記述で、α系写本では coacervati tum 、β系写本では coartantur となっている。</ref>.
**さらに(ガッリア陣地の)諸門がとても狭いままにしておかれたので(騎兵たちが)積み重ねられた。
*④ Germani acrius usque ad munitiones sequuntur.
**ゲルマニア人(騎兵)たちは(ガッリア騎兵たちを)苛烈に、防塁のところまで追撃した。
*⑤ Fit magna caedes.
**(こうして)大虐殺が起こった。
*Nonnulli relictis equis fossam transire et maceriam transcendere conantur.
**(ガッリア騎兵の)幾人かは、馬を置き去りにして、堀を越えること、および防壁を登り越えることを試みた。
*Paulum legiones Caesar quas pro vallo constituerat promoveri iubet.
**カエサルは、防柵の前に駐留させていた諸軍団に、いくらか前進することを命じた。
*⑥ Non minus qui intra munitiones erant perturbantur Galli:
**防塁の内側にいたガッリア人たちも(騎兵たちに)劣らず狼狽した。
*veniri ad se confestim existimantes ad arma conclamant;
**(ローマ勢により)自分たちのところへ直ちにやって来られると考えた者たちは、防具を取れと叫んだ。
*nonnulli perterriti in oppidum inrumpunt.
**(ガッリア勢の)幾人かは、怖れおののいて(丘陵の頂きにある)城塞都市の中に押し入った。
*⑦ [[w:la:Vercingetorix|Vercingetorix]] iubet portas claudi, ne castra nudentur.
**[[w:ウェルキンゲトリクス|ウェルキンゲトリークス]]は、陣営が無防備にされないように、(防塁の)諸門が閉じられることを命じた。
*Multis interfectis, compluribus equis captis Germani sese recipiunt.
**(ガッリア騎兵の)多くが殺戮され、おびただしい馬が捕獲されて、ゲルマニア人(騎兵)たちは退却した。
===71節===
[[画像:Statue_Vercingetorix_st_germain_en_laye.JPG|thumb|right|250px|[[w:ウェルキンゲトリクス|ウェルキンゲトリークス]]の立像(<small>パリ郊外の[[w:サン=ジェルマン=アン=レー|サン=ジェルマン=アン=レー]] [[w:fr:Saint-Germain-en-Laye|Saint-Germain-en-Laye]]</small>)。[[w:アレシアの戦い|アレスィア古戦場]](<small>現在のアリーズ=サント=レーヌ</small>)にある巨大な銅像と同様に彫刻家エメ・ミレ([[w:fr:Aimé Millet|Aimé Millet]])によって建立された。]]
[[画像:Napoleon3.PNG|thumb|right|250px|ウジェーヌ・ストッフェル大佐(colonel Eugène Stoffel)をして[[w:アレシア|アレスィア]]およびゲルゴウィアの発掘調査をさせた立役者・皇帝[[w:ナポレオン3世|ナポレオン3世]]の肖像。[[w:ガリア起源説|ガッリア起源説]]により、王政に反感を持つフランスの共和派や庶民は、旧[[w:ブルボン家|ブルボン王朝]]を[[w:クロヴィス1世|クロヴィス]]や[[w:ユーグ・カペー|カペー]]にさかのぼるゲルマン系の[[w:フランク人|フランク人]]と見なし、自分たちのルーツを[[w:ケルト人|ケルト系]]の古代[[w:ガリア人|ガッリア人]]に求めた。ナポレオン3世はこのような国民の意識を利用して、[[w:ナショナリズム|ナショナリズム]]の高揚および帝政の基盤強化を図ったのである。]]
'''ウェルキンゲトリークスが援兵召集のため騎兵を放ち、籠城策を定める'''
*① [[w:la:Vercingetorix|Vercingetorix]], priusquam munitiones ab Romanis perficiantur,
**[[w:ウェルキンゲトリクス|ウェルキンゲトリークス]]は、ローマ人たちによって塁壁が完成されるより前に、
*consilium capit omnem ab se equitatum noctu dimittere.
**自分のところから[[w:騎兵|騎兵隊]]のすべてを夜間に送り出すことを計画した。
*② Discedentibus mandat
**(アレスィアから)退去する(騎兵の)者たちに(以下のように)指図した。
*ut suam quisque eorum civitatem adeat
**彼ら(騎兵)のおのおのが自らの部族に行くように、
*omnesque qui per aetatem arma ferre possint ad bellum cogant.
**かつ、年齢により武器を手に取ることができる者たちの皆を戦争へ徴集するように、と。
*③ Sua in illos merita proponit obtestaturque
**(ウェルキンゲトリークスは)彼ら(ガッリア人たち)における自分の功績に言及して(以下のように)懇願した。
*ut suae salutis rationem habeant
**自分の身の安全を顧慮してくれるように、
*neu se optime de communi libertate meritum in cruciatum hostibus<ref>in cruciatum hostibus はβ系写本の記述で、α系写本では hostibus in cruciatum となっている。</ref> dedant.
**かつ(ガッリア)共通の自由について功績が最上である自分を、敵方の責め苦に渡すことがないように、と。
*Quod si indiligentiores fuerint,
**ところが、もし(騎兵たちがウェルキンゲトリークスたちの安全に)無関心であったならば、
*milia hominum delecta octoginta una secum interitura demonstrat.
**選りすぐりの兵員8万名が自分と一緒に滅びるであろう、と明言した。
*④ Ratione inita frumentum se exigue dierum XXX(triginta) habere<ref>frumentum ~ habere はβ系写本の記述で、χ系・φ系あるいはモイゼル H. Meusel の修正提案など、写本や校訂者により語順が異なっていたり、単語が欠けていたりする。</ref>,
**見積もったところ、自分たちはわずかに30日分の穀物を保有しているが、
*sed paulo etiam longius tolerari posse parcendo.
**しかし節約することにより、なおいくらか長く耐え忍ぶことができる、と。
*⑤ His datis mandatis,
**これらの指図を与えてから、
*qua erat nostrum opus<ref>erat nostrum opus はβ系写本の記述で、α系写本では単に opus erat となっている。</ref> intermissum, secunda vigilia silentio equitatum mittit<ref>mittit はχ系・B・M・S写本の記述で、β系写本では dimittit となっている。</ref>.
**我が方(ローマ勢)の構築物が中断しているところから、第二夜警時に静けさのうちに、騎兵隊を送り出した。
*⑥ Frumentum omne ad se referri iubet,
**穀物をすべて自分のところへ運んで来ることを命じて、
*capitis poenam iis qui non paruerint constituit;
**服従しなかった者たちを極刑に処すと決めた。
*⑦ pecus, cuius magna erat copia a Mandubiis<ref>a Mandubiis はβ系写本の記述で、α系写本では ab Manduviis となっている。</ref> compulsa, viritim distribuit;
**家畜は、マンドゥビイ族によって大量に集められていたが、個々に分配した。
*frumentum parce et paulatim metiri instituit;
**穀物を節約して少しずつ量り分けることを定めた。
*⑧ copias omnes quas pro oppido collocaverat in oppidum recepit.
**<ruby><rb>[[w:オッピドゥム|城塞都市]]</rb><rp>(</rp><rt>オッピドゥム</rt><rp>)</rp></ruby>の前に駐留させていた(歩兵の)軍勢すべてを城塞都市の中に退却させた。
*⑨ His rationibus auxilia Galliae exspectare et bellum parat administrare<ref>parat administrare はα系写本の記述で、β系写本では administrare parat となっている。</ref>.
**これらの手段により、ガッリア(諸部族)の援軍を待つこと、および戦争を指導しようとしたのである。
===72節===
'''カエサルが、より大掛かりな攻囲陣地を構築する'''
*① Quibus rebus cognitis<ref>cognitis がこの位置にあるのはα系写本の記述で、β系写本では captivis の後となっている。</ref> ex perfugis et captivis
**それらの事情を脱走兵たちや捕虜たちから知って、
*Caesar haec genera munitionis instituit.
**カエサルは以下の類いの塁壁工事に取りかかった。
<br>
*'''前線の切り立った空堀'''
*Fossam pedum XX(viginti) derectis lateribus duxit,
**20[[w:ペース (長さ)|ペース]](約6m)の(幅の)垂直な側面の堀を引いた。
*ut eius fossae<ref>fossae がこの位置にあるのはβ系写本の記述で、α系写本では summa(e) の後になっている。</ref> solum tantundem pateret, quantum summa<ref>summa はβ系写本の記述で、α系写本では summae となっている。</ref> labra distarent<ref>distarent はα系写本の記述で、β系写本では distabant となっている。</ref>.
**その堀(の底)は、頂きの縁が離れているのとちょうど同じ分だけ広がるようにした。
**:<span style="color:#009900;">(訳注:上辺と底の幅が等間隔になるような切り立った空堀にした。)</span>
*② Reliquas omnes munitiones ab ea fossa pedes<ref>pedes はα系写本の記述で、β系写本では pedibus となっている。</ref> CCCC(quadringentos) reduxit.
**ほかのすべての塁壁は、その堀から400ペース(約120m)後ろに引いた。
**:<span style="color:#009900;">(訳注:写本にあるこの数字は、19世紀のウジェーヌ・ストッフェル大佐(colonel Eugène Stoffel)の</span>
**:<span style="color:#009900;">発掘調査によって400[[w:パッスス|パッスス]](約600m)と修正された。この堀は、アレスィアの西方に引かれたと思われる。)</span>
*Id hoc consilio,
**それは、以下の考えによる。
*quoniam tantum spatium necessario esset<ref>spatium necessario esset はβ系写本の記述で、α系写本では esset necessario spatio となっている。</ref> complexus
**これほどの空間が包囲されなければならないのであるから、
*nec facile totum corpus<ref>corpus はα系写本の記述で、β系写本では opus となっており、ρ系写本にはない。</ref> corona militum cingeretur,
**すべての包囲作業が兵士たちの<ruby><rb>哨兵線</rb><rp>(</rp><rt>コロナ</rt><rp>)</rp></ruby>で取り囲まれるのは容易ではない。
*ne de improviso aut noctu ad munitiones hostium multitudo<ref>hostium multitudo はα系写本の記述で、β系写本では multitudo hostium となっている。</ref> advolaret
**不意に、あるいは夜間に、敵方の大勢が(ローマ側の)塁壁へ突進することがないように、
*aut interdiu tela in nostros operi destinatos conicere possent<ref>possent はα系写本の記述で、β系写本では posset となっている。</ref>.
**あるいは日中に、工事中の我が方(ローマ勢)に飛道具が投げ付けられることができないように。
<br>
[[画像:Fosse.Saint.Pierre.en.Chastres.png|thumb|right|300px|二重の堀およびその背後の堡塁(土塁と障壁・櫓)の模式図([[w:ウジェーヌ・エマニュエル・ヴィオレ・ル・デュク|ヴィオレ=ル=デュク]]著『中世フランス建築体系辞典』[[s:fr:Dictionnaire raisonné de l’architecture française du XIe au XVIe siècle - Tome 5, Fossé|(s)]]より)。]]
[[画像:AlesiaFortifications.JPG|thumb|right|300px|[[w:アレシアの戦い|アレスィア古戦場]]跡に再現された、二重の堀およびその背後の堡塁(土塁と鹿柴、胸壁・鋸壁、櫓)。]]
*'''二重の堀'''
*③ Hoc intermisso spatio
**この空間をあけて、
*duas fossas XV(quindecim) pedes latas eadem altitudine perduxit;
**15ペース(約4.5m)の幅の2つの堀を、同じ深さ(15ペース)で張り巡らせた。
*quarum interiorem campestribus ac demissis locis
**それらの内側(の堀)の平地で低く下がった所には、
**:<span style="color:#009900;">(訳注:内側の堀とは、アレスィアに近い東側の堀と考えられている。)</span>
*aqua ex flumine derivata complevit.
**川から導かれた水で満たした。
<br>
*'''土塁と防柵、胸壁と鋸壁、鹿柴、櫓'''
*④ Post eas aggerem ac vallum XII(duodecim) pedum exstruxit.
**それらの後ろには、12ペース(約3.6mの高さ)の<ruby><rb>[[w:土塁|土塁]]</rb><rp>(</rp><rt>アッゲル</rt><rp>)</rp></ruby>と<ruby><rb>防柵</rb><rp>(</rp><rt>ウァッルム</rt><rp>)</rp></ruby>を築き上げた。
*Huic loricam pinnasque adiecit
**これに<ruby><rb>胸壁</rb><rp>(</rp><rt>ロリカ</rt><rp>)</rp></ruby>と<ruby><rb>鋸壁</rb><rp>(</rp><rt>ピンナ</rt><rp>)</rp></ruby>を付け加えて、
**:<span style="color:#009900;">(訳注:胸壁と鋸壁とは、[[ガリア戦記 第5巻#40節|第5巻40節]]で既出のように、凹凸形に編み込まれた柴の壁)</span>
*grandibus cervis eminentibus ad commissuras pluteorum atque aggeris,
**障壁と土塁の接合部の辺りに大きな<ruby><rb>鹿柴</rb><rp>(</rp><rt>ケルウス</rt><rp>)</rp></ruby>を突き出させて、
**:<span style="color:#009900;">(訳注:<ruby><rb>鹿柴</rb><rp>(</rp><rt>ろくさい</rt><rp>)</rp></ruby>(鹿砦または<ruby><rb>逆茂木</rb><rp>(</rp><rt>さかもぎ</rt><rp>)</rp></ruby>)とは、鹿の角のように枝分かれした杭や枝を逆立てた杭囲い。</span>
**:<span style="color:#009900;">障壁とは、防柵の前に取り付けられた胸壁と鋸壁の総称であろう。)</span>
*qui ascensum hostium tardarent,
**敵方が登って来るのを妨げようとした。
*et turres toto opere circumdedit, quae pedes LXXX(octoginta) inter se distarent.
**構築物の全体を、互いに80ペース(約24m)離れて立つ櫓で取り巻いた。
===73節===
'''カエサルは、攻囲陣地をさらに障害物で補強する'''
*① Erat eodem tempore et materiari et frumentari et tantas munitiones fieri necesse
**材木収集と糧食徴発、およびこれほどの塁壁工事がなされることが、同時に必要であった。
*deminutis nostris copiis, quae longius ab<ref>ab はα系写本の記述で、β系写本では a となっている。</ref> castris progrediebantur.
**我が方の軍勢(ローマ勢)は減じており、陣営からはるか遠くに進み出ていた。
*Ac nonnumquam opera nostra Galli temptare
**いくたびか、我が方の構築物に、ガッリア人が攻撃すること(を試み)、
*atque eruptionem ex oppido pluribus portis summa vi facere conabantur.
**かつ、<ruby><rb>[[w:オッピドゥム|城塞都市]]</rb><rp>(</rp><rt>オッピドゥム</rt><rp>)</rp></ruby>の多くの門から、主力でもって出撃することを試みた。
*② Quare ad haec rursus opera addendum Caesar putavit,
**そのゆえに、この構築物へさらに(以下の障害物が)付け加えられるべきだとカエサルは考えた。
*quo minore numero militum munitiones defendi possent.
**それによって、より少ない数の兵士で塁壁が防衛されることができるように、と。
[[画像:Archeodrome_Beaune_8.jpg|thumb|right|300px|[[w:アレシアの戦い|アレスィア古戦場]]跡に再現された攻囲陣地(上の画像と同じ物)。堡塁(土塁と障壁と櫓)の前の平地に、樹枝が突き出た「尖り杭」(奥)と落とし穴を枝で覆った「百合」(手前)が見える。]]
[[画像:Trous.de.loup.png|thumb|right|300px|サイコロの五つ目状に並べられた落とし穴「百合」(lilium)の模式図([[w:ウジェーヌ・エマニュエル・ヴィオレ・ル・デュク|ヴィオレ=ル=デュク]]著『中世フランス建築体系辞典』[[s:fr:Dictionnaire raisonné de l’architecture française du XIe au XVIe siècle - Tome 5, Fossé|(s)]]より)。図の上部が五つ目状の配列を、図の下部が落とし穴の断面図を示す。この断面図では、尖らされた樹幹の先端が、傾斜した穴の突き固められた底から4本指ほど突き出ていると解釈しているようである。カエサルの記述からは、地表から突き出ているとも解釈できる。]]
[[画像:Aiguillon.png|thumb|right|200px|鉄の鉤が固定された杭「刺」の模式図([[w:ウジェーヌ・エマニュエル・ヴィオレ・ル・デュク|ヴィオレ=ル=デュク]]著『中世フランス建築体系辞典』[[s:fr:Dictionnaire raisonné de l’architecture française du XIe au XVIe siècle - Tome 5, Fossé|(s)]]より)。]]
[[画像:Archeodrome_Beaune_2.jpg|thumb|right|300px|[[w:アレシアの戦い|アレスィア古戦場]]跡に再現された攻囲陣地(上の画像と同じ物)。いちばん手前に「刺」が再現されている。]]
:
'''尖り杭'''
*Itaque truncis arborum aut admodum firmis ramis abscisis
**こうして、樹木の幹、あるいは非常に強固な枝が切り取られて、
*atque horum delibratis ac praeacutis cacuminibus
**これらの皮がむかれて、<ruby><rb>梢</rb><rp>(</rp><rt>こずえ</rt><rp>)</rp></ruby>が<ruby><rb>尖</rb><rp>(</rp><rt>とが</rt><rp>)</rp></ruby>らされて、
*perpetuae fossae quinos pedes altae ducebantur.
**5[[w:ペース (長さ)|ペース]](約1.5m)ずつの連続した堀が引かれた。
*③ Huc illi stipites demissi
**ここに、あの樹幹が沈められて、
*et ab infimo revincti, ne revelli possent, ab ramis eminebant.
**底から固くしばられて、はぎ取ることができないようにして、枝から(地上に)突き出るようにしていた。
*④ Quini erant ordines coniuncti inter se atque implicati;
**5列ずつが、互いにつなげられて、結び合わされた。
*quo qui intraverant se ipsi acutissimis vallis induebant.
**そこに踏み込んだ者は、自身が自らをきわめて鋭い杭に陥れた。
*Hos cippos appellabant.
**(将兵たちは)これらを<ruby><rb>尖り杭</rb><rp>(</rp><rt>キップス</rt><rp>)</rp></ruby>と呼んだ。
**:<span style="color:#009900;">(訳注:[[wikt:en:cippus|cippus]]「尖り杭」は「墓標」とも訳されるが、後者は古典期以降のラテン語で長方形の墓碑を指す<ref><small>POSTCLASSIQUE</small> <i>[[w:fr:Cippe|cippe]] (colonne funéraire rectangulaire)</i>(ラルース社の羅仏辞典 <small>“Dictionnaire MaxiPoche Plus latin-français et français-latin”</small> を参照)</ref>。)</span>
:
'''百合'''
*⑤ Ante<ref>ante はβ系写本の記述で、α系写本にはない。</ref> quos<ref>quos はα系写本の記述で、β系写本では hos となっている。</ref> obliquis ordinibus in quincuncem dispositis
**それらの前に、(サイコロの)<ruby><rb>五つ目状</rb><rp>(</rp><rt>クィンクンクス</rt><rp>)</rp></ruby>に斜めの列に配置されて、
*scrobes tres in altitudinem pedes fodiebantur
**深さ3ペース(約90cm)の穴が掘られた。
*paulatim angustiore ad infimum fastigio.
**しだいに、より狭く、底の方へ傾斜を付けて。
*⑥ Huc teretes stipites [[w:la:Femur|feminis]] crassitudine
**ここに、太ももの厚さの丸みを帯びた樹幹が
*ab summo praeacuti et praeusti demittebantur,
**先端から尖らせられ、焦がされて(穴の底に)突き刺された。
*ita ut non amplius digitis quattuor ex terra<ref>ex terra はα系写本の記述で、V・ρ系写本では e terra 、T写本では contra となっている。</ref> eminerent;
**4本の指より長くないほど地中から突き出るように。
*⑦ simul confirmandi et stabiliendi causa
**同時に、強固にして固定するために、
*singuli ab infimo solo pedes terra exculcabantur;
**それぞれ底から1ペース(約30cm)だけ土で突き固められた。
*reliqua pars scrobis ad occultandas insidias viminibus ac virgultis integebatur.
**穴の残りの部分は、わなを隠すために、柳の細枝や若枝で覆われた。
*⑧ Huius generis octoni ordines ducti ternos inter se pedes distabant.
**この類いを、8列ずつ、3ペース(約90cm)ずつ互いに離して、作った。
*Id ex similitudine floris lilium appellabant.
**(将兵たちは)それを花との類似から、<ruby><rb>[[w:ユリ|百合]]</rb><rp>(</rp><rt>リリウム</rt><rp>)</rp></ruby>と呼んだ。
:
'''刺'''
*⑨ Ante haec taleae pedem longae ferreis hamis infixis totae in terram infodiebantur
**これらの前に、鉄製の鉤が打ち込まれた長さ1ペース(約30cm)の棒の全体が地中に埋め込まれた。
*mediocribusque intermissis spatiis omnibus locis disserebantur,
**適度な空間を間にあけて、至る所に配置された。
*quos stimulos nominabant.
**(将兵たちは)それらを刺と呼んだ。
{| class="wikitable"
|-
! colspan="2" | [[w:la:Obsidio Alesiae|Obsidio Alesiae]]
|-
| style="vertical-align:top; text-align:left; width:35em;" |[[画像:Fortificazioni alesia png.png|thumb|left|500px|[[w:アレシアの戦い|アレシアの戦い]]における攻囲陣地の構成(図の説明はイタリア語)。]]
|}
===74節===
'''ガッリア人の来援に備えて、外周にも同様の塁壁を張り巡らす'''
*① His rebus perfectis
**これらの物が造り上げられると、
*regiones secutus quam potuit aequissimas pro loci natura
**地勢に応じて、できるかぎり好都合な地帯を探し求めて、
*XIIII(quattuordecim) milia passuum complexus
**14ローママイル(約21km)を取り巻いて、
*pares eiusdem generis munitiones,
**(内周の塁壁と規模が)匹敵する同じ類いの塁壁を
*diversas ab his, contra exteriorem hostem perfecit,
**これら(内周)に対置させて、外側の敵に対抗して造り上げた。
*ut ne magna quidem multitudine, si ita accidat equitatus<ref>equitatus はシェーラー(Schoeller)による修正提案で、写本(ω)では eius であるが、近代の校訂者たちにより修正提案がなされている。</ref> discessu,
**:<span style="color:#009900;font-family:Times New Roman;">(訳注:[[wikt:en:ne quidem|ne ~ quidem]]「~でさえ…ない」)</span>
**もし[[w:騎兵|騎兵隊]]の退去によりこのようなこと(外敵との遭遇)が生じても、決して大軍により
*munitionum praesidia circumfundi possent;
**塁壁の守備隊が包囲されることができないように。
*② <ne> autem<ref>ne autem は近代の校訂者による修正提案で、α系・π系写本では aut、ρ系写本では ut となっている。</ref> cum periculo ex castris egredi cogatur,
**(ローマ勢が)危険を伴って陣営から進発することを強いられることもないように、
*dierum XXX(triginta) pabulum frumentumque habere omnes convectum iubet.
**30日分の[[w:糧秣|秣(まぐさ)や穀物]]を運び集めて保持することを皆に命じた。
===75節===
'''ガッリア同盟が各部族に動員を要請する'''
*① Dum haec apud<ref>apud はα系写本の記述で、β系写本では ad となっている。</ref> [[w:la:Alesia|Alesiam]] geruntur,
**これらが[[w:アレシア|アレスィア]]のもとで遂行されている間に、
*Galli concilio principum indicto
**ガッリア人たちは、領袖たちの会合を課して、
*non omnes hos<ref>omnes hos はα系写本の記述で、β系写本では単に omnes となっている。</ref> qui arma ferre possent, ut censuit [[w:la:Vercingetorix|Vercingetorix]], convocandos statuunt,
**[[w:ウェルキンゲトリクス|ウェルキンゲトリークス]]が見積もったように武器を扱える者たち皆を召集するべき、ではないと判断した。
*sed certum numerum cuique ex civitate<ref>ex civitate はα系写本の記述で、β系写本では civitati となっている。</ref> imperandum,
**けれども、おのおのの部族から一定の兵数(の供出)を命令すること(を決めた)。
*ne tanta multitudine confusa nec moderari nec discernere suos nec frumentandi rationem<ref>frumentandi rationem はT・U・R写本などの記述で、V・U写本などでは frumenti rationem となっている。</ref> habere possent.
**これほどの大軍で混乱したり、味方を指揮できなかったり判別できなかったり、ということがないように。
*② Imperant [[w:la:Haedui|Haeduis]] atque eorum clientibus, Segusiavis, Ambivaretis, Aulercis Brannovicibus, Blannoviis, milia XXXV(triginta quinque);
**[[w:ハエドゥイ族|ハエドゥイー族]]とその庇護民であるセグスィアウィ族、アンビウァレティ族、アウレルキ・ブランノウィケス族、ブランノウィイ族に3万5千名を命令した。
*parem numerum Arvernis adiunctis Eleutetis, Cadurcis, Gabalis, Vellaviis,
**[[w:アルウェルニ族|アルウェルニー族]]に隣接しているエレウテティ族、カドゥルキー族、ガバリ族、ウェッラウィイ族に同等の兵数。
*qui sub imperio Arvernorum esse consuerunt;
**彼らはアルウェルニー族の支配下にいるのが常であった。
*③ Sequanis, Senonibus, Biturigibus, Santonis, Rutenis, Carnutibus duodena milia;
**セクアニ族、セノネース族、ビトゥリゲース族、サントネス族、ルテーニー族、カルヌーテース族には1万2千ずつ。
*Bellovacis X(decem); totidem Lemovicibus;
**ベッロウァキ族に1万。レモウィケス族に同じだけ多く(1万)。
*octona Pictonibus et Turonis et Parisiis et Helvetiis;
**ピクトネス族とトゥロニ族とパリスィイ族と[[w:ヘルウェティイ族|ヘルウェティイ族]]に8(千)ずつ。
*Senonibus<ref>Senonibus は写本(ω)にある記述だが、sen<a Suessi>onibus「6(千)ずつをスエッスィオニス族…に」などさまざまな修正提案がなされている。</ref>, Ambianis, Mediomatricis, Petrocoriis, Nerviis, Morinis, Nitiobrogibus quina milia;
**セノネース族、アンビアニ族、メディオマトリキ族、ペトロコリイ族、ネルウィイ族、モリニ族、ニティオブロゲス族に5千ずつ。
**:<span style="color:#009900;">(訳注:Senonibus「セノネース族」は既出のためスエッスィオネス族などに書き替える修正提案がなされ、以下は校訂版によっては兵数がずれる。</span>
**:<span style="color:#009900;">しかし、スエッスィオネス族 Suessiones は[[ガリア戦記 第2巻#12節|第2巻12節]]でレーミー族を通じてカエサルに降伏しており、</span>
**:<span style="color:#009900;">第8巻6節でも「レーミー族に委ねられていた」「同盟者」と記されているので、アレスィアには出兵していないであろう。)</span>
*Aulercis Cenomanis totidem; Atrebatibus IIII;
**アウレルキ・ケノマニ族に同じだけ多く(5千)。アトレバテス族に4(千)。
*Veliocassis, Lexoviis et Aulercis Eburovicibus terna;
**ウェリオカッセス族、レクソウィイ族とアウレルキ・エブロウィケス族に3(千)ずつ。
*Rauracis et Boiis<ref>Boiis はα系写本の記述で、β系写本では Bois となっている。</ref> bina;
**ラウラキ族とボイイ族に2(千)ずつ。
*XXX<ref>XXX はα系写本の記述で、さまざまな修正提案がなされている。</ref> milia universis civitatibus, quae Oceanum attingunt
**<ruby><rb>大洋<span style="color:#009900;">〔[[w:大西洋|大西洋]]〕</span></rb><rp>(</rp><rt>オーケアヌス</rt><rp>)</rp></ruby>に接する諸部族全体に3万。
**:<span style="color:#009900;">(訳注:この数は写本により異なっており、混乱している。)</span>
*quaeque eorum consuetudine Aremoricae appellantur,
**それらは、彼ら(ガッリア人)の慣習でアレモリカエと呼ばれており、
*quo sunt in numero Coriosolites, Redones, Ambibarii, Caletes, Osismi, Veneti, Lemovices, Unelli.
**コリオソリテス族、レドネス族、アンビバリイ族、カレテス族、オスィスミ族、ウェネティ族、レモウィケス族、ウネッリ族がそれらに数えられる。
*⑤ Ex his Bellovaci suum numerum non compleverunt<ref>compleverunt はα系写本の記述で、β系写本では contulerunt となっている。</ref>,
**これらのうちで、ベッロウァキ族は、自分たちの(割り当てられた)数を満たさなかった。
*quod se suo nomine atque arbitrio cum Romanis bellum gesturos dicebant
**というのは、彼らは自らの名と裁量でもってローマ人と交戦するであろうと言ったのだ。
*neque cuiusquam imperio obtemperaturos;
**(自分たちは)何者の命令にも服従しないであろう、と。
*rogati tamen ab<ref>ab はα系写本の記述で、β系写本では a となっている。</ref> Commio pro eius hospitio duo milia una miserunt.
**けれども、[[w:コンミウス|コンミウス]]の懇願により、彼を賓客としているために、2千名を一緒に送り出した。
**:<span style="color:#009900;">(訳注:ベッロウァキ族は要求された兵数の5分の1しか出さなかったが、第8巻22節ではこの出兵をも含めてカエサルから責められる。)</span>
===76節===
'''コンミウスもガッリア同盟軍に内応、約25万の大軍が集結'''
*① Huius opera Commii, ut antea demonstravimus, fideli atque utili
**前に述べたように、この[[w:コンミウス|コンミウス]]の信頼すべき有益な働きを
**:<span style="color:#009900;">(訳注:[[ガリア戦記 第4巻#21節|第4巻21節]]・[[ガリア戦記 第4巻#27節|27節]]・[[ガリア戦記 第4巻#35節|35節]]、[[ガリア戦記 第5巻#22節|第5巻22節]]、[[ガリア戦記 第6巻#6節|第6巻6節]]を参照。)</span>
*superioribus annis erat usus in [[w:la:Britannia Maior|Britannia]] Caesar;
**カエサルは先年(BC55~54年)に[[w:ブリタンニア|ブリタンニア]]において役立てていた。
**:<span style="color:#009900;">(訳注:コンミウスは、[[w:ローマによるブリタンニア侵攻 (紀元前55年-紀元前54年)|カエサルのブリタンニア侵攻]]の先導役を務めていた。後にブリタンニアで王となる。)</span>
*quibus ille pro meritis civitatem eius immunem esse iusserat,
**彼(カエサル)はそれらの功績の見返りに、彼(コンミウス)の部族が免税となることを命じており、
*iura legesque reddiderat atque ipsi Morinos attribuerat.
**権能や法度を元に戻してやり、(コンミウス)自身にモリニ族(の統治)をも委ねていた。
*② Tamen tanta<ref>tamen tanta はα系写本の記述で、β系写本では tanta tamen となっている。</ref> universae Galliae consensio fuit libertatis vindicandae et pristinae belli laudis recuperandae,
**けれども、自主独立が求められるべきで、かつての戦争の誉れが取り戻されるべきだという、ガッリア全体の合意があった。
*ut neque beneficiis neque amicitiae memoria moverentur
**その結果、(カエサルからの)厚遇にも友情の記憶にも揺り動かされず、
*omnesque et animo et opibus in id bellum incumberent.
**(ガッリアの)皆が闘志によっても兵力によっても、その戦争に没頭していたのだ。
*③ Coactis equitum milibus VIII(octo) et peditum circiter CCL(ducenti quinquaginta)<ref>CCL はβ系写本の記述で、α系写本では CCXL または CCXXXX となっている。</ref>
**[[w:騎兵|騎兵]]8千騎と[[w:歩兵|歩兵]]およそ250(千)名が徴集されて、
**:<span style="color:#009900;">(訳注:歩兵の数は、β系写本では25万、α系写本では24万と異なっている。)</span>
*haec in Haeduorum finibus recensebantur, numerusque inibatur, praefecti constituebantur.
**これら(の軍勢)が[[w:ハエドゥイ族|ハエドゥイー族]]の領土で閲兵されて、数が見積もられて、指揮官たちが決められた。
*④ Commio Atrebati, Viridomaro et [[w:la:Eporedorix|Eporedorigi]] [[w:la:Haedui|Haeduis]],
**アトレバテス族の[[w:コンミウス|コンミウス]]、ハエドゥイー族のウィリドマルスとエポレドリクス、
*[[w:la:Vercassivellaunus|Vercassivellauno]] Arverno, consobrino Vercingetorigis, summa imperii traditur.
**[[w:ウェルキンゲトリクス|ウェルキンゲトリークス]]の従兄弟である[[w:アルウェルニ族|アルウェルニー族]]のウェルカッスィウェッラウヌスに、最高司令権が託された。
*His delecti ex civitatibus attribuuntur, quorum consilio bellum administraretur.
**彼らに、諸部族から選ばれた者たちが付与されて、その者たちの協議により戦争が指導された。
*⑤ Omnes alacres et fiduciae pleni ad [[w:la:Alesia|Alesiam]] proficiscuntur,
**皆が、活気があって自身に満ち、[[w:アレシア|アレスィア]]へ向けて出発した。
*⑥ neque erat omnium quisquam qui adspectum modo tantae multitudinis sustineri posse arbitraretur,
**これほどの大軍を一見しただけで持ちこたえられる者は、誰一人いないと思われた。
*praesertim ancipiti proelio,
**とりわけ(内周と外周の)両面の戦闘で、
*cum ex oppido eruptione pugnaretur, foris tantae copiae equitatus peditatusque cernerentur.
**城塞都市からは出撃により戦われ、外からは騎兵と歩兵のこれほどの軍勢が視認されるのであるから。
===77節===
'''飢餓状態のアレスィアで、クリトグナトゥスが極論を唱える'''
*① At ii qui [[w:la:Alesia|Alesiae]] obsidebantur
**ところが、[[w:アレシア|アレスィア]]に包囲されていた者たちは、
*praeterita die qua auxilia suorum exspectaverant,
**味方の援軍を待ち望んでいた日も経過して、
*consumpto omni frumento,
**すべての糧食を消費し尽くして、
*inscii quid in [[w:la:Haedui|Haeduis]] gereretur,
**[[w:ハエドゥイ族|ハエドゥイー族]]のところにおいて何がなされているのかを知らず、
*concilio coacto de exitu suarum fortunarum consultabant.
**会合を召集して、自分たちの命運の結末について協議した。
*② Ac variis dictis sententiis
**そして、さまざまな意見が述べられた。
*quarum pars deditionem,
**それらの一部は降伏を、
*pars dum vires suppeterent eruptionem censebat,
**別の一部は、活動力が十分にある間に突撃することを考慮していた。
*non praetereunda oratio [[w:la:Critognatus|Critognati]] videtur propter eius singularem et nefariam crudelitatem.
**クリトグナトゥスの演説は、彼の特異で非道な残酷さのために、看過されるべきではないと思われる。
<br>
'''クリトグナトゥスの演説が始まる'''
*③ Hic summo in Arvernis ortus loco et magnae habitus auctoritatis,
**彼は、[[w:アルウェルニ族|アルウェルニー族]]において最高の身分に生まれ、大きな影響力を持つとみなされていた。
<br>
'''降伏論者は最低の輩だ'''
*"Nihil" inquit "de eorum sententia dicturus sum, qui turpissimam servitutem deditionis nomine appellant,
**「最も恥ずべき隷属を降伏という名で呼んでいる者たちの意見については、(私は)何も述べないであろう」と言った。
*neque hos habendos civium loco neque ad concilium adhibendos censeo.
**「この者たちは市民の身分を持つべきではないし、会合へ招き入れられるべきでもない、と(私は)考える。
<br>
'''突撃論者には辛抱が欠けている'''
*④ Cum his mihi res sit, qui eruptionem probant;
**突撃に賛同した者たちとともに、私の関わりはあるべきだ。
*quorum in consilio omnium vestrum consensu
**その者たちの考えには、君たち皆の同意があるだろうし、
*pristinae residere virtutis memoria videtur.
**かつての武勇の記憶が残っていることと思われる。
*⑤ Animi est ista mollitia, non virtus, paulisper inopiam ferre non posse.
**しばらくの間も(糧食の)欠乏に耐えることができない(君らの)ことは、気の弱さであって、武勇ではない。
*Qui se ultro morti offerant facilius reperiuntur quam qui dolorem patienter ferant.
**自発的に玉砕して逝った者たちは、苦痛に辛抱強く耐えた者たちよりも、より容易に見出されるのだ。
*⑥ Atque ego hanc sententiam probarem ─tantum apud me dignitas potest─,
**しかし私は(突撃という)この意見に賛同したであろう。それほど、私にとっても価値がある。
*si nullam praeterquam vitae nostrae iacturam fieri viderem;
**(ただし)もし、我々(ガッリア勢)の生命が投げ出されること以外に(方策が)何もないと思ったならばだ。
*⑦ sed in consilio capiendo omnem Galliam respiciamus, quam ad nostrum auxilium concitavimus.
**けれども、作戦を立てるに当たっては、我々のために援軍を(我々が)呼び寄せた全ガッリアを顧慮しよう。
*⑧ Quid hominum milibus LXXX(octoginta) uno loco interfectis
**(我々ガッリア勢)8万の人間が(アレスィア)1か所で殺戮されたら、
*propinquis consanguineisque nostris animi fore existimatis,
**我々の親類縁者たちの士気はどうなると(君らは)判断しているのか。
*si paene in ipsis cadaveribus proelio decertare cogentur?
**もし、ほとんど(我々)自身の亡骸の中で(味方が)決戦することを強いられたら?
*⑨ Nolite hos vestro auxilio exspoliare qui vestrae salutis causa suum periculum neglexerunt,
**君らの身の安全のために、己の危険を顧みなかった者たちのことを、君らが援助すること(の機会)を奪わないでくれ。
*nec stultitia ac temeritate vestra aut animi imbecillitate omnem Galliam prosternere et perpetuae servituti subicere.
**君らの愚かさや無思慮、または心の弱さによって、全ガッリアを滅ぼすことや永久の隷属に委ねることがないように。
<br>
'''ローマ人たちが恐れているのを見よ'''
*⑩ An quod ad diem non venerunt, de eorum fide constantiaque dubitatis?
**それとも(援軍が)期日までにやって来なかったので、彼らの誠実さや剛直さについて(君らは)疑っているのか?
*Quid ergo?
**それでは(あれは)何だ?
*Romanos in illis ulterioribus munitionibus animine causa cotidie exerceri putatis?
**ローマ人たちがあの向こう側の塁壁のところで、趣味のために毎日たえず働かされていると(君らは)思うのか?
*⑪ Si illorum nuntiis confirmari non potestis omni aditu praesaepto,
**もし、すべての出入口を(防柵で)遮られて、(援軍の到来を)彼らの伝令により(君らが)確証できないのならば、
*his utimini testibus adpropinquare eorum adventum,
**こちらの者たち(ローマ人)を、彼ら(援軍)の到来が近づいている証人として示せ。
*cuius rei timore exterriti diem noctemque in opere versantur.
**(援軍の到来という)その事態の恐れに戦慄して(ローマ人たちは)昼も夜も工事に従事しているのだ。
<br>
'''クリトグナトゥスの意見は?'''
*⑫ Quid ergo mei consilii est?
**それでは、私の考えは何であるか?
*Facere quod nostri maiores nequaquam pari bello Cimbrorum Teutonumque fecerunt:
**我々の先祖たちが(今回とは)決して比べものにならない[[w:キンブリ・テウトニ戦争|キンブリ族・テウトニ族との戦争]]でしたことをするのだ。
*qui in oppida compulsi ac simili inopia subacti
**彼ら(先祖たち)は、[[w:オッピドゥム|城塞都市]]に押し込められて、(今回と)似たような欠乏により衰弱させられて、
*eorum corporibus, qui aetate ad bellum inutiles videbantur, vitam toleraverunt
**加齢により戦争に役立たないと思われた者たちの肉体(を食べること)によって、生命を持ちこたえて、
*neque se hostibus tradiderunt.
**敵方に降伏しなかったのだ。
*⑬ Cuius rei si exemplum non haberemus,
**もし、そういう事態の先例を我々が持たなかったとしても、
*tamen libertatis causa institui et posteris prodi pulcherrimum iudicarem.
**けれども、自由のために、最も栄誉なことが決断され、子孫たちに伝えられることと、私は思いたい。
*⑭ Nam quid illi simile bello fuit?
**実際、あの戦争に(今回と)似ている何があっただろうか?
*Depopulata Gallia Cimbri magnaque inlata calamitate
**キンブリ族はガッリアを荒らしまわって、大きな災禍をもたらしたが、
*finibus quidem nostris aliquando excesserunt atque alias terras petierunt;
**あるとき我々の領土から立ち去って、他の土地を求めて行った。
*iura, leges, agros, libertatem nobis reliquerunt.
**権限、法度、耕地、自由を我々(ガッリア人)に残して行ったのだ。
*⑮ Romani vero quid petunt aliud aut quid volunt
**しかし、ローマ人たちは(以下に挙げることの)他に何を求め、何を欲しているのだろうか。
**:<span style="color:#009900;">(訳注:「しかし、ローマ人が求め、欲しているのは、以下のことである」の意。)</span>
*nisi invidia adducti quos fama nobiles potentesque bello cognoverunt,
**高貴で戦争に力強い(ガッリアの)者たちを名声で知って羨望に駆られた以外には、
*horum in agris civitatibusque considere atque his aeternam iniungere servitutem?
**彼らの土地や部族共同体に居座って、彼らを永遠の隷属を課すること以外には。
*Neque enim ulla alia condicione bella gesserunt.
**実際、(ローマ人は)他のいかなる条件でも決して戦争を遂行したことがなかった。
*⑯ Quodsi ea quae in longinquis nationibus geruntur ignoratis,
**もし、遠方の種族のところでなされていることを(君らが)知らないのであれば、
*respicite finitimam Galliam,
**ガッリアの隣人たちを見渡しなさい。
*quae in provinciam redacta,
**(彼らはローマの)[[w:属州|属州]]になることを余儀なくされ、
*iure et legibus commutatis,
**権限や法度を変えられて、
*securibus subiecta perpetua premitur servitute."
**(ローマの)権力に服属させられて、永久の隷属に苦しめられているのだ。
===78節===
'''マンドゥビイ族の投降をカエサルが拒む'''
*① Sententiis dictis
**(いくつかの)意見が述べられて、
*constituunt ut ii, qui valetudine aut aetate inutiles sunt<ref>sunt はα系写本の記述で、β系写本では sint となっている。</ref> bello, oppido excedant
**(ガッリア人たちは)健康または年齢により戦争に役立たない者たちは[[w:オッピドゥム|城塞都市]]を退去するように決めた。
*atque omnia prius experiantur quam ad Critognati sententiam descendant;
**さらに、クリトグナトゥスの意見に同意するよりも、まずあらゆることを試みるように(決めた)。
*② illo tamen potius utendum consilio,
**けれども(以下の場合には)むしろ彼(クリトグナトゥス)の意見を実行するべきだ。
*si res cogat atque auxilia morentur,
**もし、事態が強いて、援軍が遅滞させられるのならば、
*quam aut deditionis aut pacis subeundam condicionem.
**降伏あるいは講和条件を受諾することよりも(クリトグナトゥスの意見を実行するべきだ)、と。
*③ Mandubii qui eos oppido receperant,
**彼ら(ガッリア勢)を城塞都市に受け入れていたマンドゥビイ族は、
*cum liberis atque uxoribus exire coguntur.
**子供たちや妻女たちとともに(城塞都市から)出て行くことを強いられた。
*④ Hi cum ad munitiones Romanorum accessissent,
**彼らは、ローマ人たちの塁壁のところへ近づいたときに、
*flentes omnibus precibus orabant, ut se in servitutem receptos cibo iuvarent.
**自分たちを奴隷として受け入れて食糧で助けてくれるように、泣きながらあらゆる懇願で頼んだ。
*⑤ At Caesar dispositis in vallo custodibus<ref>custodibus はα系写本の記述で、β系写本では custodiis となっている。</ref> recipi prohibebat.
**だが、カエサルは、防柵の中に番兵を分けて置き、(マンドゥビイ族を)受け入れることを禁じた。
===79節===
'''ガッリア同盟軍の来援、アレスィアの歓呼'''
*① Interea Commius reliquique duces, quibus summa imperii permissa erat,
**その間に、最高司令権を任されていた[[w:コンミウス|コンミウス]]とほかの将帥たちが、
*cum omnibus copiis ad Alesiam perveniunt
**すべての軍勢とともに[[w:アレシア|アレスィア]]の辺りへ到着して、
*et colle exteriore occupato
**より外側の丘陵を占拠して、
**:<span style="color:#009900;">(訳注:現在のミュスィ=ラ=フォス村 [[w:fr:Mussy-la-Fosse|Mussy-la-Fosse]]<ref>[http://maps.google.com/maps?q=47.521944,4.438611&hl=fr&ie=UTF8&ll=47.522012,4.438648&spn=0.01849,0.027423&t=h&z=15 Google map]を参照。</ref> のある丘陵であると思われる。)</span>
*non longius mille passibus ab nostris munitionibus considunt.
**我が方(ローマ勢)の塁壁から1ローママイル(約1.5km)ほども遠くないところに陣取った。
**:<span style="color:#009900;">(訳注:現在のヴナレ=レ=ローム [[w:fr:Venarey-les-Laumes|Venarey-les-Laumes]] 市街<ref>[http://maps.google.com/maps?q=47.542778,4.445833&hl=fr&ie=UTF8&ll=47.543106,4.458475&spn=0.036965,0.054846&t=h&z=14 Google map]を参照。</ref>の周辺であると思われる。)</span>
*② Postero die equitatu ex castris educto
**翌日に、[[w:騎兵|騎兵隊]]が陣営から進発させられて、
*omnem eam planitiem quam in longitudinem milia passuum III(tria)<ref>milia passuum III はβ系写本の記述で、α系写本では quattuor milia passuum などとなっている。</ref> patere demonstravimus, complent
**3ローママイル(約4.5km)の長さにわたり広がっていることを既述した平地のすべてを、満たした。
**:<span style="color:#009900;">(訳注:[[#69節|69節]]を参照。現在のローム平原に当たると思われる。)</span>
*pedestresque copias paulum ab eo loco abditas in locis superioribus constituunt.
**[[w:歩兵|歩兵]]の軍勢を、その地からいくらか遠ざけて、より高いところに駐留させた。
**:<span style="color:#009900;">(訳注:上記の丘陵のより高い所であると思われる。)</span>
*③ Erat ex oppido Alesia despectus in campum.
**アレスィアの[[w:オッピドゥム|城塞都市]]からは(その)平地に眺望があった。
*Concurrunt<ref>concurrunt はα系写本の記述で、β系写本では concurritur となっている。</ref> his auxiliis visis;
**これらの援軍が現われると(アレスィアのガッリア人たちは)群がり集まった。
*fit gratulatio inter eos
**彼らの間で祝賀がなされて、
*atque omnium animi ad laetitiam excitantur.
**皆の心が喜びへと鼓舞された。
*④ Itaque productis copiis ante oppidum considunt
**こうして(アレスィアの)軍勢が出撃させられて、城塞都市の前に陣取って、
*et proximam fossam cratibus integunt atque aggere explent
**最も近い堀を、柴で蔽って、土砂を充満させて、
*seque ad eruptionem atque omnes casus comparant.
**突撃やあらゆる有事に戦備を整えた。
===80節===
'''ゲルマニア騎兵らローマ勢が来援ガッリア騎兵をも打ち破る'''
*① Caesar omni exercitu ad utramque partem munitionum<ref>munitionum はα系写本の記述で、β系写本では munitionis となっている。</ref> disposito,
**カエサルは、すべての[[w:歩兵|歩兵隊]]を、塁壁の(内周と外周)両側に分けて置き、
*ut, si usus veniat, suum quisque locum teneat et noverit,
**もし、必要が生じたら、おのおのが自らの部署を知って固守するようにした。
*equitatum ex castris educi et proelium committi iubet.
**[[w:騎兵|騎兵隊]]を陣営から進発させて、交戦することを命じた。
*② Erat ex omnibus castris, quae summum undique iugum tenebant, despectus
**至る所で尾根の頂きを占めていた(ローマ勢の)すべての陣営から(騎兵戦の)眺望があった。
*atque omnes milites intenti<ref>intenti はα系写本の記述で、β系写本では intenti animi、Fuchs は intentis animis と修正提案している。</ref> pugnae proventum<ref>pugnae proventum はα系写本の記述で、β系写本では proventum pugnae となっている。</ref> exspectabant.
**すべての兵士たちは(観戦に)没頭して、戦いの結果を待っていた。
*③ Galli inter equites raros sagittarios expeditosque levis armaturae interiecerant,
**ガッリア人たちは、弓兵たちと軽装歩兵たちをまばらに、騎兵たちの間に置いていて、
*qui suis cedentibus auxilio succurrerent
**その者たち(弓兵と軽装歩兵)は、味方が後退するのを支援するために馳せ寄って、
*et nostrorum equitum impetus sustinerent.
**我が方(ローマ勢)の騎兵の突撃に持ちこたえていた。
*Ab his complures de improviso vulnerati proelio excedebant.
**彼らによって(ローマ側騎兵の)かなりの者たちが、思いがけず負傷させられて、戦闘から退いた。
*④ Cum suos pugna superiores esse Galli confiderent
**ガッリア人たちが、味方が戦いで優勢であることを確信したとき、
*et nostros multitudine premi viderent,
**かつ、我が方(ローマ勢)が多勢(のガッリア騎兵)により圧倒されているのを見て取ったときに、
*ex omnibus partibus et ii qui munitionibus continebantur
**あらゆる方面から(ローマ勢の)塁壁によって囲まれていた者たちも、
*et hi<ref>hi はφ系・β系写本の記述で、χ系写本では ii となっている。</ref> qui ad auxilium convenerant
**(アレスィア)救援のために集結して来ていた者たちも、
*clamore et ululatu suorum animos confirmabant.
**大声やわめき声によって味方の闘志を強めた。
*⑤ Quod in conspectu omnium res gerebatur
**(両軍の)皆の環視の中で合戦が遂行されたので、
*neque recte ac<ref>ac はα系・π系写本の記述で、ρ系写本では aut となっている。</ref> turpiter factum celari poterat,
**立派な行為または見苦しい行為も隠されることができなかったので、
*utrosque et laudis cupiditas et timor ignominiae ad virtutem excitabant<ref>excitabant はB・M・L・N・R写本などの記述で、χ系・B・S・π系・U写本などでは excitabat となっている。</ref>.
**賞賛への功名心も、不名誉への恐れも、双方を武勇へと駆り立てた。
*⑥ Cum a meridie prope ad solis occasum dubia victoria pugnaretur,
**正午から、ほぼ日没の頃まで、勝利が不確実なまま戦われていたときに、
*Germani una in parte confertis turmis
**ゲルマニア人たちが、騎兵部隊を一か所に密集させて、
*in hostes impetum fecerunt eosque propulerunt;
**敵方に突撃を行ない、彼ら(ガッリア騎兵)を駆逐した。
*⑦ quibus in fugam coniectis
**その者たち(ガッリア騎兵)は逃亡に追いやられて、
*sagittarii circumventi interfectique sunt.
**弓兵たちは包囲されて殺戮された。
*⑧ Item ex reliquis partibus nostri cedentes usque ad castra insecuti
**我が方(ローマ勢)の残りの部隊も、撤退する(ガッリア騎兵の)者たちを陣営のところまで追撃して、
*sui colligendi facultatem non dederunt.
**立ち直る機会を与えなかった。
*⑨ At ii qui ab [[w:la:Alesia|Alesia]] processerant,
**そして、[[w:アレシア|アレスィア]]から進み出ていた者たちは、
*maesti prope victoria desperata se in oppidum receperunt.
**ほとんど絶望的な勝利に悲嘆して、城塞都市に退却した。
===81節===
'''ガッリア来援軍と籠城軍がローマ陣地に夜襲をしかける'''
*① Uno die intermisso Galli
**ガッリア人たちは一日を間に置いて、
*atque hoc spatio magno cratium, scalarum, harpagonum numero effecto
**この間に、多数の柴、[[w:梯子|梯子]]、鉤竿を調達して、
*media nocte silentio ex castris egressi
**真夜中に静けさのうちに陣営から進発して、
*ad campestres munitiones accedunt.
**平地の(ローマ勢の)塁壁の辺りへ近づいた。
*② Subito clamore sublato, qua significatione
**突然に雄叫びを上げて、それを合図として、
*qui in oppido obsidebantur de suo adventu cognoscere possent,
**[[w:オッピドゥム|城塞都市]]の中に包囲されている者たちが、自分たちの到来について認識できるようにした。
*crates proicere, fundis, sagittis, lapidibus nostros de vallo proturbare
**柴を投げ込み、投石器で、矢で、石でもって我が方(ローマ勢)を防柵から追い出すこと、
*reliquaque quae ad oppugnationem pertinent parant administrare.
**(塁壁の)攻略のために役立つほかのことに従事すること、を目論んだ。
*③ Eodem tempore clamore exaudito
**同時に(来援軍の)雄叫びを聞き取って、
*dat tuba signum suis [[w:la:Vercingetorix|Vercingetorix]] atque ex oppido educit.
**[[w:ウェルキンゲトリクス|ウェルキンゲトリークス]]は、麾下の者たちにラッパで指図を与えて、城塞都市から進発させた。
*④ Nostri, ut superioribus diebus, suus cuique<ref>suus cuique はβ系写本の記述で、χ系・B・M・S写本では ut cuique となっている。</ref> erat locus attributus, ad munitiones accedunt;
**我が方(ローマ勢)は、以前の日々に、おのおのの部署が割り当てられており、塁壁のところへ近寄った。
*fundis librilibus sudibusque, quas in opere disposuerant, ac glandibus Gallos proterrent.
**堡塁に分配されていたポンド投石器や杭、並びに玉によって、ガッリア人たちを追い払った。
**:<span style="color:#009900;">(訳注:librilis funda「ポンド投石器」;古代ローマの1ポンド [[w:la:Libra pondus|libra]] は約327グラム<ref>[[w:en:Ancient Roman units of measurement#Weight]]を参照。</ref>。)</span>
*⑤ Prospectu tenebris adempto multa utrimque vulnera accipiuntur.
**眺望が暗闇により奪われて、双方が多くの傷を蒙った。
*Complura tormentis tela coniciuntur.
**かなり多くの飛び道具が(巻上式)投石機によって投じられた。
*⑥ At [[w:la:Marcus Antonius|M.(Marcus) Antonius]] et [[w:la:Gaius Trebonius|C.(Gaius) Trebonius]] legati,
**[[w:マルクス・アントニウス|マルクス・アントニウス]]と[[w:ガイウス・トレボニウス|ガイウス・トレボニウス]] [[w:レガトゥス|両副官]]は、
*quibus hae partes ad defendendum obvenerant,
**この方面を防衛するために割り当てられていたが、
*qua ex parte nostros premi intellexerant,
**我が方(ローマ勢)が押されぎみであると見なした一帯のために、
*his auxilio ex ulterioribus castellis deductos submittebant.
**この者たちを支援するために、向こう側の砦から引き出した者たちを(援兵として)派遣した。
===82節===
'''アレスィア内外のガッリア勢が障害物に阻まれて退く'''
*① Dum longius ab munitione aberant Galli,
**ガッリア人たちは(ローマ勢の)塁壁から遠くに離れていた間は、
*plus multitudine telorum proficiebant;
**飛び道具の多さによって、前進していた。
*posteaquam propius successerunt,
**(塁壁の方へ)さらに近くに進入して来た後では、
*aut se ipsi<ref>ipsi はβ系写本の記述で、α系写本にはない。</ref> stimulis inopinantes induebant
**あるいは、思いがけず自ら「刺」に陥り、
**:<span style="color:#009900;">(訳注:stimulus「刺」については、[[#73節|73節]]⑨項を参照。)</span>
*aut in scrobes delati transfodiebantur
**あるいは、穴に陥落して(「百合」で)突き刺されたり、
**:<span style="color:#009900;">(訳注:「穴」と「百合」については、[[#73節|73節]]⑤~⑧項を参照。)</span>
*aut ex vallo ac turribus traiecti pilis muralibus interibant.
**あるいは、防柵や櫓から[[w:ピルム・ムーリアリス|防壁槍]]で射抜かれて逝った。
**:<span style="color:#009900;">(訳注:防壁槍については、[[ガリア戦記 第5巻#40節|第5巻40節]]を参照。)</span>
*② Multis undique vulneribus acceptis
**(ガッリア勢は)至る所で多くの傷を負ったが、
*nulla munitione perrupta,
**どの(ローマ側の)塁壁も突破されなかった。
*cum lux appeteret,
**<ruby><rb>暁光</rb><rp>(</rp><rt>ぎょうこう</rt><rp>)</rp></ruby>が(空を)染めたとき、
*veriti ne ab latere aperto ex superioribus castris eruptione circumvenirentur,
**開けた側面から、(ローマ勢の)高所の陣営からの突撃によって包囲されないようにと怖れて、
**:<span style="color:#009900;">(訳注:開けた側面とは、盾で守られていない右側のこと。)</span>
*se ad suos receperunt.
**味方のところへ退却した。
*③ At interiores
**それに対して、(アレスィア攻囲の)内側の者たちは、
*dum ea quae a [[w:la:Vercingetorix|Vercingetorige]] ad eruptionem praeparata erant<ref>praeparata erant は、写本(ω)ではpraeparaverant だが、このように修正提案されている。あるいは、a Vercingetorige が削除提案されている。</ref> proferunt,
**[[w:ウェルキンゲトリクス|ウェルキンゲトリークス]]により、突撃のために準備していたものを運び出して
*priores fossas explent,
**一番前の堀を埋めている間に、
*diutius in his rebus administrandis morati
**これらの事に従事することに、より長く妨げられて、
*prius suos discessisse cognoverunt quam munitionibus adpropinquarent.
**塁壁に近づくよりも前に味方(=来援軍)が退去したことを知ったのだ。
*Ita re infecta in oppidum reverterunt.
**こうして、事は達成されていないものの、[[w:オッピドゥム|城塞都市]]に引き返した。
===83節===
'''ウェルカッスィウェッラウヌスが兵6万を率いて急所の丘へ向かう'''
*① Bis magno cum detrimento repulsi Galli
**大きな損害とともに二度も撃退されたガッリア人たちは、
*quid agant consulunt;
**何をなすべきかを協議した。
*locorum peritos adhibent;
**(その)土地に熟知した者たちを招いた。
*ex his superiorum castrorum situs munitionesque cognoscunt.
**この者たちから、(ローマ勢の)高いところの陣営の位置や塁壁を調べ上げた。
*② Erat a septentrionibus collis,
**(アレスィアの)北方に丘陵があって、
**:<span style="color:#009900;">(訳注:これは現在のレア山 le Mont Réa であると思われ、山頂にはメネルー=ル=ピトワ村<ref>[[w:fr:Ménétreux-le-Pitois]]や[http://maps.google.fr/maps?f=q&hl=fr&geocode=&q=m%C3%A9n%C3%A9treux+le+pitois&sll=42.423457,8.789063&sspn=23.611541,40.957031&ie=UTF8&t=h&hq=&hnear=M%C3%A9n%C3%A9treux-le-Pitois,+C%C3%B4te-d'Or,+Bourgogne&ll=47.55475,4.460106&spn=0.018507,0.010042&z=15 Google map]などを参照。</ref>がある。)</span>
*quem propter magnitudinem circuitus
**その周囲の大きさのために、
*opere circumplecti non potuerant nostri,
**我が方(ローマ勢)は、堡塁により囲い込むことができずにいた。
*necessarioque<ref>-que はβ系写本の記述で、α系写本にはない。</ref> paene iniquo loco et leniter<ref>leniter はπ系写本の記述で、α系・ρ系写本では leviter となっている。</ref> declivi castra fecerunt<ref>fecerunt はα系写本の記述で、β系写本では fecerant となっている。</ref>.
**やむをえず、ほとんど不利でゆるやかに傾斜した地点に陣営を造った。
*③ Haec C.(Gaius) Antistius Reginus et C.(Gaius) Caninius Rebilus legati
**これを、ガーイウス・アンティスティウス・レーギーヌスとガイウス・カニニウス・レビルス [[w:レガトゥス|両副官]]が
**:<span style="color:#009900;font-family:Times New Roman;">(訳注:''[[w:fr:Caius Antistius Reginus|Gaius Antistius Reginus]]'' は[[ガリア戦記_第6巻#1節|第6巻1節]]で既出。[[#90節|90節]]で後出。)</span>
*cum duabus legionibus obtinebant.
**2個軍団とともに占めていた。
*④ Cognitis per exploratores regionibus duces hostium
**敵方の将帥たちは、偵察者たちを通じて一帯を調べ上げて、
*LX(sexaginta) milia ex omni numero deligunt
**総員のうちから6万名を選抜した。
*earum civitatum quae maximam virtutis opinionem habebant;
**武勇において大きな評判を得ている部族のうち(から選抜した)。
*⑤ quid quoque pacto agi placeat, occulte inter se constituunt;
**何が、どんな方法で行なわれるのがよいか、互いに密かに取り決めた。
*adeundi tempus definiunt, cum meridie<ref>meridie は中世の写本(ω)の記述であるが、近世の写本(ς)では meridies となっている。</ref> esse videatur.
**正午であると思われる頃を突撃する時と定めた。
*⑥ His copiis Vercassivellaunum Arvernum,
**この軍勢を、[[w:アルウェルニ族|アルウェルニー族]]のウェルカッスィウェッラウヌス、
*unum ex quattuor ducibus, propinquum [[w:la:Vercingetorix|Vercingetorigis]], praeficiunt.
**(すなわち)4人の将帥たちの1人で、[[w:ウェルキンゲトリクス|ウェルキンゲトリークス]]の親族である者に、指揮させた。
*⑦ Ille ex castris prima vigilia egressus
**彼(ウェルカッスィウェッラウヌス)は、陣営から第一夜警時に進発して、
*prope confecto sub lucem itinere
**夜明け前にほぼ行軍が成し遂げられて、
*post montem se occultavit
**山の後ろに身を隠して、
*militesque ex nocturno labore sese reficere iussit.
**兵士たちに夜間の疲労を回復しておくことを命じた。
*⑧ Cum iam meridies adpropinquare videretur,
**すでに正午に近付いていると思われたときに、
*ad ea castra, quae supra demonstravimus, contendit;
**前に述べた陣営のところへ急いだ。
**:<span style="color:#009900;">(訳注:本節②項を参照。)</span>
*eodemque tempore equitatus ad campestres munitiones accedere
**同時に(ガッリア来援軍の)[[w:騎兵隊|騎兵隊]]が平地の(ローマ勢の)塁壁のところへ近付き、
*et reliquae copiae pro castris sese ostendere coeperunt.
**残りの軍勢が陣営の前に姿を現わし始めた。
===84節===
'''ウェルキンゲトリークスらアレスィア籠城軍も善戦する'''
*① [[w:la:Vercingetorix|Vercingetorix]] ex arce [[w:la:Alesia|Alesiae]] suos conspicatus ex oppido egreditur;
**[[w:ウェルキンゲトリクス|ウェルキンゲトリークス]]は、[[w:アレシア|アレスィア]]の高台から味方を望見して、[[w:オッピドゥム|城塞都市]]から進発した。
*a castris<ref>a castris はβ系写本の記述で、α系写本では単に castris となっている。</ref>, longurios, musculos, falces
**陣営から、長い竿、小屋、破城鎌や、
**:<span style="color:#009900;">(訳注:falx「破城鎌」については、[[ガリア戦記 第5巻#42節|第5巻42節]]を参照。)</span>
*reliquaque quae eruptionis causa paraverat profert.
**(塁壁を)突破するために準備していたほかのものを運び出した。
*② Pugnatur uno tempore omnibus locis atque omnia temptantur;
**一時にあらゆる場所で戦われて、あらゆることが試みられた。
*quae minime visa pars firma est, huc concurritur.
**あまり堅固ではないと思われる部分、ここへ襲いかかった。
*③ Romanorum manus tantis munitionibus distinetur
**ローマ人の手勢は、これほどの(長大な)塁壁により離して置かれていて、
*nec facile pluribus locis occurrit.
**より多くの場所には容易に駆け付けられなかった。
*④ Multum ad terrendos nostros valet clamor qui post tergum pugnantibus exstitit,
**戦っている者たちの背後で生じた雄叫びは、我が方(ローマ勢)を怖れさせるために大いに力があった。
*quod suum periculum in aliena vident virtute<ref>virtute「武勇」 はβ系写本の記述で、α系写本では salute「安全」 となっている。</ref> constare;
**というのは、自分たち(ローマ勢)の危険が他人(ガッリア勢)の武勇に依拠していると思ったから。
*omnia enim plerumque, quae absunt, vehementius hominum mentes perturbant.
**なぜなら(そこに)不在であるものすべてはたいてい、人間の心を激しく混乱させるものであったからである。
===85節===
'''ウェルカッスィウェッラウヌスが急所の丘を攻める'''
*① Caesar idoneum locum nactus
**カエサルは適当な場所を得て,
*quid quaque in<ref>quaque in はβ系写本の記述で、α系写本では qua ex となっている。</ref> parte geratur cognoscit;
*何が各方面でなされているのかを認識した。
*laborantibus submittit.
**苦戦している者たちに(援兵を)派遣した。
*② Utrisque ad animum occurrit unum esse illud tempus, quo maxime contendi conveniat:
**双方にとって、最も雌雄を決するべきはこの時のみであるということが、心に生じた。
*③ Galli, nisi perfregerint munitiones, de omni salute desperant;
**ガッリア人たちは、(ローマ人の)塁壁を突破しない限り、あらゆる身の安全に絶望することになる。
*Romani, si rem obtinuerint, finem laborum omnium exspectant.
**ローマ人は、もし事を成就したら、すべての労苦の終わるということを期待した。
*④ Maxime ad superiores munitiones laboratur, quo [[w:la:Vercassivellaunus|Vercassivellaunum]] missum demonstravimus.
**ウェルカッスィウェッラウヌスが派遣されたと既述した、より高い塁壁の辺りで(ローマ勢は)とりわけ苦戦した。
*Iniquum loci ad declivitatem fastigium magnum habet momentum.
**けわしい地形の不利な傾斜が(ローマ勢にとって)大きな影響力を持った。
*⑤ Alii tela coniciunt, alii testudine facta subeunt;
**(ガッリア勢の)ある者は飛び道具を投げやって、ある者は[[w:テストゥド|亀甲陣形]]を形成して突き進んだ。
*defatigatis invicem integri succedunt.
**疲労させられた者たちに対しては、新手の者たちが交代した。
*⑥ Agger ab universis in munitionem coniectus
**土が総勢により(ローマ人の)塁壁に投じられて、
*et ascensum dat Gallis
**ガッリア人たちに登り道を与えもしたし、
*et ea, quae in terra occultaverant Romani, contegit;
**ローマ人たちが地中に隠しておいたもの(障害物)を埋め込んでしまった。
*nec iam arma nostris nec vires suppetunt.
**我が方(ローマ勢)には、もはや武器も活力も十分になかった。
===86節===
'''危急存亡の秋、両軍の苦闘'''
*① His rebus cognitis
**これらの事態を知って、
*Caesar [[w:la:Titus Labienus|Labienum]] cum cohortibus sex subsidio laborantibus mittit;
**カエサルは、[[w:ティトゥス・ラビエヌス|ラビエーヌス]]を6個<ruby><rb>[[w:コホルス|歩兵大隊]]</rb><rp>(</rp><rt>コホルス</rt><rp>)</rp></ruby>とともに援兵として苦戦している者たちへ派遣した。
*② imperat, si sustinere non possit<ref>possit はχ系・B・M・S・β系写本の記述で、L・N写本では posset となっている。</ref>, deductis cohortibus eruptione pugnaret<ref>pugnaret はα系写本の記述で、β系写本では pugnet となっている。</ref>;
**もし(塁壁の防衛が)持ちこたえられなかったならば、諸大隊を引率して突撃によって戦うように、と命令していた。
*id nisi necessario ne faciat.
**それは、やむをえないのでなければ行なわないように(と命じていた)。
*③ Ipse adit reliquos, cohortatur ne labori succumbant;
**(カエサル)自身は、ほかの者たちを訪れて、労苦に屈服しないようにと鼓舞した。
*omnium superiorum dimicationum fructum in eo die atque hora docet consistere.
**これまでのあらゆる奮闘の結実がこの日、この時にかかっていることを説いた。
*④ Interiores desperatis campestribus locis propter magnitudinem munitionum
**(アレスィアに包囲されている)内側の者たちは、塁壁の大規模さのために、平坦な地点(での突破)を断念して、
*loca praerupta ex ascensu temptant;
**けわしい場所を登り坂から攻撃してみた。
*huc ea quae paraverant conferunt.
**ここに、準備していたものを運び集めた。
*⑤ Multitudine telorum ex turribus propugnantes deturbant,
**たくさんの飛び道具によって、防戦している者たちを櫓から駆逐した。
*aggere et cratibus fossas explent,
**土砂や柴で堀を埋めて、
*falcibus vallum ac loricam rescindunt.
**破城鎌によって防柵や胸壁を切り裂いた。
**:<span style="color:#009900;">(訳注:falx「破城鎌」については、[[ガリア戦記 第5巻#42節|第5巻42節]]を参照。)</span>
===87節===
'''カエサルの救援、ラビエーヌスの作戦'''
*① Mittit primo<ref>primo はφ系・ρ系写本の記述で、χ系・π系写本では primum となっている。</ref> [[w:la:Decimus Iunius Brutus Albinus|Brutum adulescentem]] cum cohortibus Caesar,
**カエサルは、初めに[[w:デキムス・ユニウス・ブルトゥス・アルビヌス|青年ブルトゥス]]を諸<ruby><rb>[[w:コホルス|歩兵大隊]]</rb><rp>(</rp><rt>コホルス</rt><rp>)</rp></ruby>とともに派遣して、
**:<span style="color:#009900;">(訳注:デキムス・ブルトゥスには[[ガリア戦記 第3巻#14節|第3巻14節]]で艦隊を、本巻[[#9節|9節]]②項では騎兵隊を指揮させている。)</span>
*post cum aliis C.(Gaium) Fabium legatum;
**後に副官のガイウス・ファビウスをほかの隊とともに(派遣した)。
*postremo ipse, cum vehementius pugnaretur,
**最後には(カエサル)自身が、激しく戦われていたので、
*integros subsidio adducit.
**新手の者たちを援兵として率いて行った。
*② Restituto proelio ac repulsis hostibus
**戦況が回復され、敵方が撃退されると、
*eo quo Labienum miserat contendit;
**ラビエーヌスを派遣していたところに急いだ。
*cohortes IIII(quattuor) ex proximo castello deducit,
**近隣の砦から4個歩兵大隊を引き出して、
*equitum partem se<ref>se はβ系写本の記述で、α系写本にはない。</ref> sequi,
**[[w:騎兵|騎兵]]のある一部には、自らに随行することを、
*partem circumire exteriores munitiones et ab<ref>ab はα系写本の記述で、β系写本では a となっている。</ref> tergo hostes adoriri iubet.
**別の一部には、外側の塁壁を取り囲んで、敵方を背後から襲撃することを命じた。
*③ Labienus, postquam neque aggeres neque fossae vim hostium sustinere poterant,
**ラビエーヌスは、土塁も堀も敵方の武力に持ちこたえることができなかった後で、
*coactis una XL(quadraginta) cohortibus, quas ex proximis praesidiis deductas fors obtulit,
**近隣の宿営地から、はからずも引き出しておいた40個歩兵大隊を集結させて、
**:<span style="color:#009900;">(訳注:この数は、写本によって異なり、モイゼルらは undecim「11個」と提案している。)</span>
*Caesarem per nuntios facit certiorem, quid faciendum existimet.
**何がなされるべきと考えたのかを、カエサルに伝令を通じて報告した。
*Accelerat Caesar, ut proelio intersit.
**カエサルは、戦闘(の場)に居合わせるように急いで行った。
===88節===
'''雌雄決し、ガッリア来援軍が敗走'''
*① Eius adventu ex colore vestitus cognito, quo insigni in proeliis uti consuerat,
**彼(カエサル)の到来が、(彼が)戦闘において目印として用いるのが常であった衣服の色から認識され、
**:<span style="color:#009900;">(訳注:カエサルは、真紅の外套を着用していたようである。)</span>
*turmisque equitum et cohortibus visis quas se sequi iusserat,
**(カエサルが)自らに随行することを命じていた諸<ruby><rb>[[w:騎兵|騎兵]]小隊</rb><rp>(</rp><rt>トゥルマ</rt><rp>)</rp></ruby>や諸<ruby><rb>[[w:コホルス|歩兵大隊]]</rb><rp>(</rp><rt>コホルス</rt><rp>)</rp></ruby>が望見されて、
*ut de locis superioribus haec declivia et devexa cernebantur,
**(ウェルカッスィウェッラウヌスらが派遣された)高地から、これらの斜面や急坂が見分けられたので、
*hostes proelium committunt.
**敵方(ガッリア勢)は戦端を開いた。
*② Utrimque clamore sublato
**(ガッリア来援軍とアレスィア籠城軍の)双方から雄叫びが上げられて、
*excipit rursus ex vallo atque omnibus munitionibus clamor.
**さらに、防柵やすべての塁壁から(ローマ勢の)雄叫びが続いた。
*Nostri omissis pilis gladiis rem gerunt.
**我が方(ローマ勢)は<ruby><rb>[[w:ピルム|投槍]]</rb><rp>(</rp><rt>ピルム</rt><rp>)</rp></ruby>を放棄して、<ruby><rb>[[w:グラディウス (武器)|長剣]]</rb><rp>(</rp><rt>グラディウス</rt><rp>)</rp></ruby>で合戦した。
*③ Repente post tergum equitatus cernitur;
**不意に(ガッリア勢の)背後に(ローマ勢の)騎兵隊が見分けられた。
**:<span style="color:#009900;">(訳注:87節②項で、カエサルは騎兵隊に外壁を迂回して敵を背後から襲撃するように命じていた。)</span>
*cohortes aliae adpropinquant.
**別の諸<ruby><rb>歩兵大隊</rb><rp>(</rp><rt>コホルス</rt><rp>)</rp></ruby>も接近して来た。
*Hostes terga vertunt;
**敵方(ガッリア勢)は、(ローマ勢に)背を向けた。
*fugientibus equites occurrunt.
**逃げる者たち(ガッリア勢)を(ローマ勢の)騎兵たちが追撃した。
*Fit magna caedes.
**大虐殺が起こった。
*④ Sedullus, dux et princeps Lemovicum, occiditur;
**レモウィケス族の将帥で領袖であるセドゥッルスが斃された。
*[[w:la:Vercassivellaunus|Vercassivellaunus]] Arvernus vivus in fuga comprehenditur;
**[[w:アルウェルニ族|アルウェルニー族]]のウェルカッスィウェッラウヌスは逃亡中に生きたまま捕らえられた。
*signa militaria LXXIIII(septuaginta quattuor) ad Caesarem referuntur;
**(ガッリア勢の)74本の軍旗がカエサルのところへ運んで来られた。
*pauci ex tanto numero se incolumes<ref>se incolumes はα系写本の記述で、β系写本では incolumes se となっている。</ref> in castra recipiunt.
**これほどの兵数のうち、わずかな者たち(だけ)が無傷のまま陣営に退却した。
*⑤ Conspicati ex oppido caedem et fugam suorum
**(アレスィアの)[[w:オッピドゥム|城塞都市]]から味方の虐殺や逃亡を視認した者たちは、
*desperata salute copias a munitionibus reducunt.
**身の安全に絶望して、軍勢を塁壁から(城塞都市に)呼び戻した。
*⑥ Fit protinus hac re audita ex castris Gallorum fuga.
**この事態が聞かれるとただちに、(来援に来ていた)ガッリア人たちの陣営から逃亡が生じた。
*Quodnisi crebris subsidiis ac totius diei labore milites essent defessi,
**もし、たびたびの(味方への)支援や一日中の働きにより兵士たちが疲れ果てていなかったならば、
*omnes hostium copiae deleri potuissent.
**敵方(ガッリア来援軍)の全軍勢が壊滅させられることが可能であっただろう。
*⑦ De media nocte missus equitatus novissimum agmen consequitur;
**真夜中の頃に、派遣されていた(ローマ勢の)騎兵隊が(ガッリア勢の)後衛に追いついて、
*magnus numerus capitur atque interficitur;
**(ガッリア勢の)大多数が捕らえられ、かつ殺戮された。
*reliqui ex fuga in civitates discedunt.
**(ガッリア来援軍の)残りの者たちは、逃亡して諸部族のところに逃げのびた。
==ガッリア同盟軍主力の降伏==
===89節===
[[画像:Vercingétorix se rend à César 1886 HPMotte.jpg|thumb|right|330px|「カエサルの陣営に投降するウェルキンゲトリークス」<br>“Vercingétorix se rendant au camp de César”、<br>アンリ=ポール・モット([[w:fr:Henri-Paul_Motte|Henri-Paul Motte]])画、1886年。<br>[[w:ル・ピュイ=アン=ヴレ|ル・ピュイ=アン=ヴレ]]のクロザティエ美術館([[w:fr:Musée Crozatier au Puy-en-Velay|Musée Crozatier]] au [[w:fr:Le Puy-en-Velay|Puy-en-Velay]])蔵。]]
[[画像:Lionel Royer - Vercingetorix Throwing down His Weapons at the feet of Julius Caesar.jpg|thumb|right|330px|「ウェルキンゲトリークスが彼の武器をユリウス・カエサルの足元に投げ捨てる」“Vercingétorix jette ses armes aux pieds de Jules César”、リオネル=ノエル・ロワイエ([[w:fr:Lionel Royer|Lionel-Noël Royer]])
画、1899年。[[w:ル・ピュイ=アン=ヴレ|ル・ピュイ=アン=ヴレ]]のクロザティエ美術館([[w:fr:Musée Crozatier au Puy-en-Velay|Musée Crozatier]] au [[w:fr:Le Puy-en-Velay|Puy-en-Velay]])蔵。]]
[[画像:Coin_Vercingetorix.jpg|thumb|right|300px|ローマがBC48年に発行した[[w:デナリウス|デナリウス銀貨]]。ウェルキンゲトリークスの横顔が刻まれているとも言われ、[[w:マメルティヌスの牢獄|トゥッリアヌム牢獄]]に虜囚となっているかつてのガッリアの盟主を見せしめにしたものとも考えられる。彼はBC46年に処刑されたが、カエサルもBC44年に暗殺された。]]
'''ウェルキンゲトリークスとアレスィア籠城軍の降伏'''
*① Postero die [[w:la:Vercingetorix|Vercingetorix]] concilio convocato
**(来援軍が敗走した)翌日に、[[w:ウェルキンゲトリクス|ウェルキンゲトリークス]]は会合を召集して、
*id bellum se suscepisse<ref>se suscepisse はα系写本の記述で、β系写本では suscepisse se となっている。</ref>
**この戦争を引き受けたことは
*non suarum necessitatum<ref>necessitatum はχ系・S・L・N・β系写本の記述で、B・M写本では necessitatium となっている。</ref>, sed communis libertatis causa demonstrat,
**自らの(野心の)必要性からではなく、(ガッリア)共通の自由のためだ、と明言した。
*② et quoniam sit fortunae cedendum,
**運命には従うべきものなのであるから、
*ad utramque rem se illis offerre,
**(敗軍の将として、以下の)どちらの事にも、自ら(の処遇)を彼ら(ガッリア人たち)に委ねよう。
*seu morte sua Romanis satisfacere
**あるいは(ウェルキンゲトリークス)自らの死によってローマ人たちに償うこと(を欲する)にせよ、
*seu vivum tradere velint.
**あるいは生きたまま(ローマ人たちに)引き渡すことを欲するにせよ、と。
*③ Mittuntur de his rebus ad Caesarem legati.
**これらの事柄について、カエサルのところへ使節たちが遣わされた。
*Iubet arma tradi, principes produci.
**(カエサルは)武器が引き渡されること、領袖たちが連行されて来ることを命じた。
*④ Ipse in munitione pro castris consedit;
**(カエサル)自身は、陣営の前の塁壁のところに腰掛けた。
*eo duces producuntur.
**そこに(アレスィアに籠城していた)将帥たちが連行されて来た。
*Vercingetorix deditur, arma proiciuntur.
**ウェルキンゲトリークスが引き渡されて、武器が投げ捨てられた。
*⑤ Reservatis [[w:la:Haedui|Haeduis]] atque Arvernis,
**(カエサルは)[[w:ハエドゥイ族|ハエドゥイー族]]と[[w:アルウェルニ族|アルウェルニー族]](の将兵たち)を保持しておいた。
*si per eos civitates reciperare<ref>reciperare はχ系・B<sup>1</sup>・S・U写本の記述で、B<sup>c</sup>・M・L・N・π系・R写本では recuperare となっている。</ref> posset,
**彼らによって両部族国家を(同盟国として)回復できないだろうかと(考えたのだ)。
*ex reliquis captivis toto exercitui capita singula praedae nomine distribuit.
**残りの(諸部族の)捕虜たちから、全軍(のローマ人)に一名ずつを戦利品という名目で分配した。
===90節===
[[画像:Autun_porte_Saint-André.JPG|thumb|right|300px|[[w:オータン|オータン市]]に遺されたローマ時代からの聖アンドレ門。[[w:ビブラクテ|ビブラクテ]]を首邑としていた[[w:ハエドゥイ族|ハエドゥイー族]]は、ローマ帝政初期に東方の平地に移り、「[[w:アウグストゥス|アウグストゥス]]の砦」を意味するアウグストドゥーヌム([[w:la:Augustodunum|Augustodunum]])を建設して首邑とした。これが現在のオータン(Autun)となっている。]]
[[画像:Clermont_vu_de_Montjuzet.JPG|thumb|right|300px|[[w:クレルモン=フェラン|クレルモン=フェラン市]]の街並み。ローマに降伏した[[w:アルウェルニ族|アルウェルニー族]]は、後に首邑のゲルゴウィアを廃城とされ、北方の平野にあるネメトゥム(Nemetum)に移住させられた。帝政初期に[[w:アウグストゥス|アウグストゥス]]に由来するアウグストネメトゥム([[w:la:Augustonemetum|Augustonemetum]])に改称して、[[w:クレルモン教会会議|クレルモン教会会議]]が開かれるなど宗教的中心地として栄え、現在のクレルモン=フェランに至る。]]
'''ハエドゥイー族とアルウェルニー族の降伏、諸軍団の冬営'''
*① His rebus confectis in [[w:la:Haedui|Haeduos]] proficiscitur;
**これらの事が成し遂げられて、(カエサルは)[[w:ハエドゥイ族|ハエドゥイー族]]のところに出発した。
*civitatem recipit.
**同部族を(同盟国として)回復した。
*② Eo legati ab Arvernis missi:
**そこに、[[w:アルウェルニ族|アルウェルニー族]]から使節たちが遣わされて来て、
*quae imperaret, se facturos pollicentur.
**自分たちは(カエサルが)命令したことを行なうであろう、と約束した。
*Imperat magnum numerum obsidum.
**(カエサルは)多数の人質(の供出)を命令した。
*③ Legiones in hiberna mittit.
**(カエサルは)諸[[w:ローマ軍団|軍団]]を冬営地に派遣した。
*Captivorum circiter XX(viginti) milia Haeduis Arvernisque reddit.
**捕虜たち約2万人をハエドゥイー族とアルウェルニー族に返還した。
*④ [[w:la:Titus Labienus|T.<small>(Titum)</small> Labienum]] duabus cum<ref>duabus cum はχ系・B・M・S写本の記述で、L・N・β系写本では cum duabus となっている。</ref> legionibus et equitatu in Sequanos proficisci iubet;
**[[w:ティトゥス・ラビエヌス|ティトゥス・ラビエーヌス]]を2個軍団および[[w:騎兵|騎兵隊]]とともにセクアニ族のところに出発することを命じた。
*huic M.<small>(Marcum)</small> Sempronium Rutilum attribuit.
**彼には、マルクス・[[w:センプロニウス氏族|センプロニウス]]・ルティルスを付属させた。
*⑤ C.<small>(Gaium)</small> Fabium legatum et L.<small>(Lucium)</small> Minucium Basilum cum legionibus duabus in Remis conlocat,
**副官 ガーイウス・ファビウスとルキウス・ミヌキウス・バスィルスを2個軍団とともにレーミー族のところに配置した。
**:<span style="color:#009900;">(訳注:バスィルスは[[ガリア戦記 第6巻#29節|第6巻29節]]で騎兵隊を指揮した。)</span>
*ne quam ab<ref>ab はφ系写本の記述で、χ系・β系写本では a となっている。</ref> finitimis Bellovacis calamitatem accipiant.
**(レーミー族が)近隣のベッロウァキ族から何らかの災禍を蒙らないようにしたのである。
*⑥ C.<small>(Gaium)</small> Antistium Reginum in Ambivaretos,
**ガーイウス・アンティスティウス・レーギーヌスをアンビウァレティ族のところに、
**:<span style="color:#009900;font-family:Times New Roman;">(訳注:''[[w:fr:Caius Antistius Reginus|Gaius Antistius Reginus]]'' は[[ガリア戦記_第6巻#1節|第6巻1節]]、[[#83節|本巻83節]]で既出。)</span>
*T.<small>(Titum)</small> Sextium in Bituriges,
**ティトゥス・セクスティウスをビトゥリゲース族のところに、
**:<span style="color:#009900;font-family:Times New Roman;">(訳注:[[w:en:Titus Sextius|Titus Sextius]] も[[ガリア戦記_第6巻#1節|第6巻1節]]で既出。第6巻の年からカエサルの副官、<br> [[w:三頭政治#第二回三頭政治|第二回三頭政治]]では[[w:アフリカ属州|アフリカ属州]]の総督を務め、[[w:マルクス・アエミリウス・レピドゥス|レピドゥス]]に引き継ぐ。)
*C.<small>(Gaium)</small> Caninium Rebilum in Rutenos cum singulis legionibus mittit.
**ガーイウス・カニニウス・レビルスをルテーニー族のところに、それぞれ1個軍団とともに派遣した。
*⑦ [[w:la:Quintus Tullius Cicero|Q.<small>(Quintum)</small> Tullium Ciceronem]] et P.<small>(Publium)</small> Sulpicium
**[[w:クィントゥス・トゥッリウス・キケロ|クィーントゥス・トゥッリウス・キケロー]]とプーブリウス・スルピキウス(・ルーフス)を
**:<span style="color:#009900;font-family:Times New Roman;">(訳注:カエサルの副官 ''[[w:en:Sulpicia_gens#Sulpicii_Rufi|Publius Sulpicius Rufus]] は、<br> [[ガリア戦記_第4巻#22節|第4巻22節]]で既述。[[内乱記_第1巻#74節|『内乱記』第1巻74節]]でも言及される。<br> [[w:紀元前48年|BC48年]]に[[w:プラエトル|法務官]]、[[w:紀元前42年|BC42年]]に[[w:ケンソル|監察官]]に任官する。)</span>
*[[w:la:Cabillonum|Cavilloni]]<ref>Cavilloni はβ系写本の記述で、α系写本などでは Cabilloni となっている。</ref> et [[w:la:Matisco|Matiscone]] in Haeduis ad Ararim rei frumentariae causa conlocat.
**ハエドゥイー族のところのアラル川沿いのカウィッロヌムとマティスコに、糧秣調達のために配置した。
**:<span style="color:#009900;">(訳注:カウィッロヌムは現在の[[w:シャロン=スュル=ソーヌ|シャロン=スュル=ソーヌ]]、マティスコは現在の[[w:マコン|マコン]]。)</span>
*Ipse [[w:la:Bibracte|Bibracte]] hiemare constituit.
**(カエサル)自身は、[[w:ビブラクテ|ビブラクテ]]で冬営することを決めた。
*⑧ His litteris<ref>his litteris「これらが書簡により(知られると)」はα系写本の記述で、β系写本では huius anni rebus「この年の事績が(知られると)」と異なっており、huius anni rebus <ex Caesaris> litteris「この年の事績が<カエサルの>書簡により(知られると)」 などと修正提案されている。」</ref> cognitis Romae dierum viginti supplicatio redditur.
**これらが(カエサルの)書簡により知られると、ローマで20日間の感謝祭が許された。
**:<span style="color:#009900;">(訳注:[[ガリア戦記 第2巻#35節|第2巻35節]]では、かつてない15日間の感謝祭が決議されたが、今回はそれを超えるものであった。)</span>
----
*<span style="background-color:#99ff99;">「ガリア戦記 第7巻」了。「[[ガリア戦記 第8巻]]」へ続く。</span>
==脚注==
<references />
==参考リンク==
'''ウィキペディア英語版など'''
*'''[[w:en:Category:Tribes of ancient Gaul|Category:Tribes of ancient Gaul]]'''('''[[w:Category:ガリアの部族|Category:ガリアの部族]]''')- [[w:fr:Catégorie:Personnalité gauloise|fr:Catégorie:Personnalité gauloise]]
**[[w:en:Allobroges|Allobroges]](アッロブロゲス族)
**'''[[w:en:Arverni|Arverni]]'''('''[[w:アルウェルニ族|アルウェルニー族]]''')
**:'''[[w:en:Vercingetorix|Vercingetorix]]'''('''[[w:ウェルキンゲトリクス|ウェルキンゲトリークス]]''')- '''<span style="background-color:#ffff00;">[[w:la:Vercingetorix|la:Vercingetorix]]</span>'''
**:[[w:fr:Celtillos|fr:Celtillos]](ケルティッルス);ウェルキンゲトリークスの父
**:[[w:fr:Gobannitio|fr:Gobannitio]](ゴバンニティオ);ウェルキンゲトリークスのおじ
**:[[w:en:Vercassivellaunos|Vercassivellaunos]](ウェルカッスィウェッラウヌス) - <span style="background-color:#ffff00;">[[w:la:Vercassivellaunus|la:Vercassivellaunus]]</span>
**:Critognatus(クリトグナトゥス)- <span style="background-color:#ffff00;">[[w:la:Critognatus|la:Critognatus]]</span>
**[[w:en:Atrebates|Atrebates]](アトレバテス族)
**:[[w:en:Commius|Commius]]([[w:コンミウス|コンミウス]]):ガッリアとブリタンニアにおけるアトレバテス族の王
**[[w:en:Aedui|Aedui]]([[w:ハエドゥイ族|ハエドゥイー族]])- '''<span style="background-color:#ffff00;">[[w:la:Haedui|la:Haedui]]</span>''';ガッリア中部の有力部族 - [[w:fr:Éduens|fr:Éduens]] <[[w:fr:Catégorie:Éduens|fr:Catégorie:Éduens]]
**:[[w:en:Convictolitavis|Convictolitavis]](コンウィクトリタウィス)- [[w:fr:Convictolitavis|fr:Convictolitavis]]
**:[[w:fr:Cotos|fr:Cotos]](コトゥス)
**:[[w:fr:Litaviccos|fr:Litaviccos]](リタウィックス)
**:エポレドリクス - <span style="background-color:#ffff00;">[[w:la:Eporedorix|la:Eporedorix]]</span>
**:ウィリドマルス
**[[w:en:Andes (Andecavi)|Andes (Andecavi)]](アンデス族);現在の[[w:アンジェ|アンジェ]](Angers)周辺の部族
**[[w:en:Aulerci|Aulerci]](アウレルキ族);現在のフランス北西部に居住していた部族連合
**[[w:en:Bellovaci|Bellovaci]](ベッロウァキ族)
**[[w:en:Bituriges|Bituriges]](ビトゥリゲース族);現在の[[w:ブールジュ|ブールジュ]](Bourges)周辺の部族。[[#5節|5節]]でガッリア同盟軍に寝返る。
**[[w:en:Boii|Boii]](ボイイ族)- <span style="background-color:#ffff00;">[[w:la:Boii|la:Boii]]</span>;[[w:ボヘミア|ボヘミア]]([[w:la:Bohemia|la:Bohemia]])から移住してきた部族
**Cadurci(カドゥルキー族);現在の[[w:カオール|カオール]](Cahors)周辺の部族 - [[w:fr:Cadurques|fr:Cadurques]]
**:[[w:en:Lucterius|Lucterius]](ルクテリウス);カドゥルキー族の指導者、[[#5節|5節]]を参照。
**[[w:en:Carnutes|Carnutes]](カルヌーテース族);現在の[[w:シャルトル|シャルトル]](Chartres)周辺の部族
**[[w:en:Gabali|Gabali]](ガバリ族)
**Haedui ⇒ Aedui
**[[w:en:Helvii|Helvii]](ヘルウィイ族);ガッリア南部にいたローマの同盟部族
**[[w:en:Lemovices|Lemovices]](レモウィケス族);現在の[[w:リモージュ|リモージュ]](Limoges)周辺の部族
**:[[w:en:Sedullos|Sedullos]](セドゥッルス Sedullus);レモウィケス族の将帥・領袖
**[[w:en:Lingones|Lingones]](リンゴネス族)- [[w:fr:Lingons|fr:Lingons]];現在のラングル([[w:en:Langres|Langres]])周辺の部族
**[[w:en:Mandubii|Mandubii]](マンドゥビイ族);[[w:アレシア|アレスィア]]周辺にいた部族
**Nitiobroges(ニティオブロゲス族)- [[w:fr:Nitiobroges|fr:Nitiobroges]]
**:[[w:fr:Ollovico|fr:Ollovico]](オッロウィコ);ローマ元老院から友人と呼ばれた王
**:[[w:fr:Teutomatos|fr:Teutomatos]](テウトマトゥス);王で、オッロウィコの子
**[[w:en:Parisii (Gaul)|Parisii (Gaul)]]([[w:パリシイ族|パリスィイ族]]);現在の[[w:パリ|パリ]]周辺の部族
**[[w:en:Pictones|Pictones]](ピクトネス族);現在の[[w:ポワチエ|ポワティエ]](Poitiers)周辺の部族
**[[w:en:Remi|Remi]](レーミー族)
**[[w:en:Ruteni|Ruteni]](ルテーニー族)
**[[w:en:Segusiavi|Segusiavi]](セグスィアウィ族)
**[[w:en:Senones|Senones]](セノネース族)- <span style="background-color:#ffff00;">[[w:la:Senones|la:Senones]]</span>;現在の[[w:サン (ヨンヌ県)|サン]](Sens)周辺の部族
***[[w:en:Acco|Acco]](アッコー)
**[[w:en:Sequani|Sequani]](セクアニ族)
**[[w:en:Treveri|Treveri]](トレウェリ族)
**[[w:en:Turones|Turones]](トゥロニ族/トゥロネス族);現在の[[w:トゥール (アンドル=エ=ロワール県)|トゥール]](Tours)周辺の部族
**[[w:en:Volcae|Volcae]](ウォルカエ族)
*<span style="background-color:#ffff00;">[[w:la:Germani|la:Germani]]</span>(ゲルマニア人)
*'''ガッリアの地名''' - '''[[w:la:Categoria:Urbes Franciae|la:Categoria:Urbes Franciae]]'''(フランスの都市)
**<span style="background-color:#ffff00;">[[w:la:Agedincum|la:Agedincum]]</span>(アゲディンクム);現在の[[w:サンス|サンス]]([[w:en:Sens|Sens]])
**[[w:en:Alesia_(city)|Alesia (city)]]([[w:アレシア|アレスィア]])- <span style="background-color:#ffff00;">[[w:la:Alesia|la:Alesia]]</span>:現在のアリーズ=サント=レーヌ([[w:fr:Alise-Sainte-Reine|fr:Alise-Sainte-Reine]])
**:'''[[w:en:Battle_of_Alesia|Battle of Alesia]]'''('''[[w:アレシアの戦い|アレスィアの戦い]]''')- '''<span style="background-color:#ffff00;">[[w:la:Alesiae_pugna|la:Alesiae pugna]]</span>'''
**[[w:en:Avaricum|Avaricum]] ⇒ [[w:en:Bourges|Bourges]](アウァーリクム - 現在の[[w:ブールジュ|ブールジュ]])- <span style="background-color:#ffff00;">[[w:la:Avaricum_Biturigum|la:Avaricum Biturigum]]</span>
**[[w:en:Bibracte|Bibracte]]([[w:ビブラクテ|ビブラクテ]]) - <span style="background-color:#ffff00;">[[w:la:Bibracte|la:Bibracte]]</span>:[[w:ハエドゥイ族|ハエドゥイー族]]の首邑。現在のボーヴレ山([[w:fr:Mont_Beuvray|fr:Mont Beuvray]])の山頂に位置していた。
**<span style="background-color:#ffff00;">[[w:la:Cabillonum|la:Cabillonum]]</span>(カビッロヌム/カウィッロヌム)- 現在の[[w:シャロン=スュル=ソーヌ|シャロン=スュル=ソーヌ]]([[w:fr:Chalon-sur-Saône|fr:Chalon-sur-Saône]])
**[[w:en:Cenabum|Cenabum]](ケナブム)- 現在の[[w:オルレアン|オルレアン]] - [[w:fr:Cenabum|fr:Cenabum]]
**<span style="background-color:#ffff00;">[[w:la:Decetia|la:Decetia]]</span>(デケティア)- [[w:en:Decize|en:Decize]] - 現在のドスィーズ(ドシーズ)([[w:fr:Decize|fr:Decize]])
**[[w:en:Gergovie|Gergovie]](ゲルゴウィア)- <span style="background-color:#ffff00;">[[w:la:Gergovia|la:Gergovia]]</span>
**:'''[[w:en:Battle of Gergovia|Battle of Gergovia]]'''('''[[w:ゲルゴウィアの戦い|ゲルゴウィアの戦い]]''')- '''<span style="background-color:#ffff00;">[[w:la:Obsidio Gergoviensis|la:Obsidio Gergoviensis]]</span>'''
**[[w:en:Gorgobina|Gorgobina]](ゴルゴビナ);ボイイ族が定住した城塞都市。現在のサン=パリズ=ル=シャテル([[w:en:Saint-Parize-le-Châtel|Saint-Parize-le-Châtel]])またはラ・ゲルシュ([[w:en:La Guerche|La Guerche]])
**'''[[w:en:Lutetia|Lutetia]]'''('''[[w:ルテティア|ルテティア]]'''/ルテキア);[[w:パリシイ族|パリスィイ族]]の首邑、現在の[[w:パリ|パリ市]] - <span style="background-color:#ffff00;">[[w:la:Lutetia|la:Lutetia]]</span>
**<span style="background-color:#ffff00;">[[w:la:Matisco|la:Matisco]]</span>(マティスコ);現在の[[w:マコン|マコン]](Mâcon)
**Metlosenum(メトロセドゥム/メティオセドゥム/メロドゥーヌム);現在の[[w:ムラン|ムラン]] - <span style="background-color:#ffff00;">[[w:la:Melodunum|la:Melodunum]]</span>
**[[w:en:Narbonne|Narbonne]]([[w:ナルボンヌ|ナルボンヌ]];ラテン名ナルボ)- <span style="background-color:#ffff00;">[[w:la:Narbo|la:Narbo]]</span>;ガッリア南部・地中海岸のローマの拠点
**[[w:en:Noviodunum|Noviodunum]](ノウィオドゥーヌム)- 現在のヌン=スュル=ブーヴロン([[w:en:Neung-sur-Beuvron|Neung-sur-Beuvron]])と推定されている。従来はローヌ川沿いの[[w:サンセール|サンセール]]([[w:en:Sancerre|Sancerre]])が有力だった
**[[w:en:Vellaunodunum|Vellaunodunum]](ウェッラウノドゥーヌム)- [[w:fr:Vellaunodunum|fr:Vellaunodunum]];現在のモンタルジ([[w:en:Montargis|Montargis]])やボーヌ=ラ=ロランド([[w:en:Beaune-la-Rolande|Beaune-la-Rolande]])、シャトー=ランドン([[w:en:Château-Landon|Château-Landon]])などと推定されている
**[[w:en:Vienne, Isère|Vienne, Isère]](ヴィエンヌ;ラテン名ウィエンナ)- [[w:la:Vienna|la:Vienna]]
*'''ガッリアの地形'''
**Cevenna(ケウェンナ山地):現在のセヴェンヌ山地([[w:fr:Cévennes|fr:Cévennes]]・[[w:en:Cévennes|Cévennes]])
**<span style="background-color:#ffff00;">[[w:la:Elaver|la:Elaver]]</span>(エラウェル川):現在の[[w:アリエ川|アリエ川]]([[w:fr:Allier (rivière)|fr:Allier (rivière)]])
**<span style="background-color:#ffff00;">[[w:la:Liger|la:Liger]]</span>(リゲル川):現在の[[w:ロワール川|ロワール川]]([[w:fr:Loire (fleuve)|fr:Loire (fleuve)]])
**<span style="background-color:#ffff00;">[[w:la:Rhenus|la:Rhenus]]</span>(レヌス川):現在の[[w:ライン川|ライン川]]([[w:fr:Rhin|fr:Rhin]])
**<span style="background-color:#ffff00;">[[w:la:Rhodanus|la:Rhodanus]]</span>(ロダヌス川):現在の[[w:ローヌ川|ローヌ川]]([[w:fr:Rhône|fr:Rhône]])
**<span style="background-color:#ffff00;">[[w:la:Sequana|la:Sequana]]</span>(セクアナ川):現在の[[w:セーヌ川|セーヌ川]]([[w:fr:Seine|fr:Seine]])
*ローマ勢
**[[w:en:Mark_Antony|Mark Antony]]([[w:マルクス・アントニウス|マルクス・'''アントニウス''']])- <span style="background-color:#ffff00;">[[w:la:Marcus_Antonius|la:Marcus Antonius]]</span>
**[[w:en:Decimus_Junius_Brutus_Albinus|Decimus Junius '''Brutus''' Albinus]]([[w:デキムス・ユニウス・ブルトゥス・アルビヌス|デキムス・ユニウス・'''ブルトゥス'''・アルビヌス]])- <span style="background-color:#ffff00;">[[w:la:Decimus_Iunius_Brutus_Albinus|Decimus Iunius Brutus Albinus]]</span>([[#9節|9節]])
**[[w:en:Quintus Tullius Cicero|Quintus Tullius '''Cicero''']]([[w:クィントゥス・トゥッリウス・キケロ|クィントゥス・トゥッリウス・'''キケロ''']])- <span style="background-color:#ffff00;">[[w:la:Quintus Tullius Cicero|la:Quintus Tullius Cicero]]</span>:カエサルの副官
**Gaius '''Fabius'''(ガイウス・'''ファビウス'''):カエサルの副官
**[[w:en:Titus Labienus|Titus '''Labienus''']]([[w:ティトゥス・ラビエヌス|ティトゥス・'''ラビエーヌス''']])- <span style="background-color:#ffff00;">[[w:la:Titus Labienus|la:Titus Labienus]]</span>:カエサルの副官
**[[w:en:Trebonius|'''Trebonius''']]([[w:ガイウス・トレボニウス|ガイウス・'''トレボニウス''']])- <span style="background-color:#ffff00;">[[w:la:Gaius_Trebonius|la:Gaius Trebonius]]</span>:カエサルの副官
**[[w:en:Lucius Julius Caesar IV|Lucius Julius '''Caesar''' IV]](ルキウス・ユリウス・'''カエサル'''4世):総督カエサルの副官で、4代前の高祖父を共有する。BC64年に執政官を務めた。
*イタリア方面
**[[w:en:Cisalpine_Gaul|Cisalpine Gaul]]([[w:ガリア・キサルピナ|ガッリア・キサルピーナ]]) - [[w:la:Gallia Cisalpina|la:Gallia Cisalpina]]
**[[w:en:Populares|Populares]]([[w:ポプラレス|ポプラレス]];民衆派)- [[w:la:Populares|la:Populares]]
**:[[w:en:Publius_Clodius_Pulcher|Publius Clodius Pulcher]]([[w:プブリウス・クロディウス・プルケル|プブリウス・クロディウス・プルケル]]) - [[w:la:Publius_Clodius_Pulcher|la:Publius Clodius Pulcher]]
**[[w:en:Optimates|Optimates]]([[w:オプティマテス|オプティマテス]];元老院派)
**:[[w:en:Cicero|Cicero]]([[w:マルクス・トゥッリウス・キケロ|マルクス・トゥッリウス・キケロ]])- [[w:la:Marcus_Tullius_Cicero|la:Marcus Tullius Cicero]]
**:[[w:en:Titus_Annius_Milo|Titus Annius Milo]](ティトゥス・アンニウス・ミロ)- [[w:la:Titus_Annius_Milo|la:Titus Annius Milo]]
**:[[w:en:Pompey|Pompey]]([[w:グナエウス・ポンペイウス|グナエウス・ポンペイウス]])- [[w:la:Gnaeus_Pompeius_Magnus|la:Gnaeus Pompeius Magnus]]
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刑法第156条
0
13953
300721
295886
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Nyancatuzura
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/* 条文 */ 条文の修正
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wikitext
text/x-wiki
*[[法学]]>[[刑事法]]>[[刑法]]>[[コンメンタール刑法]]
*[[法学]]>[[コンメンタール]]>[[コンメンタール刑法]]
== 条文 ==
(虚偽公文書作成等)
; 第156条
: 公務員が、その職務に関し、行使の目的で、虚偽の文書等若しくは電磁的記録文書等を作成し、又は文書等若しくは電磁的記録文書等を変造したときは、印章等又は電磁的記録印章等の有無により区別して、前二条【[[刑法第154条|第154条]]、[[刑法第155条|第155条]]】の例による。
== 解説 ==
{{wikipedia|文書偽造罪#虚偽公文書作成等の罪}}
作成権限のある公務員が虚偽内容の公文書(詔書を含む)を作成し、又は真正な公文書に変更を加えて内容虚偽にすることを処罰する規定である。つまり公文書の無形偽造に対する規定である。
==参照条文==
==判例==
#[https://www.courts.go.jp/hanrei/53379/detail2/index.html 虚偽公文書作成、同行使、詐欺](最高裁判所第一小法廷昭和27年12月25日判決)
##'''公務員の身分を有しない者が虚偽の申立をなし情を知らない公務員をして虚偽の証明書を作成させた行為と刑法第156条の間接正犯'''
##:公務員の身分を有しない者が、虚偽の内容を記載した証明願を村役場の係員に提出し、情を知らない同係員をして村長名義の虚偽の証明書を作成させた行為は、刑法第156条の間接正犯として処罰すべきではない。
##'''公務員の身分を有しない者が虚偽の申立をなし情を知らない公務員をして作成させた虚偽の証明書を行使した行為と虚偽公文書行使罪の成否'''
##:公務員の身分を有しない者が、虚偽の内容を記載した証明願を村役場の係員に提出し、情を知らない同係員をして作成させた村長名義の虚偽の証明書を行使しても、虚偽公文書行使罪にあたらない。
##'''係員を欺罔して旅券の下附を受ける行為と詐欺罪の成否'''
##:係員を欺罔して旅券の下附を受ける行為は、詐欺罪にあたらない。
##'''アメリカ領事館員と刑法にいわゆる「公務員」'''
##:アメリカ領事館員は、刑法にいわゆる「公務員」にあたらない。
#[https://www.courts.go.jp/hanrei/51372/detail2/index.html 虚偽公文書作成行使詐欺、収賄](最高裁判所第二小法廷昭和32年10月4日判決)
#;補助者たる公務員が情を知らない上司を利用して虚偽の公文書を作成した場合の罪責
#:作成権限者たる公務員を補佐して公文書の起案を担当する公務員が、行使の目的で内容虚偽の公文書を起案し、情を知らない右上司を利用してこれを完成した場合は、虚偽公文書作成罪の間接正犯が成立する。
#[https://www.courts.go.jp/hanrei/51827/detail2/index.html 有印公文書偽造、同行使](最高裁判決 昭和51年05月06日)
#;補助公務員による手続違反の公文書作成につき公文書偽造罪の成立が否定された事例
#:市長の代決者である課長を補助し、一定の手続に従つて印鑑証明書の作成にあたつていた補助公務員が、右手続の要求する申請書の提出と手数料の納付をせずに、自己の用に供するため印鑑証明書を作成した行為は、判示の事情のもとにおいては、作成権限に基づくものとして、公文書偽造罪を構成しない。
----
{{前後
|[[コンメンタール刑法|刑法]]
|[[コンメンタール刑法#2|第2編 罪]]<br>
[[コンメンタール刑法#2-17|第17章 文書偽造の罪]]<br>
|[[刑法第155条]]<br>(公文書偽造等)
|[[刑法第157条]]<br>(公正証書原本不実記載等)
}}
{{stub|law}}
[[Category:刑法|156]]
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高気圧作業安全衛生規則第54条
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2026-06-25T11:50:49Z
Fukupow
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kahitu
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wikitext
text/x-wiki
{{Pathnav|法学|コンメンタール|労働安全衛生法|高気圧作業安全衛生規則|frame=1}}
==条文==
(試験科目等)
; 第54条
: 潜水士免許試験は、次の試験科目について、学科試験によつて行なう。
# 潜水業務
# 送気、潜降及び浮上
# 高気圧障害
# 関係法令
==解説==
本条は、潜水士試験の科目について規定している。
{| class="wikitable"
|+
! 試験科目 !! 範囲 !! 出題数(配点) !! 試験時間
|-
! 潜水業務
|潜水業務に関する基礎知識、潜水業務の危険性及び事故発生時の措置||10問(30点)|| rowspan="4" | 12:30~16:30<br />4時間(休憩なし)
|-
! 送気、潜降及び浮上
|潜水業務に必要な送気の方法、潜降及び浮上の方法、潜水器に関する知識、潜水器の扱い方、潜水器の点検及び修理の仕方||10問(25点)
|-
! 高気圧障害
|高気圧障害の病理、高気圧障害の種類とその症状、高気圧障害の予防方法、救急処置、再圧室に関する基礎知識||10問(25点)
|-
! 関係法令
|労働安全衛生法、労働安全衛生法施行令及び労働安全衛生規則中の関係条項、高気圧作業安全衛生規則||10問(20点)
|}
==参照条文==
== 脚注 ==
{{reflist}}
----
{{前後
|[[高気圧作業安全衛生規則]]
|[[高気圧作業安全衛生規則#第2節_潜水士免許(第52条~第55条)|第6章第2節]]
|[[高気圧作業安全衛生規則第53条の4]]<br />(条件付免許)
|[[高気圧作業安全衛生規則第55条]]<br />(免許試験の細目)
}}
{{stub|law}}
[[Category:高気圧作業安全衛生規則|054]]
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Fukupow
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出典追加
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wikitext
text/x-wiki
{{Pathnav|法学|コンメンタール|労働安全衛生法|高気圧作業安全衛生規則|frame=1}}
==条文==
(試験科目等)
; 第54条
: 潜水士免許試験は、次の試験科目について、学科試験によつて行なう。
# 潜水業務
# 送気、潜降及び浮上
# 高気圧障害
# 関係法令
==解説==
本条は、潜水士試験の科目について規定している。
各科目の出題範囲と、試験における出題数、試験時間は下記の通りである。
{| class="wikitable"
|+
! 試験科目 !! 範囲<ref>{{Cite web |url=https://www.mhlw.go.jp/web/t_doc?dataId=74111000 |title=高圧室内作業主任者及び潜水士免許規程(◆昭和47年09月30日労働省告示第130号) |publisher=厚生労働省 |accessdate=2026-06-25}}</ref> !! 出題数(配点)<ref name="潜水士の紹介">{{Cite web |url=https://www.exam.or.jp/introduction/h_shokai611/ |title=潜水士の紹介 |publisher=公益財団法人 安全衛生技術試験協会 |accessdate=2026-06-25}}</ref> !! 試験時間<ref name="潜水士の紹介" />
|-
! 潜水業務
|潜水業務に関する基礎知識、潜水業務の危険性及び事故発生時の措置||10問(30点)|| rowspan="4" | 12:30~16:30<br />4時間(休憩なし)
|-
! 送気、潜降及び浮上
|潜水業務に必要な送気の方法、潜降及び浮上の方法、潜水器に関する知識、潜水器の扱い方、潜水器の点検及び修理の仕方||10問(25点)
|-
! 高気圧障害
|高気圧障害の病理、高気圧障害の種類とその症状、高気圧障害の予防方法、救急処置、再圧室に関する基礎知識||10問(25点)
|-
! 関係法令
|労働安全衛生法、労働安全衛生法施行令及び労働安全衛生規則中の関係条項、高気圧作業安全衛生規則||10問(20点)
|}
==参照条文==
* 高圧室内作業主任者及び潜水士免許規程第2条の2(潜水士免許試験)
== 脚注 ==
{{reflist}}
----
{{前後
|[[高気圧作業安全衛生規則]]
|[[高気圧作業安全衛生規則#第2節_潜水士免許(第52条~第55条)|第6章第2節]]
|[[高気圧作業安全衛生規則第53条の4]]<br />(条件付免許)
|[[高気圧作業安全衛生規則第55条]]<br />(免許試験の細目)
}}
{{stub|law}}
[[Category:高気圧作業安全衛生規則|054]]
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トランプ/スラップジャック
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2026-06-24T12:08:09Z
AkiR27User
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テンプレート追加
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wikitext
text/x-wiki
{{Pathnav|Main Page|ゲーム|トランプ|frame=1}}
'''概要'''
[[ファイル:English pattern jack of hearts.svg|代替文=トランプのジャック|サムネイル|279x279px|トランプのジャック]]
スラップジャック(Slapjack)[ジャック叩き]は、トランプを用いて行う反射神経型カードゲームである。 中央にめくられていくカードの中から、特定のカード(通常はジャック)が現れた瞬間に最も早く手で叩いたプレイヤーがカードを獲得する。ブラックジャックと名前が似ているが、ゲームの内容は全く別のゲームである。
== 所要 ==
プレイ人数 2~6人[推奨]
使用カード ジョーカーを除く52枚のカード
== ルール ==
ジョーカーを除く52枚のカードを全プレイヤーに配る、各プレイヤーは手札の山を裏向きのまま自分の前に積む。時計回りに、山札の一番上のカードをめくって中央に表向きで出す。出されたカードが「ジャック(J)」の場合、誰でもそのカードを叩く(スラップ)ことができる。<blockquote>'''最も速くスラップしたプレイヤー'''
それまで中央に出ていたすべてのカードを獲得し、自分の山札の下に入れる。
'''ジャックではないカードを叩いたプレイヤー'''
ペナルティとしてカードを1枚ずつ、他のプレイヤーに渡す。</blockquote> 手札がなくなったプレイヤーは、次のジャックをスラップできなければ脱落状態となる(ただし、完全にゲームから除外されるわけではない)<blockquote> 脱落したプレイヤーは、 '''次、ジャックが出た瞬間に中央の山を叩くことができれば復活''' できる。その場合、中央の山を獲得し、ゲームに戻る。
復活に失敗した場合、そのプレイヤーは完全にゲームから除外される。</blockquote>全てのカードを自分の山札にしたプレイヤーが勝利。 他のプレイヤーがすべて脱落した時点でゲーム終了となる。
== ローカルルール ==
絵札(J・Q・K)すべて叩ける同じ数字が連続した場合に叩ける(スナップ混合)
特定のスートのジャックのみ叩ける(難易度上昇)
叩くときに「ジャック!」と宣言しなければ無効とするルール。
誤爆した場合に複数枚のカードを失うなど、より厳しいペナルティを設定する地域もある。
'''このページの出典'''<ref>https://www.pagat.com/slapping/slpjck.html</ref><ref>https://www.parlettgames.uk/child/slapjack.html</ref><ref>https://bicyclecards.com/how-to-play/slapjack/</ref>{{デフォルトソート:すらつふしやつく}}
[[カテゴリ:トランプ]]
[[カテゴリ:テーブルゲーム]]
[[カテゴリ:カードゲーム]]
[[カテゴリ:ゲーム]]
<references />
[[カテゴリ:反射神経]]
[[カテゴリ:3人以上で遊べるトランプゲーム]]
[[カテゴリ:子供向けゲーム]]
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利用者:AkiR27User
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2026-06-24T12:45:59Z
AkiR27User
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追加
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wikitext
text/x-wiki
AkiR27Userです。主に趣味の'''[[トランプ|トランプゲーム]]'''に関したページを作成・編集を行っています。初心者で拙いところもありますが、どうぞよろしくお願いします。
作成・編集ページに関して気になることや、ご指摘がありましたら、ぜひ[[利用者・トーク:AkiR27User|'''トークページ''']]までお願いします。今後の改善に役立てたいと思います。
== '''作成・編集ページ''' ==
トランプゲームに関するページ
* →[[利用者:AkiR27User/トランプゲーム]]まで__インデックス__
野球に関するページ
* →[[利用者:AkiR27User/野球]]まで
その他
* →[[利用者:AkiR27User/その他]]まで
サンドボックス
* →[[利用者:AkiR27User/sandbox]]まで
== '''利用者の声''' ==
2026/03/15:wikibooksをやり続けて、デフォルトソートが理解できました。今まで私が過去に作成したページを編集してデフォルトソートを追加・編集してくれた方々、ありがとうございます。
2026/03/20:100回編集達成しました。これからもよろしくお願いします
2026/03/29:まだ未熟なところもありますが、頑張ります!1000回編集目指します!!
2026/04/05:1か月間ページ作成・編集を行っていましたが、口調が堅かったですね…もうちょっとやさしめな感じで、作成します!!
2026/04/10:200回編集達成!!作成したページに出典を付けてページの信頼度を高めます!
2026/04/17:300回編集達成しました!話変わりますが、“自動承認された利用者”は、アカウント作成から4日かつ10回編集が条件なのですが…。まだ「自動承認されました」が来てないのでわかりません…(通知来るのかな…)。
2026/04/19:400回編集達成しました!!
2026/05/02:アカウント作成から2ヶ月…まだテンプレートの作り方が分かりません…何方か教えていただけますと幸いです。
2026/05/07:ついに500回編集達成…!。これからもよろしくお願いします!
2026/05/29:600回編集達成しました!少し休みながらだったのでペースが遅くなっていましたが無事達成しました。ありがとうございます。
2026/06/05:アカウント作成から3か月経過しました。これからもよろしくお願いします!
2026/06/10:700回編集達成!!!まだ趣味しか編集できてないな…
2026/06/21:次はプログラミングを編集です!!
2026/06/21:777…いいことあるかもしれません…
2026/06/24:800回達成!
== '''概要''' ==
2026/03/03:アカウント作成&初編集
2026/03/04:10回編集達成
2026/03/20:100回編集達成
2026/05/07:500回編集達成
== '''謝罪''' ==
※2026/03/24の活動休止宣言(ウィキブレイク)について、混乱を招いてしまい申し訳ありません。気持ちが落ち着いたため、編集を続けることにしました。今後は軽率な宣言を控え、落ち着いて活動していきます。
謝罪ページ知らぬ間に削除していました…申し訳ございません。
== '''お知らせ''' ==
<s>2026/04/18:トランプゲームに関する沢山のページに、私が新しく作ったカテゴリ[3人以上で遊べるトランプゲーム]を追加します。編集履歴(あるのかはわかりませんが…)の同じ時間帯に編集したことが沢山出てくると思いますが、荒らしではないということをご了承ください。</s>
<s>すみません。また新しいカテゴリを作成しましたのでよろしくお願いいたします。</s>
2026/06/24:トランプゲームの全てのページに
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を追加していきます。荒らしではないということをご了承ください。
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AkiR27User
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/* お知らせ */ お知らせ追加
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text/x-wiki
AkiR27Userです。主に趣味の'''[[トランプ|トランプゲーム]]'''に関したページを作成・編集を行っています。初心者で拙いところもありますが、どうぞよろしくお願いします。
作成・編集ページに関して気になることや、ご指摘がありましたら、ぜひ[[利用者・トーク:AkiR27User|'''トークページ''']]までお願いします。今後の改善に役立てたいと思います。
== '''作成・編集ページ''' ==
トランプゲームに関するページ
* →[[利用者:AkiR27User/トランプゲーム]]まで__インデックス__
野球に関するページ
* →[[利用者:AkiR27User/野球]]まで
その他
* →[[利用者:AkiR27User/その他]]まで
サンドボックス
* →[[利用者:AkiR27User/sandbox]]まで
== '''利用者の声''' ==
2026/03/15:wikibooksをやり続けて、デフォルトソートが理解できました。今まで私が過去に作成したページを編集してデフォルトソートを追加・編集してくれた方々、ありがとうございます。
2026/03/20:100回編集達成しました。これからもよろしくお願いします
2026/03/29:まだ未熟なところもありますが、頑張ります!1000回編集目指します!!
2026/04/05:1か月間ページ作成・編集を行っていましたが、口調が堅かったですね…もうちょっとやさしめな感じで、作成します!!
2026/04/10:200回編集達成!!作成したページに出典を付けてページの信頼度を高めます!
2026/04/17:300回編集達成しました!話変わりますが、“自動承認された利用者”は、アカウント作成から4日かつ10回編集が条件なのですが…。まだ「自動承認されました」が来てないのでわかりません…(通知来るのかな…)。
2026/04/19:400回編集達成しました!!
2026/05/02:アカウント作成から2ヶ月…まだテンプレートの作り方が分かりません…何方か教えていただけますと幸いです。
2026/05/07:ついに500回編集達成…!。これからもよろしくお願いします!
2026/05/29:600回編集達成しました!少し休みながらだったのでペースが遅くなっていましたが無事達成しました。ありがとうございます。
2026/06/05:アカウント作成から3か月経過しました。これからもよろしくお願いします!
2026/06/10:700回編集達成!!!まだ趣味しか編集できてないな…
2026/06/21:次はプログラミングを編集です!!
2026/06/21:777…いいことあるかもしれません…
2026/06/24:800回達成!
== '''概要''' ==
2026/03/03:アカウント作成&初編集
2026/03/04:10回編集達成
2026/03/20:100回編集達成
2026/05/07:500回編集達成
== '''謝罪''' ==
※2026/03/24の活動休止宣言(ウィキブレイク)について、混乱を招いてしまい申し訳ありません。気持ちが落ち着いたため、編集を続けることにしました。今後は軽率な宣言を控え、落ち着いて活動していきます。
謝罪ページ知らぬ間に削除していました…申し訳ございません。
== '''お知らせ''' ==
<s>2026/04/18:トランプゲームに関する沢山のページに、私が新しく作ったカテゴリ[3人以上で遊べるトランプゲーム]を追加します。編集履歴(あるのかはわかりませんが…)の同じ時間帯に編集したことが沢山出てくると思いますが、荒らしではないということをご了承ください。</s>
<s>すみません。また新しいカテゴリを作成しましたのでよろしくお願いいたします。</s>
<s>2026/06/24:トランプゲームの全てのページに
{Pathnav|Main Page|ゲーム|トランプ|frame=1}
を追加していきます。荒らしではないということをご了承ください。</s>
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トランプ/かぶ
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AkiR27User
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テンプレート追加
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text/x-wiki
{{Pathnav|Main Page|ゲーム|トランプ|frame=1}}
かぶは、トランプを用いて遊ぶ日本の伝統的な数合わせゲームである。 手札の合計値の下一桁を競う点が特徴で、花札の「こいこい」に似た雰囲気を持つ。 運の要素が強く、少人数から大人数まで幅広く遊ばれている。
== 所要 ==
ジョーカー抜きのトランプ52枚
=== カードの点数 ===
A…1点、2~9…数字通り、10,J,Q,K…0点
合計値の下一桁が最終的な点数となる。
== ゲーム ==
# プレイヤー全員に2枚のカードを配る。必要に応じて1枚追加で引くルールを採用する場合もある。
# プレイヤーは配られたカードの合計値を計算し、下一桁を自分の点数とする。
例:7と8→合計15→点数は5、Kと9→合計9→点数は9、10と3→合計3→点数は3
最も点数が高いプレイヤーが勝者となる。9が最強であり、これを「'''カブ'''」と呼ぶ。
=== ローカルルール ===
<blockquote>かぶには多くのローカルルールが存在する。以下は代表例である。
* 3 枚目を引くかどうか選べる
* 同点の場合は引き分け
* A・2・3 の組み合わせを特別役とする
* K・Q・J の組み合わせを強い役とする
地域によって大きく異なるため、プレイ前に確認することが望ましい。</blockquote>
{{デフォルトソート:かふ}}
[[カテゴリ:トランプ]]
[[カテゴリ:テーブルゲーム]]
[[カテゴリ:カードゲーム]]
[[カテゴリ:ゲーム]]
[[カテゴリ:3人以上で遊べるトランプゲーム]]
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トランプ/ペアーズ
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AkiR27User
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テンプレート追加
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wikitext
text/x-wiki
{{Pathnav|Main Page|ゲーム|トランプ|frame=1}}
ペアーズ(Pairs)は、トランプを用いて遊ぶシンプルなカードゲームである。 場に現れるカードの数字が重なるとペナルティとなり、 最終的に獲得したカードの合計点が最も少ないプレイヤーが勝者となる。
== 所要 ==
ジョーカー抜きのトランプ52枚、プレイ人数は一般的に2〜8人。
ペアーズは「'''できるだけカードを取らない'''」ことを目的とするゲームである。 同じ数字のカードが出たときにペナルティとしてカードを引き取るため、 運と判断のバランスが求められる。
== ゲーム ==
# トランプをよく切り、山札として中央に置く。
# プレイヤーは順番を決め、場には最初の1枚を表向きに置く。
# プレイヤーは順番に山札から1枚カードをめくり、場に表向きで置く。
=== ペアができた場合 ===
<blockquote>場に出ているカードと同じ数字が出た場合、そのプレイヤーは場にあるすべてのカードを引き取る。
引き取ったカードは自分の得点として扱う[Aは1点、2~10は数字通りの点Jは11点、Qは12点、Kは13点となる]</blockquote>
=== ペアができなかった場合 ===
<blockquote>そのまま次のプレイヤーに順番が移る。</blockquote>山札が尽きた時点でゲーム終了となる。 各プレイヤーは引き取ったカードの数字を合計し、<u>合計点が最も少ないプレイヤー</u>が勝者となる。
=== ローカルルール ===
<blockquote>10・J・Q・K をすべて 10 として扱う
A を 1 ではなく 0 として扱う
場のカードが一定枚数を超えたら強制的に引き取る</blockquote>
{{デフォルトソート:へああす}}
[[カテゴリ:ゲーム]]
[[カテゴリ:テーブルゲーム]]
[[カテゴリ:カードゲーム]]
[[カテゴリ:トランプ]]
[[カテゴリ:3人以上で遊べるトランプゲーム]]
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トランプ/エジプシャン・ラットスクリュー
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AkiR27User
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テンプレート追加
300647
wikitext
text/x-wiki
{{Pathnav|Main Page|ゲーム|トランプ|frame=1}}
エジプシャン・ラットスクリュー(ERS)は、トランプを用いて遊ぶ反射神経型のカードゲームである。 プレイヤーは順番にカードを場に出し、特定の組み合わせが現れた瞬間に場のカードに手を置くことで、 そのカードを獲得することができる。 海外では広く知られているが、日本では比較的マイナーなゲームである。
== 所要 ==
ジョーカー抜きの52枚。一般的なプレイ人数は2〜6人。
場に出されたカードの山を獲得し、 最終的にすべてのカードを集めたプレイヤーが勝者となる。
トランプをよく切り、全プレイヤーに均等に配る。
# 各プレイヤーは自分のカードを裏向きの山札として持つ。(手札を見てはいけない)
== ゲーム ==
プレイヤーは順番に、自分の山札の一番上のカードをめくり、 中央の場に表向きで置く。
==== スラップ(叩く)条件 ====
場に出ているカードが以下の条件を満たした場合、 '''最初に場を叩いたプレイヤー'''が場のカードをすべて獲得する。
=== 代表的なスラップ条件 ===
<blockquote>'''ダブル(Double)''':同じ数字が連続して出る 例:7→7
'''サンドイッチ(Sandwich)''':同じ数字が1枚挟んで出る 例:5→K→5
'''フェイスカード(絵札)ルール''': 絵札(J・Q・K・A)が出た場合、次のプレイヤーは 指定ターン数以内に絵札を出さなければならない。
Jは1回ターン、Qは2ターン以内、Kは3ターン以内、Aは4ターン以内<blockquote>'''詳細'''
例として「Q(クイーン)」が出た場合:
# あなたの前のプレイヤーがQを出す
# あなたは2ターン以内に絵札を出さなければならない
# 出せなかったら、Qを出したあなたが場のカードをぜ部獲得する
'''絵札を出せた場合'''
その絵札を出したプレイヤーに「挑戦権」が移る。
例: あなたがJを出す→次の人が1回目でKを出す → 今度はその次の人が3ターン以内に絵札を出す必要がある
つまり、絵札が続くと「挑戦ターン数」がリセットされていく。</blockquote></blockquote>
===== スラップに成功した場合 =====
<blockquote>場のカードをすべて自分の山札の下に加える。</blockquote>
===== スラップに失敗した場合 =====
<blockquote>自分の山札の一番上のカードを場に追加する(ペナルティ)。</blockquote>山札がなくなったプレイヤーは一時的に脱落する[完全敗退ではない]ただし、脱落してもカードをたたくことができる。もし、スラップに成功すれば復帰できる。復帰できずにゲームが終了した場合、そのプレイヤーは敗退となる。
'''最後までカードを持っていたプレイヤー'''が勝者となる。
{{デフォルトソート:えしふしやんらつとすくりゆう}}
[[カテゴリ:ゲーム]]
[[カテゴリ:テーブルゲーム]]
[[カテゴリ:カードゲーム]]
[[カテゴリ:トランプ]]
__インデックス__
[[カテゴリ:反射神経]]
[[カテゴリ:3人以上で遊べるトランプゲーム]]
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トランプ/99
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AkiR27User
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テンプレート追加
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wikitext
text/x-wiki
{{Pathnav|Main Page|ゲーム|トランプ|frame=1}}
99(ナインティナイン)は、トランプを使ったシンプルな加算ゲームで、「合計を 99 以下に保つ」ことを目的とする。 運と判断力のバランスが良く、初心者でもすぐ遊べる。
== 所要 ==
* ジョーカー抜きのトランプ52枚。一般的なプレイ人数は2~6人
* 場の合計値を99以下に保ちながらカードを出し続ける。 99 を超えるカードを出してしまったプレイヤーが負けとなる。
* デッキをよく切り、各プレイヤーに3枚ずつ配る。残りは山札として中央に置く場の合計値は'''0'''からスタートする。
* カードの効果は複数のローカルルールが存在するため、[[99/トランプ#ローカルルール|'''#ローカルルール''']]で紹介する。
== ゲーム ==
==== 手番のプレイヤー ====
手番が来たプレイヤーは以下の通りにプレイする。
<blockquote>
'''カードを出す'''
* 出したカードの効果を場の合計に反映する
* 合計が99を超えたら負け
'''山札から1枚補充する'''
* 常に手札は3枚にする
'''次のプレイヤーに手番が移る'''
* 時計回りに進行する
</blockquote>
=== ゲーム終了条件 ===
* 99を超えるカードを出した時点でゲーム終了。99を超えるカードを出したプレイヤーが負け。
== ローカルルール ==
99には地域などでルールが違う
=== ローカルルールA・数字も効果を持つ ===
以下の場合4と9も効果を持つ、日本の家庭ルールでよく見られる
{| class="wikitable"
!カード
!効果
|-
|2〜3、5~8
|数字通り
|-
|4,J
|0
|-
|9,K
|合計を 99 にする
|-
|10
| -10
|-
|Q
| +10
|-
|A
| +1または+11[プレイヤーがどちらかを選択できる]
|}
=== ローカルルールB・効果は絵札のみ ===
効果を持つのは絵札のみ、初心者向け
{| class="wikitable"
!カード
!効果
|-
|2〜10
|数字通り加
|-
|A
| +1または+11[プレイヤーがどちらかを選択できる]
|-
|J
|0
|-
|Q
| +10
|-
|K
|合計を99にする
|}
=== ローカルルールC・パーティーゲーム寄り ===
アクションカードが追加される
{| class="wikitable"
!カード
!効果
|-
|A
|1
|-
|2,3,5,9,10
|数字通り
|-
|4
|次の人をスキップ
|-
|7
|順番逆回り(UNOのリバース)
|-
|8
|指名(次に出す人を選べる)
|-
|J
|0
|-
|Q
| +10
|-
|K
|99固定 or 0扱い(地域差あり)
|}
{{デフォルトソート:ないんてえいないん}}
[[カテゴリ:ゲーム]]
[[カテゴリ:テーブルゲーム]]
[[カテゴリ:カードゲーム]]
[[カテゴリ:トランプ]]
[[カテゴリ:3人以上で遊べるトランプゲーム]]
[[カテゴリ:中学生向けゲーム]]
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トランプ/スプーン
0
47621
300650
298854
2026-06-24T12:11:36Z
AkiR27User
90873
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300650
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text/x-wiki
{{Pathnav|Main Page|ゲーム|トランプ|frame=1}}
スプーン(Spoons)は、トランプとスプーンを使って遊ぶパーティーゲーム。 テンポが速く、反射神経と観察力が試される。 人数が多いほど盛り上がるのが特徴。
== 所要 ==
* ジョーカー抜きのトランプ52枚。(スプーン人数-1本)。プレイ人数は3~10人程度。
* スプーンをテーブル中央に並べる(人数−1本)プレイヤーは円形に座る。ディーラーを1人決める{{Efn|ディーラーもゲームに参加するので人数に換算する。}}。
* 同じ数字のカード4枚を揃え、揃った人はスプーンを取り、一人がスプーンをとった時点で、スプーンを全員で争奪する。スプーンを取れなかった人が負け(椅子取りゲーム方式)
== ゲーム ==
ディーラーはカードを配り、各プレイヤーは4枚持つ、ディーラーは山札から1枚引き、手札に加え、いらないカードを左隣に渡す。受け取ったプレイヤーも同じように、いらないカードを次へ回す。これを'''高速で繰り返す'''
=== スプーン ===
* 手札が '''同じ数字4枚''' になったら、そっとスプーンを1本取る。誰かが取ったら、他の人も気づいた時点でスプーンを取ってよい。最後に残った人が負けとなる。
* スプーンを取れなかった人が脱落となり、スプーンを1本減らして次のラウンドへ移る。最後まで残った人が勝者となる。
== 脚注 ==
{{Notelist}}
{{デフォルトソート:すふうん}}
[[カテゴリ:ゲーム]]
[[カテゴリ:テーブルゲーム]]
[[カテゴリ:カードゲーム]]
[[カテゴリ:トランプ]]
[[カテゴリ:3人以上で遊べるトランプゲーム]]
[[カテゴリ:小学生向けゲーム]]
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トランプ/スナップ
0
47622
300651
298795
2026-06-24T12:12:01Z
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text/x-wiki
{{Pathnav|Main Page|ゲーム|トランプ|frame=1}}
スナップ(Snap)は、トランプを使った反射神経系のゲーム。カードを順番にめくり、同じ数字が連続して出たときに最も早く「スナップ」と宣言することで勝敗が決まる。子どもから大人まで楽しめるシンプルなゲーム。
== 所要 ==
* ジョーカー抜きのトランプ52枚。人数は2~6人程度。
* 同じ数字が連続して出た瞬間に、誰よりも早く「スナップ」と言う。最終的にカードを多く集めた人が勝ち
* トランプをよく切り、各プレイヤーに配る。各プレイヤーは自分の山札を裏向きのまま持つ。
== ゲーム ==
順番に、自分の山札の一番上のカードを表向きにして場に出す。場に出ているカードの'''一番上の数字と、直前のカードの数字が同じ'''なら、その瞬間に、誰でも「'''スナップ!'''」と宣言してよい。
一番早く宣言した人が、場のカードをすべて獲得し、自分の山札の下に加える
山札がなくなった人は脱落。最後まで残った人が勝者となる。
{{デフォルトソート:すなつふ}}
[[カテゴリ:ゲーム]]
[[カテゴリ:テーブルゲーム]]
[[カテゴリ:カードゲーム]]
[[カテゴリ:トランプ]]
[[カテゴリ:反射神経]]
[[カテゴリ:3人以上で遊べるトランプゲーム]]
[[カテゴリ:子供向けゲーム]]
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トランプ/ユーカ
0
47633
300654
298865
2026-06-24T12:13:53Z
AkiR27User
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300654
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text/x-wiki
{{Pathnav|Main Page|ゲーム|トランプ|frame=1}}
ユーカ(Euchre)は、アメリカやカナダで広く遊ばれているトリックテイキングゲームで、4人・2対2のチーム戦が最も一般的。ジョーカーを最強カードとして扱う独特のルールがあり、短時間で遊べるのが特徴。
== 所要 ==
トランプの中の【 A・K・Q・J・10・9(各スート)+ジョーカー1枚】→合計25枚を使う。
* ジョーカーは'''「Benny(ベニー)」'''と呼ばれ、最強カード。
* ユーカ最大の特徴はJ(ジャック)が最強クラス[ジョーカーの次]になること。
プレイ人数は4人「2対2のチーム戦」3人・6人用のバリエーションも存在する。
トリックを取り、先に10点に到達すると勝利する。宣言したチーム(メイカー)が3トリック以上取れば得点となる。逆に、宣言して負けると相手に大きな得点が入る。
'''カードの強さ'''<blockquote>(強い順)
# ジョーカー(Benny)
# Right Bower(ライトバウアー=トランプスートのJ)
# Left Bower(レフトバウアー=トランプと同色のJ)
# A
# K
# Q
# J(同じ色でも同じマークでもないJ)
# 10
# 9
例:トランプが♠の場合
* Right Bower:♠J
* Left Bower:♣J(同色)
</blockquote>
== ゲーム ==
ディーラーを決め、各プレイヤーに5枚配る。山札の一番上を表向きにして場に置く(アップカード)アップカードのスートをトランプにするかどうかを順番に宣言する。
「Order it up」:そのスートをトランプにする。誰も選ばなければ、別のスートを宣言できる。宣言したチームがメイカー(攻撃側)となる。
'''プレイ'''
ディーラーの左隣からカードを出す。同じスートのカードを出さなければならない。全員が1枚ずつカードを出して、1番強いカードを出した人が“その束”を取る。その束を'''1トリック'''という。
ユーカでは1ラウンド=5トリックで構成される。5トリック中、3トリック以上取ればメイカーの得点となる。が、相手に3トリック以上とられると相手に2点を与えることとなる。
点数は以下の通り。
{| class="wikitable"
!状況
!得点
|-
|メイカーが3〜4トリック取る
|1点
|-
|メイカーが5トリック全取り(ユーカー)
|2点
|-
|メイカーが負ける(相手が3以上)
|相手に2点
|-
|ソロで宣言して5トリック取る
|4点
|}
'''ソロのルール'''
トランプを宣言するときに「Alone(ひとりで)」と言う。パートナーはそのラウンド時は参加不可。自分一人[ソロ]で5トリックに挑み、5トリック全部取れたらソロ成功となり、4点を獲得できる。
ラウンド数は自由に決めてよい。最終的に得点が多かったチームが勝利となる。
{{デフォルトソート:ゆうか}}
[[カテゴリ:ゲーム]]
[[カテゴリ:テーブルゲーム]]
[[カテゴリ:カードゲーム]]
[[カテゴリ:トランプ]]
[[カテゴリ:3人以上で遊べるトランプゲーム]]
[[カテゴリ:トリックテイキング]]
[[カテゴリ:中学生向けゲーム]]
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トランプ/ピノクル
0
47634
300655
298627
2026-06-24T12:14:31Z
AkiR27User
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300655
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text/x-wiki
{{Pathnav|Main Page|ゲーム|トランプ|frame=1}}
ピノクル(Pinochle)は、アメリカで人気のあるトリックテイキングゲームで、メルド(組札)による得点とトリックでの得点の両方を競うのが特徴。2人戦・3人戦・4人戦があり、特に4人戦(2対2) が一般的。
== 所要 ==
トランプ2セットの中の A・10・K・Q・J・9[すべてのスート]を使う。人数は2~4人で遊べる。4人の場合は2対2のチーム戦となる。
メルド(組札)やトリック(勝負)でも得点を獲得。合計点が150点または500点(地域差あり)に先に到達したチームが勝者となる。
'''カードの強さ(トリック時)'''<blockquote>(強い順)
# A
# 10
# K
# Q
# J
# 9
※Aと10が上位なのが特徴。</blockquote>ラウンド開始時に、手札から特定の組み合わせを公開して得点する。
各トリックの勝者がカードを獲得できる。点数は以下の通り。
{| class="wikitable"
!カード
!点数
|-
|A
|11
|-
|10
|10
|-
|K
|4
|-
|Q
|3
|-
|J
|2
|-
|9
|0
|}
'''主なメルド'''
{| class="wikitable"
!メルド名
!内容
!点数
|-
|Run(ラン)
|トランプの A・10・K・Q・J
|15点
|-
|Marriage(マリッジ)
|K+Q(同スート)
|2点(トランプなら4点)
|-
|Pinochle(ピノクル)
|♦J+♠Q
|4点
|-
|Double Pinochle
|♦J×2+♠Q×2
|30点
|-
|Aces Around
|A×4スート
|10点
|-
|Kings Around
|K×4スート
|8点
|-
|Queens Around
|Q×4スート
|6点
|-
|Jacks Around
|J×4スート
|4点
|}
※同じカード2枚ずつだと点数が倍以上になる。
ディーラーがカードを配る(4人戦では各プレイヤーに12枚)残りは使わない。
== ゲーム ==
どのチームがトランプを決めるかを競い、最も高いビッドをしたプレイヤーがトランプスートを宣言宣言したチームはビッド点数以上を取らないと敗北となる。
各プレイヤーが手札からメルドを公開し得点を記録する。メルドしたカードは手札に戻してよい[戻したカードは使える]
最初の人がカードを出し、他の人は同じスートを出さなければならない。全員出した後、出されたカードの中で最も強かったカードを出した人がトリックをとることができる。
メルド点+トリック点を合計し、ビッドしたチームが目標点に届かなければマイナスとなる。規定点に達するまでゲームを繰り返す。
{{デフォルトソート:ひのくる}}
[[カテゴリ:トランプ]]
[[カテゴリ:カードゲーム]]
[[カテゴリ:テーブルゲーム]]
[[カテゴリ:ゲーム]]
[[カテゴリ:3人以上で遊べるトランプゲーム]]
[[カテゴリ:トリックテイキング]]
[[カテゴリ:ラミー系]]
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トランプ/サブリナ
0
47635
300656
298540
2026-06-24T12:14:57Z
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300656
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text/x-wiki
{{Pathnav|Main Page|ゲーム|トランプ|frame=1}}
サブリナは3人専用のトリックテイキングゲーム。1ラウンドが短く、テンポよく遊べるのが特徴。ハーツと似ているが簡単なゲームである。
トランプ1組の2~6を抜いて、7~K、A[32枚]を使用する。このゲームは3人専用である。
特定のカードを取ると失点してしまう。ラウンド終了時に最も点数が少ない人が勝利となる。
[カードの強さ]A > K > Q > J > 10 > 9 > 8 > 7
== ゲーム ==
各プレイヤーに10枚配る。残りの2枚は場に伏せて捨て札とする。捨て札は誰も見てはいけない。
ディーラーの左隣が最初に出す。他のプレイヤーは同じスートを出さなければならない。同じスートが出せない場合は何を出してもよい。最初に出されたカードと同じスートでスートで最も強いカードを出した人がトリック[出されたカードの束]を取る。失点カードが入っている束を取ると、その点数が全部自分のものになる。<blockquote>サブリナでは、以下のカードを取ると失点になる。
{| class="wikitable"
!カード
!失点
|-
|♠Q
|5点
|-
|♥A
|4点
|-
|♥K
|3点
|-
|♥Q
|2点
|-
|♥J
|1点
|}
[[トランプ/ハーツ|ハーツ]]はハートが失点となるが、サブリナは特定のカードだけが失点になるのが特徴。</blockquote>10トリック終わったら、 取った失点カードの合計を記録する。規定ラウンド(例:5ラウンド)終了後、最も失点が少ないプレイヤーが勝利となる。{{デフォルトソート:さふりな}}
[[カテゴリ:トランプ]]
[[カテゴリ:テーブルゲーム]]
[[カテゴリ:カードゲーム]]
[[カテゴリ:ゲーム]]
[[カテゴリ:3人以上で遊べるトランプゲーム]]
mikt189oz4lehbdynw1aozip5hb9bab
トランプ/ブリスコラ・チアマータ
0
47636
300657
298583
2026-06-24T12:15:25Z
AkiR27User
90873
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300657
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text/x-wiki
{{Pathnav|Main Page|ゲーム|トランプ|frame=1}}
ブリスコラ・チアマータは、イタリアで広く遊ばれている5人用のトリックテイキングゲームである。通常のブリスコラを拡張した形式で、入札(ビッド)によってトランプのランクを宣言し、そのランクのカードを持つプレイヤーが'''秘密の味方'''になるという点が最大の特徴。
== 所要 ==
トランプ全カードから8・9・10を抜いたカード。5人専用。
カードのランク<blockquote>(強い順)
# '''A(11点)'''
# '''3(10点)'''
# '''K(4点)'''
# '''Q(3点)'''
# '''J(2点)'''
# '''7・6・5・4・2(0点)'''
合計点数は120点。</blockquote>入札で勝ったプレイヤー(チアマンテ)が宣言した点数以上の得点を、味方と協力して獲得すること。ただし、味方はチアマンテが呼んだランクのカードを持つプレイヤーであり、ゲーム開始時点では誰が味方かは公開されない。
== ゲーム ==
各プレイヤーに8枚配る。時計回りに、プレイヤーは「自分が何点取れるか」を宣言する。<blockquote>(例)
* 61点
* 62点
* 63点 …
* 最大 120点まで
</blockquote>最も高い点数を宣言したプレイヤーがチアマンテ(攻撃側)となる。
チアマンテ(攻撃側)はどのランクをトランプにするかを宣言する。<blockquote>(例)
* 「A を呼ぶ」
* 「K を呼ぶ」
* 「3 を呼ぶ」
</blockquote>このとき、そのランクのカードを持つプレイヤーが味方になる。ただし、味方は名乗らない。
'''ゲームの流れ'''
チアマンテの左隣からカードを出す。カードは同じスートを出さないといけないというルールはない。宣言したランクのスートがトランプとなる。5人の中で最も強いカードを出したプレイヤーがトリックを取る。<blockquote>
{| class="wikitable"
!カード
!点数
|-
|A
|11
|-
|3
|10
|-
|K
|4
|-
|Q
|3
|-
|J
|2
|-
|その他
|0
|}
チアマンテ+味方の合計点が'''入札で宣言した点数以上'''なら勝利。届かなければ敗北となる。</blockquote>
== チーム構成 ==
* '''チアマンテ(攻撃側)''':1名
* '''秘密の味方''':1名(呼ばれたランクのカードを持つ人)
* '''敵チーム''':残り3名
味方は途中で行動から推測されることが多い。
{{デフォルトソート:ふりすこらちあまあた}}
[[カテゴリ:ゲーム]]
[[カテゴリ:テーブルゲーム]]
[[カテゴリ:カードゲーム]]
[[カテゴリ:トランプ]]
[[カテゴリ:3人以上で遊べるトランプゲーム]]
[[カテゴリ:トリックテイキング]]
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トランプ/ユッシ
0
47637
300658
298585
2026-06-24T12:15:56Z
AkiR27User
90873
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300658
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text/x-wiki
{{Pathnav|Main Page|ゲーム|トランプ|frame=1}}
ユッシ(Jass[ジャズと発音されることがある])は、スイスで最も広く遊ばれているトリックテイキングゲームの総称である。特に有名なのはシュナプセン(Schieber Jass)とコイフェル(Coiffeur Jass)で、スイスではテレビ番組・大会・アプリなども存在するほどの国民的ゲームである。
== 所要 ==
トランプ52枚のA, K, Q, J, 10, 9, 8, 7, 6 ×4スートを使用。4人(2対2)が基本。<blockquote>一般的には
* シェル(♦)
* ローゼン(♥)
* シュペード(♠)
* アイクル(♣)
</blockquote>
== カードの強さ ==
ユッシの最大の特徴は、トランプの強さが独特なことである。
J(バウアー[トランプスートと同スートのJ])>9(ネル)>A>K>Q>J(非トランプ)>10>9>8>7>6
=== トランプ時のの得点 ===
<blockquote>(トランプ時)
* J(バウアー):20点
* 9(ネル):14点
* A:11点
* K:4点
* Q:3点
* J(非トランプ):2点
* その他[10>8>7>6]:0点
* 最後のトリック:5点
</blockquote>
=== オーバー/ウンター時の強さ/得点 ===
A>K>Q>J>10>9>8>7>6[ウンター時は逆]<blockquote>オーバーとウンター時のカード点数は同じ
* A :11点
* 10:10点
* K:4点
* Q:3点
* J:2点
* その他:0点
* 最後のトリック5点
</blockquote>トリックを取り、カード点を集める。チームで2500点[地域差あり]を先に達成した方が勝利。
== ゲーム ==
各プレイヤーに9枚配る。
ディーラーの左隣がトランプスートを選ぶ。選択肢は以下の通り。
* 4スートのいずれか
* オーバー
(トランプスートは関係なく、高いカードが強いルール)※スイス独自ルール。
* ウンター
(トランプスートは関係なく、低いカードが強いルール)※スイス独自ルール。
左側の人から時計回りにカードを出していく。トランプスートを同じマークを出さなければならない。トランプはいつでも切ることができる。全員出したとき、出されたカードの中でカードを出した人がトリック[出されたカード]を取る。9トリックで1ラウンド終了する。最終的に持っている[[トランプ/ユッシ#カードの強さ|カードの点数]]が最も高い人が勝ち。
{{デフォルトソート:ゆつし}}
[[カテゴリ:ゲーム]]
[[カテゴリ:テーブルゲーム]]
[[カテゴリ:カードゲーム]]
[[カテゴリ:トランプ]]
[[カテゴリ:3人以上で遊べるトランプゲーム]]
[[カテゴリ:トリックテイキング]]
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トランプ/インディアン・ポーカー
0
47639
300659
298637
2026-06-24T12:16:23Z
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300659
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text/x-wiki
{{Pathnav|Main Page|ゲーム|トランプ|frame=1}}
インディアン・ポーカーは、自分のカードだけ見えない状態で勝負する心理戦中心のトランプゲームである。他人のカードは見えるが、自分のカードは見えないため、相手の表情・反応・賭け方を読み取ることが重要。今回はチップを使わない簡易版も紹介する。
== 所要 ==
ジョーカー抜きのトランプ52枚。一般的に2〜10人。
自分のカードの強さを推理し、勝負に勝ってまたはポイントを増やす。
== ゲーム ==
各プレイヤーに1枚ずつカードを配り、プレイヤーはカードを見ずに額に掲げる【他人のカードは見えるが、自分のカードは見えない】<blockquote>ポーカーと同様に、以下の行動が可能:
# '''ベット'''(賭ける)
# '''コール'''(続ける)
# '''レイズ'''(賭け金を上げる)
# '''フォールド'''(降りる)
</blockquote>チップを使わない簡易版では <blockquote>以下の行動が可能
# 勝負する
# 降りる
</blockquote>最後まで勝負に残ったプレイヤー同士でカードを公開。最も強いカードを持つプレイヤーが勝利。場に出ているチップ[簡易版の場合はポイント]をすべて獲得。カードの強さは通常のポーカーと同じ:A > K > Q > J > 10 > … > 2
カードを回収し、再び1枚ずつ配って同じ手順を繰り返す。
{{デフォルトソート:いんていあんほおかあ}}
[[カテゴリ:ゲーム]]
[[カテゴリ:テーブルゲーム]]
[[カテゴリ:カードゲーム]]
[[カテゴリ:トランプ]]
[[カテゴリ:心理戦・ブラフ系]]
[[カテゴリ:3人以上で遊べるトランプゲーム]]
[[カテゴリ:カジノ系]]
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トランプ/ケンプス
0
47641
300660
298544
2026-06-24T12:16:58Z
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300660
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text/x-wiki
{{Pathnav|Main Page|ゲーム|トランプ|frame=1}}
ケンプス(Kemps)は、2人1組のペアで戦う心理戦+スピード+観察力のカードゲームである。目的は、自分が[又は味方が]同じ数字のカード4枚(フォーカード)を揃え、揃えたら秘密の合図を送り[又は受け取り]、味方[又はあなたが]が「Kemps!」と宣言すること。逆に、相手チームの合図を見破って 「カウンター(Cut!)」と宣言することもできる。
== 所要 ==
ジョーカー抜きのトランプ52枚。基本は4人[2対2]だが基本6人[3対3]や8人[4対4]でも遊べる。
ペアを決め、向かい合って座り、ゲーム開始前に、ペア[チーム]ごとに秘密の合図を決める。
* バレたら負けなので、自然な動作が理想。
== ゲーム ==
全員に4枚ずつ配り、中央に4枚を並べる。プレイヤーは、自由に高速に、手札のいらないカードを場に捨て、場のカードを取って手札にする。
同じ数字4枚が揃ったら、 パートナー[味方]にゲーム前に決めた秘密の合図を送り、合図を受け取ったパートナー[味方]が「'''Kemps!'''[ケンプス]」と言えば1ポイント。もし、相手チームが合図を送っていると感じたら、「'''Cut!'''[カット]」と宣言できる。もし相手がフォーカードであればカウンター成功で1ポイント獲得できるが、相手がまだ揃っていない場合はカウンター失敗となる。先に5ポイントとったチームの勝利した。
{{デフォルトソート:けんふす}}
[[カテゴリ:ゲーム]]
[[カテゴリ:テーブルゲーム]]
[[カテゴリ:カードゲーム]]
[[カテゴリ:トランプ]]
[[カテゴリ:3人以上で遊べるトランプゲーム]]
dbumr6ua5rw02trwm1qtvlxghqfji88
トランプ/ピッグ
0
47645
300661
298855
2026-06-24T12:18:50Z
AkiR27User
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300661
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text/x-wiki
{{Pathnav|Main Page|ゲーム|トランプ|frame=1}}
ピッグ(Pig)は、ケンプスの簡易版で盛り上がるパーティーゲーム。4枚同じ数字を揃えたら鼻を触る(又は決めた合図)というのが特徴。
== 所要 ==
ジョーカー抜きのトランプ52枚。プレイ人数は3~8人。
同じ数字4枚[フォーカード]を揃え、鼻を触るなどの合図が出来ると勝利。合図を見破ると逆転できる
== ゲーム ==
全員で共通の合図を決め、各プレイヤーに4枚配り、残りは山札にする。
手番のプレイヤーは山札から1枚引き、いらないカードを1枚、左隣に渡す[ローカルルールとして全員同時の場合もある。それを繰り返す。
同じ数字4枚が揃ったら、そっと合図をする。合図ができたら勝利。
誰かが合図をしているのに気づいたら「ピッグ!」と叫び阻止できる。阻止できたらその人が勝利。
{{デフォルトソート:ひつく}}
[[カテゴリ:トランプ]]
[[カテゴリ:テーブルゲーム]]
[[カテゴリ:ゲーム]]
[[カテゴリ:カードゲーム]]
[[カテゴリ:3人以上で遊べるトランプゲーム]]
[[カテゴリ:小学生向けゲーム]]
hmn6w6z7flsjkapd97czlc9092fop2h
トランプ/キャッチ・ザ・エース
0
47647
300662
298842
2026-06-24T12:19:23Z
AkiR27User
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300662
wikitext
text/x-wiki
{{Pathnav|Main Page|ゲーム|トランプ|frame=1}}
キャッチ・ザ・エース は、特定のカード(多くはA=エース)を引いたプレイヤーが、こっそり合図を送り、他の人がそれに気づけるかを競うゲーム。
== 所要 ==
ジョーカー抜きの52枚のトランプ。プレイ人数は3~8人。
エースを引いたら合図を送り、送れた場合は勝利する。合図を送った人、又は見破った人が勝利。
== ゲーム ==
全員に1枚配る。配られたカードが、エースだった場合は合図を送る。エースを持って、合図ができたら勝利となるが、もし誰も持っていない場合はもう一度配る。
誰かが合図していると気づいたら、'''「キャッチ!」'''と宣言する。成功した場合はその人が勝利となるが、もし空振りしてしまった場合は敗北となる。
{{デフォルトソート:きやつちさええす}}
[[カテゴリ:ゲーム]]
[[カテゴリ:テーブルゲーム]]
[[カテゴリ:カードゲーム]]
[[カテゴリ:トランプ]]
[[カテゴリ:3人以上で遊べるトランプゲーム]]
[[カテゴリ:子供向けゲーム]]
n5cvf55vsrdjqiajy3gc557gtido6nk
トランプ/カシノ・ウォー
0
47648
300663
298635
2026-06-24T12:20:01Z
AkiR27User
90873
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300663
wikitext
text/x-wiki
{{Pathnav|Main Page|ゲーム|トランプ|frame=1}}
カシノ・ウォー(Casino War)は、「1枚ずつカードを出して、強い方が勝つ」というシンプルなゲーム。カジノにも存在する。
== 所要 ==
ジョーカー抜きのトランプ52枚。プレイ人数は2人以上。[ディーラーvsプレイヤー]
===== カードの強さ =====
A > K > Q > J > 10 > … > 2
== ゲーム ==
=== '''ベット[賭け]''' ===
* チップの代わりに、ポイント[例:最初のポイントは10点]を賭けたい数だけ賭ける。
* ディーラー(親)とプレイヤーに1枚ずつ裏向きに配り、同時に表向きにし、強いカードを出した方が勝利となる。もしプレイヤーが勝利できたら、賭けた分だけ2倍になる。
=== '''ウォー''' ===
同じ数字が出たら'''ウォー'''と言う。
* 追加で3枚伏せて配り、4枚目を表にし、そのカードで勝った方が勝利。
{{デフォルトソート:かしのうおお}}
[[カテゴリ:ゲーム]]
[[カテゴリ:テーブルゲーム]]
[[カテゴリ:カードゲーム]]
[[カテゴリ:トランプ]]
__インデックス__
[[カテゴリ:3人以上で遊べるトランプゲーム]]
[[カテゴリ:カジノ系]]
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トランプ/カウントダウン
0
47654
300665
298844
2026-06-24T12:21:03Z
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300665
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text/x-wiki
{{Pathnav|Main Page|ゲーム|トランプ|frame=1}}
カウントダウン(Countdown)は、手札の数字を使って場の合計値を0に近づけることを目的とした、シンプルで戦略性のあるカードゲームである。
== 所要 ==
ジョーカー抜きのトランプ52枚。プレイ人数は2~6人。
場の合計値を0にする。できなかった場合はラウンド終了時、0に最も近いプレイヤーが勝利。
各プレイヤーに5枚ずつ配り、残りを山札として中央に置く。
===== 場の合計値の設定 =====
場の合計値を50に設定する<blockquote>'''設定のバリエーション'''
* 短時間で遊ぶ場合:30
* 長時間で遊ぶ場合:100
</blockquote>
===== カードの値 =====
{| class="wikitable"
!カード
!値
|-
|2〜10
|数字通り
|-
|J,Q,K
|11,12,13
|-
|A
|1(または14にしてもよい)
|}
== ゲーム ==
手版のプレイヤーは出したカードの値を場の合計値から引く。
* 「例:合計が50→7を出す→合計は43」
山札から1枚引き、手札を常に5枚に戻す。次のプレイヤーに移る。
'''合計が0になったら、そのプレイヤーが勝利。0を下回った場合は、そのプレイヤーは敗北となる。'''
* 誰かが敗北した場合、そのゲームは終了。0に最も近いプレイヤーが勝利。
{{デフォルトソート:かうんとたうん}}
[[カテゴリ:ゲーム]]
[[カテゴリ:テーブルゲーム]]
[[カテゴリ:カードゲーム]]
[[カテゴリ:トランプ]]
[[カテゴリ:3人以上で遊べるトランプゲーム]]
[[カテゴリ:子供向けゲーム]]
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トランプ/カウントアップ
0
47655
300664
298843
2026-06-24T12:20:31Z
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text/x-wiki
{{Pathnav|Main Page|ゲーム|トランプ|frame=1}}
カウントダウン(Count up)は、手札の数字を使って場の合計値を100に近づけることを目的としたカードゲームである。このゲームは[[トランプ/カウントダウン|'''カウントダウン''']]と類似ゲームである
== 所要 ==
'''[[トランプ/カウントダウン#所要]]'''の1,3行目,6行目の表を参照
2行目 場の合計値を100にする。出来なければラウンド終了時、100に最も近いプレイヤーが勝利。
== ゲーム ==
'''[[トランプ/カウントダウン#ゲーム]]'''の2行目
1行目訂正 手版のプレイヤーは出したカードの値を場の合計値から引く。
* 「例:合計が50→7を出す→合計は57」
4行目訂正
'''合計が100になると、そのプレイヤーが勝利。100を上回る場合は、そのプレイヤーは敗北となる。'''
* 誰かが敗北した場合、そのゲームは終了。100に最も近いプレイヤーが勝利。
{{デフォルトソート:かうんとあつふ}}
[[カテゴリ:ゲーム]]
[[カテゴリ:テーブルゲーム]]
[[カテゴリ:カードゲーム]]
[[カテゴリ:トランプ]]
[[カテゴリ:3人以上で遊べるトランプゲーム]]
[[カテゴリ:子供向けゲーム]]
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トランプ/カットサート
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47656
300666
298586
2026-06-24T12:21:31Z
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text/x-wiki
{{Pathnav|Main Page|ゲーム|トランプ|frame=1}}
カットサート(Cutthroat)は、3人で遊ぶユーカー(Euchre)のバリエーションで、全員が敵(ノーパートナー)となるトリックテイキングゲームである。
実際には、カットスロート・ユーカー(Cutthroat Euchre)と呼ばれることが多い。
== 所要 ==
トランプの9,10,J,Q,K,A[すべてのスート]のカード[24枚]を使用。3人専用。
==== カードの強さ ====
<blockquote>(強い順)
# Right Bower(ライトバウアー=トランプ[切り札]と同じスートのJ)
# Left Bower(レフトバウアー=トランプと同色のJ)
# A
# K
# Q
# J(同じ色でも同じマークでもないJ)
# 10
# 9
</blockquote>
== ゲーム ==
各プレイヤーに5枚配り、残りのカードは山札として中央に置く。山札の一番上を表にする。
ディーラーの左隣から順にそのスートを切り札にするかをを選ぶ。誰かがそのスートを選択したら、そのスートがトランプになる。全員がパスしたらもう一回。
ディーラーの左隣が手番。以降は時計回り。トランプと同じスートを持っていれば必ず出さなければならないが、持っていなければ何を出してもよい。全員出した時、最も強いカードを出した人がトリックと、出されたカードの束を取る。5トリック行う。
5トリック行い、得点を換算する。
==== 得点 ====
<blockquote>'''3トリック以上取る'''…1点
'''5トリック取る[マーチ]'''…2点又は[3点]
'''0トリック[ノートリック]'''…-1点</blockquote>何ラウンドか対戦し、結果的に得点が最も高かったプレイヤーが勝利。
{{デフォルトソート:かつとさあと}}
[[カテゴリ:トランプ]]
[[カテゴリ:テーブルゲーム]]
[[カテゴリ:3人以上で遊べるトランプゲーム]]
[[カテゴリ:トリックテイキング]]
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トランプ/カット・ザ・ナイン
0
47658
300667
298551
2026-06-24T12:22:11Z
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300667
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text/x-wiki
{{Pathnav|Main Page|ゲーム|トランプ|frame=1}}
カット・ザ・ナイン(Cut the Nine)は、手札の合計値が9を超えたら負けという、ブラックジャックの超簡易版のようなカードゲームである。
== 所要 ==
ジョーカー抜きのトランプ52枚。プレイ人数は2~6人。
手札の合計を9以下に保つ。9を超えたら即敗北。最後まで残ったプレイヤーが勝利。
== ゲーム ==
各プレイヤーにに3枚ずつ配る[手札は自由に見てよい]残りは山札として中央に置く。
=== カードの値 ===
{| class="wikitable"
!カード
!値
|-
|A
|1
|-
|2〜9
|数字通り
|-
|10・J・Q・K
|0(または10扱いのルールもある)
|}
=== 手番プレイヤーはカードを1枚出す ===
出したカードの値を'''自分の合計に足す'''[例:合計4→3を出す→合計7]
合計が9を超えたらそのプレイヤーは脱落。手札は捨て札にし、出した後は山札から1枚引き、手札は常に3枚にし、次のプレイヤーに手番が移る。最後の一人になるまでゲームは続行。最後まで生き残ったプレイヤーが勝利。
{{デフォルトソート:かつとさないん}}
[[カテゴリ:トランプ]]
[[カテゴリ:ボードゲーム]]
[[カテゴリ:カードゲーム]]
[[カテゴリ:テーブルゲーム]]
[[カテゴリ:ゲーム]]
[[カテゴリ:3人以上で遊べるトランプゲーム]]
d5b0g2mqzkbbu7mlfdtbykmi1k00an3
トランプ/ハイアンドロー
0
47660
300668
298861
2026-06-24T12:23:07Z
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300668
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text/x-wiki
{{Pathnav|Main Page|ゲーム|トランプ|frame=1}}
'''ハイアンドロー(High and Low)'''は、「次にめくるカードが今より'''高い[High]'''か'''低い[Low]'''かを予想する」だけのシンプルな予想ゲームである。
== 所要 ==
ジョーカーに抜きの52枚のトランプを使用。プレイ人数は1人以上。
カードの強さ:A>K>Q>J>10>…>2
== ゲーム ==
山札をよく切り、最初の1枚を表向きに置く。そのカードを基準に予想を始める。
表向きのカードを見て、次のカードが「High(高い)」か「Low(低い)」かを宣言する。
High→8〜A、Low→2〜6、同じ数字は負け扱いにするのが一般的だが、
Even(同じ数字)という選択も追加し、当たれば高得点というバリエーションも存在する。
予想が当たれば続行し、外れたら脱落。
==== 勝敗の決め方[例] ====
* 最初に外れた人が罰ゲーム
* 3回外れたら脱落
* 最後まで残った人が勝ち
* 最も多く連続で当てた人が勝ち
{{デフォルトソート:はいあんとろお}}
[[カテゴリ:トランプ]]
[[カテゴリ:カードゲーム]]
[[カテゴリ:3人以上で遊べるトランプゲーム]]
[[カテゴリ:中学生向けゲーム]]
[[カテゴリ:テーブルゲーム]]
[[カテゴリ:ボードゲーム]]
gn9oqqvgsqmleg2sak5172cgt763rzm
トランプ/カット・ザ・デック
0
47662
300669
298553
2026-06-24T12:23:33Z
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300669
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text/x-wiki
{{Pathnav|Main Page|ゲーム|トランプ|frame=1}}
カット・ザ・デック(Cut the Deck)は、山札を好きな位置でカットし、引いたカードの強さを競うだけの超シンプルな運ゲームである。
== 所要 ==
ジョーカー抜きのトランプ52枚を使用。プレイ人数は1人以上。
強い順:A>K>Q>J>10>…>2
== ゲーム ==
山札をよく切り、テーブルに伏せて置くき、最初のプレイヤーから順にカットしていく。
山札を好きなところでカットし、カットした位置の一番上のカードを引く。
全員カードを引き、最も強いカードを引いた人が勝利。
{{デフォルトソート:かつとさてつく}}
[[カテゴリ:トランプ]]
[[カテゴリ:カードゲーム]]
[[カテゴリ:3人以上で遊べるトランプゲーム]]
iugk0iugt8d3co2e4wcxji2dzg5qjn0
トランプ/オー・ヘル
0
47663
300670
298587
2026-06-24T12:24:07Z
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300670
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text/x-wiki
{{Pathnav|Main Page|ゲーム|トランプ|frame=1}}
オー・ヘル(Oh Hell!)は、「自分が何トリック取るかを正確に予想する」ことが目的の世界的に人気のトリックテイキングゲームである。
== 所要 ==
ジョーカー抜きの52枚を使用。プレイ人数は3~7人。
===== 目的 =====
* 各ラウンドで「自分が何トリック取るか」を宣言(ビッド)し、その通りに取ること。
* 最終的に最も得点が高いプレイヤーが勝利。
===== オー・ヘルの特徴 =====
* オー・ヘルの特徴は、ラウンドごとに配る枚数が変わること。
* 例:1枚→2枚→3枚→…→10枚→9枚→…→1枚のように「山型」に進行する。
===== 準備 =====
* ディーラーを決め、ラウンドごとに決められた枚数を配る。
* 山札の次の1枚を表にして切り札となるスートを決める。
* [切り札が不要な“ノートランプラウンド”を採用することもある]
== ゲーム ==
===== ビット =====
<blockquote>ディーラーの左隣から順に「このラウンドで何トリック取るか」を宣言する。
最後のプレイヤーは全体の合計が配られた枚数と一致するビッドを禁止。</blockquote>
===== トリック =====
<blockquote>切り札となるスートと同じスートを出さなければならない。できない場合は何を出してもよい。だが切り札と同じスートが最も強い。トリック勝者は出された全てのカードの束を獲得できる。トリック勝者は、次のリードを行う</blockquote>
===== ラウンド終了 =====
* ビッド通りに取った場合→10点+取ったトリック数
* ビッドを外した場合 →0点
全ラウンド終了後、'''最も得点が高いプレイヤー'''が勝利。
{{デフォルトソート:おおへる}}
[[カテゴリ:ゲーム]]
[[カテゴリ:トランプ]]
[[カテゴリ:3人以上で遊べるトランプゲーム]]
[[カテゴリ:トリックテイキング]]
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トランプ/スカット
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47666
300652
298863
2026-06-24T12:12:54Z
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300652
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text/x-wiki
{{Pathnav|Main Page|ゲーム|トランプ|frame=1}}
スカット(Scat)は、トランプを使って遊ぶ「31点系」のゲームで、手札3枚の合計を31点に近づけることを目的とする。ブラックジャックより簡単で、短時間で遊べるのが特徴。
== 所要 ==
ジョーカー抜きのトランプ52枚。プレイ人数は2~9人推奨
* 手札3枚のうち、'''同じスート'''で31点に最も近い合計を作る。
* ラウンドごとに最下位のプレイヤーが脱落し、最後まで残った人が勝者
{| class="wikitable"
!カード
!点数
|-
|A
|11
|-
|K / Q / J
|10
|-
|10〜2
|数字のまま
|}
'''同じスート'''(♥♦♣♠)'''の合計のみ'''を使う。
== ゲーム ==
各プレイヤーに3枚ずつ配り、残りを山札として中央に置く。それに加え、捨て札置き場を用意する。
自分の番になったら、以下のどちらかを行う。
* 山札から1枚引き、不要な1枚を捨てる
* 捨て札の一番上を取って、不要な1枚を捨てる
手札は常に3枚にする。
=== ノック(Knock) ===
<blockquote>手札が十分強いと思ったら、'''「ノック」'''と宣言してラウンドを終了させる。
* ノック後、他のプレイヤーは1回だけ行動できる
* その後、全員が手札を公開する
</blockquote>31点に最も近いプレイヤーが勝ち。最下位のプレイヤーは脱落する。そして次のラウンドに移る。
最後まで残ったプレイヤーが勝者となる。
== ルール ==
'''31点ちょうど'''を作った場合、即座に「スカット!」と宣言し、そのラウンドは自動勝利
同点の場合は引き分けとなる。
ローカルルールとして、ノック後の行動を「引くのみ」に制限する場合もある。
== バリエーション ==
{| class="wikitable"
|}
'''Blitz(ブリッツ)''':31が出た場合、他の全員が脱落する。
'''Ride the Bus''':ノックなしで全員が勝負する。
'''31(サーティワン)''':日本でも遊ばれる簡易版。
{{デフォルトソート:すかつと}}
[[カテゴリ:ゲーム]]
[[カテゴリ:テーブルゲーム]]
[[カテゴリ:カードゲーム]]
[[カテゴリ:トランプ]]
[[カテゴリ:3人以上で遊べるトランプゲーム]]
[[カテゴリ:カジノ系]]
[[カテゴリ:中学生向けゲーム]]
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トランプ/カナスタ
0
47667
300653
298626
2026-06-24T12:13:23Z
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300653
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text/x-wiki
{{Pathnav|Main Page|ゲーム|トランプ|frame=1}}
カナスタ(Canasta) は、ラミー系のカードゲームで、 同じ数字のカードを7枚以上集める「メルド」 を作ることを目的とする。 2人戦・4人戦(2対2)が一般的で、戦略性が高く、世界中で遊ばれている。
== 所要 ==
ジョーカー含めた'''トランプ2組'''(108枚)プレイ人数は2人または4人(2対2のチーム戦)
同じ数字のカードを集めてメルド(組札)を作る。特に7枚以上のメルド「'''カナスタ」'''を作ると高得点規定点数(例:5000点)に先に到達したプレイヤー(またはチーム)が勝者
カードの点数は以下の通り
{| class="wikitable"
!カード
!点数
|-
|ジョーカー
|50
|-
|2(ワイルド)
|20
|-
|A
|20
|-
|K / Q / J / 10 / 9 / 8
|10
|-
|7〜4
|5
|-
|3(赤)
|100(ボーナス)
|-
|3(黒)
|捨て札に置けない特殊カード
|}
各プレイヤーに11枚配り、残りを山札として中央に置き、捨て札置き場も作る。
== ゲーム ==
自分の番では以下を行う。
'''山札から1枚引く'''
* または捨て札の山全体を取る(条件あり)
<blockquote>メルドを作る(任意)
* 同じ数字のカードを'''3枚以上'''で場に出す
* ワイルドカード(ジョーカー・2)は使用可能だが、ワイルドカードの数は自然カードより少なくなければならない
</blockquote>手札から1枚捨てて終了
=== カナスタ ===
同じ数字のカードを7枚以上集めたメルド
* '''赤カナスタ''':ワイルドカードなし(高得点)
* '''黒カナスタ''':ワイルドカードあり
== ゲーム終了 ==
誰かが手札を出し切るとラウンド終了となる。チーム戦では、味方の許可が必要な場合がある。メルドの点数+ボーナス点を合計する
=== 点数 ===
基本点…メルドに含まれるカードの点数の合計
ボーナス点…
{| class="wikitable"
!内容
!点数
|-
|赤カナスタ
|500
|-
|黒カナスタ
|300
|-
|赤い3(1枚)
|100
|-
|すべての赤い3を集めた
|800
|-
|上がり(手札を出し切る)
|100
|}
{{デフォルトソート:かなすた}}
[[カテゴリ:ゲーム]]
[[カテゴリ:テーブルゲーム]]
[[カテゴリ:カードゲーム]]
[[カテゴリ:トランプ]]
[[カテゴリ:3人以上で遊べるトランプゲーム]]
[[カテゴリ:トリックテイキング]]
[[カテゴリ:ラミー系]]
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トランプ/カシノ
0
47671
300648
298634
2026-06-24T12:10:42Z
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300648
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text/x-wiki
{{Pathnav|Main Page|ゲーム|トランプ|frame=1}}
カシノ(Casino)は、トランプを用いて遊ぶ伝統的なカード獲得ゲームである。 場に出ているカードと手札のカードを組み合わせ、'''数字の合計が一致するようにカードを取る'''のが特徴である。 イタリアやアメリカで古くから遊ばれているが、日本では比較的知られていない。
== 所要 ==
ジョーカー抜きの52枚。一般的なプレイ人数は2〜4人。
カードの点数、A…1点、2~10…数字通りの点数、J…11点、Q…12点、K…13点
得点計算は別で行う[詳しくは[[カシノ#得点|'''得点''']]で]
プレイヤーに4枚ずつカードを配る。場にも4枚を表向きに並べ、残りは山札として置く。
== ゲーム ==
プレイヤーは手番で以下のいずれかを行う。
===== '''1,場のカードを取る(キャプチャ)''' =====
手札のカードを使い、場のカードと '''数字の合計が一致'''するように取る。
「例」手札:8、場:5・3・7→”5+3=8”なので、5と3を取れる→7は取れない
===== 2,場にカードを出す(ビルド)※ローカルルール[完全に必須ではない] =====
ビルドについて詳しい方、加筆をお願いします。
===== 3,何も取れない場合はカードを出す =====
場にカードを追加するだけのターンになる。
全員の手札がなくなったら、山札から再び 4 枚ずつ配り続行する。山札が尽きたらラウンド終了。
※ラウンド数は自由に決めていい。
== 得点 ==
ラウンド終了後、獲得したカードに応じて得点を計算する。
最も多くのカードをとったプレイヤー…+3点
最も多くのスペードをとったプレイヤー…+1点
スペードの2[ビッグツー]…+1点
ダイヤの10[ビッグテン]…+2点
最終的に得点が最も高いプレイヤーが勝者となる。
{{Stub}}{{デフォルトソート:かしの}}
[[カテゴリ:ゲーム]]
[[カテゴリ:テーブルゲーム]]
[[カテゴリ:カードゲーム]]
[[カテゴリ:トランプ]]
[[カテゴリ:3人以上で遊べるトランプゲーム]]
[[カテゴリ:スタブ]]
[[カテゴリ:カジノ系]]
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トランプ/アップ・アンド・ダウン・ザ・リバー
0
47676
300671
298555
2026-06-24T12:24:39Z
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300671
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text/x-wiki
{{Pathnav|Main Page|ゲーム|トランプ|frame=1}}
アップ・アンド・ダウン・ザ・リバー(Up and Down the River)は、トリックテイキング系のカードゲームで、各ラウンドごとに配られるカード枚数が増減するのが特徴である。プレイヤーは各ラウンドで「自分が何回トリックを取れるか」を予想し、その的中数に応じて得点を獲得する。
== 所要 ==
ジョーカー抜きの52枚。プレイ人数は3~7人。
各ラウンドで「自分が何トリック取れるか」を予想し、その予想を的中させ、最終的に最も得点を獲得したプレイヤーが勝者となる。
===== ラウンド構成 =====
ゲームは複数ラウンドで構成される。
例(4人プレイの場合)1枚配り→2枚配り→ … →13枚配り→12枚配り→ … → 1枚配り
この「上り(Up)」と「下り(Down)」がゲーム名の由来。
'''最大配布枚数は、使用するカード枚数(通常52枚)をプレイヤー人数で割った値により決まる。'''
ディーラーは各プレイヤーに規定枚数のカードを配る。残りの山札の一番上をめくり、そのスートが 切り札(トランプ)となる。
===== ビット =====
全員が、「このラウンドで自分が何トリック取れるか」を順番に宣言する。
== ゲーム ==
手版のプレイヤーから時計回りに1枚ずつカードを出す。切り札と同じスートを出すのがルールだが、もし持っていない場合は違うスートでも構わない。
===== 結果 =====
<blockquote>'''切り札が出ている場合…'''最も強い切り札が勝つ
'''切り札が出ていない場合…'''最初に出されたスートの中で最も強いカードが勝つ</blockquote>勝利した場合、トリックをとることができる。
===== 得点 =====
{| class="wikitable"
!条件
!得点
|-
|ビッド(予想)が的中
|10点 + 取ったトリック数
|-
|ビッドを外した
|取ったトリック数のみ(または0点)
|}
すべてのラウンドが終了したら、合計得点を比較し、最も高いプレイヤーが勝者となる。
== オー・ヘルとの違い ==
{| class="wikitable"
!項目
!アップ・アンド・ダウン・ザ・リバー
!オー・ヘル(Oh Hell)
|-
|'''<small>ゲームの系統</small>'''
|<small>オー・ヘルのバリエーション</small><small>で扱われることが多い</small>
|元となる代表的ルール
|-
|'''<small>ラウンド構成</small>'''
|<small>人数に応じて最大配布枚数を柔軟に決める</small>
|固定構成が多い<small>(例:1→2→→10→…→1)</small>
|-
|'''<small>最大配布枚数</small>'''
|人数によって変動<small>(例:6人なら最大8枚)</small>
|多くは10枚前後で固定
|-
|'''<small>ビッド制限</small>'''
|<small>最後のプレイヤーが「合計一致ビッド禁止」にならない場合がある</small>
|<small>最後の</small><small>プレイヤーは「合計がカード枚数と一致するのビッド禁止」が標準</small>
|-
|'''得点方式'''
|地域差が大きい<small><sup>(0点方式、ボーナス方式など多様)</sup></small>
|10点+取ったトリック数が標準
|-
|'''切り札の決め方'''
|<small><sup>山札の1枚</sup></small><small><sup>目が一般的、決めないバリエーションも存在</sup></small>
|山札の1枚めくりで決めるのが標準
|-
|'''名称の扱い'''
|<sup><small>地域によっては「オー・ヘルの別名」として扱われる</small></sup>
|独立したゲーム名として確立
|-
|'''プレイ感'''
|よりカジュアルでハウスルールが多い
|ルールが比較的統一されている
|-
|'''目的'''
|自分のビッドを的中させる
|同じくビッドを的中させる
|}
{{デフォルトソート:あつふあんとたうんさりはあ}}
[[カテゴリ:トランプ]]
[[カテゴリ:カードゲーム]]
[[カテゴリ:3人以上で遊べるトランプゲーム]]
qe3fra276te0gum8og2ba9kl74v5mkq
トランプ/チェイス・ザ・エース
0
47694
300672
298862
2026-06-24T12:25:50Z
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300672
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text/x-wiki
{{Pathnav|Main Page|ゲーム|トランプ|frame=1}}
チェイス・ザ・エース(Chase the Ace)は、手札1枚だけで勝負するシンプルなパーティーゲーム。各ラウンドで最も弱いカードを持っていたプレイヤーが負けとなる。カード交換の駆け引きと、最後の公開で盛り上がるのが特徴。
== 所要 ==
ジョーカー抜きの52枚。プレイ人数は3人以上。
ラウンドごとに最弱カード(通常A)を避ける。最後までライフを残したプレイヤーが勝者。各プレイヤーはライフ(チップ・コインなど)を3つ持つ。ディーラーを決め、全員に1枚ずつカードを配る。
== ゲーム ==
数字が大きいほど強い。A(エース)が最弱。
左から順番に以下の行動を選ぶ
* '''交換する'''→左隣のプレイヤーとカードを交換する。
※ただし、左隣がK(キング)を持っていた場合、交換は拒否される(Kは最強)
* 交換しない(スタンド)→そのまま保持する。
ディーラーは山札の一番上と交換してもよいが、交換しない選択も可能。
全員がカードを公開し、最弱カードを持っていたプレイヤーがライフを1つ失う。
ライフが0になったプレイヤーは脱落。最後まで残ったプレイヤーが勝者
{{デフォルトソート:ちえいすさええす}}
[[カテゴリ:トランプ]]
[[カテゴリ:カードゲーム]]
__インデックス__
__新しい節リンク__
[[カテゴリ:3人以上で遊べるトランプゲーム]]
[[カテゴリ:中学生向けゲーム]]
1k6xwfq6eillkno4nx60hpx6t2gc3qr
トランプ/マフィア
0
47832
300673
298557
2026-06-24T12:26:23Z
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300673
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text/x-wiki
{{Pathnav|Main Page|ゲーム|トランプ|frame=1}}
トランプのマフィアは、トランプカードを用いて遊ぶ推理型のパーティーゲームである。一般的な「マフィアゲーム」や「人狼ゲーム」と同様に、プレイヤーは市民陣営とマフィア陣営に分かれ、議論と推理を通して相手陣営を排除することを目的とする。
== 所要 ==
ジョーカーを含むトランプ54枚。プレイ人数は4~12人。司会は1人(任意)
使用する役職を決め、対応するカードを選び、よく混ぜる。プレイヤーに1枚ずつ裏向きで配り、各プレイヤーは自分のカードを確認し、他者には見せない。
==== 役職 ====
{| class="wikitable"
!役職
!陣営
!対象カード
!説明
|-
|マフィア
|人狼
|絵札(J・Q・K)
|夜のターンに市民を1名排除する。
|-
|市民
|市民
|数字カード(2〜10)
|能力を持たない役職。議論と投票でマフィアを探す。
|}
他の役職は人数に応じて、調整することができる。詳しくは[[トランプ/マフィア#バリエーション|バリエーション]]で。
== ゲーム ==
==== 夜のターン ====
<blockquote>司会の指示に従い、プレイヤーは目を閉じて行動する。
* マフィア:目を開け、排除するプレイヤーを1名指名する。
</blockquote>
==== 昼ターン ====
<blockquote>司会が夜の結果を発表する(排除されたプレイヤーがいた場合)
生存者全員で議論を行う。投票により、処刑するプレイヤーを1名決定する。
処刑されたプレイヤーはゲームから退場する。</blockquote>どちらかの陣営の勝利条件に達するまで、繰り返す。
== 勝利条件 ==
* 市民陣営の勝利:マフィアを全員排除する。
* マフィア陣営の勝利:市民の人数がマフィア以下になる。
== バリエーション ==
{| class="wikitable"
!役職
!陣営
!対象カード
!説明
|-
|占い師
|市民
|スペード[♠]のA
|夜に1名を調査し、マフィアかどうかを知る。
|-
|騎士
|市民
|ハート[♥]のA
|夜に1名を守り、その人への襲撃を無効化する。
|-
|<small>ボディーガード</small>
|市民
|クラブ[♣]のA
|夜に1名を護衛。その人が襲撃された場合、身代わりに。
|-
|霊媒師
|市民
|ダイヤ[♦]のA
|襲撃/処刑されたプレイヤーがマフィアかどうかを知る。
|-
|村長
|市民
|スペードのK
|投票時に票が2票分になる。[人数が多いとき推奨]
|-
|狼男
|市民
|(任意)
|市民陣営だが、占われるとマフィアと判定される。
|-
|狂人
|市民
|ジョーカー[色]
|市民陣営だが勝利条件はマフィア陣営。マフィアを守る。
|-
|暗殺者
|人狼
|スペードのQ
|1ゲームだけ、昼に1回即座に1名を排除できる。
|-
|恋人
|第三
|同じ数字のペア
|2人1組で。どちらかが死ぬともう片方も死亡する。
|-
|てるてる坊主
|第三
|ジョーカー[黒]
|処刑されると勝利する。
|}
あくまでもルールの一例である。
{{デフォルトソート:まふいあ}}
[[カテゴリ:トランプ]]
[[カテゴリ:ゲーム]]
[[カテゴリ:ボードゲーム]]
[[カテゴリ:テーブルゲーム]]
[[カテゴリ:カードゲーム]]
__インデックス__
[[カテゴリ:心理戦・ブラフ系]]
[[カテゴリ:3人以上で遊べるトランプゲーム]]
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トランプ/クレイジーエイト
0
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300674
299003
2026-06-24T12:27:19Z
AkiR27User
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テンプレート追加
300674
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text/x-wiki
{{Pathnav|Main Page|ゲーム|トランプ|frame=1}}
クレイジーエイト(Crazy Eights)は、トランプを用いて遊ぶカードゲームである。 場に出ているカードと「同じスート」または「同じ数字」のカードを順番に出していき、最初に手札をすべて出したプレイヤーが勝利となる。
== 所要 ==
ジョーカー抜きの52枚使用。プレイ人数は2人以上。
カードをよくシャッフルし、各プレイヤーに以下の枚数分配る
* 2人プレイ:7枚、3〜5人プレイ:5枚
残りのカードは山札とする。山札の一番上を表向きにして捨て札の山を作る。
== ゲーム ==
プレイヤーは時計回りに手番を行い、以下のいずれかを行う。
==== カードを出す ====
<blockquote>一番上のカードと'''同じスート'''または'''同じ数字'''のカードを所持している場合、カードを1枚出す。</blockquote>
==== 山札から引く ====
<blockquote>上の条件[カードを出す]の条件を満たさない場合は、山札からカードを1枚引く。引いたカードが出せる場合はカードを出すことができる。
出せない場合は次の人へ手番が移る。</blockquote>
==== 特殊カード[ワイルドカード] ====
<blockquote>8は[カードを出す]条件を満たさない場合でも出すことができる。
さらに、次に出すスートも決めることができる。</blockquote>
=== ラウンド終了 ===
以下の条件を満たした場合はラウンドが終了する。
* 誰かが手札をすべて出した場合。
* 全員が連続でパスした場合
==== 得点 ====
ラウンド勝者は、他プレイヤーの手札の点数合計を得点として獲得する。
{| class="wikitable"
!カード
!点数
|-
|8
|50点
|-
|絵札(J/Q/K)
|10点
|-
|A
|1点
|-
|2〜10
|数字通り
|}
一定の得点に達したプレイヤーがゲームの勝者となる。
{{デフォルトソート:くれいしいえいと}}
[[カテゴリ:トランプ]]
[[カテゴリ:カードゲーム]]
[[カテゴリ:3人以上で遊べるトランプゲーム]]
[[カテゴリ:小学生向けゲーム]]
[[カテゴリ:パーティー系]]
[[カテゴリ:シェディング系]]
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トランプ/シェリフ
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2026-06-24T12:27:47Z
AkiR27User
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{{Pathnav|Main Page|ゲーム|トランプ|frame=1}}
シェリフ(Sheriff)は、トランプ21枚を使用して遊ぶ3人専用のトリックテイキングゲームである。 プレイヤーは3つの役割を担当し、それぞれ異なる得点条件を満たすことで勝利を目指す。役割ごとに狙うカードや、価値が変わる点が特徴である。
== 所要 ==
トランプの、A,K,Q,J,10と、ジョーカー1枚(計21枚)を使用。プレイ人数は3人専用。
==== カードの強さ ====
カードの強さは以下の通り<blockquote>(強い順)
# A
# K
# Q
# J
# 10
# ジョーカー
※ジョーカーは最弱のカードだが、</blockquote>すべてのカードをよく混ぜ、各プレイヤーに7枚ずつ配る。
ジョーカーを所持しているプレイヤーは手札を公開せずに「持っている」と宣言する。
==== 役職決め ====
ジョーカーを所持している人から順に以下の役職を選択する。<blockquote>役職
* 市長(Mayor)
* 保安官(Sheriff)
* 強盗(Robber)
</blockquote>市長が切り札スートを宣言する。「切り札なし」も選択可能。
== ゲーム ==
最初のリードは市長から行う。以降は前のトリックの勝者がリードする
切り札スートと同じスートを所持している場合は必ず出さなければならないが、条件を満たさない場合は任意のカードを出すことが可能。
==== トリックの勝敗 ====
<blockquote>トリックの勝敗は以下の通り。
* 基本[切り札と同じスートが出ていない場合]:リードスートの中で最も強いカードが勝つ
* 切り札と同じスートが出た場合:切り札の中で最も強いカードが勝つ
</blockquote>
==== ジョーカー ====
切り札と同じスートのカードを所持したとしても、ジョーカーは'''いつでも出せる'''。'''が、必ず負ける。'''
* ジョーカーでリードした場合、次のプレイヤーが自由にスートを決めるリード扱いになる
== 得点 ==
7トリック終了後、役割ごとに得点を計算する。
=== 市長 ===
* 所持しているQ、J:1枚につき市長に+1点
* 強盗が取った10のカードの枚数分、市長に-1点
=== 保安官 ===
* 所持しているK:1枚につき、保安官に+1点
* ただし取れなかったKの数だけ-1点(最低0点)
=== 強盗 ===
* 所持している10の枚数:1枚につき強盗に+1点。市長に-1点
== ゲーム終了 ==
誰かが規定点(一般的には8点)に到達したらゲーム終了。同点の場合は延長戦を行う
{{デフォルトソート:しえりふ}}
[[カテゴリ:トランプ]]
[[カテゴリ:カードゲーム]]
[[カテゴリ:ボードゲーム]]
[[カテゴリ:3人以上で遊べるトランプゲーム]]
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ガリア戦記/注解編/表記のゆれ
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300742
300578
2026-06-25T11:38:38Z
Linguae
449
/* 「表記のゆれ」一覧 */
300742
wikitext
text/x-wiki
<!--【2026年03月29日起稿】-->[[Category:ガリア戦記|**]]
[[ガリア戦記]] > [[ガリア戦記/注解編|注解編]] > '''表記のゆれ'''
:
<div style="font-family:Arial Black;font-style:normal;font-size:18pt;color:darkgreen;text-align:center;background-color:#efe;">C・IVLII・CAESARIS・COMMENTARII・DE・BELLO・GALLICO</div>
『[[ガリア戦記]]』の校訂版などにおける単語の「表記のゆれ」のまとめ。
==「表記のゆれ」一覧==
*「表記1」がおもに辞書や近代の完本などで見られる表記、
*「表記2」が中世の主要写本に見られる古い表記などで、
*:できるだけ「表記2」を尊重した。
:
{| class="wikitable sortable" cellspacing=1
|-
!表記1
!表記2
!備 考
|- style="font-family:Times New Roman;" <!--【acclivis】-->
| style="font-size:20pt;" |[[wikt:en:acclivis#Latin|a<span style="background-color:#ff0;">c</span>clīvis]]
| style="font-size:20pt;" |[[wikt:en:adclivis#Latin|a<span style="background-color:#ff0;">d</span>clīvis]]
| style="font-size:10pt;" |
|- style="font-family:Times New Roman;" <!--【accommodatae】-->
| style="font-size:20pt;" |[[wikt:en:accommodatae|a<span style="background-color:#ff0;">c</span>commodātae]]
| style="font-size:20pt;" |[[wikt:en:adcommodatae|a<span style="background-color:#ff0;">d</span>commodātae]]
| style="font-size:10pt;" |
|- style="font-family:Times New Roman;" <!--【allatis】-->
| style="font-size:20pt;" |[[wikt:en:allatis|a<span style="background-color:#ff0;">l</span>lātīs]]
| style="font-size:20pt;" |[[wikt:en:adlatis|a<span style="background-color:#ff0;">d</span>lātīs]]
| style="font-size:10pt;" |
|- style="font-family:Times New Roman;" <!--【Aduatuca】-->
| style="font-size:20pt;" |[[wikt:en:Aduatuca#Latin|A<span style="background-color:#ff0;">d</span>uātucam]]
| style="font-size:20pt;" |A<span style="background-color:#ff0;">t</span>uātucam
| style="font-size:10pt;" |
|- style="font-family:Times New Roman;" <!--【Aduatuci】-->
| style="font-size:20pt;" |[[wikt:en:Aduatuci|A<span style="background-color:#ff0;">d</span>uatucī]]
| style="font-size:20pt;" |[[wikt:de:Atuatuci|A<span style="background-color:#ff0;">t</span>uatucī]]
| style="font-size:10pt;" |
|- style="font-family:Times New Roman;" <!--【Aduatucis】-->
| style="font-size:20pt;" |[[wikt:en:Aduatucis|A<span style="background-color:#ff0;">d</span>uatucīs]]
| style="font-size:20pt;" |A<span style="background-color:#ff0;">t</span>uatucīs
| style="font-size:10pt;" |
|- style="font-family:Times New Roman;" <!--【Aduatucos】-->
| style="font-size:20pt;" |[[wikt:en:Aduatucos|A<span style="background-color:#ff0;">d</span>uatucōs]]
| style="font-size:20pt;" |A<span style="background-color:#ff0;">t</span>uatucōs
| style="font-size:10pt;" |
|- style="font-family:Times New Roman;" <!--【Aeduae】-->
| style="font-size:20pt;" |[[wikt:en:Aeduae|Aeduae]]
| style="font-size:20pt;" |<span style="background-color:#ff0;">H</span>aeduae
| style="font-size:10pt;" |
|- style="font-family:Times New Roman;" <!--【Aedui】-->
| style="font-size:20pt;" |[[wikt:en:Aedui#Latin|Aeduī]]
| style="font-size:20pt;" |[[wikt:en:Haedui|<span style="background-color:#ff0;">H</span>aeduī]]
| style="font-size:10pt;" |
|- style="font-family:Times New Roman;" <!--【Aeduis】-->
| style="font-size:20pt;" |[[wikt:en:Aeduis|Aeduīs]]
| style="font-size:20pt;" |[[wikt:en:Haeduis|<span style="background-color:#ff0;">H</span>aeduīs]]
| style="font-size:10pt;" |
|- style="font-family:Times New Roman;" <!--【Aeduorum】-->
| style="font-size:20pt;" |[[wikt:en:Aeduorum|Aeduōrum]]
| style="font-size:20pt;" |[[wikt:en:Haeduorum|<span style="background-color:#ff0;">H</span>aeduōrum]]
| style="font-size:10pt;" |
|- style="font-family:Times New Roman;" <!--【Aeduos】-->
| style="font-size:20pt;" |[[wikt:en:Aeduos|Aeduōs]]
| style="font-size:20pt;" |[[wikt:en:Haeduos|<span style="background-color:#ff0;">H</span>aeduōs]]
| style="font-size:10pt;" |
|- style="font-family:Times New Roman;" <!--【Aeduus】-->
| style="font-size:20pt;" |[[wikt:en:Aeduus#Latin|Aeduus]]
| style="font-size:20pt;" |<span style="background-color:#ff0;">H</span>aeduus
| style="font-size:10pt;" |
|- style="font-family:Times New Roman;" <!--【aequinocti】-->
| style="font-size:20pt;" |[[wikt:en:aequinocti|aequinoct<span style="background-color:#ff0;">ī</span>]]
| style="font-size:20pt;" |[[wikt:en:aequinoctii|aequinoct<span style="background-color:#ff0;">iī</span>]]
| style="font-size:10pt;" |
|- style="font-family:Times New Roman;" <!--【affecti】-->
| style="font-size:20pt;" |[[wikt:en:affecti|a<span style="background-color:#ff0;">f</span>fectī]]
| style="font-size:20pt;" |[[wikt:en:adfecti|a<span style="background-color:#ff0;">d</span>fectī]]
| style="font-size:10pt;" |
|- style="font-family:Times New Roman;" <!--【affecto】-->
| style="font-size:20pt;" |[[wikt:en:affecto#Participle|a<span style="background-color:#ff0;">f</span>fectō]]
| style="font-size:20pt;" |[[wikt:en:adfecto#Participle|a<span style="background-color:#ff0;">d</span>fectō]]
| style="font-size:10pt;" |
|- style="font-family:Times New Roman;" <!--【affectus】-->
| style="font-size:20pt;" |[[wikt:en:affectus#Participle|a<span style="background-color:#ff0;">f</span>fectus]]
| style="font-size:20pt;" |[[wikt:en:adfectus#Adjective|a<span style="background-color:#ff0;">d</span>fectus]]
| style="font-size:10pt;" |
|- style="font-family:Times New Roman;" <!--【afferat】-->
| style="font-size:20pt;" |[[wikt:en:afferat|a<span style="background-color:#ff0;">f</span>ferat]]
| style="font-size:20pt;" |[[wikt:en:adferat|a<span style="background-color:#ff0;">d</span>ferat]]
| style="font-size:10pt;" |
|- style="font-family:Times New Roman;" <!--【afferebat】-->
| style="font-size:20pt;" |[[wikt:en:afferebat|a<span style="background-color:#ff0;">f</span>ferēbat]]
| style="font-size:20pt;" |[[wikt:en:adferebat|a<span style="background-color:#ff0;">d</span>ferēbat]]
| style="font-size:10pt;" |
|- style="font-family:Times New Roman;" <!--【afferret】-->
| style="font-size:20pt;" |[[wikt:en:afferret|a<span style="background-color:#ff0;">f</span>ferret]]
| style="font-size:20pt;" |[[wikt:en:adferret|a<span style="background-color:#ff0;">d</span>ferret]]
| style="font-size:10pt;" |
|- style="font-family:Times New Roman;" <!--【afferretur】-->
| style="font-size:20pt;" |[[wikt:en:afferretur|a<span style="background-color:#ff0;">f</span>ferrētur]]
| style="font-size:20pt;" |[[wikt:en:adferretur|a<span style="background-color:#ff0;">d</span>ferrētur]]
| style="font-size:10pt;" |
|- style="font-family:Times New Roman;" <!--【afflictae】-->
| style="font-size:20pt;" |[[wikt:en:afflictae|a<span style="background-color:#ff0;">f</span>flīctae]]
| style="font-size:20pt;" |[[wikt:en:adflictae|a<span style="background-color:#ff0;">d</span>flīctae]]
| style="font-size:10pt;" |
|- style="font-family:Times New Roman;" <!--【affligunt】-->
| style="font-size:20pt;" |[[wikt:en:affligunt|a<span style="background-color:#ff0;">f</span>flīgunt]]
| style="font-size:20pt;" |[[wikt:en:adfligunt|a<span style="background-color:#ff0;">d</span>flīgunt]]
| style="font-size:10pt;" |
|- style="font-family:Times New Roman;" <!--【aggregabat】-->
| style="font-size:20pt;" |[[wikt:en:aggregabat|a<span style="background-color:#ff0;">g</span>gregābat]]
| style="font-size:20pt;" |[[wikt:en:adgregabat|a<span style="background-color:#ff0;">d</span>gregābat]]
| style="font-size:10pt;" |
|- style="font-family:Times New Roman;" <!--【aggregarant】-->
| style="font-size:20pt;" |[[wikt:en:aggregarant|a<span style="background-color:#ff0;">g</span>gregārant]]
| style="font-size:20pt;" |[[wikt:en:adgregarant|a<span style="background-color:#ff0;">d</span>gregārant]]
| style="font-size:10pt;" |次項の [[wikt:en:adgregaverant|adgregā<span style="background-color:#ff0;">ve</span>rant]] の<br> ve が縮約された形。
|- style="font-family:Times New Roman;" <!--【aggregaverant】-->
| style="font-size:20pt;" |[[wikt:en:aggregaverant|a<span style="background-color:#ff0;">g</span>gregā<u>ve</u>rant]]
| style="font-size:20pt;" |[[wikt:en:adgregaverant|a<span style="background-color:#ff0;">d</span>gregā<u>ve</u>rant]]
| style="font-size:10pt;" | ve が縮約された形が、<br>前項の [[wikt:en:adgregarant|adgregārant]]
|- style="font-family:Times New Roman;" <!--【allato】-->
| style="font-size:20pt;" |[[wikt:en:allato|a<span style="background-color:#ff0;">l</span>lātō]]
| style="font-size:20pt;" |[[wikt:en:adlato|a<span style="background-color:#ff0;">d</span>lātō]]
| style="font-size:10pt;" |
|- style="font-family:Times New Roman;" <!--【Alpis】-->
| style="font-size:20pt;" |[[wikt:en:Alpis#Latin|Alp<span style="background-color:#ff0;">ī</span>s]]
| style="font-size:20pt;" |[[wikt:en:Alpes#Latin|Alp<span style="background-color:#ff0;">ē</span>s]]
| style="font-size:10pt;" |
|- style="font-family:Times New Roman;" <!--【appelluntur】-->
| style="font-size:20pt;" |[[wikt:en:appelluntur|a<span style="background-color:#ff0;">p</span>pelluntur]]
| style="font-size:20pt;" |[[wikt:en:adpelluntur|a<span style="background-color:#ff0;">d</span>pelluntur]]
| style="font-size:10pt;" |
|- style="font-family:Times New Roman;" <!--【appetebat】-->
| style="font-size:20pt;" |[[wikt:en:appetebat|a<span style="background-color:#ff0;">p</span>petēbat]]
| style="font-size:20pt;" |[[wikt:en:adpetebat|a<span style="background-color:#ff0;">d</span>petēbat]]
| style="font-size:10pt;" |
|- style="font-family:Times New Roman;" <!--【apportari】-->
| style="font-size:20pt;" |[[wikt:en:apportari|a<span style="background-color:#ff0;">p</span>portārī]]
| style="font-size:20pt;" |[[wikt:en:adportari|a<span style="background-color:#ff0;">d</span>portārī]]
| style="font-size:10pt;" |
|- style="font-family:Times New Roman;" <!--【applicant】-->
| style="font-size:20pt;" |[[wikt:en:applicant#Latin|a<span style="background-color:#ff0;">p</span>plicant]]
| style="font-size:20pt;" |[[wikt:en:adplicant|a<span style="background-color:#ff0;">d</span>plicant]]
| style="font-size:10pt;" |
|- style="font-family:Times New Roman;" <!--【approbant】-->
| style="font-size:20pt;" |[[wikt:en:approbant#Latin|a<span style="background-color:#ff0;">p</span>probant]]
| style="font-size:20pt;" |[[wikt:en:adprobant#Latin|a<span style="background-color:#ff0;">d</span>probant]]
| style="font-size:10pt;" |
|- style="font-family:Times New Roman;" <!--【appropinquabat】-->
| style="font-size:20pt;" |[[wikt:en:appropinquabat|a<span style="background-color:#ff0;">p</span>propinquābat]]
| style="font-size:20pt;" |[[wikt:en:adpropinquabat|a<span style="background-color:#ff0;">d</span>propinquābat]]
| style="font-size:10pt;" |
|- style="font-family:Times New Roman;" <!--【appropinquare】-->
| style="font-size:20pt;" |[[wikt:en:appropinquare#Latin|a<span style="background-color:#ff0;">p</span>propinquāre]]
| style="font-size:20pt;" |[[wikt:en:adpropinquare|a<span style="background-color:#ff0;">d</span>propinquāre]]
| style="font-size:10pt;" |
|- style="font-family:Times New Roman;" <!--【appropinquarent】-->
| style="font-size:20pt;" |[[wikt:en:appropinquarent|a<span style="background-color:#ff0;">p</span>propinquārent]]
| style="font-size:20pt;" |[[wikt:en:adpropinquarent|a<span style="background-color:#ff0;">d</span>propinquārent]]
| style="font-size:10pt;" |
|- style="font-family:Times New Roman;" <!--【appropinquassent】-->
| style="font-size:20pt;" |[[wikt:en:appropinquassent|a<span style="background-color:#ff0;">p</span>propinquāssent]]
| style="font-size:20pt;" |[[wikt:en:adpropinquassent|a<span style="background-color:#ff0;">d</span>propinquāssent]]
| style="font-size:10pt;" |
|- style="font-family:Times New Roman;" <!--【appropinquarunt】-->
| style="font-size:20pt;" |[[wikt:en:appropinquarunt|a<span style="background-color:#ff0;">p</span>propinquārunt]]
| style="font-size:20pt;" |[[wikt:en:adpropinquarunt|a<span style="background-color:#ff0;">d</span>propinquārunt]]
| style="font-size:10pt;" |次項の [[wikt:en:adpropinquaverunt|adpropinquā<span style="background-color:#ff0;">vē</span>runt]] の<br> vē が縮約された形。
|- style="font-family:Times New Roman;" <!--【appropinquaverunt】-->
| style="font-size:20pt;" |[[wikt:en:appropinquaverunt|a<span style="background-color:#ff0;">p</span>propinquāvērunt]]
| style="font-size:20pt;" |[[wikt:en:adpropinquaverunt|a<span style="background-color:#ff0;">d</span>propinquāvērunt]]
| style="font-size:10pt;" | vē が縮約された形が、<br>前項の [[wikt:en:adpropinquarunt|adpropinquārunt]]
|- style="font-family:Times New Roman;" <!--【appropinquavit】-->
| style="font-size:20pt;" |[[wikt:en:appropinquavit|a<span style="background-color:#ff0;">p</span>propinquāvit]]
| style="font-size:20pt;" |[[wikt:en:adpropinquavit|a<span style="background-color:#ff0;">d</span>propinquāvit]]
| style="font-size:10pt;" |
|- style="font-family:Times New Roman;" <!--【appulso】-->
| style="font-size:20pt;" |[[wikt:en:appulso#Latin|a<span style="background-color:#ff0;">p</span>pulsō]]
| style="font-size:20pt;" |[[wikt:en:adpulso|a<span style="background-color:#ff0;">d</span>pulsō]]
| style="font-size:10pt;" |
|- style="font-family:Times New Roman;" <!--【arripere】-->
| style="font-size:20pt;" |[[wikt:en:arripere|a<span style="background-color:#ff0;">r</span>ripere]]
| style="font-size:20pt;" |[[wikt:en:adripere|a<span style="background-color:#ff0;">d</span>ripere]]
| style="font-size:10pt;" |
|- style="font-family:Times New Roman;" <!--【articlis】-->
| style="font-size:20pt;" |[[wikt:en:articlis|articlīs]]
| style="font-size:20pt;" |[[wikt:en:articulis|artic<span style="background-color:#ff0;">u</span>līs]]
| style="font-size:10pt;" |
|- style="font-family:Times New Roman;" <!--【ascendissent】-->
| style="font-size:20pt;" |[[wikt:en:ascendissent#Latin|ascendissent]]
| style="font-size:20pt;" |[[wikt:en:adscendissent|a<span style="background-color:#ff0;">d</span>scendissent]]
| style="font-size:10pt;" |
|- style="font-family:Times New Roman;" <!--【ascensu】-->
| style="font-size:20pt;" |[[wikt:en:ascensu#Noun|ascēnsū]]
| style="font-size:20pt;" |[[wikt:en:adscensu#Noun|a<span style="background-color:#ff0;">d</span>scēnsū]]
| style="font-size:10pt;" |
|- style="font-family:Times New Roman;" <!--【assidua】-->
| style="font-size:20pt;" |[[wikt:en:assidua#Latin|a<span style="background-color:#ff0;">s</span>siduā]]
| style="font-size:20pt;" |[[wikt:en:adsidua|a<span style="background-color:#ff0;">d</span>siduā]]
| style="font-size:10pt;" |形容詞 [[wikt:en:assiduus#Latin|assiduus]] の女性・単数・奪格
|- style="font-family:Times New Roman;" <!--【assiduis】-->
| style="font-size:20pt;" |[[wikt:en:assiduis#Latin|a<span style="background-color:#ff0;">s</span>siduīs]]
| style="font-size:20pt;" |[[wikt:en:adsiduis#Latin|a<span style="background-color:#ff0;">d</span>siduīs]]
| style="font-size:10pt;" |形容詞 [[wikt:en:assiduus#Latin|assiduus]] の複数・与格か奪格
|- style="font-family:Times New Roman;" <!--【assuefacti】-->
| style="font-size:20pt;" |[[wikt:en:assuefacti|a<span style="background-color:#ff0;">s</span>suēfactī]]
| style="font-size:20pt;" |[[wikt:en:adsuefacti|a<span style="background-color:#ff0;">d</span>suēfactī]]
| style="font-size:10pt;" |
|- style="font-family:Times New Roman;" <!--【assuescere】-->
| style="font-size:20pt;" |[[wikt:en:assuescere#Latin|a<span style="background-color:#ff0;">s</span>suēscere]]
| style="font-size:20pt;" |[[wikt:en:adsuescere#Latin|a<span style="background-color:#ff0;">d</span>suēscere]]
| style="font-size:10pt;" |
|- style="font-family:Times New Roman;" <!--【attingit】-->
| style="font-size:20pt;" |[[wikt:en:attingit|a<span style="background-color:#ff0;">t</span>tingit]]
| style="font-size:20pt;" |[[wikt:en:adtingit|a<span style="background-color:#ff0;">d</span>tingit]]
| style="font-size:10pt;" |
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<span style="font-family:Times New Roman;font-style:normal;font-size:15pt;">
▲, , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , (), , , , , , , , , , , [[wikt:en:attingunt|attingunt]], [[wikt:en:attribuerat#Latin|attribuerat]], [[wikt:en:attribuit|attribuit]], [[wikt:en:attribuunt|attribuunt]], [[wikt:en:auris#Latin|aurīs]], [[wikt:en:auxili#Latin|auxilī]], [[wikt:en:cedentis|cēdentīs]], [[wikt:en:civis#Latin|cīvīs]], [[wikt:en:clientis|clientīs]], [[wikt:en:cohortis|cohortīs]], [[wikt:en:coicere|coicere]], [[wikt:en:coicerent|coicerent]], [[wikt:en:coici|coicī]], [[wikt:en:coiciant|coiciant]], [[wikt:en:coiciebant|coiciēbant]], [[wikt:en:coiciunt|coiciunt]], [[wikt:en:coiecerant|coiēcerant]], [[wikt:en:coiecerunt|coiēcērunt]], [[wikt:en:coiecisse|coiēcisse]], [[wikt:en:coiecta|coiecta]], [[wikt:en:coiecti|coiectī]], [[wikt:en:coiectis|coiectīs]], [[wikt:en:collatis|collātīs]], [[wikt:en:collaudantur|collaudantur]], [[wikt:en:collaudat|collaudat]], [[wikt:en:collaudatis#Participle|collaudātīs]], [[wikt:en:collis#Latin|collīs]], [[wikt:en:collocabant|collocābant]], [[wikt:en:collocabat|collocābat]], [[wikt:en:collocandis|collocandīs]], [[wikt:en:collocant#Latin|collocant]],
[[wikt:en:collocantur#Latin|collocantur]],
[[wikt:en:collocarat|collocārat]], [[wikt:en:collocare#Latin|collocāre]], [[wikt:en:collocaret|collocāret]], [[wikt:en:collocari|collocārī]], [[wikt:en:collocatas|collocātās]], [[wikt:en:collocati#Latin|collocātī]], [[wikt:en:collocatis#Participle|collocātīs]], [[wikt:en:collocaverat#Latin|collocāverat]], [[wikt:en:collocavit|collocāvit]], [[wikt:en:collocuti|collocūtī]], [[wikt:en:colloquantur|colloquantur]], [[wikt:en:colloquendi|colloquendī]], [[wikt:en:colloqui#Latin|colloquī]], [[wikt:en:colloquium#Latin|colloquium]], [[wikt:en:compluribus|complūribus]], [[wikt:en:compluris|complūrīs]], [[wikt:en:comprehensis|comprehēnsīs]], [[wikt:en:comprehensos|comprehēnsōs]], [[wikt:en:conantis|cōnantīs]], [[wikt:en:consili|cōnsilī]],
[[wikt:en:directus#Latin|dīrēctus]](正統な古典ラテン語のつづりである dīrēctus).
[[wikt:en:dubitantis#Participle_2|dubitantīs]],
[[wikt:en:effarciuntur#Latin|effarciuntur]],
[[wikt:en:egredientis#Etymology_2|ēgredientīs]], [[wikt:en:ei#Latin|eī]], [[wikt:en:eis#Latin|eīs]], [[wikt:en:existit#Latin|existit]],
[[wikt:en:exposcentis#Participle_2|exposcentīs]],
([[wikt:en:exstruxerunt#Latin|exstruxerunt]] 共和制末期の表記),
[[wikt:en:ferventis#Latin|ferventīs]], [[wikt:en:finis#Latin|fīnīs]], [[wikt:en:glandis#Latin|glandīs]],
[[wikt:en:haesitantis#Participle_2|haesitantīs]], [[wikt:en:hostis#Latin|hostīs]], [[wikt:en:ignis#Latin|ignīs]], [[wikt:en:illatas|illātās]], [[wikt:en:immittit|immittit]], [[wikt:en:immittunt|immittunt]], [[wikt:en:imparatum|imparātum]], ([[wikt:en:impedita#Latin|impedīta]]),
[[wikt:en:imperi#Latin|imperī]], [[wikt:en:incolumis#Latin|incolumīs]],
[[wikt:en:indignantis#Participle_2|indignantīs]],
[[wikt:en:inopinantis#Adjective_2|inopīnantīs]], [[wikt:en:irridere#Latin|irrīdēre]], [[wikt:en:irrumpere|irrumpere]], [[wikt:en:irrumpit|irrumpit]], [[wikt:en:irruperunt|irrūpērunt]], [[wikt:en:laborantis#Etymology_2|labōrantīs]],
([[wikt:en:materiem#Latin|materiem]]),
[[wikt:en:montis|montīs]], [[wikt:en:natalis#Latin|nātālīs]], [[wikt:en:navis#Latin|nāvīs]], [[wikt:en:negoti|negōtī]], nōn nūllae, nōn nūllōs, [[wikt:en:offici#Noun_2|officī]], [[wikt:en:omnis#Latin|omnīs]],
[[wikt:en:opportunitate#Latin|opportūnitāte]],
[[wikt:en:partis#Latin|partīs]], [[wikt:en:periclum#Latin|perīclum]], plūrīs, [[wikt:en:praesidi|praesidī]], [[wikt:en:proeli|proelī]], proficīscentīs, [[wikt:en:resistentis|resistentīs]], [[wikt:en:singularis#Latin|singulārīs]], [[wikt:en:solaci|sōlācī]], [[wikt:en:spati#Latin|spatī]], [[wikt:en:subeuntis|subeuntīs]],
subficere (×subficereは使われていない)
[[wikt:en:suffossis|suffossīs]], [[wikt:en:sumministrata|sumministrāta]], [[wikt:en:summissis|summissīs]],
[[wikt:en:summittantur#Latin|summittantur]],
[[wikt:en:summittebat|summittēbat]], [[wikt:en:summittit|summittit]], [[wikt:en:summotis|summōtīs]], [[wikt:en:summoveri|summovērī]], [[wikt:en:supplici#Noun|supplicī]], [[wikt:en:timentis#Participle_2|timentīs]], [[wikt:en:Tituri|Titūrī]], [[wikt:en:Trinobantes#Latin|Trinobantēs]], trīs, [[wikt:en:turris#Latin|turrīs]](共和制末期の表記に近い), [[wikt:en:utilis#Latin|ūtilīs]], [[wikt:en:vectigalis#Latin|vectīgālīs]] </span> などは、
<br>それぞれ
<span style="font-family:Times New Roman;font-style:normal;font-size:15pt;">
▼, , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , (), , , , , , , , , , , [[wikt:en:adtingunt|adtingunt]], [[wikt:en:adtribuerat#Latin|adtribuerat]], [[wikt:en:adtribuit|adtribuit]], [[wikt:en:adtribuunt|adtribuunt]], [[wikt:en:aures#Noun|aurēs]], [[wikt:en:auxilii|auxiliī]], [[wikt:en:cedentes#Latin|cēdentēs]], [[wikt:en:cives#Latin|cīvēs]], [[wikt:en:clientes#Latin|clientēs]], [[wikt:en:cohortes#Latin|cohortēs]], [[wikt:en:conicere|conicere]], [[wikt:en:conicerent|conicerent]], [[wikt:en:conici#Latin|conicī]], [[wikt:en:coniciant|coniciant]], [[wikt:en:coniciebant|coniciēbant]], [[wikt:en:coniciunt|coniciunt]], [[wikt:en:coniecerant|coniēcerant]], [[wikt:en:coniecerunt|coniēcērunt]], [[wikt:en:coniecisse|coniēcisse]], [[wikt:en:coniecta|coniecta]], [[wikt:en:coniecti|coniectī]], [[wikt:en:coniectis|coniectīs]], [[wikt:en:conlatis|conlātīs]], [[wikt:en:conlaudantur|conlaudantur]], [[wikt:en:conlaudat|conlaudat]], [[wikt:en:conlaudatis#Participle|conlaudātīs]], [[wikt:en:colles#Latin|collēs]], [[wikt:en:conlocabant|conlocābant]], [[wikt:en:conlocabat|conlocābat]], [[wikt:en:conlocandis|conlocandīs]], [[wikt:en:conlocant|conlocant]],
[[wikt:en:conlocantur#Latin|conlocantur]],
[[wikt:en:conlocarat|conlocārat]], [[wikt:en:conlocare|conlocāre]], [[wikt:en:conlocaret|conlocāret]], [[wikt:en:conlocari|conlocārī]], [[wikt:en:conlocatas|conlocātās]], [[wikt:en:conlocati|conlocātī]], [[wikt:en:conlocatis#Participle|conlocātīs]], [[wikt:en:conlocaverat#Latin|conlocāverat]], [[wikt:en:conlocavit|conlocāvit]], [[wikt:en:conlocuti|conlocūtī]], [[wikt:en:conloquantur|conloquantur]], [[wikt:en:conloquendi|conloquendī]], [[wikt:en:conloqui#Latin|conloquī]], [[wikt:en:conloquium#Latin|conloquium]], [[wikt:en:conpluribus|conplūribus]], [[wikt:en:complures#Latin|complūrēs]], [[wikt:en:conprehensis|conprehēnsīs]], [[wikt:en:conprehensos|conprehēnsōs]], [[wikt:en:conantes|cōnantēs]], [[wikt:en:consilii|cōnsiliī]],
[[wikt:en:derectus#Latin|dērēctus]](共和政末期から帝政初期(カエサルやアウグストゥスの時代)の銘文を調査すると、この意味(まっすぐな、直接の)では dērēctus(または dērectus)の綴りが圧倒的に優勢 であり、dīrēctus はほとんど見られません。),
[[wikt:en:dubitantes|dubitantēs]],
[[wikt:en:efferciuntur#Latin|efferciuntur]]([[w:母音弱化|母音弱化]]による共和制末期の語形),
[[wikt:en:egredientes|ēgredientēs]], [[wikt:en:ii#Latin|iī]], [[wikt:en:iis#Latin|iīs]], [[wikt:en:exsistit|exsistit]],
[[wikt:en:exposcentes#Latin|exposcentēs]],
([[wikt:en:extruxerunt#Latin|extruxerunt]]実際の発音に近い表記),
[[wikt:en:ferventes#Latin|ferventēs]], [[wikt:en:fines#Latin|fīnēs]], [[wikt:en:glandes#Latin|glandēs]],
[[wikt:en:haesitantes#Latin|haesitantēs]], [[wikt:en:hostes#Latin|hostēs]], [[wikt:en:ignes|ignēs]], [[wikt:en:inlatas|inlātās]], [[wikt:en:inmittit|inmittit]], [[wikt:en:inmittunt|inmittunt]], [[wikt:en:inparatum|inparātum]], ([[wikt:en:inpedita#Latin|inpedīta]]),
[[wikt:en:imperii#Latin|imperiī]], [[wikt:en:incolumes|incolumēs]],
[[wikt:en:indignantes#Latin|indignantēs]],
[[wikt:en:inopinantes|inopīnantēs]], [[wikt:en:inridere|inrīdēre]], [[wikt:en:inrumpere|inrumpere]], [[wikt:en:inrumpit|inrumpit]], [[wikt:en:inruperunt|inrūpērunt]], [[wikt:en:laborantes#Latin|labōrantēs]],
([[wikt:en:materiam#Latin|materiam]]共和制末期に近い表記),
[[wikt:en:montes#Latin|montēs]], [[wikt:en:natales#Latin|nātālēs]], [[wikt:en:naves#Latin|nāvēs]], [[wikt:en:negotii|negōtiī]], [[wikt:en:nonnullae|nōnnūllae]], [[wikt:en:nonnullos|nōnnūllōs]], [[wikt:en:officii#Latin|officiī]], [[wikt:en:omnes#Latin|omnēs]],
([[wikt:en:oportunitate#Latin|oportūnitāte]])
[[wikt:en:partes#Latin|partēs]], [[wikt:en:periculum#Latin|perīculum]], [[wikt:en:plures|plūrēs]], [[wikt:en:praesidii|praesidiī]], [[wikt:en:proelii|proeliī]], [[wikt:en:proficiscentes|proficīscentēs]], [[wikt:en:resistentes#Latin|resistentēs]], [[wikt:en:singulares#Latin|singulārēs]], [[wikt:en:solacii|sōlāciī]], [[wikt:en:spatii#Latin|spatiī]], [[wikt:en:subeuntes|subeuntēs]], [[wikt:en:subfossis|subfossīs]], [[wikt:en:subministrata|subministrāta]], [[wikt:en:submissis|submissīs]],
[[wikt:en:submittantur#Latin|submittantur]],
[[wikt:en:submittebat|submittēbat]], [[wikt:en:submittit|submittit]], [[wikt:en:submotis|submōtīs]], [[wikt:en:submoveri|submovērī]], [[wikt:en:supplicii|suppliciī]], [[wikt:en:timentes|timentēs]], [[wikt:en:Titurii|Titūriī]], [[wikt:en:Trinovantes#Latin|Trinovantēs]], [[wikt:en:tres#Latin|trēs]], [[wikt:en:turres#Latin|turrēs]], [[wikt:en:utiles#Latin|ūtilēs]], [[wikt:en:vectigales|vectīgālēs]] </span> などとした。
-->
<span style="font-family:Times New Roman;font-style:normal;font-size:15pt;"></span>
<span style="font-family:Times New Roman;font-style:oblique;font-size:15pt;"></span>
<span style="color:#b00;"></span>
<span style="color:#800;"></span>
<span style="font-size:10pt;"></span>
<span style="background-color:#ff0;"></span>
==脚注==
<references />
==関連項目==
==外部リンク==
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トランプ/トランプゲームの分類
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このぺージでは、さまざまなトランプゲームをジャンルや人数ごとに分類します。
リンクをクリックすると、そのカテゴリに飛ぶことができます。
=== ジャンル系 ===
* [[:カテゴリ:ソリティア|ソリティア系]]
* [[:カテゴリ:心理戦・ブ'''太字文'''ラフ系|心理戦・ブラフ系]]
* [[:カテゴリ:トリックテイキング|トリックテイキング系]]
* [[:カテゴリ:パーティー系|パーティー系]]
* [[:カテゴリ:ラミー系|ラミー系]]
* [[:カテゴリ:カジノ系|カジノ系]]
* [[:カテゴリ:反射神経|反射神経系]]
* [[:カテゴリ:マオ|マオ系]]
* [[:カテゴリ:シェディング系|シェディング系]]
=== 人数系分類 ===
* [[:カテゴリ:3人以上で遊べるトランプゲーム|3人以上で遊べるトランプゲーム]]
* [[:カテゴリ:2人専用のトランプゲーム|2人専用のトランプゲーム]]
=== 対象年齢系 ===
* [[:カテゴリ:子供向けゲーム|子供向けゲーム]]
* [[:カテゴリ:小学生向けゲーム|小学生向けゲーム]]
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[[カテゴリ:トランプ|*]]
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このぺージでは、さまざまなトランプゲームをジャンルや人数ごとに分類します。
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=== ジャンル系 ===
* [[:カテゴリ:ソリティア|ソリティア系]]
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=== 人数系分類 ===
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=== 対象年齢系 ===
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トランプ/マナー・エチケット
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トランプは多くの人が楽しめる身近な遊びだが、円滑にゲームを進めるためには、共通のマナーやエチケットが重要である。ここでは、ゲームの種類に関わらず広く用いられる基本的なマナーをまとめる。
== カードの扱い方 ==
==== カードを丁寧に扱う ====
* カードを折り曲げたり、強く反らせたりしない。
* 汚れた手で触らない。飲食物の近くに置かない。
==== カードを見せない ====
* 自分の手札は他のプレイヤーに見えないように持つ。
* カードを高く持ち上げすぎない。
==== カードを混ぜるとき ====
* シャッフルは丁寧に行い、カードを飛ばさないようにする。
* カードを落とした場合は、全員に見えるように拾う。
== カット(切り分け)のマナー ==
{{main|トランプ/カット}}
* ディーラーがシャッフルした後、隣のプレイヤーがカットするのが一般的。
* カットは一度だけ行い、極端に少ない枚数を切らない。
* カットを拒否してもよいが、その場合は「パス」と明確に伝える。
== ゲーム中のマナー ==
==== 不正行為をしない ====
* カードに印をつける(マークド)行為は禁止。
* 手札をのぞき込む、カードをすり替えるなどの行為は厳禁。
==== 発言に注意する ====
* 他のプレイヤーの手札や戦略を推測するような発言は避ける。
* ゲームの進行を妨げるような雑談は控える。
==== 順番を守る ====
* プレイ順はゲームのルールに従う。
* 自分の番が来たら、迷いすぎずに行動する。
== ゲーム開始前・終了後のマナー ==
==== ゲーム開始前 ====
* ルールを全員で確認する。ローカルルールがある場合は特に明確にする。
* 使用するカードがそろっているか確認する。
==== ゲーム終了後 ====
* カードをそろえて片付ける。
* 借りたカードの場合は、元の持ち主に丁寧に返す。
== 公平性 ==
* 初心者がいる場合は、ルールを丁寧に説明する。
* 勝敗にこだわりすぎず、全員が楽しめる雰囲気を大切にする。
* トラブルが起きた場合は、感情的にならず話し合いで解決する。
トランプのマナーは、単に「礼儀」ではなく、'''全員が気持ちよく遊ぶためのルール'''でもある。カードの扱い方、発言、順番、コミュニケーションなど、基本的な点を押さえるだけでゲームの質は大きく向上する。
{{デフォルトソート:まなあえちけつと}}
[[カテゴリ:トランプ]]
[[カテゴリ:マナー]]
[[カテゴリ:エチケット]]
[[カテゴリ:カードゲーム]]
[[カテゴリ:ボードゲーム]]
[[カテゴリ:テーブルゲーム]]
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トランプ/芋ほり
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text/x-wiki
{{Pathnav|Main Page|ゲーム|トランプ|frame=1}}
芋掘り(いもほり)は、トランプを使った日本の子ども向けゲームの一つである。場に並べたカードの中から、同じ数字のカードを「芋づる式」に引き当てていくことからこの名前がついたとされる。運と記憶力の両方が試されるゲームである。
== 所要 ==
* ジョーカー抜きの52枚を使用。プレイ人数は2人以上。
* トランプをよく切り、すべてのカードを裏向きにして、机の上に広げる{{Efn|整列させても、ランダムに散らしてもよい}}。
== ゲーム ==
# プレイヤーは順番にカードを1枚めくり、めくったカードと同じ数字のカードを、場から探してめくる。
# 同じ数字のカードをすべて見つけられたら、そのカードを「獲得」できる。
# 途中で違う数字をめくってしまったら、そのターンは終了し、カードを元に戻す。
# これを繰り返し、最終的に獲得したカードの枚数が多い人が勝ち。
== バリエーション ==
地域や家庭によってルールが異なることがある。
====== '''めくる数''' ======
<blockquote>'''1.ペア(2枚)で揃える方式'''
* 同じ数字のカードを2枚揃えたら獲得する。神経衰弱に近い遊び方。
'''2.4枚揃える方式'''
* 同じ数字の4枚セットを揃える。難易度が上がり、記憶力がより重要になる。
'''3.芋づる式連続めくり'''
* 同じ数字をめくり続けられる限り、ターンが続く。失敗したら次の人に交代。
</blockquote>カード配置<blockquote>神経衰弱は整然と並べるのが普通。 芋掘りは散らしてもOKというゆるさがある。</blockquote>
== 脚注 ==
{{Notelist}}
{{デフォルトソート:いもほり}}
[[カテゴリ:トランプ]]
[[カテゴリ:カードゲーム]]
[[カテゴリ:ボードゲーム]]
[[カテゴリ:テーブルゲーム]]
[[カテゴリ:ゲーム]]
[[カテゴリ:3人以上で遊べるトランプゲーム]]
[[カテゴリ:子供向けゲーム]]
[[カテゴリ:小学生向けゲーム]]
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トランプ/ラミー500
0
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300677
298625
2026-06-24T12:28:57Z
AkiR27User
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300677
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text/x-wiki
{{Pathnav|Main Page|ゲーム|トランプ|frame=1}}
ラミー500(Rummy 500)、手札から「セット」や「ラン」と呼ばれる組み合わせを作り、それらの価値を点数として積み上げていくカードゲーム。複数のラミー系ゲームの中でも、捨て札の山を自由度高く利用できる点が特徴で、運と戦略の両方が求められる。
== 所要 ==
ジョーカー抜きの52枚を使用。プレイ人数は2~8人。
* ラウンドごとに獲得した点数を積み重ね、最初に500点以上に到達することが目的。
ディーラーを決め、カードを配る「2人なら13枚、3人以上なら7枚」残りのカードを山札にし、上から1枚を表向きにして捨て札置き場を作る。
== ゲーム ==
'''1.カードを引く'''
手版のプレイヤーは以下の行動のどちらかを選択する。<blockquote>'''山札から引く'''
* 最も基本的な行動。
'''捨て札置き場からカードを取る'''
* 取りたいカードより上に積まれているカードは'''すべて一緒に取る'''。
* 取りたいカードはその手番中に'''必ず組み合わせに使う'''必要がある。
* 上に乗っていたカードは使っても使わなくてもよい。
</blockquote>'''2.メルド(組み合わせを場に出す)'''
手札から次のいずれかを作って場に置く。<blockquote>'''セット'''
* 同じ数字のカード3〜4枚。例:8を3枚、Jを4枚
'''ラン'''
* 同じスートで数字が連続するカード3枚以上。例:♥2-3-4、♠9-10-J-Q
* A は2の前にもKの後にも置けるが、K–A–2を場に出すことは出来ない。
</blockquote>'''3.レイオフ(セットやランに追加する)'''
場にある既存の組み合わせにカードを追加できる。
* 他のプレイヤーの組み合わせにも追加できるが、 追加したカードは自分の得点として扱われる。
<blockquote>例:
8が3枚のセットに、8を追加。
♥3-4-5のランに、♥2(又は♥6)を追加。</blockquote>'''4.捨て札'''
手札から1枚を捨てて手番終了。
=== ラウンド終了条件 ===
<blockquote>次のいずれかでラウンドが終わる。
* 誰かが手札をすべて使い切った場合。
* 山札が尽きた場合
</blockquote>
== 得点計算 ==
'''加点(プラス点)'''
{| class="wikitable"
!カード
!点数
|-
|数字(2~10)カード
| +数字の値点「例:2なら+2点」
|-
|絵札(J,Q,K)カード
| +10点
|-
|A
| +15点
|-
|ジョーカー(ワイルドカードとして使った場合)
| +15点
|}
'''減点(マイナス点)'''
* 手札に残ったカードは上記と同じ点数をマイナスとして計算する。
=== 勝利条件 ===
* 合計点が'''500点以上'''になったプレイヤーが勝ち。
* 同じラウンドで複数が500点を超えた場合は、最も高い点数のプレイヤーが勝つ。
== ローカルルール ==
'''30点ルール''':一定点数(例:30点)以上を出さないと加算できない。
'''山札が尽きた場合のルール''':山札が尽きたら捨て札をシャッフルして続行。
'''捨て札ルール''':捨て札が他の組み合わせに使える場合に宣言して取るルール。
{{デフォルトソート:らみい500}}
[[カテゴリ:トランプ]]
[[カテゴリ:カードゲーム]]
[[カテゴリ:テーブルゲーム]]
[[カテゴリ:ボードゲーム]]
[[カテゴリ:ゲーム]]
__インデックス__
__新しい節リンク__
[[カテゴリ:3人以上で遊べるトランプゲーム]]
[[カテゴリ:ラミー系]]
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トランプ/スペード
0
47861
300678
298578
2026-06-24T12:29:26Z
AkiR27User
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text/x-wiki
{{Pathnav|Main Page|ゲーム|トランプ|frame=1}}
スペード(Spades)は、4人で遊ぶトリックテイキング系カードゲームで、2人1組のチーム戦が基本となる。宣言(ビッド)を達成できるかどうかで得点が決まる。ゲーム全体を通してスペードが切り札として扱われるのが特徴。
== 所要 ==
ジョーカー抜きの52枚を使用。プレイ人数は4人。2対2のチーム戦。チームは向かい合って座る。
ディーラーを決め、各プレイヤーに13枚ずつ配る。
== ゲーム ==
'''1.ビッド(宣言)'''<blockquote>各プレイヤーは、自分がそのラウンドで取れると思うトリック数を宣言する。
* 0~13までの数字を宣言(チームのビッドは2人の合計値)
* 0「ニル」を宣言することも可能。
* ニル「0を宣言」は成功すれば高得点、失敗すれば大きな失点。
</blockquote>'''2.トリック'''
最初のトリックはディーラーの左隣がカードを出す。
次の人は、同じスートを出さなければならないが、ない場合は別のスートでも構わない。
'''スペードはどのカードよりも強い。'''ただし、スペードは'''ブレイク'''されるまで出すことはできない。<blockquote>ブレイク:
* 誰かがスペードで他スートを切ったとき
「最初に出されたカードと同じカードがないため、スペードを出した場合」
* または手札がスペードしかないとき
</blockquote>'''勝敗'''
* スペードが出ていれば、最も強いスペードが勝つ。
* スペードが出ていなければ、リードスートの最も強いカードが勝つ。
'''1トリックにつき13回プレイする。'''
== 得点 ==
ビッド「宣言」を超えて取ったトリックはバッグと呼ぶ
{| class="wikitable"
!条件
!特典
|-
|ビッド達成
|チームのビッド×+10点。バッグ1つにつき +1点
|-
|ビッド未達成
|チームのビッド×-10点。
|-
|バッグが10個たまった場合
|バッグが10個たまると-100点
|-
|ニル(0ビッド)
|成功:+100点。失敗:-100点
|}
500点に到達したチームが勝利。どちらも到達していない場合は、もう1トリックプレイする。
{{デフォルトソート:すへえと}}
[[カテゴリ:トランプ]]
[[カテゴリ:テーブルゲーム]]
[[カテゴリ:ボードゲーム]]
[[カテゴリ:カードゲーム]]
[[カテゴリ:ゲーム]]
[[カテゴリ:3人以上で遊べるトランプゲーム]]
[[カテゴリ:トリックテイキング]]
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トランプ/トランプ教科書
0
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2026-06-24T12:39:59Z
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300697
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text/x-wiki
{{Pathnav|Main Page|ゲーム|トランプ|frame=1}}
'''トランプ教科書'''
[[ファイル:Svg-cards-2.0.svg|代替文=トランプ全カード|サムネイル|268x268ピクセル|トランプ全54枚のカード]]
「トランプ教科書」とは、トランプを体系的に学べるように構成された教科書である。初心者が基本を理解し、中級者が戦略を学び、上級者がより深い知識に触れられるよう、段階的に内容を整理している。
カードの基礎知識からゲームの分類、戦略、歴史まで、トランプに関する幅広い内容を学べるように設計されている。
== 巻構成 ==
📚[[トランプ/第一巻・トランプ入門|第一巻・トランプ入門]]
* トランプの世界への案内、遊びの種類、初心者向けの内容をまとめた入門編。
📚[[トランプ/第二巻・トランプ用語解説|第二巻・トランプ用語解説]]
* トランプゲームをの専門用語・共通概念・ジャンル固有の語彙を体系的にした用語集。
== 教材 ==
📚[[正負の数の学習に使われるカードゲーム]]
* 中学1年数学“正負の数”の導入にトランプを使って学ぶことができます。
📚[[四則演算の学習に使われるカードゲーム]]
* 四則演算の学習や復習にトランプを使って学ぶことができます。
== 関連ページ ==
* [[トランプ/基本知識]]
* [[トランプ]]
== 完成具合 ==
* 📚|一応完成しています
* 📕|おおよそ完成しています
* 📗|半分完成しています
* 📘|少し完成していいます
* 📙|1,2行は書いています
* 📖|まだ書いていません
{{Stub}}{{デフォルトソート:とらんふきようかしよ}}
[[カテゴリ:トランプ|*]]
[[カテゴリ:テーブルゲーム]]
[[カテゴリ:カードゲーム]]
[[カテゴリ:ゲーム]]
[[カテゴリ:スタブ]]
[[カテゴリ:ボードゲーム]]
[[カテゴリ:トランプ教科書|*]]
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トランプ/第一巻・トランプ入門
0
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2026-06-24T12:42:24Z
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300700
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text/x-wiki
{{Pathnav|Main Page|ゲーム|トランプ|トランプ教科書|frame=1}}
===== '''トランプ教科書・第一巻・トランプ入門''' =====
[[ファイル:Karty do gry . Playing card.JPG|代替文=4枚のカードのスートや絵札|サムネイル|トランプカードのJ,Q,K,Aが並んでいる写真]]
この巻は、トランプを初めて学ぶ人のための入門編である。トランプには多くの遊びがあり、ゲームごとに目的や進行方法が異なる。ここでは、トランプの世界を大まかに理解し、どのように楽しめるのかを「地図」のように紹介する。
カードそのものの構造や専門的な内容は、第2巻以降で扱う。
===== トランプとは =====
トランプは、1組52枚のカードを使って遊ぶゲームの総称である。1人で遊ぶパズルのようなゲームから、複数人で競い合う対戦ゲームまで、幅広い遊び方が存在する。
トランプの特徴として、次の点が挙げられる。
* 少ない道具で遊べる
* ルールを変えることで無数のゲームが生まれる
* 運と実力のバランスがゲームごとに異なる
* 年齢を問わず楽しめる
===== '''トランプの遊びと種類''' =====
トランプのゲームは、目的や進行方法によっていくつかの種類に分けられる。 ここでは代表的な分類を簡単に紹介する。<blockquote>'''出し切り系'''
* 手札をすべて出すことを目的とする。テンポが速く、初心者でも遊びやすい。 例:大富豪、スピード
'''トリックテイキング系'''
* 1枚ずつカードを出し、最も強いカードを出した人が「トリック」を取る。戦略性が高く、慣れると奥深い。例:スペード、ハーツ、ナポレオン
'''ラミー系'''
* 手札を組み合わせ(セット・ラン)にして得点を競う。パズルのような面白さがある。 例:ラミー、ジン・ラミー
'''心理戦・推理系'''
* 相手の行動を読み、嘘や本当を見抜く。例:ダウト
'''心理戦・推理系'''
* 相手の行動を読み、嘘や本当を見抜く。例:ダウト、うそつき
'''1人用(ソリティア)'''
* カードを並べ替えて特定の形を作るパズル。例:クロンダイク、フリーセル
</blockquote>トランプに慣れていない人は、次のゲームから始めると理解しやすい。
[[ファイル:Original Stag playing cards, printed by the Canadian Playing Card Company.png|代替文=トランプのケースとカード|左|サムネイル|284x284ピクセル|トランプのケースとJOKERとAのカード]]
'''初心者におすすめのゲーム'''
* ババ抜き:運が中心で気軽に遊べる
* 七並べ:カードの並びを理解しやすい
* スピード:反射神経が楽しい
* クロンダイク:1人で練習できる
'''トランプを楽しむコツ'''
* 人数に合ったゲームを選ぶ
* ローカルルールが存在することを知る
* 慣れたら戦略性の高いゲームにも挑戦する
* ルールが難しい場合は、まず「目的」だけ理解する
== 関連ページ ==
* [[トランプ/トランプ教科書]]
* [[トランプ]]
{{デフォルトソート:たいいつかんとらんふにゆうもん}}
[[カテゴリ:トランプ|教科書]]
[[カテゴリ:カードゲーム]]
[[カテゴリ:ボードゲーム]]
[[カテゴリ:ゲーム]]
[[カテゴリ:テーブルゲーム]]
[[カテゴリ:トランプ教科書]]
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2026-06-24T12:42:59Z
AkiR27User
90873
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300701
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text/x-wiki
{{Pathnav|Main Page|ゲーム|トランプ|トランプ/トランプ教科書|frame=1}}
===== '''トランプ教科書・第一巻・トランプ入門''' =====
[[ファイル:Karty do gry . Playing card.JPG|代替文=4枚のカードのスートや絵札|サムネイル|トランプカードのJ,Q,K,Aが並んでいる写真]]
この巻は、トランプを初めて学ぶ人のための入門編である。トランプには多くの遊びがあり、ゲームごとに目的や進行方法が異なる。ここでは、トランプの世界を大まかに理解し、どのように楽しめるのかを「地図」のように紹介する。
カードそのものの構造や専門的な内容は、第2巻以降で扱う。
===== トランプとは =====
トランプは、1組52枚のカードを使って遊ぶゲームの総称である。1人で遊ぶパズルのようなゲームから、複数人で競い合う対戦ゲームまで、幅広い遊び方が存在する。
トランプの特徴として、次の点が挙げられる。
* 少ない道具で遊べる
* ルールを変えることで無数のゲームが生まれる
* 運と実力のバランスがゲームごとに異なる
* 年齢を問わず楽しめる
===== '''トランプの遊びと種類''' =====
トランプのゲームは、目的や進行方法によっていくつかの種類に分けられる。 ここでは代表的な分類を簡単に紹介する。<blockquote>'''出し切り系'''
* 手札をすべて出すことを目的とする。テンポが速く、初心者でも遊びやすい。 例:大富豪、スピード
'''トリックテイキング系'''
* 1枚ずつカードを出し、最も強いカードを出した人が「トリック」を取る。戦略性が高く、慣れると奥深い。例:スペード、ハーツ、ナポレオン
'''ラミー系'''
* 手札を組み合わせ(セット・ラン)にして得点を競う。パズルのような面白さがある。 例:ラミー、ジン・ラミー
'''心理戦・推理系'''
* 相手の行動を読み、嘘や本当を見抜く。例:ダウト
'''心理戦・推理系'''
* 相手の行動を読み、嘘や本当を見抜く。例:ダウト、うそつき
'''1人用(ソリティア)'''
* カードを並べ替えて特定の形を作るパズル。例:クロンダイク、フリーセル
</blockquote>トランプに慣れていない人は、次のゲームから始めると理解しやすい。
[[ファイル:Original Stag playing cards, printed by the Canadian Playing Card Company.png|代替文=トランプのケースとカード|左|サムネイル|284x284ピクセル|トランプのケースとJOKERとAのカード]]
'''初心者におすすめのゲーム'''
* ババ抜き:運が中心で気軽に遊べる
* 七並べ:カードの並びを理解しやすい
* スピード:反射神経が楽しい
* クロンダイク:1人で練習できる
'''トランプを楽しむコツ'''
* 人数に合ったゲームを選ぶ
* ローカルルールが存在することを知る
* 慣れたら戦略性の高いゲームにも挑戦する
* ルールが難しい場合は、まず「目的」だけ理解する
== 関連ページ ==
* [[トランプ/トランプ教科書]]
* [[トランプ]]
{{デフォルトソート:たいいつかんとらんふにゆうもん}}
[[カテゴリ:トランプ|教科書]]
[[カテゴリ:カードゲーム]]
[[カテゴリ:ボードゲーム]]
[[カテゴリ:ゲーム]]
[[カテゴリ:テーブルゲーム]]
[[カテゴリ:トランプ教科書]]
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トランプ/ポーカー
0
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2026-06-24T12:07:38Z
AkiR27User
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300643
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text/x-wiki
{{Pathnav|Main Page|ゲーム|トランプ|frame=1}}
ポーカーは、複数のプレイヤーがカードを組み合わせ、“役”を作り、手札の強さを競い合うゲームです。ここでは点数を使ったゲーム進行(賭けなし)のトランプ遊びとして説明します。{{wikipedia|ポーカー}}
== 所要 ==
[[ファイル:Poker hands - Fr.png|代替文=ポーカーの役一覧|サムネイル|355x355px|ポーカーの役一覧]]
ジョーカーを抜いたトランプ52枚を使用。プレイ人数は2人以上。
ポーカーの勝敗は、役の組み合わせの強さにあります。
以下は強い順に並べた役の一覧です。
* '''ロイヤルフラッシュ:'''A・K・Q・J・10 が同じスート
* '''ストレートフラッシュ:'''同じスートで連続した5枚
* '''フォーカード:'''同じランク4枚
* '''フルハウス:'''スリーカード+ワンペア
* '''フラッシュ:'''同じスート5枚
* '''ストレート:'''連続した5枚(スート不問)
* '''スリーカード:'''同じランク3枚
* '''ツーペア:'''2種類のペア
* '''ワンペア:'''同じランク2枚
* '''ハイカード:'''役がない場合、最も高いカードで比較
[[ファイル:Two Pair - Aces and Twos - Poker Hand (15094740846).jpg|代替文=ツーペア|左|サムネイル|239x239ピクセル|ポーカーの役、ツーペアの例]]
'''練習'''
左のカードは、何の役と思いますか?下から選んでください。
ツーペア、ストレート、スリーカード
答え:”A,A,2,2,9”のカード5枚。Aのペアに、2のペア、つまり2種類のペアが5枚のカードに含まれているので、'''ツーペア'''ということが分かります。
== ゲーム ==
'''1,カードを配る'''
* 各プレイヤーに一定枚数の手札を配ります。
'''2,交換または公開の段階'''
* ゲームの種類に応じて、カード交換や場札の公開が行われます。
'''3,点数のやり取り'''
* 最終的に役を比べて、順位に応じて点数をやり取りします。
== 勝敗 ==
点数の例「4人で遊ぶ場合」
{| class="wikitable"
!順位
!点数
|-
|勝者「1位」
| +3
|-
|2位
| +1
|-
|3位
| -1
|-
|最下位
| -3
|}
{{デフォルトソート:ほおかあ}}
[[カテゴリ:トランプ]]
[[カテゴリ:カードゲーム]]
[[カテゴリ:ボードゲーム]]
[[カテゴリ:テーブルゲーム]]
[[カテゴリ:ゲーム]]
[[カテゴリ:心理戦・ブラフ系]]
[[カテゴリ:3人以上で遊べるトランプゲーム]]
[[カテゴリ:カジノ系]]
984ka6ns7lorjmf7wuumvoza6wdx3jt
トランプ/第二巻・トランプ用語解説
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2026-06-24T12:43:21Z
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300702
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text/x-wiki
{{Pathnav|Main Page|ゲーム|トランプ|トランプ/トランプ教科書|frame=1}}
'''トランプ・第二巻・トランプ用語解説'''
[[ファイル:Karty do gry . Playing card.JPG|代替文=4種類のスートと絵札|サムネイル|4種類のスートとJ,Q,K,Aのカード]]
[[ファイル:English pattern cards - Suit of Hearts - IMG 7725.jpg|代替文=A~Kのカード|サムネイル|トランプのランク(A~K)]]
本巻では、トランプゲームを理解するうえで必要となる専門用語・共通概念・ジャンル固有の語彙を体系的に整理する。第一巻「トランプ入門」で学んだ基礎知識を土台に、より高度なゲームへ進むための“言語の基礎”を身につけることを目的とする。
==== '''カードの構造と基本概念''' ====
<blockquote>'''スート'''
* トランプの4種類のマーク。<ref>♠(スペード)♥(ハート)♦(ダイヤ)♣(クラブ)</ref><ref>ゲームによっては強さの序列が存在する。</ref>
'''ランク'''
* カードの数字や絵札の強さ。<ref>一般的には A が最強だが、ゲームによっては最弱になる場合もある。</ref>
'''デッキ'''
* 使用するカードの集合。<ref>標準は52枚だが、ゲームに応じて枚数を調整することがある。</ref>
'''フェイスカード'''
* J,Q,Kの3枚。<ref>点数計算や役作りで特別扱いされることが多い。</ref>
</blockquote>
==== '''ゲーム進行に関する用語''' ====
<blockquote>'''ディール'''
* カードを配る行為。ディーラーはラウンドごとに移動することが多い。
'''ターン'''
* プレイヤーが行動する順番。ターン順は戦略に大きく影響する。
'''ラウンド'''
* 1回の勝負のまとまり。複数ラウンドの合計点で勝敗を決めるゲームも多い。
'''ハンド'''
* プレイヤーが持つ手札。ハンドの枚数はゲームの性質を決定づける。
</blockquote>
==== '''トリックテイキングの専門用語''' ====
<blockquote>'''トリック'''
* 各プレイヤーが1枚ずつカードを出し、勝敗を決める単位。
'''リード'''
* そのトリックで最初に出すカード。 <ref>リードは戦略の中心で、強いカードで攻める、弱いスートを処理する、などの意味を持つ</ref>
'''フォロー'''
* リードと同じスートを出す義務。<ref>フォローできない場合、切り札や捨て札を選択できる。</ref>
'''トランプ'''<ref>“切り札”と呼ばれることも。</ref>
* 他のスートより強い特別なスート。 <ref>切り札の有無・決め方はゲームごとに異なる。</ref>
'''パートナーシップ'''
* 2対2などのチーム戦。<ref>明示的な会話は禁止され、カードの出し方で意図を伝える。</ref>
</blockquote>
==== '''ラミー系の用語''' ====
<blockquote>'''メルド'''
* 役を作って公開する行為。
'''セット'''
* 同じランクのカード3枚以上。
'''ラン'''
* 同じスートで連続した数字。
</blockquote>
==== '''出し切り系の用語''' ====
<blockquote>'''革命'''
* カードの強弱が逆転する特殊状態。
'''縛り'''
* 出せるカードの条件が固定される状態。
'''パス'''
* そのターンでカードを出さない選択。
</blockquote>
==== '''心理戦・ブラフ系の用語''' ====
<blockquote>'''ブラフ'''
* 嘘をついて相手を惑わす行為。
'''チャレンジ'''
* 相手の宣言が嘘だと指摘する行為。
</blockquote>
{{デフォルトソート:たいにかんとらんふようこかいせつ}}
[[カテゴリ:トランプ|教科書]]
[[カテゴリ:カードゲーム]]
[[カテゴリ:ボードゲーム]]
[[カテゴリ:ゲーム]]
[[カテゴリ:テーブルゲーム]]
__インデックス__
<references />
[[カテゴリ:トランプ教科書]]
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トランプ/マオ
0
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298563
2026-06-24T12:29:58Z
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300679
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text/x-wiki
{{Pathnav|Main Page|ゲーム|トランプ|frame=1}}
このページでは、マオに関する複数の解説ページへの案内をまとめています。
マオ(Mao)は、トランプを使ったパーティーゲームです。最大の特徴は「ルールを説明してはいけない」という点にあります。プレイヤーはゲーム中の出来事を観察して、暗黙のルールを推測しながら進めます。
マオは「ルール非公開」という性質を持つので、[[メインページ|Wikibooks]]では以下の2種類のページに分けて解説します。
== 解説ページ ==
'''体験版'''<blockquote>'''[[マオ/体験版]]'''
* 初めてマオを知る人向け。ゲームの雰囲気・特徴・進行の流れを説明しますが、ネタバレ(具体的なカード効果やペナルティ内容)は書きません。
オススメ(こういう人向け)
* 初めてマオを知る
* 雰囲気だけ知りたい
* 推理しながら遊ぶ体験を守りたい
</blockquote>'''実用版'''<blockquote>'''[[マオ/実用版]]'''
* 実際に遊べるように、代表的なカード効果・ペナルティ・ローカルルール例まで詳しく解説。
オススメ(こういう人向け)
* ルールを全部知りたい
* 自分でマオを主催したい
* 自分でローカルルールを作りたい
</blockquote>{{デフォルトソート:まお}}
[[カテゴリ:トランプ]]
[[カテゴリ:カードゲーム]]
[[カテゴリ:ボードゲーム]]
[[カテゴリ:テーブルゲーム]]
[[カテゴリ:ゲーム]]
[[カテゴリ:マオ|*]]
__インデックス__
[[カテゴリ:3人以上で遊べるトランプゲーム]]
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マオ/体験版
0
47906
300680
298285
2026-06-24T12:30:38Z
AkiR27User
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300680
wikitext
text/x-wiki
{{Pathnav|Main Page|ゲーム|トランプ|トランプ/マオ|frame=1}}マオ(Mao)は、トランプを使って遊ぶパーティーゲームです。最大の特徴は「ルールを説明してはいけない」という点にあります。 プレイヤーはゲーム中の出来事を観察し、'''暗黙のルール'''を推測しながら進めることになります。
== 所要 ==
* ジョーカーは基本、使用しません。
* 人数をが多い場合は複数のトランプを使うことがあります。
* プレイ人数は2人以上です。
手札をすべて出し切ることが目標です。ただし、どのようにカードを出すか、どの行動が許されるかは、ゲーム中に<u>自分で学ぶ</u>必要があります。
== ゲーム ==
以下は、マオの一般的な進行を示したものです。具体的なルールそのものではありません。
# ディーラーが各プレイヤーにカードを配る
# 場に1枚のカードを表向きに置く
# 手番のプレイヤーは、場札に関連<ref>場札と同じ数字又は同じスートのカード</ref>するカードを出す
# 出せない場合はカードを引く
# 間違った行動<ref>詳しくは[[マオ/実用版]]まで</ref>をすると、カードを引くなどのペナルティが発生する
# 手札がなくなったプレイヤーが勝利する
この流れはあくまで「ゲームの雰囲気」を示すものであり、実際のルールはプレイヤーグループによって異なります。
== マオの特徴 ==
* ルールを説明してはいけない
ゲーム開始時に「ルールは説明しません」と宣言され、初心者は他のプレイヤーの行動を観察しながら学ぶ。
* ペナルティが重要
間違った行動をすると、カードを引くなどのペナルティが与えられる。これにより、プレイヤーは正しい行動を推測する。
* ローカルルールが多い
マオには公式ルールが存在せず、グループごとに独自の追加ルールが設定されることが多い。
* 推理ゲーム要素
カードゲームでありながら、「なぜ今ペナルティになったのか」を考える推理要素が強い。
== 初心者へのアドバイス ==
* 他のプレイヤーの行動をよく観察する
* ペナルティのタイミングに注目する
* 失敗しても気にしない
* ルールを聞かずに、自分で推測する姿勢が大切
== 注意点 ==
* 初心者が混乱しすぎないように配慮する
* ペナルティを乱発しすぎると雰囲気が悪くなる
* ローカルルールを増やしすぎない
* ゲームの目的は「混乱させること」ではなく「楽しむこと」
{{デフォルトソート:まおたいけんはん}}
[[カテゴリ:トランプ]]
[[カテゴリ:ボードゲーム]]
[[カテゴリ:カードゲーム]]
[[カテゴリ:テーブルゲーム]]
[[カテゴリ:ゲーム]]
[[カテゴリ:マオ]]
__インデックス__
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マオ/実用版
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2026-06-24T12:31:23Z
AkiR27User
90873
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300681
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{{Pathnav|Main Page|ゲーム|トランプ|トランプ/マオ|frame=1}}マオ(Mao)は、トランプを使ったパーティーゲームです。最大の特徴は「ルールを説明してはいけない」という点にありますが、このページでは、実際に遊べるように一般的に広く使われているルール例をまとめます。
注意:このページにはマオの'''ネタバレ'''<ref>具体的なカード効果やペナルティ内容</ref>(暗黙のルール)を紹介します。
ネタバレなしのページは[[マオ/体験版]]まで。
== 所要 ==
* ジョーカーは基本、使用しません。
* 人数をが多い場合は複数のトランプを使うことがあります。
* プレイ人数は2人です。
手札をすべて出し切ることが目的ですが、カードを出す際には特定の言動・宣言・行動が必要な場合があり、それを間違えるとペナルティとしてカードを引かされます。
== 基本ルール ==
# 場札と同じ数字または同じスートのカードを出す
# 出せない場合は山札から1枚引く
# 出したカードに応じて、必要な宣言や行動を行う
# 間違えるとペナルティ(カードを引く)
== 代表的なカード効果 ==
※これは「一般的に広く使われている」ルール例である。
'''A'''
* 次のプレイヤーがスキップされる<ref>UNO(クレイジーエイト)でいうスキップ</ref>
'''2'''
* 次のプレイヤーがカードを2枚引く<ref>次のプレイヤーが2を重ねたら、効果が累積して次のプレイヤーに移る</ref><ref>UNO(クレイジーエイト)でいう+2</ref>
'''7'''
* 出した瞬間に「静かに<ref name=":0">行動(宣言、言葉、動作)はディーラーが決める</ref>」などの宣言をする
* 宣言を忘れた場合は'''ペナルティ'''
'''8'''
* 次のプレイヤーの順番が逆方向に変わる<ref>UNO(クレイジーエイト)でいうリバース</ref>
'''J'''
* 特定の言葉を言う必要がある(例:「ジャックです」)<ref name=":0" />
* 言い忘れた場合は'''ペナルティ'''
'''Q'''
* 次のプレイヤーに質問をする
* 質問に答えると'''ペナルティ'''(答えてはいけない)
'''K'''
* 全員が特定の動作をする(例:テーブルを叩く)<ref name=":0" />
* 遅れた人が'''ペナルティ'''
== ペナルティの例 ==
* 不適切<ref>場札と同じ数字または同じスートのカード</ref>なカードを出した
* 宣言を忘れた
* 不要な発言<ref>発言を間違えた。など</ref>をした
* 手番で黙りすぎた
* '''他人のルールについて説明した'''<ref>この場合は'''重大なペナルティ'''とみなされる場合もあり、'''2〜3枚'''引かされることがある。</ref>
== 勝利の宣言 ==
手札が残り1枚<ref>手札が0枚になった瞬間にも'''特定の勝利宣言'''が必要なことがある。</ref>になったら、「'''ラストカード'''」などの宣言が必要な場合がある<ref name=":0" />。
宣言を忘れると'''ペナルティ'''。
誰かが手札をすべて出し切った時点で終了だが、勝利宣言を間違えるとゲームが続行することもある。
== 注意点 ==
注意点は[[マオ/体験版#注意点]]まで
== ローカルルールの例 ==
* 5を出すと全員が拍手する
* クラブ(♣)を出すと次の人がカードを2枚引く
* 10を出すと手番が飛ぶ
* ハート(♥)を出すと特定の言葉を言う
* Kを出すと全員が立ち上がる
* 場札と同じ数字を連続で出すと追加宣言が必要
ローカルルールは無限に存在し、 グループごとにまったく違うゲームになる。
{{デフォルトソート:まおじつようばん}}
[[カテゴリ:トランプ]]
[[カテゴリ:カードゲーム]]
[[カテゴリ:ボードゲーム]]
[[カテゴリ:テーブルゲーム]]
[[カテゴリ:ゲーム]]
[[カテゴリ:マオ]]
60a8g2a112ukqa75hq2b85ln5p1mobr
トランプ/スラム
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47917
300682
298589
2026-06-24T12:31:51Z
AkiR27User
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300682
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{{Pathnav|Main Page|ゲーム|トランプ|frame=1}}
スラム(slam)は、スピード系のパーティーゲームです。場にあるカードの上下の数字を素早く重ねていき、手札を一番早く出し切った人が勝ちです。ターン制ではなく、全員が同時にカードを出せるので、 反射神経と判断力が試されます。
== 所要 ==
* トランプ52枚を使用します(ジョーカーは基本使用しません)
* プレイ人数は2~4人です。
* 自分の手札をすべて出し切ること。
全員同じ枚数(一般的には10~15枚程度)を配ります。残りのカードは中央に裏向きで置いてください(これを山札という)。山札の上から4枚を表向きにして場に並べます(人数が少ない場合は3枚にすることもあります)
== ゲーム ==
スラムは全員同時に出してよいです。
'''出せるカード'''
* 場にあるカードの'''1つ上の数字'''または'''1つ下の数字'''
* スートは関係ない。
'''出せるカードがないとき'''
* 山札から1枚引く。
'''誰も出せなくなった場合'''
* 山札から新しいカードを1枚めくって場に追加する。
* まだ誰かが出している場合は出せなくなるまで待つ。
== 勝利条件 ==
手札をすべて出し切ったプレイヤーの勝利。
== バリエーション ==
* ジョーカーを「何にでもなるカード」として使う
* 場のカードを3枚に減らす
* 手札を10枚固定にする
{{デフォルトソート:すらむ}}
[[カテゴリ:カードゲーム]]
[[カテゴリ:トランプ]]
[[カテゴリ:ボードゲーム]]
[[カテゴリ:テーブルゲーム]]
[[カテゴリ:ゲーム]]
[[カテゴリ:反射神経]]
__インデックス__
[[カテゴリ:3人以上で遊べるトランプゲーム]]
[[カテゴリ:パーティー系]]
qyuiw1rxiru6vncc16uu6tnzzny2m3r
トランプ/ナーツ
0
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300683
298628
2026-06-24T12:32:23Z
AkiR27User
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300683
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{{Pathnav|Main Page|ゲーム|トランプ|frame=1}}
ナーツ(Nertz)は、複数人で同時にプレイする高速カードゲームです。スピード(Speed)とソリティア(クロンダイク)を合わせたような遊びです。全員が同時にカードを出し合い、自分の山札(ナーツ山)をすべてなくすことを目指します。
== 所要 ==
* プレイヤーごとに1組のジョーカー抜きのトランプ52枚
* 人数分のデッキが必要
* プレイ人数は2~6人
* 自分のナーツ山(13枚の山札)を誰よりも早く全部なくすこと。
各プレイヤーは自分のデッキをよく混ぜて、13枚を裏向きで積みます。(これがナーツ山)ナーツ山一番上のカードだけ表にします。デッキのうち、手札として4枚を表向きに並べます。残りは自分の山札として手元に置きます。
== ゲーム ==
[[ファイル:Klondike (solitare).png|代替文=クロンダイク|サムネイル|クロンダイク]]
ターン制はなく、出せると思った瞬間に出す(全員同時にプレイ)。
出せる場所は2種類あります。
<u>'''1,中央の共有場('''</u>右の画像の右上)
* A(エース)から順に積み上げる。スートごとにA→2→3→…→Kと重ねることができて、誰でも置けます。
2,自分の場(右の画像の下半分)(ワークパイル)
* 色(赤/黒)を交互に数字を1つずつ下げて重ねます。ソリティアのルールと同じです。
* ソリティアのルールは[[トランプ/クロンダイク|'''こちら''']]まで。
'''ナーツ山のカードを出す'''
* ナーツ山の表向きカードは 出せる場所があればすぐ出すことができます。出したら次のカードをめくります。
'''山札のからの補充'''
* 自分の山札をめくり、 ワークパイルに置けるカードがあれば置く。
== 勝利条件 ==
誰かがナーツ山をすべて出し切ったらラウンド終了。
得点計算はローカルルールが多いが、一般的には
* 中央の共有場に置いたカード:1枚1点
* ナーツ山に残ったカード:1枚−2点
合計点が最も高いプレイヤーが勝利。
== ローカルルール ==
* ナーツ山を10枚にする
* ワークパイルを5列にする
* 山札のめくり方を「3枚めくり」にする
{{デフォルトソート:なあつ}}
[[カテゴリ:トランプ]]
[[カテゴリ:カードゲーム]]
[[カテゴリ:ボードゲーム]]
[[カテゴリ:テーブルゲーム]]
[[カテゴリ:ゲーム]]
[[カテゴリ:反射神経]]
[[カテゴリ:ソリティア]]
__インデックス__
[[カテゴリ:3人以上で遊べるトランプゲーム]]
[[カテゴリ:ラミー系]]
d168ez0uaav4owdxazm0t1mt81ulkur
トランプ/エジプシャン・ウォー
0
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300684
298566
2026-06-24T12:32:54Z
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300684
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{{Pathnav|Main Page|ゲーム|トランプ|frame=1}}
エジプシャン・ウォーは、[[トランプ/戦争|戦争]](War)と[[トランプ/スラップジャック|スラップジャック]](Slapjack)を組み合わせたような、反射神経と運が強く関わるパーティーゲームです。カードを叩く(スラップ)動作が特徴で、海外では非常に人気があります。
== 所要 ==
* トランプ52枚(ジョーカーは使いません)
* プレイ人数は2~6人
場に出たカードの組み合わせを見て、条件がそろった瞬間に場を叩き、カードを総取りする。最終的に すべてのカードを集めた人が勝ち。
# 全カードをよく混ぜ、プレイヤー全員に均等に配ります。
# 各プレイヤーは自分の山札を裏向きで持ちます。
# 手札は見てはいけません(山札からめくるだけ)
== ゲーム ==
; 1. 順番にカードを1枚ずつ場に出す
: 時計回りで、山札の一番上をめくって中央に置きます。
; 2. 特定の組み合わせが出たら「'''叩く'''」
: 場に出たカードが'''[[トランプ/エジプシャン・ウォー/叩く条件|特定のパターン]]'''になった瞬間、誰でも叩いていいです。
: 叩いた人が'''場のカードを全部獲得'''し、自分の山札の下に加えます。
== 叩く条件 ==
代表的なたたき方を紹介します。
* '''ダブル''':同じ数字が2枚連続 例:7→7
* '''サンドイッチ''':同じ数字が1枚飛ばしで出る 例:5→K→5
* '''フェイスカード''':絵札勝負
絵札(J,Q,K,A)が出たら、次の人は決められたターン数以内に絵札を出さないと敗北となります。
例:
* J が出た→次の人は'''1ターン以内'''に絵札を出す
* Q→'''2ターン以内'''
* K→'''3ターン以内'''
* A→'''4ターン以内'''
出せなければ、絵札を出した人が場を総取りできます。
== 勝利条件 ==
すべてのカードを集めたプレイヤーが勝利です。
== バリエーション ==
* 叩きミスはペナルティ(カード没収など)
* 同じスートが2連続でも叩ける。
* 連番(6→7→8)でも叩ける。
{{デフォルトソート:えしふしあんうおお}}
[[カテゴリ:トランプ]]
[[カテゴリ:カードゲーム]]
[[カテゴリ:ボードゲーム]]
[[カテゴリ:テーブルゲーム]]
[[カテゴリ:ゲーム]]
[[カテゴリ:パーティー系]]
[[カテゴリ:反射神経]]
[[カテゴリ:3人以上で遊べるトランプゲーム]]
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トランプ/ビガー・マイ・ネイバー
0
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2026-06-24T12:33:22Z
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300685
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{{Pathnav|Main Page|ゲーム|トランプ|frame=1}}
ビガー・マイ・ネイバーは、 2人以上で遊べる 押し付け合い型のカードゲームです。プレイヤーは順番にカードを出し、絵札(J,Q,K,A)が出たときに勝負が発生します。最終的に すべてのカードを集めたプレイヤーが勝利します。
[[トランプ/エジプシャン・ウォー|エジプシャン・ウォー]]と似ている点がありますが別のゲームです。
== 所要 ==
* トランプ52枚を使います(ジョーカーは使いません)
* プレイ人数は2~4人です。
場に出たカードを押し付けたり奪ったりし、最終的に全カードを自分の山札に集めます。
# 全カードをよく混ぜ、プレイヤーに均等に配ります。
# 各プレイヤーは自分の山札を裏向きで持ちます。
# 手札は見ません(山札からめくるだけ)
ここまではエジプシャン・ウォーとほぼ同じです。
== ゲーム ==
1. 順番にカードを1枚ずつ場に出します。
* 時計回りで、山札の上から1枚めくって中央に置きます。
2. 絵札が出たら“勝負”が始まります。
* 絵札(J,Q,K,A)が出たら、次のプレイヤーは決められたターン数以内に絵札を出さないと敗北となります。
絵札ごとの「挑戦ターン数」は:
* J→1ターン以内
* Q→2ターン以内
* K→3ターン以内
* A→4ターン以内
挑戦回数内に絵札を出せなかったら、負けた人が場のカードを全部“山札に”引き取ります。が、挑戦中に絵札を出したら、今度は相手が挑戦される側になります。
== 勝利条件 ==
最後までカードを持っていた人が勝ち。山札のカードは含まれない。
== 違い ==
ビガー・マイ・ネイバーとエジプシャン・ウォーの違い
{| class="wikitable"
!特徴
!'''ビガー・マイ・ネイバー'''
!エジプシャン・ウォー
|-
|ジャンル
|叩く(スラップ)&戦争系
|戦争系(叩かない)
|-
|叩くという動作
|ある(条件成立で叩く)
|ない
|-
|テンポ
|超高速・反射神経勝負
|ゆっくり(低速)押し付け合い
|-
|カードを出す
|順番に出すが、叩きは誰でも参加
|順番に1枚ずつ出すだけ
|}
{{デフォルトソート:ひかあまいねいはあ}}
[[カテゴリ:トランプ]]
[[カテゴリ:カードゲーム]]
[[カテゴリ:ボードゲーム]]
[[カテゴリ:テーブルゲーム]]
[[カテゴリ:ゲーム]]
[[カテゴリ:反射神経]]
[[カテゴリ:パーティー系]]
[[カテゴリ:3人以上で遊べるトランプゲーム]]
twfw7nogvssbw0mgwjvshwpwnkt0wew
トランプ/クリスプ
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47921
300639
298505
2026-06-24T12:04:50Z
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90873
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300639
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{{Pathnav|Main Page|ゲーム|トランプ|frame=1}}
クリスプ(Crisp)は2人専用のゴーアウト系(手札を出し切るタイプ)のトランプゲームです。[[トランプ/大富豪|大富豪]]に似た カードの強さ比べ”をしながら進みます。このゲームはカードを出すたびに山札から補充されるのが最大の特徴です。
== 所要 ==
* トランプ52枚を使用します
* ジョーカーは通常は使いません
* Aが最強、2が最弱です
* 2人専用ゲーム
* スート(♠♥♦♣)に強弱ありません。
準備
# 2人にそれぞれ5枚ずつ配ります
# 残りを裏向きで山札にします
# 最初のプレイヤーを決めます(じゃんけんなど)
== ゲーム ==
1. プレイヤーは交互にカードを出す
* 先攻がカードを1枚出したら、後攻はそれ以上の強さのカードを出す必要があります
* 例:先攻が「8」を出した→後攻は「9・10・J・Q・K・A」のどれかを出す
* 出せない場合 → パス
2. どちらかがパスしたら「場」が流れる
* どちらかがパスした時点で勝負終了します
* 最後にカードを出したプレイヤー(パスしていないプレイヤー)がその場の勝者です
* 場のカードは捨て札にし、勝者が次の場の先攻になります
3. カードを出したら必ず補充
* カードを出したプレイヤーは山札から1枚引きます
* これにより手札が減りにいので、強いカードを出すタイミングが非常に重要になります
4. 山札が尽きたら最終戦
* 山札がなくなった場合、以降は'''補充なし'''となります
* 手札が尽きたプレイヤーが勝利します
== 勝利条件 ==
手札をすべて出し切ったプレイヤーが勝利。
== バリエーション ==
* 初期枚数を3枚にする
* 同じ数字の場合2枚出せるルールを追加する
* 初期枚数を10枚にし、補充なしのルールにする
{{デフォルトソート:くりすふ}}
[[カテゴリ:トランプ]]
[[カテゴリ:カードゲーム]]
[[カテゴリ:ボードゲーム]]
[[カテゴリ:テーブルゲーム]]
[[カテゴリ:ゲーム]]
[[カテゴリ:2人専用のトランプゲーム]]
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トランプ/ジャーマンホイスト
0
47922
300640
298860
2026-06-24T12:05:33Z
AkiR27User
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300640
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{{Pathnav|Main Page|ゲーム|トランプ|frame=1}}
ジャーマンホイストは、2人専用のトリックテイキングゲームです。ゲームは前半(カード獲得)と 後半(勝負)の2段階で進んでいきます。前半で強いカードを集めて、後半でそのカードを使ってトリックを取り合う構造になっています。
== 所要 ==
* トランプの52枚を使用します
* ジョーカーは基本使用しません
* Aが最強で、2が最弱です
* 2人専用です
* スートに強弱はありません
=== 準備 ===
# 各プレイヤーに13枚配ります
# 残り26枚を山札として置きます
# 山札の一番上をめくり、そのスートを切り札(トランプ)にします(後半で使います)
# 先攻を決めます
== 前半 ==
前半はカードを獲得します。より強いカードを手札に集めることが目的です。
* 先攻がカードを1枚出します。(先攻は出すカードのスートは自由です)
* 後攻は同じスートがあれば必ず同じスートを出してください。
[[トランプ/ジャーマンホイスト#トリック|カードの勝敗]]を決めます
* '''勝った人'''は山札の表向きカードを取って、手札に加えます
* '''負けた人'''は 山札の裏向きカードを引きます(この引いたカードが切り札)
山札が尽きるまで勝負を繰り返します。前半で集めたカードが後半の勝負に使われます。
== 後半 ==
後半は前半で集めたカードを使います。通常のトリックテイキングとして進行します。
* 後前半で集めた13枚の手札だけを使ってトリックを取り合います。
* 山札は使いません。
* 前半の最後のトリックに勝ったプレイヤーが先攻となります。
先攻は手札からカードを1枚出します。後攻は、同じスートを持っていれば必ず同じスートを出しま。 持っていない場合は、どのカードでも出せます。
カードの勝敗を決めます。勝ったらその場に出されたカードの束(トリック)を取ります。
勝ったプレイヤーがそのトリックのカードをまとめて取ります。 取ったカードは点数ではなく、トリックの数(勝ち数)です。
トリックに勝ったプレイヤーが次の先攻になります。 これを13回繰り返します。
== トリック ==
勝敗は次の順で決まります。
* '''両者が同じスートを出した場合'''は数字の大きい方が勝ちます。
* '''後攻がフォローできず、切り札を出した場合'''は切り札が勝ちます。
* '''後攻がフォローできず、切り札でもないカードを出した場合'''は先攻が勝ちます。
== 勝利条件 ==
後半で より多くのトリックを取ったプレイヤーが勝利です。
{{デフォルトソート:しやあまんほいすと}}
[[カテゴリ:トランプ]]
[[カテゴリ:カードゲーム]]
[[カテゴリ:ボードゲーム]]
[[カテゴリ:テーブルゲーム]]
[[カテゴリ:ゲーム]]
[[カテゴリ:2人専用のトランプゲーム]]
[[カテゴリ:トリックテイキング]]
[[カテゴリ:中学生向けゲーム]]
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トランプ/スコパ
0
47924
300641
298859
2026-06-24T12:06:20Z
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300641
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{{Pathnav|Main Page|ゲーム|トランプ|frame=1}}
スコパ(scopa)は、イタリアで広く親しまれている伝統的なカードゲームです。場札と数値を対応させて獲得する方式が特徴です。名称はイタリア語の“掃く(scopa)”に由来し、場札をすべて取り除く行為を指します。
== 所要 ==
* トランプ40枚を使用します
* 標準トランプ52枚から8.9.10のカード(12枚)を抜いてください
* プレイ人数は2人です
複数ラウンドを通じて得点を獲得し、所定点(基本は11点)に到達することが目標です。
# 各プレイヤーに3枚配ります
# 場に4枚を表向きに配置してます
# 残りは山札として中央に置きます
=== カードの値と扱い ===
スコパでは、絵札の数値が独自に調整されます
{| class="wikitable"
!カード
!カードの値と扱い
|-
|A
|1
|-
|2~7
|2~7(数字通り)
|-
|J.Q.K
|J=8.Q=9.K=10
|}
== ゲーム ==
=== 手番の行動 ===
プレイヤーは手札から1枚を場に出し、以下のいずれかを行います。
<blockquote>'''数字一致による獲得'''
* 出したカードと同じ数値の場札を取る。
* 例:8が場札にある→8を出す→取ることができます
==== 合計一致による獲得 ====
* 出したカードの数値と、場札の複数枚の合計が一致する場合は、それらをまとめて取ることことができます
* 例:2と6が場札にある→Jを出す(2+6=8)→2と6をとることができます
==== 獲得できない場合 ====
出したカードをそのまま場に残します</blockquote>場札からカードをとった枚数分、山札から補充します。次の人に手番が移ります。
=== スコパ(掃く) ===
手番で'''場札をすべて取り切った(掃いた)場合'''、そのプレイヤーは'''1点'''を得ることができます。
== ラウンド終了 ==
山札が尽き、両者の手札がなくなった時点でラウンドは終了します。場に残ったカードは最後に場札を獲得したプレイヤーがまとめて獲得できます。
== 得点 ==
ラウンド終了後、以下の項目について比較し、該当する側に1点が与えられます。
* 総獲得枚数が多い
* ダイヤ(♦)の獲得枚数が多い
* 7の獲得枚数が多い
* カード「7♦(セッテベッロ)」を保持している
* スコパの回数(1回=1点)
これらの合計点を加算し、先に規定点へ到達したプレイヤーが勝者となります。
{{デフォルトソート:すこは}}
[[カテゴリ:トランプ]]
[[カテゴリ:カードゲーム]]
[[カテゴリ:ボードゲーム]]
[[カテゴリ:テーブルゲーム]]
[[カテゴリ:2人専用のトランプゲーム]]
[[カテゴリ:中学生向けゲーム]]
2ng3f5vzc177zmpg6scs5h9npjkp5h6
トランプ/クオドリベット
0
47953
300686
298838
2026-06-24T12:34:00Z
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300686
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{{Pathnav|Main Page|ゲーム|トランプ|frame=1}}
クオドリベット(Quodlibet)は、中央ヨーロッパを中心に伝わる伝統的なカードゲームです。複数の小さなゲーム(契約)を連続して行う形式が特徴です。4人で遊ばれて、各契約ごとに異なる目標が設定されるため、 プレイヤーは毎回異なる戦略を求められます。
== 所要 ==
* プレイ人数は4人です。
* トランプカード52枚のうち、A,K,Q,J,10,9,8,7の計32枚を使用します。
* 12 種類の契約を通して、もっとも少ないペナルティ点で終えることが目標です。
* ランクの強さ:A>K>Q>J>10>9>8>7
== ゲーム ==
クオドリベットは、契約(ミニゲーム)を順番に行うことで1セットが成立します。契約ごとに「避けるべきカード」や「取ってはいけないトリック」が異なります。
'''契約の決め方'''
* クオドリベットでは、誰がどのミニゲームを選ぶのかが明確に決まっています。
* ゲーム開始時にディーラー(カードを配る人)を決めます。
* 最初に決められたディーラーは、契約をどの順番で行うかを決めることができます。
* 1トリック終わったらディーラーを交代します。
* 契約の種類は[[トランプ/クオドリベット#契約の種類]]まで。
'''プレイの流れ'''
# 各プレイヤーに8枚ずつ配ります。
# ディーラーの左隣からカードを出し、以降は反時計回りに進行します。
# 最初に出されたカードと同じスートのカードを所持している場合は、必ず同じスートを持っていれば必ず出します。所持していない場合は自由に好きなカードを出すことができます。
# 最も強いカードを出したプレイヤーがトリックを取ります。
# '''契約ごとに定められた条件'''に従って得点(主にペナルティ)を計算します。
トリックなどの用語を知らない方は[[トランプ/第二巻・トランプ用語解説]]まで。
== 契約の種類 ==
それぞれの契約で、やってはいけないこと、目標が異なります。
'''プラス'''
* できるだけ多くのトリックを取ることが目標です。
* 取れなかったトリック分、ペナルティ。
'''マイナス'''
* トリックを取らないことが目標です。
* 取ったトリック分、ペナルティ。
'''赤なし(No Hearts)'''
* ハートを含むトリックを取るとペナルティ。
'''クイーン禁止(No Queens)'''
* Q(クイーン)を1枚取るごとにペナルティ。
'''ジャック禁止(No Jacks)'''
* J(ジャック)を取るとペナルティ。
'''最初のトリック禁止(No First Trick)'''
* 最初のトリックを取るとペナルティ。
'''最後のトリック禁止(No Last Trick)'''
* 最後のトリックを取るとペナルティ。
'''赤の10禁止(No Ten of Hearts)'''
* ハートの10を取ると重いペナルティ。
'''トリック交互(Odd–Even)'''
* 奇数番目または偶数番目のトリックを取るとペナルティ。
* どちらが禁止かは契約開始前に決める。
'''ブラックレディ(Black Lady)'''
* スペードのQ(黒い女王)を取ると大きなペナルティ。
契約ごとにペナルティ点が定められており、全契約終了後に'''もっともペナルティの少ないプレイヤーが勝者'''となります。得点方式は地域によって異なるが、特定のカードを取ると+10 点、禁止トリックを取ると+50 点、など、比較的シンプルな加算方式が多い。
{{デフォルトソート:くおとりへつと}}
[[カテゴリ:3人以上で遊べるトランプゲーム]]
[[カテゴリ:トリックテイキング]]
[[カテゴリ:トランプ]]
[[カテゴリ:カードゲーム]]
[[カテゴリ:ボードゲーム]]
[[カテゴリ:ゲーム]]
[[カテゴリ:テーブルゲーム]]
__インデックス__
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トランプ/プレジレント
0
47972
300687
298999
2026-06-24T12:34:30Z
AkiR27User
90873
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300687
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{{Pathnav|Main Page|ゲーム|トランプ|frame=1}}
プレジレント(President) は、手札をすべて出し切ることを目的とするシェディング系カードゲームです。ラウンドごとに順位が決まり、次のラウンドのカード交換に影響する階級制度が特徴です。[[トランプ/大富豪|大富豪]]のルールと似ています。
== 所要 ==
* トランプ52枚を使用します
* カードの強さ:“2>A>K>Q>J>10>9>8>7>6>5>4>3”です
* プレイ人数は3~7人程度です(6人前後が最も遊びやすい)
'''準備'''
# 全員に均等にカードを配ります。
# 初回ラウンドは、'''クラブ(♣)の3'''を所持するプレイヤーが最初のリードを行います。
# リードを行ったプレイヤーから時計回りに行います。
# 2ラウンド目以降は、前ラウンドの'''President'''が最初にリードする事ができます。
== ゲーム ==
* リードをするプレイヤーでは、同じ数字のカードを1枚以上出すことができます
* 次のプレイヤーは、前のプレイヤーの出したカードと同じ枚数で、より強い数字のカードを出す必要があります。出せない場合、または出したくない場合は「パス」ができます<blockquote>例:場に4が2枚ある→5以上の同じ数字を2枚出す。又は「パス」をする</blockquote>全員がパスすると場が流れ、最後にカードを出したプレイヤーが次のリードを行う事ができます。
プレイ例(4人)
* 最初のプレイヤー:7を1枚出す。
* 次のプレイヤー:Aを1枚出す。
* 次のプレイヤーAを1枚出す。
* 次のプレイヤー:出せないためパス。
* 全員がパス→Aを出したプレイヤーが次のリードを行う。
勝利条件
* 手札をすべて出し切ったプレイヤーから順に順位が決まります。
* 最初に上がったプレイヤーがPresidentです。
== 特殊ルール ==
'''4枚出し'''
* 同じ数字のカード4枚を同時に出すと、その場のカードをすべて流すことができます
* なお、大富豪における革命のようにカードの強弱は反転しません
== 階級制度 ==
* ラウンド終了時、上がった順に階級が決まる。名称は地域により異なるが、一般的には以下の通りです
* 階級
** 1位・President
** 2位・Vice-President
** 中間階級(Citizen など)
** 下から2位・Vice-Asshole
** 最下位・Asshole
'''カード交換'''
* 次ラウンド開始前に、階級に応じてカード交換を行います
** President は最下位プレイヤーに'''最弱のカード2枚''' を渡します
** 最下位プレイヤーはPresidentに'''最強のカード2枚'''を渡します
* 地域によってはVice-PresidentとVice-Assholeの間でも1枚交換を行います。
{{デフォルトソート:ふれしれんと}}
[[カテゴリ:トランプ]]
[[カテゴリ:3人以上で遊べるトランプゲーム]]
[[カテゴリ:パーティー系]]
[[カテゴリ:カードゲーム]]
__インデックス__
[[カテゴリ:シェディング系]]
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正負の数の学習に使われるカードゲーム
0
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2026-06-24T12:43:49Z
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text/x-wiki
{{Pathnav|Main Page|ゲーム|トランプ|ト|frame=1}}
== 概要 ==
この活動は、トランプを用いて'''正負の数の計算'''を体験的に学ぶための数学教材です。黒いカードを正の数、赤いカードを負の数として扱い、複数回カードを引いて合計点を求めることで、符号付きの計算に慣れることを目的とします。
== 所要 ==
* [[ファイル:PlusMinus.svg|代替文=プラスマイナス|サムネイル|277x277ピクセル|プラス記号とマイナス記号]]トランプ52枚(ジョーカーなし)を使用します
* 得点
** 黒いカード(♠/♣):+1点
** 赤いカード(♥/♦):-1点
* プレイ人数は3~6人(4人程度)です
* Jは11、Qは12、Kは13という数字になります
'''目的'''
* 目的:3回カードを引いたときの合計点を高くする
* 狙い:黒はプラス、赤はマイナスとして計算し、正負の数の扱いに慣れることをねらいとする
'''準備'''
* カードをよく切り、プレイヤーに均等に配る
* 最初に引くプレイヤーを決め、左回りに進行する
== ゲーム ==
# 自分の左隣のプレイヤーからカードを1枚引く
# 全員が1枚ずつ引いたら1周終了とする
# これを'''合計3回'''繰り返す
# 黒いカードは+1、赤いカードは-1として合計点を計算する
# 最も点数が高いプレイヤーが勝ちとなる
* '''例'''
** 黒:3, 4, J(+18点)
** 赤:A, Q, 2(-15点)
<blockquote>18-15=3 つまり'''+3点'''となる</blockquote>合計+3点
== 学習のねらい ==
* 正負の数の加法に慣れる。
* 数の大小比較を体験的に理解する。
* プラスとマイナスの合計がどのように変化するかを考える。
{{デフォルトソート:せいふのかすのとうにゆうにつかわれるかあとけえむ}}
[[カテゴリ:トランプ教科書]]
[[カテゴリ:トランプ|学習]]
[[カテゴリ:カードゲーム]]
[[カテゴリ:3人以上で遊べるトランプゲーム]]
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2026-06-24T12:44:14Z
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{{Pathnav|Main Page|ゲーム|トランプ|frame=1}}
== 概要 ==
この活動は、トランプを用いて'''正負の数の計算'''を体験的に学ぶための数学教材です。黒いカードを正の数、赤いカードを負の数として扱い、複数回カードを引いて合計点を求めることで、符号付きの計算に慣れることを目的とします。
== 所要 ==
* [[ファイル:PlusMinus.svg|代替文=プラスマイナス|サムネイル|277x277ピクセル|プラス記号とマイナス記号]]トランプ52枚(ジョーカーなし)を使用します
* 得点
** 黒いカード(♠/♣):+1点
** 赤いカード(♥/♦):-1点
* プレイ人数は3~6人(4人程度)です
* Jは11、Qは12、Kは13という数字になります
'''目的'''
* 目的:3回カードを引いたときの合計点を高くする
* 狙い:黒はプラス、赤はマイナスとして計算し、正負の数の扱いに慣れることをねらいとする
'''準備'''
* カードをよく切り、プレイヤーに均等に配る
* 最初に引くプレイヤーを決め、左回りに進行する
== ゲーム ==
# 自分の左隣のプレイヤーからカードを1枚引く
# 全員が1枚ずつ引いたら1周終了とする
# これを'''合計3回'''繰り返す
# 黒いカードは+1、赤いカードは-1として合計点を計算する
# 最も点数が高いプレイヤーが勝ちとなる
* '''例'''
** 黒:3, 4, J(+18点)
** 赤:A, Q, 2(-15点)
<blockquote>18-15=3 つまり'''+3点'''となる</blockquote>合計+3点
== 学習のねらい ==
* 正負の数の加法に慣れる。
* 数の大小比較を体験的に理解する。
* プラスとマイナスの合計がどのように変化するかを考える。
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[[カテゴリ:トランプ教科書]]
[[カテゴリ:トランプ|学習]]
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[[カテゴリ:3人以上で遊べるトランプゲーム]]
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トランプ/10
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2026-06-24T12:34:57Z
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{{Pathnav|Main Page|ゲーム|トランプ|frame=1}}
10(テン)は、2枚のカードの合計を10にして捨てていく、ババ抜き系のシンプルなカードゲームです。最後にジョーカーが残った人が負けになります。
== 所要 ==
* A~10の40枚(またはA〜9の36枚)を使用します。
* ジョーカーも1枚使用します。
* 手札をすべて捨てて勝ち抜けます。最後にジョーカーが残った人が負となります。
* 10になる組み合わせ
** 1+9
** 2+8
** 3+7
** 4+6
** 5+5
== ゲーム ==
# カードを配ります
# 手札から10の組を捨てます
# 左隣から1枚引きます(引いたカードで10が作れれば捨てることができます)
# 手札がなくなったら勝ち抜けとなります(抜けた人を飛ばしてゲームを続行します)
# 1~4を繰り返します
# 最後にジョーカーが残った人が負けとなります
{{デフォルトソート:10}}
[[カテゴリ:トランプ]]
[[カテゴリ:パーティー系]]
[[カテゴリ:カードゲーム]]
[[カテゴリ:3人以上で遊べるトランプゲーム]]
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四則演算の学習に使われるカードゲーム
0
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2026-06-24T12:35:36Z
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text/x-wiki
{{Pathnav|Main Page|ゲーム|トランプ|frame=1}}
== 概要 ==
このゲームは、トランプの数字カードを用いて四則演算の理解を深めるための教育的カードゲームです。4枚のカードをすべて使って、四則演算を組み合わせて「'''24'''」を作ることを目的とすします。
* 効果:計算の順序、かっこの使い方、数の組み合わせ方を自然に学ぶことができます。
== 所要 ==
[[ファイル:Arithmetic operations.svg|代替文=四則|サムネイル|206x206ピクセル|四則(+,-,×,÷)の記号]]
'''準備'''
* トランプの数字カードを使用します。
* Aは1、Jは11、Qは12、Kは13として扱います。
* ジョーカーは使用しません。
* プレイ人数は1人以上です。
* 個人戦・チーム戦どちらでも遊べます
== ゲーム ==
'''1.カードを4枚引く'''
* 山札からカードを4枚引き、表向きに並べます。(例:4,7,8,3)
'''2. 四則演算を使って24を作る'''
次の条件を満たす式を作ります。
* 4枚すべてのカードを1回ずつ使います。
* 使用できる演算は足し算・引き算・掛け算・割り算です。
* かっこを使っていいいです。
* 小数を使いません(整数の範囲で計算する)
例:(7−3)×8−4=24
最初に24を作れた人がそのラウンドの勝者となります。複数の解法が存在する場合もあります。
== バリエーション ==
* '''制限時間を設ける'''(例:30秒)
* '''難易度調整'''
** 小学生:足し算・引き算・掛け算のみ
** 中学生:割り算も使用
* '''目標値を変える('''例:10、12、36など)
== 学習効果 ==
このゲームは、次のような学習内容の導入に用いられます。
* '''四則演算の復習・拡張'''
* '''計算の順序(かっこ)の理解'''
* '''計算の工夫(見通しを立てる)'''
* '''数の性質(倍数・約数)'''
* '''式の構造理解'''
* '''問題解決の基礎(試行錯誤・戦略)'''
{{デフォルトソート:しそくえんさんのかくしゆうにつかわれるかあとけえむ}}
[[カテゴリ:トランプ|学習]]
[[カテゴリ:トランプ教科書]]
[[カテゴリ:3人以上で遊べるトランプゲーム]]
[[カテゴリ:カードゲーム]]
__インデックス__
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トランプ/キャナルズ
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2026-06-24T12:06:58Z
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text/x-wiki
{{Pathnav|Main Page|ゲーム|トランプ|frame=1}}
キャナルズ(Canals)は、2人用のトランプゲームです。A~10の40枚を使用し、10ラウンドを通して得点を競います。各ラウンドでは同時にカードを提示し、数の大きいカードを出したプレイヤーが得点を獲得する、心理戦と手札管理が中心となるゲームです。
== 所要 ==
'''概要'''
* トランプ1組からA〜10の40枚を使用します。J/Q/Kは使用しません。
* 2人専用ゲームです。
* スート(♠♥♦♣)は区別しません。
* Aが最弱で、10が最強です。
** 強さ(弱い順):A,2,3,4,5,6,7,8,9,10
'''準備'''
* カード40枚をよくシャッフルし、各プレイヤーに10 枚ずつ配ります。
* 残り20枚は使用しませんし、見てもいけません
'''目的'''
* 10ラウンドの勝負を行い、各ラウンドの得点を合計し、より多くの点数を獲得すること
== ゲーム ==
'''ラウンド進行'''
* 各ラウンドで、2人は同時に1枚のカードを裏向きで出します。
# カードを選び、裏向きにして真ん中に出します。
# 同時にオープン(裏向きを表向きに)します。
# 自分のカードと相手のカードを見比べ、数字が大きい方が勝ちです。
# 勝った側がポイントを獲得します
'''ポイントの決まり方'''
* ラウンド番号がそのままポイントになります。
** 1ラウンド目→1点
** 2ラウンド目→2点
** ………………
** 10ラウンド目→10点(最重要)
後半ほど得点が大きく、特に第8〜10ラウンドが勝敗に大きく影響します。
== 勝利条件 ==
合計ポイントが高いプレイヤーの勝利です。
{{デフォルトソート:きやなるす}}
[[カテゴリ:トランプ]]
[[カテゴリ:2人専用のトランプゲーム]]
__インデックス__
[[カテゴリ:心理戦・ブラフ系]]
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トランプ/ラミー
0
48068
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2026-06-24T12:36:04Z
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300690
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text/x-wiki
{{Pathnav|Main Page|ゲーム|トランプ|frame=1}}
ラミーは、手札のカードを組み合わせてメルド(役)を作り、手札を早くなくすことを目的とするゲームです。世界中で広く遊ばれていて、多数の派生ルールが存在します。
== 所要 ==
'''概要'''
* トランプ1組を使用します。(ジョーカーは使用しないことが多い)
* Aは1として扱います。
* Kが最大です。(AはKの上には続かない)
* プレイ人数は2~6人です。
'''準備'''
* カードをシャッフルし、各プレイヤーに7枚配ります。
* 残りを裏向きに置き、山札とします。
* 山札の一番上を表にして捨て札置き場を作ります。
== メルド ==
ラミーでは、次の2種類の役を作ります。
'''1.セット'''(同じランク3つ以上)
* 7♠-7♥-7♦、Q♣-Q♦-Q♥-Q♠
'''2.ラン'''(同じスート3つ以上)
* 4♣-5♣-6♣、10♥-J♥-Q♥(A‑2‑3 は可、Q‑K‑A は不可)
== ゲーム ==
最初にプレイする人を決め、時計回りに行います。自分の番が来た時、以下の行動を行います。
1.以下のいずれかを行います。
* 山札から1枚引く
* 捨て札置き場の一番上を取る
2.手札にメルドができていれば、場に公開します。
3.他人の目ルドにカードを追加
* 相手が「7♠-7♥-7♦」を出している→自分の7♣を追加できる。
4.手札を捨てる
* 捨て札置き場に1枚置いて手番を終えます。
'''上がりの条件'''
* 手札が0枚になったプレイヤーが上がりとなります。
'''得点'''
* 上がったプレイヤーは、他のプレイヤーの手札の点数の合計が得点となります。
* カードの点数
** A:1
** 2〜10:数字通り
** J/Q/K:10
複数ラウンド行い、合計点で勝敗を決めます。
{{デフォルトソート:らみい}}
[[カテゴリ:トランプ]]
[[カテゴリ:ラミー系]]
[[カテゴリ:3人以上で遊べるトランプゲーム]]
__インデックス__
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トランプ/キャッスル
0
48069
300691
299419
2026-06-24T12:36:35Z
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300691
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text/x-wiki
{{Pathnav|Main Page|ゲーム|トランプ|frame=1}}
キャッスル(Castle)は、手札/表向きカード/裏向きカードを順番に消化し、最初にカードをすべて出し切ったプレイヤーが勝利するゲームです。特殊カードによる処理が多いので、運と判断力が要求されます。
== 所要 ==
[[ファイル:キャッスル配置図.svg|代替文=キャッスル配置図|サムネイル|310x310ピクセル|キャッスル配置図]]
'''概要'''
* トランプ1組を使用します。
* ジョーカーは使用しません。
* プレイ人数は2~6人です。
* スートは区別しません。
'''準備'''
1.ディーラーがカードを配ります。
* 手札:3枚
* 表向きカード:3枚(自分の前に並べる)
* 裏向きカード:3枚(表向きカードの下に置く)
2.残りは山札として中央に置きます。
3.手札は常に3枚になるように補充します。(山札がある間)
'''カードの強さ'''
キャッスルでは、数字の大小ではなく 特殊効果の有無が重要です。
* '''特殊カード'''
** 2/3(リセット):場の数字がリセットされ、次の人に手番が移ります。次プレイヤーはどの数字でも出せるようになります。
** 7:次のプレイヤーは「7 以下」しか出せません
** 8(スキップ):次のプレイヤーを飛ばします。
** 10:場のカードを全て捨て札として、また新しくカードを出して、ゲームを続行します。
== ゲーム ==
1.場を出す
* 場にカード以上の数字を出します。(同じ数字でも可)
* 同じ数字を複数枚まとめて出すのも可能です。
* 出せない場合は、場のカードをすべて引き取ります。(この場合で)
2.山札があるなら補充する
* 手札が3枚未満なら、山札から補充します。
3.手札が尽きたら表向きカードを使う
* 自分の手札がなくなった場合は、自分の前に置いた表向きカード3枚を使います。
* 表向きカードは見えているので戦略的として有利です。
4.表向きカードが尽きたら裏向きカードを使う
* 最後は裏向きカードをめくってそのまま出す。
* 出せないカードだった場合は場を引き取ります。
'''勝利条件'''
* 最初にすべてのカード(手札/表向き/裏向き)を出し切ったプレイヤーが勝利します。
{{デフォルトソート:きやつする}}
[[カテゴリ:トランプ]]
[[カテゴリ:シェディング系]]
[[カテゴリ:パーティー系]]
[[カテゴリ:3人以上で遊べるトランプゲーム]]
__インデックス__
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トランプ/スプリット・レース
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48114
300692
299854
2026-06-24T12:37:00Z
AkiR27User
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300692
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text/x-wiki
{{Pathnav|Main Page|ゲーム|トランプ|frame=1}}
スプリット・レースは、トランプを用いた読み合い型の競争ゲームです。プレイヤーは手札を「攻撃」と「防御」に分割し、同時公開によってポイント獲得を目指します。
最初に3ポイントを獲得したプレイヤーが勝者となります。
== 所要 ==
'''概要'''
* トランプ1組を使用します。
* プレイ人数は3~6人です。
'''準備'''
# 各プレイヤーに5枚カードを配ります。
# 手札を以下の2つに分けます。
* 攻撃カード:3枚
* 防御カード:2枚
(分割後は、それぞれ裏向きにします)
== ゲーム ==
1.攻撃
全プレイヤーは攻撃カードから1枚を選び、同時に公開します。
* 最も強い数字を出したプレイヤーが1ポイント獲得することができます。
* 数字の強さは A(1)を最弱、K(13)が最強です。
2.防御
攻撃カードが公開された後、各プレイヤーは必要に応じて防御カードを使用することができます。
* 防御カードが攻撃カードと同じ数字の場合は、その攻撃のポイントを無効化することができます。
使用した攻撃カード・防御カードは使用後捨て札になります。
攻撃カードは次のラウンドで1枚補充することができますが、防御カードは補充できません。
== 勝利条件 ==
いずれかのプレイヤーが5ポイントに到達した時点でゲーム終了となります。
{{デフォルトソート:すふりつとれえす}}
[[カテゴリ:トランプ]]
[[カテゴリ:カードゲーム]]
[[カテゴリ:パーティー系]]
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トランプ/ミラー
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48115
300693
299857
2026-06-24T12:37:26Z
AkiR27User
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300693
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text/x-wiki
{{Pathnav|Main Page|ゲーム|トランプ|frame=1}}
ミラー(mirror)は、2〜4人で遊ぶ対戦型トランプゲームです。プレイヤーは手札からカードを1枚ずつ出し、相手の数字を「模倣(ミラー)」することで得点を獲得します。数字の一致・差・連続性を利用した読み合いが特徴です。
== 所要 ==
'''概要'''
* トランプ1組を使用します。
* プレイ人数は2~4人です。
一定の得点(推奨:10点)に到達したプレイヤーが勝者となります。
'''準備'''
* 各プレイヤーに5枚のカードを配ります。
* 残りは山札として中央に置きます。
== ゲーム ==
# 全プレイヤーは手札から1枚を裏向きで選びます。
# 合図(せーの)で全員が同時にカードを公開します。
# 以下の条件に従って得点を得る。
'''得点ルール'''
ミラー(完全一致)
* 同じ数字を出したプレイヤー同士は2点。
* (例:2人が“8”を出した場合、それぞれ2点)
シフト(±1の差)
* 数字が1だけ違う場合、大きい数字を出したプレイヤーが1点。
* (例:7と8→8を出したプレイヤーが1点)
ストレート(連番3人)
* 3人以上で連続した数字が揃った場合、その3人が2点'''。'''
* (例:5/6/7 が出た場合、5/6/7 の3人が2点)
'''ラウンド終了'''
* 使用したカードは捨て札にし、山札から1枚引き、手札を5枚に戻します。そして、次のラウンドを開始します。
== 勝利条件 ==
いずれかのプレイヤーが10点に到達した時点でゲーム終了となります。
{{デフォルトソート:みらあ}}
[[カテゴリ:トランプ]]
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トランプ/ブレイク
0
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300694
299892
2026-06-24T12:37:50Z
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300694
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text/x-wiki
{{Pathnav|Main Page|ゲーム|トランプ|frame=1}}
場に並ぶカードの“連続を壊す(ブレイクする)”瞬間を狙ってカードを叩きつける、スピードとタイミング勝負のゲームで、“出せる時は一瞬だけ”という緊張感が特徴です。
== 所要 ==
'''概要'''
* トランプ1組を使用します。
* プレイ人数は2~4人です。
'''準備'''
* 各プレイヤーに12枚配ります。残りは山札にします。
* 3枚のカードを中央に並べ、場とします。
== ゲーム ==
# プレイヤーは手札から場のどれか1枚と数字が1つ違い(±1)のカードを出すことができます。
#* (例:場が「6」なら「5」か「7」を出せる。)
# ただし、場の3枚がすべて連続(例:4/5/6)になった瞬間だけ“ラッシュタイム”が発生し、その時だけどのカードも出すことができます。
# どちらかのカードがなくなるまで繰り返し、先に無くなったほうが勝利です。
{{デフォルトソート:ふれいく}}
[[カテゴリ:トランプ]]
[[カテゴリ:2人専用のトランプゲーム]]
__目次強制__
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トランプ/タクティカル・フロー
0
48123
300695
300252
2026-06-24T12:38:14Z
AkiR27User
90873
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300695
wikitext
text/x-wiki
{{Pathnav|Main Page|ゲーム|トランプ|frame=1}}
場に流れる"フロー(連続数字)"を読みながら、出すべき瞬間を見極めて"流れを奪う"戦略的なカードゲームです。速さだけでは勝てず、"どのカードを温存し、どのタイミングで流れを切るか"が勝敗を左右します。
==所要==
'''概要'''
*トランプ1組を使用します。
*プレイ人数は2~4人です。
'''所要'''
*各プレイヤーに15枚配り、残りは山札とします。
*山札から1枚引いて、中央に場として置きます。
==ゲーム==
#ここから数字が1つずつ上がる、または下がるようにカードを出すことができます。(例:7→6か8)
#ターン制なし。出せる人はいつでも出していいですが、連続で2枚以上は出せません。(1回出したら一度手を離す)
#以下のどちらかを満たすと、誰でも好きな数字のカードを1枚だけ出すことができます。
#*場の数字が、A/K/Qのいずれかに到達した場合
#*同じ数字が、3回連続で出た瞬間(例:8→8→8)
#フロー奪取が起きたら、そのカードを出した人が新しいフローの方向(上昇か下降)を宣言できます。
==勝利条件==
手札をすべて出し切った人が勝利です。
{{DEFAULTSORT:たくていかるふろお}}
[[Category:トランプ]]
[[Category:パーティー系]]
[[Category:3人以上で遊べるトランプゲーム]]
1yk0gi162e8q3bwm34v2l4egutoo9zn
利用者:AkiR27User/その他
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48230
300736
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2026-06-25T09:52:39Z
AkiR27User
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編集・作成リンク追加
300736
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下記は[[利用者:AkiR27User|AkiR27User]]が作成・編集した、[[トランプ|トランプゲーム]]や[[野球]]以外に関するページです。
何か気になることがあれば、このページのトークページではなく、こちらの[[利用者・トーク:AkiR27User|'''トークページ''']]までお願いします。
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'''編集'''
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'''作成'''
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*[[Scratch/ブロック/変数]]
*[[Scratch/ブロック/ブロック定義]]
*[[Scratch/ブロック/拡張機能]]
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*[[Scratch/作品/猫が歩く]]
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*[[Scratch/作品/色を変える]]
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'''編集'''
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'''作成'''
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'''編集'''
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*[[スーパーマリオカート]]
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*[[マリオカートワールド]]
'''作成'''
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*[[フルーツバスケット]]
*[[カテゴリ:マリオカート]]
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マリオカート
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/* 歴代シリーズ作品一覧 */
300714
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text/x-wiki
{{Pathnav|ゲーム|frame=1}}
{{Wikipedia}}
'''マリオカート'''とは、任天堂が開発・発売しているアクションレースゲームのシリーズ。1992年にスーパーファミコン用ソフトとして第1作が発売されて以来、同社の看板タイトルの1つとして、世界中で幅広い層に親しまれている。
==シリーズの概要と特徴==
一般的なリアル志向のレースゲームとは異なり、「マリオシリーズのキャラクターたちがカートに乗り、アイテムを駆使して順位を競う」という独自のゲーム性が最大の特徴。
*'''簡単な操作性と奥深い戦術''' - アクセル、ブレーキ、ハンドル操作という基本に加え、ドリフトやミニターボといったテクニック、そして状況を一変させるアイテムの使いどころが勝敗を分ける。
*'''パーティー性と競技性の両立''' - 初心者でも強力なアイテム(トゲゾーこらやキラーなど)によって一発逆転を狙えるカジュアルさを持つ一方、コースのライン取りやアイテム管理を極めることで高い競技性を発揮する。
==基本ゲームシステム==
マリオカートを構成する主なシステムは以下の通り。
===クラス(排気量)===
レースの難易度とスピードは「cc(シーシー)」という単位で表される。数値が大きくなるほどカートの最高速度が上がり、CPU(コンピューター)の思考も強くなる。
*'''50cc''' - スピードが遅く、初心者向け。
*'''100cc''' - 中級者向け。スピードが少し上がる。
*'''150cc''' - 上級者向け。ゲームの標準的な難易度。
*'''200cc''' - 超上級者向け(近年の作品に搭載)。ブレーキ操作が必須となる超高速の世界。
*'''ミラー''' - コースが左右反転した150ccのクラス。
===アイテムシステム===
コース上に配置された「アイテムボックス」に触れることで、ランダムでアイテムを1つ(作品によっては2つ)獲得できる。
;順位補正の法則
:獲得できるアイテムは、その時点の'''現在の順位(または1位との距離)'''によって確率が変動する。上位ほど防御寄り(バナナや緑こうら)、下位ほど強力な逆転用アイテム(スターやサンダー)が出やすくなる。
==主要なゲームモード==
作品によって細かな違いはあるが、基本的には以下の4つのモードが中心となる。
{| class="wikitable"
!モード名!!概要!!目的
|-
|グランプリ||4つのコースで構成された「カップ」を転戦するモード。||総合優勝(ゴールドカップ)と3つ星評価を目指す。
|-
|タイムアタック||アイテムが制限された状態で、1人でコースをいかに早く走れるかを競う。||自己ベストの更新、または「スタッフゴースト」に勝利する。
|-
|VSレース||ルール(アイテムの種類やレース数など)を自由にカスタマイズして走る。||複数人での対戦や、特定のコースだけの練習。
|-
|バトル||レースではなく、専用のステージでアイテムをぶつけ合うモード。||風船を割り合ったり、コインを集めたりして勝利を目指す。
|}
==基本テクニック==
上位を目指すために必須となる、シリーズ共通の重要テクニックである。
#'''ロケットスタート''' - レース開始のカウントダウン「2」のタイミング(作品により微調整あり)でアクセルを踏み続けることで、開幕と同時に猛加速する。
#'''ドリフト&ミニターボ''' - カーブを曲がる際にホップ(ジャンプ)しながら曲がることで、スピードを落とさずにコーナリングする。一定時間ドリフトを維持すると火花が散り、ボタンを離した瞬間に火花の色に応じた加速(ミニターボ)が得られる。
#'''スリップストリーム''' - 前を走るカートの真後ろ(風よけになるエリア)を一定時間走り続けることで、空気抵抗が減り一時的に加速する。
#'''アイテム装備(後ろ付け)'''- 甲羅やバナナのアイテムボタンを押しっぱなしにすることで、カートの後方にアイテムをぶら下げた状態にできる。これにより、後ろから飛んでくる赤こうらなどの攻撃を1度だけ防ぐ防壁となる。
==歴代シリーズ作品一覧==
#[[スーパーマリオカート]](SFC/1992年)- 初代
#[[マリオカート64]](N64/1996年)- 初の3D化、4人対戦が可能に
#[[マリオカートアドバンス]](GBA/2001年)
#[[マリオカート ダブルダッシュ!!]](GC/2003年)- 史上初にして唯一の2人乗りシステム
#[[マリオカートDS]](DS/2005年)- 初のWi-Fi通信対戦、レトロコースの概念が登場
#[[マリオカートWii]](Wii/2008年)- バイク、ジャンプアクションの追加、ハンドル操作
#[[マリオカート7]](3DS/2011年)- 空中(グライダー)と水中への適応、カートカスタマイズ
#[[マリオカート8]](Wii U/2014年)- 反重力エリアの追加
#[[マリオカート8|マリオカート8 デラックス]](Switch/2017年)- シリーズ最大のボリュームを誇る決定版
#[[マリオカートワールド]](Switch2/2025年)- 史上初の24人対戦、カートカスタマイズとグライダーの廃止
===その他のシリーズ===
*マリオカートアーケードグランプリ
**[[マリオカートアーケードグランプリ2]](ナムコ/2007年)
**[[マリオカートアーケードグランプリDX]](ナムコ/2013年)
*[[マリオカート ツアー]](スマートフォン/2019年)
*[[マリオカートライブ ホームサーキット]](Switch/2020年)
*マリオカート ~クッパの挑戦状~(USJ/2021年)- 2021年に開業したユニバーサル・スタジオ・ジャパンのエリア「スーパーニンテンドーワールド」の目玉アトラクション
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2026-06-25T09:43:42Z
AkiR27User
90873
/* その他のシリーズ */ カテゴリー追加
300732
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text/x-wiki
{{Pathnav|ゲーム|frame=1}}
{{Wikipedia}}
'''マリオカート'''とは、任天堂が開発・発売しているアクションレースゲームのシリーズ。1992年にスーパーファミコン用ソフトとして第1作が発売されて以来、同社の看板タイトルの1つとして、世界中で幅広い層に親しまれている。
==シリーズの概要と特徴==
一般的なリアル志向のレースゲームとは異なり、「マリオシリーズのキャラクターたちがカートに乗り、アイテムを駆使して順位を競う」という独自のゲーム性が最大の特徴。
*'''簡単な操作性と奥深い戦術''' - アクセル、ブレーキ、ハンドル操作という基本に加え、ドリフトやミニターボといったテクニック、そして状況を一変させるアイテムの使いどころが勝敗を分ける。
*'''パーティー性と競技性の両立''' - 初心者でも強力なアイテム(トゲゾーこらやキラーなど)によって一発逆転を狙えるカジュアルさを持つ一方、コースのライン取りやアイテム管理を極めることで高い競技性を発揮する。
==基本ゲームシステム==
マリオカートを構成する主なシステムは以下の通り。
===クラス(排気量)===
レースの難易度とスピードは「cc(シーシー)」という単位で表される。数値が大きくなるほどカートの最高速度が上がり、CPU(コンピューター)の思考も強くなる。
*'''50cc''' - スピードが遅く、初心者向け。
*'''100cc''' - 中級者向け。スピードが少し上がる。
*'''150cc''' - 上級者向け。ゲームの標準的な難易度。
*'''200cc''' - 超上級者向け(近年の作品に搭載)。ブレーキ操作が必須となる超高速の世界。
*'''ミラー''' - コースが左右反転した150ccのクラス。
===アイテムシステム===
コース上に配置された「アイテムボックス」に触れることで、ランダムでアイテムを1つ(作品によっては2つ)獲得できる。
;順位補正の法則
:獲得できるアイテムは、その時点の'''現在の順位(または1位との距離)'''によって確率が変動する。上位ほど防御寄り(バナナや緑こうら)、下位ほど強力な逆転用アイテム(スターやサンダー)が出やすくなる。
==主要なゲームモード==
作品によって細かな違いはあるが、基本的には以下の4つのモードが中心となる。
{| class="wikitable"
!モード名!!概要!!目的
|-
|グランプリ||4つのコースで構成された「カップ」を転戦するモード。||総合優勝(ゴールドカップ)と3つ星評価を目指す。
|-
|タイムアタック||アイテムが制限された状態で、1人でコースをいかに早く走れるかを競う。||自己ベストの更新、または「スタッフゴースト」に勝利する。
|-
|VSレース||ルール(アイテムの種類やレース数など)を自由にカスタマイズして走る。||複数人での対戦や、特定のコースだけの練習。
|-
|バトル||レースではなく、専用のステージでアイテムをぶつけ合うモード。||風船を割り合ったり、コインを集めたりして勝利を目指す。
|}
==基本テクニック==
上位を目指すために必須となる、シリーズ共通の重要テクニックである。
#'''ロケットスタート''' - レース開始のカウントダウン「2」のタイミング(作品により微調整あり)でアクセルを踏み続けることで、開幕と同時に猛加速する。
#'''ドリフト&ミニターボ''' - カーブを曲がる際にホップ(ジャンプ)しながら曲がることで、スピードを落とさずにコーナリングする。一定時間ドリフトを維持すると火花が散り、ボタンを離した瞬間に火花の色に応じた加速(ミニターボ)が得られる。
#'''スリップストリーム''' - 前を走るカートの真後ろ(風よけになるエリア)を一定時間走り続けることで、空気抵抗が減り一時的に加速する。
#'''アイテム装備(後ろ付け)'''- 甲羅やバナナのアイテムボタンを押しっぱなしにすることで、カートの後方にアイテムをぶら下げた状態にできる。これにより、後ろから飛んでくる赤こうらなどの攻撃を1度だけ防ぐ防壁となる。
==歴代シリーズ作品一覧==
#[[スーパーマリオカート]](SFC/1992年)- 初代
#[[マリオカート64]](N64/1996年)- 初の3D化、4人対戦が可能に
#[[マリオカートアドバンス]](GBA/2001年)
#[[マリオカート ダブルダッシュ!!]](GC/2003年)- 史上初にして唯一の2人乗りシステム
#[[マリオカートDS]](DS/2005年)- 初のWi-Fi通信対戦、レトロコースの概念が登場
#[[マリオカートWii]](Wii/2008年)- バイク、ジャンプアクションの追加、ハンドル操作
#[[マリオカート7]](3DS/2011年)- 空中(グライダー)と水中への適応、カートカスタマイズ
#[[マリオカート8]](Wii U/2014年)- 反重力エリアの追加
#[[マリオカート8|マリオカート8 デラックス]](Switch/2017年)- シリーズ最大のボリュームを誇る決定版
#[[マリオカートワールド]](Switch2/2025年)- 史上初の24人対戦、カートカスタマイズとグライダーの廃止
===その他のシリーズ===
*マリオカートアーケードグランプリ
**[[マリオカートアーケードグランプリ2]](ナムコ/2007年)
**[[マリオカートアーケードグランプリDX]](ナムコ/2013年)
*[[マリオカート ツアー]](スマートフォン/2019年)
*[[マリオカートライブ ホームサーキット]](Switch/2020年)
*マリオカート ~クッパの挑戦状~(USJ/2021年)- 2021年に開業したユニバーサル・スタジオ・ジャパンのエリア「スーパーニンテンドーワールド」の目玉アトラクション
{{DEFAULTSORT:あまりおかあと}}
[[Category:マリオカート|*]]
[[Category:ゲーム]]
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スーパーマリオカート
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2026-06-25T09:37:34Z
AkiR27User
90873
カテゴリー追加
300724
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text/x-wiki
{{Pathnav|ゲーム|マリオカート|Frame=2}}
{{Wikipedia}}
'''スーパーマリオカート'''とは、任天堂が1992年に発売したスーパーファミコン用アクションレースゲームである。
==概要==
本作は、マリオシリーズのキャラクターがカートに乗って順位を競うレースゲーム。スーパーファミコンの拡大・縮小・回転機能(モード7)を活用した疑似3D空間でのレースを実現しており、その後のレースゲームやパーティーゲームのジャンルに多大な影響を与えている。
最大の特徴は、「アイテムによる妨害」という不確定要素を取り入れた点。これにより、単なるドライビングテクニックではなく、アイテムを使うタイミングや運が勝敗を大きく左右する、初心者から上級者まで一緒に楽しめるゲーム性が確立された。
==基本システム==
===画面構成===
1人プレイ時でも、画面は常に上下2分割されている。
*上画面 - プレイヤーの走行画面(疑似3Dビュー)
*下画面 - コース全体のマップ、または後方確認用のバックミラー画面
===コインの重要性===
本作における「コイン」は、単なるスコアアイテムではなく、レースの勝敗に直結する非常に重要なシステムである。コース上に落ちているコインを拾うと、以下の効果が得られる。
*最高速度の向上 - コインの所持枚数(最大10枚)に比例してカードの最高速度が上がる。
*スピン回避(防御)- 敵カートと接触した際、コインを持っていれば1枚失うだけで弾き飛ばされるが、コインが0枚の状態で接触すると'''スピンして大幅なタイムロス'''となる。
==ゲームモード==
本作には大きく分けて4つのモードが収録されている。
{| class="wikitable"
!モード名!!プレイ人数!!解説
|-
|マリオカートGP||1~2人||8台のカートで5コース(キノコカップは4コース、スペシャルカップは6コース)を連続で走り、総合ポイントで競う。ただし、各レースで4位以内に入らないとライフ(残機)を失い、リトライとなる。
|-
|タイムアタック||1人||アイテムが存在しない状態でコースを単独で走り、最速タイムを目指す。キノコ(ダッシュ)のみ3つ所持した状態でスタートする。
|-
|VSマッチレース||2人||2人のプレイヤーだけで特定のコースを走り、勝敗を競うモード。
|-
|バトルモード||2人||専用の障害物アリーナで、互いのカートの周囲に浮かぶ「3つの風船」をアイテムを使って割りあう対戦モード。
|}
==キャラクターと性能(クラス)==
操作可能なキャラクターは全8名。プレイスタイルに合わせて4つの異なる性能(クラス)に分類されている。
{| class="wikitable"
!クラス!!キャラクター!!特徴
|-
|標準(バランス)||マリオ、ルイージ||加速・最高速・ハンドリングなど全ての能力が平均的で扱いやすい初心者向けクラス。
|-
|加速(軽量)||ピーチ、ヨッシー||加速力に優れ、ミスからの復帰が早い。ただし当たり弱く、重いカートにぶつかると弾かれやすい。
|-
|最高速(重量)||クッパ、ドンキーコングJr.||加速は鈍いが、一度スピードに乗れば全キャラクター中で最速。当たり合いにも非常に強い。
|-
|ハンドリング(軽量)||ノコノコ、キノピオ||最高速は遅いが、コーナリング性能が極めて高く、複雑なコースを減速せずに曲がりきることができる。
|}
==アイテム一覧==
コース上にある「?パネル」を踏むことで、ランダムでアイテムを獲得できる。本作特有のシステムや、後のシリーズには登場しなくなったアイテムも存在する。
*'''ミドリこうら/アカこうら''' - 前方に発射して敵を転倒させる。アカこうらは敵を自動追尾する。
*'''バナナの皮''' - 後方に設置し、踏んだカートをスピンさせる。
*'''羽根(ハネ)'''- 本作限定のアイテム。使用するとカートが大ジャンプし、壁や障害物を飛び越えることができる。これを利用した大幅なショートカットが存在する。
*'''テレサ''' - 敵のアイテムを奪い、一定時間自分が透明になって無敵になる。
==コース一覧==
本作のコースは全部で24種類あり、キノコカップ、フラワーカップ、スターカップ、スペシャルカップ、バトルコースに分かれている。
===キノコカップ===
#マリオサーキット1
#ドーナツへいや1
#おばけぬま1
#クッパじょう!
===フラワーカップ===
#マリオサーキット2
#チョコレーとう1
#おばけぬま2
#ドーナツへいや2
#クッパじょう2
===スターカップ===
#マリオサーキット3
#ノコノコビーチ1
#チョコレーとう2
#バニラレイク1
#クッパじょう3
===スペシャルカップ===
#マリオサーキット4
#ドーナツへいや3
#ノコノコビーチ2
#おばけぬま3
#バニラレイク2
#レインボーロード
===バトルコース===
#バトルコース1
#バトルコース2
#バトルコース3
#バトルコース4
{{DEFAULTSORT:すうはあまりおかあと}}
[[Category:マリオカート]]
[[Category:ゲーム]]
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マリオカート64
0
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2026-06-25T09:38:07Z
AkiR27User
90873
/* 重要なテクニック */ カテゴリー追加
300725
wikitext
text/x-wiki
{{Pathnav|ゲーム|マリオカート|frame=2}}
{{Wikipedia}}
マリオカート64(Mario Kart 64)は、1996年12月14日に任天堂から発売されたNINTENDO64専用のアクションレースゲーム。スーパーファミコンで発売された『[[スーパーマリオカート]]』の続編であり、マリオカートシリーズの第2作目にあたる。
本作ではシリーズで初めて3D空間(ポリゴン)を採用し、高低差のあるコースや、最大4人までの同時対戦を実現した。後のシリーズの基礎となるシステムが数多く確立された、シリーズにおける重要な転換点となる作品である。
==概要と特徴==
本作の最大の特徴は、ハードウェアの進化による完全3D化されたコースと、コントローラーの端子を活かした4人対戦の導入。キャラクター自体は2Dのビルボード(常にカメラの方を向く平面画像)で描かれているが、コースには立体的な起伏やジャンプ、トンネルなどが設けられ、よりダイナミックなレースが可能になった。
また、前作にあった「残機(カート)」の概念が廃止され、何度でもリトライが可能になるなど、より遊びやすいシステムへと変更されている。
==ゲームモード==
主に以下の4つのモードが用意されている。
*'''マリオGP(グランプリ)'''- 1~2人用。全8台のカートで4つのコースを連続して走り、総合順位を競う。排気量(難易度)は50cc、100cc、150cc、そして隠し要素の「おまけ(ミラーコース)」が存在する。
*'''タイムアタック''' - 1人用。コース上に配置されたアイテム(キノコ3つ)を使い、最速タイムを目指す。条件を満たすと、開発者の最速レコードである「スタッフゴースト」が出現する。
*'''VS(バーサス)'''- 2~4人用。プレイヤー同士で自由にコースを選んで対戦する。
*'''バトル''' - 2~4人用。専用のステージで、カートの周りについた3つの風船をアイテムで割り合うサバイバル戦。
==登場キャラクターと性能==
プレイヤーが操作できるキャラクターは全8種類。前作からドンキーコングJr.とノコノコが外れ、新たに'''ワリオ'''と'''ドンキーコング'''が参戦した。キャラクターは重量によって3つのタイプに分けられ、それぞれ性能が異なる。
{| class="wikitable"
!タイプ!!キャラクター!!特徴
|-
|軽量級||キノピオ<br>ピーチ<br>ヨッシー||加速は良いが、最高速は遅い。コーナリングに優れるが、重いキャラにぶつかると弾き飛ばされる。
|-
|中量級||マリオ<br>ルイージ||加速、最高速、ハンドリングなど全ての能力が平均的で扱いやすい。
|-
|重量級||クッパ<br>ドンキーコング<br>ワリオ||最高速が最も速いが、加速は鈍い。当たり負けせず、軽量級を弾き飛ばすことができる。
|}
==カップとコース構成==
マリオGPでは、1つのカップにつき4つのコース、計16コースが収録されている。前作のような「マリオサーキット1、2…」といったバリエーション違いではなく、全てが独立した固有のデザインを持っている。
{| class="wikitable"
!カップ名!!収録コース!!特徴・代表的なコース
|-
|キノコカップ||1.ルイージサーキット<br>2.モーモーファーム<br>3.ノコノコビーチ<br>4.カラカラさばく||初心者向けの比較的シンプルな構成。
|-
|フラワーカップ||1.キノピオハイウェイ<br>2.フラッペスノーランド<br>3.チョコマウンテン<br>4.マリオサーキット||車が行き交う道路や雪道、落石などギミックが増加。
|-
|スターカップ||1.ワリオスタジアム<br>2.シャーベットランド<br>3.ピーチサーキット<br>4.クッパキャッスル||コースが長く複雑になり、落下ポイントも多くなる。
|-
|スペシャルカップ||1.ドンキーコングジャングルパーク<br>2.ヨッシーバレー<br>3.ヒュードロいけ<br>4.レインボーロード||シリーズ最長の「レインボーロード」や、順位が隠れる「ヨッシーバレー」など高難度。
|}
==アイテムシステム==
コース上の「アイテムボックス」を通過することで、ランダムでアイテムを獲得できる。順位が低いほど強力なアイテムが出やすいという、シリーズ恒例の救済システムも搭載されている。
本作から以下のアイテムが追加され、以降のシリーズの定番となった画期的なアイテムが多数存在する。
*'''トゲゾーこうら(青)'''- 常に1位のキャラクターを狙って飛んでいく、一発逆転のアイテム。
*'''トリプルアイテム''' - ミドリこうらやアカこうら、キノコなどが3つセットになったもの。カートの周りを回転し、防御にも使える(こうら・バナナの場合)。
*'''バナナの束''' - バナナを5本連続で設置できる。
*'''ニセアイテムボックス''' - 本物のアイテムボックスに偽装した罠。触れるとクラッシュする。
続投アイテムは「[[スーパーマリオカート]]」を参照。
==重要なテクニック==
本作の操作体系やテクニックは、現在のマリオカートシリーズの基礎を築いた。特にタイムを縮めるには以下の技術が必須となる。
#'''ロケットスタート''' - シグナルが青になる直前にアクセル(Aボタン)を踏み込むことで、スタート時に急加速する技術。
#'''ドリフト(スライディング)'''- Rボタンを押しながらハンドルを切ることで、減速せずに急カーブを曲がる技術。
#'''ミニターボ''' - 本作を象徴するテクニック。ドリフト中にコントロールスティックを左右に特定の回数(本作では「左・右」や「右・左」)入力すると、タイヤの煙が黄色から赤に変わる。この状態でRボタンを離すと、短いダッシュ(ターボ)がかかる。
{{DEFAULTSORT:まりおかあと64}}
[[Category:マリオカート]]
[[Category:ゲーム]]
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マリオカート ダブルダッシュ!!
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2026-06-25T09:39:41Z
AkiR27User
90873
/* 登場カップ */ カテゴリー追加
300727
wikitext
text/x-wiki
{{Pathnav|ゲーム|マリオカート|frame=2}}
{{Wikipedia}}
'''マリオカート ダブルダッシュ!!'''(Mario Kart: Double Dash!!)は、任天堂より2003年11日7日に発売されたニンテンドーゲーームキューブ専用のアクションレースゲーム。マリオカートシリーズ第4作目にあたり、本シリーズにおいて唯一「2人乗り」のシステムを採用しているのが最大の特徴。
==基本システム==
本作最大の特徴は、1台のカートに2人のキャラクターが搭乗すること。
*'''役割分担''' - 前に座るキャラクターが「ドライバー(操縦)」、後ろに座るキャラクターが「アイテムキャッチャー(アイテムの使用)」を担当する。
*'''キャラクターチェンジ''' - 走行中、Zボタンを押すことで前後のキャラクターを瞬時に入れ替えることができる。これにより「持っているアイテムを温存する」「特定のスペシャルアイテムを狙う」といった戦略が生まれる。
*'''重量級の概念''' - キャラクターには「軽量級」「中量級」「重量級」の3サイズが存在する。選んだ2人のうち、重い方のキャラクターに合わせて乗れるカートのサイズ(種類)が決定される。
==操作とテクニック==
===基本テクニック===
*ロケットスタート
**カウントダウンの「START」の瞬間にアクセル(Aボタン)を押すと、急加速してスタートできる。タイミングが早すぎるとエンストを起こすため注意が必要。
*ダブルダッシュ
**2人協力プレイ(1台のカートを2人のプレイヤーで操作するモード)限定のテクニック。スタート時に2人が完全に同じタイミングでロケットスタートを成功させると、通常のロケットスタートよりもさらに強力な「ダブルダッシュ」が発動する。
*スリップストリーム
**前方を走るライバルの真後ろにしばらくつき続けると、風の抵抗が減って一時的にスピードアップする。
===ドリフトとミニターボ===
本作のミニターボは、後続の『[[マリオカートDS]]』などと同様にコントロールスティックの入力によって発動する。
#Rトリガー(またはLトリガー)を押してジャンプし、ドリフトを開始する。
#ドリフト中にコントロールスティックを左右に弾くように入力する。
#タイヤの火花が「黄色」→「青色」に変わる。
#青色の火花が出ている状態でトリガーを離すと「ミニターボ」が発動し、加速する。
==キャラクター==
使用できるキャラクターは16人。さらに隠しキャラクターが4人いて全20人の中から選べる。キャラクターは軽量級、中量級、重量級の3種類の階級に分かれている。キャラクターの組み合わせによってどの階級のカートになるかが決まる。
===軽量級===
ノコノコは『[[スーパーマリオカート]]』以来の参戦、他は新キャラクター。
*ベビィマリオ
*ベビィルイージ
*ノコノコ
*パタパタ
*ディディーコング
*クッパJr.
===中量級===
新たにデイジー、キャサリン、ワルイージが参戦。
*マリオ
*ルイージ
*ピーチ
*デイジー
*ヨッシー
*キャサリン
*ワルイージ
===重量級===
隠しキャラクター以外は前作からの続投となる。
*クッパ
*ドンキーコング
*ワリオ
===隠しキャラクター===
キノピオ以外の3人は新キャラクター。
*キノピオ
*キノピコ
**いずれも軽量級
*ボスパックン
*キングテレサ
**いずれも重量級
==カート==
軽量級、中量級、重量級の他に「無差別級」のカートも存在する。
===軽量級===
両キャラクターが軽量級なら使える。仲間と同じ重量のカートを使用する事になる。
*ぶーぶーカート
*がらがらカート
*ノコノコダッシュ
*パタパタウィング
*タルポッポ
*マグナムカート
*ピオピオカート
*ピコピコカート
===中量級===
中量級同士、もしくは中量級と軽量級なら使える。軽量級と重量級の中間にあたる性能を持つが、本作では重量級レベルのスピードや重さを持つカートもある。
*レッドファイヤー
*グリーンファイヤー
*ロイヤルハート
*キューティーフラワー
*ヨッシーターボ
*キャサリンターボ
*ワルイージバギー
===重量級===
1人でも重量級がいるときだけ使える。スピードに特化しているが、本作ではその逆のカートもある。ミニターボの持続は全カート共通で最も短い。
*DKジャンボ
*キングクッパ
*ワリオカー
*フラワードッカン
*ゴーストドッカン
===無差別級===
すべてのキャラクターの組み合わせで使用出来る。
*スーパーパレードカート
**表彰式で使用されているのをレース用に改造されたカート。性能はワリオカーと似ているが、ミニターボの持続時間が軽量級と同等になっている。
==アイテム==
アイテムは、コース上にあるアイテムボックスを通過すると入手出来る。本作では「ダブルアイテムボックス」という、アイテムが2つ入っているものも出現する。こうら、バナナといった通常のアイテムの他に、キャラクターによって違う「スペシャルアイテム」も存在する。
===通常アイテム===
*バナナ
*ミドリこうら
*アカこうら
*トゲゾーこうら - 本作から羽根がついた。
*にせアイテムボックス
*キノコ
*トリプルキノコ - 新アイテム。キノコの3個セット。
*スター
*サンダー
===スペシャルアイテム===
キャラクターによって異なる強力なアイテム。ボスパックンとキングテレサは専用のスペシャルアイテムが存在しないが、代わりに全てのスペシャルアイテムを使用できる。
*ファイヤーボール - マリオとルイージのスペシャルアイテム。前方に5発の火の玉を放ち、当たったカートをスピンさせる。マリオは赤、ルイージは緑のファイヤーボールを放つ。
*ハート - ピーチとデイジーのスペシャルアイテム。周囲に2つのハートを展開し、敵のアイテム攻撃を防いで吸収(自分のものに)する。
*たまご - ヨッシーとキャサリンのスペシャルアイテム。前方のカートを追尾する。割れると中からランダムで3つのアイテムが飛び出す。ヨッシーは緑、キャサリンはピンクのたまごを放つ。
*ジャンボバナナ - ドンキーコングとディディーコングのスペシャルアイテム。通常より巨大なバナナ。踏むとカートがスピンし、さらに3つの通常バナナに分裂する。出現率はスペシャルアイテムの中でも最も高い。
*ボムへい - ワリオとワルイージのスペシャルアイテム。投げた後、一定時間経過するかカートが近づくと大爆発を起こす。
*トリプルこうら - ノコノコとパタパタのスペシャルアイテム。アカこうら、もしくはミドリこうらの3個セットで連続発射ができる。入手した場合、ノコノコは3段積み、パタパタはジャグリングで手に持つ。
*クッパこうら - クッパとクッパJr.のスペシャルアイテム。巨大なトゲ付きのこうら。コース上を真っ直ぐ進み、当たったカートを次々と跳ね飛ばす。
*パワフルキノコ - キノピオとキノピコのスペシャルアイテム。一定時間、Aボタン(またはアイテムボタン)を押すたびに何度でもダッシュができる金色のキノコ。
==登場カップ==
グランプリモードでは、おなじみの4カップに加えて全てのコースを連続で走る「オールカップツアー」も存在する。
*キノコカップ - ルイージサーキット、ピーチビーチ、ベビィパーク、カラカラさばくの順で走る。
*フラワーカップ - キノコブリッジ、マリオサーキット、デイジークルーザー、ワルイージスタジアムの順で走る。
*スターカップ - シャーベットランド、キノコシティ、ヨッシーサーキット、DKマウンテンの順で走る。
*スペシャルカップ - ワリオコロシアム、ディノディノジャングル、クッパキャッスル、レインボーロードの順で走る。
*オールカップツアー - 全16コースを連続で走る特別カップ。最初はルイージサーキット、最後はレインボーロードで固定され、残りはランダム。
{{DEFAULTSORT:まりおかあとたふるたつしゆ}}
[[Category:マリオカート]]
[[Category:ゲーム]]
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マリオカートDS
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T-mirai-158
91615
/* 革新的なゲームシステム */
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{{Pathnav|ゲーム|マリオカート|frame=2}}
{{Wikipedia}}
マリオカートDS(マリオカートディーエス)は、2005年に任天堂から発売されたニンテンドーDS専用のアクションレースゲーム。マリオカートシリーズの第5作目にあたり、携帯型ゲーム機ならではの機能と、シリーズ初となる画期的なシステムを多数搭載したことで、シリーズの歴史においても重要な転換点となった作品である。
==概要==
本作は、スーパーファミコンから続く「マリオカート」シリーズの基本操作を踏襲しつつ、ニンテンドーDSのハードウェア特性を最大限に活かした設計がなされている。世界累計販売本数は2300万本を超え、ニンテンドーDSのソフトとしては屈指の大ヒットを記録した。
==革新的なゲームシステム==
本作は、後のシリーズのスタンダードとなる多くの要素を確立した。
===画面の活用===
上画面でメインのレース画面(3D視点)を表示し、下画面(タッチスクリーン)にコースの全体マップ、ライバルキャラクターの位置や所持アイテム、順位などの情報をリアルタイムで表示する。これにより、プレイヤーは前方の視界を確保しつつ、戦況を俯瞰的に把握できるようになった。
===Wi-Fi通信によるオンライン対戦===
シリーズで初めて「ニンテンドーWi-Fiコネクション」に対応し、世界中のプレイヤーと最大4人でのオンライン対戦が可能になった。また、ワイヤレス通信を使えば、ソフト1本(ダウンロードプレイ)で最大8人までのローカル対戦が楽しめる。
===キャラクター===
'''太字'''は隠しキャラクター。
;軽量級
*ピーチ
*キノピオ
*ヨッシー
*'''カロン'''
*ヘイホー - ダウンロードプレイ限定
;中量級
*マリオ
*ルイージ
*'''デイジー'''
*'''ワルイージ'''
;重量級
*クッパ
*ドンキーコング
*ワリオ
*'''HVC-012'''
===新アイテム===
本作から、現在でもおなじみの強力なアイテムが追加された。
*'''キラー''' - 一定時間無敵になり、猛スピードでコースを自動走行して順位を上げる。
*'''ゲッソー''' - 上位のプレイヤーの画面にスミを吐き、一定時間視界を悪くする。
==コース構成 : 新旧の融合==
本作の最大の特徴の一つが、コース構成の刷新である。合計32コースが収録されており、大きく2つのカテゴリーに分けられている。
*'''ニトロカップ''' - 本作のために新規に作られたコース。「エイトクロスサーキット」や「ワルイージピンボール」など、バラエティに富んだギミックが特徴です。
*'''レトロカップ''' - 過去のシリーズ(SFC、N64、GBA、GC)で登場した名作コースをリメイクして収録。過去作のファンには懐かしく、新規プレイヤーには新鮮な体験を提供しました。'''過去作のコースを再録するシステムは本作で初めて導入'''され、これ以降のシリーズの標準仕様となりました。
==本作独自のモード「ミッションラン」==
通常の「グランプリ」や「タイムアタック」「バトル」に加え、本作にしか存在しない独自の1人用モードが「ミッションラン」である。これは「決められた時間内にコインを集める」「バックで走行する」「特定のアイテムで敵を倒す」といった特定の条件(ミッション)をクリアしていくモードで、各レベルの最後にはボス戦も用意されていました。操作技術を磨きながら遊べるチュートリアル的な側面も持ち合わせています。
==テクニックと競技性==
本作は、カートの挙動が比較的シャープであり、テクニック介入の余地が大きい作品だった。特に、直線でもミニターボ(ドリフト後に加速するテクニック)を連続して発動させ続ける「直ドリ(スネーキング)」と呼ばれる高度な走行技術が確立され、タイムアタックや対戦において非常に重要な要素となった。
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2026-06-25T09:40:23Z
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/* テクニックと競技性 */ カテゴリー追加
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マリオカートDS(マリオカートディーエス)は、2005年に任天堂から発売されたニンテンドーDS専用のアクションレースゲーム。マリオカートシリーズの第5作目にあたり、携帯型ゲーム機ならではの機能と、シリーズ初となる画期的なシステムを多数搭載したことで、シリーズの歴史においても重要な転換点となった作品である。
==概要==
本作は、スーパーファミコンから続く「マリオカート」シリーズの基本操作を踏襲しつつ、ニンテンドーDSのハードウェア特性を最大限に活かした設計がなされている。世界累計販売本数は2300万本を超え、ニンテンドーDSのソフトとしては屈指の大ヒットを記録した。
==革新的なゲームシステム==
本作は、後のシリーズのスタンダードとなる多くの要素を確立した。
===画面の活用===
上画面でメインのレース画面(3D視点)を表示し、下画面(タッチスクリーン)にコースの全体マップ、ライバルキャラクターの位置や所持アイテム、順位などの情報をリアルタイムで表示する。これにより、プレイヤーは前方の視界を確保しつつ、戦況を俯瞰的に把握できるようになった。
===Wi-Fi通信によるオンライン対戦===
シリーズで初めて「ニンテンドーWi-Fiコネクション」に対応し、世界中のプレイヤーと最大4人でのオンライン対戦が可能になった。また、ワイヤレス通信を使えば、ソフト1本(ダウンロードプレイ)で最大8人までのローカル対戦が楽しめる。
===キャラクター===
'''太字'''は隠しキャラクター。
;軽量級
*ピーチ
*キノピオ
*ヨッシー
*'''カロン'''
*ヘイホー - ダウンロードプレイ限定
;中量級
*マリオ
*ルイージ
*'''デイジー'''
*'''ワルイージ'''
;重量級
*クッパ
*ドンキーコング
*ワリオ
*'''HVC-012'''
===新アイテム===
本作から、現在でもおなじみの強力なアイテムが追加された。
*'''キラー''' - 一定時間無敵になり、猛スピードでコースを自動走行して順位を上げる。
*'''ゲッソー''' - 上位のプレイヤーの画面にスミを吐き、一定時間視界を悪くする。
==コース構成 : 新旧の融合==
本作の最大の特徴の一つが、コース構成の刷新である。合計32コースが収録されており、大きく2つのカテゴリーに分けられている。
*'''ニトロカップ''' - 本作のために新規に作られたコース。「エイトクロスサーキット」や「ワルイージピンボール」など、バラエティに富んだギミックが特徴です。
*'''レトロカップ''' - 過去のシリーズ(SFC、N64、GBA、GC)で登場した名作コースをリメイクして収録。過去作のファンには懐かしく、新規プレイヤーには新鮮な体験を提供しました。'''過去作のコースを再録するシステムは本作で初めて導入'''され、これ以降のシリーズの標準仕様となりました。
==本作独自のモード「ミッションラン」==
通常の「グランプリ」や「タイムアタック」「バトル」に加え、本作にしか存在しない独自の1人用モードが「ミッションラン」である。これは「決められた時間内にコインを集める」「バックで走行する」「特定のアイテムで敵を倒す」といった特定の条件(ミッション)をクリアしていくモードで、各レベルの最後にはボス戦も用意されていました。操作技術を磨きながら遊べるチュートリアル的な側面も持ち合わせています。
==テクニックと競技性==
本作は、カートの挙動が比較的シャープであり、テクニック介入の余地が大きい作品だった。特に、直線でもミニターボ(ドリフト後に加速するテクニック)を連続して発動させ続ける「直ドリ(スネーキング)」と呼ばれる高度な走行技術が確立され、タイムアタックや対戦において非常に重要な要素となった。
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マリオカートWii
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2026-06-25T04:24:43Z
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/* キャラクターとマシンの選び方 */
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'''マリオカートWii'''(マリオカートウィー)は、2008年に任天堂から発売されたWii用アクションレースゲームで、マリオカートシリーズの第6作目にあたる。Wiiリモコンを車のハンドルのように傾けて操作する直感的なプレイスタイルや、シリーズ最大となる「12人対戦」を導入したことで、初心者から上級者まで幅広く遊べるよう設計されている。
==本作の主な新要素==
本作で追加されたシステムは、レースの戦略に大きな影響を与える。
*'''バイクの登場''' - シリーズで初めて、カートに加えて「バイク」が選択可能になりました。バイク専用のアクションであるウィリー(前輪を上げて走行する)を行うことで、直線でのスピードを一時的に引き上げることができます。
*'''ジャンプアクション''' - コース上のジャンプ台や段差など、空中に飛び出すポイントでWiiリモコンを振る(または十字キーを入力する)と、キャラクターが空中でアクションを決めます。着地時に短いダッシュ(加速)が発生するため、タイムを縮める上で必須のテクニックです。
*'''最大12人でのレース''' - 従来の8人から12人へとレースの規模が拡大しました。これによりアイテムが飛び交う頻度が増し、よりダイナミックな順位変動が起こるようになっています。
==キャラクターとマシンの選び方==
プレイヤーが選択するキャラクターは、体重に応じて「軽量級」「中量級」「重量級」の3つの階級に分類されます。選んだキャラクターの階級によって、乗車できるマシン(カート・バイク)のラインナップが決まります。
===登場キャラクター===
;軽量級
*キノピオ
*ノコノコ -『[[マリオカート ダブルダッシュ!!|ダブルダッシュ!!]]』以来の参戦
*ベビィマリオ -『ダブルダッシュ!!』以来の参戦
*ベビィピーチ - 初参戦
*ベビィルイージ -『ダブルダッシュ!!』以来の参戦
*ベビィデイジー - 初参戦
*キノピコ -『ダブルダッシュ!!』以来の参戦
*カロン
;中量級
*マリオ
*ルイージ
*ピーチ
*ヨッシー
*デイジー
*キャサリン -『ダブルダッシュ!!』以来の参戦
*クッパJr. -『ダブルダッシュ!!』以来の参戦
*ディディーコング -『ダブルダッシュ!!』以来の参戦
;重量級
*ワリオ
*ワルイージ
*クッパ
*ドンキーコング
*キングテレサ -『ダブルダッシュ!!』以来の参戦
*ファンキーコング - 初参戦
*ほねクッパ - 初参戦
*ロゼッタ - 初参戦
==必須テクニック==
レースで上位を狙うためにマスターすべき基本テクニック。
#'''ロケットスタート''' - レース開始時のカウントダウンで、「2」が消えかけるタイミングからアクセルボタンを押し続けると、スタートと同時に鋭くダッシュします。タイミングが早すぎるとエンストしてしまうため注意が必要です。
#'''ドリフトとミニターボ''' - カーブを曲がる際、ジャンプボタンを押したまま曲がるとマシンが滑る「ドリフト」状態になります。そのまま一定時間ドリフトを維持するとタイヤから火花が散り、ボタンを離した瞬間に「ミニターボ(ダッシュ)」が発動します。初めは青色ですが、そのままミニターボを続けることでオレンジ色の火花になり、その状態でボタンを離すと、より加速することができます。
#'''スリップストリーム''' - 前を走るマシンの真後ろに一定時間つき続けると、風の抵抗が減るエフェクトが発生し、自機が急加速します。
==アイテムのセオリー==
12人対戦での本作では、順位によって出現するアイテムが異なる。上位は「バナナ」や「緑こうら」などの防御系アイテム、下位は「キラー」や「パワフルダッシュキノコ」などの強力な打開系アイテムが出やすくなる。
*'''アイテム装備(防御)'''- バナナやこうら系アイテムは、アイテムボタンを押しっぱなしにすることでマシンの後ろに保持(装備)できる。これにより、後方から飛んでくる「赤こうら」を相殺して身を守ることができる。1位をキープするためには非常に重要である。
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2026-06-25T04:30:32Z
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/* アイテムのセオリー */
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'''マリオカートWii'''(マリオカートウィー)は、2008年に任天堂から発売されたWii用アクションレースゲームで、マリオカートシリーズの第6作目にあたる。Wiiリモコンを車のハンドルのように傾けて操作する直感的なプレイスタイルや、シリーズ最大となる「12人対戦」を導入したことで、初心者から上級者まで幅広く遊べるよう設計されている。
==本作の主な新要素==
本作で追加されたシステムは、レースの戦略に大きな影響を与える。
*'''バイクの登場''' - シリーズで初めて、カートに加えて「バイク」が選択可能になりました。バイク専用のアクションであるウィリー(前輪を上げて走行する)を行うことで、直線でのスピードを一時的に引き上げることができます。
*'''ジャンプアクション''' - コース上のジャンプ台や段差など、空中に飛び出すポイントでWiiリモコンを振る(または十字キーを入力する)と、キャラクターが空中でアクションを決めます。着地時に短いダッシュ(加速)が発生するため、タイムを縮める上で必須のテクニックです。
*'''最大12人でのレース''' - 従来の8人から12人へとレースの規模が拡大しました。これによりアイテムが飛び交う頻度が増し、よりダイナミックな順位変動が起こるようになっています。
==キャラクターとマシンの選び方==
プレイヤーが選択するキャラクターは、体重に応じて「軽量級」「中量級」「重量級」の3つの階級に分類されます。選んだキャラクターの階級によって、乗車できるマシン(カート・バイク)のラインナップが決まります。
===登場キャラクター===
;軽量級
*キノピオ
*ノコノコ -『[[マリオカート ダブルダッシュ!!|ダブルダッシュ!!]]』以来の参戦
*ベビィマリオ -『ダブルダッシュ!!』以来の参戦
*ベビィピーチ - 初参戦
*ベビィルイージ -『ダブルダッシュ!!』以来の参戦
*ベビィデイジー - 初参戦
*キノピコ -『ダブルダッシュ!!』以来の参戦
*カロン
;中量級
*マリオ
*ルイージ
*ピーチ
*ヨッシー
*デイジー
*キャサリン -『ダブルダッシュ!!』以来の参戦
*クッパJr. -『ダブルダッシュ!!』以来の参戦
*ディディーコング -『ダブルダッシュ!!』以来の参戦
;重量級
*ワリオ
*ワルイージ
*クッパ
*ドンキーコング
*キングテレサ -『ダブルダッシュ!!』以来の参戦
*ファンキーコング - 初参戦
*ほねクッパ - 初参戦
*ロゼッタ - 初参戦
==必須テクニック==
レースで上位を狙うためにマスターすべき基本テクニック。
#'''ロケットスタート''' - レース開始時のカウントダウンで、「2」が消えかけるタイミングからアクセルボタンを押し続けると、スタートと同時に鋭くダッシュします。タイミングが早すぎるとエンストしてしまうため注意が必要です。
#'''ドリフトとミニターボ''' - カーブを曲がる際、ジャンプボタンを押したまま曲がるとマシンが滑る「ドリフト」状態になります。そのまま一定時間ドリフトを維持するとタイヤから火花が散り、ボタンを離した瞬間に「ミニターボ(ダッシュ)」が発動します。初めは青色ですが、そのままミニターボを続けることでオレンジ色の火花になり、その状態でボタンを離すと、より加速することができます。
#'''スリップストリーム''' - 前を走るマシンの真後ろに一定時間つき続けると、風の抵抗が減るエフェクトが発生し、自機が急加速します。
==アイテムのセオリー==
12人対戦での本作では、順位によって出現するアイテムが異なる。上位は「バナナ」や「緑こうら」などの防御系アイテム、下位は「キラー」や「パワフルダッシュキノコ」などの強力な打開系アイテムが出やすくなる。
*'''アイテム装備(防御)'''- バナナやこうら系アイテムは、アイテムボタンを押しっぱなしにすることでマシンの後ろに保持(装備)できる。これにより、後方から飛んでくる「赤こうら」を相殺して身を守ることができる。1位をキープするためには非常に重要である。
===新アイテム===
*'''きょだいキノコ''' - マシンが一定時間巨大化。スピードが若干速くなり、相手を踏みつぶせる。
*'''POWブロック''' - 小さな揺れのあとに画面が大きく揺れ、地上を走行中で自分より上位にいるライバルのマシンが飛び上がってスピンする。
*'''新アイテム''' - 入手すると頭上に雲がくっつきスピードが少し速くなるが、一定時間経つと自分にサンダーを落としてくる。その前にライバルにぶつかると、カミナリぐもをライバルにくっつけることができる。
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/* アイテムのセオリー */
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'''マリオカートWii'''(マリオカートウィー)は、2008年に任天堂から発売されたWii用アクションレースゲームで、マリオカートシリーズの第6作目にあたる。Wiiリモコンを車のハンドルのように傾けて操作する直感的なプレイスタイルや、シリーズ最大となる「12人対戦」を導入したことで、初心者から上級者まで幅広く遊べるよう設計されている。
==本作の主な新要素==
本作で追加されたシステムは、レースの戦略に大きな影響を与える。
*'''バイクの登場''' - シリーズで初めて、カートに加えて「バイク」が選択可能になりました。バイク専用のアクションであるウィリー(前輪を上げて走行する)を行うことで、直線でのスピードを一時的に引き上げることができます。
*'''ジャンプアクション''' - コース上のジャンプ台や段差など、空中に飛び出すポイントでWiiリモコンを振る(または十字キーを入力する)と、キャラクターが空中でアクションを決めます。着地時に短いダッシュ(加速)が発生するため、タイムを縮める上で必須のテクニックです。
*'''最大12人でのレース''' - 従来の8人から12人へとレースの規模が拡大しました。これによりアイテムが飛び交う頻度が増し、よりダイナミックな順位変動が起こるようになっています。
==キャラクターとマシンの選び方==
プレイヤーが選択するキャラクターは、体重に応じて「軽量級」「中量級」「重量級」の3つの階級に分類されます。選んだキャラクターの階級によって、乗車できるマシン(カート・バイク)のラインナップが決まります。
===登場キャラクター===
;軽量級
*キノピオ
*ノコノコ -『[[マリオカート ダブルダッシュ!!|ダブルダッシュ!!]]』以来の参戦
*ベビィマリオ -『ダブルダッシュ!!』以来の参戦
*ベビィピーチ - 初参戦
*ベビィルイージ -『ダブルダッシュ!!』以来の参戦
*ベビィデイジー - 初参戦
*キノピコ -『ダブルダッシュ!!』以来の参戦
*カロン
;中量級
*マリオ
*ルイージ
*ピーチ
*ヨッシー
*デイジー
*キャサリン -『ダブルダッシュ!!』以来の参戦
*クッパJr. -『ダブルダッシュ!!』以来の参戦
*ディディーコング -『ダブルダッシュ!!』以来の参戦
;重量級
*ワリオ
*ワルイージ
*クッパ
*ドンキーコング
*キングテレサ -『ダブルダッシュ!!』以来の参戦
*ファンキーコング - 初参戦
*ほねクッパ - 初参戦
*ロゼッタ - 初参戦
==必須テクニック==
レースで上位を狙うためにマスターすべき基本テクニック。
#'''ロケットスタート''' - レース開始時のカウントダウンで、「2」が消えかけるタイミングからアクセルボタンを押し続けると、スタートと同時に鋭くダッシュします。タイミングが早すぎるとエンストしてしまうため注意が必要です。
#'''ドリフトとミニターボ''' - カーブを曲がる際、ジャンプボタンを押したまま曲がるとマシンが滑る「ドリフト」状態になります。そのまま一定時間ドリフトを維持するとタイヤから火花が散り、ボタンを離した瞬間に「ミニターボ(ダッシュ)」が発動します。初めは青色ですが、そのままミニターボを続けることでオレンジ色の火花になり、その状態でボタンを離すと、より加速することができます。
#'''スリップストリーム''' - 前を走るマシンの真後ろに一定時間つき続けると、風の抵抗が減るエフェクトが発生し、自機が急加速します。
==アイテムのセオリー==
12人対戦での本作では、順位によって出現するアイテムが異なる。上位は「バナナ」や「緑こうら」などの防御系アイテム、下位は「キラー」や「パワフルダッシュキノコ」などの強力な打開系アイテムが出やすくなる。
*'''アイテム装備(防御)'''- バナナやこうら系アイテムは、アイテムボタンを押しっぱなしにすることでマシンの後ろに保持(装備)できる。これにより、後方から飛んでくる「赤こうら」を相殺して身を守ることができる。1位をキープするためには非常に重要である。
===新アイテム===
*'''きょだいキノコ''' - マシンが一定時間巨大化。スピードが若干速くなり、相手を踏みつぶせる。
*'''POWブロック''' - 小さな揺れのあとに画面が大きく揺れ、地上を走行中で自分より上位にいるライバルのマシンが飛び上がってスピンする。
*'''カミナリぐも''' - 入手すると頭上に雲がくっつきスピードが少し速くなるが、一定時間経つと自分にサンダーを落としてくる。その前にライバルにぶつかると、カミナリぐもをライバルにくっつけることができる。
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/* キャラクターとマシンの選び方 */ キャラの説明
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'''マリオカートWii'''(マリオカートウィー)は、2008年に任天堂から発売されたWii用アクションレースゲームで、マリオカートシリーズの第6作目にあたる。Wiiリモコンを車のハンドルのように傾けて操作する直感的なプレイスタイルや、シリーズ最大となる「12人対戦」を導入したことで、初心者から上級者まで幅広く遊べるよう設計されている。
==本作の主な新要素==
本作で追加されたシステムは、レースの戦略に大きな影響を与える。
*'''バイクの登場''' - シリーズで初めて、カートに加えて「バイク」が選択可能になりました。バイク専用のアクションであるウィリー(前輪を上げて走行する)を行うことで、直線でのスピードを一時的に引き上げることができます。
*'''ジャンプアクション''' - コース上のジャンプ台や段差など、空中に飛び出すポイントでWiiリモコンを振る(または十字キーを入力する)と、キャラクターが空中でアクションを決めます。着地時に短いダッシュ(加速)が発生するため、タイムを縮める上で必須のテクニックです。
*'''最大12人でのレース''' - 従来の8人から12人へとレースの規模が拡大しました。これによりアイテムが飛び交う頻度が増し、よりダイナミックな順位変動が起こるようになっています。
==キャラクターとマシンの選び方==
プレイヤーが選択するキャラクターは、体重に応じて「軽量級」「中量級」「重量級」の3つの階級に分類されます。選んだキャラクターの階級によって、乗車できるマシン(カート・バイク)のラインナップが決まります。初めてプレイする時は12人しか出てきませんが、条件を満たすことで解放できます。
===登場キャラクター===
;軽量級
*キノピオ
*ノコノコ -『[[マリオカート ダブルダッシュ!!|ダブルダッシュ!!]]』以来の参戦
*ベビィマリオ -『ダブルダッシュ!!』以来の参戦
*ベビィピーチ - 初参戦
*ベビィルイージ -『ダブルダッシュ!!』以来の参戦
*ベビィデイジー - 初参戦
*キノピコ -『ダブルダッシュ!!』以来の参戦
*カロン
;中量級
*マリオ
*ルイージ
*ピーチ
*ヨッシー
*デイジー
*キャサリン -『ダブルダッシュ!!』以来の参戦
*クッパJr. -『ダブルダッシュ!!』以来の参戦
*ディディーコング -『ダブルダッシュ!!』以来の参戦
;重量級
*ワリオ
*ワルイージ
*クッパ
*ドンキーコング
*キングテレサ -『ダブルダッシュ!!』以来の参戦
*ファンキーコング - 初参戦
*ほねクッパ - 初参戦
*ロゼッタ - 初参戦
==必須テクニック==
レースで上位を狙うためにマスターすべき基本テクニック。
#'''ロケットスタート''' - レース開始時のカウントダウンで、「2」が消えかけるタイミングからアクセルボタンを押し続けると、スタートと同時に鋭くダッシュします。タイミングが早すぎるとエンストしてしまうため注意が必要です。
#'''ドリフトとミニターボ''' - カーブを曲がる際、ジャンプボタンを押したまま曲がるとマシンが滑る「ドリフト」状態になります。そのまま一定時間ドリフトを維持するとタイヤから火花が散り、ボタンを離した瞬間に「ミニターボ(ダッシュ)」が発動します。初めは青色ですが、そのままミニターボを続けることでオレンジ色の火花になり、その状態でボタンを離すと、より加速することができます。
#'''スリップストリーム''' - 前を走るマシンの真後ろに一定時間つき続けると、風の抵抗が減るエフェクトが発生し、自機が急加速します。
==アイテムのセオリー==
12人対戦での本作では、順位によって出現するアイテムが異なる。上位は「バナナ」や「緑こうら」などの防御系アイテム、下位は「キラー」や「パワフルダッシュキノコ」などの強力な打開系アイテムが出やすくなる。
*'''アイテム装備(防御)'''- バナナやこうら系アイテムは、アイテムボタンを押しっぱなしにすることでマシンの後ろに保持(装備)できる。これにより、後方から飛んでくる「赤こうら」を相殺して身を守ることができる。1位をキープするためには非常に重要である。
===新アイテム===
*'''きょだいキノコ''' - マシンが一定時間巨大化。スピードが若干速くなり、相手を踏みつぶせる。
*'''POWブロック''' - 小さな揺れのあとに画面が大きく揺れ、地上を走行中で自分より上位にいるライバルのマシンが飛び上がってスピンする。
*'''カミナリぐも''' - 入手すると頭上に雲がくっつきスピードが少し速くなるが、一定時間経つと自分にサンダーを落としてくる。その前にライバルにぶつかると、カミナリぐもをライバルにくっつけることができる。
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旅券法第2条
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新規作成
300707
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{{Pathnav|法学|コンメンタール|コンメンタール旅券法|frame=1}}
==条文==
(定義)
; 第2条
: この法律において、次の各号に掲げる用語の意義は、それぞれ当該各号に定めるところによる。
# '''公用旅券''' 国の用務のため外国に渡航する者及びその者が渡航の際同伴し、又は渡航後その所在地に呼び寄せる配偶者、子又は使用人に対して発給される旅券をいう。
# '''一般旅券''' 公用旅券以外の旅券をいう。
# '''各省各庁の長''' 本邦から公用旅券によつて外国に渡航する者(その者が同伴され、又は呼び寄せられる配偶者、子又は使用人である場合には、その者を同伴し、又は呼び寄せる者)が所属する各省各庁(衆議院、参議院、裁判所、会計検査院並びに内閣(内閣府及びデジタル庁を除く。)、内閣府、デジタル庁及び各省をいう。以下同じ。)の長たる衆議院議長、参議院議長、最高裁判所長官、会計検査院長並びに内閣総理大臣及び各省大臣をいう。ただし、その者が各省各庁のいずれにも所属しない場合には、外務大臣とする。
# '''渡航書''' 第19条の3第1項に規定する渡航書をいう。
# '''都道府県''' 本邦から一般旅券によつて外国に渡航する者の住所又は居所の所在地を管轄する都道府県をいう。
# '''都道府県知事''' 前号に定める都道府県の知事をいう。
# '''旅券の名義人''' 旅券の発給を受けた者をいう。
: <small>(昭和27年7月31日法律第268号<ref>{{Cite web |url=https://www.shugiin.go.jp/internet/itdb_housei.nsf/html/houritsu/01319520731268.htm |title=法律第二百六十八号(昭二七・七・三一) |publisher=衆議院 |accessdate=2026-06-24}}</ref>、昭和45年5月27日法律第105号<ref>{{Cite web |url=https://www.shugiin.go.jp/internet/itdb_housei.nsf/html/houritsu/06319700527105.htm |title=法律第百五号(昭四五・五・二七) |publisher=衆議院 |accessdate=2026-06-24}}</ref>、平成7年3月8日法律第23号<ref>{{Cite web |url=https://www.shugiin.go.jp/internet/itdb_housei.nsf/html/houritsu/13219950308023.htm |title=法律第二十三号(平七・三・八) |publisher=衆議院 |accessdate=2026-06-24}}</ref>、平成11年12月22日法律第160号<ref>{{Cite web |url=https://www.shugiin.go.jp/internet/itdb_housei.nsf/html/housei/h146160.htm |title=法律第百六十号(平一一・一二・二二) |publisher=衆議院 |accessdate=2026-06-24}}</ref>、平成17年6月10日法律第55号<ref>{{Cite web |url=https://www.shugiin.go.jp/internet/itdb_housei.nsf/html/housei/16220050610055.htm |title=法律第五十五号(平一七・六・一〇) |publisher=衆議院 |accessdate=2026-06-24}}</ref>、令和3年5月19日法律第36号<ref>{{Cite web |url=https://www.shugiin.go.jp/internet/itdb_housei.nsf/html/housei/20420210519036.htm |title=法律第三十六号(令三・五・一九) |publisher=衆議院 |accessdate=2026-06-24}}</ref>改正)</small>
=== 改正経緯 ===
==== 昭和26年11月28日法律第267号 ====
(定義)
; 第2条
: この法律において、左の各号に掲げる用語の意義は、それぞれ当該各号に定めるところによる。
# '''公用旅券''' 国の用務のため外国に渡航する者及びその者が渡航の際同伴し、又は渡航後その所在地に呼び寄せる配偶者、子又は使用人に対して発給される旅券をいう。
# '''一般旅券''' 公用旅券以外の旅券をいう。
# '''各省各庁の長''' 本邦から公用旅券によつて外国に渡航する者(その者が同伴され、又は呼び寄せられる配偶者、子又は使用人である場合には、その者を同伴し、又は呼び寄せる者)が所属する各省各庁(衆議院、参議院、裁判所、会計検査院並びに内閣、総理府、法務府、各省及び経済安定本部をいう。以下同じ。)の長たる衆議院議長、参議院議長、最高裁判所長官、会計検査院長並びに内閣総理大臣、法務総裁、各省大臣及び経済安定本部総裁をいう。但し、その者が各省各庁のいずれにも所属しない場合には、外務大臣とする。
# '''都道府県''' 本邦から一般旅券によつて外国に渡航する者の本籍地又は住所若しくは居所の所在地を管轄する都道府県をいう。
# '''都道府県知事''' 前号に定める都道府県の知事をいう。
# '''交付官庁''' 一般旅券の交付、書換交付又は再交付をした都道府県知事をいう。
=== 翻訳 ===
(Definitions)
; Article 2
: In this Act, the meanings of the terms stated in the following items are as prescribed respectively in those items:
# the term "official passport" means a passport issued to a person who travels to a foreign country to engage in the official duties of the national government, and their spouse, children, or employees whom the person accompanies when they travel abroad, or who are summoned to their location after they go abroad;
# the term "ordinary passport" means a passport other than an official passport;
# the term "heads of each ministry and agency" means the President of the House of Representatives, the President of the House of Councilors, the Chief Justice of the Supreme Court, the President of the Board of Audit, and the Prime Minister and the Ministers of each ministry, who are the heads of each ministry and agency (meaning the House of Representatives, the House of Councillors, the court, the Board of Audit, the Cabinet (excluding the Cabinet Office and the Digital Agency), the Cabinet Office, the Digital Agency, and each ministry; the same applies below) to which the person who travels from Japan to a foreign country using an official passport belongs (when the person is a person accompanied by or is summoned as a spouse, child, or employee, the person who accompanies or summons that person); provided, however, that when the person does not belong to any ministry or agency, the Minister for Foreign Affairs is the head person;
# the term "travel document" means a travel document prescribed in Article 19-3, paragraph (1)
# the term "prefecture" means the prefecture that has jurisdiction over the locality of the domicile or residence of a person who travels from Japan to a foreign country using an ordinary passport;
# the term "prefectural governor" means the governor of a prefecture prescribed in the preceding item; and
# the term "holder of a passport" means a person who has been issued with a passport.<ref>{{Cite web |url=https://www.japaneselawtranslation.go.jp/ja/laws/view/4821 |title=旅券法 |website=日本法令外国語訳DBシステム |publisher=法務省 |accessdate=2026-06-24}}</ref>
==解説==
本条は、本法の適用にあたり重要となる7つの用語について、その定義を明確にするものである。以下、各号の趣旨を順に解説する。
===公用旅券===
「公用旅券」とは、国の用務のために外国へ渡航する者に対して発給される旅券をいう。また、その者が渡航の際に同伴する、あるいは渡航後に現地へ呼び寄せる配偶者・子・使用人に対して発給される旅券も含まれる。
すなわち、公務遂行を目的とする渡航に付随して発給される旅券全般を指す。
===一般旅券===
「一般旅券」とは、公用旅券以外の旅券をいう。
第1号および第2号により、日本の旅券制度は「公用旅券」と「一般旅券」の2種類から構成されることが明らかとなる。
===各省各庁の長===
「各省各庁の長」とは、公用旅券により外国に渡航する者が所属する各省各庁の長を指す。具体的には、衆議院議長、参議院議長、最高裁判所長官、会計検査院長、内閣総理大臣および各省大臣がこれに該当する。
ただし、当該渡航者がいずれの省庁にも所属しない場合には、外務大臣が「各省各庁の長」として扱われる。
ここでいう「各省各庁のいずれにも所属しない場合」とは、特定の産業・技術分野における渉外事務などについて、民間の学識経験者等に臨時に国の用務を委託するような場合を指す。
===渡航書===
「渡航書」とは、第19条の3第1項に規定される「帰国のための渡航書」をいう。
これは、「緊急に日本に帰国する必要がある場合に、パスポートに代わるものとして、発行するもの<ref>{{Cite web |url=https://www.la.us.emb-japan.go.jp/itpr_ja/m02_01_04.htm |title=帰国のための渡航書(緊急に帰国しなければならない場合) |publisher=在ロサンゼルス日本国総領事館 |accessdate=2026-06-24}}</ref>」である。
===都道府県===
「都道府県」とは、日本から一般旅券により外国へ渡航しようとする者の住所または居所の所在地を管轄する都道府県を指す。
ここでいう「住所」は、住民基本台帳上の届け出がある場所と解される。一方、「居所」は、住所以外の生活の本拠であり、活動の本拠を含む広い概念として解釈されている。申請者の同一性が確認できる場合には、居所における申請も認められる運用となっている。
===都道府県知事===
「都道府県知事」とは、前号(第5号)の都道府県の知事をいい、一般旅券の発給申請の受理・交付等の事務を、法定受託事務として執行する立場にある。
===旅券の名義人===
「旅券の名義人」とは、旅券の発給を受けた者をいう。
旅券面に記載された氏名の者が正当な所持者であり、旅券を適切に行使する権利を有するとともに、善良な管理者として旅券を保持する責任を負う。また、返納義務や届出義務など、旅券所持者としての諸義務も課される。
== 参照条文 ==
* [[旅券法第19条の3]](帰国のための渡航書)
* [[地方自治法第2条]]
== 脚注 ==
{{reflist}}
== 参考文献 ==
* {{Cite book |和書 |author=旅券法研究会 |title=旅券法逐条解説 |date=2016-03-01 |publisher=有斐閣 |isbn=9784641018389}}
----
{{前後
|[[コンメンタール旅券法|旅券法]]
|
|[[旅券法第1条]]<br />(目的)
|[[旅券法第3条]]<br />(一般旅券の発給の申請)
}}
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[[category:旅券法|02]]
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旅券法第23条
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==条文==
(罰則)
; 第23条
# 次の各号のいずれかに該当する者は、5年以下の拘禁刑若しくは300万円以下の罰金に処し、又はこれを併科する。
## この法律に基づく申請又は請求に関する書類に虚偽の記載をすることその他不正の行為によつて当該申請又は請求に係る旅券又は渡航書の交付を受けた者
## 他人名義の旅券又は渡航書を行使した者
## 行使の目的をもつて、自己名義の旅券又は渡航書を他人に譲り渡し、又は貸与した者
## 行使の目的をもつて、他人名義の旅券又は渡航書を譲り渡し、若しくは貸与し、譲り受け、若しくは借り受け、又は所持した者
## 行使の目的をもつて、旅券又は渡航書として偽造された文書を譲り渡し、若しくは貸与し、譲り受け、若しくは借り受け、又は所持した者
## 第19条第1項の規定により旅券の返納を命ぜられた場合において、同項に規定する期限内にこれを返納しなかつた者
## 効力を失つた旅券又は渡航書を行使した者
# 営利の目的をもつて、前項第1号、第4号又は第5号の罪を犯した者は、7年以下の拘禁刑若しくは500万円以下の罰金に処し、又はこれを併科する。
# 第1項(第4号及び第5号の所持に係る部分並びに第6号を除く。)及び前項(第1項第4号及び第5号の所持に係る部分を除く。)の未遂罪は、罰する。
# 次の各号のいずれかに該当する者は、30万円以下の罰金に処する。
## 一般旅券に記載された渡航先以外の地域に渡航した者
## 渡航書に帰国の経由地が指定されている場合において、経由地以外の地域に渡航した者
: <small>(昭和45年5月27日法律第105号<ref>{{Cite web |url=https://www.shugiin.go.jp/internet/itdb_housei.nsf/html/houritsu/06319700527105.htm |title=法律第百五号(昭四五・五・二七) |publisher=衆議院 |accessdate=2026-06-25}}</ref>、昭和52年11月29日法律第82号<ref>{{Cite web |url=https://www.shugiin.go.jp/internet/itdb_housei.nsf/html/houritsu/08219771129082.htm |title=法律第八十二号(昭五二・一一・二九) |publisher=衆議院 |accessdate=2026-06-25}}</ref>、平成4年4月24日法律第35号<ref>{{Cite web |url=https://www.shugiin.go.jp/internet/itdb_housei.nsf/html/houritsu/12319920424035.htm |title=法律第三十五号(平四・四・二四) |publisher=衆議院 |accessdate=2026-06-25}}</ref>、平成17年6月10日法律第55号<ref>{{Cite web |url=https://www.shugiin.go.jp/internet/itdb_housei.nsf/html/housei/16220050610055.htm |title=法律第五十五号(平一七・六・一〇) |publisher=衆議院 |accessdate=2026-06-25}}</ref>、令和4年6月17日法律第68号<ref>{{Cite web |url=https://www.shugiin.go.jp/internet/itdb_housei.nsf/html/housei/20820220617068.htm |title=法律第六十八号(令四・六・一七) |publisher=衆議院 |accessdate=2026-06-25}}</ref>改正)</small>
=== 改正経緯 ===
==== 昭和26年11月28日法律第267号 ====
(罰則)
; 第23条
: 左の各号の一に該当する者は、1年以下の懲役又は3万円以下の罰金に処する。
# 前条に規定する書類に虚偽の記載をすることその他不正の行為によつて旅券の交付、渡航先の追加、書換交付又は再交付を受けた者
# 他人名義の旅券を行使した者
# 行使の目的をもつて、旅券を他人に譲り渡し、若しくは貸与し、又は他人名義の旅券の譲渡若しくは貸与を受けた者
# 第19条第1項の規定により旅券の返納を命ぜられた場合において、同項に規定する期限内にこれを返納しなかつた者
# 効力を失つた旅券を行使した者
=== 翻訳 ===
(Penal Provisions)
; Article 23
# A person who falls under any of the following items is punished by imprisonment with work for not more than five years, a fine of not more than three million yen, or both:
## a person who has been delivered a passport or travel document by entering a false statement in the documents concerning an application or request based on this Act, or by other wrongful acts;
## a person who uses a passport or travel document under another person's name;
## a person who transfers or lends a passport or travel document under their name to another person for the purpose of using it;
## a person who transfers or lends, acquires or borrows, or carries a passport or travel document under another person's name for the purpose of using it;
## a person who transfers or lends, acquires or borrows, or carries a document that has been forged as a passport or travel document for the purpose of using it;
## a person who has been ordered to return their passport pursuant to the provisions of Article 19, paragraph (1), and has failed to return it within the period provided for in that paragraph; or
## a person who uses a passport or travel document that has expired.
# A person who commits an offense referred to in item (i), item (iv), or item (v) of the preceding paragraph for profit is punished by imprisonment with work for not more than seven years, a fine of not more than five million yen, or both.
# An attempt to commit the offense referred to in paragraph (1) (excluding the part related to possession referred to in item (iv) and item (v), and excluding item (vi)) and the preceding paragraph (excluding the part related to possession referred to in paragraph (1), item (iv) and item (v)) is punished.
# A person who falls under any of the following items is punished by a fine of not more than 300 thousand yen:
## a person who has travelled to a region other than the destination stated in the ordinary passport; or
## in the case the transit point for returning to Japan has been designated, a person who has traveled to a region other than that transit point.<ref>{{Cite web |url=https://www.japaneselawtranslation.go.jp/ja/laws/view/4821 |title=旅券法 |website=日本法令外国語訳DBシステム |publisher=法務省 |accessdate=2026-06-25}}</ref>
==解説==
本条は罰則ついて規定している。
旅券は、発行国の政府が名義人の国籍および身元に金する対外的公証を行う公証文書であり、外国政府は当該旅券の記載事項が所持人の真正な身分事項を表示していることを前提として、所持人に対し、入国や就労許可、その他の行政サービスを行う。
そのため、国際社会における日本旅券の信用性を低下させ、外国における日本人の経済活動等を阻害することとなる。旅券秩序の維持のために罰則規定を設けている。
本条に記載されている罰則の変遷は下記の通りである。
{| class="wikitable"
|+
! rowspan="2" |改正 !! colspan="2" | 1項 !! colspan="2" | 2項 !! colspan="2" | 4項
|-
! 懲役・拘禁刑 !! 罰金 !! 懲役・拘禁刑 !! 罰金 !! 懲役・拘禁刑 !! 罰金
|-
! 令和4年法律第68号
|style="text-align:right;"|5年以下||style="text-align:right;"|300万円以下||style="text-align:right;"|7年以下||style="text-align:right;"|500万円以下||style="text-align:center;"|-||style="text-align:right;"|30万円以下
|-
! 平成17年法律第55号
|style="text-align:right;"|5年以下||style="text-align:right;"|300万円以下||style="text-align:right;"|7年以下||style="text-align:right;"|500万円以下||style="text-align:center;"|-||style="text-align:right;"|30万円以下
|-
! 平成4年法律第35号
|style="text-align:right;"|3年以下||style="text-align:right;"|30万円以下||style="text-align:center;"|-||style="text-align:right;"|30万円以下||style="text-align:center;"|-||style="text-align:center;"|-
|-
! 昭和52年法律第82号
|style="text-align:right;"|3年以下||style="text-align:right;"|10万円以下||style="text-align:center;"|-||style="text-align:right;"|10万円以下||style="text-align:center;"|-||style="text-align:center;"|-
|-
! 昭和45年法律第105号
|style="text-align:right;"|1年以下||style="text-align:right;"|3万円以下||style="text-align:center;"|-||style="text-align:right;"|3万円以下||style="text-align:center;"|-||style="text-align:center;"|-
|-
! 昭和26年法律第267号
|style="text-align:right;"|1年以下||style="text-align:right;"|3万円以下||style="text-align:center;"|-||style="text-align:center;"|-||style="text-align:center;"|-||style="text-align:center;"|-
|}
== 参照条文 ==
* [[旅券法第19条]](返納)
== 脚注 ==
{{reflist}}
== 参考文献 ==
* {{Cite book |和書 |author=旅券法研究会 |title=旅券法逐条解説 |date=2016-03-01 |publisher=有斐閣 |isbn=9784641018389}}
----
{{前後
|[[コンメンタール旅券法|旅券法]]
|
|[[旅券法第22条]]<br />(外務省令への委任)
|[[旅券法第24条]]<br />(国外犯罪)
}}
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[[category:旅券法|23]]
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旅券法第24条
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2026-06-24T18:48:26Z
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==条文==
(国外犯罪)
; 第24条
: 前条の規定は、国外において同条の罪を犯した者にも適用する。
: <small>(昭和45年5月27日法律第105号<ref>{{Cite web |url=https://www.shugiin.go.jp/internet/itdb_housei.nsf/html/houritsu/06319700527105.htm |title=法律第百五号(昭四五・五・二七) |publisher=衆議院 |accessdate=2026-06-25}}</ref>改正)</small>
=== 改正経緯 ===
==== 昭和26年11月28日法律第267号 ====
(国外犯罪)
; 第24条
: 前条の規定は、国外において同条各号の一に掲げる罪を犯した者にも適用する。
=== 翻訳 ===
(Crimes Committed Outside of Japan)
; Article 24
: The provisions of the preceding Article also apply to a person who commits the offense stated in that Article outside of Japan.<ref>{{Cite web |url=https://www.japaneselawtranslation.go.jp/ja/laws/view/4821 |title=旅券法 |website=日本法令外国語訳DBシステム |publisher=法務省 |accessdate=2026-06-25}}</ref>
==解説==
本条は[[旅券法第23条|本法23条]]で規定してた罰則について、国外において罪を犯した者にも適用することを規定している。
== 参照条文 ==
* [[旅券法第23条]](罰則)
== 脚注 ==
{{reflist}}
== 参考文献 ==
* {{Cite book |和書 |author=旅券法研究会 |title=旅券法逐条解説 |date=2016-03-01 |publisher=有斐閣 |isbn=9784641018389}}
----
{{前後
|[[コンメンタール旅券法|旅券法]]
|
|[[旅券法第23条]]<br />(罰則)
|[[旅券法第25条]]<br />(没取)
}}
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[[category:旅券法|24]]
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旅券法第25条
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==条文==
(没取)
; 第25条
: 第23条の罪(第1項第1号の未遂罪を除く。)を犯した者の旅券若しくは渡航書又は旅券若しくは渡航書として偽造された文書は、外務大臣が没取することができる。
: <small>(昭和45年5月27日法律第105号<ref>{{Cite web |url=https://www.shugiin.go.jp/internet/itdb_housei.nsf/html/houritsu/06319700527105.htm |title=法律第百五号(昭四五・五・二七) |publisher=衆議院 |accessdate=2026-06-25}}</ref>、平成17年6月10日法律第55号<ref>{{Cite web |url=https://www.shugiin.go.jp/internet/itdb_housei.nsf/html/housei/16220050610055.htm |title=法律第五十五号(平一七・六・一〇) |publisher=衆議院 |accessdate=2026-06-25}}</ref>改正)</small>
=== 改正経緯 ===
==== 昭和26年11月28日法律第267号 ====
(没取)
; 第25条
: 第23条各号の一に該当する者の旅券は、外務大臣が没取することができる。
=== 翻訳 ===
(Confiscation)
; Article 25
: The Minister for Foreign Affairs may confiscate the passport or travel document of a person who has committed an offense referred to in Article 23 (excluding an attempted offense referred to in paragraph (1), item (i)), or a document that has been forged as a passport or travel document.<ref>{{Cite web |url=https://www.japaneselawtranslation.go.jp/ja/laws/view/4821 |title=旅券法 |website=日本法令外国語訳DBシステム |publisher=法務省 |accessdate=2026-06-25}}</ref>
==解説==
本条は、[[旅券法第23条|本法23条]]で規定した罪を犯した者の旅券・渡航書、旅券・渡航書として偽造した文書は、外務大臣が没取することができることを規定している。
「没取」とは、私人の所持に属する一定の物の所有権を剥奪して、これを国庫に帰属させる行政処分をいう。旅券等の没取は、名義人に対する不利益処分の一種である。
== 参照条文 ==
* [[旅券法第23条]](罰則)
== 脚注 ==
{{reflist}}
== 参考文献 ==
* {{Cite book |和書 |author=旅券法研究会 |title=旅券法逐条解説 |date=2016-03-01 |publisher=有斐閣 |isbn=9784641018389}}
----
{{前後
|[[コンメンタール旅券法|旅券法]]
|
|[[旅券法第24条]]<br />(罰則)
|-
}}
{{stub|law}}
[[category:旅券法|25]]
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マリオカート7
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2026-06-25T01:28:00Z
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ページの作成:「{{Pathnav|ゲーム|マリオカート|frame=2}} {{Wikipedia}} '''マリオカート7'''は、2011年に発売されたニンテンドー3DS専用ソフト。携帯型ゲーム機向けのシリーズとしては『[[マリオカートDS]]』以来となる本作は、3DSの立体視(3D表示)を活かした奥深いコースデザインと、陸・海・空を駆け抜ける新しいレース体験を提供している。 ==本作の革新的な新要素== 本…」
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{{Pathnav|ゲーム|マリオカート|frame=2}}
{{Wikipedia}}
'''マリオカート7'''は、2011年に発売されたニンテンドー3DS専用ソフト。携帯型ゲーム機向けのシリーズとしては『[[マリオカートDS]]』以来となる本作は、3DSの立体視(3D表示)を活かした奥深いコースデザインと、陸・海・空を駆け抜ける新しいレース体験を提供している。
==本作の革新的な新要素==
本作で導入され、その後のシリーズにおけるスタンダードとなった重要な3つのシステムを紹介する。
===陸・海・空をシームレスに繋ぐアクション===
従来のシリーズではコースアウト扱いや減速の対象となっていた「空中」と「水中」が、正規のレーシングエリアとして拡張された。
;グライダー滑空
:特定の青いダッシュボード(ジャンプ台)から飛び出すと、カートに「グライダー」が展開される。スライドパッドの上下で機首を操作し、滞空時間を伸ばしてショートカットを狙ったり、急降下して素早く着地したりと、立体的な戦略が求められる。
;水中走行
:水に入るとカートの後部に「スクリュー」が展開される。水中では挙動がフワフワと軽くなり、独特のハンドリング感覚になる。
===カートのカスタマイズ機能===
本作から、完成済みのカートを選ぶ形式から、「フレーム」「タイヤ」「グライダー」の3つのパーツを組み合わせて自分専用のマシンを作り上げるシステムに変更された。
*パーツは、コース上に落ちている'''コイン'''を一定数集めるごとにランダムでアンロックされる。
*各パーツには「スピード」「かそく」「おもさ」「ハンドリング」「オフロード」のパラメーターが設定されており、プレイヤーの操作スタイルや挑むコースに合わせて調整することが勝利への鍵となる。
===ドライバー視点(ジャイロ操作)===
十字ボタンを押すことで、キャラクターの背後から見る通常視点から、キャラクターの目線である「ドライバー視点(一人称視点)」に切り替わる。この状態では、3DS本体を傾けてハンドルを切る'''ジャイロセンサー操作'''が可能になり、より没入感のあるプレイを楽しめる。
==ゲームモード==
ソロプレイから多人数プレイまで、目的の異なる複数のモードが用意されている。
;グランプリ
:8つのカップ(1カップにつき4コース)を順番に走り、総合ポイントで優勝を争うメインモード。50cc、100cc、150cc、ミラー(コースが左右反転する150cc)のクラスがあり、排気量が多いほどスピードが上がり、難易度が高くなる。
;タイムアタック
:妨害アイテムなしでコースを1人で走り、最速レコードを目指すモード。キノコを3つ所持した状態でスタートする。自分のゴーストデータと競争したり、すれちがい通信で受け取った他のプレイヤーのゴーストに挑むことができる。
;ふうせんバトル
:アイテムを駆使し、ライバルのカートについている風船を割り合う対戦モード。
;コインバトル
:専用のバトルステージ上に散らばるコインを、制限時間内にどれだけ多く集められるかを競う。攻撃を受けるとコインを落としてしまう。
==新キャラクター==
前作に登場したベビィマリオ、ベビィピーチ、ワルイージ、ベビィルイージ、ベビィデイジー、キノピコ、カロン、キャサリン、クッパJr.、ディディーコング、ファンキーコング、ほねクッパが外され、以下のキャラクターが追加された。
*メタルマリオ
*ヘイホー
*ハニークイーン
*ハナチャン
*ジュゲム
==新アイテム==
シリーズでおなじみの「ミドリこうら」や「バナナ」などに加え、本作特有の戦術を生み出す新アイテムが3つ追加された。
;ファイアフラワー
:一定時間、前後にファイアボールを投げ続けることができる。当たったライバルはスピンする。
;スーパーこのは
:カートの後ろに「しっぽ」が生える。ボタンを押してしっぽを振り回し、近くのカートを弾き飛ばしたり、飛んできたこうらを防御したりできる。
;ラッキー7
:ミドリこうら、アカこうら、バナナ、キノコ、ボムへい、ゲッソー、スーパースターの7つのアイテムがカートの周囲に出現し、回転する。ボタンを押すたびに正面に来たアイテムを順に使用できる非常に強力なアイテムである。
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/* 新アイテム */ カテゴリー追加
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{{Pathnav|ゲーム|マリオカート|frame=2}}
{{Wikipedia}}
'''マリオカート7'''は、2011年に発売されたニンテンドー3DS専用ソフト。携帯型ゲーム機向けのシリーズとしては『[[マリオカートDS]]』以来となる本作は、3DSの立体視(3D表示)を活かした奥深いコースデザインと、陸・海・空を駆け抜ける新しいレース体験を提供している。
==本作の革新的な新要素==
本作で導入され、その後のシリーズにおけるスタンダードとなった重要な3つのシステムを紹介する。
===陸・海・空をシームレスに繋ぐアクション===
従来のシリーズではコースアウト扱いや減速の対象となっていた「空中」と「水中」が、正規のレーシングエリアとして拡張された。
;グライダー滑空
:特定の青いダッシュボード(ジャンプ台)から飛び出すと、カートに「グライダー」が展開される。スライドパッドの上下で機首を操作し、滞空時間を伸ばしてショートカットを狙ったり、急降下して素早く着地したりと、立体的な戦略が求められる。
;水中走行
:水に入るとカートの後部に「スクリュー」が展開される。水中では挙動がフワフワと軽くなり、独特のハンドリング感覚になる。
===カートのカスタマイズ機能===
本作から、完成済みのカートを選ぶ形式から、「フレーム」「タイヤ」「グライダー」の3つのパーツを組み合わせて自分専用のマシンを作り上げるシステムに変更された。
*パーツは、コース上に落ちている'''コイン'''を一定数集めるごとにランダムでアンロックされる。
*各パーツには「スピード」「かそく」「おもさ」「ハンドリング」「オフロード」のパラメーターが設定されており、プレイヤーの操作スタイルや挑むコースに合わせて調整することが勝利への鍵となる。
===ドライバー視点(ジャイロ操作)===
十字ボタンを押すことで、キャラクターの背後から見る通常視点から、キャラクターの目線である「ドライバー視点(一人称視点)」に切り替わる。この状態では、3DS本体を傾けてハンドルを切る'''ジャイロセンサー操作'''が可能になり、より没入感のあるプレイを楽しめる。
==ゲームモード==
ソロプレイから多人数プレイまで、目的の異なる複数のモードが用意されている。
;グランプリ
:8つのカップ(1カップにつき4コース)を順番に走り、総合ポイントで優勝を争うメインモード。50cc、100cc、150cc、ミラー(コースが左右反転する150cc)のクラスがあり、排気量が多いほどスピードが上がり、難易度が高くなる。
;タイムアタック
:妨害アイテムなしでコースを1人で走り、最速レコードを目指すモード。キノコを3つ所持した状態でスタートする。自分のゴーストデータと競争したり、すれちがい通信で受け取った他のプレイヤーのゴーストに挑むことができる。
;ふうせんバトル
:アイテムを駆使し、ライバルのカートについている風船を割り合う対戦モード。
;コインバトル
:専用のバトルステージ上に散らばるコインを、制限時間内にどれだけ多く集められるかを競う。攻撃を受けるとコインを落としてしまう。
==新キャラクター==
前作に登場したベビィマリオ、ベビィピーチ、ワルイージ、ベビィルイージ、ベビィデイジー、キノピコ、カロン、キャサリン、クッパJr.、ディディーコング、ファンキーコング、ほねクッパが外され、以下のキャラクターが追加された。
*メタルマリオ
*ヘイホー
*ハニークイーン
*ハナチャン
*ジュゲム
==新アイテム==
シリーズでおなじみの「ミドリこうら」や「バナナ」などに加え、本作特有の戦術を生み出す新アイテムが3つ追加された。
;ファイアフラワー
:一定時間、前後にファイアボールを投げ続けることができる。当たったライバルはスピンする。
;スーパーこのは
:カートの後ろに「しっぽ」が生える。ボタンを押してしっぽを振り回し、近くのカートを弾き飛ばしたり、飛んできたこうらを防御したりできる。
;ラッキー7
:ミドリこうら、アカこうら、バナナ、キノコ、ボムへい、ゲッソー、スーパースターの7つのアイテムがカートの周囲に出現し、回転する。ボタンを押すたびに正面に来たアイテムを順に使用できる非常に強力なアイテムである。
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[[Category:マリオカート]]
[[Category:ゲーム]]
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マリオカート8
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ページの作成:「{{Pathnav|ゲーム|マリオカート|frame=2}} {{Wikipedia}} '''マリオカート8'''とは、2014年に任天堂より発売されたアクションレースゲーム。[[マリオカート]]シリーズの第8作目で、Wii U専用ソフトである。本項では、2017年にNintendo Switch用として発売された第9作目『マリオカート8 デラックス』についても紹介する。 ==本作の革新的なシステム== 本作では、過去の…」
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text/x-wiki
{{Pathnav|ゲーム|マリオカート|frame=2}}
{{Wikipedia}}
'''マリオカート8'''とは、2014年に任天堂より発売されたアクションレースゲーム。[[マリオカート]]シリーズの第8作目で、Wii U専用ソフトである。本項では、2017年にNintendo Switch用として発売された第9作目『マリオカート8 デラックス』についても紹介する。
==本作の革新的なシステム==
本作では、過去のシリーズの基礎を受け継ぎつつ、レースの次元を広げる新しいシステムが導入された。
===反重力(アンチグラビティ)===
本作を象徴する最大の追加要素。コース上に設置された青く光るパネルを通過すると、マシンのタイヤがホバー状態に変形し、壁や天井に張り付いて走行することが可能になる。
;スピンターボ
:反重力エリアを走行中、他のプレイヤーのマシンや特定の青く光る障害物にぶつかると、マシンがスピンしつつ小加速します。これにより、従来の「接触を避ける」セオリーから一転し、「あえてぶつかって加速を得る」という新たな戦略が生まれました。
==マシンのカスタマイズと車種==
[[マリオカート7|前作]]から引き継がれたシステムで、「フレーム」「タイヤ」「グライダー」の3パーツを組み合わせ、マシンの性能(スピード、加速、重さ、曲がりやすさなど)を調整する。
;カート
:標準的な挙動で安定感があり、初心者から上級者まで扱いやすい設計となっている。
;バイク
:フレームによって、カートと同じように曲がる「外ドリフト」と、鋭く内側に切り込む「内ドリフト(ハングオン)」の2タイプに分かれる。
;ATVバギー
:本作からの新カテゴリー。四輪バギーの形状をしており、悪路(ダート)での減速が比較的少ないのが特徴。
==必須となる基本テクニック==
レースを有利に進めるためには、以下の基本操作の習得が不可欠。
;ロケットスタート
:レース開始のカウントダウン時、「2」の表示が消えかかるタイミングからアクセルを押し続けることで、スタートダッシュを決めることができる。タイミングが早すぎるとエンスト(オーバーヒート)を起こすため注意が必要。
;ドリフトとミニターボ
:カーブを曲がる際、ジャンプボタン(Rボタン)を押しながら曲がることで「ドリフト」状態になる。そのまま一定時間滑り続けるとタイヤから火花が散り、ボタンを離すと加速(ミニターボ)する。
;ジャンプアクション
:コース上のジャンプ台や段差から飛び出す瞬間にジャンプボタンを押すと、キャラクターが固有のアクションを決め、着地と同時に加速する。
==『マリオカート8 デラックス』での変更点==
2017年にNintendo Switch向けに発売された『マリオカート8 デラックス』は、Wii U版の全コンテンツと有料追加コンテンツを最初から収録した上で、以下の重要な変更が加えられた「完全版」に位置づけられます。
;アイテム2個持ち
:アイテムボックスを通過した際、アイテムを最大2つまでストックできるようになり、攻防の戦略性が大幅に向上した<ref>ちなみに、アイテムの2個持ちが採用されたのは『[[マリオカート ダブルダッシュ!!|ダブルダッシュ!!]]』以来である。</ref>。
;ハンドルアシスト機能
:コースアウト(転落)を自動的に防いでくれる初心者向けの救済システムが搭載されました。
;バトルモードの完全一新
:レースコースを使い回していたWii U版のバトルモードが見直され、専用の箱庭コースと「ふうせんバトル」「パックンVSスパイ」など5種類の専用ルールが実装されました。
;ウルトラミニターボの追加
:ドリフトを極限まで長く続けることで、より強力な加速を得られる「ピンク色の火花(ウルトラミニターボ)」が追加されました。
==脚注==
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AkiR27User
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'''マリオカート8'''とは、2014年に任天堂より発売されたアクションレースゲーム。[[マリオカート]]シリーズの第8作目で、Wii U専用ソフトである。本項では、2017年にNintendo Switch用として発売された第9作目『マリオカート8 デラックス』についても紹介する。
==本作の革新的なシステム==
本作では、過去のシリーズの基礎を受け継ぎつつ、レースの次元を広げる新しいシステムが導入された。
===反重力(アンチグラビティ)===
本作を象徴する最大の追加要素。コース上に設置された青く光るパネルを通過すると、マシンのタイヤがホバー状態に変形し、壁や天井に張り付いて走行することが可能になる。
;スピンターボ
:反重力エリアを走行中、他のプレイヤーのマシンや特定の青く光る障害物にぶつかると、マシンがスピンしつつ小加速します。これにより、従来の「接触を避ける」セオリーから一転し、「あえてぶつかって加速を得る」という新たな戦略が生まれました。
==マシンのカスタマイズと車種==
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:標準的な挙動で安定感があり、初心者から上級者まで扱いやすい設計となっている。
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==必須となる基本テクニック==
レースを有利に進めるためには、以下の基本操作の習得が不可欠。
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:レース開始のカウントダウン時、「2」の表示が消えかかるタイミングからアクセルを押し続けることで、スタートダッシュを決めることができる。タイミングが早すぎるとエンスト(オーバーヒート)を起こすため注意が必要。
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:カーブを曲がる際、ジャンプボタン(Rボタン)を押しながら曲がることで「ドリフト」状態になる。そのまま一定時間滑り続けるとタイヤから火花が散り、ボタンを離すと加速(ミニターボ)する。
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:コース上のジャンプ台や段差から飛び出す瞬間にジャンプボタンを押すと、キャラクターが固有のアクションを決め、着地と同時に加速する。
==『マリオカート8 デラックス』での変更点==
2017年にNintendo Switch向けに発売された『マリオカート8 デラックス』は、Wii U版の全コンテンツと有料追加コンテンツを最初から収録した上で、以下の重要な変更が加えられた「完全版」に位置づけられます。
;アイテム2個持ち
:アイテムボックスを通過した際、アイテムを最大2つまでストックできるようになり、攻防の戦略性が大幅に向上した<ref>ちなみに、アイテムの2個持ちが採用されたのは『[[マリオカート ダブルダッシュ!!|ダブルダッシュ!!]]』以来である。</ref>。
;ハンドルアシスト機能
:コースアウト(転落)を自動的に防いでくれる初心者向けの救済システムが搭載されました。
;バトルモードの完全一新
:レースコースを使い回していたWii U版のバトルモードが見直され、専用の箱庭コースと「ふうせんバトル」「パックンVSスパイ」など5種類の専用ルールが実装されました。
;ウルトラミニターボの追加
:ドリフトを極限まで長く続けることで、より強力な加速を得られる「ピンク色の火花(ウルトラミニターボ)」が追加されました。
==脚注==
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'''マリオカート8'''とは、2014年に任天堂より発売されたアクションレースゲーム。[[マリオカート]]シリーズの第8作目で、Wii U専用ソフトである。本項では、2017年にNintendo Switch用として発売された第9作目『マリオカート8 デラックス』についても紹介する。
==本作の革新的なシステム==
本作では、過去のシリーズの基礎を受け継ぎつつ、レースの次元を広げる新しいシステムが導入された。
===反重力(アンチグラビティ)===
本作を象徴する最大の追加要素。コース上に設置された青く光るパネルを通過すると、マシンのタイヤがホバー状態に変形し、壁や天井に張り付いて走行することが可能になる。
;スピンターボ
:反重力エリアを走行中、他のプレイヤーのマシンや特定の青く光る障害物にぶつかると、マシンがスピンしつつ小加速します。これにより、従来の「接触を避ける」セオリーから一転し、「あえてぶつかって加速を得る」という新たな戦略が生まれました。
==マシンのカスタマイズと車種==
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;ATVバギー
:本作からの新カテゴリー。四輪バギーの形状をしており、悪路(ダート)での減速が比較的少ないのが特徴。
==必須となる基本テクニック==
レースを有利に進めるためには、以下の基本操作の習得が不可欠。
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;ドリフトとミニターボ
:カーブを曲がる際、ジャンプボタン(Rボタン)を押しながら曲がることで「ドリフト」状態になる。そのまま一定時間滑り続けるとタイヤから火花が散り、ボタンを離すと加速(ミニターボ)する。
;ジャンプアクション
:コース上のジャンプ台や段差から飛び出す瞬間にジャンプボタンを押すと、キャラクターが固有のアクションを決め、着地と同時に加速する。
==『マリオカート8 デラックス』での変更点==
2017年にNintendo Switch向けに発売された『マリオカート8 デラックス』は、Wii U版の全コンテンツと有料追加コンテンツを最初から収録した上で、以下の重要な変更が加えられた「完全版」に位置づけられます。
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==脚注==
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マリオカートワールド
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ページの作成:「{{Pathnav|ゲーム|マリオカート|frame=2}} {{Wikipedia}} '''マリオカートワールド'''(Mario Kart World)は、任天堂開発・発売のNintendo Switch2用レースゲーム。2025年6月5日に発売された[[マリオカート]]シリーズ第10作目であり、シリーズ初となる「オープンワールド」システムを採用した革新的なタイトルである。 ==概要と特徴== 本作最大の特徴は、全てのコース…」
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text/x-wiki
{{Pathnav|ゲーム|マリオカート|frame=2}}
{{Wikipedia}}
'''マリオカートワールド'''(Mario Kart World)は、任天堂開発・発売のNintendo Switch2用レースゲーム。2025年6月5日に発売された[[マリオカート]]シリーズ第10作目であり、シリーズ初となる「オープンワールド」システムを採用した革新的なタイトルである。
==概要と特徴==
本作最大の特徴は、全てのコースがひとつの広大な'''オープンワールド'''内に配置されている点。従来のメニュー形式でのコース選択だけでなく、シームレスに繋がった世界を走り回りながらレースやイベントに参加することができる。
また、グラフィック面においてはシリーズ初(およびスーパーマリオシリーズ全体としても初)となる'''1080pを超える高解像度'''でのプレイに対応している。
==新しいアクションとシステム==
===チャージジャンプ===
本作で新たに導入された重要なドライビングテクニック。
;操作方法
:ハンドルを切らずにホップ(ジャンプ)し、そのままボタンを押し続ける。
;効果
:通常のドリフトを開始する代わりにパワーがチャージされ、ジャンプの着地時にミニターボと同等のスピードバースト(加速)を得ることができる。カーブの少ない直線的なルートでタイムを縮めるために必須となる。
===特殊車両の操縦===
オープンワールド(フリーローム時)のマップ内には、「?」マークがついた大型の乗り物が点在している。プレイヤーのカートでこれらに接触・搭乗することで、一時的に内部から操縦することが可能。
;搭乗可能な乗り物
*トラック
*ボート
*ヘリコプター
*UFO
===ポイントシステムの変更===
本作ではレース終了時のポイント配分が見直された。一部の異なる順位でフィニッシュしたレーサーに対して、同じポイントが与えられる順位帯が存在する。これは『[[マリオカートアドバンス]]』以来の順位と同ポイントが紐づく仕様変更となる。
==ゲームモード==
本作にはオープンワールドを活かした新モードや、拡張された従来モードが収録されています。
;フリーローム
:広大なオープンワールドの世界を自由に探索できるモード。各コースは専用の「ルート(非周回型の長いトラック)で繋がっており、ルート上には独自のハザード(障害物)が設置されている。
;グランプリ
:シリーズ恒例の大会モード。本作ではコースとコースを繋ぐルートも活用してレースが行われる。
;ノックアウトツアー
:本作で新たに追加されたラリー形式のモード。プレイヤーのスコアに応じてランダムなラリーと排気量(クラス)が選ばれ、勝ち残り戦を行う。
;VSレース
:詳細なルールを設定してレースを行うモード。チーム戦の仕様が拡張され、従来の「2チーム制」に加え、「8人×3チーム」や「6人×4チーム」の多人数チーム戦が可能になった。
:;アイテム設定
::通常の「ノーマル」、激しいアイテムが出やすい「ダイナミック」、「キノコのみ」のほか、出現するアイテムを個別にオンオフできる「カスタムアイテム」が搭載されている。
;バトル
:専用のバトルコースで戦うモード。「ふうせんバトル」「あつめてコイン」「ボムへいドッカン」などが収録されている。
==キャラクター==
本作は、シリーズ史上最多となる「完全新規のプレイアブルキャラクター」が追加されています。従来のマリオファミリーに加え、マリオシリーズに登場する様々な敵キャラクターがレーサーとしてデビューを果たした。<blockquote></blockquote>
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/* キャラクター */ カテゴリー追加
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'''マリオカートワールド'''(Mario Kart World)は、任天堂開発・発売のNintendo Switch2用レースゲーム。2025年6月5日に発売された[[マリオカート]]シリーズ第10作目であり、シリーズ初となる「オープンワールド」システムを採用した革新的なタイトルである。
==概要と特徴==
本作最大の特徴は、全てのコースがひとつの広大な'''オープンワールド'''内に配置されている点。従来のメニュー形式でのコース選択だけでなく、シームレスに繋がった世界を走り回りながらレースやイベントに参加することができる。
また、グラフィック面においてはシリーズ初(およびスーパーマリオシリーズ全体としても初)となる'''1080pを超える高解像度'''でのプレイに対応している。
==新しいアクションとシステム==
===チャージジャンプ===
本作で新たに導入された重要なドライビングテクニック。
;操作方法
:ハンドルを切らずにホップ(ジャンプ)し、そのままボタンを押し続ける。
;効果
:通常のドリフトを開始する代わりにパワーがチャージされ、ジャンプの着地時にミニターボと同等のスピードバースト(加速)を得ることができる。カーブの少ない直線的なルートでタイムを縮めるために必須となる。
===特殊車両の操縦===
オープンワールド(フリーローム時)のマップ内には、「?」マークがついた大型の乗り物が点在している。プレイヤーのカートでこれらに接触・搭乗することで、一時的に内部から操縦することが可能。
;搭乗可能な乗り物
*トラック
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===ポイントシステムの変更===
本作ではレース終了時のポイント配分が見直された。一部の異なる順位でフィニッシュしたレーサーに対して、同じポイントが与えられる順位帯が存在する。これは『[[マリオカートアドバンス]]』以来の順位と同ポイントが紐づく仕様変更となる。
==ゲームモード==
本作にはオープンワールドを活かした新モードや、拡張された従来モードが収録されています。
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:広大なオープンワールドの世界を自由に探索できるモード。各コースは専用の「ルート(非周回型の長いトラック)で繋がっており、ルート上には独自のハザード(障害物)が設置されている。
;グランプリ
:シリーズ恒例の大会モード。本作ではコースとコースを繋ぐルートも活用してレースが行われる。
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:本作で新たに追加されたラリー形式のモード。プレイヤーのスコアに応じてランダムなラリーと排気量(クラス)が選ばれ、勝ち残り戦を行う。
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:詳細なルールを設定してレースを行うモード。チーム戦の仕様が拡張され、従来の「2チーム制」に加え、「8人×3チーム」や「6人×4チーム」の多人数チーム戦が可能になった。
:;アイテム設定
::通常の「ノーマル」、激しいアイテムが出やすい「ダイナミック」、「キノコのみ」のほか、出現するアイテムを個別にオンオフできる「カスタムアイテム」が搭載されている。
;バトル
:専用のバトルコースで戦うモード。「ふうせんバトル」「あつめてコイン」「ボムへいドッカン」などが収録されている。
==キャラクター==
本作は、シリーズ史上最多となる「完全新規のプレイアブルキャラクター」が追加されています。従来のマリオファミリーに加え、マリオシリーズに登場する様々な敵キャラクターがレーサーとしてデビューを果たした。
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[[Category:マリオカート]]
[[Category:ゲーム]]
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マリオカートアドバンス
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2026-06-25T02:42:49Z
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ページの作成:「{{Pathnav|ゲーム|マリオカート|frame=2}} {{Wikipedia}} '''マリオカートアドバンス'''は、スーパーファミコン(SFC)の『[[スーパーマリオカート]]』、NINTENDO64の『[[マリオカート64]]』に続く、シリーズ第3作目にあたる作品。シリーズ初の携帯型ゲーム機向けタイトルとして開発された。 グラフィックはSFC版と同様の「疑似3D(2Dスプライトの拡大・縮小・回…」
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{{Pathnav|ゲーム|マリオカート|frame=2}}
{{Wikipedia}}
'''マリオカートアドバンス'''は、スーパーファミコン(SFC)の『[[スーパーマリオカート]]』、NINTENDO64の『[[マリオカート64]]』に続く、シリーズ第3作目にあたる作品。シリーズ初の携帯型ゲーム機向けタイトルとして開発された。
グラフィックはSFC版と同様の「疑似3D(2Dスプライトの拡大・縮小・回転)」を採用しつつ、色彩や表現力が大幅に向上している。また、1カートリッジで最大4人までの通信対戦が可能なシステムなど、携帯機ならではの魅力が詰め込まれている。
==特徴的なシステム==
本作には、過去作から引き継がれたシステムと、本作独自の新しい要素が混在している。
===コインシステムの復活===
SFC版に存在し、64版で廃止されていた「コイン」が復活した。
*'''最高速度の向上''' - コインを拾うごとにカートの最高速度がわずかに上昇する(最大55枚までストック可能だが、速度上昇の上限は枚数により変動する)。
*'''スピン回避''' - コインが0枚の状態で他カートと接触するとスピンする。
*'''おまけ要素の解放''' - 各カップで集めたコインの累計枚数は、後述する「おまけコース」の解放条件に直結する。
===ランク評価(評価システム)===
グランプリをクリアした際、プレイヤーの走りに対して「★★★」〜「E」までのランクが付けられます。被弾回数、コースアウト、タイム、コインの取得枚数などが総合的に評価されるため、ただ1位を獲るだけでなく「美しく速く走る」ことが求められます。
==登場キャラクターと性能==
操作可能なキャラクターは『マリオカート64』と同じ8名です。本作ではキャラクターの性能が「重さ」と「スピード」によって3つの階級に分かれています。
{| class="wikitable"
!階級!!キャラクター!!特徴
|-
|軽量級||ピーチ<br>キノピオ<br>ヨッシー||加速とハンドリングに優れるが、最高速は遅く、他車とぶつかると弾かれやすい。初心者向け。
|-
|中量級||マリオ<br>ルイージ||加速・最高速・重さのバランスが良く、どんなコースでも安定して走れる。中級者向け。
|-
|重量級||クッパ<br>ドンキーコング<br>ワリオ||最高速と重さに特化。他車を弾き飛ばせるが、加速が鈍く小回りが利かない。上級者向け。
|}
==ゲームモード==
*'''マリオグランプリ''' - 4つのコースを1セットとした「カップ」を走り、総合得点を競うメインモード。50cc、100cc、150ccの3つの排気量(難易度)がある。
*'''タイムアタック''' - キノコ(ダッシュアイテム)を3つ持った状態で単独走行し、最速タイムを目指すモード。
*'''クイックラン''' - 携帯機向けの独自モード。好きなコースを1つ選び、周回数やコイン・アイテムの有無を自由に設定して手軽に走ることができます。
*'''VS/バトル''' - 通信ケーブルを使用したマルチプレイ専用モード。カート同士で順位を競うVSと、風船を割り合うバトルがあります。
==収録コース==
本作の最大の魅力は、圧倒的なコースのボリュームです。全40コースが収録されています。
===アドバンスコース(全20コース)===
本作のために新規に作られたコース群です。キノコカップ、フラワーカップ、サンダーカップ、スターカップ、スペシャルカップの5つに分類されています(各4コース)。
;キノコカップ
#ピーチサーキット
#ヘイホービーチ
#リバーサイドパーク
#クッパキャッスル1
;フラワーカップ
#マリオサーキット
#テレサレイク
#チーズランド
#クッパキャッスル2
;サンダーカップ
#ルイージサーキット
#スカイガーデン
#プクプクアイランド
#サンセットこうや
;スターカップ
#スノーランド
#リボンロード
#ヨッシーさばく
#クッパキャッスル3
;スペシャルカップ
#レイクサイドパーク
#オンボロさんばし
#クッパキャッスル4
#レインボーロード
===おまけコース(SFCコース全20コース)===
特定の条件(グランプリで高ランクを獲得し、コインを一定枚数以上集める)を満たすと、'''SFC版『スーパーマリオカート』の全20コース'''が遊べるようになります。SFCの原曲がGBA音源でアレンジされており、かつてのプレイヤーにとって非常に嬉しいファンサービスとなっています。
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2026-06-25T09:38:56Z
AkiR27User
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/* おまけコース(SFCコース全20コース) */ カテゴリー追加
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text/x-wiki
{{Pathnav|ゲーム|マリオカート|frame=2}}
{{Wikipedia}}
'''マリオカートアドバンス'''は、スーパーファミコン(SFC)の『[[スーパーマリオカート]]』、NINTENDO64の『[[マリオカート64]]』に続く、シリーズ第3作目にあたる作品。シリーズ初の携帯型ゲーム機向けタイトルとして開発された。
グラフィックはSFC版と同様の「疑似3D(2Dスプライトの拡大・縮小・回転)」を採用しつつ、色彩や表現力が大幅に向上している。また、1カートリッジで最大4人までの通信対戦が可能なシステムなど、携帯機ならではの魅力が詰め込まれている。
==特徴的なシステム==
本作には、過去作から引き継がれたシステムと、本作独自の新しい要素が混在している。
===コインシステムの復活===
SFC版に存在し、64版で廃止されていた「コイン」が復活した。
*'''最高速度の向上''' - コインを拾うごとにカートの最高速度がわずかに上昇する(最大55枚までストック可能だが、速度上昇の上限は枚数により変動する)。
*'''スピン回避''' - コインが0枚の状態で他カートと接触するとスピンする。
*'''おまけ要素の解放''' - 各カップで集めたコインの累計枚数は、後述する「おまけコース」の解放条件に直結する。
===ランク評価(評価システム)===
グランプリをクリアした際、プレイヤーの走りに対して「★★★」〜「E」までのランクが付けられます。被弾回数、コースアウト、タイム、コインの取得枚数などが総合的に評価されるため、ただ1位を獲るだけでなく「美しく速く走る」ことが求められます。
==登場キャラクターと性能==
操作可能なキャラクターは『マリオカート64』と同じ8名です。本作ではキャラクターの性能が「重さ」と「スピード」によって3つの階級に分かれています。
{| class="wikitable"
!階級!!キャラクター!!特徴
|-
|軽量級||ピーチ<br>キノピオ<br>ヨッシー||加速とハンドリングに優れるが、最高速は遅く、他車とぶつかると弾かれやすい。初心者向け。
|-
|中量級||マリオ<br>ルイージ||加速・最高速・重さのバランスが良く、どんなコースでも安定して走れる。中級者向け。
|-
|重量級||クッパ<br>ドンキーコング<br>ワリオ||最高速と重さに特化。他車を弾き飛ばせるが、加速が鈍く小回りが利かない。上級者向け。
|}
==ゲームモード==
*'''マリオグランプリ''' - 4つのコースを1セットとした「カップ」を走り、総合得点を競うメインモード。50cc、100cc、150ccの3つの排気量(難易度)がある。
*'''タイムアタック''' - キノコ(ダッシュアイテム)を3つ持った状態で単独走行し、最速タイムを目指すモード。
*'''クイックラン''' - 携帯機向けの独自モード。好きなコースを1つ選び、周回数やコイン・アイテムの有無を自由に設定して手軽に走ることができます。
*'''VS/バトル''' - 通信ケーブルを使用したマルチプレイ専用モード。カート同士で順位を競うVSと、風船を割り合うバトルがあります。
==収録コース==
本作の最大の魅力は、圧倒的なコースのボリュームです。全40コースが収録されています。
===アドバンスコース(全20コース)===
本作のために新規に作られたコース群です。キノコカップ、フラワーカップ、サンダーカップ、スターカップ、スペシャルカップの5つに分類されています(各4コース)。
;キノコカップ
#ピーチサーキット
#ヘイホービーチ
#リバーサイドパーク
#クッパキャッスル1
;フラワーカップ
#マリオサーキット
#テレサレイク
#チーズランド
#クッパキャッスル2
;サンダーカップ
#ルイージサーキット
#スカイガーデン
#プクプクアイランド
#サンセットこうや
;スターカップ
#スノーランド
#リボンロード
#ヨッシーさばく
#クッパキャッスル3
;スペシャルカップ
#レイクサイドパーク
#オンボロさんばし
#クッパキャッスル4
#レインボーロード
===おまけコース(SFCコース全20コース)===
特定の条件(グランプリで高ランクを獲得し、コインを一定枚数以上集める)を満たすと、'''SFC版『スーパーマリオカート』の全20コース'''が遊べるようになります。SFCの原曲がGBA音源でアレンジされており、かつてのプレイヤーにとって非常に嬉しいファンサービスとなっています。
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[[Category:マリオカート]]
[[Category:ゲーム]]
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フルーツバスケット
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2026-06-25T09:36:05Z
AkiR27User
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ページの作成:「{{Pathnav|メインページ|ゲーム|frame=1}} {{Wikipedia}} フルーツバスケットは、複数の人が円形に並べた椅子に座り、進行役(オニ)に呼ばれた人が席を別の席へ移動する遊びです。 必要なものは人数に応じた椅子だけで、年齢を問わず楽しめます。 == 所要 == '''用意''' *椅子(参加者-1) '''準備''' #椅子を円形に並べます #1人だけ中央に立ち、オニになります #参…」
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フルーツバスケットは、複数の人が円形に並べた椅子に座り、進行役(オニ)に呼ばれた人が席を別の席へ移動する遊びです。
必要なものは人数に応じた椅子だけで、年齢を問わず楽しめます。
== 所要 ==
'''用意'''
*椅子(参加者-1)
'''準備'''
#椅子を円形に並べます
#1人だけ中央に立ち、オニになります
#参加者はゲーム前に、りんご、みかん、ぶどうなどのフルーツを決めます
== ゲーム ==
#オニの人は「りんご」など、フルーツを宣言します
#呼ばれたフルーツを決めた人は、必ず'''別の椅子'''に移動します
#参加者が移動している間、オニも空いた椅子に座ることができます。
#すべての椅子に座られ、座れなかった1人が次のオニになります。
== ルール ==
*「フルーツバスケット」と宣言されあた場合は'''全員が席を移動'''します。
*移動する際、隣の椅子に移動する行為はお勧めしません。
== 関連項目 ==
*椅子取りゲーム
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フルーツバスケットは、複数の人が円形に並べた椅子に座り、進行役(オニ)に呼ばれた人が席を別の席へ移動する遊びです。
必要なものは人数に応じた椅子だけで、年齢を問わず楽しめます。
== 所要 ==
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#1人だけ中央に立ち、オニになります
#参加者はゲーム前に、りんご、みかん、ぶどうなどのフルーツを決めます
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#呼ばれたフルーツを決めた人は、必ず'''別の椅子'''に移動します
#参加者が移動している間、オニも空いた椅子に座ることができます。
#すべての椅子に座られ、座れなかった1人が次のオニになります。
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フルーツバスケットは、複数の人が円形に並べた椅子に座り、進行役(オニ)に呼ばれた人が席を別の席へ移動する遊びです。
必要なものは人数に応じた椅子だけで、年齢を問わず楽しめます。
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椅子取りゲーム
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ページの作成:「{{Pathnav|ゲーム|frame=1}} {{Wikipedia}} 椅子取りゲームは、音楽に合わせて椅子の周りを歩き、音楽が止まった瞬間に空いている椅子へ座る遊びです。 必要なものは人数に応じた椅子だけで、年齢を問わず楽しめます。 == 所要 == '''用意''' *椅子(参加者-1) '''準備''' #椅子を円形に並べます(椅子は外側に向けます) #スマホなどで流す音楽を決めます == ゲーム…」
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{{Wikipedia}}
椅子取りゲームは、音楽に合わせて椅子の周りを歩き、音楽が止まった瞬間に空いている椅子へ座る遊びです。
必要なものは人数に応じた椅子だけで、年齢を問わず楽しめます。
== 所要 ==
'''用意'''
*椅子(参加者-1)
'''準備'''
#椅子を円形に並べます(椅子は外側に向けます)
#スマホなどで流す音楽を決めます
== ゲーム ==
#参加者は椅子の周りに立ちます
#音楽が鳴ると歩き始め、音楽が止まるまで歩き続けます
#音楽が止まった時に、参加者は空いている椅子に座ります。
#座れなかった人はそのラウンドで脱落となります
#次のラウンドでは椅子を1つ減らし、最後の1人になるまで繰り返します
#最後の1人が勝者となります。
== ルール ==
*椅子の周りを走るのは禁止です。
*進まないのも禁止です。
*楽しんでゲームを行いましょう。
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[[Category:ゲーム]]
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